JPS627334Y2 - - Google Patents

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JPS627334Y2
JPS627334Y2 JP1980189174U JP18917480U JPS627334Y2 JP S627334 Y2 JPS627334 Y2 JP S627334Y2 JP 1980189174 U JP1980189174 U JP 1980189174U JP 18917480 U JP18917480 U JP 18917480U JP S627334 Y2 JPS627334 Y2 JP S627334Y2
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JP
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rail
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JP1980189174U
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JPS57113131U (ja
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  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、放射線治療台と手術治療台とを兼ね
た治療台装置に関するものである。
放射線の治療は患者をX、Y方向に移動させる
必要があることから、患者を載置する天板等の治
療台は従来より、床面に対しX、Y方向に移動さ
せる案内機構を介して据付けられている。
手術治療台は通常床面に設置したコラム上に患
者を載置する手術台を装備している。この手術台
は手術の関係からローリングとか傾斜が必要であ
り、したがつてコラムに対して横転、傾動可能に
なつている。また最近では手術中に放射線治療を
加える場合があり、そのために手術台をその長手
方向に移動できるようにしたものもある。しかし
この移動はコラムとの相対移動方式である。
このように放射線治療台なり手術治療台は改良
がされてきているが、未だ別々の機能器械の域を
脱せず、放射線治療台は手術台としての機能を果
しえず。また、その逆の場合も同様である。その
ため両方の治療を必要とする場合にはそれぞれの
治療台を購入設置しなければならず、不経済であ
る。また、放射線治療台におけるX・Y方向案内
機構は床面に埋設または敷設したレール等により
構成され、大形であり据付工事が大がかりになる
きらいがある。
本考案は、上述のような従来の欠点を解消した
治療台装置を提供したもので、床面に着脱可能に
付設されるレールと、このレールにより案内され
る基盤を備えるとともに、この基盤上に手術台と
コラムを可動に設置したことを特徴とする。
以下、図示実施例を説明する。
図において、1は手術台、2はこの手術台1を
頂部に装備するコラム、3はコラム2と一体で下
方に取り付けられた支持板であり、手術台1はコ
ラム2に対して横転、傾動、上下動可能に装備さ
れている。
4は基盤で、両側に取り付けられた案内車5,
6と床面に付設されたレール7によつて左右方向
に往復移動自在に構成されるとともに、上方には
手術台を、図面垂直方向に往復移動自在に載置し
ている。直線状のレール7はテープ8にて床面F
に付設されあるいは両面接着テープで付設され
る。
第2図において左側を装置の前方、右側を装置
の後方とすると、第3図は基盤4を床面Fに対し
て一定の方向(Y方向)に規制して往復移動させ
る機構を示している。すなわち、レール7の両側
にカムホロワとしてのローラ9,9′が転接され
る。ローラ9,9′は基盤4に対し支軸10,1
0′に回転自在に保持されている。11,11′は
この支軸10,10′の固定ねじである。
ローラ9,9′を主体とする案内機構は基盤4
の下面に形成した凹部4Hに設置されているが、
基盤の後方にも設置されていて基盤4のレール7
によるY方向往復移動が正確に規制される。基盤
4は床面Fに対して一定の間隙(高さ)を有して
設置されるが、これは第4図、第7図に示される
案内車5,6の機構により保障されている。案内
車5,6は基盤4のY方向移動を円滑ならしめ
る。
案内車5は第4図に示すように、基盤4の前方
でかつ両側方に1個ずつ取り付けられており基盤
4のボス部4Bに支持された支軸に回転自在に保
持されている。後輪に相当する案内車6は基盤4
に対しリブ4Lを介して形成された垂直壁4Wに
支持された支軸19に回転自在に保持されてい
る。この案内車6は支軸19に軸受21を介して
回転自在なホイール18の外周に嵌設されたウレ
タンゴム輪からなり移動を静かに行なわしめる。
20は支軸19の固定ネジ部、22は車輪カバー
である。以上の構成により基盤4はY方向に移動
自在である。
コラム2と基盤4はX方向に対して往復移動自
在に案内する機構によつて有機的に結合されてい
る。この案内機構は第5図、第6図に示すよう
に、コラム2と一体の支持板3と基盤4との間に
介設されている。すなわち、支持板3が基盤4に
対して相対移動を円滑に行なえるようにするため
支持板3にはピン12が埋設され、このピン12
にローラ13が回転自在に保持されている。この
ローラ13はコラム2、手術台1および患者の重
量を受けながら基盤4の上面と転動する。
基盤4にはレール7と直角な方向(X方向)に
溝4Mが穿設されている。この溝4Mは第2図に
示すように基盤4の後方のT字形部の全長域にわ
たつて穿設されている。14は溝4Mに嵌合する
カムホロワとしてのローラで、ネジ部16にて支
持板3に取り付けられた支軸15に回転自在に保
持されている。このローラ14は基盤4の後方の
T字形部両側に設置され、支持板3の基盤4に対
する相対的変位すなわちX方向の移動を正確に案
内規制する。
第8図、第9図は上記X方向、Y方向の移動を
所定の位置において中止し位置決めするためのブ
レーキ機構を示す。すなわち、第8図は支持板3
の基盤4に対する移動のブレーキ機構であり、第
9図は基盤4の床面に対する移動のブレーキ機構
である。
第8図において、23は支持板3に植設された
支持枠で支軸24を保持している。25は支軸2
4に揺動可能に軸支されたブレーキ用踏板で、こ
の踏板25をたとえば足で踏むとそれと一体の板
バネ26が作動軸27をスプリング28の弾力に
抗して下方に押し、ゴム製ストツパ29が基盤4
の上面に押しつけられる。ストツパ29の基盤4
への押圧により支持板3の移動がブレーキされ所
定位置に位置決め可能となる。
第9図のブレーキ機構も第8図の構成と同様で
あるが、ストツパ36が床面Fに押し付けられる
ことによつて基盤4の移動がブレーキされる。3
0は支持枠であり、この支持枠30に保持された
支軸31に踏板32が揺動可能に取り付けられて
いる。33は板バネ、34は作動軸、35はスプ
リングである。
以上本考案の治療台装置の具体的構成を説明し
たが、本考案はこれらに限定されるものではな
い。例えば、コラムのX方向往復移動を規制案内
する機構の場合、案内溝をコラム側に穿設するこ
とも考えられまた溝による案内方式以外の方式も
採用できる。
本考案による治療台装置は以上のように手術治
療としての手術台を床面に対してX・Y方向に移
動可能であり、放射線治療と手術治療を兼ねた経
済的にすぐれた治療台装置である。X、Y方向の
移動案内機構は床面に対して簡易に設置でき、ま
た移転できる構造であり、据付作業がきわめて簡
単容易である。しかも本考案は床面をベースとし
て基盤、コラムの支承を行なつていて安定してお
り、手術台の床面に対するX方向、Y方向の移動
が正確かつ容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は
第1図X−X′断面の拡大図、第3図は第2図の
A−A′断面図、第4図は第2図のB−B′からみ
た図、第5図は第2図のC−C′断面図、第6図
は第2図のD−D′断面図、第7図は第2図のE
−E′からみた図、第8図は第2図のF−F′断面
図、第9図は第2図のG−G′断面図である。 1……手術台、2……コラム、3……支持板、
4……基盤、5,6……案内車、7……レール、
8……テープ、9,9′,10,10′,15,1
9,24,31……支軸、13……ローラ、14
……ローラ、25,32……踏板、27,34…
…作動軸、28,35……スプリング、29,3
6……ストツパ、4M……案内溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床面に対して付設される直線状のレールと、こ
    のレールに転接するローラを底面側に保持する基
    盤と、この基盤に取り付けられて基盤をレールの
    長手方向に往復移動自在に案内する案内車と、上
    方に手術台を装備したコラムと、このコラムに取
    り付けられ前記基盤上を転動してコラムの基盤に
    対する往復移動を自在にするためのローラと、コ
    ラムの移動を前記レールの長手方向と垂直な方向
    に規制する規制手段と、前記基盤の床面に対する
    移動を所定の位置で中止するブレーキ機構と、コ
    ラムの基盤に対する移動を所定の位置で中止する
    ブレーキ機構とを具備し、手術台の床面に対する
    X方向又はY方向の移動を所定の位置にて中止し
    位置決めして放射線治療と手術台治療とができる
    ようにしたことを特徴とする治療台装置。
JP1980189174U 1980-12-30 1980-12-30 Expired JPS627334Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980189174U JPS627334Y2 (ja) 1980-12-30 1980-12-30

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JP1980189174U JPS627334Y2 (ja) 1980-12-30 1980-12-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57113131U JPS57113131U (ja) 1982-07-13
JPS627334Y2 true JPS627334Y2 (ja) 1987-02-20

Family

ID=29993177

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JP1980189174U Expired JPS627334Y2 (ja) 1980-12-30 1980-12-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3577221B2 (ja) * 1997-08-04 2004-10-13 住友重機械工業株式会社 放射線治療用ベッドシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4921793U (ja) * 1972-05-26 1974-02-23

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JPS57113131U (ja) 1982-07-13

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