JPS6278409A - 内燃機関用バルブシ−ト - Google Patents
内燃機関用バルブシ−トInfo
- Publication number
- JPS6278409A JPS6278409A JP21949285A JP21949285A JPS6278409A JP S6278409 A JPS6278409 A JP S6278409A JP 21949285 A JP21949285 A JP 21949285A JP 21949285 A JP21949285 A JP 21949285A JP S6278409 A JPS6278409 A JP S6278409A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve seat
- ring member
- cylinder head
- cooling water
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は内燃機関用シリンダーヘッドの燃焼室吸排気バ
ルブシートに関する。
ルブシートに関する。
〔従来の技術及び解決しようとする問題点〕内燃機関用
のシリンダーヘッドには燃焼室側に吸排気バルブが設け
られており、このバルブが閉じたときにバルブの放熱作
用とシリンダー内の気密性を保つために、シリンダー側
にバルブシート(弁座)が設けられている。
のシリンダーヘッドには燃焼室側に吸排気バルブが設け
られており、このバルブが閉じたときにバルブの放熱作
用とシリンダー内の気密性を保つために、シリンダー側
にバルブシート(弁座)が設けられている。
このバルブシート部は、その機能上、耐熱耐摩耗性が要
求される部位であるため、従来より、バルブシート部に
耐熱耐摩耗性の優れた材料からなる部材を嵌合させてい
る。また、このバルブシート部はエンジン性能の向上の
ために冷却性能の向上が望まれる部位でもあるので、例
えば、実開昭5−’9−141109号のように、シリ
ンダーヘッドのバルブシート部に段部を複数箇所形成し
、ここにバルブシートを装着して冷却水室を内股する構
造も考案されている。
求される部位であるため、従来より、バルブシート部に
耐熱耐摩耗性の優れた材料からなる部材を嵌合させてい
る。また、このバルブシート部はエンジン性能の向上の
ために冷却性能の向上が望まれる部位でもあるので、例
えば、実開昭5−’9−141109号のように、シリ
ンダーヘッドのバルブシート部に段部を複数箇所形成し
、ここにバルブシートを装着して冷却水室を内股する構
造も考案されている。
しかし乍ら、上記構造のタイプのバルブシー1〜の場合
、シールリングを使用して冷却水室とのシール性を確保
せんとするものであるが、シールリング材の劣化等によ
り密封性能が完全に確保でき難いという欠点があり、特
にその安全性と耐久性が厳格に要求される自動車等のエ
ンジンに適用し実用化を図るうえで、問題があった。
、シールリングを使用して冷却水室とのシール性を確保
せんとするものであるが、シールリング材の劣化等によ
り密封性能が完全に確保でき難いという欠点があり、特
にその安全性と耐久性が厳格に要求される自動車等のエ
ンジンに適用し実用化を図るうえで、問題があった。
本発明は、上記従来技術の欠点を解消し、冷却性能に優
れ、かつ、耐久性にも優れた内燃機関用バルブシートを
提供し、以ってエンジン性能と安全性の向上を図ること
を目的とするものである。
れ、かつ、耐久性にも優れた内燃機関用バルブシートを
提供し、以ってエンジン性能と安全性の向上を図ること
を目的とするものである。
上記目的を達成するための本発明の内燃機関用シリンダ
ーヘッドの燃焼室吸排気バルブシートは、シリンターヘ
ッドの燃焼室側のバルブシート族りに形成した溝にリン
グ部材を嵌合して、該)tこの弊底部に冷却水室を設け
るとともに、該シリンダーヘッドとリング部材との嵌合
端が溶接層によってシールされ、かつ該溶接層の少なく
とも一方が耐熱耐摩耗性金属材料の肉盛溶接層であり、
該肉盛溶接層がバルブとの当接部を形成していることを
特徴とするものである。
ーヘッドの燃焼室吸排気バルブシートは、シリンターヘ
ッドの燃焼室側のバルブシート族りに形成した溝にリン
グ部材を嵌合して、該)tこの弊底部に冷却水室を設け
るとともに、該シリンダーヘッドとリング部材との嵌合
端が溶接層によってシールされ、かつ該溶接層の少なく
とも一方が耐熱耐摩耗性金属材料の肉盛溶接層であり、
該肉盛溶接層がバルブとの当接部を形成していることを
特徴とするものである。
本発明においては、前述のとおり、シリンダーヘッドと
リング部材との嵌合によって冷却室を形成し、そのシー
ルを溶接によって確保しているため、冷却水室を燃焼室
側に接近して設けることができ、したがって冷却効率を
上げることができる。
リング部材との嵌合によって冷却室を形成し、そのシー
ルを溶接によって確保しているため、冷却水室を燃焼室
側に接近して設けることができ、したがって冷却効率を
上げることができる。
さらに、本発明においては、バルブとの当接部が、シリ
ンダーヘッドとリング部材とのシールを兼ねる耐摩耗性
材料の肉盛溶接層によって形成されているため、従来の
ように新たに耐熱耐摩耗性部材を打ち込む必要はなく、
かつ該耐熱耐摩耗性部材が抜は落ちるなどのおそれは全
くない。
ンダーヘッドとリング部材とのシールを兼ねる耐摩耗性
材料の肉盛溶接層によって形成されているため、従来の
ように新たに耐熱耐摩耗性部材を打ち込む必要はなく、
かつ該耐熱耐摩耗性部材が抜は落ちるなどのおそれは全
くない。
他の本発明の大きな作用効果は、リング部材としてシリ
ンダーヘッドと溶接可能な通常の金属材料を使用し、バ
ルブシー1−のバルブとの当接部にのみ耐摩耗性材料を
使用するため、バルブシート全体の材料費を低く抑える
ことができることである。
ンダーヘッドと溶接可能な通常の金属材料を使用し、バ
ルブシー1−のバルブとの当接部にのみ耐摩耗性材料を
使用するため、バルブシート全体の材料費を低く抑える
ことができることである。
以下に本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例を示す図であり、図中、1は
シリンダーヘッド、9は吸気或いは排気用バルブである
。
シリンダーヘッド、9は吸気或いは排気用バルブである
。
シリンダーヘッド1の燃焼室側12のバルブシート族り
には溝11が形成され、この溝11にリング部材2が嵌
入により取付けられである。但し。
には溝11が形成され、この溝11にリング部材2が嵌
入により取付けられである。但し。
リンク部材2は、燃焼室側12と反対側に切り欠き部を
有し、この切り欠き部と溝11の略底部との間に環状の
冷却水室7が形成されている。この冷却水室7は、シリ
ンダーヘッド1に設けたきり六6a、6bを介して冷却
水ジャケット5に連通されており、冷却水ジャケット5
からきり穴6aを介して冷却水が冷却水室7に供給され
、同じくきり穴6bを介して冷却水ジャケット5に排出
されるように構成されている。
有し、この切り欠き部と溝11の略底部との間に環状の
冷却水室7が形成されている。この冷却水室7は、シリ
ンダーヘッド1に設けたきり六6a、6bを介して冷却
水ジャケット5に連通されており、冷却水ジャケット5
からきり穴6aを介して冷却水が冷却水室7に供給され
、同じくきり穴6bを介して冷却水ジャケット5に排出
されるように構成されている。
シリンダーヘッドおよびリング部は互いに溶接可能な金
属材からなり、リンク部材2のバルブとの当接部にのみ
耐摩耗性材料が配備されている。
属材からなり、リンク部材2のバルブとの当接部にのみ
耐摩耗性材料が配備されている。
また、前記冷却水室7の燃焼室側のシール性は。
リング部材とシリンダーヘッドとの嵌合端を溶接により
溶接した溶接部3.4により確保される。
溶接した溶接部3.4により確保される。
すなわち、一方の嵌合端の溶接部4は、第2図及び第3
図に示すように、リング部材2の一端に切り欠きを設け
、このリンク部材2をシリンダーヘッド1の溝11に嵌
合することによって開先溝8を形成し、この溝8にバル
ブシート材を用いて肉盛溶接する。このバルブシート材
としてはシール性と耐摩耗性の優れた材料(例、ニッケ
ル基台金)を用い、敢えて優れた耐熱性をも具備した効
果な材料を選択する必要はない。肉盛溶接法としてはM
IG肉盛り、TIG肉盛り或いはガス肉盛りなどの適宜
の溶接法を採用することができる。
図に示すように、リング部材2の一端に切り欠きを設け
、このリンク部材2をシリンダーヘッド1の溝11に嵌
合することによって開先溝8を形成し、この溝8にバル
ブシート材を用いて肉盛溶接する。このバルブシート材
としてはシール性と耐摩耗性の優れた材料(例、ニッケ
ル基台金)を用い、敢えて優れた耐熱性をも具備した効
果な材料を選択する必要はない。肉盛溶接法としてはM
IG肉盛り、TIG肉盛り或いはガス肉盛りなどの適宜
の溶接法を採用することができる。
この溶接部4はバルブ9が閉じたときにシリンダー内と
の気密性を確保すべき部位であるので、肉盛材としてシ
ール性にも優れた材料を使用すれば、冷却水室7とのシ
ール性と共に気密性を確保することができる。
の気密性を確保すべき部位であるので、肉盛材としてシ
ール性にも優れた材料を使用すれば、冷却水室7とのシ
ール性と共に気密性を確保することができる。
また、他方の溶接部3は、冷却水室7とのシール性を確
保できればよいので、敢えて開先溝で形成して肉盛溶接
を行う必要はなく、第2図に示すように、電子ビーム1
3を利用した電子ビーム溶接法を一例とする適宜の突き
合せ溶接法によってシールを溶接することができる。
保できればよいので、敢えて開先溝で形成して肉盛溶接
を行う必要はなく、第2図に示すように、電子ビーム1
3を利用した電子ビーム溶接法を一例とする適宜の突き
合せ溶接法によってシールを溶接することができる。
以上詳述したように、本発明によれば、バルブシート部
の冷却性能が大部に向上できるので、ノッキング等を防
止でき、エンジンの性能の向上が可能となり、また、バ
ルブシート部材料として耐熱性の要求値を下げることが
できるので、耐摩耗性のみの優れた安価な材料を使用で
きる。更には、バルブシート部に冷却水室が設置される
構造において溶接により密封するので、シール性が向上
でき、安全性を向上することができる。
の冷却性能が大部に向上できるので、ノッキング等を防
止でき、エンジンの性能の向上が可能となり、また、バ
ルブシート部材料として耐熱性の要求値を下げることが
できるので、耐摩耗性のみの優れた安価な材料を使用で
きる。更には、バルブシート部に冷却水室が設置される
構造において溶接により密封するので、シール性が向上
でき、安全性を向上することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図(a)
、(b)及び第3図(a)、 (b)は各々溶接前の継
手構造と溶接法を説明する一部断面図である。 1・・・シリンダヘッド、2・・・リング部材、3・・
・突き合せ溶接部、4・・・肉盛り溶接部、5・・・冷
却水ジャケット、 6a、6b・・・きり穴、7・・・
冷却水室、8・・・開先溝、9・・・バルブ、10・・
・合せ面、11・・・溝、12・・燃焼室側、13・・
・電子ビーム。
、(b)及び第3図(a)、 (b)は各々溶接前の継
手構造と溶接法を説明する一部断面図である。 1・・・シリンダヘッド、2・・・リング部材、3・・
・突き合せ溶接部、4・・・肉盛り溶接部、5・・・冷
却水ジャケット、 6a、6b・・・きり穴、7・・・
冷却水室、8・・・開先溝、9・・・バルブ、10・・
・合せ面、11・・・溝、12・・燃焼室側、13・・
・電子ビーム。
Claims (1)
- 内燃機関用シリンダーヘッドの燃焼室吸排気バルブシー
トにおいて、該シリンダーヘッドの燃焼室側のバルブシ
ート周りに形成した溝にリング部材を嵌合して、該溝の
略底部に冷却水室を設けるとともに、該シリンダーヘッ
ドとリング部材との嵌合端が溶接層によってシールされ
、かつ該溶接層の少なくとも一方が耐摩耗性金属材料の
肉盛溶接層であり、該肉盛溶接層がバルブとの当接部を
形成していることを特徴とする内燃機関用バルブシート
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21949285A JPS6278409A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 内燃機関用バルブシ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21949285A JPS6278409A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 内燃機関用バルブシ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6278409A true JPS6278409A (ja) | 1987-04-10 |
Family
ID=16736294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21949285A Pending JPS6278409A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 内燃機関用バルブシ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6278409A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5442522A (en) * | 1977-08-20 | 1979-04-04 | Maschf Augsburg Nuernberg Ag | Valve apparatus |
-
1985
- 1985-10-02 JP JP21949285A patent/JPS6278409A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5442522A (en) * | 1977-08-20 | 1979-04-04 | Maschf Augsburg Nuernberg Ag | Valve apparatus |
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