JPS627485Y2 - - Google Patents

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JPS627485Y2
JPS627485Y2 JP1980163353U JP16335380U JPS627485Y2 JP S627485 Y2 JPS627485 Y2 JP S627485Y2 JP 1980163353 U JP1980163353 U JP 1980163353U JP 16335380 U JP16335380 U JP 16335380U JP S627485 Y2 JPS627485 Y2 JP S627485Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet body
temperature
hot plate
heater
sheet
Prior art date
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Application number
JP1980163353U
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English (en)
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JPS5786335U (ja
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Publication of JPS5786335U publication Critical patent/JPS5786335U/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カード、札等のシート体の表面をこ
れに密着するようプラスチツクフイルムにより被
覆するための装置に関するものである。
現在、食料品や小物類をプラスチツクフイルム
により包装することが盛んに行なわれている。そ
の目的とするところは、耐湿性、耐候性、衛生
性、保存性の付与若しくは向上等種々であり、そ
のための包装装置においても、目的並びに被包装
物品の形状、大きさ、性質に応じて多種多様に設
計されている。
而して、「名刺」、「身分証明書」、「定期乗車
券」、「ミニカレンダー」その他のカード、札等の
シート体においては、包装の一態様ともいうべき
表面被覆を設けて当該シート体に耐久性、耐水性
を付与し或いはそれらを向上せしめること、或い
は更に当該シート体における表示事項の改竄を防
止することが便利であり、又必要とされる場合も
少くない。
このような要請から、第1図に示すように、例
えば2つ折のプラスチツクフイルム1の間に挾入
されたカード2を移動路Pに沿つて送る送りロー
ラ3A,3Bと、この移動路Pの両面側において
互に対向するよう設けた加熱機構4A,4Bと、
この加熱機構4A,4Bよりのカード2及びプラ
スチツクフイルム1を圧接する圧接ローラ5A,
5Bとにより構成されたシート体表面被覆装置が
用いられる。
而してこの種のシート体表面被覆装置において
は、良好な被覆を達成するためには、その加熱機
構4A,4Bによるシート体の加熱が均一に行な
われることが必要である。このため従来において
は、加熱機構4A,4Bの各々を、前記移動路P
に沿つた表面を有する熱板20と、これを加熱す
るニクロム等より成る抵抗発熱ヒーター6とによ
り構成し、ヒーター6を覆う伝熱材7の外表面に
温度検知器8を設けてこれよりの温度信号によ
り、前記ヒーター6に供給される電流をON−
OFF制御するようにしている。9は絶縁材、1
0は保温断熱材である。
しかしながら斯かる構成の加熱機構において
は、前記ヒーター6がON−OFFされる電流によ
り制御されるため、熱板20が受ける温度変化が
激しく、これを緩和するために当該熱板20の熱
容量を大きくしなければならない。この結果当該
熱板20の厚さが大きくなつて大きな占有空間を
必要とする。しかも前記温度検知器8は伝熱材7
の温度を検出するものであるから、これよりの温
度信号は厳密に熱板20の表面温度に対応して変
化せず、従つて実際には第2図に示すように、熱
板20の表面温度は設定温度Tを中心に相当に変
化する状態となる。この結果、斯かる加熱機構4
A,4Bを有するシート体表面被覆装置において
は、常に良好なシート被覆を行なうことができ
ず、特にシート体の移動速度を大きくする上で大
きな障害となる。
本考案は以上のような欠点を除き、シート体を
常に安定した一定の温度で加熱することのできる
加熱機構を具え、常に良好なシート体の表面被覆
を達成することのできるシート体表面被覆装置を
提供することを目的とする。
以下図面によつて本考案の一実施例について説
明する。
本考案においては、第3図に示すように、その
表面が移動路Pに沿つて伸びるよう厚さの小さい
アルミニウム板等より成る熱板20を配設し、こ
の熱板20の裏面上には正特性サーミスタより成
るヒータ21を設けて電流供給機構(図示せ
ず。)に接続し、更にこのヒーター21の外表面
を覆うよう断熱体22を設けて加熱機構4A,4
Bの各々を構成し、これによりシート体表面被覆
装置を構成せしめる。
本考案は以上のような構成であるから、その加
熱機構4A又は4Bにおいては、そのヒーター2
1が正特性サーミスタより成るものであるので、
これに電流供給機構により通電されると、その特
性から、当該ヒーター21の温度が低い間は低抵
抗であつて大電流が流れて大きく発熱し、逆に温
度が高いときには電流が抑制されて発熱量が低下
して平衡温度に達するようになる。而してこのヒ
ーター21は、シート体を加熱する熱板20の裏
面上に設けられているため、当該熱板20の温度
が設定温度Tより低下するとこれと共にヒーター
21の温度が直ちに低下するから、ヒーター21
は当該温度低下の程度に応じた割合で直ちに大き
く発熱して熱板20の温度を上昇せしめ、これと
は逆に熱板20の温度が上昇して設定温度Tより
高くなるとシート21の発熱量が当該温度上昇の
程度に応じた割合で低下して熱板20の温度を低
下せしめ、この結果前記熱板20の温度が設定温
度Tに維持されることとなる。
而して本考案においては、ヒーター21を常時
動作させながらその発熱量を熱板20の温度に応
じて直ちに制御するから、ヒーター21の動作状
態により熱板20が受ける温度変化が非常に小さ
く、従つて従来のような電流のON−OFF制御の
場合に用いる大きな熱容量の熱板が必要とされな
いため熱板20を厚さの小さいものとすることが
でき、従つて装置の小型化が達成される。更にヒ
ーター21が厚さの小さい熱板20の温度を直接
受けるものであるから、ヒーター21の発熱量が
熱板20の表面温度に比較的厳密に対応して変化
するようになり、この結果、第4図に示すよう
に、熱板20の表面温度を、初期期間を除き、常
に設定温度Tに安定に維持することができて良好
なシート被覆体を得ることができ、特にシート体
を高速で移動せしめるときにも確実な作動が達成
される。
本考案シート体表面被覆装置は、種々のシート
体の表面被覆に使用することができ、プラスチツ
クフイルム1を加熱軟化せしめてこのフイルム1
の接着性によりプラスチツクフイルム1をシート
体表面に密着させて被覆を行なう場合、単なるフ
イルムの内面に接着剤を塗布しておきこれを加熱
して当該フイルムをシート体の表面に接着せしめ
る場合、或いは接着剤及びプラスチツクフイルム
を組合わせて両者の接着性によりシート体表面に
プラスチツクフイルム1を密着せしめる場合等に
使用することができる。
このような使用に際し、フイルムは被覆すべき
シート体の表面に重ねた状態とされればよく、第
3図のように2つ折のプラスチツクフイルムに挾
み込む他、別個の2枚のプラスチツクフイルムを
シート体の両面に重ねた状態としてもよい。第5
図はこのようにして得られた表面被覆された「定
期乗車券」の断面図であり、100は定期乗車券
本体、101は被覆膜である。この「定期乗車
券」は密封された状態にあるので、いわゆる「定
期入れ」に入れなくともそのままの状態でその通
用期間中十分使用に耐え得る。
第6図は表面被覆された「ミニカレンダー」の
断面図であり、「定期入れ」等に入れて使用され
る「ミニカレンダー」本体200は、通常これが
連続した長尺な帯状体として製造されるから、こ
の場合はその帯状体全体を同様にプラスチツクフ
イルムにより表面被覆した後、各「ミニカレンダ
ー」単位毎に裁断するのが便利である。この場合
においては、「ミニカレンダー」本体200の両
面は被覆膜201,201により被覆されるがそ
の端面200′は大気に露出される。しかしこの
露出面は「ミニカレンダー」本体200の厚さ分
だけであるので、実質上耐久性には影響しない。
更にシート体の両面を被覆する代りに片面のみ
を被覆する場合にも本考案装置を使用し得ること
は勿論である。
以上のように本考案シート体表面被覆装置によ
れば、その加熱機構においてシート体を常に安定
した一定の温度で加熱することができ、常に良好
なシート体の表面被覆を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の構成を示す説明図、第2図
は従来装置における熱板表面の温度変化を示す特
性曲線図、第3図は本考案装置における加熱機構
についての説明用断面図、第4図は本考案装置の
加熱機構における熱板表面の温度変化を示す特性
曲線図、第5図及び第6図はそれぞれ被覆処理し
たシート体の例を示す断面図である。 1……プラスチツクフイルム、2……カード、
3A,3B……送りローラ、4A,4B……加熱
機構、5A,5B……圧接ローラ、20……熱
板、21……ヒーター、22……断熱体、100
……定期乗車券本体、200……ミニカレンダー
本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツクフイルムを重ねたシート体をシー
    ト体移動路に沿つて送るシート体送り機構と、前
    記シート体移動路に沿つて配設した、熱板及びこ
    の熱板を加熱する正特性サーミスタより成るヒー
    ターを有する加熱機構と、この加熱機構に続いて
    設けたシート体圧接機構とを具えて成ることを特
    徴とするシート体表面被覆装置。
JP1980163353U 1980-11-17 1980-11-17 Expired JPS627485Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980163353U JPS627485Y2 (ja) 1980-11-17 1980-11-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980163353U JPS627485Y2 (ja) 1980-11-17 1980-11-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5786335U JPS5786335U (ja) 1982-05-28
JPS627485Y2 true JPS627485Y2 (ja) 1987-02-20

Family

ID=29522136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980163353U Expired JPS627485Y2 (ja) 1980-11-17 1980-11-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2013138744A (ru) * 2011-01-21 2015-02-27 Тейджин Арамид Б.В. Нагревательное устройство

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223314A (en) * 1975-08-15 1977-02-22 Aiwa Co Ltd Tape recorder drive control circuit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5223314A (en) * 1975-08-15 1977-02-22 Aiwa Co Ltd Tape recorder drive control circuit

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Publication number Publication date
JPS5786335U (ja) 1982-05-28

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