JPS6268598A - 塩素によるホスホン酸の分解を防止する方法 - Google Patents

塩素によるホスホン酸の分解を防止する方法

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JPS6268598A
JPS6268598A JP61149873A JP14987386A JPS6268598A JP S6268598 A JPS6268598 A JP S6268598A JP 61149873 A JP61149873 A JP 61149873A JP 14987386 A JP14987386 A JP 14987386A JP S6268598 A JPS6268598 A JP S6268598A
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    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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    • C02F5/08Treatment of water with complexing chemicals or other solubilising agents for softening, scale prevention or scale removal, e.g. adding sequestering agents
    • C02F5/10Treatment of water with complexing chemicals or other solubilising agents for softening, scale prevention or scale removal, e.g. adding sequestering agents using organic substances
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスケール防止用ホスホン酸イオン源の塩素によ
る分解を防止する方法に関する。
〔技術の背景〕
冷却水を循環させるとき、スケール防止のためにホスホ
ン酸イオン源を使用することは、殺菌に塩素を使用する
ことと同様に、広く行なわれている。しかし、これら2
つを同時に使用することは問題である。塩素は多くのホ
スホン酸イオン源を著しく分解することが実証されてい
る。実地の応用におりてこれがおきると、ホスホン酸イ
オンのスケール防止剤としての効果が劣化し、この反応
の生成物であるオルトりん酸イオンがスケールの問題に
与る。@塩素性のホスホン酸イオン源として知られるた
とえば1.1−ヒドロキシエチリノンノホスホン震(H
EDP )も1素処理を連続的に行なう座業上の利用だ
おいて、安定性が十分でない。残留する遊離塩素を低い
水準に保つように注意深く制御された条件の下では、F
EDPの分解が最小でちるが、典形的な冷却設備の回路
において十分に制御されない環境の下では、塩素が過剰
であることが多い。この条件の下では、HEDPまたは
他のホスホン酸イオン源は分解される。さらに冷却用水
に典型的て見られる多くの溶解イオンがホスホン酸を接
解的に分解することが判明した。
〔従来の技術〕
周知のように、スル7アミノ酸、アンモニア、アミンお
よびアミドは塩素安定剤として効果がある。大発明に関
して、特に水泳プールについていくつかの出版物および
特許があり、米国特許第3.170,883号は、冷却
塔において塩素安定剤としてスルフアミノ酸全使用する
ことを記載する。
冷却塔ておいてホスホン酸イオン源全スケール防止に使
用することもよく知られている。しかし、塩素および塩
素安定剤全ホスホン酸イオン源と同時に使用して、その
分解を減少させることは従来の技術において見出されて
いなり0 〔発明の解決しようとする間堰点〕 塩素と可逆的に反応して、塩素によるホスホン酸イオン
源の分解の程度?著しく減少させる化合物を見出すこと
である。
以下余白 〔発明の慨要〕 本発明は、J、を素または次亜塩素酸塩全顎えた水のな
かで、ホスホン酸イオン源とともに安定剤を使用し、こ
の安定剤が水溶性の窒素含有化合物、たとえばスルファ
ミン酸、アンモニア、アミン、尿素などである。
〔発明の効果〕
これらの化合物は塩素に対して緩衝剤として作用し、塩
素を結合して保ヱし、常に少量の塩素を1離状態とする
。従ってこの安定剤をホスホン酸イオン源と徂合せると
、ボスホン酸イオン源自身の場合よりも、塩素の存在に
おいてスクール防止の効果が太きい。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、産業で使用する塩素含有処理水において、ホ
スホン酸イオン源の分解を防止する方法であって、塩素
1 ppmにつき少なくとも1/4 ppm。
好ましくは1/2 ppmの水溶性窒素含有化合物とし
て、 (、)  水溶性の第1級もしくは第2級アミン、(b
)  アンモニア、 (c)  スルファミン酸もしくはその水溶性塩、また
は (d)  水溶性アミド 全塩素含有処理水に含む方法である。
〔作用〕
本発明は産業で使用する戸が3〜12、好ましくは6〜
9である冷却水を処理することができる。
ホスホン酸イオン源 本発明に関するホスホン酸イオン源は塩素によって劣化
するホスホン酸、特に下記のものである。
(1)1.1−ヒドロキシエチリジンノホスホン酸(H
EDP ) (2)  )リス−アミノメタンホスホン酸(AMP 
)(3)1−ホスホノグリコール酸(PGA )(4)
  エチレン(ENTP)  ノアミンチトラ(メチノ
ンホスホン酸) (5)  ヘキサメチレンジアミンテトラ(メチレンホ
スホン酸) (HMTP ) (6)  ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホス
ホン酸)。ホスホン酸イオン源は前述のように周知の物
質であって、米国特許第3,214,454号、同4.
02,6,815号、同第3,336,221号および
同第3.278,446号は、すべて遊離酸、またはそ
の水溶性塩の形で使用する。
安定剤 安定剤は塩素、次亜塩素酸のす) IJウム塩もしくは
カルシウム塩または次亜塩素酸と可逆的に反応する化合
物であればよい。これらは本発明の開示の目的において
すべて塩素として考える。本発明に関して特に有効な化
合物は次のものである。
(a)  水溶性の第1級もしくけ第2級のアミンまた
はアミド、 (b)  アンモニア、 (c)  スルファミン酸またはその水溶性塩(d) 
 水溶性アミド。
スルファミン酸は、酸としても使用できるが、水溶性塩
、たとえばアルカリ金属のアンモニア塩もしくけアミン
塩としても使用できる。
水溶性の第1級もしくは第2級のアミンは多数の化合物
から選ぶことができる。典型的なものは、メチルアミン
、ジメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、グ
ロビルアミン、ジプロピルアミン、メチルエチルアミン
、モノもしくはジェタノールアミン、モルホリン、ビリ
ノン、その池塩素安定剤として作用することができる他
のアミンである。
水溶性アミド 水溶性アミドは広範囲の化合物から選ぶことができる。
好ましいアミドは尿素、ヒダントインおよびシアヌール
酸であり、他の水溶性アミド、たとえばアセトアミドを
使用することもできる。
〔実施例〕
実験 実験は3つのカテゴリーに分れる。
実験台上のびん内の試験 合成した冷却塔用水を含む試験溶液を200罰の褐色び
ん内に調製した。これらの溶液は脱イオン水と試薬級の
塩から調製した。適宜の工業級のホスホン酸イオン源、
試験しようとする塩素安定剤および塩素全この溶液に加
えた。試験溶液の最終組成は次のとおりであった。
カルシウム       500 ppm (CaCO
3)マグネシウム      200 ppm (Ca
CO3)炭酸水素塩       300 ppm (
CaCC)5)PH8,5 ホスホン酸イオン源    50 ppm (PO4)
塩素           12 ppm CCl2)
安定剤          変化させたこの試験溶液を
調製し、室温で48時間貯蔵した後に、全りん酸イオン
および(オルガノりん酸イオン+オルトりん酸イオン)
を分析した。生成したオルトりん酸イオンの士から分解
率を測定した。
ホスホン酸イオン源安安剤としてスルファミン酸を使用
し、・やイロット冷却塔装置で試験した。
この装置はInt@rnational Water 
Conference(1975年11月4〜6日、フ
ィラデルフィア州ピッツバーグ)で発表されたNa1c
o ChemicalCompanyのり、T、Ree
d +R,Naasの”Small−8cale!5h
ort−Term  Methods   of  E
va]uitingCoolIng Water Tr
satm@nta −Are TheyWorthwh
ile ?”に記載されている。
この試験によって、 (1)安定剤が存在しない場合、塩素によるホスホン酸
イオン源の分解 (2)  この分解を減少させるスルファミン酸の効果
を測定した。
パイロット冷却塔に使用した水の組成は4種類の濃度に
合成した湖水であった。−制御を行なわずに、−を9.
0〜9.2に平衡させた。7.25%次亜塩素酸ナトリ
ウムを定量供給してこの系に塩素を導入した。スケール
防止のために、HEDP6%を含む液を排出量に比例す
る率で塔に供給し、塔内のHEDPの理論濃度を一定に
保ち、塔の濃度比は導電度制御器によって一定に保った
。基液の組成は毎日完全に分析した。実験は2つの段階
で行なった。
(1)すべての他の因子を一定とし、次亜塩素酸ナトリ
ウムの添加率を絶えず増加させて、HEDPに対する影
響と、残留オルトりん酸イオンを観察した。
(2)  塔内でHEDPの分解が安定した後に、スル
ファミン酸を供給し始め、HEDPに対する影響とオル
トりん酸イオンの量ヲ親察した。これらのデータから分
解の種度を帰納した。
実地における評価 米国中西部にあるポリエチレン工場において本発明の実
地評価を行なった。この工場の大型冷却塔系は3.8 
km3(百方ガロン)を超える水を含むものであり、保
留時間が例外的に長い。この工場は、ある時期、HED
Pを含む製品全使用し、また塩化反応を連、視的に行な
っていた。HEDPの分解に関する操作問題を経験して
いた。実地評価は次の2つの段階で行なった。
(1)装置は通常の操作条件で運転し、基準の分析デー
タを集めて塩素消費率を得た。
(2)冷却塔水にスルファミン酸を加えて、データを集
め続けた。
結果および評価 びん内の試験 一連のびん内の試験を上記のように行なった。
第1の一連の試験では、スルフアミノ酸対塩素のモル比
を変化させ、分解を時間の関数として測定した。第1図
はこの試験の結果を示す。スルフアミノ酸対塩素のモル
比が0.5と低いときもかなり安定化された。スルフア
ミノ酸対塩素のモル比が1の場合は、HEDPの分解を
完全に解消することができた。
第2の一連の試験は、2つの安定剤として、スルファミ
ン酸(SAA)およびシアヌール酸(CYA)を使用し
たとき、2つのホスホン酸イオン源すなわち1−ヒfロ
キシエチリジンー1,1−ジホスホン酸およびホスホノ
グリコール酸の分解に対する効果を示す。第2図から明
らかなように、これら2つの安定剤は2つのホスホン酸
の分解を良好に防止した。しかし、スルファミン酸がシ
アヌール酸よシ実質的VC2れでいた。
パイロット冷却塔試験 ・やイロット冷却塔試験から得たいくつかの対応するデ
ータを第3図に示す。最初の10日間はこの実験におけ
る基準分解条件を得るために試験した。始めの形成期間
の後に、実質的な量のオルトりん酸イオンを生成し、処
理用の組成物であるHEDPが分解されつつあることを
示した。10日間試験した後に、スルファミン酸(SA
A ) 20pprnの添加を開始した。オルトりん酸
イオン(o−po4)の盪は直ちに減少して、基準期間
にλq察された量より遥かに低い量を保持した。
実地評価試験 実地評価の結果を第4図に要約する。第4図はスルファ
ミン#!20 ppmによる塩素の消費に対する影響を
示す。この試験を通じて、塩素の添加は、遊離塩素の残
留量が0.2〜0.4 ppmであるよう′した。スル
ファミン酸の添加は、この遊離塩素の残留量全示すのに
必要な塩素の添加量を著しく減少させた。スルファミン
酸の供給は、試験の8日月に開始した。冷却塔水が一回
循環するのに十分な時間経過した後に、冷却塔水のオル
トりん酸イオンの含量は2.5〜3.0ppmから平均
して1.2〜1、8 ppmの童まで減少した。この実
施評価の結果、スルファミン酸が実地の条件においてホ
スホン酸イオン源の分解全減少させることを示した。
【図面の簡単な説明】
第1図は安定剤スルファミン酸の存在および不存在にお
けるHEDP分解率を示すグラフであり、第2図は2種
のホスホン酸イオン源のいずれか1踵と、2種の安定剤
のいずれか14との組合せにおけるホスホン酸イオン源
の分解率を示すグラフであり、 第3図はil?lロイト冷却塔試験での安定剤スルファ
ミン酸添加における分解生成オルトりん酸イオン濃度を
示すグラフであり、 第4図は実地試験での安定剤スルファミン酸添加におけ
る分解生成オルトりん酸イオン濃度を示すグラフである

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、塩素を含有する工業用水中におけるホスホン酸イオ
    ン源の分解を防止する方法であって、水中に存在する塩
    素1ppmにつき、少なくとも1/4ppmの、 (a)水溶性の第1級もしくは第2級アミンまたはアミ
    ド、 (b)アンモニア、 (c)スルファミン酸またはその水溶性塩、 (d)水溶性アミドから選んだ水溶性窒素含有化合物で
    処理する方法。 2、水溶性窒素含有化合物の添加量が、塩素1ppmに
    つき少なくとも1/2ppmである、特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 3、水溶性窒素含有化合物がスルファミン酸である、特
    許請求の範囲第1または2項記載の方法。 4、ホスホン酸イオン源が1,1−ヒドロキシエチリジ
    ンジホスホン酸(HEDP)である、特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 5、ホスホン酸イオン源がホスホノグリコール酸である
    、特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、ホスホン酸イオン源がトリスアミノメタンホスホン
    酸(AMP)、エチレンジアミンテトラ(メチレンホス
    ホン酸)(ENTP)、またはヘキサメチレンジアミン
    テトラ(メチレンホスホン酸)(HMTP)である、特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 7、水溶性アミドが、尿素、ヒダントインまたはシアヌ
    ール酸である、特許請求の範囲第1項記載の方法。
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