JPS627446Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS627446Y2 JPS627446Y2 JP4222284U JP4222284U JPS627446Y2 JP S627446 Y2 JPS627446 Y2 JP S627446Y2 JP 4222284 U JP4222284 U JP 4222284U JP 4222284 U JP4222284 U JP 4222284U JP S627446 Y2 JPS627446 Y2 JP S627446Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- saw
- casing
- band
- raw material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 16
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 13
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 11
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 11
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 10
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、断熱材、パツキン材などとして各
方面で使用されている大鋸粉を生産するための大
鋸粉製造機に係り、さらにいえば、製作が容易で
性能の良い正面カツターを具備した大鋸粉製造機
に関する。
方面で使用されている大鋸粉を生産するための大
鋸粉製造機に係り、さらにいえば、製作が容易で
性能の良い正面カツターを具備した大鋸粉製造機
に関する。
(従来技術)
従来の大鋸粉製造機は、そのカツターの構造を
第1図に示したとおり、回転軸1に多数の丸のこ
2…を一定の角度傾けて積層し固定した構成とさ
れていた。
第1図に示したとおり、回転軸1に多数の丸のこ
2…を一定の角度傾けて積層し固定した構成とさ
れていた。
このため、大鋸粉の粒径を調節することがむず
かしかつた。また、丸のこ2は、回転方向の接線
に対し一定角度傾いて切削運動をするため、その
切削性能がどうしても劣り、生産性が悪い欠点が
あつた。
かしかつた。また、丸のこ2は、回転方向の接線
に対し一定角度傾いて切削運動をするため、その
切削性能がどうしても劣り、生産性が悪い欠点が
あつた。
その上、このカツターの場合、木材の切削加工
時に両方向にスラストを生じ、回転軸1の軸受に
高価なスラスト軸受を使用せざるを得ず、コスト
高となる欠点もあつた。
時に両方向にスラストを生じ、回転軸1の軸受に
高価なスラスト軸受を使用せざるを得ず、コスト
高となる欠点もあつた。
(考案の目的)
そこで、この考案の目的は、製作、組立て、メ
ンテナンスが容易で、木材の切削能力に優れ大鋸
粉の生産性が良い構成のカツターを具備する大鋸
粉製造機を提供することにある。
ンテナンスが容易で、木材の切削能力に優れ大鋸
粉の生産性が良い構成のカツターを具備する大鋸
粉製造機を提供することにある。
(考案の構成)
上記目的を達成するため、この考案の大鋸粉製
造機のカツターは、中心部に回転軸を取り付けた
略円板形状のケーシングの正面部に、長い帯のこ
を所定長さに切断して所望径の非真円形、即ち楕
円形等に湾曲したもの、及びやや幅狭の帯板を同
様な形状に湾曲したものを各々交互に、かつ、帯
のこはその刃がケーシング正面前方に向く態様で
多数同心円状に積層して設置し、これら帯のこ及
びスペーサはケーシングの半径方向に通した締付
ボルトで固定してあり、原材は前記カツターの正
面に向つて送り切削加工する構成とされている。
造機のカツターは、中心部に回転軸を取り付けた
略円板形状のケーシングの正面部に、長い帯のこ
を所定長さに切断して所望径の非真円形、即ち楕
円形等に湾曲したもの、及びやや幅狭の帯板を同
様な形状に湾曲したものを各々交互に、かつ、帯
のこはその刃がケーシング正面前方に向く態様で
多数同心円状に積層して設置し、これら帯のこ及
びスペーサはケーシングの半径方向に通した締付
ボルトで固定してあり、原材は前記カツターの正
面に向つて送り切削加工する構成とされている。
(作用効果)
つまり、この考案のカツターの場合、帯のこの
刃は、原材に対して必らず接線方向に当り切削運
動をするので、その切削能力は最大限有効に発揮
され、大鋸粉の生産性に優れている。
刃は、原材に対して必らず接線方向に当り切削運
動をするので、その切削能力は最大限有効に発揮
され、大鋸粉の生産性に優れている。
しかも、非真円形に湾曲された帯のこの刃は、
カツターの1回転中に原材に対しては軌跡を徐々
に変えながら切削するので、粒径の略一様な大鋸
粉を合理的に生産することができる。
カツターの1回転中に原材に対しては軌跡を徐々
に変えながら切削するので、粒径の略一様な大鋸
粉を合理的に生産することができる。
次に、このカツターは長い帯のこを定寸切断し
て湾曲したもの及び長い帯板を定寸切断して湾曲
したものを交互に同心円状に積層して設置し、締
付ボルトで固定した構成であるから、その製作、
組立てが容易であると共に摩耗、破損などした帯
のこは締付ボルトを外して交換、修理が容易にで
き、即ち、メンテナンスが容易である。
て湾曲したもの及び長い帯板を定寸切断して湾曲
したものを交互に同心円状に積層して設置し、締
付ボルトで固定した構成であるから、その製作、
組立てが容易であると共に摩耗、破損などした帯
のこは締付ボルトを外して交換、修理が容易にで
き、即ち、メンテナンスが容易である。
(実施例)
次に、第2図以下に示した実施例を説明する。
図中10はカツターの全体を指している。その
回転軸11は、台12上の軸受台13,14によ
り回転自在に支持されている。
回転軸11は、台12上の軸受台13,14によ
り回転自在に支持されている。
回転軸11の左端のプーリ15と、モータ16
のプーリ17とが、Vベルト18で連結され、カ
ツター10はモータ16により所定速度で一定方
向に回転されるようになつている。
のプーリ17とが、Vベルト18で連結され、カ
ツター10はモータ16により所定速度で一定方
向に回転されるようになつている。
図中19は、原材20のガイド枠であり、その
左端は台12により、右端は支持脚21により略
水平に支持されている。このガイド枠19はカツ
ター10に対しては、所定量偏心した位置(第4
図)において同カツター10の正面に向つて略直
角の配置で設置されている(第2図)。
左端は台12により、右端は支持脚21により略
水平に支持されている。このガイド枠19はカツ
ター10に対しては、所定量偏心した位置(第4
図)において同カツター10の正面に向つて略直
角の配置で設置されている(第2図)。
図中22は上記ガイド枠19内の長手方向に敷
設した原材送り用のベルトコンベアである。原材
20は、ベルトコンベア22上に載せ、カツター
10の正面に対して送り切削加工される。ベルト
コンベア22のドライブプーリ22aは、モータ
23により回転駆動される。原材押えローラ24
も、モータ23により、ベルトコンベア22と同
一周速度で回転駆動される。
設した原材送り用のベルトコンベアである。原材
20は、ベルトコンベア22上に載せ、カツター
10の正面に対して送り切削加工される。ベルト
コンベア22のドライブプーリ22aは、モータ
23により回転駆動される。原材押えローラ24
も、モータ23により、ベルトコンベア22と同
一周速度で回転駆動される。
カツター10は、台12上に立ち上げたカバー
ケーシング25により覆われている。カツター1
0により切削された大鋸粉は、台12内のシユー
ト26を滑降し、出口27から排出される。従つ
て、出口27の直下に大鋸粉の収納容器29が設
置されている。
ケーシング25により覆われている。カツター1
0により切削された大鋸粉は、台12内のシユー
ト26を滑降し、出口27から排出される。従つ
て、出口27の直下に大鋸粉の収納容器29が設
置されている。
ところで、カツター10は、第5図、第6図の
とおり構成されている。
とおり構成されている。
図中30は略円板形状のケーシングで、その中
心部に回転軸11が取り付けられている。
心部に回転軸11が取り付けられている。
ケーシング30は、その周縁部に、正面側(第
6図の右側)に環状に突出する厚肉のフランジ部
33を有する。該フランジ部33は、いわゆるフ
ライホイルを兼ねるように厚肉大重量に形成され
ている。
6図の右側)に環状に突出する厚肉のフランジ部
33を有する。該フランジ部33は、いわゆるフ
ライホイルを兼ねるように厚肉大重量に形成され
ている。
図中34と35は前記ケーシング30の正面部
に交互の配置で同心円状配置に積層して設置され
た帯のことスペーサである。
に交互の配置で同心円状配置に積層して設置され
た帯のことスペーサである。
該帯のこ34及びスペーサ35は、第7図に示
したとおり、長い帯状のものを所望長さに切断し
て所望直径の円環状に湾曲してあり、その共通な
角度位置にボルト孔31,32が設けられてい
る。
したとおり、長い帯状のものを所望長さに切断し
て所望直径の円環状に湾曲してあり、その共通な
角度位置にボルト孔31,32が設けられてい
る。
帯のこ34の幅寸aは、上記フランジ部33の
高さbよりも十分高く、その刃34aがケーシン
グ正面前方(第6図の右方向)に向く態様で設置
されている。スペーサ35の幅寸bは、前記フラ
ンジ部33と略同一とされている。
高さbよりも十分高く、その刃34aがケーシン
グ正面前方(第6図の右方向)に向く態様で設置
されている。スペーサ35の幅寸bは、前記フラ
ンジ部33と略同一とされている。
帯のこ34とスペーサ35は、フランジ部33
との間に左右対称に設置した三日月形状のガイド
36,36に案内されて、非直円形、即ち楕円形
の如き態様で多数同心配置に積層されている。
との間に左右対称に設置した三日月形状のガイド
36,36に案内されて、非直円形、即ち楕円形
の如き態様で多数同心配置に積層されている。
中心部の巻き締め部材38は6個(但し、個数
はこの限りでない。)のセグメントを組合わせて
円環形に組立てられている。巻締め部材38は、
その内周縁の段部38′にはめた押え板37をボ
ルト39で締め付け固定されている。
はこの限りでない。)のセグメントを組合わせて
円環形に組立てられている。巻締め部材38は、
その内周縁の段部38′にはめた押え板37をボ
ルト39で締め付け固定されている。
図中40は上記帯のこ34及びスペーサ35の
共通するボルト孔31,32に通してケーシング
30の半径方向に設置した締付ボルトである。該
締付ボルト40の頭40aは、ケーシング外周の
凹部42内に納め、巻締めドラム38の内側にナ
ツト41をねじ込み締付け固定されている。
共通するボルト孔31,32に通してケーシング
30の半径方向に設置した締付ボルトである。該
締付ボルト40の頭40aは、ケーシング外周の
凹部42内に納め、巻締めドラム38の内側にナ
ツト41をねじ込み締付け固定されている。
従つて、このカツター10は、締付ボルト40
の締めゆるめによつて組立分解が自由自在であ
り、メンテナンスが容易である。
の締めゆるめによつて組立分解が自由自在であ
り、メンテナンスが容易である。
上記構成のカツター10をモータ16により所
定速度で回転駆動し、該カツター10に対し原材
20を所定量ずつ送り込むと、帯のこ34の刃3
4aは順次軌跡を変えながら原材20を切削し、
能率良く大鋸粉を製造する。
定速度で回転駆動し、該カツター10に対し原材
20を所定量ずつ送り込むと、帯のこ34の刃3
4aは順次軌跡を変えながら原材20を切削し、
能率良く大鋸粉を製造する。
スペーサ35を交換してその厚みを変えると、
大鋸粉の粒径を調節可能である。
大鋸粉の粒径を調節可能である。
第1図は従来の大鋸粉製造機のカツターを示す
正面図、第2図と第3図および第4図はこの考案
に係る大鋸粉製造機の平面図、左側面図、および
正面図を示している。第5図はこの考案に係るカ
ツターの正面図、第6図は第5図の−断面
図、第7図は帯のことスベーサを示す斜視図であ
る。
正面図、第2図と第3図および第4図はこの考案
に係る大鋸粉製造機の平面図、左側面図、および
正面図を示している。第5図はこの考案に係るカ
ツターの正面図、第6図は第5図の−断面
図、第7図は帯のことスベーサを示す斜視図であ
る。
Claims (1)
- 原材をカツターで切削して大鋸粉を製造する大
鋸粉製造機において、そのカツター10は、中心
部に回転軸11を取り付けたケーシング30の正
面部に、非真円形に湾曲せしめた帯のこ34と帯
板状スペーサ35とを交互の配置で、かつ、帯の
こ34の刃34aがケーシング正面前方に向く態
様で同心円状に積層して設置されており、前記帯
のこ34及び帯板状スペーサ35はケーシング3
0の半径方向に通した締付ボルト40で固定され
ており、原材20は前記カツター10の正面に向
つて送り切削加工されることを特徴とする大鋸粉
製造機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4222284U JPS60154104U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | 大鋸粉製造機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4222284U JPS60154104U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | 大鋸粉製造機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60154104U JPS60154104U (ja) | 1985-10-14 |
JPS627446Y2 true JPS627446Y2 (ja) | 1987-02-20 |
Family
ID=30552773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4222284U Granted JPS60154104U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | 大鋸粉製造機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60154104U (ja) |
-
1984
- 1984-03-23 JP JP4222284U patent/JPS60154104U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60154104U (ja) | 1985-10-14 |
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