JPS62736B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62736B2 JPS62736B2 JP7307979A JP7307979A JPS62736B2 JP S62736 B2 JPS62736 B2 JP S62736B2 JP 7307979 A JP7307979 A JP 7307979A JP 7307979 A JP7307979 A JP 7307979A JP S62736 B2 JPS62736 B2 JP S62736B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluidized bed
- furnace
- starting burner
- spray gun
- burner
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 21
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 12
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 2
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims 1
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- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23C—METHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN A CARRIER GAS OR AIR
- F23C10/00—Fluidised bed combustion apparatus
- F23C10/18—Details; Accessories
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J8/00—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
- B01J8/18—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles
- B01J8/1836—Heating and cooling the reactor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23C—METHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN A CARRIER GAS OR AIR
- F23C2900/00—Special features of, or arrangements for combustion apparatus using fluid fuels or solid fuels suspended in air; Combustion processes therefor
- F23C2900/99006—Arrangements for starting combustion
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
- Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
- Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は流動層炉の起動を容易に行うことの
できるバーナ装置に関する。
できるバーナ装置に関する。
最近流動層炉は各種廃棄物の焼却およびボイラ
等の熱源として注目されている。しかし流動層炉
は砂等の流動媒体を加熱流動させることにより燃
料を燃焼させるものであるため流動媒体が冷えて
いる起動時に大量の熱量を必要とする。特に最近
は大容量の炉が出現しており、かつ流動層内に水
管等の伝熱管を配置しているためこの傾向が著し
くなつて来ている。従来流動層炉の起動は層上部
に設けた起動バーナの火炎を層表面に噴射するこ
とにより行なつているが、上記の如き装置の大容
量化、伝熱管の設置等により流動媒体の加熱が不
十分となり、例えば燃料を石炭とした場合、着火
温度はおろか石炭の熱分解温度である250℃〜350
℃にも達することが困難となり、起動に長時間を
要し、場合によつては起動が不可能となる事態が
生じている。このためいくつかの方法が試みられ
ているがいづれも問題点を残しており、十分な解
決手段とはなつていない。以下第1図を用いて説
明する。
等の熱源として注目されている。しかし流動層炉
は砂等の流動媒体を加熱流動させることにより燃
料を燃焼させるものであるため流動媒体が冷えて
いる起動時に大量の熱量を必要とする。特に最近
は大容量の炉が出現しており、かつ流動層内に水
管等の伝熱管を配置しているためこの傾向が著し
くなつて来ている。従来流動層炉の起動は層上部
に設けた起動バーナの火炎を層表面に噴射するこ
とにより行なつているが、上記の如き装置の大容
量化、伝熱管の設置等により流動媒体の加熱が不
十分となり、例えば燃料を石炭とした場合、着火
温度はおろか石炭の熱分解温度である250℃〜350
℃にも達することが困難となり、起動に長時間を
要し、場合によつては起動が不可能となる事態が
生じている。このためいくつかの方法が試みられ
ているがいづれも問題点を残しており、十分な解
決手段とはなつていない。以下第1図を用いて説
明する。
先ず、空気入口3、風箱4を経て流動層6の下
部から供給する空気を別置の加熱炉においてあら
かじめ加熱しておく方法がある。しかしこの方法
は大容量の炉には不向きで、かつ送入すべき空気
を700℃から800℃に加熱するため、空気加熱用の
設備が大型化する。
部から供給する空気を別置の加熱炉においてあら
かじめ加熱しておく方法がある。しかしこの方法
は大容量の炉には不向きで、かつ送入すべき空気
を700℃から800℃に加熱するため、空気加熱用の
設備が大型化する。
次に層内温度の上昇を容易にするため、流動層
6内に配置した伝熱管7の水を抜いておく方法が
あるが、水を抜いておくことから注意不充分によ
るいわゆる「空焚き」を行うことになり伝熱管を
焼損する虞れがあり実用的でない。
6内に配置した伝熱管7の水を抜いておく方法が
あるが、水を抜いておくことから注意不充分によ
るいわゆる「空焚き」を行うことになり伝熱管を
焼損する虞れがあり実用的でない。
さらに、起動バーナ9を大容量のものとするこ
とも考えられるが、火炎11は図示の如く流動層
6の表面で反転上昇するため、バーナの燃料消費
量に比較して加熱効率は悪く、しかも火炎に対し
十分に流動媒体を接触させるため大量の流動用空
気を導入せねばならず大容量の空気フアンの設置
等が必要で設備費が高価となる。
とも考えられるが、火炎11は図示の如く流動層
6の表面で反転上昇するため、バーナの燃料消費
量に比較して加熱効率は悪く、しかも火炎に対し
十分に流動媒体を接触させるため大量の流動用空
気を導入せねばならず大容量の空気フアンの設置
等が必要で設備費が高価となる。
結局従来の方法においては問題解決が不十分で
簡便かつ効果的な起動バーナ装置が待望されてい
る所以である。
簡便かつ効果的な起動バーナ装置が待望されてい
る所以である。
この発明の目的は上記した従来技術の欠点をな
くし簡便かつ効果的な起動バーナ装置を提供する
ことにある。
くし簡便かつ効果的な起動バーナ装置を提供する
ことにある。
要するにこの発明は流動層炉の起動バーナの近
傍に1個以上のスプレーガンを炉内出し入れ、お
よび噴射方向自在に設置し、このスプレーガンよ
り着火の容易な燃料を噴霧するよう構成したもの
である。
傍に1個以上のスプレーガンを炉内出し入れ、お
よび噴射方向自在に設置し、このスプレーガンよ
り着火の容易な燃料を噴霧するよう構成したもの
である。
以下この発明の実施例を図面に従つて説明す
る。
る。
第2図はこの発明の第1の実施例を示す。図に
おいて起動バーナ9の近傍(図示の場合は下側)
には流動層炉のケーシング1および炉壁2を挿通
してホールダ15が設けてある。このホールダ1
5に対しては先端にチツプ14を有するスプレー
ガン13が炉内に対する出し入れ、および回転可
能に挿入してある。16はスプレーガン13に対
し噴霧用空気を送入する空気管、17は燃料を供
給する燃料管、12はスプレーガン13を固定す
る止め螺子である。
おいて起動バーナ9の近傍(図示の場合は下側)
には流動層炉のケーシング1および炉壁2を挿通
してホールダ15が設けてある。このホールダ1
5に対しては先端にチツプ14を有するスプレー
ガン13が炉内に対する出し入れ、および回転可
能に挿入してある。16はスプレーガン13に対
し噴霧用空気を送入する空気管、17は燃料を供
給する燃料管、12はスプレーガン13を固定す
る止め螺子である。
この装置において、炉の起動方法を説明する
と、空気入口3、風箱4、多孔板5を経て層下部
から流入した空気により流動化している流動層6
に対して起動バーナ9の火炎11が吹き付ける。
この状態において、スプレーガン13から容易に
着火する燃料、例えば灯油、A重油、軽油等を噴
霧すると、この噴霧された燃料は前記火炎11に
より着火し、炉内における火炎区域を拡大する。
つまり前記起動バーナ9はこの状態において、流
動層6を加熱するいわゆる起動バーナとして機能
すると共にスプレーガン13に対する点火トーチ
としての役目も果すことになる。なお、スプレー
ガン13を点火している状態において、このスプ
レーガン13をある程度出し入れしたり、回動さ
せることにより火炎の噴射位置および噴射方向を
変化させ流動層6に対し満遍無く火炎を噴射させ
るとより効果的である。続いて流動層6内の燃料
に着火し、炉内で自立燃焼が行なわれるようにな
つたならばバーナガン13に対する燃料および空
気の供給を停止し、バーナガン13を炉内から抜
き出す。
と、空気入口3、風箱4、多孔板5を経て層下部
から流入した空気により流動化している流動層6
に対して起動バーナ9の火炎11が吹き付ける。
この状態において、スプレーガン13から容易に
着火する燃料、例えば灯油、A重油、軽油等を噴
霧すると、この噴霧された燃料は前記火炎11に
より着火し、炉内における火炎区域を拡大する。
つまり前記起動バーナ9はこの状態において、流
動層6を加熱するいわゆる起動バーナとして機能
すると共にスプレーガン13に対する点火トーチ
としての役目も果すことになる。なお、スプレー
ガン13を点火している状態において、このスプ
レーガン13をある程度出し入れしたり、回動さ
せることにより火炎の噴射位置および噴射方向を
変化させ流動層6に対し満遍無く火炎を噴射させ
るとより効果的である。続いて流動層6内の燃料
に着火し、炉内で自立燃焼が行なわれるようにな
つたならばバーナガン13に対する燃料および空
気の供給を停止し、バーナガン13を炉内から抜
き出す。
第3図は別の実施例を示し、特に大容量の流動
層炉に対する起動を考慮した装置を示す。この実
施例の場合は起動バーナ9の上下に複数個のスプ
レーガン13a,13bおよび13cを配置し、
さらにこの起動バーナ9を設置した炉壁と対向す
る炉壁にもスプレーガン13dを設置してある。
この装置においては、先ず起動バーナ9を着火さ
せた後、その近傍に位置するスプレーガン13a
および13cに着火し、続いてスプレーガン13
aの火炎によりスプレーガン13bに着火させ
る。以上の方法により炉内に多数のスプレーガン
を設置した場合でも次々に着火させることができ
る。また起動バーナ9に対向するスプレーガン1
3dは起動バーナ9の火炎が流動層6の表面で反
転上昇することにより容易に着火する。
層炉に対する起動を考慮した装置を示す。この実
施例の場合は起動バーナ9の上下に複数個のスプ
レーガン13a,13bおよび13cを配置し、
さらにこの起動バーナ9を設置した炉壁と対向す
る炉壁にもスプレーガン13dを設置してある。
この装置においては、先ず起動バーナ9を着火さ
せた後、その近傍に位置するスプレーガン13a
および13cに着火し、続いてスプレーガン13
aの火炎によりスプレーガン13bに着火させ
る。以上の方法により炉内に多数のスプレーガン
を設置した場合でも次々に着火させることができ
る。また起動バーナ9に対向するスプレーガン1
3dは起動バーナ9の火炎が流動層6の表面で反
転上昇することにより容易に着火する。
この発明によれば小容量の流動層炉はもとより
大容量の流動層炉でも容易に起動できる。
大容量の流動層炉でも容易に起動できる。
また流動用空気加熱用の装置、強力な送風機等
の特別な装置が不要で装置を小型化できると共に
設備費の低減を図ることができる。
の特別な装置が不要で装置を小型化できると共に
設備費の低減を図ることができる。
第1図は従来の起動装置を有する流動層炉の側
断面図、第2図はこの発明に係る起動バーナを有
する流動層炉の側断面図、第3図は別の実施例を
示す流動層炉平断面図である。 6……流動層、9……起動バーナ、12……止
め螺子、13,13a,13b,13c,13d
……スプレーガン、14……スプレーチツプ、1
5……ホールダ、16……空気管、17……燃料
管。
断面図、第2図はこの発明に係る起動バーナを有
する流動層炉の側断面図、第3図は別の実施例を
示す流動層炉平断面図である。 6……流動層、9……起動バーナ、12……止
め螺子、13,13a,13b,13c,13d
……スプレーガン、14……スプレーチツプ、1
5……ホールダ、16……空気管、17……燃料
管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 起動バーナにより流動層を加熱し起動させる
流動層炉において、助燃用の燃料を噴霧する1個
以上のスプレーガンを炉内に出し入れと回動を可
能に炉壁に取り付けしたことを特徴とする流動層
炉の起動バーナ装置。 2 前記スプレーガンの一部を、起動バーナを設
置した炉壁に対向する炉壁に設置したことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の流動層炉の起
動バーナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7307979A JPS55165139A (en) | 1979-06-12 | 1979-06-12 | Starting burner device of fluidized bed furnace |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7307979A JPS55165139A (en) | 1979-06-12 | 1979-06-12 | Starting burner device of fluidized bed furnace |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55165139A JPS55165139A (en) | 1980-12-23 |
JPS62736B2 true JPS62736B2 (ja) | 1987-01-09 |
Family
ID=13507955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7307979A Granted JPS55165139A (en) | 1979-06-12 | 1979-06-12 | Starting burner device of fluidized bed furnace |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55165139A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5257922B2 (ja) * | 2007-12-28 | 2013-08-07 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 爆薬スラリーの燃焼装置 |
JP6125543B2 (ja) * | 2013-01-31 | 2017-05-10 | 住友重機械工業株式会社 | 流動床燃焼炉及び流動床燃焼炉の運転方法 |
-
1979
- 1979-06-12 JP JP7307979A patent/JPS55165139A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55165139A (en) | 1980-12-23 |
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