JPS6263212A

JPS6263212A - 自動調節式微少増分装置

Info

Publication number: JPS6263212A
Application number: JP16292386A
Authority: JP
Inventors: アーサー　エル　スピース
Original assignee: Teleflex Inc
Current assignee: Teleflex Inc
Priority date: 1985-09-13
Filing date: 1986-07-10
Publication date: 1987-03-19
Also published as: CA1272427A; DE3663177D1; JPH0353492B2; EP0221627B1; EP0221627A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の分野本発明は、運動を、可撓性導管によって移動可能に支持
された可撓性運動伝達コア要素によって湾曲した通路内
で伝達するような型式の運動伝達遠隔操作組み立て体に
関する。

このような遠隔操作組み立て体は、通常は、導管の各端
に隣接して、導管を支持構造体に取り付けるための装置
を有し、コア要素は導管の各端から延びている。一度組
み立て体を取り付けると、導管から延びているコア要素
の一端の位置を変えるために導管の長さを調節すること
がしばしば望ましい。このような状況の一例は、遠隔操
作組み立て体が自動車の加速ペダルとスロットル・バル
ブとを相互に連結するのに用いられる場合である。

この場合、組み立て体は通常は、加速ペダルに隣接して
、自動車の車体に導管を取付け、一方導管から延びてい
るコア要素の端部を加速ペダルに取付けることによって
設置される。導管の反対側の端は、気化器に隣接して支
持構造体に取り付けられるので、コア要素の他端即ち反
対側の端は、スロットル・バルブの操作レバーに取り付
けられる。

しかしながら、しくｆしば気化器に隣接したコア要素の
端部はスロットル・バルブの操作レバーとの取り付けに
必要な指導管から延びない。このような取り付は中、加
速ペダルはスロットル・バルブの操作レバーと同様静止
あるいはアイドル状態にあり、もしスロットル・バルブ
の操作レバーに隣接するコア要素の端部が正確に位置決
めされないならば、スロットル・バルブの操作レバーを
コア要素の取り付けのために移動させなければならない
ので、その結果として加速ペダルはアイドル状態にある
がスロットル・バルブの操作レバーはアイドル状態には
ないということになる。導管から延びているコア要素の
端部の位置、即ちコア要素が導管から延びている距離は
、導管が延びている通路の長さを変えることによって変
化しうる。

先行技術の説明先行技術において知られている組み立て体では、取り付
は作業の間、コア要素が導管の端部から延びている距離
を変えるために導管の長さの調節が行なわれる。このよ
うな組み立て体のある型式は支持構造体に取り付けろる
ようになった支持部材と、支持部材によって長手方向に
移動可能に支持されかつ導管の端部に連結された滑動部
材とを有し、それによって滑動部材が支持部材に対して
移動すると、導管は長さが効果的に変化する。支持部材
は、係止部材あるいはラッチ部材を移動可能に支持し、
そして係止部材あるいはラッチ部材は滑動部材に係合し
て、支持部材に対する滑動部材の調節の長手方向の移動
を制御する。導管の長さを自動調節するために、滑動部
材はラッチ部材に対してラチェットで動き、それによっ
て一度組み立て体が取り付けられると、前述の状況のよ
うに、加速ペダルはコア要素を引張り状態にするスロッ
トル全開位置まで押され、導管に長手方向の力が発生し
、それによって滑動部材は適当な副筒位置まで支持部材
に対してラチェットで動く。滑動部材の調節の増分はラ
チェット装置の大きさの関数であり、即ち、ラチェット
装置の歯の大きさや長手方向の長さで支配される。現在
、滑動部材の移動の増分が大きすぎるために問題が時々
生じている。しかしながらラチェット装置や歯の大きさ
を小さくするとそれに対応して係止歯の強度が減少する
。

本発明は係止歯の大きさや強度を減じないでこの問題を
解決するものである。

発明の概要本発明は、可撓性導管の内部で移動可能に支持された運
動伝達コア要素によって湾曲した通路に沿って力を伝達
し、コア要素の端部が導管の端部から延びている型式の
運動伝達遠隔操作組み立て体に関する。この組み立て体
は、導管を支持するための支持部材と、導管と係合し、
支持部材に対して導管の長手方向の移動を制御するため
の係止装置とを有する。導管は、この導管に沿って長手
方向に等距離間隔をへだてた複数個の係止歯を有してい
る。組み立て体は、係止装置が支持部材によって支持さ
れ、歯と相互作用して隣り合う歯の間の距離よりも小さ
い増分で長手方向に移動しないように導管を係止するこ
とを特徴とする。

先行技術の報告コア要素の移動時に導管の長さの自動調節を達成する総
括的な概念を示したものとして、ｌｌｌｉｌｌｉａｍＧ
、　Ｂｅｎｎｅｊｔ等の名で１９７２年５月１６日に許
可された米国特許３６６２６１７号と、Ｗｉｌｌｉａｍ
　Ｇ。

Ｂｅｎｎｅｔｔの名で１９７３年１月１６日に許可され
た米国特許３７１０６４５号があり、双方とも本発明の
譲渡人に譲渡されている。

この概念のより明確な例としては、Ｉｌｌｉｌｌｉａｍ
　Ｇ。

Ｂｅｎｎｅｔｔ　の名で１９８２年５月２５日に許可さ
れた米国特許４３３１（１４１号があり、本発明の譲渡
人に譲渡されている。

後者の特許は、湾曲した通路に沿って運動伝達コア要素
によって力を伝達するたｔの運動伝達遠隔操作組み立て
体のシステムを開示しており、これは支持部材を有し、
支持部材は、導管と係合し、この支持部材に対して導管
の長手方向の移動を制御するための単一の係止装置を有
している。係止装置は、単一のラッチ部材から成り、ラ
ッチ部材は、その開口部にある歯を介して滑動部材のラ
チェツト歯とかみ合う。ラッチ部材はスプリングによっ
て付勢されて滑動部材とかみ合い、スプリングはラッチ
部材を滑動部材とかみ合い状態に保持して、導管が適当
な長さに調節されているときに、導管の長さの変化を防
ぐ。

上記の先行組み立て体の全ては非常に満足すべきもので
あり、大抵の環境によく適合することが立証されている
。しかしながら、係止装置の強度を犠牲にしないで滑動
部材の最小増分の調節を可能にする遠隔操作組み立て体
が必要とされている。

好ましい実施例の説明本発明に従って構成された運動伝達用遠隔操作組み立て
体を全体的にＩＯで示す。

組み立て体１０は、可撓性導管１２を含む。

導管１２は、有機重合体物質で作られた内側管状部材の
まわりに複数本の長いより線を螺旋状に配置し、有機重
合体物質のケーシングを長いより線及び内側管状部材の
まわりに配置した周知の型式のものであるのが好ましい
。

ｚ取付具１４が、導管１２の一端に取り付けられ、その取
付具には、導管を自動車の車体のような支持構造体に取
り付けるために穴をもつフランジがついている。可撓性
運動伝達コア要素１６が導管１２によって移動可能に支
持され、コア要素の端部は導管の端部から延びている。

運動伝達コア要素１６は、図示のように、ワイヤ部材で
あるが、ケーブル状に互に螺旋状にねじられた金属スト
ランドから成っていてもよい。連結部材又は終端部材１
８が、コア要素の端部に配置され、コア要素を操作部材
に取り付けるのに用いられる。スラグ２０が、終端部材
１８をコア要素上に保持する。コア要素１６の反対側の
端は、１８で示すものと同様な終端部材を有するのがよ
い。終端部材１８はコア要素１６に沿って滑動でき、操
作部材から延びているピンの頭等を受は入れるためのポ
ケットを有する。

組み立て体はまた、第１図に仮想線で示した支持ブラケ
ット２４のような支持構造体に取り付けうるようになっ
た支持部材２２を包含する。支持部材２２は、スナップ
嵌め装置２６によって支持構造体に取り付けうるように
なっている。スナップ嵌め装置２６は支持ブラケット２
４のような支持部材の開口部を通して挿入され、支持ブ
ラケット２４に取り付けられた支持部材２２を保持する
。

スナップ嵌め装置２６に隣接して、支持部材２２の一部
を形成するフランジ２８がある。スナップ嵌め装置２６
は１９６９年２月１８日にＡｕｇｕｓｔＥ、　Ｔｓｃｈ
ａｎｚに対して付与され、本発明の譲渡人に譲渡されて
いる米国特許第３４２７８９４号の要旨を形成する型式
のものであるのが良い。支持部材２２は、これを貫通す
る通路３０を有する。肩７２が、支持部材２２から通路
３０の中へ突出し、そして通路３０の長手方向軸線と平
行に延びている。導管１２は通路３０で移動可能に支持
された滑動部材３２を有する。滑動部材３２は、導管１
２のプラスチック外部のまわりに成形された硬い有機重
合物質のものであるのが好ましい。滑動部材３２は、そ
の両側に滑動部材３２の長手方向軸線と平行に延びてい
る肩６６を有する。滑動部材３２の頂部分の中央に配置
されている溝６８が、滑動部材３２の長手方向軸線と平
行に延び、支持部材２２から通路３０の中へ下方に延び
ている案内装置７０がこの溝６８に係合する。肩６６及
び溝６８とタブである案内装置７０は遠隔操作組み立て
体の安定性を増大させる。回るダスト・カバーおよび又
はコア・ワイパー３４が滑動部材３２の端部で回りソケ
ットを介して支持される。

支持部材２２はまた一対の案内路３６と３８を有し、こ
れらの案内路は通路３０に対して横方向に支持部材２２
を通して延びている。組み立て体はまた、交互に相互作
用する係止装置を有し、そしてこの係止装置は導管の滑
動部材３２と交互に係合して支持部材２２に対する導管
の長手方向の移動を交互に制御する一対のラッチ部材４
０と４２を有する。より明確にいうと、一方のラッチ部
材を滑動部材３２と係合させるときは、他方のラッチ部
材ははずされる。

更に、いずれかのラッチ部材４０又は４２を滑動部材３
２と係合させるときは、滑動部材３２の肩６６は支持部
材２２から通路３０の中へ延びている肩７２に接触し、
組み立て体に対して一層の支持と安定性を与える。

ラッチ部材４０．４２は、案内路３６．３８で夫々移動
自在に支持され、そして夫々開口部４４．４６を有し、
滑動部材３２はラッチ部材４０．４２の下部の開口部４
４．４６を夫々通し゛て延びる。ラッチ部材４０．４２
は、上端部に夫々位置決めされた上部開口部４８．５０
を有する。矩形のキャップ部材５２が、リップ７４と７
６を有し、リップ７４と７６はキャップ部材５２の各々
の側からキャップ部材５２の長手方向軸線に沿って水平
方向外方に延びている。キャップ部材５２は、支持部材
２２の保護壁５４の内部に配置され、付勢装置５６によ
って上方向に押されている。リップ７４．７６は、ラッ
チ部材４０．４２の開口部４８．５０を通して夫々延び
、ラッチ位置決め装置８０を有し、このラッチ位置決め
装置は、各リップ７４．７６の下面から下方に突出して
いるタブであり、ラッチ部材４０．４２のノツチ８４と
夫々かみ合う。

第５図に示し、ラッチ部材４２のノツチ８４とかみ合っ
ているリップ７６のランチ位置決め装置８０はリップ７
４にもありラッチ部材４０のノ・ノチ８４とかみ合うが
、ラッチ位置決め装置８０とノツチ８４はともに、第５
図の中心線の反対側に位置する。即ち、リップ７４のラ
ッチ位置決め装置とラッチ部材４０のノツチは第５図に
示すようにリップ７６とラッチ部材４２に関して非対称
であり、逆である。

キャップ部材５２はまた案内装置８６と８８を有し、こ
れらの案内装置は大きさが等しくない突出部であり、矩
形のキャップ部材５２の短い方の側の両側から水平方向
外方に延びている。案内装置８６は、保護壁５４にある
スロット９０とかみ合い、案内装置８８は保護壁５４に
、スロット９０と対向して配置されているノツチ９２と
かみ合う。前述の案内装置は、本発明の組み立てを助け
るのみでなく、使用に際しての安定性を与えるのに役立
つ。付勢装置はコイル・スプリング５６からなり、コイ
ル・スプリング５６は支持部材２２とキャップ部材５２
との間で作用してキャップ部材５２を押してラッチ部材
４０．４２と係合させ、ラッチ部材は、滑動部材の位置
に応じて導管の滑動部材３２に交互に係合する。キャッ
プ部材５２は、ラッチ部材４０と４２のいずれか一方を
独立にはずし、他方をかみ合ったままにするように付勢
装置５６に関して回動させることができる。又、付勢装
置５６により、所定の力に応じて、ラッチ部材４０．４
２を移動させて滑動部材３２との係合をはずすことがで
きる。スプリング５６の下端は支持部材２２の空所の内
部に配置され、一方上端はキャップ部材５２の下面に係
合する。

相互作用するラチェット装置は、滑動部材３２の複数個
の係止歯５８と、ラッチ部材４０と４２の開口部４４．
４６の下縁によって夫々構成された単一の歯６０．６２
とから成り、コア要素を通して導管に加えられる所定の
長手方向の力に応じて、このラチェット装置により、導
管２２を支持部材２２に対して長手方向に自動的に移動
させ、それによってコア要素が導管から延びている距離
を調節することができる。

前述のように、引張がコア要素１６に発生している状態
では、そのとき曲りくねった通路の導管には力が加えら
れて導管は支持点間の長さが短縮し、そのような状態で
は、滑動部材３２は、調節位置へ前方にラチェットで動
く。滑動部材３２に交互に係合する複数のラッチ部材を
利用することにより、滑動部材３２の調節運動の増分が
より小さくもっと正確になるとともに相互作用するラチ
ェット装置の係止強度を維持する。更に、勿論、ラッチ
部材４０．４２を手動でスプリング５６に抗して押して
、導管１２の効果的な長さを手動副筒してもよい。特に
、滑動部材の歯５８とラッチ部材４０．４２の各々の単
一の歯６０．６２はラチェット作用の形体を有している
から、ラッチ部材のいずれか一つ４０又は４２を係合さ
せながら、滑動部材３２を支持部材２２に対して第３図
に示したように、左の一方向に移動させることができる
が、いずれかのラッチ部材を係合させながら、１　υ 反対方向へのこの運動を阻止し、それによって導管の効
果的な長さの自動ラチェット調節を行う。

組み立て体はまた、感温装置を有し、この感温装置はス
プリング５６と平行して支持部材２２とキャップ部材５
２０間で作用する細長いスラグ６４から成り、この細長
いスラグ６４は所定の温度範囲内では所定の力に応答し
てラッチ部材４０．４２を移動させ、所定の温度範囲外
の温度ではラッチ部材４０．４２を移動させるのには所
定の力量上の力を必要とする。キャップ部材５２は、キ
ャップ部材５２からスラグ６４の中へ延びているピン５
３を介してスラグ６４と相互作用する。スプリング５６
とスラグ６４は、支持部材２２のカップ６５の内部に配
置されかつカップ６５で支持される。スラグ６４の作用
は、１９８２年５月２５日にＷｉｌｌｉａｍ　Ｇ、　Ｂ
ｅｎｎｅｔｔに対して付与され、本発明の譲渡人に譲渡
された米国特許第４３３１（１４１号の要旨を形成する
型式のものであるのが良い。特に、スラグ６４は、通常
の周囲温度範囲ではラッチ部材４０．４２の通常の操作
を許容す　１Ｊるが、温度が通常の周囲温度以下になったときにはラッ
チ部材の動きに対して大きな抵抗を与える。

−例として、スラグ６４は、自動車工場での組み立ての
間は、スプリング５６と相互作用してラッチ部材４０と
４２に影響を与えないで、導管の望ましい調節長さを得
る。

しかしながら、自動車が低温を受けてコア要素１６によ
って伝達されるのに必要な力が増大するならば、スラグ
はラッチ部材４０と４２を移動させるのにより大きな力
を必要とするようにもっと抵抗し、それによって導管の
長さが自動的にあるいは不注意な調節によって望ましく
ない位置に移動するのを防止する。

スラグは温度低下につれて硬度が増す通常は弾力性のあ
る有機重合体物質で作られている。認識されるように、
スプリング５６とスラグ６４はラッチ部材４０．４２の
かみ合わせの解除運動の際に圧縮状態におかれる。

成る好ましい実施例では、スラグ６４は６０と９０の間
にデュロメータを有するポリアクリルで作られた。

コア要素１６とラッチ部材４０．４２とスプリング５６
を除いて、部品は全て有機重合体物質あるいはプラスチ
ック材料で作られるのが好ましい。

本発明を例示の方法で説明したが、使用した用語は限定
的用語ではなく説明的用語のものであることを理解すべ
きである。

明らかに、本発明の多くの修正や変更が上記の教示に照
らして可能である。それ故、添付の特許請求の範囲（参
照数字は単に便宜的なものにすぎず、何らの制限を課す
るものではない）の範囲内で、本発明を特に説明した以
外の仕方で実施することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の好ましい実施例の側面図、第２図は
第１図の線２−２における拡大平面図、第３図は第２図
の線３−３における断面図、第４図は第３図の線４−４
における断面図、第５図は第３図の線５−５における断
面図である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）運動伝達コア要素によって湾曲した通路に沿って
力を伝達する型式の運動伝達遠隔操作組み立て体であっ
て、両端部を有する可撓性導管１２と、前記導管１２に
よって移動可能に支持された可撓性運動伝達コア要素１
６と、前記導管１２を支持するための支持部材２２と、
前記導管１２と係合し支持部材２２に対して長手方向の
移動を制御するための係止装置４０、４２とを有し、前
記導管１２が支持部材に沿って長手方向に等距離間隔を
へだてた複数個の係止歯５８を有している上記組み立て
体において、前記係止装置４０、４２が前記支持部材２
２によって支持され、かつ前記導管１２を、隣接する係
止歯５８の間の距離よりも小さい増分で長手方向に移動
しないように係止するために前記係止歯５８と相互作用
することを特徴とする運動伝達遠隔操作組み立て体。
（２）前記係止装置は、隣り合う係止歯５８の間の前記
距離よりも小さな調節増分を可能とするため、前記係止
歯５８に独立にかみ合うための複数のラッチ部材４０、
４２を包含することを特徴とする特許請求の範囲第（１
）項記載の組み立て体。
（３）前記ラッチ部材４０、４２は、隣りあう係止歯５
８の間の距離の倍数でない距離はなれて前記支持部材２
２によって支持され、それによりラッチ部材４０、４２
の一方だけが任意の所定位置で前記歯５８とかみ合って
固定していることを特徴とする特許請求の範囲第（２）
項記載の組み立て体。
（４）前記導管１２は、その頂部分の中央に配置され、
前記導管の長手方向軸線と平行に延びた導管配向装置６
８を有し、案内装置７０が前記支持構造体２２から下方
に延びて前記導管１２の前記導管配向装置６８に係合す
ることを特徴とする特許請求の範囲第（３）項記載の組
み立て体。
（５）前記係止装置は前記ラッチ部材４０、４２を付勢
して歯５８にかみ合わせるための付勢装置５６を包含す
ることを特徴とする特許請求の範囲第（３）項記載の組
み立て体。
（６）前記導管１２上の前記導管配向装置は溝６８であ
り、前記導管上の前記案内装置はひとつのタブ７０であ
る特許請求の範囲第（５）項記載の組み立て体。
（７）前記係止歯５８とラッチ部材４０、４２は、前記
コア要素１６を通して前記導管１２に加えられる所定の
長手方向の力に応じて、前記導管１２を前記支持部材２
２に対して一方向に長手方向に自動的に移動させる相互
作用ラチェット面を有することを特徴とする特許請求の
範囲第（５）項記載の組み立て体。
（８）前記ラッチ部材４０、４２は、両端に開口部４４
、４６、４８、５０を有する板であり、前記導管１２は
一端の開口部４４、４６を通して延び、キャップ部材５
２が他端の開口部４８、５０を通して延びる周辺リップ
７４、７６を有していることを特徴とする特許請求の範
囲第（５）項記載の組み立て体。
（９）前記リップ７４、７６は、前記ラッチ部材４０、
４２のノッチ８４とかみ合うためのラッチ配向装置８０
を包含することを特徴とする特許請求の範囲第（８）項
記載の組み立て体。
（１０）前記キャップ部材５２は、前記付勢装置５６に
よって付勢されて前記ラッチ部材４０、４２と係合し、
前記ラッチ部材４０、４２の一方が独立に外され、他方
がかみ合ったままであるように、前記付勢装置５６に対
して回動できることを特徴とする特許請求の範囲第（９
）項記載の組み立て体。
（１１）前記ラッチ配向装置は、各リップ７４、７６の
下面から下方に突出しているタブ８０である特許請求の
範囲第（１０）項記載の組み立て体。
（１２）前記支持部材２２は、これを貫通する通路３０
と、前記通路３０に対して交差方向に延びている複数の
案内路３６、３８と、前記案内路３６、３８で移動可能
に支持された前記ラッチ部材４０、４２とを包含する特
許請求の範囲第（１１）項記載の組み立て体。
（１３）前記キャップ部材５２は矩形であり、かつ安定
性を与えるための案内装置８６、８８を包含する特許請
求の範囲第（１２）項記載の組み立て体。
（１４）前記導管１２は、前記通路３０で滑動可能に支
持された滑動部材３２を有し、該滑動部材３２は前記複
数の係止歯５８を有することを特徴とする特許請求の範
囲第（１３）項記載の組み立て体。
（１５）前記案内装置は、前記支持構造体の一方の側に
あるスロット９０の中へ、また前記支持部材２２の他方
の側にあるノッチ９２の中へ延びている突出部８６、８
８である特許請求の範囲第（１４）項記載の組み立て体
。
（１６）前記滑動部材の前記係止歯５８と前記ラッチ部
材４０、４２の係止歯６２は、ラッチ部材４０、４２が
かみ合っている間前記支持部材２２に関して一方向に前
記滑動部材の移動を許容するとともに、反対方向にはか
かる移動を阻止するようなラチェット外形を有すること
を特徴とする特許請求の範囲第（１５）項記載の組み立
て体。
（１７）前記突出部８６、８８は異なった大きさであり
、前記矩形キャップ部材５８の短い方の側のどちらから
も外側に水平に延びている特許請求の範囲第（１６）項
記載の組み立て体。
（１８）前記付勢装置５６と平行に、前記支持部材２２
と前記ラッチ部材４０、４２との間で作用する感温装置
６４があり、この感温装置は所定の温度範囲で前記の所
定の力に応じて前記ラッチ部材４０、４２の移動を許し
、前記所定の温度範囲外では前記所定の力よりもより大
きな力を要することを特徴とする特許請求の範囲第（１
７）項記載の組み立て体。
（１９）前記付勢装置はコイル・スプリング５６からな
り、前記感温装置は細長いスラグ６４からなり、前記ス
プリング５６および、前記スラグ６４は前記キャップ部
材５２に係合し、かつ前記支持部材２２と前記キャップ
部材５６の間で作用する特許請求の範囲第（１８）項記
載の組み立て体。