JPS627285Y2 - - Google Patents

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JPS627285Y2
JPS627285Y2 JP1981159659U JP15965981U JPS627285Y2 JP S627285 Y2 JPS627285 Y2 JP S627285Y2 JP 1981159659 U JP1981159659 U JP 1981159659U JP 15965981 U JP15965981 U JP 15965981U JP S627285 Y2 JPS627285 Y2 JP S627285Y2
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JP
Japan
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interpupillary distance
frame
mark
displayed
plane mirror
Prior art date
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JP1981159659U
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English (en)
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JPS5864302U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、眼鏡枠を選定する際に自分の眼幅
を測定して、自分の眼幅に合つた適切なフレーム
サイズを知ることができるようにした、眼鏡枠選
定用品に関する。
眼鏡売り場においては多数の眼鏡枠を陳列して
おいて、お客が自由に手に取つて装用しながら自
分の顔幅に合つたものを選定できるようにしてい
るところが多い。ところで、顔幅にちようど合う
眼鏡枠を選ぶべきことはいうまでもないが、最も
重要なことは眼鏡枠にはめ込んだレンズの光学中
心と装用者の瞳孔の位置とが合致する眼鏡枠を選
ぶことである。レンズの光学中心と装用者の瞳孔
の位置とがズレといると、正確で快適な見え方が
できないからである。そして従来においては、お
客が自分の好みに合つた眼鏡枠をせつかく選定し
ても、それがもし自分の眼幅(左右の眼の瞳孔間
の距離)に合つた適切なものでなかつた場合は、
販売員の助言によりもう一度選びなおさなければ
ならないという不便があつた。特に店内が混み合
つて販売員のサービスが十分にはいきとどかない
場合には、お客はたいへん不便を感じるのが常で
あつた。
この考案は、お客が自身で容易に自分の眼幅を
測定し、その測定した眼幅に合つた適切なフレー
ムサイズを知ることができるようにした、便利な
眼鏡枠選定用品を提供することを目的とする。
そして、この考案に係る眼鏡枠選定用品は、以
上のような目的を達成させるために、次のような
ものとした。
すなわち、この眼鏡枠選定用品は、眼幅測定用
の表示をした平面鏡1と、眼幅とフレームサイズ
の対照表5との組合せよりなるものとした。そし
て、平面鏡1に表示をした眼幅測定用の表示は、
片眼の位置を決めるためのマーク2と、マーク2
から水平の方向にマーク2を始点とする実寸の目
盛りを1ミリメートル間隔で付けた目盛部4とよ
りなるものとした。また、対照表5は、眼幅を5
ミリメートル間隔に区分けして表示し、さらにそ
れら区分けしたものにそれぞれ対応するフレーム
サイズをそれぞれ対応させて表示したものとし
た。
眼鏡枠のフレームサイズを選定したい者は、ま
ず平面鏡1にまつすぐ対面して自分の顔を写し、
片眼の瞳孔をマーク2に一致させる。そして、他
方の眼の瞳孔が目盛部4のどの目盛線に写つてい
るかを見れば、眼幅が正確に読み取れる。なお、
目盛部4の目盛りを1ミリメートル間隔にしたの
は、眼幅を正確に読み取れるようにするためであ
る。つぎに、読み取つた眼幅を基にして、対照表
5により容易に自分のフレームサイズを知ること
ができる。なお、対照表5において、眼幅を5ミ
リメートル間隔に区分けして表示した理由は、後
述する記載から明らかであろう。
以下、この考案の実施態様を説明する。まず、
各人の眼幅に応じてどのようなフレームサイズが
適当となるかを、第1図を参照しながら説明す
る。眼鏡店の販売員は通常次のような便宜的計算
を行なつて、選定したフレームがお客の眼幅に適
するかどうかを判断する。第1図においてA,A
は左右のレンズのフレームである。0,0はフレ
ーム幾何中心を示しているが、フレーム幾何中心
とは、フレームAの上下方向の最も幅広い部分の
中央を結ぶ水平線と、左右方向の最も幅広い部分
の中央を結ぶ垂直線との交点をいう。そして、フ
レーム幾何中心0,0間の距離aから眼幅bを差
し引くと、フレーム幾何中心間距離と眼幅との差
となるが、その差の半分が、レンズの光学中心と
瞳孔の中心とを合わせるための左右片方ずつのレ
ンズの寄せ量となり、これを必要偏心量という。
また、第1図においてBは生地レンズを示してい
るが、生地レンズBの直径からフレームAの最長
部の幅cを差し引くと、生地レンズBがそのフレ
ームAに対してどのくらいの余裕があるかの値と
なる。その値を半分にすると、フレームAのフレ
ーム幾何中心0から最も離れている箇所までの距
離と、生地レンズBの半径との差にほとんど等し
くなる。これがフレーム幾何中心0に対してレン
ズの光学中心を移動できる量となり、これを可能
偏心量という(なお、レンズの光学中心は生地レ
ンズの円の中心にあるのがほとんどである。)。そ
して、可能偏心量≧必要偏心量である場合にフレ
ームサイズとしては適切であると考えられる。要
するに、瞳孔の中心位置からフレームAの最も離
れている箇所までの距離が、生地レンズBの半径
を越えないフレームサイズを選ばなければならな
いのである。なお、ここでいうフレームサイズと
は第1図にdで示すフレームAの水平方向の最長
部の幅であるが、現在フレームサイズを表現する
最も一般的な採寸方法であり、52mm、54mm…とい
うように偶数表示とするのが普通である。現在最
も一般的な生地レンズの直径は65mmであるが、生
地レンズの直径を65mmとした場合に、実際にある
数多くのフレームを計測してその平均的数値を出
し、前記の計算式により算出すると、眼幅がそれ
ぞれ75〜70mm、70〜65mm、65〜60mm、60〜55mm、
55〜50mm、50〜45mmの人に適切なフレームサイズ
は、それぞれ58mm、56mm、54mm、52mm、50mm、48
mmとなる。また、眼幅が45mm以下の人は48mmより
小さいサイズが適切となる。
つぎに、この考案の1実施態様を第2図により
説明する。1は平面鏡であるが、この平面鏡1は
眼鏡売り場においてお客が眼鏡選定時に使用する
ものである。そして、平面鏡1の左下隅に眼幅測
定用の表示をしているが、この表示は左側のマル
印のマーク2と、そのマーク2から右側へ向けて
水平方向に延びる水平線3と、水平線3の右側半
分部分において、マーク2を始点とする実寸の目
盛りを1ミリメートル間隔で表示した目盛部4と
よりなつている。なおマーク2のマルは、人の眼
の瞳孔の大きさとほぼ一致する大きさとしてい
る。
そして、この表示を利用して眼幅を測定するに
は次のようにする。使用者はまず平面鏡1にまつ
すぐ対面して自分の顔を写し、写つた自分の左眼
の瞳孔を左端のマーク2にピタリと合わせる。そ
して、顔を動かさないようにして自分の右眼の瞳
孔が目盛部4のどの目盛線の位置に写つているか
をみる。このとき、片方ずつ眼をつぶりながらあ
るいは手などでおおいながら片眼ずつ見るように
すると、見やすくなる。そして、右眼の瞳孔が写
つている位置の目盛りを読み取ると、すなわちそ
れが眼幅に相当する。
平面鏡1の右下隅に表示しているのは、眼幅と
フレームサイズの対照表5である。自分の眼幅を
知つた使用者は、この対照表5により自分の眼幅
に合つた適切なフレームサイズを知ることができ
る。たとえば眼幅が57mmの者のフレームサイズは
52mmとなる。
なお以上からも明らかなように、ここで使用す
る鏡は平面鏡でなければならない。凸面鏡や凹面
鏡では距離によつて倍率が変化して鏡に写つた顔
の大きさが変わつてしまい、正しい数値が得られ
なくなるからである。そして平面鏡の場合は、顔
を鏡面に対して平行にして片眼ずつその眼を見れ
ば、左右の眼の両視線は平行でかつ鏡面に対して
それぞれ垂直となるので、正確な測定ができるの
である。
つぎに、第3図により眼幅測定用の表示として
別の工夫をしたものを説明する。左端のマーク2
はマル印ではなく、垂直線と水平線とで構成して
中央をあけたものとしているが、瞳孔が写る位置
に線がないようにして位置決めが容易にできるよ
うにしている。そして、マーク2の右側に水平方
向に延びる水平線3をえがき、水平線3の右側半
分部分にはマーク2の中央を始点とする実寸の目
盛りをミリメートル間隔で表示して目盛部4とし
ている。ただし、その目盛りは水平線3をはさん
で上下に交互に表示することにより、上側では2
ミリメートル間隔になり下側でも2ミリメートル
間隔になるようにして、目盛りを読み取りやすく
する工夫をしている。
つぎに第4図は、眼幅とフレームサイズの対照
表5として別の工夫をしたものを示している。第
4図のもののようにするとやや読み取りやすくな
るが、これを円形のものにまとめると第5図に示
すようなものになつて、デザイン的にも面白いも
のとなる。
以上この考案の実施態様をいくつか示したが、
この考案の実施態様としては以上のものに限られ
るわけではない。たとえば第2図において、眼幅
測定用の表示と、眼幅とフレームサイズの対照表
5とを同じ平面鏡1の面に表示したものを示し
た。しかし、眼幅測定用の表示は必ず平面鏡1に
しなければならないのであるが、眼幅とフレーム
サイズの対照表5は別の適当な場所に表示しても
よい。また、眼幅測定用の表示として左側にマー
ク2を付けて右側に目盛部4を表示したものを示
したが、逆に右側にマーク2を付けて左側に目盛
部4を表示してもよい。表示は平面鏡1の表面や
裏面に直接印刷して行なうこともできるし、表示
を透明シールに印刷して平面鏡1の表面や裏面に
貼り付けることもできる。また、自体の表面が反
射効果をもつシール等の物体に印刷等して表示し
て、平面板等の上に貼つてもよい。このようにし
た場合は、壁面等の平面な物体の表面に貼り付け
ることができるので、いろんな場所にこの眼幅測
定用鏡を配置することができる。なお、マーク2
や目盛部4の表示方法としては示したもの以外に
いろんなものが考えられる。水平線3は必ずしも
必要のないものである。
以上からも明らかなように、この考案に係る平
面鏡1によると、お客が自分で容易に自分の眼幅
を測定することができるので、その測定した眼幅
の寸法をもとにして、眼幅とフレームサイズの対
照表5から、自分の眼幅に合つたフレームサイズ
を知ることができるので、きわめて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は眼幅と眼鏡枠のフレームサイズとの関
係を説明するための説明図、第2図はこの考案の
1実施態様の斜視図、第3図は眼幅測定用の表示
として別の工夫をしたものの正面図、第4図及び
第5図はそれぞれ眼幅とフレームサイズの対照表
5の2つの工夫を示す正面図である。 1……平面鏡、2……マーク、3……水平線、
4……目盛部、5……眼幅とフレームサイズの対
照表。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 片眼の位置を決めるためのマーク2と、マーク
    2から水平の方向にマーク2を始点とする実寸の
    目盛りを1ミリメートル間隔で付けた目盛部4と
    よりなる眼幅測定用の表示をした平面鏡1と、及
    び眼幅を5ミリメートル間隔に区分けして表示
    し、さらにそれら各区分けしたものにそれぞれ対
    応する眼鏡枠のフレームサイズをそれぞれ対応さ
    せて表示した対照表5との組合せよりなる、眼鏡
    枠選定用品。
JP15965981U 1981-10-28 1981-10-28 眼鏡枠選定用品 Granted JPS5864302U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15965981U JPS5864302U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 眼鏡枠選定用品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15965981U JPS5864302U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 眼鏡枠選定用品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5864302U JPS5864302U (ja) 1983-04-30
JPS627285Y2 true JPS627285Y2 (ja) 1987-02-20

Family

ID=29952106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15965981U Granted JPS5864302U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 眼鏡枠選定用品

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JP (1) JPS5864302U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55161502U (ja) * 1979-05-08 1980-11-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5864302U (ja) 1983-04-30

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