JPS6274029A - 非鉄金属溶湯の精練方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アルミニウム等非鉄金属の溶湯の精練方法に
関する。

〔従来の技術〕

例えばアルミニウム鋳造設備としての溶解炉や保持炉で
の溶湯は、脱ガス、金属介在物の除去若しくは酸化防止
等のために精練がなされる。そして、−かかる熔湯楕練
は、塩素ガスやフラックスと不活性ガスの組合せを用い
て行なわれるが、まずその従来例を第４図に示す。

すなわち、図中１はアルミニウム等非鉄金属溶湯２の溶
解炉又は保持炉で、精練作業を行うには炉ｌに対し投入
パイプ３を挿入自在に構成し、不活性ガスの供給源７に
フランクスタンクロが接続され、該フラックスタンク６
と投入パイプ３とを弁５及びフレキシブルホース４で連
結している。

このようにして、フレキシブルホース４の部分が伸び縮
みするので手動にて投入パイプ３を炉１内に挿入し、弁
５を開いて不活性ガスとタンク６内のフラックスを混合
して前記投入パイプ３から炉ｌ内に供給する。

このような炉１のサイドからの投入の他にも炉上部より
チューブを吊り下げ、この昇降により行なう天井よりの
溶湯内への吹き込み方法もある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このような従来の精練方法では投入量はアルミ
ニウム等の溶湯の量及び材質に応じて任意に決定される
ため最適値の条件設定が困難であリ、また、炉１つに１
つの精練装置が必要となり、しかも１つ１つ手動作業で
投入バイブの挿入等を行なわなければならないのできわ
めて面倒なものとなる。

本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、複数炉に
おいて集中自動供給方式をシステム化でき、経済的で簡
素化、省力化を図ることができる非鉄金属溶湯の精練方
法を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は前記目的を達成するため、不活性ガスの供給源
と各炉毎に設ける投入パイプの複数個との間に計量装置
付フラックスタンクを配設し、該フラックスタンクにコ
ントローラを接続し、このフラックスタンクでフラッフ
量、不活性ガス量を計量の上、配合比重を調整して、選
定された炉に前記投入パイプを介して投入することを要
旨とするものである。

〔作用〕 本発明によれば、コントローラで設定された供給量、配
合はフラックスタンクへ指示され、不活性ガスと混合の
上１、計量装置で計測された所定量を選定炉へ送られる
。

〔実施例〕

以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。

箪１図は本発明方法の実施例を示す説明図で、前記従来
例を示す第２図と同じく、図中ＩＡ、ＩＢ・・・は溶湯
２の溶解炉又は保持炉、３は各戸ＩＡ、ＩＢ・・・に設
ける投入パイプである。まず、本発明で使用する装置に
ついて述べると、図中７は不活性ガスの供給源であるが
、これと各戸ＩＡ、１Ｂの複数の投入パイプ３．３・・
・との間に計量装置付フラックスタンク１０を配設した
。そして、このタンク１０にはコントローラ９を接続し
、その出力をタンク１０に導入するとともにタンク１０
での計量結果をコントローラ９にフィトバックするよう
にした。また、該コントローラ９は操作押釦８を備えて
いる。この計量装置付フラックスタンク１０は、フラッ
フのタンク内残量、投入量を常時計量の上、投入量に対
して残量不足の場合は警報にてオペレーターに予知させ
るとともに投入開始指令により設定量を設定時間内に投
入可能な調整機構を具備しているものである。

これら、コントローラ９と計量装置付きフラックスタン
ク１０との具体例の一つを第２図に示すが、図中１０ａ
がフラックスタンクであり、１０ｂが計量装置としての
ロードセルで、これは円周方向に３台程度設けられる。

また、各投入パイプ３，３・・・には第３図に示すよう
に、フレキシブルホース１１ａ１これに接続するランス
バイブｌｌｂ及びこれらを前後動させるシリンダｌｌｃ
からなる自動挿入装置１１を設けるようにした。

次に、前記装置を用いて行う本発明方法を述べると、押
釦８の操作及びパターン設定で、コントローラ９からフ
ラックスタンク１０へ出力され、供給量及び配合量が指
示され、また供給すべき炉の選定も行なわれる。

そしてフラックスタンク１０では、供給ｔＡ７からの不
活性ガス（圧力可変）とフラックスを混合の上、計測さ
れた所定量を選定された炉ＩＡかＩＢへ投入パイプ３を
介して投入する。なお、炉の選定の際、自動挿入装置１
１が作用し当該炉内へ投入パイプ３は挿入されているも
のである。

〔発明の効果〕

以、上述べたように本発明の非鉄金属溶湯の精練方法は
、複数炉において集中供給方法をシステム化するもので
あり、最適値の条件設定等が適確かつ自動的に行なうこ
とができ、これにより経済性の向上と省力化を図かるこ
とができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の非鉄金属／８湯の精練方法の１実施例
を示す説明図、第２図はコントローラ及び計量装置付き
フラックスタンク部分の正面図、第３図は自動挿入装置
の正面図、第４図は従来例を示す説明図である。 １、ＩＡ、ＩＢ・・・　・・・炉 ２・・・溶湯　　　　　　３・・・投入パイプ４・・・
フレキシブルホース ５・・・弁６　・・・フラソクスタンク７・・・不活性
ガスの供給源 ８・・・操作押釦　　　　９・・・コントローラ１０・
・・計量装置付フラックスタンク１０ａ・・・フランク
スタンク １０ｂ・・・ロードセル　　１１・・・自動挿入装置１
１ａ・・・フレキシブルホース １１ｂ・・・ランスパイプ　１１Ｃ・・・シリンダ出願
人　　　　口ザイ工業株式会社 出願人　　　　株式会社神戸製鋼所 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 不活性ガスの供給源と各炉毎に設ける投入パイプの複数
   個との間に計量装置付フラックスタンクを配設し、該フ
   ラックスタンクにコントローラを接続し、このフラック
   スタンクでフラックス量、不活性ガス量を計量の上、配
   合比重を調整して選定された炉に前記投入パイプを介し
   て投入することを特徴とした非鉄金属溶湯の精練方法。