JPS6265701A - 蒸発装置における熱回収方法 - Google Patents

蒸発装置における熱回収方法

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JPS6265701A
JPS6265701A JP60174219A JP17421985A JPS6265701A JP S6265701 A JPS6265701 A JP S6265701A JP 60174219 A JP60174219 A JP 60174219A JP 17421985 A JP17421985 A JP 17421985A JP S6265701 A JPS6265701 A JP S6265701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
evaporator
heat
heating
steam
Prior art date
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Pending
Application number
JP60174219A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Obara
小原 謙二
Takeshi Miyoshi
武志 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIMURA KAKOKI KK
Kimura Chemical Plants Co Ltd
Original Assignee
KIMURA KAKOKI KK
Kimura Chemical Plants Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by KIMURA KAKOKI KK, Kimura Chemical Plants Co Ltd filed Critical KIMURA KAKOKI KK
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Publication of JPS6265701A publication Critical patent/JPS6265701A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Landscapes

  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は蒸発装置における熱利用に関し、ことに醗酵液
等の蒸発濃縮に際し不凝縮ガスの発生を伴うときに、発
生する蒸発蒸気を機械圧縮機により吸引し、昇圧昇温す
ることによって再び加熱缶の熱源として利用する自己蒸
気機械圧縮式蒸発装置において熱エネルギーの再利用を
はかる技術に関するものである。
従来の技術 不凝縮ガスを発生する溶液の蒸発濃縮には、前処理とし
て前段に脱ガス工程を付設したものや、単効用又は多重
効用の蒸発装置で、強制循環型又は自然循環型のものが
多く用いられていた。一方、蒸発装置の熱エネルギーの
経済面から、蒸発蒸気を機械圧縮機を使用して吸引、昇
圧し、昇温蒸気を被蒸発液の加熱源として用いることに
より、蒸発蒸気の潜熱を繰返し使用する自己蒸気機械圧
縮式蒸発装置が俗用されてきている。これらの装置の一
層の省エネルギーのために、従来の多重効用強制循環型
蒸発装置に代えて、醗酵液等の濃縮に対応させるための
ものが望まれていた。
発明が解決しようとする問題点 醗酵液等の濃縮時には加熱による加水分解等によってア
ンモニア等の不凝縮性ガスが多量に発生し、しかも濃縮
の進行中この発生が継続する。この様な場合、不凝縮ガ
スによって伝熱抵抗やガス分圧のために蒸気凝縮温度が
低下し、加熱缶の総括伝熱係数Uが影響され、濃縮熱効
率が低下する。
機械圧縮式蒸発濃縮装置では、省エネルギーのために加
熱缶の実効温度差ΔTは通常で2〜3℃程度が採用され
ており、強制循環型における10〜20℃に比べて加熱
缶の熱交換伝熱面積A (=Q/ΔT−U)が極めて大
きくなる問題がある。
とくに醗酵液の濃縮において、炭酸ガス、酸素などの溶
存遊離物質は、ストリッピング等の前処理によって脱ガ
スできるが、濃縮時に発生するアンモニアは前処理によ
る方法では除去できず、しかも、アンモニアは水蒸気と
の比重差が小さいために、加熱缶のシェルからのガス抜
きを十分できず、アンモニアが3.o o o ppm
含まれる蒸気は、清浄なものに比べてU値が40チも低
下するので、不凝縮ガスの除去は熱効率上大きな問題で
あった。
問題点を解決するための手段 不凝縮ガスを発生する被蒸発液の蒸発濃縮等のために機
械圧縮式蒸発装置を用いる場合、前記のような問題を解
決するため、!縮時に発生する不凝縮ガスを除去するに
あたり、この不凝縮ガスの有する熱エネルギーも回収す
ることが望まれる。一方、加熱缶で発生する不凝縮ガス
は加熱蒸気と混在していて個別の脱ガスが困難である。
そこで、本発明では真空発生装置によるガス抜きを強化
し、加熱蒸気と不凝縮ガスとを混在したまま抜き出すこ
とによって、蒸発装置における熱効率の低下を阻止し、
一方、加熱蒸気と不凝縮ガスの持つ熱エネルギーは、被
蒸発液の供給管路に高効率の熱交換器を設けて、供給液
を予熱することによってともに回収することを要旨とし
ている。このような不凝縮ガスの抜き出しは完全な除去
ではないが、前記したような加熱缶での総括伝熱係数の
低下を約40襲から約20%にとどめる改善をもたらす
実殉例 本発明を図面に示す実施例のフロー図にもとづいて詳細
に説明する。
図において、1は蒸発器であって、L’fja流下式熱
交換器を構成するカロ熱缶2と蒸発缶3とからなり、醗
Z液を例とする被濃縮液(以下原液という)Fが加熱缶
2の頂部21かも供給され、底部22から循環ポンプ2
3によって循環させられて濃縮液Pとして取出される。
ここで加熱缶2はシェル24とチューブ25からなり、
シェル24の上部26に蒸気管Sが接続され、下部2T
からその凝縮水が取出されている。そして加熱缶下部は
気液分離案28であって液室を有するとともに蒸発缶3
のセパレータ31に連通している。セパレータ31の頂
部32はラインv1によって機械圧縮機4の入口41に
接続され、圧、縮機4は原動機Mによって駆動され、そ
の出口42は前記蒸気管Sとともに加熱缶2の上部26
とラインV、によって接続されている。次に、5は真空
発生装置であって、冷却水51が供珀される凝縮器52
と真空ポンプvpを有し、凝拘器52と加熱管2のシェ
ル側24とは管路Gによって接続されている。53は復
水である。
以上の構成によって、蒸発器1は機械圧縮機4で昇圧、
昇温された蒸気を自己蒸気蒸発用熱源として機械圧縮式
蒸発装置を構成し、原液の濃縮などに使用できる。
本発明の蒸発装置は、上記の構成に加えて、熱回収のた
めに2つの熱交換器を有している。
すなわち、第1の熱交換器6は上記の管路Gを高温側と
し、原液Fの供給管を低温側として原液を予熱するよう
に溝成し、多管式熱交換器またはとぐに、高能率のプレ
ート式熱交換器を採用するのがよい。そして、シェル2
4から抜き出されたガス中の水蒸気のドレンは61から
取り出され、加熱缶2かものドレン管路に合流62され
、ポンプ63によってドレンDとして排出される。
7は第2のプレート式熱交換器であって、原液Fの供給
管の前段に設けられ、上記ドレンDを通過させている。
なお、本発明が対象とする原液Fが蒸発濃縮され、蒸発
にともなってアンモニアのような不凝縮ガスを発生する
ものであるから、管路Gの加熱缶2への接続は、水蒸気
とアンモニアの比重差が少ないことから、シェル24の
複数段の高さ29.29・・・・・・によって行う。
さらに加熱缶2からのガス抜きについて述べれば本発明
の真空発生装置5では真空ポンプvpの性能を強化させ
てあり、加熱缶2における加熱蒸気の10チ程度を発生
する不凝縮ガスとともに抜き出す。
作用 本発明の作用を上記実施例の運転方法に基づいて説明す
る。なお、前記各部に与えられた符号は本項において各
部の機能と通過する流体についても共通とする。
原液Fは蒸発器1の加熱缶2の頂部に供給され、シェル
24側に与えられる蒸気Sによってチューブ25内で加
熱され、ポンプ23によって循環されて濃縮される。
加熱された原液yは蒸発缶3の液室28で気液分離し、
蒸気V、は頂部32から機械圧縮機4に吸引されて昇圧
される。圧縮機4の出口42からは昇温された蒸気V!
が加熱缶2に戻され、チューブ側を循環している被濃縮
液は濃縮され濃縮液Pが取出される。
この濃縮過程で原液Fから発生するアンモニアは蒸発缶
3内からシェル24内に蒸発蒸気と混在しており加熱缶
2の熱交換を妨げるが、本発明にあっては、加熱缶2の
全高にわたる各段29の接続によって、真空発生装置5
に吸引されてガス抜きGされる。ここで真空ポンプvp
は不凝縮ガスが多いため出力を強化され、加熱蒸気V、
の10%程度のものをアンモニアの混在のまま抜き出す
よりにしてあり、発生アンモニアは加熱缶2での熱交換
のU(直の低下に与える影響が少ない。
一方管路Gに抜き出されたアンモニア混在の蒸気の持つ
熱エネルギーは第1の熱交換器6において低温側の原液
を予熱することによって、蒸発器1の熱収支は回復され
ることになり、不凝縮ガスのアンモニアと低温の蒸気が
真空発生装置5に吸引され、凝縮器52で凝縮して除去
される。さらに、熱交換器6内において凝縮するドレン
は、加熱缶2のドレン27とともに第2の熱交換器7を
通過させ、ここで残留熱量によって原液の予熱に利用1
−てのち排出りされる。
発明の効果 本発明は蒸発濃縮にあたって発生する不凝縮ガスを加熱
用の蒸気と混在したまま抜き出すこユ・t?リイ 藁丞
小hh玄も七モオヱ体江=鮎瓜数の低下を半減させた蒸
発濃縮を可能とし、しかも、抜き出しによって失われる
加熱蒸気の熱量は、ガス抜き管路を高温側とし、供給さ
れる原液を低温側とする熱交換器を設けることによって
原液の予熱の形で回収することとしたから、脱ガスに要
する設備を設けることなく、熱交換器の付設と真空発生
装置の強化のみによって不凝縮ガスの発生を伴う原液の
蒸発濃縮を可能とし、さらに、予熱後の熱量も第2の熱
交換器において有効に回収し、総じて効率の改善と熱回
収の画面において所期の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の熱回収方法を実施するための好適な実施
例をフロー図で示すものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱交換器を形成する加熱缶と蒸発缶とを有する蒸
    発器、機械圧縮機および真空発生装置とからなる被濃縮
    液等の自己蒸気機械圧縮式蒸発装置からの熱回収方法に
    おいて、被濃縮液等の供給管路に第1、第2の熱交換器
    を設け、真空発生装置の吸引性能を増強して加熱缶の複
    数段の接続位置から加熱蒸気の一部と加熱缶で発生する
    不凝縮ガスとを混在のまま抜出し、上記第1の熱交換器
    に供給するとともに、第1熱交換器のドレンと、蒸発器
    からのドレンとを第2の熱交換器に供給して上記被濃縮
    液等を第2、第1の熱交換器の順に予熱することを特徴
    とする蒸発装置から発生する不凝縮ガスからの熱回収方
    法。
  2. (2)被濃縮液の供給管路に設けられる2つの熱交換器
    はプレート式のものである特許請求の範囲第1項に記載
    の熱回収方法。
JP60174219A 1985-08-09 1985-08-09 蒸発装置における熱回収方法 Pending JPS6265701A (ja)

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JP60174219A JPS6265701A (ja) 1985-08-09 1985-08-09 蒸発装置における熱回収方法

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