JPS626440Y2 - - Google Patents

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JPS626440Y2
JPS626440Y2 JP8760182U JP8760182U JPS626440Y2 JP S626440 Y2 JPS626440 Y2 JP S626440Y2 JP 8760182 U JP8760182 U JP 8760182U JP 8760182 U JP8760182 U JP 8760182U JP S626440 Y2 JPS626440 Y2 JP S626440Y2
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JP8760182U
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JPS58190332U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、循環ポンプを常に確実に作動させ
ることができると共に衛生的に風呂を沸き上げ、
更に凍結による体積膨張によつて熱交換器が破損
する心配が全くなく、しかも気密性が極めて良好
な強制循環式風呂釜に関する。
従来の技術 第1図に示す如く燃焼バーナ31によつて加熱
される熱源側の熱交換器32と循環ポンプ33を
循環パイプ34で連結し、更にこの循環パイプ3
4を延長して離れた位置の浴槽35の上循環口3
6及び下循環口37とを連通した強制循環式風呂
釜装置に於いて、循環ポンプ33と下循環口37
とを結ぶ循環パイプ34の途中に集合筒38を備
え、該集合筒38内にフイルター39を着脱自在
に備えて、浴槽水中の湯垢等のゴミが循環ポンプ
33及び熱交換器32及び循環パイプ34内に流
入して確実な作動ができなくなつたり、或いは循
環パイプ34内で固まつたこれらのゴミが浴槽3
5内に放出されて不衛生的な風呂焚きとなること
を防止するようにした装置はこの出願の先出願
(実開昭57−172344号公報参照)として存在し、
更に第5図に示す如く浴槽温水循環清浄装置で汚
水室41及び清浄室42を設けてその中間に濾過
器43を装着し、ポンプ44を介して温水を浴槽
に還流するようにしたもの(特許第80241号明細
書参照)は知られている。
考案が解決しようとする問題点 ところで第1図で図示したものでは、凍結防止
用の対策が何ら講じられていない為、凍結時の体
積膨張によつてフイルター39を収納した集合筒
38が破損したり、又フイルター39を出入させ
る為の蓋体40の気密性が悪く、水漏等が発生す
るなどの欠点を有するものであり、更に第5図に
図示したものは浴槽内の温水を濾過し、循環する
ことに於いてはこの出願の考案と同一であるが凍
結防止用の対策が何ら講じられず、又ポンプ44
が汚水の出口に設けられているために汚物がポン
プ44の流通路内に蓄積し流通路が詰まる等のお
それがあつた。
そこでこの考案は、上記の問題点を解決する為
に、凍結による体積膨張分を吸収する構成とし且
つこの構成によつてフイルターを出入する蓋体の
気密性も同時に保持させ、凍結による破損を防止
すると共に水漏れ等の心配も全くなく、更に温水
を循環するためのポンプの損傷を防止し安心して
使用できる強制循環式風呂釜を得ることを目的と
したものである。
問題を解決するための手段 この考案は前記に鑑み、上記目的を達成させる
ため、特にその構成を、浴槽8の温水流出用の下
循環口10と温水流入用の上循環口11との途中
に熱交換器4及び循環ポンプ5を備えた循環パイ
プ7で連通したものに於いて、前記循環ポンプ5
と温水流出用の下循環口10との間には、濾過筒
23を設け、且つ開口部24を備え循環する浴槽
水中の湯垢等のゴミを除去するフイルター15を
内装した水室18を備えたフイルター筒6を設
け、該フイルター筒6の開口部24に下面部に空
気室17を備えた蓋体16を蓋着すると共にフイ
ルター筒6と蓋体16との間にパツキン兼弾性仕
切板19を介在させ前記水室18と空気室17を
有して濾過筒23を形成したことを特徴としたも
のである。
作 用 浴槽8内に水を貯溜して器具本体1を駆動させ
れば、循環ポンプ5の作動によつて温水流出用の
下循環口10より浴槽8内の浴槽水が中途に熱交
換器4を備えた循環パイプ7及び濾過筒23を通
つて循環ポンプ5に吸入されると共に熱交換器4
内でボイラー用缶体3内の高温水と熱交換して昇
温されて温水流入用の上循環口11より浴槽8内
に戻され、順次これを繰り返して風呂を沸き上げ
るものである。
この濾過筒23のフイルター筒6内に流入して
きた浴槽水は、フイルター15を通過して混入し
ていた湯垢或いは髪の毛等のゴミを除去されて、
流出口13より循環ポンプ5へ流れるものであ
る。
次に凍結が起こつた場合、フイルター筒6内に
貯溜されている水が凍結を開始し、その体積を3
〜4%膨張し、上記の体積膨張に応じてパツキン
兼弾性仕切板19が変形し、空気室17内に体積
膨張分だけ突出し水室18内の容積を増やす。
又前記のパツキン兼弾性仕切板19は蓋体16
の螺合で該蓋体16とフイルター筒6との間に介
在してパツキンを兼用する。
実施例 以下図面についてこの考案の実施例について説
明すると、1はガンタイプ式の燃焼バーナ2によ
つて加熱されるボイラー用缶体3を内装した器具
本体で、更に内方にはボイラー用缶体3内に封入
される該ボイラー用缶体3の温水と熱交換する熱
交換器4及び循環ポンプ5及びフイルター筒6を
循環パイプ7で連結している。
8は前記した器具本体1より離れた位置に備え
られた浴槽で、仕切壁9を介在させ器具本体1よ
り延長された循環パイプ7によつて該器具本体1
と温水流出用の下循環口10と温水入出用の上循
環口11とを連通したものである。
前記フイルター筒6は、合成樹脂によつて有底
筒状に形成され、上部側壁には浴槽8の温水流出
用の下循環口10と連通した流入口12を設ける
と共に底部中央には循環ポンプ5の吸込み側と連
通した流出口13が設けられており、更に内方に
は上部につまみ部14を有した金網円筒状のフイ
ルター15が流出口13を覆う如く備えられ、又
上端にはこのフイルター15を上方から出入自在
とする為の開閉自在で下面部に空気室17を備え
た蓋体16が螺合されており、更にこの蓋体16
は該蓋体16によつて形成される空気室17とフ
イルター15が内装された水室18とを仕切るゴ
ム等のパツキン兼弾性仕切板19の外周端部を介
して螺合装着して気密性を保持して濾過筒23が
形成されている。
20はボイラー用缶体3内の温水を給湯必要箇
所に出湯する為の出湯口、21はボイラー用缶体
3への給水口、22は排気口である。
考案の効果 この考案は以上のような構成であり、浴槽8の
温水流出用の下循環口10と温水流入用の上循環
口11との途中に熱交換器4及び循環ポンプ5を
備えた循環パイプ7で連通したものに於いて、前
記循環ポンプ5と温水流出用の下循環口10との
間には、濾過筒23を設け、且つ開口部24を備
え循環する浴槽水中の湯垢等のゴミを除去するフ
イルター15を出入できる開口部24を備えると
共にフイルター15を内装した水室18を備えた
フイルター筒6を設け、該フイルター筒6の開口
部24に下面部に空気室17を備えた蓋体16を
蓋着すると共にフイルター筒6と蓋体16との間
にパツキン兼弾性仕切板19を介在させ前記水室
18と空気室17を有して濾過筒23を形成した
ものであるから、フイルター筒6内のフイルター
15によつて浴槽水中の湯垢等のゴミは確実に除
去され、このゴミが循環ポンプ5の手前に備えた
フイルター15で阻止され循環ポンプ5の作動の
障害となるようなことは確実に防止されると共に
衛生的な風呂焚きができることは勿論、フイルタ
ー筒6内にはパツキン兼弾性仕切板19が備えら
れているので、凍結によつてフイルター筒6内に
貯溜された水の体積が膨張してもパツキン兼弾性
仕切板19がその分だけ変形し空気室17内の空
気を圧縮して水室18の容積を増やし、この体積
膨張分を吸収することができるので、フイルター
筒6の凍結による破損は確実に防止され長期に亘
つて使用することができるものであり、更にフイ
ルター15を出入自在とする蓋体16は膨張吸収
用のパツキン兼弾性仕切板19を介在してフイル
ター筒6に備えられるものであるから、パツキン
兼弾性仕切板19がパツキンの役目を果たし良好
な気密性が保持され、水漏れ等の心配が全くなく
安心して使用でき、部品点数が少なくて極めて安
価で済むなど種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す強制循環式風呂釜の配管
図、第2図はこの考案の強制循環式風呂釜の配管
図、第3図は同要部拡大断面図、第4図は他の実
施例を示す強制循環式風呂釜の配管図、第5図は
従来品の説明図である。 1……器具本体、2……燃焼バーナ、3……ボ
イラー用缶体、4……熱交換器、5……循環ポン
プ、6……フイルター筒、7……循環パイプ、8
……浴槽、9……仕切壁、10……下循環口、1
1……上循環口、12……流入口、13……流出
口、14……つまみ部、15……フイルター、1
6……蓋体、17……空気室、18……水室、1
9……パツキン兼弾性仕切板、20……出湯口、
21……給水口、22……排気口、23……濾過
筒、24……開口部、31……燃焼バーナ、32
……熱交換器、33……循環ポンプ、34……循
環パイプ、35……浴槽、36……上循環口、3
7……下循環口、38……集合筒、39……フイ
ルター、40……蓋体、41……汚水室、42…
…清浄室、43……濾過器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽8の温水流出用の下循環口10と温水流入
    用の上循環口11との途中に熱交換器4及び循環
    ポンプ5を備えた循環パイプ7で連通したものに
    於いて、前記循環ポンプ5と温水流出用の下循環
    口10との間には、濾過筒23を設け、且つ開口
    部24を備え循環する浴槽水中の湯垢等のゴミを
    除去するフイルター15を出入できる開口部24
    を備えると共にフイルター15を内装した水室1
    8を備えたフイルター筒6を設け、該フイルター
    筒6の開口部24に下面部に空気室17を備えた
    蓋体16を蓋着すると共にフイルター筒6と蓋体
    16との間にパツキン兼弾性仕切板19を介在さ
    せ前記水室18と空気室17を有して濾過筒23
    を形成したことを特徴とした強制循環式風呂釜。
JP8760182U 1982-06-11 1982-06-11 強制循環式風呂釜 Granted JPS58190332U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8760182U JPS58190332U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 強制循環式風呂釜

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JP8760182U JPS58190332U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 強制循環式風呂釜

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Publication Number Publication Date
JPS58190332U JPS58190332U (ja) 1983-12-17
JPS626440Y2 true JPS626440Y2 (ja) 1987-02-14

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ID=30096306

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JP8760182U Granted JPS58190332U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 強制循環式風呂釜

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JPS58190332U (ja) 1983-12-17

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