JPS627827A - ボ−ル弁 - Google Patents

ボ−ル弁

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Publication number
JPS627827A
JPS627827A JP14577185A JP14577185A JPS627827A JP S627827 A JPS627827 A JP S627827A JP 14577185 A JP14577185 A JP 14577185A JP 14577185 A JP14577185 A JP 14577185A JP S627827 A JPS627827 A JP S627827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
valve
ball valve
valve seat
wear
Prior art date
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Pending
Application number
JP14577185A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsue Sakata
坂田 辰栄
Fumio Kiyota
清田 文夫
Tatsuo Fujita
藤田 達生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riken Corp
Original Assignee
Riken Corp
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Publication date
Application filed by Riken Corp filed Critical Riken Corp
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Publication of JPS627827A publication Critical patent/JPS627827A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、スプリングの附勢力を受けたポールを流体圧
によシ開閉させるボール弁に関し、特に詳述すれば、ゴ
ール及び弁座の摩耗を最小とさせるボール弁に利用され
る。
(従来技術とその問題点) 自動車のオートマチックトランスミッションや制動用の
油圧回路には、油圧の供給、遮断のために一方向弁とし
ての機能を有するボール弁が多用される。従来のボール
弁は、鋼製(S8C〜5IOC)又は合成樹脂製のボー
ルと、弁孔を有する軟鋼層の弁座とを組合せた構成を有
す。
このため、質量の大きい鋼製R−ルは、ポールに油圧が
作用すると、ボールに作用するスプリングの附勢力の反
発をうけて、ボールが弁座の弁孔に一種の振動を伴う形
で接触し、弁孔を過大摩耗させ油圧もれが生じ、油圧制
御が不可能となる。一方、合成樹脂製のゴールを用いる
と、弁孔部分の摩耗よシ先きに?−ル自身の摩耗が  
  □進行し、同様に油もれが生じる。
(本発明の技術的課題) 本発明は、質量が軽く、シかも、硬く、加えて、組織上
均一で且つ減衰能が大きい材料でポールを作ることによ
シ、従来の不具合を解消させることを解決すべき技術的
課題とする。
(本発明の技術的手段) 本発明は、前記課題を解決するために、5t=10〜2
5 f6、Cu=2−5%、Mg=0.1−3%、残部
が実質的にMよシなシ、基地中に分散する3粒や金属間
化合物の大きさが10μ以下であって且つ硬さがHRB
 70以上の材料(M合金製)Kよってゴールを作る技
術的手段を採用する。
該手段の採用は、ボールの耐摩耗性を維持すると共に、
弁座の摩耗を最小とさせる。
(実施例) ボール弁のポールを1.!=10−25%、Cu=2−
5%、Mg=0.1−3%、残部が実質的にMよシなシ
、基地中に分散する84粒や金属間化合物の大きさが1
0μ以下であって且つ硬さがHRB70以下のM合金材
よシ作る。
stは10%以下ではポールの耐摩耗性が不充分である
為、また25%以上を超えても耐摩耗性への効果は飽和
してしまい逆に、製造時高い溶解温度を必要としまた押
し出し性を害するので10〜25チとするが、より好適
範囲は14〜20%である。Cuは時効硬化によって基
地の強度、硬さを上昇させて?−ルの強度と研削性を容
易とする目的で含有させるものであ、り2ts未満では
時効硬化性が不足であシ他方5チを超えても効果が上昇
しない。吟もCu同様な目的で含有させるが0.1%未
満では、時効硬化が不充分であル、他方3%を超えても
効果は飽和してしまう。尚この他に遷移元素の内Fa、
N1%血、Crの群よシ選ばれた、1種もしくは2糧以
上を併せて2〜7%含有させることができるが、こ  
  ′れらは基地中に微細な金属間化合物として分散し
、強度、硬度を高めて耐摩耗性を向上させる作用をする
。上記の遷移金属元素はいずれも2チ以下では、効果が
少なく他方7tsを越えると押し出し加工性が著しく低
下するためこの範囲とした。次に組織を限定した理由に
ついて記述する。3粒及び金属間化合物の大きさが10
μ以上ではぜ一ルの運動によって相手材に衝撃的に接す
る時に欠けや表面クラックを発生するため10μ以下と
する。よシ好適な平均粒径は5μ以下である。上記の化
学組成を有する〃合金を通常の金型鋳造等で製造した場
合&粒は数十μの大きさになってしまい、又、Fe、 
Ni、 Cu 。
&等を含む金属間化合物は針状又は塊状の大きな晶出物
となってしまい材料を著しく脆化させる。この様な組織
を有する1合金はチェックゴールとして使用する場合は
、ボール表面のタタカレによって欠けやハクリを生ずる
ため本実施例においては上記組成の溶物をアトマイズ法
によって急冷凝固させた粉末とし、次にその粉末を静水
圧ブレスによってビレットに成形固化させた後熱間押し
出し加工を行なって空孔のない丸棒を作る。この様にし
て得られた材料は粉末製造時の急冷凝固及び押し出し時
のメタルスローによって、3粒及び金属間化合物は平均
粒径で10μ以下の微細なものとなる。硬度をHRB7
0以上としたのはHHB 70以下では硬度不十分で使
用時に衝撃的接触によって表面に凹部を形成しやすいこ
との他に?−ルを研摩加工する際に研摩キズを生成しや
すいと言った製造上の問題を引き起こす、従って本実施
例では、硬度を前述の如く限定する。
尚、ボールの製造は押し出しによシ細径の丸棒とした後
劫断じ鍛造又は切削加工釦よって、ゴールに近い形状と
した後、通常の鋼製ゴールと同様研摩によって最終形状
に仕上げる。又、弁座をC−0,4%以下の鋼製板とし
た理由は、油再制御用構成部品として用いる場合、鋼製
板に油圧回路の穴加工をプレス機で行なうが鋼製板のC
量が多いと硬く打ちぬき加工が困難となシ穴の加工精度
が上がらぬ、あるいは、鋼製板にゆがみを生じ油圧回路
に用いるに拡シール性を欠き非常に具合が悪いととKよ
る。
(実施例) 〃合金溶物を上吹き法のエヤーアトマイズ(冷却速度1
0〜10 ℃/5ee)によって粉末化した後冷間静水
圧プレスによってピレットヲ作、!l)、400℃で押
し出し比25〜35にて熱間押出を行い丸棒とした後、
切削加工によシ研摩代O13〜0.5 mをつけたボー
ルに近い素材を作シ、Tb処理した後研摩によって6.
35/rIL径のボールを製作した。尚比較のために1
2&−3,5Cu −0,5Mg−残〃それと17st
−3,5Cu−0,,5MI−残〃の連続鋳造ビレット
を同様に熱間押し出ししてTb処理後上記同様ボールを
作った。
表IK実施評価したゴールの内容について示す。
上記表中にかかげた油圧制御用ボール材9種類を第1図
に示すテスト装置で20万サイクル′耐久テストを実施
し、従来材(鋼製ボール、ポリイミドペスペル材及び平
均&粒径12μと46μの押し出し材)を含め4材を比
較した。
比較テストに用いた条件を表2に示す。
またテスト装置の構成を説明する第1横断面図の中の1
は6.3 ml、φのチェックボール、2はバックアッ
プスプリング、3はS 10 C@製[,4i;l圧シ
ール・母ツキン、5は油圧配管を取シつける治具板、6
はボールとバックアップスプリングを装着するADC−
12製?デーである。Tはオイル槽、8はオイルポンプ
、9は?’lll!圧コントロールバルブ、10は油圧
計、11は洩れ排出管である。洩れはこの排出管11を
オイル槽7に自然にもどる様にする。油圧の4秒サイク
ル変化は図示しないタイマーと電磁弁とを連動して行な
った。この装置を利用して222時間(20万サイクル
)耐久テストで得られた結果を第2図に示す。第2図に
はボールの時間又はサイタル数と共に推移する摩耗変化
とそれと組合せて用いた5IOC軟鋼製材の穴摩耗変化
を同時に示す。この図中に比較として同一条件でテスト
した表1中に示すA、1%M1Dポール材のテスト結果
が併記しである。第2図の結果をみると、従来の鋼製ボ
ールは、HRc59と非常に硬いため自身の摩耗はほと
んどないが逆に5IOC鋼板の穴摩耗は大きい、初めに
述べた様に質量の大きい鋼製ボールは、油圧とバネによ
る反発衝撃で5IOC鋼板穴をタタキ変形摩耗させてい
る。またD材(ポリイミドベスペル材)は熱硬化型樹脂
で油温120°の条件下でも軟化することはないが、8
10C板の穴摩耗発生と自身の摩耗もひどく耐久性に欠
ける。また基地中のSt粒子を各発明材に比べ大きくし
たA、R材は質量的に本発明材と同じであるが油圧とバ
ネの反発作用で軟かいμ地が先に摩耗し硬い8粒子が浮
き出し、カケ、あるいは脱落を繰返しつつ軟鋼板及び自
身の摩耗が増す原因となった。それでも3粒12μの人
材は8粒24μのR材に比べ8粒が小さいために摩耗相
関性はやや良好である。本発明材において1.2.3.
4.5材とも自身の摩耗において大差なく、基地中の8
粒子、硬さ及び金属間化合物を作るFa 、 Cr %
 kh 、均の適度な添加量に関しては相手材515C
製軟鋼板穴摩耗への影響はほとんどない傾向にある。従
って本発明材製?−ルを油圧制御回路に用いるに当シ工
業上のメリットは非常に大きいことが判る。
(効果) 本発明によれば、ボール弁のゴールの材質をM合金材と
することによシ、?−ル自身及び弁座の摩耗を減少させ
、ボール弁の耐久性を向上させることができる。さらに
、ボール弁自身の構造を変更させないのでボール弁の組
立工程の変更を必要とせず、本発明のボール弁への適用
はきわめて容易である。又、既在のボール弁に対し、ゾ
ールを代えることで本発明を適用できるので、本発明の
応用範囲は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に拘るボール弁の実験機の断面図、第2
図は本発明と比較例との実験結果を示すグラフ図である
。 図中=1・・・?−ル、2・・・スプリング、3・・・
弁座用プレート、8・・・オイルポンプ、10・・・油
圧計。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼製の弁座に、スプリングの附勢力を受けたボー
    ルを着座させるボール弁において、前記ボールがSi=
    10〜25%、Cu=2−5%、Mg=0.1〜3%、
    残部が実質的にAlよりなり、基地中に分散するSi粒
    や金属間化合物の大きさが10μ以下であつて且つ硬さ
    がH_RB70以上である材料よりなることを特徴とす
    るボール弁。
  2. (2)前記ボールの材料が、Fe、Cr、Mn、Niの
    群より選ばれた元素を1個又はそれらの組合を2−7%
    含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項の記載
    のボール弁。
  3. (3)前記鋼製の弁座がC=0.4%以下の軟鋼製プレ
    ートよりなることを特徴とする特許請求の範囲第1項の
    記載のボール弁。
JP14577185A 1985-07-04 1985-07-04 ボ−ル弁 Pending JPS627827A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6328841A (ja) * 1986-07-21 1988-02-06 Toyo Alum Kk アルミニウム合金材料及び摺動部材の製造方法
JPS6342344A (ja) * 1986-08-06 1988-02-23 Honda Motor Co Ltd 高温強度特性に優れた粉末冶金用Al合金
JPS63183148A (ja) * 1987-01-23 1988-07-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 耐摩耗性Al−Si−Mn系焼結合金
JPS63192838A (ja) * 1987-02-04 1988-08-10 Showa Denko Kk 耐クリ−プ特性に優れたアルミニウム合金粉末成形体
JPH01132734A (ja) * 1987-02-10 1989-05-25 Sumitomo Light Metal Ind Ltd ベ−ン材用アルミニウム合金

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JPS63192838A (ja) * 1987-02-04 1988-08-10 Showa Denko Kk 耐クリ−プ特性に優れたアルミニウム合金粉末成形体
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