JPS6268773A - カラ−記録装置 - Google Patents

カラ−記録装置

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JPS6268773A
JPS6268773A JP60208062A JP20806285A JPS6268773A JP S6268773 A JPS6268773 A JP S6268773A JP 60208062 A JP60208062 A JP 60208062A JP 20806285 A JP20806285 A JP 20806285A JP S6268773 A JPS6268773 A JP S6268773A
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JP
Japan
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recording paper
recording
color
flapper
path
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JP60208062A
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Inventor
Akio Tsutsumi
堤 曄雄
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、カラー記録装置に関するもので、詳しくは感
熱転写記録方式によるカラーn上録装置に関するもので
ある。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、カラー情報を記録する手段としては、インクジェ
ット記録方式、電子写真フッ式、静電記録方式および感
熱転写記録方式がある。これらのうちインクジェット記
録方式は、着色されたインクを用い、色毎に独立した微
小径のノズルから記録すべき画像信号に応じて噴出させ
て記録紙に付着、記録するものであるが、マルチノズル
化が困難なことから高速化ができない、またノズルの目
詰まりが生じ易く装置の信頼性に乏しいという問題点が
あった。これに対し電子写真方式は、暗所で予め一様帯
電した光導電体ドラムを画像信号により変調したレーザ
光などの光ビームで走査、*光して靜[潜像を得、これ
に選択的にトナーを付与。
現像した後普通紙に転写するもので、該工程を色毎に繰
返すことからプロセスが極めて複雑になり、且つ装置も
大型化して高価であるという欠点がある。更に、静電記
録方式は、マルチスタイラスヘッドを用い、これに当接
する静電記録紙に画像信号に応じた静電潜像を作成して
電子写真方式VCおけると同様な現像を行い、これを色
毎に繰返すもので電子写真方式に近いプロセスの複雑さ
があり、装置の小形化が困難である。
一方、感熱転写記録方式は紙、樹脂などのベースフィル
ムに着色材を含む熱溶融性の固体状インク層を設けたイ
ンクリボンを、画像信号に応じて付勢される感熱ヘッド
によって加熱して前記インク層を溶融し、それを普通紙
である記録紙に転写するもので、現像・定着を必要とし
ないのでプロセスが簡単になり、装置を小形化できる特
徴がある。この方式を用いてカラー記録を行うには、第
6図に示したようにシアン、マゼンタ、イエロまたは加
えて黒色に帯状に塗り分けらtlだインク層を有するイ
ンクリボンAを用い、前記各色毎に同一記録紙上に反復
走査する。こねは一般に面順次記録方式と呼ばれるが、
このための記録紙の搬送には、従来第7図に示す方法と
第8図r示す方法が知られている。第7図の方法は、1
色例えばシアンの記録に対し図示しないステッピングモ
ータに連結するプラテンローラ101と、ピンチローラ
102 と 協働するフィードローラ106とによって
記録紙104を搬送すると共に、図示しない搬送装置に
よってインクリボンAを記録紙104と同一速度で搬送
しながら、プラテンローラ101と協働して前記記録紙
104とインクリボンAとを密着、圧接する感熱ヘッド
105の画像信号に応じた選択的付勢によって記録紙1
04の上にカラー画像を得るもので、1色の記録が完了
するとプラテンローラ101と感熱ヘッド105を図示
しない手段によって離隔すると共に、フィードローラ1
06を逆回転させて記録紙104の先端が感熱ヘッド1
05の付近に到達するまで戻す。この間インクリボンA
i次の記録すべき色、例えばマゼンタか感熱ヘッド10
5の記録位置に到達するまで記録の際と同一方向に搬送
する。然る後、プラテンローラ101と感熱ヘッド10
5を圧接し、記録紙104とインクリボンAを挾持して
マゼンタ色の記録を開始する。このようなプロセス・を
・−記録すべきインクリボンAの色囲数だけ、即ち3ま
たは4回繰返すことにより記録紙105の上に最終的に
カラー画像か得られる。この方法によれば比較的簡単な
機構を使用して面順次によるカラー画像の記録が行える
利点があるが、記録紙を色毎に戻すための時間が必要と
なり、これは記録にとっては無駄な時間であり、従って
配録速度が制限され高速記録に不利という問題点がある
また、往復する記録紙を一時的に収容するスペースを必
要とする場合があり、これは装置小形化にとって不利な
条件となる。第8図の方法は図示しないステッピングモ
ータに連結するドラム状プラテン201に記録紙202
を巻付け、1色の長さがほぼドラム状プラテン2010
周長にほぼ等しいインクリボンA′5を介して感熱ヘッ
ド206を圧接して、記録の1色毎にドラム状プラテン
201を同一方向に1回転すると同時に、インクリボン
Aを図示しない駆動装置によって同一速度で搬送してカ
ラー記録を行うもので、ドラム状プラテン201の3〜
4回転によってカラー画像の記録が完成する。記録が完
了した記録紙202はドラム状プラテン201から剥離
して取り出す。この方法によれば、前述した第7図の方
法のような記録紙の往復による配録に直接関与しない無
駄な時間は最小にすることができるので、高速化に有利
となる利点がある。しかし、記録紙をドラム状プラテン
に巻付けたり、剥離するための複雑な機構を必要とする
ことや特殊な形状の感熱ヘッドを用いたり、更に記録紙
サイズによらず1頁の記録に要する時間は一定で、換言
すれば短い記録紙では高速に適するというこの方式のメ
リットを生かせない欠点がある。また、大径のドラム状
プラテンのため装置の小形化に不利、大きな回転駆動力
を必要とするなどの難点もある。
〔発明の目的〕
この発明は、上記従来装置の欠点を除去し、面順次によ
るカラー画像記録を高速で行えるように成した感熱転写
記録方式によるカラー記録装置を提供することを目的と
する。
別な目的は、特殊な形状の感熱ヘッドを用いることなく
構成した小形、安価なカラー記録装置を提供することに
ある。
更に別な目的は、1r=s紙サイズの大小に拘らず記録
に関与しない無駄な時間を常に最小rならしめるカラー
画像記録装置titを提供することである。
更に別の目的は、高品質のカラー記録が得られるカラー
記録装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明では、単葉記録紙を記録紙収容部からライン走査
形感熱ヘッドまで案内する記録紙送給路と、記録紙を感
熱ヘッドから装置外へ案内する記録紙排出路と、入口を
記録紙排出路に臨ませ、出口を記録紙送給路に臨ませ、
感熱ヘッドから送出された記録紙を選択的に取入れて記
録紙を再び感熱ヘッドに送給させる記録紙循環路とを形
成し、それらの記録紙搬送路に記録紙搬送手段をそわぞ
れ配設するとともに、そのうちの記録紙循環路に配設し
た記録紙搬送手段を、その搬送力が2段階に変換し得る
ようにし、さらに記録紙循環路の出口から感熱ヘッドオ
での記録紙送給路に、フラッパ、核フラッパの駆動手段
および記録紙検出器からなる記録紙整合手段を配設し、
それらの通路で記録紙を搬送させて、該記録紙を着色回
数だけ感熱ヘッド上を循環通過させ、該感熱ヘッドによ
ってインクリボンの各色の固体インクを面順次で記録紙
に溶融付着させるに際[7、記録紙検出器によって、そ
こを通過する記録紙の先端を検知し、その検知信号に基
きフラッパを閉じろとともに、該フラッパの閉成動作に
応動させて、記録紙循環路に配設した記録紙搬送手段の
搬送力を弱め、記録紙の先端を弱い力によってフラッパ
に当接させて記録紙を一旦停止させ、インクリボンの各
色に同期させて記録紙を感熱ヘッドへ送給させることに
よって上記目的を達成している。
〔発明の実施例〕
以下図面に示した実施例を参照しながら本発明を説明す
る。
第1図にはカラー記録装置として、カラーファクシミリ
受信装置が示しである。
この装置では、筐体1の中央部に配録部10が位置され
、右側部に記録紙収容部20が位置され、さらに上部に
筐体1に一体成形された排紙トレイ2が位置されている
。そして、この装置では、記録部10、記録紙収容部2
0および排紙トレイ2によって囲まれる空間に記録紙搬
送系60が配置され、記録部10の下部空間にインクリ
ボン搬送系60が配置され、さらに記録紙収容部20の
下部空間に制御系90が配置されている。
記録部10は、プラテンローラ11と感熱ヘッド12と
によって構成されている。プラテンローラ11は、中心
に金属の軸11aを有するゴムローラで、その軸11a
が筐体1のフレーム6.4(第3.4図か照)に支承さ
れ、ステッピングモータ16e(よってlp1転駆11
11される。才た感熱ヘッド12Vi、所定の密■(例
えば、16本/ff111)で微小な発熱抵抗体を記録
幅(例えば、A4サイズ相当216mm)に相当する数
(例えば、3456個)−列に並べ、これに記録すべき
画像情報に従ってパルス通電することにより当接するイ
ンクリボンを微小局部的に昇温させ、固体インク層を溶
融して記録紙に転写、可視像を形成させる機能を有する
もので、筐体1のフレーム6.4に固定された支軸14
を支点にして1r31動可能1c支持さilでおり、板
ばね15により付勢さf+て記録に最適な圧力を発生す
るようにプラテンローラ11に押↑・Jけられている。
上記記録紙収容部20Vi、筐体1に装填された給紙カ
セット21を有している。この給紙カセット21の底部
には単葉記録紙22を積重ねて載置するプレート23が
収答されており、このプレート23は、ばね24によっ
て上方へ付勢されている。
また、上記記録紙搬送系60け、記録紙22を、記録紙
収容部20から記録部10を経て排紙トレイ2才で搬送
するもので、記録紙収容部20の記録紙22を記録部1
0へ案内する記録紙送給路61と、記録紙22を記録紙
収容部20から排紙トレイ2まで案内する記録紙排出路
62と、入口33aを記録紙排出路62に臨ませ、出口
3tbを記録紙送給路61に臨ませ、全体がループ状に
形成された記録紙循環路63とを有している。そして、
記録紙送給路61および記録紙循環路66には、フィー
ドローラ34およびピンチローラ35からなる記録紙搬
送手段36が配設されており、また記録紙排出路32に
もフィードローラ37および。
ピンチローラ68からなる記録紙搬送手段69が配設さ
れており、さらに記録紙収容部20の給紙カセット21
の上方にフィードローラ40が配設されている。
搬送手段36のフィードローラ64の軸34aは、プラ
テンローラ11を回転駆動するステッピングモータ16
に連係されており、フィードローラ64は、このステッ
ピングモータ13に、上って、プラテンローラ11と共
に回転駆動される。また、搬送手段36のピンチローラ
6′5の軸35aは、第2図に示したように、該ピンチ
ローラ65がフィードローラ64に対して離接するよう
に筐体フレーム6.4に支承されている。さらにピンチ
ローラ65の軸35mには、ばね41の一端が接してお
り、ばね41の他端には、電磁ソレノイド42のプラン
ジャ42aが接している。この電磁ソレノイド42け、
第2図(a)に示したように、励磁されてプランジャ4
2aを突出し、それによってばね41の付勢力を強め、
第2N0)に示したように、消磁することによってばね
41の付勢力を弱める。
即ち、この搬送手段36では、電磁ソレノイド42によ
ってフィードローラ64に対するピンチローラ65の圧
接力が2段階に変えられる。
また、記録紙収容部20に配設したフィードローラ40
の軸40aけ、ステッピングモータ46に連係されてお
り、フィードローラ40は、このステッピングモータ4
3によって回転駆動される。
このフィードローラ40の軸40mは、上下方向に移動
可能に筐体フレーム6.4に支承されている。さらVC
,フィードロー・う40の軸40aには、ばね44の一
端が接しており、ばね44の他端には、電磁ソレノイド
45のプランジャ45aが接している。この電磁ソレノ
イド45は、励磁されてプランジャ42aを突出し、そ
れによってはね44の付勢力を強め、消磁することによ
ってばね44の付勢力を弱める。即ち、フィードローラ
40は、ばね44の付勢力によって給紙カセット21内
の記録紙22に圧接され、電磁ソレノイド45によって
、その圧接力が2段階に変えられる。
さらに、この記録紙搬送系60け、記録紙送給路61に
、記録紙22の姿勢を整え、かつ記録部10への送給タ
イミングを計る記録紙整合手段46を備えている。この
記録紙整合手段46は、記録紙送給路61に配設した搬
送手段66を挾んで、下流側にフラッパ47を、上流側
に記録紙検出器48を配置したものである。フラッパ4
7は、軸478によってフィードローラ34に近接した
個所に配設され、ばね49VCよって付勢さtlて、実
線で示【ッたように記録紙22の進行に妨げとならない
姿勢に位置されている・0また、このフラッパ47には
、電磁ソレノイド50のプランジャ50aが係止され、
このフラッパ471よ、粗鉛ソレノイドを励磁すること
によって、破線で示したように記録紙送給路61内に位
置される。記録紙検出器48は、記録紙送給路61を挾
んで発光素子48aと受光素子48bとを配設し、そi
lらの素子48a。
48b間に記録紙22の先端が達したのを検出し、そf
tによって1!磁ソレノイド50を励磁させる。
なお、この電磁ソレノイド50の消磁は、後述するイン
クリボンの検出器の信号VCもとづいて行われる。
さらにまた、この記録紙搬送系60け、記録紙排出路、
62と記録紙循環路6.6との会合部に進路切換手段5
1を備えていイ)。この進路切換手段51は、フラッパ
52を有し、該フラッパ52は、軸52aによって回動
自在に配設されている。このフラッパ52け、ばね53
によって付勢されて、実線で示したように記録紙排出路
32を塞ぎ、記録紙循環路63の入口33aを開放する
ように位置されている。また、このフラッパ52には、
電磁ソレノイド54のプランジャ54aが係止され、こ
のフラッパ52は、電磁ソレノイド54を励磁すること
によって、破線で示したように、記録紙排出路62を開
放し、記録紙循環路63の入口33aを閉塞する。
また、上記インクリボン搬送系60け、インクリボン6
1を、記録部10のプラテンローラ11と感熱ヘッド1
2間を経て搬送させるものである。
インクリボン61は、紙、樹脂などのベースフィルムに
、面順次方式によって記録すべき色に対応する着色材を
含む熱爵融件の固体状インク層を、それぞれの長さが記
録の最大長より若干長くなるように3色、例えば第6図
に示すようにイエロ、マゼンタ、シアンあるいは黒色を
加えた4色が帯状に塗分けられたもので、その幅は、記
録紙22の幅と等しいか、また壷まやや大きい。このイ
ンクリボン61け、供給ロール62に巻かれており、巻
取ロール63によって巻取られる。そして、供給ロール
62および巻取ロール66はカセットケース64(第3
図および第4図参照)内に収められている。このカセッ
トケース64内の供給ロール62および巻取ロール63
は、妃3図および第4図に示したように筐体フレーム3
.4に装填される。
筐体フレーム6.4には、各2個の軸65,66゜67
.68が植設されており、それらの軸にけリール69,
70,71,72が遊卜されている。
これらのリールのうち、筐体フレーム6側のり一ル69
,70は、その端部に1個以上の突起69a。
70aを備えており、該突起69a、70aを供給ロー
ル62および巻取ロール66の端面に形成した溝62a
、63aに嵌合させ、そtl、によって供給ロール62
および巻取ロール66をリール69゜70に係止する。
また、リール69.70と筐体フレーム6との間の軸6
5,66vcけ、継手部材75.74が遊嵌されている
。この継手部材76゜74は一端に円板73a、74a
を備え、該円板にフリクションプレート73b、7−4
bを貼設している。そして、この継手部材7’S 、7
4は、該継手部材と筐体フレーム6との間に配装させた
圧縮コイルはね75.76によって、第3図および第4
図における右方へ付勢され、フリクションプレート73
b、74bを介り、テIJ−Jl/69 、70を供給
ロール62および巻取ロール63に圧接させている。−
力、リール71.72は、W’l ’J−ルと筐体フレ
ーム4との間に配装させた圧縮コイルはね77.78に
よって、第3図および第4図における左方へ付勢され、
リール71,72の端面が供給ロール62および巻取ロ
ール63の端面に圧接されている。さらに、このような
インクリボン保持手段では、巻取ロール66@の継手部
材74にスプロケット79が固設されている。そして、
このスプロケット79は、第1図に示したステッピング
モータ80の図示しないスブロケットニチェーンを介し
て連係されている。
このような供給ロール62および巻取ロール66に巻か
れたインクリボン61は、即11図に示したように、ガ
イドバー81に接し、プラテンローラ11と感熱へラド
12との間を通り、ガイドバー82に接するように配装
される。
また、上記インクリボン搬送系60は、インクリボン6
1の色位置を検出するためのインクリボン検出器86を
備えている。このインクリボン検出器86は、インクリ
ボン61を挾んで発光素子83aと受光素子83bを配
設し、それらの素子83a 、83b間にインクリボン
61に区分けされた各色の先端が達したのを検出し、そ
の信号にもとづいて、上記した記録紙搬送系60におけ
る記録紙整合手段46の電磁ソレノイド50を消磁する
ものである。
また、上記した制御系90は、第5図に示したように、
記録装置を動作させるための電子回路および電源回路を
備えたもので、伝送回線を介して遠隔地に置かれたカラ
ーファクシミリ送信装置との接続を所定の手順に従って
制御し、ファクシミリ信号の入力を行う回線制御部91
と、前記ファクシミリ信号を検波復調して符号データを
得るためのモデム92と、符号データに基き操作パネル
を含む装置全体の制御を行うマイクロプロセツサを中心
とするシステム制御部93と、符号データから所定の方
式手順に従って記録すべき画像信号を復元する復号化部
94と、画像信号を色別の記録信号に変換する色変換回
路95と、面順次記録のために前記した色別の記録信号
を一時蓄積するページメモリ96と、例えば階調記録の
ための濃度パターン変換や感熱ヘッドの発熱抵抗体への
通電パルス幅の制御などを含む記録制御部97、そわに
モータ、ソレノイド、各種検知器などの制御を行う機構
制御部98および電子回路、感熱ヘッド、モータやソレ
ノイドなどの動作に必要な各種の電圧、電流を供給する
電源99から構成されている。
以下に上記力ラーファクシミIJ受信装置の作用を説明
する。
先ず、伝送回線を通じて遠隔地に置かれたカラーファク
シミリ送信装置から送らtする色情報を含むファクシミ
リ信号は、第5図に示すブロック構成の電子回路のうち
回線制御部91を介して受信され、モデム92、復号化
部94および色変換回路95により復調、復号化してシ
アン、マゼンタ、イエロなどの色別に分解した画像信号
をページメモリ96に蓄積する。システム制御部96よ
りの制御信号に基き機構制伸部98が機能しモータ46
が回転を開始し、該モータ45に連結するフィードロー
ラ40も回転して、給紙カセット21に重積載置された
記録紙22の最上層の1枚を、記録紙およびゴム製のフ
ィードローラ間の摩擦係数と記録紙相互間の摩擦係数と
の差を利用して取り出し、記録紙送給路61に導く。そ
して記録紙22の先端が記録紙検出器48によって検知
されると、それに基き機構制御部98を介してフラッパ
47を図中破線で示すように閉じると共に、ステッピン
グモータ16およびモータ80を所定の速度で回転させ
る。記録紙22は続いてフィードローラ64とピンチロ
ーラ65の間に喰い込み送給されるが、システム制御部
96の監視により、その先端が閉じたフラッパ47に到
達する寸前に、再び機構制御部98を介し電磁ソレノイ
ド42を励磁し、ピンチローラ65のフィードローラ6
4への圧接力を弱ぬる。同時に、同じく電磁ソレノイド
45を励磁することによりフィードローラ40も上方に
リフトする。かくして、記録紙22には、なおも回転す
るフィードローラ34とフィードローラ40の弱い摩擦
力が作用して送給され、間もなくその先端がフラッパ4
7に突き当って停止する。送給が停止させられた記録紙
22に作用するフィードローラ64とフィードローラ4
0の摩擦力は弱いので接触する部分でスリップが生じ、
記録紙22が座屈することはない。一方、プラテンロー
ラ11はステッピングモータ13に連結しているのでフ
ィードロ64と同様に等しい周速度で回転し、前述した
ように例えばイエロ、マゼンタ、シアンの各色に塗り分
けられたインクリボン61を板ばね15によって図の上
方向に付勢された感熱ヘッド12とで挾持して送給する
。このとき、師1転するモータ80に連結する巻取ロー
ル66は摩擦継手74でスリップしながら回転する。ま
た、供給ロール62には同様に摩擦継手76によりブレ
ーキがかかるので、インクリボン61は所定の張力を保
ちつつプラテンローラ11の周速度と等しい速度で送給
される。そしてインクリボン検出器86が面順次方式に
より最初に記録するインクリボンの色の先端、例えばイ
エロの始まり部分を検出する。この検出信号は、システ
ム制御96に送られ計時を開始する。インクリボン61
の送給は継続しながら所定時間経た後、システム制御部
96は制御信号を発し、機構制御部98を介して記録紙
整合手段46の電磁ソl/ノイド50を消磁65をフィ
ードローラ54に強(圧接する。そのため、それまでそ
の先端をフラッパ47に突き当てて停止していた記録紙
22け、再び送給を開始する。そしてやがて記録紙22
の先端は、回転するプラテンローラ11と送給さ11て
いるインクリボン610間に侵入、挾持される。ここで
前記した所定時間は、記録紙22の先端とインクリボン
61のイエロの始依り部分が一致して重なるように定め
られる。かくして一致して重なった記録紙22の先端と
インクリボノ61のイエロの始まり部分が、感熱ヘッド
12の発熱抵抗体列の真上ないし僅かにわき過ぎたとこ
ろから、前記したシステム制御部96の制御の下にて、
ページメモリ96に蓄積された6色ないし4色に分解さ
れた画像信号のうち、先ずイエロ色に相当する画像信号
が読み出され感熱ヘッド12に送られる。そして、該感
熱ヘッド12に搭載されたドライバにより発熱抵抗体を
加熱してインクリボン61のイエロ色固体インク層を溶
融し、圧接する記録紙22に転写してイエロ画像の記録
を行なう。記録紙22とインクリボン61は、密着して
ずれが生じないようにプラテンローラ11によって、走
査ピッチ毎に前述したように記録が順次行われながら送
給される。記録が終って密着したままの記録紙22とイ
ンクリボン61は、そのまま送られガイドバー82に到
達する。ここでインクリボン61はそこで急同転させら
れるが、記録紙22はその側柱により直進しようとしイ
ンクリボン61から剥離する。
剥離した記録紙22i1フラツパ52に案内されて、図
における上方すなわち記録紙循環路66に進入する。イ
エロ色の記録が進むにつれて、記録紙22はプラテンロ
ーラ11にその周速麿が等しく同期して回転するフィー
ドローラ64表ピンチローラ65からなる記録紙搬送手
段36により、記録紙循環路33を経て送ら汎る。そし
て記録紙22の先端が記録紙検出器48によって検知さ
れると、前に述べた未記碌の記録紙が送らする場合と同
様にフラッパ47を閉じ、また電磁ソレノイド42を励
磁してピンチローラ35のフィードローラ64への圧接
力を弱める。以後、記録紙22は、フィードローラの弱
い摩擦力により送給され、その先端がフラッパ47に突
き当ったところで停止する。
なお、前記ピンチローラの離隔動作の際、イエロ色の記
録は完了しており、記録紙22の後端は十分プラテンロ
ーラ11を脱出している。
一方、インクリボン61はなおも送給され、インクリボ
ン検出器86が次の配録色、例えばマゼンタ色の始まり
端を検知すると、その信号によって記録紙整合手段46
の電磁ソレノイド50が消磁されてフラッパ47を開く
と共に、記録紙搬送手段36の各電磁ンレノイド42も
消磁されて、ピンチローラ65を全てそれぞれフィード
ローラ64に強く圧接して、記録紙22の送給を再開す
る。そして記録紙先端が感熱ヘッド12の発熱抵抗体列
に到達すると、イエロ色記録の場合と同じように今度は
マゼンタ色の記録を開始する。以下、イエロ色記録と同
じプロセスでマゼンタ色、次にはシアン色の記録を行う
最後の色、例えばシアン色の記録が感熱ヘッド12Vr
−よって開始されろと、進路切換手段51の電磁ソレノ
イド54が励磁され、それによりフラッパ52は図中破
線に示す位置になるよう動作する。また図示しないモー
タによってフィードローラ67が回転を開始する。然し
て、全ての色の記録の完了した記録紙22は、インクリ
ボン61と密着したまま送給される。そして、イエロ色
記録の場合について述べたように、インクリボン61が
がイドバー82によって急回転させられるので記録紙2
2が剥離するが、剥離した記録紙先端は図中破線に示す
位置に動作したフラッパb2VCより記録紙排出路62
に進入する。その後b(;録紙22は、フィードローラ
67とピンチロー768との協働作用VCより記録紙排
出路62を経て送給され、排出されてトレイ2上eこ載
置さtする。また、電磁ソレノイド54は、励磁されて
一定時間後、即ち記録紙22の後端かフラッパ52を通
過するに十分な時間が経過した後に消磁さ!′する。し
たがって、フラッパ52は、はね56の付勢力によって
元の状態に復帰される。
なお、最後の色記録が完了して所定時間経過後すなわち
記録紙22の後端がフラッパ52を通過すると、ステッ
ピングモータ16、モータ80はシステム制御部93の
指令1C基き回転を停止し、従ってプラテンローラ11
、フィードローラ64の回転動作も停止すると共に、イ
ンクリボン61の送給もとまる。一方、カラー記録が完
了した記録紙22がトレイ2上に排出し終ると、図示し
ないモータも回転を停止し、従ってフィードローラ67
の(ロ)転もとまる。
以−ヒで、カラーファクシミリ通信における1通の受信
記録動作が全て完了する。
カラー記録の詳細については説明しなかったが、感熱転
写記録における色再現は減色混合で行われ、インクリボ
ンの固体インク層の色としてイエロ、マゼンタ、シアン
の3色を用いる場合、記録紙の地色である白色を加えて
8色が再現記録できる。
更に、濃度パターン法などの擬似中間調記録方式を用い
て階調記録を行えば前記3色のインクリボンでも非常に
多くの色が再現可能であり、本発明の詳細な説明したカ
ラー記録装置には上記した何れのカラー再現記録にも好
ましく適用できる。
なお、−F記実施例の記録紙整合手段46では、フラッ
パ47をばね49によって記録紙送給路61を開成して
おき、電磁ソレノイド50を励磁することによって記録
紙送給路61を閉じるようにしているが、フラッパ47
をばねによって記録紙送給路61を塞ぐ方向yc付勢し
ておき、電磁ソレノイドを励磁することによって記録紙
送給路61を開くようにしてもよい。
また、−h記実施例で示した記録紙搬送手段66゜69
、進路切換手段51の各機構は、−例を示したに過ぎず
、これらは他の機構によっても同様の作用を得ることが
できることは言うまでもない。
また上記実施例における各被制御要素、例えばステッピ
ングモータ13,80,43、電1i14ソレノイド4
2,45.54等の作動タイミングは、上記実施例に限
定されることはない。
なお、上記実施例では、ファクシミリ装置について示し
たが、他の記録装置、例えばプリンタにも適用できるこ
とは勿論である。
〔発明の効果〕
以−ヒ、詳細に説明したように、本発明によれば、面順
次式カラー記録方式において1色の記録毎に記録紙を記
録紙循環路に沿って記録部へ送給するので、従来例につ
いて述べた記録紙の往復運動に斐する無駄な時間を極小
にでき、従って高速にカラー記録が竹えるという利点が
ある。
また、小径のプラテンローラにより記録を行うので、同
じように記録紙を循環させる従来例のドラムプラテン方
式のように特殊な形状の感熱ヘッドを必要とすることは
なく、更に記録紙をドラム状プラテンに巻付けたり、剥
離するための複雑な機構も不要となり、装置を小形、安
価に構成できる利点がある。
また、カラー各色の記録に先立って記録紙先端をフラッ
パに突き当て一日停止1.た後、タイミングをとって各
色の記録を開始させろようVCしたので、色ずれを極め
て小さくすることができ、以て高品質のカラー配録が行
える利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカラー記録装置を概念的に示した
断面図、第2図は記録紙循環路の記録紙搬送手段を概念
的r示(−7た図、第3図はインクリボンの供給ロール
を保持する構造を示【7た断面図、第4図はインクリボ
ンの巻取ロールを保持する構造を示した断面図、第5図
d本発明に係るカラー記録装置の制御系を示したブロッ
ク図、紀6図は従来から採用されているカラー記録用イ
ンクリボンの一部を示した平面図、第7図および第8図
は従来のカラー記録方式を示した概念図である。 1・・・装置筐体、2・・・排紙トレイ、10・・・配
録部、11・・・プラテンローラ、12・・・ライン走
査形感熱ヘッド、16・・・ステッピングモータ、20
・・・記録紙収容部、22・・・単葉記録紙、60・・
・記録紙搬送系、61・・・記録紙送給路、62・・・
記録紙排出路、63・・・記録紙循環路、33a・・・
入口、33b・・・出口、64・・・フィードローラ、
65・・・ピンチローラ、36.39・・・記録紙搬送
手段、41・・・ばね、42・・・電磁ソレノイド、4
6・・・記録紙整合手段、47・・・フラッパ、48・
・・記録紙検出器、49・・・ばね、50・・・1!磁
ソレノイド、51・・・進路切換手段、60・・・イン
クリボン搬送系、61・・・インクリボン、62・・・
供給ロール、66・・・巻取ロール、80・・・モータ
、86・・・インクリボン検出器、90・・・制御系。 第3 第4 図 八と 口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ライン走査形感熱ヘッドと、単葉記録紙と、該記
    録紙を積載収容する記録紙収容部と、該記録紙収容部の
    記録紙を前記感熱ヘッドへ案内する記録紙送給路と、記
    録紙を前記感熱ヘッドから装置外へ案内する記録紙排出
    路と、入口を前記記録紙排出路に臨ませ、出口を前記記
    録紙送給路に臨ませ、前記記録紙排出路の記録紙を前記
    記録紙送給路へ循環案内させる記録紙循環路と、該記録
    紙循環路の前記入口に配設し、記録紙を前記記録紙循環
    路へ選択的に案内する進路切換手段と、前記記録紙送給
    路、前記記録紙循環路および前記記録紙排出路で記録紙
    を搬送する記録紙搬送手段と、前記記録紙循環路出口か
    ら前記感熱ヘッドまでの前記記録紙送給路に配設し、記
    録紙の姿勢を整え、かつ前記感熱ヘッドへの送給タイミ
    ングを計る記録紙整合手段と、複数の色の固体インク層
    を帯状に塗分けて構成したカラーインクリボンと、該イ
    ンクリボンを搬送するインクリボン搬送手段とを備え、
    前記記録紙収容部から送給した記録紙を着色回数だけ前
    記感熱ヘッド上を循環通過させ、前記インクリボンの各
    色の固体インクを面順次で記録紙に溶融付着させて記録
    紙を装置外へ排出させるようにしたカラー記録装置であ
    って、前記記録紙整合手段は、前記記録紙送給路を開閉
    するフラッパと、該フラッパを作動させる駆動手段と、
    前記フラッパより上流側の前記記録紙送給路に配設した
    記録紙検出器とを備え、前記フラッパを通常開成してお
    き、前記記録紙検出器によって、そこを通過する記録紙
    の先端を検知し、その検知信号に基き、前記フラッパを
    閉じるようにし、前記記録紙循環路に設置した前記記録
    紙搬送手段は、記録紙搬送力を2段階に変換可能にし、
    前記フラッパの閉成動作に応動して記録紙搬送力を弱め
    るようにしたことを特徴とするカラー記録装置。
  2. (2)前記記録紙循環路に設置した前記記録紙搬送手段
    は、フィードローラと、ピンチローラと、前記ピンチロ
    ーラを前記フィードローラ方向へ付勢するばねと、該ば
    ねの付勢力を制御する電磁ソレノイドとを備えているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のカラー
    記録装置。
JP60208062A 1985-09-20 1985-09-20 カラ−記録装置 Pending JPS6268773A (ja)

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JP60208062A JPS6268773A (ja) 1985-09-20 1985-09-20 カラ−記録装置

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ID=16550010

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8714327B2 (en) 2010-11-16 2014-05-06 Hyundai Motor Company Gear shifting system for electric vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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