JPS6267517A - 液晶セルのラビング方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、液晶表示装置の分野に利用できる液晶セル
のラビング方法に関するものである。

（従来の技術） 第２図に示すように液晶セルａの一対のガラス基板に、
互いに異なる方向す、ｃのラビングがなされ、偏光方向
がｄの偏光板ｅを前後に配設したＴＮネガ型液晶表示装
置において、黒色の表示面の一部に、常時白抜きの領域
ｆを形成するには、この部分のラビング方向を、前記の
ラビング方向すに対して直角方向ｑにしなければならな
い。

この場合、液晶セルａの前面側のガラス基板は、全面に
有機質塗膜を形成すると共に、前記矢印す方向にラビン
グし、この後、白抜領域ｆに合致する開口部ｉを備えた
塗膜からなるマスクｈを被せ、前記矢印ｑ方向にラビン
グするようになっている。

ところが、白抜領域ｆは、矢印す方向と、ｑ方向の２度
ラビングされるため、この領域での液晶の配向特性が悪
くなる欠点があった。

（発明が解決しようとする問題点） この発明は、上記従来技術の問題点を解決するためにな
され、前記白抜領域のラビングが１度ですむようにした
液晶セルのラビング方法を提供し、配向特性を良好にし
たものである。

（問題点を解決するための手段） 問題点を解決するに当たって、この発明は、液晶セルの
ガラス基板に所要の塗膜を形成し、その一部の領域は他
の領域と異なる方向にラビングする方法において、前記
一部の領域を除く部分に前記塗膜を形成してラビングし
、この後前記一部の領域のみ塗膜を形成すると共に、そ
の一部の領域に合わせて切欠部を形成したマスク板を被
せ、この切欠部分のみを先のラビング方向とは異なる方
向にラビングする方法を要旨とするものである。

（実施例） 以下、この発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。第１図において、１はガラス基板であり、（イ）の
ようにその上面に白抜領域となる部分１ａを除いて有機
質塗膜２が形成される。この有機質塗膜２の形成後、（
ロ）のようにラビング用ロール３を回転移動させながら
ラビングを行なう。

つぎに、第１図（ハ）に示すように前記ガラス基板１の
白抜領域となる部分１ａにのみ、有機質塗膜２′を形成
し、（ニ）のように白抜領域となる部分１ａに対応させ
て切欠部４ａを形成した？１膜マスク４を上から被せる
と共に、ラビング用ロール３を回転移動させながら白抜
領域となる部分のみラビングを行なう。ただし、このラ
ビングの方向は、前記のラビング方向に対して、直角方
向となっている。

このようなラビング方法によれば、白抜領域となる部分
１ａは１度のラビングですむこととなり、従来のように
異なる方向に２度ラビングされる場合に比べると、配向
特性は著しく向上する。

（発明の効果） 以上説明したように、この発明によれば、ＴＮネガ型液
晶表示装置の液晶セルにおいて、黒の領域部分と白抜領
域部分はそれぞれ１度のラビングを行えばよいので、良
好な液晶配向特性を得ることができ、液晶表示装置の性
能を高める効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明方法の一実施例を工程順に示す説明
図、第２図は、従来例の説明図である。 １・・・・・・ガラス基板 １ａ・・・・・・白抜領域となる部分 ２．２′・・・・・・有機質塗膜 ３・・・・・・ラビング用ロール ４・・・・・・塗膜マスク ４ａ・・・・・・切欠部 特許出願人　　　スタンレー電気株式会社」 」 第ｉｍ ＠２５１１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　液晶セルのガラス基板に所要の塗膜を形成し、その一
   部の領域は他の領域と異なる方向にラビングする方法に
   おいて、前記一部の領域を除く部分に前記塗膜を形成し
   てラビングし、この後前記一部の領域のみ塗膜を形成す
   ると共に、その一部の領域に合わせて切欠部を形成した
   マスク板を被せ、この切欠部分のみを先のラビング方向
   とは異なる方向にラビングすることを特徴とする液晶セ
   ルのラビング方法。