JPS6269725A - 多値出力パルス幅変調回路 - Google Patents
多値出力パルス幅変調回路Info
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- JPS6269725A JPS6269725A JP20877285A JP20877285A JPS6269725A JP S6269725 A JPS6269725 A JP S6269725A JP 20877285 A JP20877285 A JP 20877285A JP 20877285 A JP20877285 A JP 20877285A JP S6269725 A JPS6269725 A JP S6269725A
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- digital signal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、多値出力パルス幅変調回路に関し、特に出力
信号のリップルが少なく、高速性および単調性(mon
otonicity)を備えたD/A変換器として使用
可能な回路に関する。
信号のリップルが少なく、高速性および単調性(mon
otonicity)を備えたD/A変換器として使用
可能な回路に関する。
(従来の技術)
従来、テレビジョン受像機等のチューナにおけるシンセ
サイザ型チューニング電圧発生器およびデジタルオーデ
ィオ機器等に使用されるD/A変換器としては、例えば
、抵抗ラダーを使用しこれに並列デジタル信号を入力す
るもの、あるいはパルス幅変調(以下、PWMと称する
)回路とこのPWM回路出力に接続される低域フィルタ
とを使用したもの等種々のものが考えられている。
サイザ型チューニング電圧発生器およびデジタルオーデ
ィオ機器等に使用されるD/A変換器としては、例えば
、抵抗ラダーを使用しこれに並列デジタル信号を入力す
るもの、あるいはパルス幅変調(以下、PWMと称する
)回路とこのPWM回路出力に接続される低域フィルタ
とを使用したもの等種々のものが考えられている。
(発明が解決しようとする問題点)
このような従来形のD/A変換器のうち、例えばPWM
回路を使用したもの等においてはPWM回路の出力信号
のピークピーク値が例えば5Vと大ぎくなるため、該P
WM回路に接続される低域フィルタとしてかなり大きな
減衰量を有する複雑な構成のものが必要になるという不
都合があった。
回路を使用したもの等においてはPWM回路の出力信号
のピークピーク値が例えば5Vと大ぎくなるため、該P
WM回路に接続される低域フィルタとしてかなり大きな
減衰量を有する複雑な構成のものが必要になるという不
都合があった。
また、入力デジタル信号のビット数が多くなるとPWM
回路の出力信号のパルス幅の変化ステップ数が多くなる
ため、基本クロック周波数が高くてもD/A変換器の基
本変換周波数がかなり低くなリ、D/A変換速度が低下
し、前記低域フィルタのカットオフ周波数を高くするこ
とが不可能であった。
回路の出力信号のパルス幅の変化ステップ数が多くなる
ため、基本クロック周波数が高くてもD/A変換器の基
本変換周波数がかなり低くなリ、D/A変換速度が低下
し、前記低域フィルタのカットオフ周波数を高くするこ
とが不可能であった。
ざらに、例えば、抵抗ラダー等を使用したD/A変換器
においては、入力デジタル信号の上位ビット特に最上位
ビット(MSB>が変化した場合に出力信号に大きな誤
差を生じるとともに、出力信号の単調性がくずれるおそ
れがあるという不都合があった。
においては、入力デジタル信号の上位ビット特に最上位
ビット(MSB>が変化した場合に出力信号に大きな誤
差を生じるとともに、出力信号の単調性がくずれるおそ
れがあるという不都合があった。
本発明は、このような従来形の問題点にかんがみてなさ
れたもので、簡単な構成の低域フィルタを使用した場合
にも出力信号のリップルが充分小なく、高速かつ出力信
号の単調性が良好なり/A変換器として使用可能な多値
出力パルス幅変調回路を提供することを目的としている
。
れたもので、簡単な構成の低域フィルタを使用した場合
にも出力信号のリップルが充分小なく、高速かつ出力信
号の単調性が良好なり/A変換器として使用可能な多値
出力パルス幅変調回路を提供することを目的としている
。
(問題点を解決するための手段)
本発明に係る多値出力パルス幅変調回路は、入力デジタ
ル信号の一部のビットで表わされる値に応じてパルス幅
変調された信号を出力するPWM回路部、該PWM回路
部の出力信号の論理レベルに応じて前記入力デジタル信
号の他のビットで表わされる値に所定数を加算する加算
回路部、および該加算回路部の出力をアナログ信号に変
換するD/A変換回路部を具備することを特徴とする。
ル信号の一部のビットで表わされる値に応じてパルス幅
変調された信号を出力するPWM回路部、該PWM回路
部の出力信号の論理レベルに応じて前記入力デジタル信
号の他のビットで表わされる値に所定数を加算する加算
回路部、および該加算回路部の出力をアナログ信号に変
換するD/A変換回路部を具備することを特徴とする。
(作用)
上述のような構成を有する多値出力パルス幅変調回路に
おいては、人力デジタル信号の内の一部のビットの値に
応じてパルス幅変調が行なわれ、パルス幅変調された信
号のレベルに応じて所定数例えば1が前記入力デジタル
信号の他のビットで示されるデータに加算される。した
がって加算後のデータは入力デジタル数よりも少ないビ
ット数を有するが、入力デジタル信号の前記一部のビッ
トの値に応じた時間幅で値が変化する信号となる。
おいては、人力デジタル信号の内の一部のビットの値に
応じてパルス幅変調が行なわれ、パルス幅変調された信
号のレベルに応じて所定数例えば1が前記入力デジタル
信号の他のビットで示されるデータに加算される。した
がって加算後のデータは入力デジタル数よりも少ないビ
ット数を有するが、入力デジタル信号の前記一部のビッ
トの値に応じた時間幅で値が変化する信号となる。
したがって、この信号をD/A変換することにより入力
デジタル信号に対応したアナログ信号が得られる。
デジタル信号に対応したアナログ信号が得られる。
(実施例)
以下、図面により本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の1実施例に係る多値出力パルス変調
回路を示す。同図の回路は、パルス幅変調回路(以下、
PWM回路と称する)1、加算器2、およびD/A変換
器3を具備する。PWM回路1は、入力デジタル信号に
応じて出力パルス幅が変化する周知のものでよい。加算
器2はいわゆるハーフアダーと称されるものでよい。な
お、ハーフアダーでキャリーが出るとき、一般的には加
算結果(D/A変換器3の入力)はゼロ“O゛′となっ
てしまうが、この加算器2ではオール゛′1″を出力す
る。つまり、加算器2のnビットの入力がオール“1″
のとき、キャリー出力にはPWM回路1からの値が直接
出力される。キャリーが出ないときは完全にハーフアダ
ーと同様に動作する。また、D/A変換器3の詳細は後
述する。また、PWM回路1には、入力デジタル信号の
一部のピッ。
回路を示す。同図の回路は、パルス幅変調回路(以下、
PWM回路と称する)1、加算器2、およびD/A変換
器3を具備する。PWM回路1は、入力デジタル信号に
応じて出力パルス幅が変化する周知のものでよい。加算
器2はいわゆるハーフアダーと称されるものでよい。な
お、ハーフアダーでキャリーが出るとき、一般的には加
算結果(D/A変換器3の入力)はゼロ“O゛′となっ
てしまうが、この加算器2ではオール゛′1″を出力す
る。つまり、加算器2のnビットの入力がオール“1″
のとき、キャリー出力にはPWM回路1からの値が直接
出力される。キャリーが出ないときは完全にハーフアダ
ーと同様に動作する。また、D/A変換器3の詳細は後
述する。また、PWM回路1には、入力デジタル信号の
一部のピッ。
ト(mビット)の信号が入力され、該入力デジタル信号
の残余のビット(nビット)の信号は加算器2に入力さ
れている。図示の回路においては、入力デジタル信号が
例えば8ビツトとされ、LSBを含む下位4ビツトがP
WM回路1に入力され、かつMSBを含む上位4ビツト
が加算器3に入力されている(m=4.n=4)。なお
、D/A変換器3には必要に応じて図示しないローパス
フィルタが接続される。
の残余のビット(nビット)の信号は加算器2に入力さ
れている。図示の回路においては、入力デジタル信号が
例えば8ビツトとされ、LSBを含む下位4ビツトがP
WM回路1に入力され、かつMSBを含む上位4ビツト
が加算器3に入力されている(m=4.n=4)。なお
、D/A変換器3には必要に応じて図示しないローパス
フィルタが接続される。
次に、第2図を参照して第1図の回路の動作を説明する
。PWM回路1は、第2図(a)に示されるように入力
デジタル信号の内のmビットで表わされる値に応じてパ
ルス幅変調を行なう。すなわち、PWM回路1は例えば
、入力デジタル信号の内のmビットで表わされる値に応
じてデユーティサイクルl / Tが変化する信号を出
力する。PWM回路1の出力信号は加算器2に入力され
、入力デジタル信号の内のnビットとデジタル的に加算
される。すなわら、PWM回路1の出力信号が例えば高
レベルのときは入力デジタル信号の内のnヒツトで表わ
される値に1が加算され、該出力信号が低レベルのとき
は該nビットで表わされる値がそのまま出力される。こ
の場合、PWM回路1の出力信号が高レベルのときに加
算する数は1に限られるものではなく、任意の予め定め
られた値であればよい。また、PWM回路1の出力信号
が低レベルの場合には、何も加算しなくてもよく、すな
わちゼロを加算してもよく、おるいは他の任意の所定数
を加算してもよい。
。PWM回路1は、第2図(a)に示されるように入力
デジタル信号の内のmビットで表わされる値に応じてパ
ルス幅変調を行なう。すなわち、PWM回路1は例えば
、入力デジタル信号の内のmビットで表わされる値に応
じてデユーティサイクルl / Tが変化する信号を出
力する。PWM回路1の出力信号は加算器2に入力され
、入力デジタル信号の内のnビットとデジタル的に加算
される。すなわら、PWM回路1の出力信号が例えば高
レベルのときは入力デジタル信号の内のnヒツトで表わ
される値に1が加算され、該出力信号が低レベルのとき
は該nビットで表わされる値がそのまま出力される。こ
の場合、PWM回路1の出力信号が高レベルのときに加
算する数は1に限られるものではなく、任意の予め定め
られた値であればよい。また、PWM回路1の出力信号
が低レベルの場合には、何も加算しなくてもよく、すな
わちゼロを加算してもよく、おるいは他の任意の所定数
を加算してもよい。
このようにして加算器2から出力されたnビットのデジ
タル信号はD/A変換器3に入力されてアナログ信号に
変換され、アナログ出力VOutとして出力される。第
2図(b)は、このアナログ出力Voutの波形の1例
を示すものであり、PWM回路1の出力か低レベルの期
間では入力デジタル信号の内のnビットで示されるデジ
タル値をアナログ変換した値Vout(n)が出力され
ており、PWM回路1の出力が高レベルの期間では該n
ビットで示されるデジタル値に例えば1を加えた値をア
ナログ変換した値V Ou t (n+1)が出力され
ている。したがって、このようなアナログ出力vout
をローパスフィルタを通して平滑することにより、入力
デジタル信号の全ビットで示されるデジタル値に対応す
るアナログ信号が得られる。この場合、出力電圧you
tの平均値はVout (n)+ t/T(Vout
(n+1 )−Vout (n))で与えられる。ここ
で、前述から明らかなように↑/Tは入力デジタル信号
の例えば下位mビットの値に応じてPWM回路1により
決定され、VOut(n)およびV o u t (n
+1)はD/A変換器3によって出力される。
タル信号はD/A変換器3に入力されてアナログ信号に
変換され、アナログ出力VOutとして出力される。第
2図(b)は、このアナログ出力Voutの波形の1例
を示すものであり、PWM回路1の出力か低レベルの期
間では入力デジタル信号の内のnビットで示されるデジ
タル値をアナログ変換した値Vout(n)が出力され
ており、PWM回路1の出力が高レベルの期間では該n
ビットで示されるデジタル値に例えば1を加えた値をア
ナログ変換した値V Ou t (n+1)が出力され
ている。したがって、このようなアナログ出力vout
をローパスフィルタを通して平滑することにより、入力
デジタル信号の全ビットで示されるデジタル値に対応す
るアナログ信号が得られる。この場合、出力電圧you
tの平均値はVout (n)+ t/T(Vout
(n+1 )−Vout (n))で与えられる。ここ
で、前述から明らかなように↑/Tは入力デジタル信号
の例えば下位mビットの値に応じてPWM回路1により
決定され、VOut(n)およびV o u t (n
+1)はD/A変換器3によって出力される。
なお、第1図において加算器2から出力されるキャリー
信号は、加算器2において桁上げが生じた場合にD/A
変換器3に入力されるものでおる。
信号は、加算器2において桁上げが生じた場合にD/A
変換器3に入力されるものでおる。
桁上げが生ずる場合としては、例えば入力デジタル信号
のnビットがオール“1パでありかつPWM回路1の出
力信号が高レベルの場合である。
のnビットがオール“1パでありかつPWM回路1の出
力信号が高レベルの場合である。
第3図は、第1図の回路において使用されるD/A変換
器3の具体的構成を示す。第3図に示されるD/A変換
器は一般的な2R−R抵抗ラダー型の回路にキャリー人
力用の回路を追加したものである。すなわら2 のレベ
ルの他にざらにキャリーによるルベルが加えられている
。
器3の具体的構成を示す。第3図に示されるD/A変換
器は一般的な2R−R抵抗ラダー型の回路にキャリー人
力用の回路を追加したものである。すなわら2 のレベ
ルの他にざらにキャリーによるルベルが加えられている
。
第4図は、第1図の回路におけるD/A変換器3の他の
具体例を示す。第4図に示される回路はシングルチップ
IC装置等に組込む場合に適したD/A変換器を示し、
電圧分配器を構成する複数の直列接続された抵抗Rと、
各抵抗Rの端子と出力端子との間にそれぞれ接続された
電子スイッチ用のMOSトランジスタQO、Ql、・・
・、Q16と、デコーダ4とを具備する。
具体例を示す。第4図に示される回路はシングルチップ
IC装置等に組込む場合に適したD/A変換器を示し、
電圧分配器を構成する複数の直列接続された抵抗Rと、
各抵抗Rの端子と出力端子との間にそれぞれ接続された
電子スイッチ用のMOSトランジスタQO、Ql、・・
・、Q16と、デコーダ4とを具備する。
第4図の回路においては、加算器2から入力されるnビ
ットの信号およびキャリー信号がデコーダ4においてデ
コードされる。このデコード結果に応じてトランジスタ
QO、Ql 、・・・、Q16の内の1つがオンとさ、
れ、オンとされたトランジスタを介して電圧分配器の対
応ノードから所望の電圧が出力信号Voutとして出力
される。
ットの信号およびキャリー信号がデコーダ4においてデ
コードされる。このデコード結果に応じてトランジスタ
QO、Ql 、・・・、Q16の内の1つがオンとさ、
れ、オンとされたトランジスタを介して電圧分配器の対
応ノードから所望の電圧が出力信号Voutとして出力
される。
以上のような構成を有する多値出力パルス幅変調回路に
おいては、従来形のPWM回路に比べて出力信号のピー
ク・ピーク値がかなり小さくなるため平滑出力信号を1
qるためのローパスフィルタすなわち積分器がかなり簡
単になる。従来形のPWM回路の出力振幅を例えば5v
とすると、本発明に係る回路の出力振幅は1例としてm
=4゜n=4の場合312mVとなり、交流成分が24
dB (=2010!II 2 >少なくなる。した
がって、ローパスフィルタが従来例えば2次フィルタで
あったものが1次フィルタでよい等かなり簡略化される
。
おいては、従来形のPWM回路に比べて出力信号のピー
ク・ピーク値がかなり小さくなるため平滑出力信号を1
qるためのローパスフィルタすなわち積分器がかなり簡
単になる。従来形のPWM回路の出力振幅を例えば5v
とすると、本発明に係る回路の出力振幅は1例としてm
=4゜n=4の場合312mVとなり、交流成分が24
dB (=2010!II 2 >少なくなる。した
がって、ローパスフィルタが従来例えば2次フィルタで
あったものが1次フィルタでよい等かなり簡略化される
。
また、従来のPWM回路によって8ビツトのデジタル信
号をアナログ信号に変換する場合を想定し、PWM回路
の基本クロック周波数fcを1MH7とすると、基本変
換周波数fは約3.9KHz (f=fc/256)と
なる。これに対し、本発明に係る回路において、n=4
とし4ビツトのR−2Rラダ一回路を使用しかつm=4
すなわち4ビツトのPWM回路をIMHzのクロックで
動作させた場合にお(プる変換周波数fは62.5KH
z (f=fc/16)となり、従来に比し16侶の高
速動作が可能になる。したがって、平滑用のローパスフ
ィルタのロールオフ周波数を16倍高くすることが可能
になる。
号をアナログ信号に変換する場合を想定し、PWM回路
の基本クロック周波数fcを1MH7とすると、基本変
換周波数fは約3.9KHz (f=fc/256)と
なる。これに対し、本発明に係る回路において、n=4
とし4ビツトのR−2Rラダ一回路を使用しかつm=4
すなわち4ビツトのPWM回路をIMHzのクロックで
動作させた場合にお(プる変換周波数fは62.5KH
z (f=fc/16)となり、従来に比し16侶の高
速動作が可能になる。したがって、平滑用のローパスフ
ィルタのロールオフ周波数を16倍高くすることが可能
になる。
ざらに、従来のR−2Rラダー型D/A変換器は入力デ
ジタル信号のMSBの値が変化したとき大きな出力エラ
ーを生ずることがある。例えば、入力デジタル信号が“
01111111”から” 10000000”に変化
した場合下位7ビツトの゛1パに対するアナログ出力と
1ビツトのMSBに対するアナログ出力との差がラダー
回路の抵抗の誤差により本来おるべき差に比べて大幅に
異なることが生ずる。
ジタル信号のMSBの値が変化したとき大きな出力エラ
ーを生ずることがある。例えば、入力デジタル信号が“
01111111”から” 10000000”に変化
した場合下位7ビツトの゛1パに対するアナログ出力と
1ビツトのMSBに対するアナログ出力との差がラダー
回路の抵抗の誤差により本来おるべき差に比べて大幅に
異なることが生ずる。
同様の出力エラーは入力デジタル信号が”001111
11°′から“’ 01000000 ”に変化した場
合等にも起り1qる。ラダー回路の抵抗の内、MSB信
号が印加される抵抗の誤差は出力アナログ信号に最も大
きな影響を与える。これは抵抗値の誤差によるエラー電
圧が出力端に近い抵抗によるもの程大ぎく下位ビット程
小さくなるからでおる。
11°′から“’ 01000000 ”に変化した場
合等にも起り1qる。ラダー回路の抵抗の内、MSB信
号が印加される抵抗の誤差は出力アナログ信号に最も大
きな影響を与える。これは抵抗値の誤差によるエラー電
圧が出力端に近い抵抗によるもの程大ぎく下位ビット程
小さくなるからでおる。
本発明に係る多値出力PWM回路においては、上位ビッ
トの各電圧ステップがPWM回路により分割されるから
エラー成分が分散され大きなエラーを生じることはない
。したがって、例えばm=4の場合には上述のようなラ
ダー回路の抵抗の誤差によるエラー成分は16ステツプ
に分割されて非常に小さくなる。ざらに、本発明に係る
回路においてはD/A変換器部分のビット数が少ないか
ら正確なR−2Rラダ一回路を形成することができる。
トの各電圧ステップがPWM回路により分割されるから
エラー成分が分散され大きなエラーを生じることはない
。したがって、例えばm=4の場合には上述のようなラ
ダー回路の抵抗の誤差によるエラー成分は16ステツプ
に分割されて非常に小さくなる。ざらに、本発明に係る
回路においてはD/A変換器部分のビット数が少ないか
ら正確なR−2Rラダ一回路を形成することができる。
例えば、8ビツトのR−2Rラダ一回路は17の整合さ
れた抵抗を要するのに対し、4ビツトのR−2Rラダ一
回路は9の抵抗を必要とするのみでおり、絶対誤差を大
幅に少なくすることができる。したがって、本発明によ
れば、10から14ビット程度の高精度D/A変換器を
容易に実現することができる。
れた抵抗を要するのに対し、4ビツトのR−2Rラダ一
回路は9の抵抗を必要とするのみでおり、絶対誤差を大
幅に少なくすることができる。したがって、本発明によ
れば、10から14ビット程度の高精度D/A変換器を
容易に実現することができる。
ざらに、本発明によれば単調性(monoton i
c i ty)にすぐれたD/A変換器が実現できる。
c i ty)にすぐれたD/A変換器が実現できる。
これは、本発明においてはR−2Rラダーのビット数が
少ないため、例えば入力デジタル値を順次増加した場合
に、逆スロープとなる出力電圧を発生する可能性がきわ
めて少なくなるからである。例えば、8ビツトの従来形
のD/A変換器においては出力電圧ステップは約19.
5mVとなるが、本発明においてはn=4の場合電圧ス
テップは312.5mVとなり単調性がくずれる確率が
少なくなる。
少ないため、例えば入力デジタル値を順次増加した場合
に、逆スロープとなる出力電圧を発生する可能性がきわ
めて少なくなるからである。例えば、8ビツトの従来形
のD/A変換器においては出力電圧ステップは約19.
5mVとなるが、本発明においてはn=4の場合電圧ス
テップは312.5mVとなり単調性がくずれる確率が
少なくなる。
また、本発明に係る回路における出力電圧Voutの差
分Vo u t (n+1) −Vo u t (n)
はmビットの下位ビット信号に対応するデユーティサイ
クルt/Tにより分割される。そして、もしnビットの
上位ビット信号の値が1だけ増加したとすると、V o
u t (n)はその前のV o u t (n+1
>と等しくなり、出力電圧がオーバラップすることがな
く、単調性はくずれない。ここで、オーバラップとは入
力デジタル信号が増加するにもかかわらず出力アナログ
信号レベルが下ることを意味している。
分Vo u t (n+1) −Vo u t (n)
はmビットの下位ビット信号に対応するデユーティサイ
クルt/Tにより分割される。そして、もしnビットの
上位ビット信号の値が1だけ増加したとすると、V o
u t (n)はその前のV o u t (n+1
>と等しくなり、出力電圧がオーバラップすることがな
く、単調性はくずれない。ここで、オーバラップとは入
力デジタル信号が増加するにもかかわらず出力アナログ
信号レベルが下ることを意味している。
本発明に係る回路においては上述のように単調性がくず
れる可能性がきわめて小さいので、ネガティブフィード
バックループにおいても問題なく使用することができる
。例えばテレビジョン受像機およびラジオ受信機等に使
用される自動周波数追尾(A F T : autom
atic frequency tracking)回
路および自動周波数制御(A F C: automa
trcfrequency control)回路にお
イテはネガティブフィードバックループ形式の回路が使
用されている。
れる可能性がきわめて小さいので、ネガティブフィード
バックループにおいても問題なく使用することができる
。例えばテレビジョン受像機およびラジオ受信機等に使
用される自動周波数追尾(A F T : autom
atic frequency tracking)回
路および自動周波数制御(A F C: automa
trcfrequency control)回路にお
イテはネガティブフィードバックループ形式の回路が使
用されている。
例えばAFT回路においては、同調範囲がきわめて広く
かつ最小電圧ステップは非常に小さい。通常、少なくと
も14ビット長すなわち16384ステツプが必要とさ
れる。本発明の回路において、5ビツトのR−2Rラダ
ー型D/A変換器(n=5)と9ビツトのPWM回路(
m=9)を使用することにより、PWM回路の入力周波
数が4MH2の回路を容易に実現することができる。こ
のときPWM回路の出力周波数は7.813K HZと
なる。これに対して、従来形の14ビツトのPWM回路
を使用した場合にはPWM回路の出力周波数は244H
zとなり本発明の場合の1/32どなる。さらに、14
ビット長のR−2Rラダ一回路を単1チップ上に形成す
ることはきわめて困難でおる。
かつ最小電圧ステップは非常に小さい。通常、少なくと
も14ビット長すなわち16384ステツプが必要とさ
れる。本発明の回路において、5ビツトのR−2Rラダ
ー型D/A変換器(n=5)と9ビツトのPWM回路(
m=9)を使用することにより、PWM回路の入力周波
数が4MH2の回路を容易に実現することができる。こ
のときPWM回路の出力周波数は7.813K HZと
なる。これに対して、従来形の14ビツトのPWM回路
を使用した場合にはPWM回路の出力周波数は244H
zとなり本発明の場合の1/32どなる。さらに、14
ビット長のR−2Rラダ一回路を単1チップ上に形成す
ることはきわめて困難でおる。
(発明の効果)
以上述べたように、本発明によれば、簡単な回路構成に
より、出力信号のリップルが少なくローパスフィルタの
簡略化および広帯域化が可能な多ビツトD/A変換器が
実現される。また、本発明に係る回路においては、回路
定数の誤差、変動等による出力信号の誤差がきわめて少
なくなり、単調性がくずれることもほとんどなくなる。
より、出力信号のリップルが少なくローパスフィルタの
簡略化および広帯域化が可能な多ビツトD/A変換器が
実現される。また、本発明に係る回路においては、回路
定数の誤差、変動等による出力信号の誤差がきわめて少
なくなり、単調性がくずれることもほとんどなくなる。
ざらに、本発明によれば、多ビットのD/△変換回路を
その精度を低下させることなく容易に集積回路化するこ
とが可能となる。
その精度を低下させることなく容易に集積回路化するこ
とが可能となる。
第1図は発明の1実施例に係る多値出力パルス幅変調回
路の概略を示すブロック回路図、第2図は第1図の回路
の動作を説明するための波形図、そして第3図および第
4図はそれぞれ第1図の回路において用いられるD/A
変換器部分の詳細を示す電気回路図である。 1:PWM回路、 2:加算器、 3 : D/A変換器、 4:デコーダ、QO、Ql
、・・・、Ql6:MOSトランジスタ。 特許出願人 日本モトローラ株式会社 代理人弁理士 池 内 義 明 入カデ゛ン゛フSレイi号 (へ)
路の概略を示すブロック回路図、第2図は第1図の回路
の動作を説明するための波形図、そして第3図および第
4図はそれぞれ第1図の回路において用いられるD/A
変換器部分の詳細を示す電気回路図である。 1:PWM回路、 2:加算器、 3 : D/A変換器、 4:デコーダ、QO、Ql
、・・・、Ql6:MOSトランジスタ。 特許出願人 日本モトローラ株式会社 代理人弁理士 池 内 義 明 入カデ゛ン゛フSレイi号 (へ)
Claims (1)
- 入力デジタル信号の一部のビットで表わされる値に応じ
てパルス幅変調された信号を出力するPWM回路部、該
PWM回路部の出力信号のレベルに応じて前記入力デジ
タル信号の他のビットで表わされる値に所定数を加算す
る加算回路部、および該加算回路部の出力をアナログ信
号に変換するD/A変換回路部を具備することを特徴と
する多値出力パルス幅変調回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20877285A JPS6269725A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 多値出力パルス幅変調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20877285A JPS6269725A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 多値出力パルス幅変調回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6269725A true JPS6269725A (ja) | 1987-03-31 |
Family
ID=16561837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20877285A Pending JPS6269725A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 多値出力パルス幅変調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6269725A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5181551A (ja) * | 1975-01-16 | 1976-07-16 | Hitachi Ltd | Fukugoki |
JPS5932223A (ja) * | 1982-08-17 | 1984-02-21 | Toshiba Corp | デイジタル回路 |
JPS5934727A (ja) * | 1982-07-31 | 1984-02-25 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 高精度da変換装置 |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP20877285A patent/JPS6269725A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5181551A (ja) * | 1975-01-16 | 1976-07-16 | Hitachi Ltd | Fukugoki |
JPS5934727A (ja) * | 1982-07-31 | 1984-02-25 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 高精度da変換装置 |
JPS5932223A (ja) * | 1982-08-17 | 1984-02-21 | Toshiba Corp | デイジタル回路 |
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