JPS626368Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS626368Y2 JPS626368Y2 JP2461179U JP2461179U JPS626368Y2 JP S626368 Y2 JPS626368 Y2 JP S626368Y2 JP 2461179 U JP2461179 U JP 2461179U JP 2461179 U JP2461179 U JP 2461179U JP S626368 Y2 JPS626368 Y2 JP S626368Y2
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- water
- supply channel
- diaphragm
- hole
- flow control
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- Expired
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 58
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 13
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 3
- 241000234435 Lilium Species 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Driven Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は先止式瞬間湯沸器に使用される水圧自
動調整器に関するものである。
動調整器に関するものである。
先止式瞬間湯沸器は第1図に示すような原理、
すなわち蛇口2を開操作し、水圧調整器3を経て
熱交換器6に給水すると同時に、水圧調整器3に
よりガス供給路4の自動ガス弁を開き、ガスを燃
焼器5に供給して燃焼させ、熱交換器6を加熱し
て熱湯をうる原理を応用したものである。
すなわち蛇口2を開操作し、水圧調整器3を経て
熱交換器6に給水すると同時に、水圧調整器3に
よりガス供給路4の自動ガス弁を開き、ガスを燃
焼器5に供給して燃焼させ、熱交換器6を加熱し
て熱湯をうる原理を応用したものである。
上記のような従来の瞬間湯沸器の水圧自動調整
器3の構造を第2図について説明するに、30は
給水路1に付設されたダイヤフラム室で、ダイヤ
フラム33により給水路1に連通する高圧室31
と低圧室32に区分されている。この低圧室32
は導通路43を介して給水路1に設けたベンチユ
リー42ののど部に連通されている。34は給水
路1と高圧室31の間に設けられた調圧孔、35
はばね38により付勢され、調圧孔34を開閉す
る弁体35aを有する調圧弁、38はダイヤフラ
ム33を付勢するばね、39は一端がダイヤフラ
ム33に、他端がガス供給路4に設けたガス弁4
0に対設され、かつ移動自在に設けられた作動
杆、41はガス弁40を付勢するばねである。
器3の構造を第2図について説明するに、30は
給水路1に付設されたダイヤフラム室で、ダイヤ
フラム33により給水路1に連通する高圧室31
と低圧室32に区分されている。この低圧室32
は導通路43を介して給水路1に設けたベンチユ
リー42ののど部に連通されている。34は給水
路1と高圧室31の間に設けられた調圧孔、35
はばね38により付勢され、調圧孔34を開閉す
る弁体35aを有する調圧弁、38はダイヤフラ
ム33を付勢するばね、39は一端がダイヤフラ
ム33に、他端がガス供給路4に設けたガス弁4
0に対設され、かつ移動自在に設けられた作動
杆、41はガス弁40を付勢するばねである。
上記調圧弁35はばね37の力により常時ダイ
ヤフラム33に押圧されて接触しているから、蛇
口2を開くと高圧室31内に流入した給水の水圧
とベンチユリー42に連通する低圧室32との差
圧によるダイヤフラム33の変位に追従して移動
する。このため弁体35aと調圧孔34の間のす
き間は変化し、低水圧時には前記すき間は広くな
り、高水圧時にはすき間は狭くなるので、調圧弁
35により給水路1を流れる水量を水圧に関係な
く一定にすることができる。
ヤフラム33に押圧されて接触しているから、蛇
口2を開くと高圧室31内に流入した給水の水圧
とベンチユリー42に連通する低圧室32との差
圧によるダイヤフラム33の変位に追従して移動
する。このため弁体35aと調圧孔34の間のす
き間は変化し、低水圧時には前記すき間は広くな
り、高水圧時にはすき間は狭くなるので、調圧弁
35により給水路1を流れる水量を水圧に関係な
く一定にすることができる。
上記ダイヤフラム33が変位し、例えば上記の
ように給水の水圧差によりダイヤフラム33が左
行されると、作動杆39を介してガス弁40は開
かれるから、燃料は燃焼器5に供給されて燃焼す
る。この燃焼器5の燃焼により熱交換器6は加熱
されるので、熱交換器6内を流通する水は吸熱し
て湯となる出湯する。
ように給水の水圧差によりダイヤフラム33が左
行されると、作動杆39を介してガス弁40は開
かれるから、燃料は燃焼器5に供給されて燃焼す
る。この燃焼器5の燃焼により熱交換器6は加熱
されるので、熱交換器6内を流通する水は吸熱し
て湯となる出湯する。
上述した従来の湯沸器では、ウオータハンマお
よび高水圧時に蛇口2を急速に開けると、ダイヤ
フラム33は急激な水圧差を受けて急速に変位す
る。この変位に追従して調圧弁35も迅速に移動
するため、その弁体35aが調圧孔34に激しく
衝突する。このため調圧弁35から発生する音が
共鳴により一層大きくなるので、熱交換器6より
高音の金属音を発生する欠点がある。
よび高水圧時に蛇口2を急速に開けると、ダイヤ
フラム33は急激な水圧差を受けて急速に変位す
る。この変位に追従して調圧弁35も迅速に移動
するため、その弁体35aが調圧孔34に激しく
衝突する。このため調圧弁35から発生する音が
共鳴により一層大きくなるので、熱交換器6より
高音の金属音を発生する欠点がある。
この欠点を解消するために第3図及び第4図に
示すような構造が考案されている。即ち、第3図
において、30は給水路1に付設されたダイヤフ
ラム室で、ダイヤフラム33により高圧室31と
低圧室32に区分されている。42は給水路1に
設けられたベンチユリー、43はベンチユリー4
2ののど部と前記低圧室32とを連通する導通
路、44は導通路43に設けられたボール47を
収納するケースで、このケース44の一方側(ベ
ンチユリー側)には第4図に示すように、水流制
御孔45とバイパス孔46が設けられ、他方側
(反ベンチユリー側)にはボール47を制止する
ストツパーピン48が設けられている。その他の
構造は第2図と同一であるから図面および説明を
省略する。
示すような構造が考案されている。即ち、第3図
において、30は給水路1に付設されたダイヤフ
ラム室で、ダイヤフラム33により高圧室31と
低圧室32に区分されている。42は給水路1に
設けられたベンチユリー、43はベンチユリー4
2ののど部と前記低圧室32とを連通する導通
路、44は導通路43に設けられたボール47を
収納するケースで、このケース44の一方側(ベ
ンチユリー側)には第4図に示すように、水流制
御孔45とバイパス孔46が設けられ、他方側
(反ベンチユリー側)にはボール47を制止する
ストツパーピン48が設けられている。その他の
構造は第2図と同一であるから図面および説明を
省略する。
次のこのような構造における作用を説明する。
高水圧時に蛇口を急速に開けると、ダイヤフラム
33の変位に伴つて低圧室32内の水は導通路4
3内をベンチユリー方向へ流れる。このためボー
ル47は変位して水流制御孔45を閉塞するの
で、低圧室32内の水はバイパス孔46より少量
づつ流出する。したがつて高水圧時においてもダ
イヤフラム33はゆるやかに変位するから、調圧
弁の弁体35aが調圧孔34に激しく衝突するの
を阻止することができる。
高水圧時に蛇口を急速に開けると、ダイヤフラム
33の変位に伴つて低圧室32内の水は導通路4
3内をベンチユリー方向へ流れる。このためボー
ル47は変位して水流制御孔45を閉塞するの
で、低圧室32内の水はバイパス孔46より少量
づつ流出する。したがつて高水圧時においてもダ
イヤフラム33はゆるやかに変位するから、調圧
弁の弁体35aが調圧孔34に激しく衝突するの
を阻止することができる。
なお蛇口の閉塞時にはダイヤフラム33の変位
により、高圧側(給水路1)の給水はケース44
および導通路43を経て低圧室32へ流入する。
この際、ケース44内のボール47は反ベンチユ
リー側に移動するが、この移動はストツパーピン
48により制御されるため、ボール47が導通路
43を閉塞するのを防ぐことができる。
により、高圧側(給水路1)の給水はケース44
および導通路43を経て低圧室32へ流入する。
この際、ケース44内のボール47は反ベンチユ
リー側に移動するが、この移動はストツパーピン
48により制御されるため、ボール47が導通路
43を閉塞するのを防ぐことができる。
しかしながらこのようにケース44に設けられ
たバイパス孔46は微小孔に形成されているた
め、長期間使用中に水あか、および不純物などに
より閉塞される恐れがあり、寿命的に問題があつ
た。
たバイパス孔46は微小孔に形成されているた
め、長期間使用中に水あか、および不純物などに
より閉塞される恐れがあり、寿命的に問題があつ
た。
本考案は上記欠点を解消するためになされたも
ので、給水路に付設したダイヤフラム室内の低圧
室と給水路に設けたベンチユリーとを連通する導
通路にボールを内蔵するケースを設け、このケー
スのベンチユリー側端面に端部に逃げ部を有する
楕円状の水流制御孔あるいは切り欠きを有する水
流制御孔を設けてなる制御板を配設したことを特
徴とするものである。
ので、給水路に付設したダイヤフラム室内の低圧
室と給水路に設けたベンチユリーとを連通する導
通路にボールを内蔵するケースを設け、このケー
スのベンチユリー側端面に端部に逃げ部を有する
楕円状の水流制御孔あるいは切り欠きを有する水
流制御孔を設けてなる制御板を配設したことを特
徴とするものである。
以下本考案の実施例を第5図及び第6図により
説明する。第5図に示すようにパイプ状のケース
49内にボール47を収納すると共に、ストツパ
ーピン48を取付け、かつケース49のベンチユ
リー42側端面に端部に逃げ部51aを有する楕
円形の水流制御孔51(第6図A参照)または切
り欠き52aを設けた水流制御孔52(第6図B
参照)を有する制御板50を取付けて構成したも
のである。その他の構成においては従来例と同一
であるから説明を省略する。なおこの場合、水流
制御孔51の端部の逃げ部51aおよび水流制御
孔52の切り欠き52aは前記ケース44に設け
たバイパス孔46と同様な役目をする。更に従来
例の如く水流制御孔45とバイパス孔46を設け
るよりも楕円穴とする方が加工し易く原価的にも
安価となる効果を有するものである。
説明する。第5図に示すようにパイプ状のケース
49内にボール47を収納すると共に、ストツパ
ーピン48を取付け、かつケース49のベンチユ
リー42側端面に端部に逃げ部51aを有する楕
円形の水流制御孔51(第6図A参照)または切
り欠き52aを設けた水流制御孔52(第6図B
参照)を有する制御板50を取付けて構成したも
のである。その他の構成においては従来例と同一
であるから説明を省略する。なおこの場合、水流
制御孔51の端部の逃げ部51aおよび水流制御
孔52の切り欠き52aは前記ケース44に設け
たバイパス孔46と同様な役目をする。更に従来
例の如く水流制御孔45とバイパス孔46を設け
るよりも楕円穴とする方が加工し易く原価的にも
安価となる効果を有するものである。
以上説明したように、本考案によればウオータ
ハンマおよび高水圧時に蛇口を急速に開操作して
も、調圧弁から金属音を発生しないので、熱交換
器から共鳴音(金属音)が発生するのを防止する
ことができるばかりでなく、調圧弁の寿命を延長
させることができるものである。
ハンマおよび高水圧時に蛇口を急速に開操作して
も、調圧弁から金属音を発生しないので、熱交換
器から共鳴音(金属音)が発生するのを防止する
ことができるばかりでなく、調圧弁の寿命を延長
させることができるものである。
第1図は先止式瞬間湯沸器の原理を示す図、第
2図は先止式瞬間湯沸器に使用される従来の水圧
自動調整器の断面図、第3図は同水圧自動調整器
の改良例を示す要部断面図、第4図は同改良例に
おけるケースの断面図、第5図は本考案の実施例
を示す水圧自動調整器の要部断面図、第6図A,
Bは第5図に示すケースの制御板を示す正面図で
ある。 32…低圧室、42…ベンチユリー、43…導
通路、47…ボール、49…ケース、50…制御
板、51,52…水流制御孔、51a…逃げ部、
52a…切り欠き。
2図は先止式瞬間湯沸器に使用される従来の水圧
自動調整器の断面図、第3図は同水圧自動調整器
の改良例を示す要部断面図、第4図は同改良例に
おけるケースの断面図、第5図は本考案の実施例
を示す水圧自動調整器の要部断面図、第6図A,
Bは第5図に示すケースの制御板を示す正面図で
ある。 32…低圧室、42…ベンチユリー、43…導
通路、47…ボール、49…ケース、50…制御
板、51,52…水流制御孔、51a…逃げ部、
52a…切り欠き。
Claims (1)
- 給水路に設けた流量調整弁とガス供給路に設け
たガス弁を、前記給水路に付設したダイヤフラム
室内のダイヤフラムに連動させ、かつ前記ダイヤ
フラム室内の低圧室を給水路に設けたベンチユリ
ーに導通路を介して連通してなる先止式瞬間湯沸
器の水圧自動調整器において、前記導通路にボー
ルを内蔵するケースを設け、このケースのベンチ
ユリー側端面に端部に逃げ部を有する楕円状の水
流制御孔あるいは切り欠きを有する水流制御孔を
設けてなる制御板を配設したことを特徴とする先
止式瞬間湯沸器の水圧自動調整器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2461179U JPS626368Y2 (ja) | 1979-02-27 | 1979-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2461179U JPS626368Y2 (ja) | 1979-02-27 | 1979-02-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55124668U JPS55124668U (ja) | 1980-09-04 |
JPS626368Y2 true JPS626368Y2 (ja) | 1987-02-13 |
Family
ID=28863422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2461179U Expired JPS626368Y2 (ja) | 1979-02-27 | 1979-02-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS626368Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-27 JP JP2461179U patent/JPS626368Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55124668U (ja) | 1980-09-04 |
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