JPS6277827A - 電力系統安定化方式 - Google Patents

電力系統安定化方式

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JPS6277827A
JPS6277827A JP60216717A JP21671785A JPS6277827A JP S6277827 A JPS6277827 A JP S6277827A JP 60216717 A JP60216717 A JP 60216717A JP 21671785 A JP21671785 A JP 21671785A JP S6277827 A JPS6277827 A JP S6277827A
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JP
Japan
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generator
phase angle
generators
power system
angle difference
Prior art date
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Pending
Application number
JP60216717A
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English (en)
Inventor
好文 大浦
松沢 邦夫
大塚 均
和也 小俣
正弘 佐藤
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Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は電力系統に擾乱、例えば地絡事故が発生して、
これにより発電機が動揺した場合、その動揺を監視し更
に短時間将来の動揺を予測することにより、発電機の脱
調を早期に検出し嘩期電制を実施して系統を安定化する
電力系統安定化方式に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来から、電力系統に発生した事故により、系統が脱調
に至るのを防止する手段として、送電線や変圧器の両端
の電圧の位相角を監視し、両端の位相角差が電気角にし
て例えば180 度忘上になった場合に税調と判定し、
その送電線や変圧器の両端のしゃ断器を開放する税調分
離リレーがある。
しかし乍らこのような手段においては、脱調を判定した
時点において既に他の発電機との相対位相角差が180
 度忘上に々っていることが多く、系統電圧が低下して
税調が他の発電機に波及したり、負荷が脱落してしまう
恐れがある。
〔発明の目的] 本発明は上記のような事情に鑑みて成されたもので、そ
の目的は他の発電機への脱調波及、系統電圧低下に伴う
負荷脱落等を防止して系統の安定化を図ることが可能な
電力系統安定化方式を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために本発明では、複数台の発電機
が並列運転する電力系統の事故発生時、前記各発電機か
ら得られる角速度および位相角を基に過去複数点の角速
度または位相角を用いて、将来時点における前記各発電
機間の相対位相角差およびその2次導関数値を演算し、
どの相対位相角差および2次導関数値を夫々脱調判定値
と比較してその大小関係から実際に脱調に至る前に脱調
する発電機を予測検出し、当該脱調発電機を電力系統か
ら速やかに解列することを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図面に示す一実施例について説明する。
第1図は、本発明による電力系統安定化方式のシステム
構成を示すものである。本システムは、電力系統の各電
圧Vおよぶ電流Iを計測する計測部7a、1bと、発゛
纜機GA、GBの端子電圧Vと電流Iを発電機GA 、
 GBの税調判定を行なう脱調判定部3とこの脱調判定
部3の指令により該当発電機をしゃ断するしゃ断部4と
、伝送係5とから構成している。
次に、本発明の電力系統安定化方式について述べる。
まず定常運用時には、需給状態に応じて5〜10分程度
の周期で、各発電機GA 、 OBの電気的出力Poを
脱調判定部3に伝送する。ディジタルコンピュータ等演
算処理装置で構成された税調判定部3では、後述する方
法により各発電機GA、GBの初期位相格差を算出する
一方事故が発生して電力の落ち込みがあると、計測部1
a、1bは10’ 〜20 m5ec程度の短い周期で
発電機のGA、GBの端子電圧Vおよび電流工を測定し
、電力変換部2A、2bにより発′電機GA、GBの電
気的出力p(ioを算出して、脱調判定部3へ伝送する
税調判定部3においては、各発電機OA、GBの計測値
M、Po、P(へ)を用いて角速度ωおよび位相角δを
演算し、更に過去数点の計測したω。
δの変動状況から200〜300m5e時点における各
発電機OA 、 08間の相対位相角差の変動を予測す
る。つぎに、この各発電機GA 、 08間の相対位相
角差の変動を用いて、第2図に示す発電機lのように他
の発電機群から位相角差が拡大する傾向を示し、かつ例
えば予め設定した脱調判定値以上になれば脱調と判定す
る。そして最終的に、しゃ断部4においては上記で脱調
と判定した発電機lを即刻しゃ断して系統から解列する
以下、かかる安定化方式について詳細に説明する。
一般に、電力系統に三相短絡事故等が発生した場合には
発電機は動揺するが、各発電機間の相対位相角差がある
幅に有り拡大しないならば過度的に安定、す々わち発′
礪機は同期を保ってお番)第3図(a)がその例である
。一方、第3図(blのように他の発電機群と相対位相
角差が単調に発散する発電機があれば、その発電機は他
の発電機群と同期を保てず脱調する。それ故、各発電機
間の相対位相角差の変動を予測し、実際に税調に至る前
にそれを検出して、早期電制を実施することが有効な対
策となる。
まず、本発明の基本となる各発電機の角速度および位相
角、を、慣性定数M、事故発生前の発電機の電気的出力
Po、および事故発生後サンプリングして得られた発電
機の電気的出力P(6)を用いて算出する方法を述べる
。いま、サンプリング間隔Δtが1ON210N2Oと
微妙の場合、その間′電気的出力P(6)はほぼ一定と
扱うことができる。一方、過渡安定度問題を対策とする
事故後1〜2秒間の発電機への機械的入力は殆んど変化
しないので、一定として扱うことができる。即ち、発電
機への機械的入力はル故前の発電機の′眠気的出力PO
と一致すると考えられる。
したがって、運1助方程式から各発電機のΔt(サンプ
リング間隔)間の角速度の増加分は、Po−P(Kl Δω=−M   ・Δt ・・・・・・・・凹■・・曲
・・・tl)となる。この時、サンプリンゲ時点の角速
度ばωに=ωに刊+Δω・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・+2+とな
る。同様にして位相角は、 δえ一舷−1+ m  Δt −18,−0,−0−t
3)で求められる。但し、初期位相角δ0は事故前の電
圧測定値から次の様に求める。すなわち、ある位相の基
準と々る母線電圧を定め1.各発電機の端子電圧を計測
し、第4図のように基準とした母線電圧との位相差を求
めθaとする。各発電機については、端子電圧Vと端子
電流I、それにf軸同朋すアクタンスXf とから第5
図に示したベクトル図が得られるので、各発電機の初期
位相角δOは次式の様になる。
δO=θa+δa・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)し
たがって、各サンプルごとに以上の演算を行なうことK
より、各発電機についてサンプリングごとに下表の様な
角速度ω、位相角δが得られる。
〔サンプリング点とm速度ω、位相角δの関係表〕次に
、将来時点の各発電機の角速度ω、位相角δの求め方を
述べる。
いま、サンプリング時点を各々tK−2、tK−1。
1)(そして将来の角速度ωを予測する時点をT ==
 t K+ΔT とすると、T時点の角速度ωTは3点
つまりωに−2,ωに−1・ωKを通る曲線上にあるも
のとして、 ωT=ωに−2+a(T  t2) + b(T−t2
 )(T−tl )・・・・・・・・・・・(5,1) ここで、 a=  (′に−1−1−・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・ (5,2)tK−11に−2 ・  0に一″に−・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・ (5,3)= 
 tK −tK−1 b=□  ・・・・・・・・・・・・・・ (5,4)
tK −tK−2 で求められる。ここで、(5,1)式は発電機が大きな
慣性を有するので、200〜3QQmsec  の短時
間には角速度ωは滑らかに親化する性質を利用している
したがって、将来時点Tでの各発電機の位相角δの値は
(5)式から、 δT = f  ω、pdt+δK ・・・・・・・・
・・・・・・・・(6)tK として求められる。すなわち、 δT=δに+ωに−2(tT −tK)+a(4−(t
2T−t:) −1K1(”T  ’K)) + b〔
% 03rt、J=+(’に一1半tK−2)(’ T
  ’ K ) + ’ K 1 +’ K −9(t
T−1K)〕・・・・・(7) となる。
一方、上記(5,1)式と同(条に将来時点′rでの各
発・イ)幾の位…角δの値を、δに−2,δに−1,δ
Kから直接求めることもできる。
δT=δに一2+at’r−1K−2)+b(T−tK
−2)(T 4に−1)・・・・・・・・・・・・(s
、i”+ここで、 次に、これらの将来時点Tにおける位相角の変動を用い
て、脱調すると予測される発電機の検出方法の一例につ
いて述べる。
まず、相対位相角差Δδを演算するための7.4準とな
る発″這機を選択する。一般に、相対位相角差の鋸rI
2↓となる発′屯機は、容計の最も太き今発電機を選択
することが妥当である。以下では、説明の筒中化のため
、?y、1番目の発4F餌全111対位(目f自差の裁
i1gとする。
いま、将来時点Tにおける第1番目の基鵡発′転機と他
の発′硫(幾との相対位相角差Δδは、(7)式から次
のように演算される。
Δδ(1tI):(δK(1+−δKti+) + (
ωに一2fl+−ωに−2+i!(t T−+ K)+
(’tn ati)(4(t2−t2)−tK−+(t
′r−1x))K +(b+n−bti)C4(tニーtQl−4(tK−
1+tK−z)+ ’に−t−tK−2(1T−tK)
) (1=2 、3 、・・・、N)・・・・・・・・
・(9) ここで、Nは系統に並列運転している発電機数である。
更に、例えば発電機1が他の発電機群と同期を保てず脱
調して行く場合、第3図(b)のように相対位相角差が
単調に発散して行く。すなわち、(9)式のΔδ(3i
)の2次導関数のtT時点の符号が、加速脱調の詩は負
値、減速脱調の時は正値の場合、発電機1と基準発電機
との相対位相角差は単調に発散して行くことになる。
(9)式のΔδ(1,I)の2次導関数は、次式のよう
になる。
” ” ” ” ’= (all)−am)+(bu)
−bti)) (2tT−(t、+t2))i (i=2.・・・、N)  ・・・・・・・・・・(1
0)従って、次の2つの条件のうちいずれか一方が満足
されるならば、発電機iは税調すると判定することがで
きる。
〔条件−1〕(加速脱調の場合) 将来時点Tにおい−て、 Δδ(1,i ) <、 −J かつ、 〔条件−2〕(減速脱調の場合) 将来時点Tにおいて、 Δδ(x、i)≧+J 力1つ ここで、Jは税調判定値であり、例えば′・1気角で1
80 度とすることが妥当である。また、予測する将来
時点は、精度上200〜300 m5ec先が妥当であ
る。
次に、上述した説、偲予測判定を用いた安定化対策の具
体的な手段について、第6図のフローチャート((よ1
〕説明する。
まず、事故発生前における発゛屯機の位相角を求める手
段を述べる。第。1図において、ステップ8z、S3で
計測部Iaと7bKより、発電機C)AとGI3の端子
電圧Va、Vbを両者同期をとって計測し、第4図の如
く零点を比較することによって位相角θbを求める。こ
こで、発電機OAの端子′1冠圧を基準とするとθaは
零となる。
またステップS4で、Va、Vbと同時に計測した発砲
機(]A、Gaの端子電流Ia 、Ibと、発電機f軸
同期+1アクタンスXfから内部′電圧Efを演算する
。これから 第5図K 示スペクトル図のよう建白部位
相角δao、δbo  が求められる。
つぎに、事故発生後における発電機が動揺中の角速度ω
、位相角δの求め方、および税調予測の具体的な手段を
述べる。
まず事故発生は発電機の電気的出力の急変あるいは発電
機端子電圧の急変を監視することによI)検出できる。
第1図において、計測部la。
7bで各発電機の端子電圧、端子電流をサンプリングし
、電力変換部;la、2bで発電機GA。
Gnの電気的出力に変換し、更にデジタル情報に変換し
て、伝送系5を介して脱調判定部3に収集する。これに
より、脱調判定部3ではつぎのようにして税調判定を行
なう。
すなわちまずステップS6では発’1FRGh。
Goの端子電圧、端子電流を測定し1、発電機の電気的
出力に変換する。ステップS7では、サンプリング間隔
Δを間の角速度ωの変化分ΔωKを(1)式から求め、
(2) 、 (31式により角速度ωK、位相角δKを
求める。ステップS8では、過去3Ih5点の“K・c
′に−1・ω1(−2を1月し1て、(5、2)〜(5
,4)で係数ai、biを演算する。ステップS9では
、ステップS8で計算された角発′社機に対する係数a
i、biを用いて、+91 、 (1σ式よ【)将来時
湊1゛におけろ相対位相角差Δδと、そのd2Δδ Δδとその2次導関数値−7丁を用いて、脱調か否かを
前述した条件−1および条件−2より判定し、脱調と判
定したならば該当する発電機に対してしゃ断部4からし
ゃ断指令を送出する。
上述した主うに、複数台の発電機OA 、 QBが並列
運転する電力系統の事故発生時、上記各発議JJ G 
A 、 (3Bの慣性定数M、電気的出力Pを定周期で
計3則1.て各発電機GΔ、Onの角速度ωおよび位相
角δを演算し、過去複数点の角速度ωまたは位相角δを
用いて、将来時点における上記各発電機間の相対位相角
差Δδおよびその2C直+J、−、T、Oと比較してそ
の大小関係から脱。
調発電機を税調判定部3で予測検出l〜、しゃ断部4か
へのしゃ断指令によI)当該悦′FJ!A′Q電機を電
力系統から解列するようにしたものである。
従って、各発゛七j4OA、On間の相対位相角差の変
動を監視し、更に将来時点の相対位相角の変動を予測す
ることによって、実際に税調に至る前に税調する発電機
を検出して、系統より解列することができるので、他の
発電機への悦工;M波及、系統電圧低下に伴々う負荷脱
落を防止して、電力系統の動揺を安定化することができ
る。
尚、上記実施例では将来時点Tにおける4目対位相角差
Δδの予測は3次式を中いて演算する例を示したが、こ
れよ1)も更に高次の予測式を用いても同様に実施でき
、より精度を高くすることが可能となる。
また、各発電機の角速度ωは発電機の電気的出力Pと慣
性定数Mとかへ求めたが、発電機の回転数(Piil波
数)を実測し、これを用いて税調を予測することも可能
である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、各発電機間の相対
位相角差の変動を監視し、更に将来時点の相対位相角の
変動を予測することによって、実際に税調に至る前に説
罪する発′屯機を検出して、系統より解列するようにし
たので、他の発電機への税調波及、系統電圧低下に伴な
う負荷脱落を防出して系統の安定化を図ることが可能な
電力系統安定化方式が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すシステム構成図、第2
図は発電機が動揺中の位相角の変化の一例の説明図、第
3図fa)、 (blは発電機の位相角の動揺の安定な
場合、不安定力場合を夫々示す図、第4図は2つの母線
の電圧波形から両者の位相伯差を算出する方法の悦、明
図、第5図は発−;わの端子電圧、端子電流とf檜局回
アクタンスと、内部位相角δおよび基桑母線−、;y圧
と発電機端子電圧の位相角差の関係を示す191、第6
図は本発明の詳細な説明するフローチャート図である。 1 a 、 2 b−−・計1fl11部、:l ;t
 、 2b =・電力変45部、3・・・税11!、”
、1判定部、4・・・しゃ断部、5・・伝送系。 出!題人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第2図 to       t□+ΔT+  tQ+ΔT2  
  を第3図 第4図 第5図 第6H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数台の発電機が並列運転する電力系統の事故発生時、
    前記各発電機から得られる角速度および位相角を基に過
    去複数点の角速度または位相角を用いて、将来時点にお
    ける前記各発電機間の相対位相角差およびその2次導関
    数値を演算し、この相対位相角差および2次導関数値を
    夫々脱調判定値と比較してその大小関係から脱調発電機
    を予測検出し、当該脱調発電機を電力系統から解列する
    ことを特徴とする電力系統安定化方式。
JP60216717A 1985-09-30 1985-09-30 電力系統安定化方式 Pending JPS6277827A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060870A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Mitsubishi Electric Corp 電力系統脱調予測装置
JP2011083077A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Mitsubishi Electric Corp 電力系統分離制御システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060870A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Mitsubishi Electric Corp 電力系統脱調予測装置
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