JPS6265930A - 新規ネオジム化合物およびその製造方法 - Google Patents

新規ネオジム化合物およびその製造方法

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JPS6265930A
JPS6265930A JP61162203A JP16220386A JPS6265930A JP S6265930 A JPS6265930 A JP S6265930A JP 61162203 A JP61162203 A JP 61162203A JP 16220386 A JP16220386 A JP 16220386A JP S6265930 A JPS6265930 A JP S6265930A
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neodymium
manufacturing
nitrate
formula
drying
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JP61162203A
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クレール・グールラウーアン
クロード・マニエ
ベルトラン・ラトウーレツト
アンヌ・テユゲイ
フランソワーズ・ドヌーブ
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Rhone Poulenc Specialites Chimiques
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Rhone Poulenc Specialites Chimiques
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01FCOMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
    • C01F17/00Compounds of rare earth metals
    • C01F17/20Compounds containing only rare earth metals as the metal element
    • C01F17/276Nitrates

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は新規な工業製品である新規なネオジム化合物
に関する。詳しくは、この発明はヒドロキシ硝酸ネオジ
ムおよびその製造方法に関する。
【発明の構成および効果】
この発明は次式(1) %式%(1) (式中、Xx yおよびZは下記の式 −2,3≦x≦2.7 −0.3≦y≦0.7 −1.5≦2≦2.2 を満足する数を表す。)に相当するヒドロキシ硝酸ネオ
ジムを提供する。 式(1)に相当するこの発明のヒドロキシ硝酸ネオジム
は下記の特徴を持つことが確かめられている。 (1)形態学的特徴 ヒドロキシ硝酸ネオジムは大きさが0.3〜100μm
の凝集塊の形をしている。 この製品の形容学的外観は走査型電子顕微鏡写真(G=
1200)を表す第1図に示す通りである。この写真で
は見掛は直径は40μmである。 (2)結晶構造 結晶構造はX線回折により確かめられた。このヒドロキ
シ硝酸ネオジムは結晶度が60〜70%を超えない結晶
化度の低い製品である。 銅の単色光スペクトル(K、:rCuλ=1.5418
オングストローム)について得られたX・線回折スペク
トルは下記表1の通りである。 表  1 9.40  9.40  100 10.58  8.35  100 16.56  5.35  20 18.83  4.71   20 21.2g   4.17  22 27.45  3.25  83 27.49  3.24  71 29.05  3.07  64 33.45  2.68  22 (2)化学的組成 ヒドロキシ硝酸ネオジムは下記の化学式に相当する。 ヒドロキシ硝酸ネオジムは下記の測定法により定量的に
確認されている。 ア) 赤外分光光度法 第2図はKBrタブレットにより得られたスペクトルを
示す。 特徴ピークは次の通りである。 OH−バンド(crn−1) 〜3500NO3−バン
ド(cm−’)=1600,1400イ) 示差熱分析 製品を乾燥空気で調節された雰囲気下で300℃/時間
の昇温速度で焼成した。得られた結果は下記の通りであ
る。 100℃: H,0の損失に相当する吸熱ピーク130
℃: Hloの損失に相当する吸熱ピーク340℃= 
NOxの損失に相当する吸熱ピーク540℃二 NOx
の損失に相当する吸熱ピークこの発明の製品の化学的組
成は下記の測定法により定量的に確認されている。 つ) 化学分析 ネオジムは、試料(100〜150mg)を数滴の4N
硝酸に溶解し酢酸緩衝液(pH=5.8)で希釈したも
のをキシレノールオレンジの存在下EDTAで滴定する
。 OH−基は、試料約100mgを0.IN塩酸20cm
’に溶解したものをO,IN水酸化ナトリウム溶液を使
用して定量した。 N O3−基は還元剤デバルダ(Devarda)で還
元し蒸発乾固した後、酸滴定により定量した。 元素分析値(重量%)は下表2の通りである。 なお、水の含有量は差により定義した。 表  2 55.5±1 15.4±1 11.6±5 10.3
±3〜57.2±1〜17.7±1〜17.1±5〜1
5.2±3上記の値は下記の計算式に一致する。 Nd(OH)     (NO3) 2.3−2.7   0.3−0.7°1・5−2・2
H之O工) 熱重量測定法 熱重量測定法による分析結果を下表3に示す。 表  3 257100℃  −12,0S〜14.1$100/
200℃  −3,1X〜3.65200/340℃ 
 −7,1%〜8.25340/650℃  −12,
4%〜15.3%ΔP 1000℃  −34,7%〜
41.2%上記の特徴を有するヒドロキシ硝酸ネオジム
はこの発明の別の目的を構成する製造方法により得るこ
とができる。 式(1)に相当するヒドロキシ硝酸ネオジムの製造方法
は、 1)硝酸ネオジム水溶液を塩基と、塩基のH−イオンの
濃度とN d ”1%イオンで表された硝酸ネオジム水
溶液の濃度のモル比が2,2より大きく、かっこの比が
2.2以下のときはN d ”MAイオンで表された硝
酸ネオジム水溶液の濃度が1モル//e以下であるよう
な条件下で反応させ、2)得られた沈澱を分離し、 3)この沈澱を洗浄し、かつ、 4)乾燥する ことから成る。 この方法の第一工程において、硝酸ネオジム水溶液と塩
基を混合する。 この発明においては、無水物または水和物Nd(No、
)3・6H30の形の硝酸ネオジムを使用する。 使用するネオジム塩の純度は使用目的上の要求に従って
選ばれる。 この発明の方法に使用する硝酸ネオジム溶液の濃度は後
記のモル比[OH1/ [Nd3”]によって決まる。 この溶液の酸性度はこの発明においては臨界的に重要な
意味を持たない。 この発明の方法に使用する塩基は一般に水溶液の形で使
用される。アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、カルバミン酸アンモニウム、尿素、ヘキサメチレ
ンテトラミン等のような塩基の水溶液を使用することが
できる。また、アンモニアガスを使用することもできる
。この発明においては、アンモニア溶液を使用するのが
好ましい。 使用する塩基溶液の規定度はこの発明においては臨界的
に重要な因子ではなく、広い範囲、例えば0.1−11
Nで変えられるが、2〜IINの濃度の溶液を使用する
のが好ましい。 前記のことから塩基溶液と硝酸ネオジム溶液の割合は硝
酸ネオジム溶液の濃度と関係がある。 [OH−]/[Nd3+コのモル比が2.2より大きい
ときは硝酸ネオジム溶液の濃度は臨界的に重要ではなく
、広い範囲で変えられる。N d ”IIイオンで表さ
れた硝酸ネオジム溶液の濃度は例えば0.1〜6.0モ
ル/eにすることができる。 [OH−]/[Nd3+] のモ/l、比が2.2以下
のときは硝酸ネオジム溶液の濃度は1.0モル/l以下
であり、好ましくは0.1〜1.0モル/eに選定する
ことができる。 この発明の好適な実施態様に従えば、’Nd3+で表さ
れた硝酸ネオジム溶液の濃度が0.7〜1.5モ/L、
/f2テア11)、[OH−]/[:Nd3”] のモ
ル比が2.2〜3.0であるように選ばれる。 上記の反応体は種々の方法に従って混合することができ
る。例えば、撹拌下に硝酸ネオジム水溶液と塩基溶液と
を同時に混合するか、あるいは連続的にもしくは一度に
塩基を硝酸ネオジム水溶液にまたはその逆に混合するこ
とができる。 反応体溶液の添加量は上記のモル比[OH−]/[Nd
3+]が得られるように調整される。 また、pHを調整しながらこの添加量を調節することも
できる。この場合、pHはたいてい7.5〜9.5に調
整される。 反応媒体の温度は好ましくは10〜50℃、さらに好ま
しくは10〜30℃に選ばれる。 反応媒体中の混合物の滞留時間は広い範囲で変えられる
。例えば、滞留時間は0.1秒〜数時間例えば48時間
以上である。滞留時間は5〜30分間で一般に十分であ
る。 撹拌条件は比較的に強くすることが必要である。 撹拌速度は撹拌装置の型および撹拌装置の直径と反応器
の直径との比によって決まる。例えば、直径15cmの
反応器(有効体積=750cm’)の内壁のごく近くを
通過する4枚羽根を備えた撹拌装置に対しては100〜
1000回転/分の速度が設定される。 この発明の方法の第二工程は反応系に懸濁している得ら
れた沈澱を分離することから成る。 この沈澱は反応媒体から常用の液−面分離技術、即ちろ
過または遠心分離によって分離することができる。遠心
分離は滞留時間が短いので好ましい。 この分離は一般に室温で、たいていは15〜25℃の温
度で行われる。 次いで、遠心分離した沈澱またはろ過ケーキを洗浄して
沈澱に吸着した陰イオンを除去する。洗浄は5〜90℃
の水、好ましくは蒸留水または交換水で行う。この場合
、水の温度は特に重要ではない。洗浄は1回〜数回、た
いてい1〜3回洗浄する。洗浄後のケーキの含水量は2
0〜80%、一般に20〜50%である。 分離および洗浄後に得られた沈澱を穏やかな条件下で乾
燥工程にかける。乾燥は一般に空気中で行われる。乾燥
温度は室温〜80℃の範囲である。 乾燥時間は温度によって決まり、15分〜48時間に選
定することができるが、乾燥温度が高いほど短くなる。 室温で10〜24時間乾燥するのが好ましい。 上記の方法に従って式(1)のヒドロキシ硝酸ネオジム
、が得られる。 この発明の別の対象は、次式([I) Nd (OH)工・(N Ox”)y・・Z’H,O(
I+)(式中、Xo、x°は下記の式−2,3≦x°≦
2.7 −0.3≦y′≦0.7 −0.5≦2°≦1.2 を満足する数を表す。)に相当するヒドロキシ硝酸ネオ
ジムである。 式(■1)に相当するこの発明のヒドロキシ硝酸ネオジ
ムは下記の特徴を持つことが確かめられている。 (1)形態学的特徴 式(1)のヒドロキシ硝酸ネオジムの形態学的特徴に類
似している。 (2)結晶構造 X線回折により、このヒドロキシ硝酸ネオジムは結晶度
が60〜70%を超えない結晶化度の低い製品であるこ
とが確かめられた。 銅の単色光スペクトル(K a Cuλ= 1.541
8オングストローム)について得られたX線回折スペク
トルは下記表4の通りである。 表4 10.58  8.35  100 21.28  4.17   22 27.49  3.24   71 29.22)   3.06) 29.75)   3.00)    931.6  
 2.83   1 34.71)   2.58   1 43.10)   2.LQ)    5注)  (1
)=ハロゲン (2)=肩部 (2)化学的組成 ヒドロキシ硝酸ネオジムは下記の化学式に相当する。 ヒドロキシ硝酸ネオジムは下記の測定法により定量的に
確認されている。 ア) 赤外分光光度法 第3図はKBrタブレットにより得られたスペクトルを
示す。 特徴ピークは次の通りである。 OH−バンド(am−1) =3550NO3−バンド
(cm−’)=1630,1400、l330、l05
0.640.560 イ) 示差熱分析 製品を乾燥空気で調節された雰囲気下で300℃/時間
の昇温速度で焼成した。得られた結果は下記の通りであ
る。 80℃:  H,Oの損失に相当する吸熱ピーク130
℃:  HtOの損失に相当する吸熱ピーク320℃二
 NOxの損失に相当する吸熱ピーク540℃二 NO
8の損失に相当する吸熱ピークこの発明の製品の化学的
組成は下記の測定法により定量的に確認されている。 つ) 化学分析 化学分析は前記の方法に従って行った。 元素分析値(重量%)は下表5の通りである。 なお、水の含有量は差により定義した。 表  5 66.6±1 21.3±18.7±53.4±3〜5
9.1±l =s、c+±1−17.7±5〜7.3±
3上記の値は下記の計算式に一致する。 Nd(OH)2.3,7(No31.3..7−0.5
−1.2 nt。 工) 熱重量測定法 熱重量測定法による分析結果を下表6に示す。 表  6 25/100℃  −3,2%〜4.3%100/20
0℃  −3,6%〜3.8%200/360℃  −
7,9%〜8.2%360/650℃  −13,9S
〜15.5$式(I1)に相当するヒドロキシ硝酸ネオ
ジムは式(Dのヒドロキシ硝酸ネオジムを脱水し、次い
で場合によって得られた生成物を乾燥することを特徴と
する方法に従って得られる。 上記脱水は空気中またはlo−2〜100mmHg(1
,33〜1.33 x 10’P a)程度の減圧下で
乾燥することにより行われる。 乾燥温度は式([)の生成物の融解温度または分解温度
よりも低くなければならない。例えば、室IL〜200
℃の範囲に選定することができる。乾燥時間は温度によ
って決まり、1分程度の短い時間から48時間までの範
囲から選ぶことができる。 乾燥温度が80〜150℃のときには1分〜3時間であ
る。 式(I +)のヒドロキシ硝酸ネオジムは、また、式(
1)のヒドロキシ硝酸ネオジムを有機溶媒と接触指せる
ことによっても得られる。 一般に、この操作はたいている過ケーキの形の分離され
た沈澱の洗浄の形を採る。 軽い有機溶媒が使用される。その例としては、脂肪族の
アルコール類、エーテル類、ケトン類、特にエタノール
、メタノール、アセトン、ジエチルエーテル等が挙げら
れる。 洗浄は1回〜数回、たいてい1〜3回行われる。 洗浄すべき沈澱の量に対する溶媒の使用量は重要ではな
い。一般に、沈澱10gに対して溶媒80〜120cm
3が使用される。 有機溶媒を使用した脱水操作は乾燥工程に続けて行って
もよい。 °上記乾燥は空気中または10−2〜100mmHg 
(1,33〜1.33X10’Pa)程度の減圧下で行
われる。 乾燥温度は室温〜200℃である。乾燥時間は広い範囲
で変えられ、30分〜48時間、好ましくは2〜8時間
に選定することができる。 このようにして、式(II)のヒドロキシ硝酸ネオジム
が得られる。 式(1)および(I [)のヒドロキシ硝酸ネオジムの
製造方法は従来の設備で使用できる。反応体の混合工程
は、例えば反応器の二重ジャケット内の熱水の循環によ
りまたは熱交換器(螺旋管)の使用により安全を確保し
た加熱装置を備えた反応器で行われる。反応器は慣用の
温度調節器(温度計)および撹拌装置(羽根型、アンク
ル型、螺旋型またはタービン型)並びに水溶液の形の反
応体の一方または双方を導入する装置、例えば定量ポン
プも備えていなければならない。 分離および乾燥操作を行うのに使用できる装置は特別の
特性を必要としない。 得られた懸濁液のろ過は窒素のような不活性ガス加圧ろ
過器、減圧ろ過器(プヒナー、ヌッチェ)または連続ろ
過装置、例えばベルネー型回転ろ過器もしくはバンド型
ろ過器で行うことができる。 沈澱は石英、磁器またはアルミナ製ボートに入れ、任意
の乾燥装置、例えば換気付きもしくは減圧下に維持され
た乾燥器またはたいてい水流ポンプにより確実に減圧さ
れたデシケータ−内で行うことができる乾燥操作に付さ
れる。 式(I)および(I [)のヒドロキシ硝酸ネオジムは
、中間体、特に酸化ネオジムまたは炭酸ネオジムの製造
の中間体として使用できる。 この発明の化合物の特別な用途は式(Dまたは(II)
のヒドロキン硝酸ネオジムを焼成することにより得られ
る酸化ネオジムの製造である。 乾燥生成物の状態で得られる式(Dおよび(I1)のヒ
ドロキシ硝酸ネオジムを約り50℃〜約1300°Cの
温度で行われる焼成に付する。 焼成時間は臨界的に重要ではないが、たいてい1〜4時
間が選ばれる。 このようにして、700〜900℃の温度で焼成して得
られる比表面積が5〜30m”7gである酸化ネオジム
が得られる。「比表面積」という用語は「ザ・ジャーナ
ル・オブ・アメリカン・ソサイエティ」誌第60巻、3
09頁(1938年)に記載のブルナウアー・エメット
・テラー法(BRUNAUER−EMMETT−置LE
R;”The  Journal  of  Amer
ic2Ln  5octety”、60,309.(1
938))に従って決定されるB 、E 、T 、比表
面積太 +1 ^
【実施例】
以下に実施例を挙げてさらに詳細に説明するが、この発
明はこれらの実施例に限定されない。 実施例1〜3においては、式([)のヒドロキシ硝酸ネ
オジムおよびその製造方法の例を示した。 実施例4においては、あらかじめ合成された式(I)の
ヒドロキシ硝酸ネオジムから式(II)のヒドロキン硝
酸ネオジムを調製した。次ぎに、実施例5および6にお
いては、式(1)および(I1)のヒドロキシ硝酸ネオ
ジムの酸化ネオジムの調製における利用を説明した。 (実施例1) 20℃に温度調節された水が循環する二重ジャケットを
備えるとともに温度計、反応体導入系、撹拌装置(4枚
羽根型撹拌装置)を備えた2Q容反応器にそれぞれ25
00 am3/時間および1600cm37時間の流量
で同時に下記のものを装入した。 ア) Nd3+を1.4モル/e含有する硝酸ネオジム
*泣妨 イ)  6Nアンモニア水溶液 [OH−コ/[Na3町モル比は4である。 反応媒体の温度は20℃である。 反応媒体中の混合物の滞留時間は20分間である。 撹拌速度は400回転/分である。 20分間経過後、室温でプヒナーろ過器を使用して反応
塊をろ過した。 ろ過ケーキを沈filo、に対して100cm’の割合
の水を使用して洗浄した。 次いで、得られた沈澱を室温で水流ポンプにより減圧に
したデシケータ−内で24時間乾燥した。 このようにして、前記の説明に一致する赤外吸収スペク
トルおよびX線回折スペクトルを有する式(1)のヒド
ロキシ硝酸ネオジムを得た。 (実施例2) 硝酸ネオジム溶液の濃度をNd3+であられして2.5
4モル/lに、アンモニア溶液の濃度を10.5Nにす
るとともに、[OH−コ/[N3+]のモル比を2.5
に等しくする変更を加えた以外は実施例1と同様に操作
した。それにより、式(I)のヒドロキシ硝酸ネオジム
が得られた。 (実施例3) この実施例では下記の反応体を使用した。 硝酸ネオジム溶液(濃度:Nd3+であられして0.5
2モル/lり アンモニア溶液(濃度1.7N) [OH−]/[N3”]のモル比:  2.5硝酸ネオ
ジム溶液およびアンモニアの添加量はそれぞれ4412
/時間および34e/時間である。 乾燥時間は0.4秒、乾燥温度は20℃である。 これにより、式(1)のヒドロキシ硝酸ネオジムが得ら
れた。 (実施例4) まず、実施例1の操作手順に従って式(1)のヒドロキ
シ硝酸ネオジムを調製し、次いでこれを脱水した。 実施例1と同様の装置系にそれぞれ2500cm’/時
間および1600cm’/時間の流量で同時に下記のも
のを装入した。 7)  Nd3+を1.41 モル/12 含’lft
ルM酸ネオジム水溶液 イ)  6Nアンモニア水溶液 [OT(]/[N%+ コモル比は4である。 反応媒体の温度は20℃である。 反応媒体中の混合物の滞留時間は20分間である。 撹拌速度は400回転/分である。 20分間経過後、室温でブヒナーろ過器を使用して反応
塊をろ過した。 ろ過ケーキを沈澱10gに対して10’Ocm’の割合
のエタノールを使用して洗浄した。 次いで、得られた沈澱を200℃の恒温器内で2時間乾
燥した。 このようにして、前記の説明に一致する赤外吸収スペク
トルおよびX線回折スペクトルを有する式(11)のヒ
ドロキシ硝酸ネオジムを得た。 (実施例5) 実施例1に従って調製した生成物10gをボートに置き
、このボートを管状炉内に置いて、9℃の昇温速度で7
00℃まで昇温しこの温度を1時間維持した後、炉を放
冷した。 このようにして、N d to s型(ASTM  2
l−579)の構造を有し700℃で焼成後のB、E。 T、比表面積が25m’/gの焼成生成物4,65gを
得た。 (実施例5) 実施例4に従って調製した生成物10gをボートに置き
、このボートを管状炉内に置いて、9℃の昇温速度で7
00℃まで昇温しこの温度を1時間維持した後、炉を放
冷した。 このようにして、NdvOs型(ASTM  2l−5
79)の構造を有し700℃で焼成後のB、E。 T、比表面積が20m’/’gの焼成生成物5.42g
を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の式(I)のヒドロキシ硝酸ネオジ
ムの結晶の形態学的特徴を示す走査型電子顕微鏡写真で
ある。 第2図は、この発明の式(I)のヒドロキシ硝酸ネオジ
ムの結晶の化学的組成を示す赤外分光スペクトル(KB
rタブレット)を表す。 第3図は、この発明の式(1)のヒドロキシ硝酸ネオジ
ムの結晶の化学的組成を示す赤外分光スペクトル(KB
 rタブレット)を表す。 第2図および第3図中、横軸は波長、縦軸は透過率を表
す。 図面の浄書(内容に変更なし)

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式( I ) Nd(OH)_x(NO_3)_y・zH_2O( I
    )(式中、x、yおよびzは下記の式 −2.3≦x≦2.7 −0.3≦y≦0.7 −1.5≦z≦2.2 を満足する数を表す。)に相当するヒドロキシ硝酸ネオ
    ジム。
  2. (2)大きさが0.3〜100μmの凝集塊の形をして
    いることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の
    ヒドロキシ硝酸ネオジム。
  3. (3)結晶化度が60〜70%であることを特徴とする
    、特許請求の範囲第1および2項の一つに記載のヒドロ
    キシ硝酸ネオジム。
  4. (4)特許請求の範囲第1〜3項の一つに記載の式(
    I )に相当するヒドロキシ硝酸ネオジムの製造方法にお
    いて、 1)硝酸ネオジム水溶液を塩基と、塩基のH^−イオン
    の濃度とNd^3^+陽イオンで表された硝酸ネオジム
    水溶液の濃度のモル比が2.2より大きく、かつこの比
    が2.2以下のときはNd^3^+陽イオンで表された
    硝酸ネオジム水溶液の濃度が1モル//l以下であるよ
    うな条件下で反応させ、 2)得られた沈澱を分離し、 3)この沈澱を洗浄し、かつ、 4)乾燥する ことから成る製造方法。
  5. (5)塩基がアンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カ
    リウム、カルバミン酸アンモニウム、尿素、ヘキサメチ
    レンテトラミンおよびアンモニアガスより成る群から選
    ばれることを特徴とする、特許請求の範囲第4項に記載
    の製造方法。
  6. (6)塩基溶液の規定度が0.1〜11Nであることを
    特徴とする、特許請求の範囲第4および5項の一つに記
    載の製造方法。
  7. (7)塩基溶液の規定度が2〜11Nであることを特徴
    とする、特許請求の範囲第6項に記載の製造方法。
  8. (8)[OH^−]/[Nd^3^+]のモル比が2.
    2より大きく、Nd^3^+陽イオンで表された硝酸ネ
    オジム溶液の濃度が0.1〜6.0モル/lであること
    を特徴とする特許請求の範囲第4〜7項の一つに記載の
    製造方法。
  9. (9)[OH^−]/[Nd^3^+]のモル比が2.
    2以下であり、Nd^3^+陽イオンで表された硝酸ネ
    オジム溶液の濃度が0.1〜1.0モル/lであること
    を特徴とする、特許請求の範囲第4〜8項の一つに記載
    の製造方法。
  10. (10)[OH^−]/[Nd^3^b]のモル比が2
    .2〜3.0であり、Nd^3^+陽イオンで表された
    硝酸ネオジム溶液の濃度が0.1〜1.0モル/lであ
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第8項に記載の製
    造方法。
  11. (11)撹拌下に硝酸ネオジム水溶液と塩基溶液とを同
    時に混合するか、あるいは連続的にもしくは一度に塩基
    を硝酸ネオジム水溶液にまたはその逆に混合することを
    特徴とする、特許請求の範囲第4〜10項の一つに記載
    の製造方法。
  12. (12)反応体の添加量を特許請求の範囲第8〜10項
    の一つに定義されたモル比[OH^−]/[Nd^3^
    +]が得られるように調整することを特徴とする、特許
    請求の範囲第11項に記載の製造方法。
  13. (13)反応体の添加量の調節を、pHを7.5〜9.
    5に調整しつつ行うことを特徴とする、特許請求の範囲
    第11項に記載の製造方法。
  14. (14)反応媒体の温度を10〜50℃に選定すること
    を特徴とする、特許請求の範囲第4〜13項の一つに記
    載の製造方法。
  15. (15)反応媒体中の混合物の滞留時間が0.1秒〜4
    8時間であることを特徴とする、特許請求の範囲第4〜
    14項の一つに記載の製造方法。
  16. (16)撹拌速度が100〜1000回転/分であるこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第4〜15項の一つに
    記載の製造方法。
  17. (17)ろ過または遠心分離により沈澱を分離すること
    を特徴とする、特許請求の範囲第4〜16項の一つに記
    載の製造方法。
  18. (18)水で1回〜数回洗浄することを特徴とする、特
    許請求の範囲第4〜17項の一つに記載の製造方法。
  19. (19)室温〜80℃の温度で乾燥工程を行うことを特
    徴とする、特許請求の範囲第4〜18項の一つに記載の
    製造方法。
  20. (20)乾燥時間が15分〜48時間であることを特徴
    とする、特許請求の範囲第4〜19項の一つに記載の製
    造方法。
  21. (21)次式(II) Nd(OH)_x′・(NO_3)_y′・z′H_2
    O(II)(式中、x′、y′およびz′は下記の式 −2.3≦x′≦2.7 −0.3≦y′≦0.7 −0.5≦z′≦1.2 を満足する数を表す。)に相当するヒドロキシ硝酸ネオ
    ジム。
  22. (22)大きさが0.3〜100μmの凝集塊の形をし
    ていることを特徴とする、特許請求の範囲第21項に記
    載のヒドロキシ硝酸ネオジム。
  23. (23)結晶化度が60〜70%であることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第21および22項の一つに記載の
    ヒドロキシ硝酸ネオジム。
  24. (24)特許請求の範囲第21〜23項の一つに記載の
    式(II)に相当するヒドロキシ硝酸ネオジムの製造方法
    において、式( I )に相当するヒドロキシ硝酸ネオジ
    ムを脱水し、次いで場合によって得られた生成物を乾燥
    することを特徴とする製造方法。
  25. (25)脱水を空気中または10^−^2〜100mm
    Hgの減圧下で乾燥することにより行うことを特徴とす
    る、特許請求の範囲第24項に記載の製造方法。
  26. (26)乾燥温度が室温〜200℃であることを特徴と
    する、特許請求の範囲第25項に記載の製造方法。
  27. (27)乾燥時間が1分〜48時間であることを特徴と
    する、特許請求の範囲第25および26項の一つに記載
    の製造方法。
  28. (28)脱水を、式( I )のヒドロキシ硝酸ネオジム
    を軽い有機溶媒と接触させることにより行うことを特徴
    とする、特許請求の範囲第24項に記載の製造方法。
  29. (29)有機溶媒がエタノール、メタノール、アセトン
    またはジメチルエーテルであることを特徴とする、特許
    請求の範囲第28項に記載の製造方法。
  30. (30)脱水した生成物を乾燥工程にかけることを特徴
    とする、特許請求の範囲第28および29項の一つに記
    載の製造方法。
  31. (31)乾燥温度が室温〜200℃であることを特徴と
    する、特許請求の範囲第30項に記載の製造方法。
  32. (32)乾燥時間が30分〜48時間であることを特徴
    とする、特許請求の範囲第30および31項の一つに記
    載の製造方法。
  33. (33)700〜900℃で焼成後の比表面積が5〜3
    0m^2/gであることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1〜3項の一つに記載の式( I )のヒドロキシ硝酸
    ネオジムまたは特許請求の範囲第21〜23項の一つに
    記載の式(II)のヒドロキシ硝酸ネオジムから得られた
    酸化ネオジム。
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