JPS6266505A - 電力ケ−ブル導体用複合素線 - Google Patents

電力ケ−ブル導体用複合素線

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Publication number
JPS6266505A
JPS6266505A JP20802885A JP20802885A JPS6266505A JP S6266505 A JPS6266505 A JP S6266505A JP 20802885 A JP20802885 A JP 20802885A JP 20802885 A JP20802885 A JP 20802885A JP S6266505 A JPS6266505 A JP S6266505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
metal
linear expansion
power cable
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP20802885A
Other languages
English (en)
Inventor
三尾 興太郎
中野 昌信
誠 平岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6266505A publication Critical patent/JPS6266505A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、温度上昇にともなう導体の線膨張による伸び
の抑制された導体用の複合素線に関する。
〔従来の技術〕
たとえば、銅導体を有する架橋ポリオレフィン絶縁電力
ケーブルに電流を通じると温度上昇する。
そのため、90℃での通電運転が許容されている。
ところが、電力ケーブルを長尺布設して、90℃での通
電運転を行った場合、温度上昇に伴う銅導体の線膨張が
生起するので、長さ方向にクリート部で間けつ的に拘束
し、かつスネーク工法等でその伸びを逃がしているのが
実情である。
その際、クリート部にかかる力が大きく、また絶縁層が
存在するので直接導体を拘束することができないために
大きなりリートが必要とされること、スネーク工法の結
果大きなスペースが必要とされること等のため、従来の
方法は限られた洞道スペース布設には不利で効率性に欠
けるという問題点を有する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記の目的°を解決せんとするものであり、
熱膨張に伴う長さ方向への伸びを抑制した導体製造用の
素線を提供することを目的とするものである。従って、
本発明においては従来の如く導体の伸びを許容するので
はなく、導体の伸び自体を抑制せんとするところに特徴
を有するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、導電性金属及び当該導電線金属より低線膨張
係数の金属よりなる電力ケーブル導体用複合素線に間す
る。
本発明における導体としては、通常の電力ケーブルの分
野で使用されるものであれば特に限定されるものではな
く、好ましくは銅導体が例示される。
本発明にて使用される低線膨張係数の金属としては、導
電性金属の線膨張に起因する伸びに耐えうる強度を有し
、かつ10 x 10−’/を以下、特に5 X 10
−’/’e程度の低膨張係数を有するものが好ましい、
かかるものの好ましい例としては、たとえばインバー(
Fe −36%Ni) 、アモルファス合金(Fews
Z+*+  Fe5sBto+  Fe*ePg*等)
等が例示される。
本発明の複合素線は、導電性金属と低線膨張性金属とが
、各金属の層として、長さ方向に一体的に成形されたも
のであり、たとえば、低線膨張係数の金属線の表面を導
電性金属で被覆した態様のもの、逆に導電性金属線の表
面を低線膨張係数の金属で被覆した態様のものなどがあ
げられる。
かかる複合素線中、低線膨張係数の金rsvAの表面を
導電性金属で被覆した態様のものは、たとえば電気メツ
キ法、溶融メッキ法、複合ビレ7)押出法、溶射法等に
よって製造され、また導電性金属線の表面を低線膨張係
数の金属で被覆したB様のものは、たとえば電気メツキ
法、クラッド法、複合ビレット押出法、溶射法等によっ
て製造される。
本発明の複合素線は、電力ケーブル用、特に架橋ポリオ
レフィン電力ケーブル用に使用されるものであり、本発
明の複合素線を使用した電力ケーブルは常套の手段にて
製造される。
本発明の複合素線を使用した絶縁層カケープルの態様と
しては、たとえば、第1〜3図に示した模式断面図の如
きものが例示される。なお、第1〜3図中、lは導体部
、2は複合素線、3は導電性金属、4は低線膨張性金属
、5は絶縁層である。
第1図は、低線膨張性金属4を導電性金属3で被覆した
導体を中心部に存する絶縁層カケープルである。第2図
は、分割導体のa様のものである。
第3図は、素線が全体的に角状に圧縮されたものであり
、かかる態様のものにあっては、導体部がコンパクトに
形成されると共に導体のスネークの余地がないので、当
該電力ケーブル布設の洞道スペースをより小さくするこ
とができる0本態様においては、複合素線は部分的に角
状に圧縮されていてもよい。
〔作用〕
本発明によれば、低線膨張係数の金属が導電性金属の線
膨張を阻止するよう作用するので、導体の線方向への伸
びが有効に抑制される。
〔実施例・実験例〕
以下、実施例によって本発明をより具体的に説明するが
、本発明はこれらによって何等限定されるものではない
実施例1 6fl−のインバー表面に30%導電率(IAC3)相
当分の銅を電気メッキによづて被覆し、これを26■φ
に伸線した後、19本撚り合わす。
上記撚り線を中心部に有する1000m”iq厚導体用
いた架橋ポリ−オレフィン絶縁電線を得た。
実施例2 実施例1と同等の方法で製造した2、6Wφ銅被覆イン
バー素線を最外層部に等間隔で19本配した1000■
:の銅導体を用いた架橋ポリオレフィン絶縁電線を得た
比較例1 1000m”銅導体を用いた架橋ポリオレフィン絶縁電
線を得た。
実験例1 長さIonの実施例1.2および比較例1の電線をコン
クリートトラフ内で通電加熱により、導体温度を上昇さ
せ、を線の伸びを測定する。その結果は第1表に示す通
りである。
(以下余白) 第1表 〔効果〕 以上の記載から明らかなように、本発明の複合素線を使
用した電力ケーブルは、送電時の温度上昇による導体の
線方向への伸びが少ないので、クリート部を小さくする
ことができ、また、スネ−り工法におけるスペースファ
クターを小さくすることができるので、布設時の洞道ス
ペースの節約が可能である。また、ケーブル運転時の温
度をあげることも可能であるから、送電量を増大させる
ことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明の実施例の断面図である。 1・・導体部     2・・複合素線3・・導電性金
属、   4・・低線膨張性金属5・・絶縁層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性金属及び当該導電性金属より低線膨張係数
    の金属よりなる電力ケーブル導体用複合素線。
  2. (2)低線膨張係数の金属がインバーまたはアモルファ
    ス合金である特許請求の範囲第(1)項記載の電力ケー
    ブル導体用複合素線。
  3. (3)低線膨張係数の金属線上に導電性金属層を設けて
    なる特許請求の範囲第(1)項または第(2)項記載の
    電力ケーブル導体用複合素線。
JP20802885A 1985-09-19 1985-09-19 電力ケ−ブル導体用複合素線 Pending JPS6266505A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0230007A (ja) * 1988-07-19 1990-01-31 Sumitomo Electric Ind Ltd 低弛度送電線
JP2011094199A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Furukawa Electric Co Ltd:The 金属−金属ガラス複合材、電気接点部材および金属−金属ガラス複合材の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0230007A (ja) * 1988-07-19 1990-01-31 Sumitomo Electric Ind Ltd 低弛度送電線
JP2011094199A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Furukawa Electric Co Ltd:The 金属−金属ガラス複合材、電気接点部材および金属−金属ガラス複合材の製造方法

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