JPS6277200A - プレス機械の過負荷防止装置 - Google Patents

プレス機械の過負荷防止装置

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JPS6277200A
JPS6277200A JP21617185A JP21617185A JPS6277200A JP S6277200 A JPS6277200 A JP S6277200A JP 21617185 A JP21617185 A JP 21617185A JP 21617185 A JP21617185 A JP 21617185A JP S6277200 A JPS6277200 A JP S6277200A
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valve
ram
oil chamber
rod
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プレス(幾械において過負荷を防止する装置
に関する。
(従来の技術) プレスP11械は一般にテーブルに下型が配置され、こ
の下型に対して上型が上下動してプレスを行なうように
なっている。上型は移動体に支持されており、この移動
体は上下方向に駆動されるラムに支持されている。
ところで、ワークが下型の所定の位置に載せられなかっ
た場合等に、上記移動体および上型が、所定ストローク
の下降を阻止され、この時に過負荷が生じてラムやラム
を上下駆動する機構等が破壊されてしまう。
そこで、油圧を利用して過負荷を防止する装置が開発さ
れている。一般的な過負荷防止装置は、移動体をラムに
対して上下移動可能に支持し、移動体の内部に油室を形
成し、この油室に油を充満させている。そして、油が正
常なプレス圧力以上の圧力を受けた時に、外部へ逃げる
ことによって、過負荷を防止してν)る。
また、池の特殊な過負荷防止装置として、実公昭、! 
2−16388号公報に見られる装置がある。
詳述すると、ラムの下端部が球状になっており、この下
端部に移動体が上下移動可能に支持されている。移動体
の内部の油室は、弁機構によって上下2室に仕切られて
いる。弁機構は、ラムに支持された弁体と、移動体の内
周面に設けられた環状の弁座とを有している。そして、
下部油室の油が正常なプレス圧力以上の圧力を受けた時
に、この油の体積が減少し、この減少によって弁体が弁
座から離れ、このわずかな隙間から下部油室の油が上部
油室へ流れ込むことによって、過負荷を防止するもので
ある。
(発明が解決しようとする問題点) 前者の従来装置では、移動体の油室の油を外部へ逃がす
構成であるので、外部1こ、移動体から逃げた油を貯留
するタンク、タンクから移動体へ油を戻すポンプ、およ
びこれらタンクやポンプを油室に連通するための油管等
を必要とし、複雑で故障が多い構造になってしまう。
また、後者の装置では、油の本積減少により生じたわず
かな隙間を介して、下部油室の油が上部油室へ逃げる構
成であるので、油の移動が迅速に行なわれず、過負荷防
止を確実に果たすことかできない場合がある。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、
その要旨は、上下方向に駆動されるラムの下端部に、上
型を支持する移動体が設けられ、移動体の内部に油室が
形成され、この油室に充満した油が正常なプレス圧力以
上の圧力を受けた時に、この油が油室から逃げることに
よって、過負荷を防止する装置において、ラムは中空を
なして内部に油室を有し、この油室と上記移動体の油室
との開は弁機構によって仕切られ、この弁機構は、ラム
の下端部に支持され弁口を有する弁座と、この弁座の上
方に配置され上下移動により弁口の開閉を行なう弁体と
を備え、ラムの内部には上下移動可能にロッドが挿通さ
れ、このロッドの下端部に上記弁体が設けられ、ロッド
の上部には付勢機構が連結され、この付勢機構によりロ
ッドが下方へ(寸勢されることにより、弁体が弁口を閉
じるようにしたことを特徴とするプレス機械の過負荷防
止装置にある。
(作用) 移動体の油室の油が、正常なプレス圧力以上の圧力を受
けた時に上記エアシリンダの付勢力に抗して弁体を押し
上げて弁口を開き、この弁口からラムの油室に逃げる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。本
実施例は、過負荷防止装置を、いわゆるダイポンプマシ
ンと称される下部駆動方式のプレス(成域に適用したも
のである。このプレス機械は第1図に示すように構成さ
れている。詳述すると、基台1には4本のガイドロッド
2が上下方向にスライド可能に支持されている。このガ
イドロッド2は、基台1に設置されたモータ(図示しな
い)によって上下移動されるようになっている。すなわ
ち、モータによって回転される駆動軸3に偏心輪4が固
定されており、この偏心輪4 i1揺動リンク5の上端
部に回転可能にはめ込まれている。揺動リンク5の下端
部には回転可能にシャフト6がはめ込まれており、シャ
フト6には連結ロッド7を介して上記ガイドロッド2が
連結されている。
基台1の上端部にはテーブル8が形成されており、この
テーブル8には下型(図示しない)が設置されている。
上記ガイドロッド2の上端部には、支持台10が固定さ
れている。この支持台10の中央部にはラム11が固定
されており、このラム11の下端部には移動体12が支
持されている。移動体12の下側には上型(図示しない
)か直接または池の部材を介して間接的に支持されてい
る。
次に、本発明の特徴部をなす過負荷防止装置について詳
述する。第2図に示すように、移動体12は中空をなし
ており、内部に油室21を有している。この油室211
こ、ラム11の大径をなす下端部22か入り込んでいる
。移動体12の上端開口部の内周面には環状の支持部材
23がねし結合により固定されており、この支持部材2
3には複数のがイドピン2・1のヘッド部がねし結合に
より固定されている。このがイドピン24は支持部材2
3の下方に突出し、ラム11の下端部22にスライド可
能に挿入されている。上記の構成により、移動体12は
ラム11に対して上下方向の移動が可能となる。
上記ラム11は筒状をなし、内部にラム11の軸方向に
延びる油室26を有している。上記移動体]2の油室2
1には油Aが充満しており、ラム11の油室26にも所
定レベル主で油Aが収容されている。上記油室21と油
室26とは、弁機構30により仕切られている。
上記弁(穴溝30は、ラム11の下端部22にねし33
で固定された弁座31と、この弁座31の上方に配置さ
れた弁体32とを有している。弁座31の中央には弁口
34が形成されており、弁座31の上面には弁口34と
連なる収納四部35が形成されている。この収納四部3
5は、弁口34の上端周縁3・1aに連なる水平平坦面
35aと、垂直円筒面351)と、テーパ面3Scとを
有している。
弁体32は、互いにねし38で連結された上部構成体3
6と下部構成体37とを有している。下部構成木37の
下面には突起39が形成されておj)、この突起39は
外周にテーパ面39aを有している。上部構成体36の
外周にはガイドフランジ40が形成されている。ガイド
フランジ40はラム11の内周面に接しており、弁体3
2がラム11に対して安定して上下移動するようになっ
ている。
ガイド7ランシ゛40には複数の切欠40aが形成され
ており、油の流通を可能にしている。
上記弁体32の上部構成体36には、ねじ孔・11が形
成されており、このねじ孔41にロッド42の下端部が
ねし結合により固定されている。ロッド42は、筒状に
形成され、ラム11内においてこのラム11と同心をな
して挿通されている。
第3図に示すように、上記ロッド42は、ラム11より
上方に突出しでおり、この突出部にエアシリンダー50
(付勢機構)のピストン54が連結されている。エアシ
リンダー5()は、筒体51と、二の筒体51の上下端
の開口を閉塞する端板52゜53と、筒体51内をスラ
イドするピストン54と、ピストン54によって仕切ら
れた上部室50aおよび下部室50bとを有している。
上記端板52.53の中央部には上記ロッド・12がス
ライド可能に貫通している。このロッド42には、固定
部材55が固定されており、この固定部材55にねじ5
6で上記ピストン54が連結されている。
また、下部端板53の下面には筒部53aが形成され、
この筒部53aがラム11の上端部にねし結合されるこ
とにより、下部端板53がラム11に固定されている。
各端板52.53には、流通ポー)57.58が形成さ
れており、これら流通ボー)57.58には、圧縮エア
発生源80からの圧縮エアが調圧弁81およ[/’5ボ
ート電磁切換弁82を介して選択的に供給されるように
なっている。下部端板53には油流通孔59が形成され
ており、油流通孔59には油Aのレベルを測定する透明
な測定管90がねじ付けられている。
第2図に示すように、上記弁体32には、油Aをラム1
1の油室26から移動体12の油室21に送るだめのポ
ンプ60が設けられている。このポンプ60は、プラン
ジャー61と2つの逆止弁62.63とを有している。
プランジャー61は、上記ロッド42に上下移動可能に
挿通している。
弁体32の上部構成体36には、ねし孔41と連通する
支持孔6 l′+が軸方向に沿って形成されており、こ
の支持孔64に、上記プランンヤ−61の小径の下端部
61aかスライド可能に挿入されている。逆止弁62.
.63は、ボールとコイルスプリングを備えている。弁
体32の側部に設けられた一方の逆止弁62は、上記支
持孔64とラム11の油室26との間に設けられている
。また、弁体32の下部に形成された池方の逆止弁63
は、支持孔64と移動体12の油室21との開に設けら
れている。
上記ポンプ60は、第3図のエアシリンダー70(駆動
機構)によって、駆動されるものである。
このエアシリングー70は、前述したエアシリング−5
0の上方に配置されており、筒体71と、この筒体71
の上下端の開口を閉塞する端板72゜73と、筒体71
内をスライドするピストン74と、ピストン74によっ
て仕切られた上部室703および下部室70bとを有し
ている。下部端板73の下面にはねし孔73aが形成さ
れ、このねじ孔73aに、ロッド42の上端部がねし結
合されることにより、エアシリング−70全体がロッド
42に固定されている。また、下部端板73の下面には
縦穴73bが形成されており、この縦穴73bに、前記
エアシリング−50の上部端板52にねじ付けられたが
イドビン75がスライド可能に挿入され、これにより、
エアシリング−70がロッド42とともにラム11およ
びエアシリング−50に対して安定して上下移動するよ
うになっている。下部端板73の中央部にはプランジャ
ー61がスライド可能に貫通しており、このプランジャ
ー61の上端部には、ナツト76で上記ピストン74が
連結されている。各端板72 、73には、流通ボー)
77.78が形成されており、これら流通ボー) 77
.78には、圧縮エア発生源80からの圧縮エアが調圧
弁83、および5ボート電磁切換弁84を介して交互に
供給されるようになっている。
上記エアシリング−50の上部端板52の上面には近接
スイッチ91が設置されており、このスイッチ65は、
エアシリングー゛70の下部端板73が上下移動するこ
とによってON、OFFされ、モータの駆動および停止
、上記電磁切換弁84の切り換え作動を行なうようにな
っている。
また、エアシリングー70の筒体71の外周面の上下2
箇所には、近接スイッチ92.93が設けられている。
この近接スイッチ92.93は、ピストン74の外周面
にはめ込まれたマグネットリング94の上下移動によっ
てON、OFFされ、上記電磁切換弁84の切り換え作
動を行なうようになっている。なお、上記筒体71は非
磁性材料たとえばアルミにより形成されている。
第2図に示すように、移動体12は試運転の際に役立つ
手段を有している。すなわち、移動体12には圧縮エア
が流入するための流通孔27が形成されており、ラム1
1の下端部22の上面には、この流通孔27と連通する
凹部28が形成されている。
上記構成において、モータの駆動により、偏心輪4が回
転すると、揺動リンク5が揺動しながら上下移動し、こ
れに伴ないがイドロッド2、支持台10、ラム11、移
動体12が上下移動し、移動体12の下降時に、移動体
12に設けられた上型と、基台1のテーブル8に設けら
れた下型により、下型l:載せられたワークのプレスが
行なわれる。
上記の正常運転時には、圧縮エア発生源80からの圧縮
エアが、調圧弁81、電磁切換弁82を介してエアシリ
ング−50の上部流通ボート57から上部室50aに供
給され、ピストン54が下方に付勢されている。二の時
、下部室50bは下部流通ボート58から電磁切換弁8
2を介して外気と連通している。上記ピストン54の付
勢力は、ロッド42を介して弁体32に伝達され、この
結果、弁体32の下部構成体37は収納四部35内に収
納され、そのテーバ面39aが弁口34の上端周縁34
aに当たって、この弁口34を閉塞している。この閉塞
状態では、下部構成体37の下面37aが弁座31の水
平平坦面35aから離れている。よtこ、下部構成体3
7の外周面371)は、若干の隙間(図示しない)を介
して収納凹部35の垂直円筒面35bに対向している。
正常なプレスの時に発生する圧力は上型から移動体12
、油室21内の油Aを介して弁体32に伝えられるが、
この弁体32は上述したようにエアシリングー50によ
って下方に付勢されているので、上記油Aの圧力に耐え
、弁口34を閉じたままである。したがって、ラム11
の下降に伴なう力が、油Aを介して移動体重2および上
型に伝達され、上記ワークを確実にプレスすることがで
きる。
下型の正常位置にワークが設Hされない場合等、何等か
の異常が発生すると、移動体12が正規の下降ストロー
クに達する前に下降を阻止される。
この時、ラム11は下降し続けるため、移動体12の油
室21内の油Aは正常なプレス圧力以上の圧力を付与さ
れる。すると、この油圧により弁体32を上方に付勢す
る力がエアシリンダー50の付勢力を上回り、弁体32
が瞬時に上方に移動する。この際、弁体32が上方に僅
かに移動すると、弁体32の受圧面積は弁口34の面積
から下部構成体37の下面37aの面積に一挙に拡大し
、さらに強い上昇力が生じて弁体32は高速で上方へ移
動する。弁体32が上昇すると、ロッド42およびエア
シリンダー70全体が上昇し、このエアシリンダー70
の下部端板73か近接スイッチ91から離れ、この近接
スイッチ91がOFFとなる。この結果、モータの駆動
が停止してプレス機械の運転が停止するとともに、電磁
切換弁82が切り換え作動して、エアシリンダー50の
上部室50aの圧縮エアを外部へ逃がし、下部室50b
に圧縮エアを供給する。これにより、弁体32は高速で
さらに上方に引き上げられ、弁口34がら離れた状態を
維持される。
上記弁体32の上昇の際、ガイド7ランジ40に切欠4
0aが形成されていてラム11の油室26内の油Aが流
通するので、この油Aの抵抗を受けることなく、弁体3
2の上昇を行なえる。
上記弁体32の上昇の過程で、ラム11は下降し続、け
、上記近接スイッチ91のOFF作動により停止する。
この停止時に弁座31と移動体12の底部との間隔は通
常より狭くなっている。
上記のように、移動体12が停止し、ラム11が下降し
ている時、移動体12の油室21内の油Aが開放された
弁口34がらラム11の油室26へと逃げるため、ラム
11には大きな反力(過負荷)が付与されず、この結果
、上型、下型、ラム11が破壊されたり、ラム11を上
下駆動する機構すなわち、ガイドロッド2や揺動リンク
4等が破壊されるのを防止できる。また、油が油管を介
して外部へ逃げる従来装置に比べて構成が簡単になる。
上記のように、移動体12の油室21がらラム11の油
室26へ油Aが逃げるため、油室26での油Aのレベル
が上がり、油流通孔59を経て測定管90へ入り込む。
したがって、測定管90を観察することによって、油A
が所定量油室21゜26に収容されているか否かを容易
に確認することがで終る。
この後、近接スイッチ91と並列をなしてモータに接続
された手動スイッチ(図示しない)を、断続的にON繰
作し、モータを短時間ずつ間欠駆動することにより、ラ
ム11を上昇させる。すると、このラム11の下端部2
2が支持部材23に当たって、移動体12が持ち上げら
、れ、上型が下型から離れる。この時、移動体12の底
部と弁座31とは正常な間隔に戻る。また、ラム11の
油室26の油Aの一部が、重力の作用で自然に移動体1
2の油室21へ戻る。したがって、油Aの戻し作業に特
別な作動を必要とせず、外部に戻し用のポンプが不要な
ので構成ら簡単である。
次に、近接スイッチ91と並列をなして電磁切換弁82
に接続される手動スイッチ(図示しない)を、○NN佳
作て、電磁切換弁82を切り換えることにより、エアシ
リンダー50の下部室50bの圧縮エアを抜くとともに
、上部室50aに圧縮エアを供給する。すると、口・ン
ド42および弁体32が下方に移動し、この弁体32で
再び弁口34を閉じる。なお、弁体32の下部構成体3
7の外周面37bと弁座31の垂直円筒面35bとの間
に、隙間が形成されるから、上記弁体32は油Aの抵抗
をうけることなく、弁座に着地することができる。また
、上記ロッド42の下降に伴ない、エアシリンダー70
の下部端板73が近接スイッチ9・1に近付き、この近
接ス、イッチ91を再びONにするため、モータが駆動
して正常な運転を開始する。
移動体12の油室21内の油Aが外部に漏れ、油室21
内を完全に満たしていないと、正常運転の際にプレス圧
力が低下し、良好なプレスを行なえなくなる。そこで、
ポンプ6oにより、油室26の油Aを油室21へ補給す
る。詳述すると、エアシリンダー70のピストン7・1
が最上位に達した時、ピストン74の外周面にはめ込ま
れたマグネットリング94が上部の近接スイッチ92に
近付いてこれをONにし、これ1こより電磁切換弁84
が切り換えられ、圧縮エアが上部室70aに供給される
とともに下部室?Obから圧縮エアが外部に放出される
。すると、ピストン74が下降する。ピストン74が最
下位に達した時、下部の近接スイッチ93がONになり
、電磁切換弁84が切り換えられ、圧縮エアが下部室?
Obに供給されるとともに、上部室?Oaから圧縮エア
が外部に放出される。すると、ピストン74が上昇する
このようにして、ピストン74が往復移動し、これに伴
ない、プランジャー61が往復移動し、この結果、油室
26の油Aは逆止弁62.63を通って油室21に供給
される。油室21か油Aで充満すると、この油Aの抵抗
によって上記ポンプ60が停止する。
ポンプ60は弁体32に設けられ、そのプランジャー6
1がロッド42内を貫通してエアシリング−70に連結
されているため、外部に補給用のポンプを設置する場合
に比較して構成が簡単になる。
本実施例のプレス比械では、実際にプレスを行なわずに
、各機構の運動が正常か否かを試験することができる。
詳述すると、まず、近接スイッチ91と直列をなして電
磁切換弁82に接続された手動スイッチ(図示しない)
をOFF操作して、電磁切換弁82を切り換えることに
より、エアシリング−50の下部室50bに圧縮エアを
供給して弁体32を上方へ移動させておき、油Aが弁口
34を介して流通可能にしておく。次に、圧縮エアを、
移動体12の流通孔27からラム11の下端部22の四
部28を経て、支持部材23とラム11の下端部22と
の間に供給し、移動体12を引き上げる。移動体12が
引き上げられた状態で、モータを駆動し、ラム11、移
動体12および上型を上下移動させ、これと同時に、プ
レス機と協働するワーク搬送装置を運転し、プレス機お
よびワーク搬送装置の動きが正常か否かを判断する。
この際、上型は下型に達せず、プレス加工を行なわない
本発明は上記実施例に制約されず種々の態様が可能であ
る。例えば、本発明の過負荷防止装置は、上部駆動方式
のプレス機械にも適用できることは勿論である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、ラムが中空をな
していて内部に油室か形成されており、移動体の油室か
らラムの油室へ油が逃げることにより過負荷を防止する
ものである。したがって、外部へ油を逃がす装置に比べ
て、構造が簡単になる。上記両油室を仕切る弁機構は、
弁体が弁座の上方に配置されるとともに、付勢機構によ
りロッドを介して下方に付勢されるように構成されてお
り、移動体の油室の油圧が正常なプレス圧力以上の圧力
に達した時に弁口を開くため、過負荷を確実に防止する
ことができる。また、ラムの油室の油を重力1こより自
然1こ移動体の油室に戻す構成を採用することが可能と
なり、さらに構成の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はプレス
機械の正面図、第2図はラムの下部と移動体を示す拡大
縦断面図、第3図はラム11の上部を示す拡大縦断面図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上下方向に駆動されるラムの下端部に、上型を支持する
    移動体が設けられ、移動体の内部に油室が形成され、こ
    の油室に充満した油が正常なプレス圧力以上の圧力を受
    けた時に、この油が油室から逃げることによって、過負
    荷を防止する装置において、ラムは中空をなして内部に
    油室を有し、この油室と上記移動体の油室との間は弁機
    構によって仕切られ、この弁機構は、ラムの下端部に支
    持され弁口を有する弁座と、この弁座の上方に配置され
    上下移動により弁口の開閉を行なう弁体とを備え、ラム
    の内部には上下移動可能にロッドが挿通され、このロッ
    ドの下端部に上記弁体が設けられ、ロッドの上部には付
    勢機構が連結され、この付勢機構によりロッドが下方へ
    付勢されることにより、弁体が弁口を閉じるようにした
    ことを特徴とするプレス機械の過負荷防止装置。
JP21617185A 1985-10-01 1985-10-01 プレス機械の過負荷防止装置 Granted JPS6277200A (ja)

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JPS6277200A true JPS6277200A (ja) 1987-04-09
JPH0319000B2 JPH0319000B2 (ja) 1991-03-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07501267A (ja) * 1991-11-25 1995-02-09 セキュア コーポレイション 缶体メーカー用軽量ラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07501267A (ja) * 1991-11-25 1995-02-09 セキュア コーポレイション 缶体メーカー用軽量ラム

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JPH0319000B2 (ja) 1991-03-13

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