JPS6263682A - アルミニウム製パイプの外面処理における密閉栓の脱落防止方法 - Google Patents

アルミニウム製パイプの外面処理における密閉栓の脱落防止方法

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JPS6263682A
JPS6263682A JP20297885A JP20297885A JPS6263682A JP S6263682 A JPS6263682 A JP S6263682A JP 20297885 A JP20297885 A JP 20297885A JP 20297885 A JP20297885 A JP 20297885A JP S6263682 A JPS6263682 A JP S6263682A
Authority
JP
Japan
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pipe
liquid
aluminum
plugs
internal pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP20297885A
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English (en)
Inventor
Otonobu Sukimoto
鋤本 己信
Masaaki Oide
雅章 大出
Akira Sakayori
酒寄 昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Showa Aluminum Corp filed Critical Showa Aluminum Corp
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Publication of JPS6263682A publication Critical patent/JPS6263682A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、アルミニウム製パイプの外面処理における
密閉栓の脱落防止方法に関するものである。
この明m書において、アルミニウムとは、アルミニウム
およびアルミニウム合金を含むものとする。
従来の技術 一般に、産業用ロボット、車両、その他の産業機械にお
いて使用されるエアシリンダもしくは油圧シリンダ等の
シリンダチューブを構成するアルミニウム製パイプは、
外面に普通硬さの酸化皮膜が設けられ、内面に耐摩耗性
を有する硬質皮膜が設けられていて、ピストンの往復運
動に耐え得るようになされている。このようなシリンダ
用パイプを製造する場合、外面のみの表面処理をするさ
いに、前処理としての苛性エツチング液がパイプ内の内
面に付着すると、内面が侵食されるという問題があった
。パイプの内面は、パイプをマンドレルによって引き扱
き加工したさい、表面粗さRIlax−2〜3IJIl
lまで平滑化されており、しかもシリンダ用パイプとし
て使用する場合は充分な平滑性を必要とするため、上記
のように苛性エツチング液の付着によって内面が侵食さ
れると、パイプの商品価値が著しく減するという問題が
あった。
このような問題を除去するために、従来は、パイプの外
面処理のさい、パイプの両端を密閉シートで被覆して塞
ぐことが行なわれたが、これでは電解中にシートが破れ
たり、シートとパイプの隙間から苛性1ツチング液が滲
み込んだりし、あるいはまた高温の脱脂液や苛性Jツヂ
ング液等の処理液へパイプを浸漬したさい内圧の上昇に
よってシー1−が外れたりして、パイプの内部に処理液
が侵入するのを防止することができなかった。
また従来、パイプの両端にゴムまたはコルクよりなる密
閉栓を取り付けて、パイプを閉塞することも行なわれた
が、パイプを高温処理液に浸漬するさい内圧の1昇によ
り密閉栓がパイプより押し出されて脱落してしまい、や
はり処理液の侵入を防止することができず、パイプの内
面を保護することができないという問題があった。
発明の目的 この発明の目的は、上記の従来の問題を解決し、アルミ
ニウム製パイプの外面処理をおこなうさいにパイプの両
端に取り付けた密閉栓の脱落を防止することができて、
パイプの内面を確実に保護することができる方法を提供
しようとするものである。
発明の構成 この発明は、上記の目的を達成するために、両端が密閉
栓で閉塞せられたアルミニウム製パイプの内部に、アル
ミニウムに対して不活性な液体を導入するか、またはパ
イプ内部の空気を一部除去して負圧状態とし、パイプ両
端の密閉栓のうち少なくとも−・方に、パイプと連通し
かつ膨脹収縮自在な流体収容部を有する内圧調節機構を
取り付けて、パイプの外表面処理のさい加熱されて膨脹
したパイプ内の液体または空気の一部を流体収容部内に
逃すことを特徴とする、アルミニウム製パイプの外面処
理にお【ノる密閉栓の脱落防止方法を要旨としている。
実  施  例 つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この発明の第1実施例を示す第1図において、この発明
の方法は、左右両端がゴムまたはコルクなどよりなる密
閉栓(2N2)で閉塞せられたアルミニウム製パイプ(
1)の内部に、アルミニウムに対して水等の不活性な液
体(L)を導入し、パイプ(1)の右端の密閉栓(2)
に、パイプ(1)と連通しかつ膨脹収縮自在な流体収容
部(5)を有する内圧調節機構(3)を取り付GJで、
パイプ(1)の外表面処理のさい加熱されて膨脹したパ
イプ内の液体または空気の一部を流体収容部(5)内に
逃すことよりなるものである。
内圧調節機構(3)は、具体的には、密閉栓(2)に貫
通状に差し込まれたガラスまたは硬質合成樹脂等よりな
る硬質管(4)と、これの外端部に嵌被せ状に接続され
たゴムあるいは軟質合成樹脂等よりなる軟質チューブ(
5)と、軟質チューブ(5)の中間所要部にチューブ(
5)を塞ぐように取り付けられたピンチ(6)とによっ
て構成されている。
上記において、水等の液体(シ)は、空気よりも膨脹係
数が小さいので、パイプ(1)内にこのような液体(L
)を充填してパイプ(1)の外面処理を行なうと、パイ
プ(1)が高温の処理液中に浸漬されても、パイプ(1
)内の流体の体積変化が小さく、また仮に液体(L)が
B脹して硬質管(4)よりパイプ(1)外側の軟質チュ
ーブ(5)内に流出することがあっても、第1図に2点
鎖線で示すように、軟質チューブ(5)が膨脹すること
により、圧力を吸収することができ、このためパイプ(
1)の内圧が所定の圧力以上に上昇するのを防止するこ
とができて、パイプ(1)両端の密閉栓(2)(2)の
脱落が有効に阻止され、ひいてはパイプ(1)の内面の
保護を確実に果すことができるものである。
なお、上記実施例においては、例えピンチ(7)が外れ
た場合にも、パイプ(1)の内部には水等の液体(L)
が充填されているので、パイプ(1)内に処理液が侵入
するのを防止することができる。
第2図は、この発明の第2実施例を示すものである。こ
こで、上記第1実施例の場合と異なる点は、両端が密閉
栓(2)(2)で閉塞せられたパイプ(1)内部の空気
を一部除去してパイプ(1)内を負圧状態とする点にあ
る。
このようにすれば、パイプ(1)の外面処理のさい、パ
イプ(1)が高温の処理液によって加熱されても、パイ
プ(1)内の空気の膨脹が非常に少なく、また例え膨脹
した空気の一部が硬質管(4)より軟質チューブ(5)
内に流出しても、上記第1実施例の場合と同様の作用に
より、パイプ(1)両端の密閉栓(2)(2)が外れる
ようなことはない。 この第2実施例のその他の点は、
上記第1実施例の場合と同様であり、図面において同一
のものには同一の符号を付した。
なお、上記実施例においては、内圧調節機構(3)がパ
イプ(1)−daの密閉栓(2)に設けられているが、
これはパイプ(1)両端の密閉栓(2)(2)に設けら
れていても勿論よい。また内圧調節機構(3)の構成は
図示のものに限らず、要するに、パイプ(1)の外表面
処理のさい加熱されて膨脹したパイプ(1)内の液体ま
たは空気の一部を膨脹収縮自在な流体収容部(5)内に
逃すことができるようなものであれば、その他の構成の
ものであってもよい。
発明の効果 この発明のアルミニウム製パイプの外面処理における密
閉栓の脱落防止方法は、上述のように、両端が密閉栓(
2H2)で閉塞せられたアルミニウム製パイプ(1)の
内部に、アルミニウムに対して不活性な液体(L)を導
入するか、またはパイプ(1)内部の空気を一部除去し
て負圧状態とし、パイプ(1)両端の密閉栓(2)(2
)のうち少なくとも一方に、パイプ(1)と連通しかつ
膨脹収縮自在な流体収容部(5)を有する内圧調節機構
(3)を取り付けて、パイプ(1)の外面処理のさい加
熱されて膨脹したパイプ内の液体または空気の一部を流
体収容部(5)内に逃すことを特徴とするもので、アル
ミニウム製パイプ(1)の外表面処理をおこなうさいに
パイプ(1)の両端に取り付けた密閉栓(2)(2)の
脱落を防止することができて、パイプ(1)の内面を確
実に保護することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の2つの実施例を示すもので、第1図は
第1実施例の部分切欠き正面図、第2図は第2実施例の
部分切欠き正面図である。 (1)・・・アルミニウム製パイプ、(2)・・・密閉
栓、(3)・・・内圧調節機構、(4)・・・硬質管、
(5)・・・軟質チューブ(流体収容部)、(6)・・
・ピンチ、(L)・・・液体。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 両端が密閉栓(2)(2)で閉塞せられたアルミニウム
    製パイプ(1)の内部に、アルミニウムに対して不活性
    な液体(L)を導入するか、またはパイプ(1)内部の
    空気を一部除去して負圧状態とし、パイプ(1)両端の
    密閉栓(2)(2)のうち少なくとも一方に、パイプ(
    1)と連通しかつ膨脹収縮自在な流体収容部(5)を有
    する内圧調節機構(3)を取り付けて、パイプ(1)の
    外表面処理のさい加熱されて膨脹したパイプ内の液体ま
    たは空気の一部を流体収容部(5)内に逃すことを特徴
    とする、アルミニウム製パイプの外面処理における密閉
    栓の脱落防止方法。
JP20297885A 1985-05-10 1985-09-12 アルミニウム製パイプの外面処理における密閉栓の脱落防止方法 Pending JPS6263682A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20297885A JPS6263682A (ja) 1985-09-12 1985-09-12 アルミニウム製パイプの外面処理における密閉栓の脱落防止方法
US08/128,705 US5431802A (en) 1985-05-10 1993-09-30 Cylinder tube and process for producing same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20297885A JPS6263682A (ja) 1985-09-12 1985-09-12 アルミニウム製パイプの外面処理における密閉栓の脱落防止方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6263682A true JPS6263682A (ja) 1987-03-20

Family

ID=16466300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20297885A Pending JPS6263682A (ja) 1985-05-10 1985-09-12 アルミニウム製パイプの外面処理における密閉栓の脱落防止方法

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JP (1) JPS6263682A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7111773B1 (en) 2001-09-07 2006-09-26 Sun Coast Merchandise Corporation Damped, mechanically driven lid for a handheld device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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