JPS62225375A - カラ−画像記録装置 - Google Patents

カラ−画像記録装置

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Publication number
JPS62225375A
JPS62225375A JP6903686A JP6903686A JPS62225375A JP S62225375 A JPS62225375 A JP S62225375A JP 6903686 A JP6903686 A JP 6903686A JP 6903686 A JP6903686 A JP 6903686A JP S62225375 A JPS62225375 A JP S62225375A
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JP
Japan
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recording paper
recording
color
paper
ink ribbon
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Application number
JP6903686A
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English (en)
Inventor
Akio Tsutsumi
堤 曄雄
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/50Picture reproducers
    • H04N1/506Reproducing the colour component signals picture-sequentially, e.g. with reproducing heads spaced apart from one another in the subscanning direction
    • H04N1/508Reproducing the colour component signals picture-sequentially, e.g. with reproducing heads spaced apart from one another in the subscanning direction using the same reproducing head for two or more colour components
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/10Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
    • B41J13/22Clamps or grippers
    • B41J13/223Clamps or grippers on rotatable drums
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J35/00Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
    • B41J35/16Multicolour arrangements
    • B41J35/18Colour change effected automatically
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H5/00Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
    • B65H5/08Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by grippers, e.g. suction grippers
    • B65H5/14Details of grippers; Actuating-mechanisms therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、感熱転写方式のカラー画像記録装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、カラー画像情報を記録する手段としては、インク
ジェット記録方式、電子写真方式、静電記録方式および
感熱転写記録方式がある。これらのうちインクジェット
記録方式は、着色されたインクを用い、色ごとに独立し
た微小径のノズルから、記録すべき画像信号に応じてイ
ンクを噴出、記録紙に付着させて記録するものであるが
、マルチノズル化が困難なことから高速化ができないば
かりでなく、ノズルの目詰まりが生じ易く、装置の信頼
性に乏しいなどの問題点があった。これに対して電子写
真方式は、暗所で予め一様に帯電した、例えば無定形セ
レンなどの光導電性物質を表面に形成して成る感光体ド
ラムを、画像信号により変調したレーザビームで走査・
露光して静電潜像を得て、これに選択的にカラートナー
を付与、現像した後普通紙に転写するものである。この
方式では、異なる色のカラートナーを有する現像器を用
意して、上記した該工程を色ごとに繰返すことからプロ
セスが極めて■雑になり、そのため装置も大型化し、か
つ高価であるという欠点がある。
さらに、静電記録方式は、マルチスタイラルヘッドを用
い、これに当接する静電記録紙に画像信号に応じた静電
潜像を作成して、電子写真方式におけると同様な現像を
行い、これを色ごとに繰返すもので電子写真方式に近い
プロセスの複雑さかあり、装置の小型化が困難である。
一方、感熱転写記録方式は、紙または樹脂などのベース
フィルムに、着色材を含む熱溶融性の固体状インク層を
設けたインクリボンを、画像信号に応じて付勢される感
熱記録ヘッドによって加熱して前記インク層を溶融し、
該インクリボンに接触する普通紙の記録紙に転写するも
のである。これによると、前記した電子写真方式や静電
記録方式の場合のような現像および定着を必要としない
のでプロセスが簡単になり、装置を小型化できる特長が
ある。この方式を用いてカラー記録を行うには、第10
図に示したようにシアン、マゼンタ、イエローの3色、
または必要に応じて黒色を加えた4色で帯状に塗り分け
られたインク層を有するインクリボンAを用い、前記各
色ごとに、同一記録紙上を反復して走査記録する。これ
は、一般に面順次記録方式と呼ばれているが、この方式
を実現するための記録紙の搬送には、従来第11図に示
す方法と、第12図に示す方法が知られている。
第11図の方法では1色、例えばシアンの記録に対し、
図示しないステッピングモータに連結スルプラテンロー
ラ201と、駆動ローラ202およびこれと協働するピ
ンチローラ203とによって、記録紙204を搬送する
と共に、図示しない搬送装置によってインクリボンAを
記録紙204と同一速度で搬送しながら、プラテンロー
ラ201と協働して前記記録紙204とインクリボンA
とを密着、圧接する感熱記録ヘッド205の、画像信号
に応じた選択的付勢によって記録紙204の上にシアン
色のカラー画像を得る。このようにして1色目の記録が
完了すると、プラテンローラ201と感熱記録ヘッド2
05を図示しない手段によって隔離すると共に、フィー
ドローラ202を逆回転させて、記録紙204の先端が
感熱記録ヘッド205の記録位置付近に到達するまで戻
す。
この間インクリボンAは、次に記録すべき色、例えばマ
ゼンタが感熱記録ヘッド205の記録位置に到達するま
で、記録の際と同一方向に搬送する。
然る後、プラテンローラ201と感熱記録ヘッド205
を再び圧接し、前記したと同じようにして記録紙204
のシアン色の記録の上に重ねてマゼンタ色のカラー記録
を行う。以下、同様にして順次インクリボンAの色囲数
だけ、すなわち3回または4回重ね記録を繰返すことに
より、記録紙205の上に最終的に減法混色によるカラ
ー画像記録が完成して得られる。この方法によれば、比
較的簡単な機構を使用して面順次方式によるカラー画像
の記録が行える利点があるが、記録紙を1色の記録が終
る度に戻すための時間が必要となる。
これは正味の記録には関係のない無駄な時間であり、し
たがって記録速度が制限されることになり、高速記録に
不利という問題点がある。また、記録紙を戻す際には感
熱記録ヘッドをプラテンローラから一旦離隔することが
不可欠であり、もしこれを怠ると記録に供された後のイ
ンクリボンが記録紙とともに戻されたり、あるいは記録
紙がインクリボンと無理に摺擦されることによって汚れ
、画品質を損なったりする。これを防ぐために、感熱記
録ヘッドとプラテンローラの圧接、離隔制御機構を設け
なければならず装置が複雑になるという欠点がある。さ
らに、′往復運動をさせる記録紙を一時的に収容する長
いスペースを必要とする場合があり、これは装置の小型
化にとって不利な条件となる。
以上に対して第12図の方法は、図示しないステッピン
グモータに連結するドラム状プラテン301に、記録紙
302を巻付け、1色の長さがドラム状プラテン301
の周長にほぼ等しいインクリボンAを介して感熱記録ヘ
ッド303を圧接し、記録の1色ごとにドラム状プラテ
ン301を同一方向に1回転させると同時に、インクリ
ボンAを、図示しない駆動装置によって該ドラム状プラ
テン301の周速度と同一速度で搬送してカラー記録を
行うもので、ドラム状プラテン301の3ないし4回転
によって、第11図の方法の場合と同じような、減法混
色によるカラー画像の記録が完成する。このようにして
記録が完了した記録紙302は、ドラム状プラテン30
1から剥離して取り出す。この第12図の方法によれば
、前述した第11図の方法のような、記録紙を1色の記
録が終了する度ごとに戻すという、記録に直接関与しな
い無駄な時間は最小にすることができるので、高速化に
とってはを利となる利点がある。しかし、記録紙をドラ
ム状プラテンに巻付けたり、剥離するための複雑な機構
を必要とすることや、特殊な形状の感熱記録ヘッドを用
いたりすることから、装置が高価になるという欠点があ
る。さらに、一定速度で回転するドラムを使用すること
から、1頁の記録に要する時間は記録紙サイズによらず
一定であり、換言すれば、長さが短い記録紙を使用する
場合には、高速化に適するというこの方式のメリットを
生かせない欠点がある。また、記録紙の長さから大径の
ドラム状プラテン(A4サイズの記録紙の場合、約φ1
00mm)を必要とし、そのため装置の小型化には不利
であるとともに、その重量ゆえに負荷が増大するので大
きな回転駆動力を持つステッピングモータを必要とする
などの難点もある。
(発明が解決しようとする問題点) 上記したように、前者(第11図)の感熱転写記録方式
によるカラー画像記録装置では、1色の記録が終る度に
記録紙を戻す必要があり・また後者の(第12図)の感
熱転写記録方式によるカラー画像記録装置では、小さい
サイズの記録紙の場合でも1色の記録に要する時間がド
ラム状プラテンの1回転相当となり、高速化に限界があ
った。
そこで、本発明は、高速記録を可能にしたカラー画像記
録装置を提供することを目的とする。
また、前者(第11図)の感熱転写記録方式によるカラ
ー画像記録装置では、インクリボンを停止または前進さ
せながら、記録紙のみを戻す必要があるため、感熱記録
ヘッドとプラテンローラとを離隔させる機構を備えなく
てはならず、また後者(第12図)の感熱転写記録方式
によるカラー画像記録装置では、記録紙をドラム状プラ
テンに密接保持させ、かつ記録紙をドラム状プラテンか
ら剥離させるための機構を必要とする。したがって、装
置が複雑となり高価となっていた。
そこ4で、本発明は、復雑な機構を必要とせず、安価な
装置の実現を可能にしたカラー画像記録装置を提供する
ことを目的とする。
さらにまた、前者(第11図)の感熱転写記録方式によ
るカラー画像記録装置では、記録紙を戻すために、戻し
た記録紙を収容するためのスペースを確保しなければな
らず、また、後者(第12図)の感熱転写記録方式によ
るカラー画像記録装置では、想定される最もサイズの大
きな記録紙よりも円周が長く、かつ幅の広いドラム状プ
ラテンを必要とし、さらにそのドラム状プラテンを回転
させるために大きなステッピングモータを必要とする。
したがって装置が大型になっている。
そこで本発明は、装置の小型化を可能にしたカラー画像
記録装置を提供することを目的とする。
また、カラー画像記録装置は、複数色を重ね合わせて記
録する必要があることから、色ずれを生じ易い。
そこで本発明は、色ずれを可及的に防止して、良画質の
記録が得られるカラー画像記録装置を提供することを目
的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段と作用)本発明のカラー
画像記録装置は、丼オ弁4斗′°    記録紙および
インク リボンを重ね合せ、それらを搬送しながら感熱記録ヘッ
ドによって記録紙にインクリボンのインクを転写する記
録手段と、記録紙を記録紙収容部から前記感熱記録ヘッ
ドへ搬送する第1の記録紙供給手段と、前記感熱記録ヘ
ッドから排出された記録紙の先端を捕捉し、該記録紙の
先端を前記感熱記録ヘッドの入口側へ送る記録紙循環手
段と、該記録紙循環手段によって送られた記録紙の先端
を前記感熱記録ヘッドの人口に待機させ、かつ次の色の
記録を施すために記録紙を前記感熱記録ヘッドへ送給す
る第2の記録紙供給手段と、前記感熱記録ヘッドから排
出され所定の色の記録が完了した記録紙を排紙トレイへ
搬送する記録紙排出手段と、前記感熱記録ヘッドから排
出された記録紙を前記記録紙循環手段または前記記録紙
排出手段のいずれか一方に選択的に案内する進路切換手
段とを備え、かつ前記第1の記録紙供給手段の記録紙供
給路と前記第2の記録紙供給手段の記録紙供給路とを前
記記録手段の入口側で合流させるとともに、その合流部
に記録紙の先端を確認する検出器を配設し、該検出器の
確認信号に基づいて前記感熱記録ヘッドの記録開始時点
を設定することによって上記目的を達成している。
(実施例) 第1図は、本発明に係るカラー画像記録装置としてカラ
ーファクシミリ受信装置を概念的に示したものである。
この装置の筐体1は、第1図における手前と奥に側板2
,3ををしている。それらの側板2,3は、筐体1内に
固定設置され、該側板2,3には、後述する各種部品が
取付けられる。また、この装置の筐体1は、カバー4を
有している。カバー4は、第1図における手前と奥に配
置される側板4a、4bと、それらの側板4a、4b間
に差渡した天井板4cおよび端板4dとによって形成さ
れ、さらに天井板4cには、段部が形成され、そこに排
紙トレイ5が構成されている。そして、この側板4a、
4t)は、その隅部がビン6によって側板2.3に係合
されている。したがって、このカバー4は、ビン6を中
心にして、第1図の位置から反時計方向に回動させるこ
とができる。
この装置では、第1図における左半部中央に記録手段1
0が配置され、該記録手段1oの直下に記録紙循環手段
2oが配置され、該記録紙循環手段20の下方には空間
部Sが確保されている。そして、記録紙循環手段2oの
左方および右方に進路切換手段50および記録紙供給手
段(第2の記録紙供給手段)30が配置されている。ま
た、この装置では、第1図における右半部下方に記録紙
収容手段60が配置され、該記録紙収容手段6゜と記録
手段10との間に記録紙供給手段(第1の記録紙供給手
段)70が配置され、さらに記録手段10の上方にイン
クリボン搬送手段9oが配置され、該インクリボン搬送
手段9oを迂回するようにして、記録手段1oから排紙
トレイ5まで記録紙排出手段120が配置されている。
なお、第1図において、符号130はファクシミリ制御
手段を示しており、該制御手段130は、記録紙収容手
段60の上方に配置されている。
記録手段10は、プラテンローラ11と感熱記録ヘッド
12と、該感熱記録ヘッド12をプラテンローラ11に
対して離接させる離接8I構13によって構成されてい
る。
プラテンローラ11は、中心に金属の軸11aを有する
ゴムローラで、その軸11aの両端が筐体1の側板2.
3(二点鎖線で示す)のそれぞれに支承され、ステッピ
ングモータ14によって回転駆動される。また、感熱記
録へラド12は、所定の密度(例えば、16 pal 
/mm)で、微小な発熱抵抗体を記録幅(例えば、A4
サイズの場合216aug)に相当する数(例えば、3
456個)になるように−列に並べ、それぞれに記録す
べき画像情報にしたがってパルス通電することにより、
当接するインクリボンを微小局部的に昇温させ、該イン
クリボンに塗布された固体インク層を溶融して記録紙に
転写、可視像を形成させる機能を有している。そして、
この感熱記録へラド12は逆L字形のアーム15に取付
けられており・カバー4の一対の側板4a、4b(二点
鎖線示す。または第6,7図参照)に固定された支軸1
6を支点にして回動可能に支持されている。また、該逆
り字形のアーム15は、一端が引張りコイルばね17に
より付勢されて、記録に最適な圧力を発生するように感
熱記録ヘッド12をプラテンローラ11に対して押付け
ている。さらに、上記逆り字形のアーム15は、電磁ソ
レノイド18のプランジャ18aに係合されている。上
記した電磁ソレノイド18は、通電・励磁されてプラン
ジャ18aを吸引し、それによって上記逆り字形のアー
ム15は、前記した引張りコイルばね17に逆らい支軸
16を支点にして時計方向に回動し、感熱記録ヘッド1
2をプラテンローラ11から離隔させる。
記録紙循環手段20は、感熱記録ヘッド12から排出さ
れる記録紙の先端を捕捉し、その先端を感熱記録ヘッド
12の人口側へ搬送する機能を有するものである。この
記録紙循環手段20は、第2図および第3図に示したよ
うに、側板2.3に支承され、図示しない電磁クラッチ
を介してステッピングモータ14によって駆動される軸
21と、該軸21に固着されたグリップローラ22と、
該ローラ22内に配設されたグリッパ機構23とから成
っている。グリッパ機構23は、記録紙の先端を掴んで
保tjjするもので、一端にグリッパ片24aを有する
ロッド24を軸21に摺動可能に支持させるとともに、
周囲に圧縮コイルばね25を配装して、ロッド24の他
端を該ローラ22の長孔22a内で半径方向に滑動可能
に支持されたピン26に圧接させ、かつ該ピン26の端
部をカムフォロア28を介して側板2.3に固設したカ
ム27に当接させて成るものである。
グリッパ片24aはグリップローラ22の周面幅方向に
延び、両端にはブロック24bが固定されている。この
ブロック24bは、グリップローラ22の周面に形成さ
れた凹部22bに嵌入されている。したがって、グリッ
パ片24aはそのブロック24bが凹部22b内に拘束
され回転することはない。上記ピン26は、両端に例え
ば、玉軸受からなるカムフォロア28を有しており、こ
のカムフォロア28を介してカム27の摺動面27aに
当接している。このように構成されたグリッパ機構23
では、第2図に示した状態、すなわち、カムフォロア2
8がカム27の凸部27bに位置・している状態で、ピ
ン26がグリップローラ22の中心方向へ移動されてお
り、該ピン26によってグリッパ片24aがロッド24
を介してグリップローラ22の周面から離反され、グリ
ッパ片24 aとグリップローラ22の周面との間に間
隙29を形成している。ステッピングモータ14によっ
て軸21が回転されると、グリップローラ22も一体に
なって矢印方向へ回転するシすると、カムフォロア28
がカム27の摺動面27aから離れ、ピン26をローラ
22の中心方向へ押圧している力が解除される。したが
って、ロッド24は圧縮コイルばね25の付勢力によっ
てピン26方向に摺動され、それに伴ってグリッパ片2
4aはグリップローラ22の周面に圧接する。さらにグ
リップローラ22が回転されると、カムフォロア28は
カム27の摺動面27aに再び係合する。すると、ピン
26は、カムフォロア28を介してグリップローラ22
の中心方向に押込まれ、それによってグリッパ片24a
はグリップローラ22の周面から僅かに離れる。すなわ
ち、上記グリッパ機構23を備えた記録紙循環手段20
は、第1図および第2図に示した位置で、待機し、感熱
記録ヘッド12から排出される記録紙の先端をグリッパ
片24aの首部およびブロック24bによって受は止め
てグリッパ片24aとグリップローラ22の周面との間
隙29に収容する。
続いて、グリップローラ22が回転されるとグリッパ片
24aはグリップローラ22の周面方向へ移動し、該グ
リッパ片24aとグリップローラ22の周面とによって
記録紙の先端を圧接・挾持する。このような状態のまま
グリップローラ22は、第1図および第2図の位置から
略半回転し、そこで記録紙先端を解放する。
記録紙供給手段(第2の記録紙供給手段)30は、駆動
ローラ31と前記グリップローラ22と同軸のピンチロ
ーラ32とからなるフィードローラ33を備えて1)る
(第4図)。駆動ローラ31は側板2.3に支承させた
輔34に固着され、該軸34は、図示しないステッピン
グモータによって駆動される。ピンチローラ32は、第
4図に示したように軸21のグリップローラ22間に配
置され、第5図に示したように、主部32aが軸21に
止ネジ35によって固着されている。このピンチローラ
32の主部32aには、長孔32bが貫設されており、
この長孔32b内に前記したビン26が挿通されている
。また、このピンチローラ32の主部32aには、その
周面にカラー32cが遊嵌されている。そして、カラー
32cは、主部32aの両端に形成した鍔32d532
dによって主部32aからの脱落が防止されている。上
記駆動ローラ31とピンチローラ32は互いに接触して
おり、駆動ローラ31が回転されると、ピンチローラ3
2も回転される。しかし、ピンチローラ32はカラー3
2cが回転するだけである。また、記録紙供給手段30
は、第1図に示したように、パックテンションローラ3
6を備えている。パックテンションローラ36は軸37
に固定されている。軸37は、パックテンションローラ
36がグリップローラ22に対して離接する方向に移動
できるよう、側板2,3に対して回動可能なように支持
されている。そして、この軸37は、ばね38によって
、パックテンションローラ36がグリップローラ22に
圧接するように付勢されているとともに、図示しない制
動手段によって回転を制動するようになっている。また
、この軸37には、アーム39の一端が係合されており
、アーム39の基端は軸40に植設されている。この軸
40は、側板2,3に支承されいる。
軸40には、レバー41の一端が固着されており、該レ
バー41の他端は、側板2.3のいずれかに固定された
電磁ソレノイド42のプランジャ42aに係合されてい
る。そして、このパックテンションローラ36は、電磁
ソレノイド42の非励磁状態で、ばね38の付勢力によ
ってグリップローラ22に圧接され、電磁ソレノイド4
2が励磁されると、レバー41が軸40を中心にして時
計方向に回動され、それによってアーム39を軸40を
中心にして時計方向に回動させることによってグリップ
ローラ22から離隔される。さらにまた、記録紙供給手
段30は、記録紙を感熱記録ヘッド12へ案内するため
の記録紙供給路43を宵している。この記録紙供給路4
3は、一端部がグリップローラ22、ピンチローラ32
間に延び、他端部がプラテンローラ11の周面に近接位
置されたガイドブレート43aと、一部が駆動ローラ3
1間に位置されたガイドブレート43bと、ガイドブレ
ート43aおよびガイドブレート43bに対向して位置
されたガイドブレート43cによって形成されている。
この記録紙供給路43は、後述する第1の記録紙供給手
段70の記録紙供給路73と合流し、その一部は記録紙
収容手段60から記録手段10への記録紙搬送路として
共用される。そして、この記録紙供給路43の合流部、
即ち共用される部分には、記録紙を検出する光学検出器
44が配設されている。
進路切換手段50は、感熱記録へラド12から排出され
た記録紙を上記記録紙循環手段または後述する記録排出
手段120のいずれか一方に案内するものである。この
進路切換手段50はフラッパ51ををし、該フラッパ5
1は側板2,3に支承された軸52によって回動自在に
支持されている。このフラッパ51の軸52には、レバ
ー53の一端が固着されており、レバー53の他端は電
磁ソレノイド54のプランジャ54aに回動自在に係止
されている。そしてプランジャ54aの周囲には圧縮コ
イルばね55が配装され、この圧縮コイルばね55の付
勢力によって、上記したフラッパ51は第1図における
実線で示した状態に位置され、記録紙を記録紙循環手段
20へ案内する。
また電磁ソレノイド54を通電・励磁することにより、
フラッパ51は二点鎖線で示した位置に動作して、記録
紙を記録紙排出手段120へ案内する。
記録紙収容手段60は、筐体1の下部に第1図の右方向
から挿入して装填された給紙カセット61を有している
。この給紙カセット6エの底部には、単葉記録紙δ2を
積重ねて載置するプレート63が収容されており、この
プレート63は、圧縮コイルばね64によって上方へ付
勢されている。
記録紙供給手段(第1の記録紙供給手段)70は、記録
紙62を記録紙収容手段60から記録手段10まで搬送
するもので、給紙カセット61の左上方に配設され、プ
ラテンローラ11を回転駆動するステッピングモータ1
4に一方向クラッチ(図示せず)を介して連係された給
紙ローラ71と、記録紙供給路72および73とによっ
て構成されており、この記録紙供給手段70は、記録紙
整合手段80を備えている。
記録紙整合手段80は駆動ローラ81とピンチローラ8
2とから成るフィードローラ83を有している。フィー
ドローラ83における駆動ローラ81の軸81aは、前
記したステッピングモータ14に連係されており、この
ステッピングモータ14によってプラテンローラ11と
ともに回転駆動される。一方、ピンチローラ82の軸8
2aは、該ピンチローラ82が駆動ローラ81に対して
圧接するように、軸受を介してばね84により付勢され
ている。また、このピンチローラ82の軸82aにはア
ーム85の一端が係合されており、該アーム85は前記
した一対の側板2,3に設けられたピン85aによって
支承されている。そして、このアーム85は、同様に一
対の画板2.3に設けられたピン86bに支承される別
のアーム86のピン86bに接触している。上記アーム
86の一端は、電磁ソレノイド87のプランジャ87a
に回動自在に支持されており、該プランジャ87aは引
張りコイルばね88によって下方へ付勢されている。一
方、上記アーム86の他端86cは、フィードローラ8
3の後方で記録紙の進行を阻止する位置に配設されてい
る。上記した電磁ソレノイド87は、通電・励磁されて
プランジャ87aを吸引し、それによってアーム86を
引張りコイルばね88に逆らい、ピン86aを支点にし
て反時計方向に回動する。同時にアーム85は、ピン8
6bによって、ピン85aを支点にして時計方向に回動
し、このためピンチローラ82の軸82aはアーム85
の左端によって押し上げられる。かくして、ピンチロー
ラ82が駆動ローラ81に対して離隔するとともに、ア
ーム8Gの他端86cが記録紙の進行を阻止すべく降下
する。電磁ソレノイド87が消磁されると、アーム86
は引張りコイルばね88によって復帰し、アーム86の
他端86aは上昇して記録紙の進行阻止を解除するとと
もに、ピンチローラ82の軸82aに接触するピン86
bが降下するので、ピンチローラ82はばね84によっ
て駆動ローラ81に圧接する。さらに、上記記録紙整合
手段80は、記録紙の先端を検出する記録紙検出器89
を備えている。この検出器89は、フィードローラ83
の手前で記録紙供給路72を挾んで発光索子89aと発
光素子89bとを配設したものである。この記録紙検出
器89が記録紙の先端を検出すると、タイマが作動され
、一定時間経過後に電磁ソレノイド87が消磁される。
なお、記録紙供給路72は、記録紙収容手段6oがらフ
ィードローラ83までの間に構成されており、ガイドプ
レート72a、72bによって形成されている。
また記録紙供給路73は、上記した第2の記録紙供給手
段30の記録紙供給路43を形成しているガイドプレー
ト43b、43cの一部を利用して構成されており、こ
の記録紙供給路73は、記録手段10の入口附近で記録
紙供給路43に合流している。
インクリボン搬送手段9oは、インクリボン91を記録
手段10のプラテンローラ11と感熱記録ヘッド12の
間を経て搬送させるためのものである。インクリボン9
1は、紙、樹脂などの極く薄いベースフィルムに、面順
次方式によって記録すべき色に対応する着色材を含む熱
溶融性の固体状インク層を、それぞれの色の長さが記録
の最大長と等しいか、あるいは若干長くなるように3色
、例えば第10図に示すようにイエロー、マゼンタ、シ
アンあるいは黒色を加えた4色が帯状に塗分けられたも
のである。そして、該インクリボン91の幅は記録紙6
2の幅と等しいか、またはやや大きめに作られている。
このインクリボン91は、供給ロール92に巻かれてお
り、記録に供された後は巻取ロール93によって巻取ら
れる。
これら供給ロール92と巻取ロール93は、第6図およ
び第7図に示すように、前記した相対する一対の側板4
a、4bの内側に装填されている。
第6図および第7図において、一対の側板4a。
4bには、各2個の軸94,95と96.97が植設さ
れており、それらの軸にはリール98゜99と100,
101が遊嵌されている。これらのリールのうち側板4
aの方のリール98.99 −は、その端部に1側板」
二の突起98 a、  99 aを備えており、該突起
98a、99aを供給ロール92および巻取ロール93
の端面に形成した溝92a、93aに嵌合させ、それに
よって供給ロール92および巻取ロール93をリール9
8゜99に係止する。また、リール98.99と、前記
した一対の側板4a、4bとの間の軸94゜95には、
継手部材102,103が遊嵌されている。この継手部
材102,103は、一端に円板102a、103aを
備え、該円板に摩擦板102b、103bを貼設してい
る。そして、この継手部材102,103は、該継手部
材と、側板4aとの間に配装させた圧縮コイルばね1o
4゜105によって、T2O図および第7図における右
方へ付勢され、摩擦板102b、103bを介してリー
ル98.99を供給ロール92および巻取ロール93に
圧接させている。一方、リール100.101は、該リ
ールと側板4bとの間に配装させた圧縮コイルばね10
6,107によって、第6図および第7図における左方
へ付勢され、リール100,101の端面が供給ロール
91および巻取ロール92の端面に圧接されている。さ
らに、このようなインクリボン保持手段では、巻取ロー
ル93側の継手部材103に回転トルク伝達手段、例え
ばタイミングプーリ108が固設されている。そして、
このタイミングプーリ108は、側板4a、4bのいず
れかに取付けられた図示しないステッピングモータにタ
イミングベルトを介して連係されている。
このような供給ロール92および巻取ロール93に巻か
れたインクリボン91は、第1図において示す前記した
一対の側板4a、4bに固設されたガイドバー109,
110に接し、プラテンローラ11と感熱記録ヘッド1
2との間を通り、ガイドバー111,112に接するよ
うに配装される。 また、上記インクリボン搬送手段9
oは、インクリボン91の色の境界点を検出するための
インクリボン検出器113を備えている。このインクリ
ボン検出器113は、インクリボン91を挾んで発光索
子113aと受光素子113bを配設し、それらの素子
113a、113b間にインクリボン91の帯状に区分
けして塗り分けられた各色の先端が到達したことを検出
する。該検出信号は、前記した記録紙供給手段3oにお
ける記録紙検出器44の検出信号とともに、カラー記録
のタイミングをとるためのものである。なお、上記イン
クリボン検出器113のインクリボン91の色の境界点
を検出する位置は、該位置がら記録手段10の感熱記録
ヘッド12の記録位置に至るインクリボンの行程が、記
録紙供給手段7oにおけるアーム86の他端86cがら
同様に感熱記録ヘッド12の記録位置に至る記録紙の行
程に等しくなるように設定されている。
記録紙排出手段120は、カラー受信記録が完了した記
録紙を装置外部に案内、すなわち装置上部に設けた排紙
トレイ5まで搬送するためのもので、二組のフィードロ
ーラ121.x22と、ご己録紙排出路123,124
とによって構成されている。フィードローラ121は、
駆動ローラ125とピンチローラ126の対がら成り、
該駆動ローラ125の軸125aは図示しないステッピ
ングモータに連係されており、一方、該ピンチローラ1
26の軸126aは、該ピンチローラ126が駆動ロー
ラ125に対して圧接するように、軸受を介して図示し
ないばね手段により付勢されている。一方、フィードロ
ーラ122も同様に駆動ローラ127とピンチローラ1
28がら構成されている。
また、ファクシミリ制御手段130は、本発明の実施例
のカラーファクシミリ受信装置を動作させるための電子
回路基板140および電源装置150を備えたもので、
そのブロック構成を第8図に示す。すなわち第8図にお
いて、伝送回線を介して遠隔地に置かれたカラーファク
シミリ送信装置との接続を所定の手順にしたがって制御
し、ファクシミリ信号の入力を行う回線制御部141と
、前記ファクシミリ信号を検波、復調して符号データを
得るためのモデム142と、符号データに基づき操作パ
ネルを含む装置全体の制御を行うマイクロプロセッサを
中心とするシステム制御部143と、符号データから所
定の方式手順にしたがって記録すべき画像信号を復元す
る復号化部144と、画像信号を色別の記録信号に変換
する色変換回路145と、面順次記録のために前記した
色別の記録信号を一時蓄積するページメモリ146と、
例えば階調記録のための濃度パターン変換や感熱記録ヘ
ッドの発熱抵抗体への通電パルス幅の制御などを含む記
録制御部147、それにステッピングモータ、電磁ソレ
ノイド、各種検出器などの制御を行う機構制御部148
および電子回路、感熱記録ヘッド、モータやソレノイド
などの動作に必要な各種の電圧、電流を供給する電源1
50から構成されている。
次に、上記カラーファクシミリ受信装置の作用、動作に
ついて説明する。
先ず、遠隔地に置かれたカラーファクシミリ送信装置か
ら、カラー原稿を走査して得られた画像信号を基に必要
な、例えば色分解や符号化処理および変調などを行った
後、伝送回線を通じて送られる色情報を含むファクシミ
リ信号は、第8図に示すブロック構成の電子回路のシス
テム制御部143の制御のもとに、回線制御部141を
介して受信されてモデム142により復調され、復号化
部144により復号化された後、色変換回路145によ
りシアン、マゼンタ、イエローなどの色別に分解した画
像信号をページメモリ146に蓄積する。そして、シス
テム制御部143よりの制御信号に基づき機構制御部1
48が機能して・初めに記録手段10の電磁ソレノイド
18および記録紙供給手段30の電磁ソレノイド42に
通電・励磁して、そのプランジャ18aに回動自在に支
持されて感熱記録ヘッド12が取付けられた逆り字形の
アーム15を、引張りコイルばね17に逆らい支軸16
を支点にして時計回りに回動させ、以て感熱記録ヘッド
12をプラテンローラ11から離隔するとともに、プラ
ンジャ42aに支承されているレバー41を介して、ア
ーム39によりパックテンションローラ36をグリップ
ローラ22から離隔する。同時にインクリボン搬送手段
90の図示しないステッピングモータを回動させ、前述
したように例えばイエロー、マゼンタ、シアンの3色に
塗り分けられたインクリボン91を、タイミングプーリ
108を介してステッピングモータに連結する巻取ロー
ル93に巻取るべく、ガイドバー109,110、プラ
テンローラ11およびガイドバー111,112を経て
送給する。
このとき、巻取ロール93は継手部材103によリスリ
ップしながら回転し、また供給ロール92には同様に継
手部材102によりブレーキがかかるので、インクリボ
ン91は所定の張力を保ちつつ送給される。そして、イ
ンクリボン検出器113が面順次方式により最初に記録
するインクリボンの色の先端、例えばイエローの始まり
部分を検出する。この検出信号はシステム制御部143
に送られ、機構制御部148を介して前記ステッピング
モータの回転を止め、以てインクリボン91の送給を一
旦停止させる。
一方、上記インクリボン91の動作と並行して機構制御
部148は、記録紙供給手段70の電磁ソレノイド87
を通電・励磁してピンチローラ82を駆動ローラ81に
対して離隔させるとともに、アーム86の他端85cを
降下させる。さらに、ステッピングモータ14がある方
向、例えば反時計回りへ回転を開始し、該ステッピング
モータ14に図示しない一方向クラッチを介して連係さ
れた給紙ローラ71も回転して、記録紙収容手段60の
給紙カセット61に重積して載置された記録紙62の最
上層の1枚を、記録紙とゴム製の給紙ローラ71および
記録紙相互間の摩擦係数の差を利用することにより分離
して送り出し、記録紙供給手段70の記録紙供給路72
に導く。引続き、記録紙は給紙ローラ71により送られ
記録紙検出器89を通過し、さらに駆動ローラ81とピ
ンチローラ82の離隔された間隙を通り、その先端がア
ーム86の他端86cに衝突する。かくして、記録紙は
なおも給紙ローラ71により送られ、記録紙の中はどが
たわんで僅かに膨らんだ状態、すなわち記録紙の先端が
完全にアーム86の他端136cに衝突して、進行方向
に対して直角になるようにその姿勢を整えられる。記録
紙検出器89が記録紙の先端を検出すると、その検出信
号によってタイマが作動され、計時が開始される。この
タイマは、上記記録紙整合動作が完了するに十分な時間
がセットされている。タイマの計時完了に伴って、ステ
ッピングモータ14は回転方向が反転され、時計回り方
向へ回転される。すると、一方向クラッチの作用で給紙
ローラ71へは回転力が伝わらなくなり、以て給紙ロー
ラ71はその回転を停止する。このタイマの計時完了に
伴って、電磁ソレノイド87への通電を遮断、消磁され
る。
然して、アーム86が引張りコイルばね88によって復
帰するので、アーム86の他端86cが上昇して記録紙
の進行阻止を解除するとともに、ピンチローラ82の軸
82aに接触するピン86bが降下して、ステッピング
モータ14に連係されて回転する駆動ローラ81に、ピ
ンチローラ82が、ばね84により圧接し、以て姿勢が
整えられた記録紙は、再び送給されて記録紙供給路72
に導かれる。さらに、上記動作と同時に前記電磁ソレノ
イド18への通電を遮断・消磁して、逆り字形のアーム
15を引張りコイルばね17により復帰させ、該逆り字
形のアーム15に取付けられた感熱記録ヘッド12をプ
ラテンローラ11に圧接するとともに、前記図示しない
ステッピングモータを回転させ、インクリボン91を再
び送給させる。
このようにしてインクリボン91と記録紙は同時に送給
されるが、やがて記録紙は記録紙供給手段30の搬送路
43に到達し、その先端が記録紙検出器44によって検
出される。この検出信号は、システム制御部143に送
られタイマ手段により計時を開始する。記録紙は送給を
継続しながら、先端か回転するプラテンローラ11と給
送されているインクリボン91の間に進入、挟持される
ここで、前記したように感熱記録ヘッド12の記録位置
を基準として、インクリボン91のインクリボン検出器
113に至る行程と、記録紙供給手段70におけるアー
ム86の他端86cに至る記録紙の行程は、等しくなる
ように設定されているので、インクリボン91のイエロ
ー色の先端と記録紙の先端とは一致して重なる。そして
、前記タイマ手段による計時を開始してから所定時間経
た後、すなわち該インクリボン91のイエロー色の先端
および記録紙の先端が感熱記録ヘッド12の記録位置で
ある発熱抵抗体列の真上ないし、僅かに行き過ぎたとこ
ろに到達すると、前記したシステム制御部143の制御
のもとで、ページメモリ146に蓄積されている3色に
分解された画像信号のうち、先ずイエロー色に相当する
画像信号が読出されて感熱記録へラド12に送られる。
該画像信号は、感熱記録ヘッド12に搭載されたドライ
バにより増幅され発熱抵抗体に通電、ジュール熱を発生
してインクリボン91を局部的に加熱、それに塗布され
ているイエロー色の固体インク層を溶融し、圧接する記
録紙に転写されて先ずイエロー色の画像のドツト状記録
が行われる。記録紙とインクリボン91は、密着してず
れが生じないようにプラテンローラ11によって、走査
ピッチ毎に前述したように記録が順次行われながら送給
される。イエロー色の記録が終って、なおも密着したま
まの記録紙とインクリボン91は、そのまま送られガイ
ドバー111に到達する。ここで、インクリボン91は
そこで第1図に示すように急回転させられるが、記録紙
はその剛性により直進しようとしインクリボン91から
剥離する。剥離した記録紙は進路切換手段50のフラッ
パ51に案内されて、図における下方、すなわち記録紙
循環子段20のグリッパ片24aが開いて待機するグリ
ップローラ22に進入する。引続きイエロー色の記録が
進行してプラテンローラ11により送給された記録紙は
、やがてその先端がグリッパ片24aおよびブロック2
4bの底部に衝突する。
以下、本発明の要旨である面順次方式によるカラー記録
の仕組みの詳細を第9図を用いて説明する。
第9図において、62は記録紙、91はインクリボン、
11はプラテンローラ、12は感熱記録ヘッド、22は
グリップローラ、24aはグリッパ片、36はパックテ
ンションローラ、モして31は駆動ローラ、43は記録
紙供給路である。
第9図(a)において、記録紙62はなおも送給され、
記録紙がたわんで僅かに膨らんだ状態、すなわち記録紙
の先端が完全にグリッパ片24aおよびブロック24b
の底部に衝突し、進行方向に対して直角になるようにそ
の姿勢を整えると、グリップローラ22の軸21に取付
けられた図示しない電磁クラッチが動作し、グリップロ
ーラ22がプラテンローラ11とその円周速度を等しく
して回転を始める。すると、前述した第2図におけるよ
うに、それまでカム27によってカムフォロア28とロ
ッド24を介しグリップローラ22の中心方向に押され
、以てグリッパ片24aを開かせていたピン26が、カ
ムフォロア28がカム27の凸部27bからはずれるこ
とによって圧縮コイルばね25の作用で復帰し、それに
よってグリッパ片24aが閉じて記録紙62の先端を掴
んで保持する。そして、グリップローラ22は記録紙の
先端を保持したまま回転を続け、第9図(b)に示すよ
うにほぼ半回転近く回転したところで停止する。しかし
、イエロー色の記録はなおも進行し、記録紙62はプラ
テンローラ11によっテ1lFI々に送られるので、第
9図(C)に示すように記録紙62は空間部S内で大き
く膨らんで、鉛直下方に垂れ下がる。イエロー色の記録
が終りに近づき、記録紙62の終端が記録紙供給路43
の人口付近に到達したところで、第9図(d)に示すよ
うに駆動ローラ31とグリップローラ22を再び回転さ
せる。したがって、記録紙62の先端は再び送られるが
、グリッパ片24aの上述した記録紙の先端を掴んで保
持するのと逆の動作、すなわち第2図におけるカム27
のカム27の摺動面27aにカムフォロア28が乗り上
げ、ピン26を介してグリッパ片24aが開く。ここで
駆動ローラ31を一旦停止させ、グリップローラ22を
引続き回転させることによって、記録紙62の先端を完
全に開放する。次に、第1図における電磁ソレノイド4
2の励磁電流を遮断しプランジャ42aの吸引を解除し
て、ばね38によってパックテンションローラ36を復
帰させ、グリップローラ22に圧接するとともに、第9
図(e)に示すように駆動ローラ31を再び回転させて
、記録紙62のこれからイエロー色の記録を行う終端を
、既にイエロー色の記録を終った先端が狭い間隔をもっ
て追いかけるように、かつパックテンションローラ36
の作用で記録紙62にパックテンションが掛かるように
しながら記録手段10へ送給される。このようにして、
送給される記録紙62の先端は、記録手段1015達す
る以前に、検出器44によって検出される。この検出信
号は、システム制御部143に送られタイマ手段により
計時を開始する。そして、第9図(f)に示すように記
録紙62の先端が、第1図について前記したように回転
するプラテンローラ11と給送されているインクリボン
91の間に進入、挾持されたところで再び電磁ソレノイ
ド42を励磁、プランジャ42aを吸引し、レバー41
およびアーム39を介してパックテンションローラ36
を再びグリップローラ22から離隔する。ここで、イン
クリボン91の各色の長さは、記録紙の長さにほぼ等し
くなるように設定されているので、次に記録すべき色、
例えばマゼンタ色の先端と記録紙62の先端とは一致し
て重なる。そして、前記タイマ手段による計時を開始し
てから所定時間経た後、即ち、該インクリボン91のマ
ゼンタ色の先端および記録紙62の先端が感熱記録ヘッ
ド12の記録位置である発熱抵抗体列の真上ないし僅か
に行き過ぎたところに到達すると、前記したシステム制
御部先端は、記録手段10に達する以前に、検出器44
によって検出される。この検出信号は、システム制御部
143に送られタイマ手段により計時を開始する。そし
て、第9図(f)に示すように記録紙62の先端が、第
1図について前記したように回転するプラテンローラ1
1と給送されているインクリボン91の間に進入、挾持
されたところで再び電磁ソレノイド42を励磁、プラン
ジャ42aを吸引し、レバー41およびアーム39を介
してパックテンションローラ36を再びグリップローラ
22から離隔する。ここで、インクリボン91の各色の
長さは、記録紙の長さにほぼ等しくなるように設定され
ているので、次に記録すべき色、例えばマゼンタ色の先
端と記録紙62の先端とは一致して重なる。そして、前
記タイマ手段による計時を開始してから所定時間経た後
、即ち、該インクリボン91のマゼンタ色の先端および
記録紙62の先端が感熱記録へラド12の記録位置であ
る発熱抵抗体列の真上ないし僅かに行き過ぎたところに
到達すると、前記したシステム制御部して、記録紙62
の進行グリップローラ22への方向を閉塞し、記録紙排
出手段120の記録紙排出路123への方向を開放する
。また同時に、記録紙排出手段120の図示しないステ
ッピングモータによってそれに連係する駆動ローラ12
5と127が回転を開始し、二組のフィードローラ12
1.122が動作する。然して、記録すべき最後の色、
例えばシアン色の記録が完了した記録紙62は、インク
リボン91と密着したまま送給されガイドバー111に
到達する。ここで、前記したようにインクリボン91が
急転回させられたので、記録紙62の先端はその剛性に
より直進しようとしてインクリボン91から剥離する。
かくして、剥離して完全なカラーの受信記録画像が完成
した記録紙62の先端は、図中二点鎖線で示す進路切換
手段50のフラッパ51により案内されて、記録排出路
123に進入する。その後記録紙62は、フィードロー
ラ121により送給され、記録紙排出路124を経て、
フィードローラ122により装置上部に設けた排紙トレ
イ5の上に排出、載置する。機iR制御部148は1頁
の受信記録が終り、記録紙62の終端がフラッパ51を
通過するに十分な時間が経過すると電磁ソレノイド54
への通電を断ち、圧縮コイルばね55の付勢力によって
フラッパ51を元の位置、すなわち図中実線で示すよう
に復帰させる。また同時に、記録手段10のステッピン
グモータ14およびインクリボン搬送手段90の図示し
ないステッピングモータも回転を停止し、以てプラテン
ローラ11の回転動作も停止するとともに、インクリボ
ン91の送給も停まる。一方、記録紙62の終端が前記
フィードローラ122を通過し、カラーの受信記録画像
が表面に形成された記録紙62が排紙トレイ5の上に完
全に排出され終ると、前記記録紙排出手段120の図示
しないステッピングモータの回転も停止する。
以上で、カラーファクシミリ通信における1通りの受信
記録動作が全て完了し、カラー原稿と同じ受信画像が得
られることになる。
カラー記録における減法混色の原理については、公知の
技術であり説明は省略するが、インクリボンの固体イン
ク層の色としてイエロー、マゼンタ、シアンの3色を用
いる場合、記録紙の地色である白色を加えて8色が再現
記録できることは良く知られている。さらに、濃度パタ
ーン法などの疑似中間調記録方式を用いて階調記録を行
えば、前記3色のインクリボンでも非常に多くの色が再
現可能であり、例えば発熱体素子の密度が16 pel
 /關の感熱記録ヘッドを用いて、4×4のドツトマト
リクスでディザ法による階調記録を行う場合、4画素/
ll11の解像度で4096色の記録が可能となる。そ
して、本発明の詳細な説明したカラーファクシミリ受信
記録装置には、上記した何れのカラー記録法の場合にも
好ましく適用できることは言うまでもなく、かつカラー
ファクシミリ以外の記録装置、例えばカラー複写機やカ
ラープリンタにも同様に適用できる。
また、減法混色法によらない多色の記録法、例えば赤と
黒の2色ファクシミリに帯状に塗り分けられたインクリ
ボンを用いて2色の記録を行うようにした多色ファクシ
ミリなどにも、本発明を好ましく適用できることは当然
である。
なお、上記実施例の記録手段10におけるグリップロー
ラ22のグリッパ機構23では、グリ・ソバ片24aに
よる記録紙先端の保持および開放動作を、圧縮コイルば
ね25とカム27の組合わせによって行うようにしてい
るが、他の手段、例えば電磁ソレノイドを用いても好適
に実現でき、実施例に限定されるものではない。
また、記録手段10にはバックテンションローラ36を
設け、これを電磁ソレノイド42によりグリップローラ
22に対して圧接または離隔すべく制御したが、この電
磁ソレノイド42を省略して常時パックテンションロー
ラ36をグリ・ンプローラ22に圧接するようにしても
よい。もし、機構の構成部品の精度が十分保たれ、記録
紙の送給の際の蛇行が未然に防止できれば、この/ぐ・
ツクテンションローラ36はなくてもよい。
さらにまた、記録手段10における進路切換手段50の
フラッパ51は、電磁ソレノイド54を励磁することに
より記録紙の進行の記録紙排出手段120への方向を開
放し、グリップローラ22への方向を閉塞するようにし
たが、実施例に示した上記と逆の方法、すなわち電磁ソ
レノイド54を励磁することによりグリップローラ22
への方向を開放し、記録紙排出手段120への方向を閉
塞するようにしてもよい。
本実施例の記録手段10における感熱記録ヘッド12は
、記録紙の送給動作と同期をとるために、ファクシミリ
の受信開始時に電磁ソレノイド18により一旦プラテン
ローラ11から離隔させるようにしているが、記録紙の
送給動作を基準にしてインクリボンの送給を制御するよ
うにすれば、これは必ずしも必要不可欠というものでは
ない。すなわち、ファクシミリの受信開始とともに、機
構制御部148の制御のもとにインクリボン91と記録
紙は同時にその送給を開始して、記録紙の先端がアーム
86の他端86cに衝突し進行方向に対して直角になる
ようにその姿勢を整えた時、ステッピングモータ14の
回転を一旦停止し、インクリボンがインクリボン検出器
113により最初に記録すべき色の先端を検出したとこ
ろで・電磁ソレノイド87への通電を遮断・消磁すると
ともに、該ステッピングモータ14を時計回り方向へ回
転させて再び記録紙を送給させるようにすれば、前記し
たと同様な動作、機能を果たすことができる。
一方、本実施例のような感熱記録ヘッド12の離隔制御
手段を設けた上で、インクリボン91の各色の長さを、
使用する最も長い記録紙の長さに等しく設定し、短い記
録紙を使用するときには、記録色の切替り時ごとに記録
紙の送給を一旦停止するとともに、前記電磁ソレノイド
18を励磁して感熱記録へラド12をプラテンローラ1
1から離隔させ、インクリボン91のみを次に記録すべ
き色に対応する位置まで高速で送給し、然る後電磁ソレ
ノイド18を消磁してプラテンローラ11にインクリボ
ン91と記録紙62とを挾んで圧接して次の色を記録す
るようにすることもでき、かくすることにより種々の長
さの記録紙にも好適にカラー画像を得ることが可・能に
なる。
さらに、記録紙は本実施例のような予め規定寸法に裁断
された単葉記録紙のみならず、上記と同じような考えで
ロール状の記録紙も使用することができる。すなわち、
記録紙供給手段70の記録紙供給路72または73の途
中にオートカッタなどの記録紙切断手段を設け、システ
ム制御部143の指令で機構制御部148を介して記録
紙が送信原稿と同一サイズになるように該記録紙切断手
段を動作させるとともに、前記したように電磁ソレノイ
ド18を制御してインクリボン91の各色を正確に記録
紙の長さに対応させ、以て送信原稿と同一サイズのカラ
ー受信画像を得ることができる。
また、本実施例の感熱記録ヘッドではライン走査形を用
い、電子的に走査記録を行うようにしたが、フライング
形感熱記録ヘッドを用いて記録紙を横切って機械的に走
査記録を行うようにしたカラー記録装置、例えばカラー
プリンタなどにも本発明は好ましく適用できる。
[発明の効果〕 以上詳細に説明したように、本発明に係るカラー画像記
録装置では、1色の記録が終了するごとに記録紙の先端
を捕捉し、該記録紙の先端を感熱記録ヘッドの入口側に
移動してそこに待機保持させるとともに、記録紙の先端
以外は自由にたるませ、記録紙の後端の記録が終了する
のと所定のタイミングをとりながら、記録紙先端の保持
動作を解除するとともに、記録紙をインクリボンと重ね
合せて感熱記録ヘッドとプラテンローラに挟圧して、次
の色の記録を行うようにしている。
したがって、従来例について述べた1色の記録の度ごと
の記録紙の往復運動に要する無駄な時間を極めて小さく
でき、よって高速にカラー記録が行えるという優れた利
点がある。
さらに、従来例における記録紙の往復動作の際に該記録
紙を一時的に収容する長いスペースは、本発明を適用す
れば不要となり、装置の小型化の点で々利となる。
また、感熱記録ヘッドのプラテンローラに対する離隔制
御は行わず、常時圧接したままにすることも可能である
。そして、このために従来例のようにインクリボンが記
録紙と一緒に戻されたり、あるいはインクリボンとの無
理な摺擦により記録紙表面に汚れが発生して画品質を損
なうといったようなこともなく、よって装置の簡略化が
可能になる。
さらに、記録紙の先端は記録を開始してからは、その行
程の大部分を記録紙循環手段によって保持されており、
自由になる期間が少ないので記録紙のスキューおよび行
程の累積誤差を小さくできるので、従来例に示した記録
紙の往復運動による方式に比べて極めて色ずれが小さく
なり、高品質のカラー画像が得られるという利点がある
さらにまた、カラー記録の際には記録紙の先端のみを保
持し、それ以外を拘束せずに例えば鉛直下方に1然にた
るませるようにしたので、ガイドブレート等による記録
紙循環のための搬送路等の構造物を必要とせず、高機能
な装置を小型に構成できる利点がある。加えて、インク
リボンの送給を感熱記録ヘッドのプラテンローラに対し
て独立に行うようにすることもできるので、任意のサイ
ズの記録紙を使用することが可能になる。そして、オー
トカッタなどの記録紙切断手段を用いれば、常に送信原
稿と同一サイズのカラー受信画像を得ることができると
いう優れた特長がある。
一方、小径のプラテンローラにより記録を行えるので、
記録紙を循環させるということでは本発明と同じ従来例
のドラムプラテン方式のように、特殊な形状の感熱記録
ヘッドを必要とすることはなく、さらに周長が記録紙の
長さ以上に必要である大径のドラム状プラテンは不要と
なり、装置を小型、安価に構成できる利点がある。
加えて、本発明に係るカラー画像記録装置では、記録手
段に供給される記録紙の先端を検出し、その検出信号に
基づいて記録開始タイミングを決定しているので、色ず
れのない高画質の記録が得られ、しかも記録紙収容手段
から記録手段までの記録紙搬送路と記録紙循環手段から
記録手段までの記録紙搬送路とを一部で互いに合流させ
、そこに記録紙先端を検出する検出器を配設しているの
で該検出器は1組で済む。
また、本発明に係る実施例のカラー記録装置では、感熱
記録ヘッドとインクリボン搬送手段を構成する一対の側
板を、本体の主要部を構成する一対の側板に設けられた
支軸を支点にして上方に開くべく回動可能に支持するよ
うにしたので、開成することによって記録手段と記録紙
供給手段および記録紙排出手段を覆う要素が取除かれた
り、あるいは取除くことが簡単になるので、インクリボ
ンの装填や交換が極めて容易であり、記録紙のジャムな
ど障害時の復旧処理が迅速に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカラーファクシミリ受信装置の構
成を概念的に示した断面図、第2図はその装置の記録紙
循環手段を示した一部断面側面図、第3図はその記録紙
循環手段の縦断面図、第4図はその記録紙循環手段のグ
リップローラと該記録紙供給手段の駆動ローラおよびピ
ンチローラとの配置態様を示した平面図、第5図は第4
図におけるピンチローラの縦断面図、第6図はインクリ
ボンの供給ロールを保持する構造を示した断面図、第7
図はインクリボンの巻取ロールを保持する構造を示した
断面図、第8図は本発明に係るカラーファクシミリ受信
装置の制御系を示したブロック図、第9図は本発明によ
るカラー記録の各過程を概略的に示す断面図、第10図
は従来から採用されているカラー記録用インクリボンの
一部を示した平面図、第11図および第12図は従来の
カラー記録方式を示した概念図である。 1・・・装置筐体、2,3・・・側板、4・・・カバー
、4a、4b・・・側板、5・・・排紙トレイ、10・
・・記録手段、11・・・プラテンローラ、12・・・
感熱記録ヘッド、13・・・離接機構、20・・・記録
紙循環手段、22・・・グリップローラ、23・・・グ
リフ、<機構、24a・・・グリッパ片、27・・・カ
ム、30・・・第2の記録紙供給手段、33・・・フィ
ードローラ、36・・・パックテンションローラ、43
・・・記録紙供給路、50・・・進路切換手段、51・
・・フラッパ、60・・・記録紙収容手段、61・・・
給紙カセット、62・・・記録紙、70・・・第1の記
録紙供給手段、71・・・給紙ローラ、72.73・・
・記録紙供給路、80・・・記録紙整合手段、81・・
・駆動ローラ、82・・・ピンチローラ、83・・・フ
ィードローラ、84・・・ばね、85゜86・・・アー
ム、86c・・・端部、87・・・電磁ソレノイド88
・・・ばね、89・・・記録紙検出器、90・・・イン
クリボン搬送手段、91・・・インクリボン、92・・
・供給ロール、93・・・巻取ロール、113・・・イ
ンクリボン検出器、120・・・記録紙排出手段、12
1.122・・・フィードローラ、123゜124・・
・記録紙排出路、130・・・ファクシミリ制御手段、
140・・・電子回路基板、150・・・電源装置。 第2図 第3図 第5図 第6図 第10図 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 記録紙およびインクリボンを重ね合せ、それらを搬送し
    ながら感熱記録ヘッドによって記録紙にインクリボンの
    インクを転写して記録を行う記録手段と、記録紙を記録
    紙収容部から前記感熱記録ヘッドへ送給する第1の記録
    紙供給手段と、記録が終って前記感熱記録ヘッドから排
    出された記録紙の先端を捕捉し、該記録紙の先端を前記
    感熱記録ヘッドの入口側へ移動する記録紙循環手段と、
    該記録紙循環手段によって送られた記録紙の先端を前記
    感熱記録ヘッドの入口に待機させ、かつ次の色の記録を
    行うために記録紙を前記感熱記録ヘッドへ送給する第2
    の記録紙供給手段と、前記感熱記録ヘッドから排出され
    た記録紙を排紙トレイへ搬送する記録紙排出手段と、前
    記感熱記録ヘッドから排出された記録紙を前記記録紙循
    環手段または前記記録紙排出手段の一方に選択的に案内
    する進路切換手段とを備え、かつ前記第1の記録紙供給
    手段の記録紙供給路と、前記第2の記録紙供給手段の記
    録紙供給路とを前記記録手段の入口側で合流させるとと
    もに、その合流部に記録紙の先端を確認する検出器を配
    設し、該検出器の確認信号に基づいて前記感熱記録ヘッ
    ドの記録開始時点を設定するようにしたことを特徴とす
    るカラー画像記録装置。
JP6903686A 1986-02-28 1986-03-27 カラ−画像記録装置 Pending JPS62225375A (ja)

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US06/885,834 US4717270A (en) 1986-02-28 1986-07-15 Paper circulating assembly for field sequential multi-color printing apparatus

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