JPS626766Y2 - - Google Patents

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JPS626766Y2
JPS626766Y2 JP1981119891U JP11989181U JPS626766Y2 JP S626766 Y2 JPS626766 Y2 JP S626766Y2 JP 1981119891 U JP1981119891 U JP 1981119891U JP 11989181 U JP11989181 U JP 11989181U JP S626766 Y2 JPS626766 Y2 JP S626766Y2
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JP
Japan
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filter
lens
hood
case body
front frame
Prior art date
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Application number
JP1981119891U
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English (en)
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JPS5826272U (ja
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Publication date
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、特に小型のテレビジヨン受像機に用
いて好適なフード装置に関する。
電子機器の小型、軽量化は時代のニーズであ
り、テレビジヨン受像機にいたつても、たとえば
1.5インチの陰極線管を用いた小型ポータブルテ
レビジヨン受像機がアウトドアーテレビとしても
てはやされるようになつてきた。しかしながら、
現在の陰極線管画面では外部で見た場合、太陽光
線の影響でコントラストが低下し、見ずらい状態
となつている。
本考案は、この問題をルーバー構造のフイルタ
ーを、フード内に装着された画面拡大用のレンズ
の前面に装着することにより改善しようとするも
のである。
従来、第1図に示すように画面の拡大用として
のレンズ101を装着したフード102をテレビ
ジヨン受像機本体103に装着するようにしたも
のは存在していたが、この場合レンズ101が凸
レンズで表面は光沢ある凸状の球面をなし、反対
面は凹状の球面であるために光の反射、干渉がひ
どく、実に目ざわりで画面が見ずらいものであつ
た。その一方、太陽光によるコントラストの低下
はまぬがれず、フードと云うもののその効果は極
めて小さいものであつた。なお、小型インチの陰
極線管画面であるが故に拡大用のレンズ付フード
は必要とされるが、上述の難点を改善したレンズ
付フードは現在のところ少なく、アウトドアーテ
レビとしての機能が半減しているのが現状であ
る。
本考案は上記従来の欠点を除去するものであ
る。以下その一実施例を第2図〜第6図を用いて
説明する。第2図はフードの横断面図を示すもの
で、図中1はフードケース本体、2は拡大用凸レ
ンズ、3はレンズ固定用前面枠、4は第5図に示
すルーバー構造の前面フイルター、5はこのフイ
ルター4の係り止め部で、第3図に示すようにフ
イルター4の相対する辺に設けた一対の突起5
a、レンズ固定用前面枠3に設けた係合溝3aよ
り構成される。6はこのフードケース本体1を第
1図のようにテレビジヨン受像機本体103に着
脱自在に装着するための突起リブである。ここ
で、レンズ2の固定は、フードケース本体1とレ
ンズ固定用前面枠3とを超音波接着することによ
り両者の間に固定する。なお、ルーバー構造の前
面フイルター4は、第5図のように透明な薄い板
状のプラスチツク4aの中に黒あるいはその他の
色の微小なルーバー4bを多数配置してなり、前
面枠3に装着した状態で、前面方向へ若干湾曲す
るようにしている。すなわち、このフイルター4
を湾曲させるために、第3図に示すようにレンズ
固定用前面枠3の内周長辺側、すなわち図示する
3bの部分にtの巾で、Z1,Z2(ここでZ1,Z2
同レベル)の高さを基点として前面に突出する方
向に湾曲した当り座を設けている。なお、長辺は
両側ともこの当り座3bを設けている。なお、短
辺側3cはZ1,Z2の高さのレベルで直線形状(平
面形状)としている。
第4図はレンズ固定用前面枠3に第3図のよう
に湾曲されて装着された状態のフイルター4を取
外す手段を示すものである。すなわち、本例では
前面フイルター4をレンズ固定用前面枠3に着脱
可能に取付けるようにしており、フイルター4の
取外しを可能とするために突起5aの立上り部分
に切溝7を設けている。したがつて取外し時は前
記フイルター4の取出し用切溝7にロツド8を差
し込み、矢印方向に力を加えるとフイルター4は
当り座3bより浮いて容易に点線で示すごとく湾
曲し、取外し可能になるものである。この場合、
上記したように装着状態でフイルター4が前面方
向へ湾曲するようにしているため、点線の湾曲は
容易に生じ、フイルター4の取外しが容易に行え
ることとなる。
なお、前記取出し用の切溝7は、第3図のよう
に左右計4ケ設ける必要はなく、片側2ケまたは
片側1ケだけでもよいものである。
第6図はルーバー構造のフイルター4の断面拡
大図で、ここでθvが、ビユーイングアングルを
示す。従つて、この角度θvより大きい太陽光は
カツトされ、コントラストが改善されることにな
る。
従来の第1図の構成によれば、レンズ球面上で
の光の反射や、凹面あるいは凸面鏡効果が生じて
日ざわりで画面が見ずらい欠点があつたが、本構
成においてはレンズ2の前面にフイルター4を設
けることにより凸面鏡効果等はなくなり、光の反
射も極度に軽減されて画面が見やすいものとな
る。また本構成によれば、屋外での外光による画
面のコントラスト低下について、その遮光効果が
大きいものである。すなわち、ビユーイングアン
グルθvより大きい太陽光をカツトすることに加
えて、たとえば、陰極線管画面の前面にフイルタ
ーを配置する場合に比較して、フイルター4のビ
ユーイングアングルθv以内の外光がフイルター
4を通過しても、レンズ2の球面上である程度反
射し直進光だけ陰極線管画面に到達するため、ま
たフイルター4から画面までの距離が多くとれる
こと等から遮光効果が大きくなりコントラストの
向上がはかれる。
さらに、フイルター4を前面枠3に着脱可能に
装着することにより、室内などで視野角を広げた
い時、容易にその状態を得ることができ、このと
きフイルター4を前面方向へ湾曲するような状態
で取付けているため、その取外しが容易に行える
ものである。
以上のように本考案によれば、フード内のレン
ズの前方にルーバー構造のフイルターを装着する
ことによりレンズ表面、裏面での光の反射、干渉
が軽減されて、拡大画面が室内、外を問わず見や
すくなる。また、上記レンズおよびフイルターの
配置関係に加えて、フイルターが第6図に示すよ
うに、θvのビユーイングアングルより大きい太
陽光をカツトするため、コントラストが改善され
た拡大画面を見ることが出来る。さらに、フイル
ターをフードに対して着脱可能とすることにより
室内などで視野角を広げたい時はフイルターを容
易に取外すことができ、かつレンズ表面の清掃等
を容易に行うことが出来る。特にフイルターの突
起の立ち上がり部分に切溝を設けているので、取
りはずしが極めて容易であり、また、装着もフイ
ルターを少し湾曲させるだけでよいため、室内外
でのテレビを見る状態に応じて、ユーザーがそれ
ぞれ最もふさわしい形で拡大レンズフードを使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はレンズ付フードを装着したテレビジヨ
ン受像機の斜視図、第2図は本考案の一実施例に
おけるテレビジヨン受像機のフード装置の断面
図、第3図は同装置の要部の分解斜視図、第4図
はフイルターの取外し操作を説明するための図、
第5図、第6図はフイルターの構造およびその機
能を説明するための図である。 1……フードケース本体、2……レンズ、3…
…レンズ固定用前面枠、3a……係合孔、4……
フイルター、5a……突起、3b……当り座、7
……切溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 陰極線管画面の前方に位置するようにテレビジ
    ヨン受像機本体に装着されるフードケース本体
    と、このフードケース本体との間にレンズをはさ
    んでフードケース本体に固定されるレンズ固定用
    前面枠とを設け、前面レンズ固定用前面枠に、ル
    ーバー構造のフイルターに設けた少なくとも一対
    の突起と係合する係合溝、およびこの前面枠に装
    着された前記フイルターを前方向に突出するよう
    に湾曲させる当り座を設け、かつ前記フイルター
    の突起の立ち上がり部分に前記フイルターの取外
    し用の治具が挿入可能な切溝を設けてなるテレビ
    ジヨン受像機のフード装置。
JP11989181U 1981-08-12 1981-08-12 テレビジョン受像機のフ−ド装置 Granted JPS5826272U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11989181U JPS5826272U (ja) 1981-08-12 1981-08-12 テレビジョン受像機のフ−ド装置

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JP11989181U JPS5826272U (ja) 1981-08-12 1981-08-12 テレビジョン受像機のフ−ド装置

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Publication Number Publication Date
JPS5826272U JPS5826272U (ja) 1983-02-19
JPS626766Y2 true JPS626766Y2 (ja) 1987-02-17

Family

ID=29913937

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JP11989181U Granted JPS5826272U (ja) 1981-08-12 1981-08-12 テレビジョン受像機のフ−ド装置

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JPS5826272U (ja) 1983-02-19

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