JPS6274009A - 高炉炉頂圧回収発電方法 - Google Patents

高炉炉頂圧回収発電方法

Info

Publication number
JPS6274009A
JPS6274009A JP21424985A JP21424985A JPS6274009A JP S6274009 A JPS6274009 A JP S6274009A JP 21424985 A JP21424985 A JP 21424985A JP 21424985 A JP21424985 A JP 21424985A JP S6274009 A JPS6274009 A JP S6274009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blast furnace
gas
heat
recovery
slag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21424985A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Kuriyama
壽志 栗山
Masaki Tateno
舘野 正毅
Tsutomu Takahashi
務 高橋
Shuji Yoshida
修司 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP21424985A priority Critical patent/JPS6274009A/ja
Publication of JPS6274009A publication Critical patent/JPS6274009A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Blast Furnaces (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高炉の炉頂圧回収発電方法に関し、さらに詳
細には、冶金滓の冷却工程で得た回収熱により高炉ガス
を昇温させ、そ几によって炉頂圧回収発電の出力を向上
させることができる高炉炉頂圧回収発電方法に関する。
(従来の技術) (公知の先行技術) 高炉滓や転炉滓等の冶金滓を冷却固化するとともに、そ
の保有熱を回収することが種々実施または提案さnてい
る〇 たとえば、特開昭57−31784号公報には、冷却固
化スラグを熱回収用ボックスに入nるとともに、その熱
回収用ボックスに空気を流通させて高温化し、得らnた
高温空気によってボイラを運転し、冶金滓の保有する顕
熱を蒸気として回収する方法が提案さnている。
また、特開昭57−134501号公報には、熱回収塔
と熱風浄化塔とを組み合せた装准に、高炉送風を吹込ん
で熱回収を行なう方法が開示さnている。
(先願における先行技術) また、冶金滓の保有する顕熱の回収方法としては、本願
出願人による先願(特願昭59−151024号)に開
示さnているように、高炉用熱風炉の昇熱に際し、高炉
ガスを冶金滓の冷却工程で得た回収熱により予熱し、低
カロリーの高炉ガスを見掛は上高カロリー化し、その分
高力o 17−燃料ガスの使用割合を減する方法がある
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の熱回収法には、っぎのような間遠
がある。
すなわち、第1の方法は、熱交換が、スラグ→気体→蒸
気と2段階であるため、エネルギ変換の設備に多大の費
用が必要となる。しかも、蒸気として回収しても、さら
に発電等に用いる場合には、再度熱交換やエネルギ一種
の変換を行なわなけnばならず、熱効率が低くなる問題
がある。
また第2の方法は、送風圧力が3〜4 kg / er
aと高圧であるため、熱交換装置のスラグ出入部のシー
ル構造が著しく難しい。
さらに、先7頭における先行例の場合には、燃料の質を
低質増加、上質減少とすることができる利点があるが、
この低質燃料単味以下でも予熱の効果が十分であるとき
には、もはや期待さnている効果を発揮する余地がない
。また、熱風炉の1基、2基燃焼切替時の制御性の問題
もある。
一方、高炉の炉頂圧発電設備においては、ガスタービン
の前処理工程として、高炉ガスの清浄を目的として除塵
器が設けらV、ている0この除1塵の方式としては、バ
ッグフィルタ等を用いる乾式、ペンチ−リスクラバ、リ
ングスリットエレメント等水を使用する湿式のものがあ
り、タービン入口のガス温度は、通常、乾式で100〜
150℃、湿式で50〜70’Cと低いものであったO そこで、本発明の目的は、熱回収効率を著しく向上させ
ろことができ、しかも負荷変動にかかわらず高回収率を
確保することができ、かつ発電量を高めることができる
高炉炉頂圧回収発電方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本発明は、高炉の炉頂圧
発電設備において、ガスタービン入口の高炉ガスを、冶
金滓の冷却工程で得た回収熱により昇温させることを特
徴とするものである0 (作用) 本発明によnば、冶金滓たとえば高炉滓の冷却工程で得
た回収熱を、乾式、湿式を問わず、高炉炉頂圧回収ター
ビンの直前で、高炉発生Bガスに移し、タービン入口の
Bガス温度を上昇せしめることにより、発電出力を向上
させることができる。このように、本発明では、乾式、
湿式を問わず、炉頂圧タービンを有する高炉においては
、自系内でスラグの熱エネルギーを電力として回収する
ことができる〇 一方、発生Bガス圧、炉頂圧ば1.5〜2.5 kp庵
であり、送風圧に比べると1〜2.0に9/aa低いた
め、熱交換器の耐圧構造も容易となる。
また、発生Bガス量は高炉滓の発生量に比べて膨大であ
るため、充分な熱回収が可能である。
さらに、回収タービン入口ガス温度の上昇に際して、タ
ービン内でのガスの膨張はタービンそのものによって制
約を受けるため、出口ガス温度もが上昇することとなる
。したがって、このガスを、Bガス利用設備たとえば高
炉熱風炉の昇温用に用いろ場合には、ガス予熱を行なっ
たと同等の効果をもたらすこととなる。このようにして
、エネルギ回収率はさらに向上する。
(発明の具体例) つぎに、本発明の具体例を第1図に示す概要図に基いて
説明する。
1は高炉であり、高炉1から排出さnたBガスBFGは
ガス除塵器2,3により清浄化さnた後、炉頂圧回収タ
ービン5に供給さ扛、発電機6を回転して電力を発生さ
せる。
一方、高炉1から排出さnた溶融高炉滓Sは公知の方法
により撹拌造粒さ扛た後、冷却(熱回収)装置9に供給
さnる。冷却装置9としては、特開昭58−3710・
1号公報、特開昭56−110881号公報等公知のも
のを適宜使用することができる。この冷却装置9におい
ては、造粒滓が冷却さ几る一方で造粒滓の保イ1してい
た顕熱が熱媒体に移行さn回“民さnる。造粒滓の熱回
収を造粒滓との直接接触により行なう場合には、造粒滓
の変質を防ぐために、実質的に酸素を含1ないガスたと
えばN2ガス、高炉ガス等を使用するのが好適である。
いま本発明によnは、冷却装置9において得らnた回収
熱により、ガスタービン5人口の高炉ガスBFGが昇温
せしめらnる。回収熱の搬送は、友とえば鉱物油系の熱
媒油を使用して行なわnる0したがって、上記N2ガス
等による回収熱は再度熱媒油に熱交換さnlこの熱媒油
が熱交換器CBガス予熱器)4に供給さnることによっ
て、除塵後炉頂圧回収タービン直前の高炉ガスが昇温さ
汎る。この結果、ガスの見掛は容積が増大し、発電量を
向上させることができる。
タービン排出後のガスもいまだ十分な顕熱を保有してい
るので、ガス精製後熱風炉7昇温用燃料ガスとして、あ
るいは他のBガス利用設備8に使用さnlさらに熱回収
さ几る。
(実施例) 本発明の実施例を第2図に示す装置を使用して行なっ几
〇 高炉1から排出さn*約1500℃の溶融滓Sを造粒機
10により撹拌造粒して約1000℃の造粒滓を得た0
こルを70 tan/ h rの略一定速度で切υ出し
、熱滓冷却機9においてN2ガスにより熱回収を行なっ
た0回′況熱を再度鉱物油系の熱媒油と熱交換し、熱媒
油により回収熱の搬送を行なった〇一方、高炉炉頂部よ
りの発生ガス675. OOONm/h rは、湿式除
塵器3による除塵後、炉頂圧回収タービン5の直前に設
けた熱交換器4により、熱媒油を介して昇温さn1ガス
の見掛は容積を増し、タービンにより、ガスのエネルギ
ーが電力として回収さnた0該ガスはタービン内での急
激な膨張により温度が低下するが、その後でも約50°
Cの顕熱を有してい友。このガスをガス精製器11によ
る精製後直ちに燃料ガスとして熱風炉7昇温用に用いた
ところ、燃料ガス温度は45℃と通常より若干高い温度
となり、見掛は燃料ガスカロリー値を上げることができ
た。
本発明による結果を、高炉ガスを炉頂圧回収タービン直
前で昇温させることなくタービンに供、給する従来例の
結果と比較して第1表に示す。
第  1  表 こnらの結果から明らかなように、タービン入口に熱交
換器を設置することによる入口ガス圧の減少が生じてい
るが、温度上昇が顕著であり、この温度上昇分による効
果がガス圧による損失を相殺して余りあり、充分な出力
増の効果が保証さnる。
なお、通常、炉頂圧回収タービンは200℃程度までの
ガス温度では強度上の問題はないため、本発明は乾式の
場合にも適用することができ、同様の効果をあげること
ができる。
また、タービン出口温度も従来と比べて上昇するので、
ガス精製後直ちに燃料ガスとして熱風炉昇温用に使用す
る場合には、燃料ガス予熱の効果を有する。
(発明の効果) 上記し几ように、本発明によnば、従来の発電に供する
場合の冶金滓回収熱利用において必要とさ几ていたボイ
ラに相当する設備が不要となり、送風を予熱する場合の
耐圧構造の問題、低質燃料の発熱量の制約等の問題を解
決することができる。しかも、発電量を従来と比べて増
大させることができるのみならず、発電に供さn之後の
Bガス顕熱をもさらに有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概要を示す図、第2図は本発明の実施
例に使用した装置を示す図である01・・高炉  2,
3・・ガス除塵器 4・・熱交換器  5・・炉頂圧回収タービン6・・発
電機  7・・熱風炉 8・・他のBガス利用設備  9・・冷却装置10・・
造粉機  11・・ガス精製器特許出願人   住友金
属工業株式会社代理人弁理士  永  井 義 久・−
、′、。 1.1 ・・11 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高炉の炉頂圧発電設備において、ガスタービン入
    口の高炉ガスを、冶金滓の冷却工程で得た回収熱により
    昇温させることを特徴とする高炉炉頂圧回収発電方法。
JP21424985A 1985-09-27 1985-09-27 高炉炉頂圧回収発電方法 Pending JPS6274009A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21424985A JPS6274009A (ja) 1985-09-27 1985-09-27 高炉炉頂圧回収発電方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21424985A JPS6274009A (ja) 1985-09-27 1985-09-27 高炉炉頂圧回収発電方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6274009A true JPS6274009A (ja) 1987-04-04

Family

ID=16652637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21424985A Pending JPS6274009A (ja) 1985-09-27 1985-09-27 高炉炉頂圧回収発電方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6274009A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100804229B1 (ko) * 2001-10-17 2008-02-18 재단법인 포항산업과학연구원 고로 용융 슬래그 현열회수 장치
WO2011026940A1 (en) 2009-09-04 2011-03-10 Paul Wurth S.A. Recovery of energy from blast furnace gas in an expansion turbine
WO2011048045A1 (en) 2009-10-19 2011-04-28 Paul Wurth S.A. Energy recovery from gases in a blast furnace plant
JP2011220599A (ja) * 2010-04-08 2011-11-04 Jfe Steel Corp 鉄鋼スラグの熱エネルギー回収方法
JP2011226701A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Jfe Steel Corp 鉄鋼スラグの熱エネルギー回収方法
LU91917B1 (de) * 2011-12-16 2013-06-17 Wurth Paul Sa Kaltwinderzeugung aus Schlackewaerme

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100804229B1 (ko) * 2001-10-17 2008-02-18 재단법인 포항산업과학연구원 고로 용융 슬래그 현열회수 장치
WO2011026940A1 (en) 2009-09-04 2011-03-10 Paul Wurth S.A. Recovery of energy from blast furnace gas in an expansion turbine
WO2011048045A1 (en) 2009-10-19 2011-04-28 Paul Wurth S.A. Energy recovery from gases in a blast furnace plant
DE112010005234T5 (de) 2009-10-19 2013-01-24 Paul Wurth S.A. Energierückgewinnung aus Gasen in einer Hochofenanlage
JP2011220599A (ja) * 2010-04-08 2011-11-04 Jfe Steel Corp 鉄鋼スラグの熱エネルギー回収方法
JP2011226701A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Jfe Steel Corp 鉄鋼スラグの熱エネルギー回収方法
LU91917B1 (de) * 2011-12-16 2013-06-17 Wurth Paul Sa Kaltwinderzeugung aus Schlackewaerme
WO2013087838A1 (de) 2011-12-16 2013-06-20 Paul Wurth S.A. Kaltwinderzeugung aus schlackewärme
CN103998626A (zh) * 2011-12-16 2014-08-20 保尔伍斯股份有限公司 来自炉渣热量的冷风生成

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04337387A (ja) メルトダウンまたは石炭ガス化装置に用いる石炭の乾燥法
JPS61178505A (ja) 発電所を稼動するための方法及び装置
JP5756575B2 (ja) スラグ熱を利用して低温空気ブラスト圧縮機を駆動する方法
JPS6274009A (ja) 高炉炉頂圧回収発電方法
JP4712082B2 (ja) 石炭ガス化及び直接製鉄方法並びにそのシステム
US5435123A (en) Environmentally acceptable electric energy generation process and plant
CA1108852A (en) Waste heat recovery process
CN108680040B (zh) 烧结矿显热高效分配利用系统及分配方法
RU2082929C1 (ru) Устройство охлаждения и утилизации тепла отходящих из печи газов
CN1084792C (zh) 高风温高炉热风炉空气、煤气预热方法
JPH1163870A (ja) 排熱回収装置
CN101696361B (zh) 一种带有回热系统的高压粉煤气化炉
RU2553160C2 (ru) Извлечение энергии из газов в установке доменной печи
JP3008251B2 (ja) ガスタービン・蒸気複合式火力発電所においてガスタービンを運転するためのガスを発生するための方法及びこの方法を実施するための装置
JP2004020140A (ja) 空気加熱装置及び火力発電設備
JP5790045B2 (ja) 熱風発生装置
JP3625301B2 (ja) 排熱回収発電装置
JPS6141884A (ja) 冶金滓の顕熱回収方法
JPS5831283A (ja) スラグの顕熱および排ガス中のco↓2を回収する方法
JPS60232487A (ja) 加熱炉における排熱回収装置
JPS596892B2 (ja) 高炉送入空気の脱湿、加熱方法
JPH0789739B2 (ja) 電磁流体発電を含む複合発電方法
JP2000213307A (ja) ガス化複合サイクル発電プラント
JPS6155503A (ja) ボイラ装置
JPS6229890A (ja) 冶金滓熱回収利用方法