JPS6275332A - 潤滑剤の性能評価装置 - Google Patents
潤滑剤の性能評価装置Info
- Publication number
- JPS6275332A JPS6275332A JP21679385A JP21679385A JPS6275332A JP S6275332 A JPS6275332 A JP S6275332A JP 21679385 A JP21679385 A JP 21679385A JP 21679385 A JP21679385 A JP 21679385A JP S6275332 A JPS6275332 A JP S6275332A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricant
- metal material
- tool
- cylindrical tool
- performance
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- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、金属材料に、圧延、鍛造のような塑性加工
を加えるときに使用する潤滑剤の良否を評価する試験装
置に関する。
を加えるときに使用する潤滑剤の良否を評価する試験装
置に関する。
(従来の技術)
従来、潤滑剤の性能を評価するだめの試験装置としては
、4球試験機、バウデン試験機等が知られている。
、4球試験機、バウデン試験機等が知られている。
これらは、何れも潤滑剤として液体状のものを評価する
装置であり、たとえば特開昭58−41353号公報に
開示されているように、相対して接触する2つの工具間
に、潤渭油をスプレー等により供給し、画工具を相対的
に回転または摺動せしめ、その接触面或は、接触点間の
摩擦刃を測定することによりその大小を求め、潤滑剤の
性能を評価するものである。
装置であり、たとえば特開昭58−41353号公報に
開示されているように、相対して接触する2つの工具間
に、潤渭油をスプレー等により供給し、画工具を相対的
に回転または摺動せしめ、その接触面或は、接触点間の
摩擦刃を測定することによりその大小を求め、潤滑剤の
性能を評価するものである。
しかしながら、かかる潤滑剤評価手段によっては、本発
明の目的とするような場合には、その目的を達すること
ができない。
明の目的とするような場合には、その目的を達すること
ができない。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、潤滑剤の性状として、使用中は固形状となる
ものを評価するためになされた。即ち、最近、たとえば
シームレス鋼管の圧延における、マンドレルミルで使用
するマンドレルに塗布する潤滑剤のように、塗布前は液
状であるけれども、これをマンドレルに塗布し乾燥、固
着を行なうことによって、潤滑剤は、マンドレル表面で
固形の薄膜状となり、この状、轢で使用される潤滑剤の
使用形態がある。
ものを評価するためになされた。即ち、最近、たとえば
シームレス鋼管の圧延における、マンドレルミルで使用
するマンドレルに塗布する潤滑剤のように、塗布前は液
状であるけれども、これをマンドレルに塗布し乾燥、固
着を行なうことによって、潤滑剤は、マンドレル表面で
固形の薄膜状となり、この状、轢で使用される潤滑剤の
使用形態がある。
このような場合、圧延中に再び潤滑剤が供給されること
はなく、繰返し使用されるから、最初に塗布した潤滑剤
の性能の時間的変化、即ち持続性が重要な評価基準とな
る。
はなく、繰返し使用されるから、最初に塗布した潤滑剤
の性能の時間的変化、即ち持続性が重要な評価基準とな
る。
若し、潤滑剤の性能の持続性が低いときには、圧延に要
する負荷が増大するなどの問題のほか、マンドレルの耐
久性は低下し、シームレス鋼管等の製造コスト上大きな
影響をおよぼす。
する負荷が増大するなどの問題のほか、マンドレルの耐
久性は低下し、シームレス鋼管等の製造コスト上大きな
影響をおよぼす。
従って、上に述べたような使用形態における潤滑剤の良
否を評価することが重要になるが、先に述べた従来技術
によっては、次に述べる理由により評価することはでき
ない。
否を評価することが重要になるが、先に述べた従来技術
によっては、次に述べる理由により評価することはでき
ない。
即ち、前述したような従来の装置においては、連続的に
潤滑油を供給しながら摩擦力を測定するものであるから
、固体状の潤滑剤を連続的に供給することはできず、従
って、仮に固体潤滑剤を塗布したとしても、たとえば1
回転成は1摺動した後には、潤滑剤が消失し、持続して
測定することはできない。
潤滑油を供給しながら摩擦力を測定するものであるから
、固体状の潤滑剤を連続的に供給することはできず、従
って、仮に固体潤滑剤を塗布したとしても、たとえば1
回転成は1摺動した後には、潤滑剤が消失し、持続して
測定することはできない。
また、従来の装置では、摩擦面に単に圧縮力を加えるに
止り、塑性変形を生せしめるものではないから、実際の
加工条件とは基本的に異なるものであり、正しい評価を
与えることにはならない。
止り、塑性変形を生せしめるものではないから、実際の
加工条件とは基本的に異なるものであり、正しい評価を
与えることにはならない。
この発明は、前述した従来技術における問題点を解決し
た、潤滑剤の性能評価装置を提供することを目的として
なされた。
た、潤滑剤の性能評価装置を提供することを目的として
なされた。
(問題点を解決するだめの手段)
従来技術における問題点を解決する手段として具備すべ
き条件は、工具の回転成は摺動を行なっても、潤滑剤が
消失することがなく、また実際に近い変形状態下で、潤
滑剤を評価し得るということで、塑性加工を行ないなが
ら評価できることが必要である。また、試験装置である
から、コンパクトな設備でなければならない。
き条件は、工具の回転成は摺動を行なっても、潤滑剤が
消失することがなく、また実際に近い変形状態下で、潤
滑剤を評価し得るということで、塑性加工を行ないなが
ら評価できることが必要である。また、試験装置である
から、コンパクトな設備でなければならない。
かかる条件を満足し、本発明における技術的課題をより
よく解決する本発明の要旨とする処は、その周方向に回
転駆動される円柱状工具と、金属材料を、それが塑性加
工されるときの温度以上に加熱する手段と、前記金属材
料に塑性変形を生ぜしめるべく円柱状工具と、金属材料
とを潤滑剤を介して円柱状工具軸方向に加圧接触せしめ
るための加圧手段と、円柱状工具の回転力を検出する手
段とからなる潤滑剤の性能評価装置である。
よく解決する本発明の要旨とする処は、その周方向に回
転駆動される円柱状工具と、金属材料を、それが塑性加
工されるときの温度以上に加熱する手段と、前記金属材
料に塑性変形を生ぜしめるべく円柱状工具と、金属材料
とを潤滑剤を介して円柱状工具軸方向に加圧接触せしめ
るための加圧手段と、円柱状工具の回転力を検出する手
段とからなる潤滑剤の性能評価装置である。
以下に、本発明を、その一実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図に、この発明になる潤滑剤の性能評価装置の一実
施例金示す。
施例金示す。
第1図において、1は、円柱状工具であって、歯車装置
9−1 、 9−2 を介して、モータ6によって回転
駆動される。2は、加熱炉であって、金属材料(加熱試
験片)3を、それが塑性加工されるときの温度以上に加
熱する。
9−1 、 9−2 を介して、モータ6によって回転
駆動される。2は、加熱炉であって、金属材料(加熱試
験片)3を、それが塑性加工されるときの温度以上に加
熱する。
4は、下台であって、金属材料(加熱試験片)3ケ載置
し、加圧手段、この実施例では油圧シリンダ5によって
、圧上せしめられ、金属材料(加tへ試験片)3全円柱
状工具1によって塑性変形せしめるべく、金属材料3を
円柱状工具1に加圧接触せしめる。7は、ポスト、8は
、油圧ポンプである。
し、加圧手段、この実施例では油圧シリンダ5によって
、圧上せしめられ、金属材料(加tへ試験片)3全円柱
状工具1によって塑性変形せしめるべく、金属材料3を
円柱状工具1に加圧接触せしめる。7は、ポスト、8は
、油圧ポンプである。
この実施例においては、円柱性工具lの回転力は、駆動
用モータ6のトルクの測定或は、円柱状工具lの駆動系
における回転軸に、ストレインゲージを貼付し、これに
よって測定する。
用モータ6のトルクの測定或は、円柱状工具lの駆動系
における回転軸に、ストレインゲージを貼付し、これに
よって測定する。
(作用)
円柱状工具1の先端に、予め潤滑剤を塗布しておき、円
柱状工具1を駆動モータ6によって回転する。加熱炉2
から抽出した金属材料(加熱試゛験片)3は、直ちに下
台4の上に載せられ、油圧シリンダ(加圧手段)5が作
動し、下台4を上昇せしめ、下台4上の金属材料3を円
柱状工具1の下端に加圧接触せしめる。
柱状工具1を駆動モータ6によって回転する。加熱炉2
から抽出した金属材料(加熱試゛験片)3は、直ちに下
台4の上に載せられ、油圧シリンダ(加圧手段)5が作
動し、下台4を上昇せしめ、下台4上の金属材料3を円
柱状工具1の下端に加圧接触せしめる。
円柱状工具1は、金属材料3に押込まれると同時に、そ
のときの回転力が測定される。このときの回転力は、モ
ータトルク或は、円柱状工具1の回転駆動系における回
転軸に貼付したストレインゲージによって測定する。
のときの回転力が測定される。このときの回転力は、モ
ータトルク或は、円柱状工具1の回転駆動系における回
転軸に貼付したストレインゲージによって測定する。
この回転トルクの大きさは、摩擦係数に換算され、その
大きさ6てよって、またその経時変化によって、潤滑剤
の性能が評価される。
大きさ6てよって、またその経時変化によって、潤滑剤
の性能が評価される。
回転トルクTrと摩擦係数μの関係は、次式によって示
される。
される。
Tr=fp°μ゛r°dS
: /Rp’2πr−、/j・r’drここで
p:圧力
S;接触面積
μ:摩襟係数
r:圧力のかかる部分の半径
R:接触面の半径
円柱状工具lと金属材料3の接触面内でpは一定、即ち
p=πとすると、 Tr = 2πpμ4”r2dr p = IP/ s 正;押込力 S:全断面積 であるから、μは で与えられる。
p=πとすると、 Tr = 2πpμ4”r2dr p = IP/ s 正;押込力 S:全断面積 であるから、μは で与えられる。
而して、Trまたはμの時間的増分が小さいものほど良
好な潤滑剤といえる。
好な潤滑剤といえる。
また、本発明の潤滑剤の性能評価装置にあっては、潤滑
剤は、金属材料(加熱試験片)3の凹みに残るため、円
柱状工具lの回転によって消失することはなく、金属材
料3の温度が保たれている限り潤滑剤の性能評価を行な
うことができる。
剤は、金属材料(加熱試験片)3の凹みに残るため、円
柱状工具lの回転によって消失することはなく、金属材
料3の温度が保たれている限り潤滑剤の性能評価を行な
うことができる。
実際の塑性加工過程にあっては、変形は10秒間以下の
現象であり、肉厚10.程度の金属材料(加熱試験片)
3を用いれば、温度は大きく低下することはなく十分、
試験可能である。
現象であり、肉厚10.程度の金属材料(加熱試験片)
3を用いれば、温度は大きく低下することはなく十分、
試験可能である。
(実施例)
本発明の装置を用いて、2種類の潤滑剤の性能評価を行
なった。その結果を第2図に示す。
なった。その結果を第2図に示す。
第2図から明らかな如く、潤滑剤Aよりも、潤滑剤Bの
方が時間の経過と共に、急激にTrが増大しており、潤
滑剤Aの方がすぐれた性能を有していることがわかる。
方が時間の経過と共に、急激にTrが増大しており、潤
滑剤Aの方がすぐれた性能を有していることがわかる。
(発明の効果)
この発明は、以上述べたように構成しかつ作用せしめる
ようにしたから、塑性加工に用いられる固形状の潤滑剤
の時間的変化、すなわち耐久性が評価でき、最適な潤滑
剤の選択ならびに開発を可能にする効果を奏する。
ようにしたから、塑性加工に用いられる固形状の潤滑剤
の時間的変化、すなわち耐久性が評価でき、最適な潤滑
剤の選択ならびに開発を可能にする効果を奏する。
第1図は、この発明になる潤滑剤の性能評価装置の説明
図、第2図は、この発明になる装置を用いて2種類の潤
滑剤の性能評価を行なったときの結果の図表である。 1:円柱状工具 2:加熱炉 3:金属材料(加熱試1験片) 4:下台 5:加圧手段 6:モータ 7:ボスト 8:油圧ポンプ 9−1.9−2 :歯車装置第
1図 1・6 第2図 U弓 開 (セ2ト)
図、第2図は、この発明になる装置を用いて2種類の潤
滑剤の性能評価を行なったときの結果の図表である。 1:円柱状工具 2:加熱炉 3:金属材料(加熱試1験片) 4:下台 5:加圧手段 6:モータ 7:ボスト 8:油圧ポンプ 9−1.9−2 :歯車装置第
1図 1・6 第2図 U弓 開 (セ2ト)
Claims (1)
- その周方向に回転駆動される円柱状工具と、金属材料を
、それが塑性加工されるときの温度以上に加熱する手段
と、前記金属材料に塑性変形を生ぜしめるべく円柱状工
具と、金属材料とを潤滑剤を介して円柱状工具軸方向に
加圧接触せしめるための加圧手段と、円柱状工具の回転
力を検出する手段とからなる潤滑剤の性能評価装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60216793A JPH0629843B2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 潤滑剤の性能評価装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60216793A JPH0629843B2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 潤滑剤の性能評価装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6275332A true JPS6275332A (ja) | 1987-04-07 |
JPH0629843B2 JPH0629843B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=16693961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60216793A Expired - Lifetime JPH0629843B2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 潤滑剤の性能評価装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629843B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101893535A (zh) * | 2010-06-30 | 2010-11-24 | 清华大学 | 一种润滑油的极限工作温度和高温耐磨性能测试方法 |
CN104155193A (zh) * | 2014-08-14 | 2014-11-19 | 浙江巨人控股有限公司 | 一种电梯主轴测试装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5977337A (ja) * | 1982-10-25 | 1984-05-02 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 摩擦試験装置 |
JPS6212855U (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-26 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP60216793A patent/JPH0629843B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5977337A (ja) * | 1982-10-25 | 1984-05-02 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 摩擦試験装置 |
JPS6212855U (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-26 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101893535A (zh) * | 2010-06-30 | 2010-11-24 | 清华大学 | 一种润滑油的极限工作温度和高温耐磨性能测试方法 |
CN104155193A (zh) * | 2014-08-14 | 2014-11-19 | 浙江巨人控股有限公司 | 一种电梯主轴测试装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0629843B2 (ja) | 1994-04-20 |
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