JPS627840A - 溶融めつき装置 - Google Patents

溶融めつき装置

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JPS627840A
JPS627840A JP14733585A JP14733585A JPS627840A JP S627840 A JPS627840 A JP S627840A JP 14733585 A JP14733585 A JP 14733585A JP 14733585 A JP14733585 A JP 14733585A JP S627840 A JPS627840 A JP S627840A
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wires
metal wire
plating
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gas
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JP14733585A
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Norimichi Yanagi
柳 謙達
Masao Yamada
雅夫 山田
Koichi Kitaura
北浦 幸一
Kozo Sakai
坂井 耕三
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Kobelco Wire Co Ltd
Original Assignee
Shinko Wire Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、溶融金属槽または溶融合金槽に金属線を連
続して浸漬させることにより、均一なめっき厚さを有す
るめっき線を製造する溶融めっき装置に関するものであ
る。
(従来技術) 従来、溶融めっき方法により金属線にめっきをitため
の装置として、第2図に示すような構成のものが知られ
ている。すなわち、めっき槽1の中に溶融金fi2を収
容しておくとともに、金属線9をシンカーロール41に
より溶融金属2中を通過させ、ついで?IFJ!!金属
2内において浮遊または固定しているめっきダイス4o
に金属線9を挿通させて矢印のように鉛直上方に向って
引出し、金属線9の表面に付着した溶融金属2を上記め
っきダイス40で絞って一定のめっき厚さにするように
している。
しかしながら、上記装置の場合、ダイス4oと金属線9
との断面積差が溶融金Jm2の供給量(付着めっき厚さ
)を制御する大きな因子であり、均一厚さのめっきを生
成させるためには、金属線9をダイス40の穴の中心を
通るように鉛直方向において位置決めする必要があるが
、上記断面積差は非常に微少なものであるために、実際
上そのような位置決め制御はほとんど不可能である。と
くにダイス40を溶融金属表面で浮遊させる場合には、
金属線9の微少な振動およびそれによって発生する溶融
金属2の振動または波立ち現象によってダイス40が揺
動するため、めっき皮膜に偏肉現象が発生することは避
けられない。また金属線9をダイス40に挿通する作業
も手間がかかるという問題がある。
上記溶融金属2の振動または波立ち現象は、金属線9の
走行に伴って発生する微少な振動によるものであること
、この金属線9の振動はシンカーロール41等の回転部
分により発生するものであること、および液面の振動は
このシンカーロール41の近傍の溶融金属2の振動が液
面まで影響を及ぼしていることが種々の研究の結果明ら
かとなった。
また一般には上記装置において、多数本の金属線9につ
いて同時にめっき作業を行うが、同じ線径、同じ線速度
で作業を行っていても個々の金属線9はわずかづつ張力
が異なっており、またわずかな線径の差等が、シンカー
ロール41に周速度の差となって影響を与えることにな
る。また従来は、このシンカーロール41として、1本
のローラに金属1j19の数だけ溝を形成さけたものを
使用しているが、金属線9がシンカーロール41に案内
される際、この周速度の差が金属線9の振動を発生させ
る原因であることもわかった。
(発明の目的) この発明は、このような従来の課題の解決のためになさ
れたものであり、上記のような種々の悪影響を及ぼす原
因を極力排除することによって、厚さが均一なめつき層
を有する溶融めっき線を製造することができる溶融めっ
き装置を提供するものである。
(発明の構成) この発明は、複数本の金属線を連続して溶融めっきする
装置において、個々の金i線の走行に合せて独立して回
転することが可能なように個別にシンカーロールを設け
、このシンカーロールの近傍から金属線の出口付近まで
溶融めつき槽中の金属線を個々に隔離する囲壁からなる
めっき浴振動防止部と、めっき浴の金属線の入口部およ
び出口部に不活性ガスまたは還元性ガスを供給するガス
シール部とを設けたものである。
上記構成によって、めっき浴中を引上げられる金i線を
個別に囲うことにより振動の影響を除去し、また金属線
がめっぎ浴中に出入りする部分での不純物の混入を防止
するようにしている。
(実施例) 第1図において、溶融めっき槽1中には溶融半田(めっ
き浴)2が貯留され、この溶融半田2中の所定の位置に
ガイドロール3およびシンカーロール4が配置されてい
る。そして図示しない金属線供給装置から金属線9をテ
ンション調整日−512およびガイドロール3を通して
シンカーロール4に導き、そこから鉛直上方に取出すよ
うにしている。ガイドロール3を配置したのは、金属線
供給装置からめっき装−置までの間で発生する金属線9
の微少振動がシンカーロール4に伝達されるのを防止す
るためである。金属Pi19が溶融半[JI 2中に入
る液面部分には保護部材8を配置し、保護部材8中の液
面にノズル80を通して窒素またはアルゴン等の不活性
ガスまたは還元性ガスを吹付けて液面が酸化しないよう
にし、これによって金属線9の表面に異物が付着するの
を防止するようにしている。
溶融半田2の表面(液面)には、酸化物が生成するのを
防止するために、酸化防止油22を溶融半田2の浴面全
体を覆うように浮かしている。一方、金属線9が浴面か
ら入る部分および浴面から出ていく部分にもこの酸化防
止油22が存在すると、それが金属線9に付着して浴中
に侵入したり、または溶融半田2中に混在したりするこ
とが起る。
このようになると、めっきされない部分が発生するとと
もに、溶融半田2中にも半田以外の不純物が蓄積するこ
とになり、これが均一なめつき層の生成を阻害する原因
になる。これを防止するために、上記金属線9の浴中へ
の侵入部分および浴面から出ていく部分で金属ls9の
周辺を不活性ガス、例えばアルゴンガスまたは窒素ガス
等でシールするようにしている。なお、不活性ガスの代
りに、例えばアンモニア分解ガス等の還元性ガスを使用
してもよい。上記ガスの圧力および流ωについては、と
くに精密な制御は必要なく、要は金f1線9が通過する
部分の溶融半田表面が酸化しないようにすればよい。し
たがって、ガス使用量を少なくしてランニングコストが
小さくなるようにすることが好ましく、そのためにはガ
ス放出口の面積、すなわち保護部材8中および囲壁5中
の液面の面積を金属線9.90と接触しない範囲ででき
るだけ狭くしておくことが望ましい。
上記シンカーロール4この上方には、シンカーロール4
を通過して上方に移動する金属線9を囲むように囲壁(
めっき浴掻動防止部)5が設けられ、この囲壁5の上端
部および下端部には隔壁6および60が設けられている
。そしてこの上下の隔壁6.60の穴を通してめっきが
付着した金属線90が上昇するようにしている。この下
部の隔壁60は、シンカーロール4の回転によりその周
囲の溶融半田2の振動が囲壁5内の溶融金属20に伝達
されないようにする作用を果している。囲壁5の一部に
はノズル80が形成され、ここを通して不活性ガスが供
給され、上部の隔壁6の穴から排出されるようにして、
囲壁5内の溶融半田20の液面の酸化を防止するように
している。
なお、図面では1本の金属粉9についてのみ示している
が、紙面に直角方向に複数本の金属線9が配置され、そ
のそれぞれについて図示の構成となっている。そして囲
壁5は各金B翰9を囲むように(各金属線9を互いに遮
断するように)筒形に形成され、金属線9の移動による
振動等が他の金属線9に及ばないようにしている。また
ガイドロール3およびシンカーロール4は各金属線9に
対して互いに独立に回転するようにしている。
上記囲壁5の上方には無接触変位センサー10を設け、
コントローラ11を介してテンション調整ローラ12を
作動させるようにしている。
上記装置においては、シンカーロール4の回転による波
動、振動は溶融半田2中を伝播するが、囲壁5中の溶融
半田20には囲壁5および隔壁60に阻止されて伝播し
ない。またガイドロール3およびシンカーロール4は各
金属19ごとに独立しているために、シンカーロール4
から上昇する金属19は他の金属線9からの振動の影響
を受けず、囲壁5中を静かに上昇し、このため金属線9
0には均一厚さにめっきが付着される。なお、金属線9
0に何らかの原因で振動が発生した場合には、その振動
は無接触変位センサー10によって検出され、コントロ
ーラ10を介してテンション調整ローラ12を作動させ
ることによってこの振動を消滅させるようにしている。
実施例−1 上記実施例の装置を使用し、直径0.5IIIIDの銅
線の表面に鉛37%、錫63%の合金の溶融めっきを施
した金属線90を製造し、偏肉率を測定した。偏肉率の
測定は、断面めっき厚さを光学顕微鏡により測定し、最
大めっき厚さ二丁、最小めっき厚さ:tとし、 (T−t )/Tx 100%として計算した。
比較材として従来装置で製造した半田めっき銅線と比較
した結果、従来例の試料(3個)は偏肉率(%)がそれ
ぞれ65,70.75であるのに対し、この発明の試料
(3個)は25.27.22であった。このようにこの
発明によれば、従来例のものに比べてめっき厚さはその
偏肉率が小さく、非常に均一であることがわかる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明は溶融めっき装置にめっ
き浴振動防止部を設けるとともに、めっき浴への金E!
線の入口部および出口部に液面上を中性もしくは還元性
雰囲気に保つためのガスシール部を設けることにより、
振動の影響を受けることなくめっきが行われるようにし
たものであり、厚さが均一なめっき層を有する溶融めっ
き線を製造することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す説明図、第2図は従来
の装置の説明図である。 1・・・溶融めっき槽、2・・・溶融半田、3・・・ガ
イドロール、4・・・シンカーロール、5・・・囲壁、
8・・・保護部材、9,90・・・金属線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、複数本の金属線を連続して溶融めっきする装置にお
    いて、個々の金属線の走行に合せて独立して回転するこ
    とが可能なように個別にシンカーロールを設け、このシ
    ンカーロールの近傍から金属線の出口付近まで溶融めっ
    き槽中の金属線を個々に隔離する囲壁からなるめっき浴
    振動防止部と、めっき浴の金属線の入口部および出口部
    に不活性ガスまたは還元性ガスを供給するガスシール部
    とを設けたことを特徴とする溶融めっき装置。
JP14733585A 1985-07-03 1985-07-03 溶融めつき装置 Granted JPS627840A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14733585A JPS627840A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 溶融めつき装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP14733585A JPS627840A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 溶融めつき装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS627840A true JPS627840A (ja) 1987-01-14
JPH0532466B2 JPH0532466B2 (ja) 1993-05-17

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ID=15427848

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JP14733585A Granted JPS627840A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 溶融めつき装置

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JP (1) JPS627840A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02129355A (ja) * 1988-11-08 1990-05-17 Furukawa Electric Co Ltd:The 線材の溶融メッキ方法
US5881441A (en) * 1993-06-08 1999-03-16 Mannesmann Aktiengesellschaft Device for making semi-finished products
JP2009256696A (ja) * 2008-04-11 2009-11-05 Nippon Steel Corp すべり軸受機構
US11018270B2 (en) * 2018-03-08 2021-05-25 Lg Electronics Inc. Flux coating device and method for solar cell panel, and apparatus for attaching interconnector of solar cell panel

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US11018270B2 (en) * 2018-03-08 2021-05-25 Lg Electronics Inc. Flux coating device and method for solar cell panel, and apparatus for attaching interconnector of solar cell panel

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JPH0532466B2 (ja) 1993-05-17

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