JPS6262027B2 - - Google Patents

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JPS6262027B2
JPS6262027B2 JP55033533A JP3353380A JPS6262027B2 JP S6262027 B2 JPS6262027 B2 JP S6262027B2 JP 55033533 A JP55033533 A JP 55033533A JP 3353380 A JP3353380 A JP 3353380A JP S6262027 B2 JPS6262027 B2 JP S6262027B2
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JP
Japan
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flat cable
tops
pieces
conductors
conductor
Prior art date
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Application number
JP55033533A
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English (en)
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JPS56132778A (en
Inventor
Yoshiaki Ichimura
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP3353380A priority Critical patent/JPS56132778A/ja
Publication of JPS56132778A publication Critical patent/JPS56132778A/ja
Publication of JPS6262027B2 publication Critical patent/JPS6262027B2/ja
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はフラツトケーブルに封入されている
複数個の導体を各種の電気装置に接続される接続
用端子にそれぞれ接続するために配列固定するフ
ラツトケーブル端末処理具に関するものである。
フラツトケーブルに封入されている複数個の導
体を電気装置に接続される各接続用端子に接続す
るためには各種の処理方法が行われている。例え
ば第1図に示すものはU字形コンタクト11−1
〜11−nを使用する方法である。この場合には
フラツトケーブル12の被覆13内に封入されて
いる導体14−1〜14−nのピツチPに等しい
間隔でU字形コンタクト11−1〜11−nが配
列されたハウジング15が設けられる。このU字
形コンタクト11−1〜11−nはU字形の嵌合
部の両側のコンタクト片が鋭い刃状に形成されて
いる。ハウジング15をフラツトケーブル12の
長さ方向に対してそのU字形コンタクト11−1
〜11−nが直角に位置するように配置し、各U
字形コンタクト11−1〜11−nのU字形嵌合
部をフラツトケーブル12の各導体14−1〜1
4−nに対向させる。この状態でU字形コンタク
ト11−1〜11−nをフラツトケーブル12に
押し付けてその両側の刃状のコンタクト片で被覆
13を貫通し、封入されている各導体14−1〜
14−nが対応するU字形コンタクト11−1〜
11−nの嵌合部に押し込まれて位置するように
する。
ハウジング15には、図示していないが必要に
応じて他の電気装置への接続用端子が設けられ
る。この方法はフラツトケーブル12のハウジン
グ15への接合が容易に行われる利点を有する
が、フラツトケーブル12の導体14−1〜14
−nのピツチPが小さくなるとU字形コンタクト
11−1〜11−nの製作が困難となる。又ピツ
チPが或る程度小さくなるとU字形コンタクト1
1−1〜11−nの圧入に際して隣接する導体と
コンタクトとが誤接触する欠点がある。
第2図に示す方法では基板10に接続用パタン
16−1〜16−nが形成される。接続用パタン
16−1〜16−nの基板10内側方向に位置す
る各端部は一直線上にフラツトケーブル12の導
体14−1〜14−nのピツチに等しい間隔で配
列される。この端部に近く基板10に互に平行に
フラツトケーブル12の幅より僅かに大きい幅の
固定溝17,18が形成される。基板10の内側
方向での各端部が一直線上にフラツトケーブル1
2の導体14−1〜14−nのピツチに等しい間
隔で配列された接続用パタン16−1〜16−n
はそれぞれ基板10の一つの端縁まで延長配設さ
れる。この間に接続用パタン16−1〜16−n
はその相互の間隔が拡げられ、基板10の一つの
端縁においてはその間隔はXを正数としてXPと
される。
基板10の表面側から固定溝18に挿入され固
定溝17から再び基板10の表面側に取出された
フラツトケーブル12は固定溝17,18によつ
て浅くU字形に屈曲されて基板10に固定され
る。フラツトケーブル12の先端部分で被覆13
が取除かれて導体14−1〜14−nが露出さ
れ、それぞれの導体14−1〜14−nが対応す
る接続用パタン16−1〜16−nの端部に半田
付けや溶接の手段で接続される。この方法では基
板10の端縁においてその間隔を拡大された接続
用パタン16−1〜16−nの端部に他の電気装
置への接続用端子がそれぞれ接続される。この場
合には接続用パタン16−1〜16−nの相互の
間隔を拡大させるために電導路が長くなり基板1
0が大型化し、又導体14−1〜14−nと接続
用パタン16−1〜16−nとの接続に半田付け
や溶接などの手段が必要で端末処理に要する工数
が増大するという欠点がある。
この発明はこれらの従来の方式での難点を解決
し、簡単な操作でフラツトケーブルに封入されて
いる導体の間隔を結線用端子との接触部分におい
て広げて固定保持することにより、他の電気装置
の接続用端子へのフラツトケーブルの接続を容易
にするフラツトケーブル端末処理具を提供するも
のである。
この発明の端末処理具は両側に連続部を備え、
この連続部間にフラツトケーブルの導体のピツチ
の2倍の間隔を有し、その中央部近傍に頂部を有
する複数個の山形棧がこの連続部間を連結するよ
うに配設されて構成される2個の抑え片と、これ
ら2個の抑え片のそれぞれの頂部と封入された導
体とが一致するようにフラツトケーブルを配置し
2個の抑え片を接近させて各頂部を噛合させた時
に両頂部の裏側間に形成される貫通穴に挿通され
る固定軸とで構成される。この連続部の幅はフラ
ツトケーブルの切断面の幅にほぼ等しい幅以上に
設定され、山形棧間の溝幅は山形棧の幅よりも大
に形成される。
この発明の端末処理具でフラツトケーブルを挾
持するには2個の抑え片をそれぞれの山形棧の頂
部が対向する向きでそれぞれの頂部が互に相手山
形棧の溝に挿入されるように配置する。次いでフ
ラツトケーブルの被覆を剥いでフラツトケーブル
の各導体を露出させ、この露出された各導体を2
個の抑え片のそれぞれの頂部と一致させ2個の抑
え片を互に接近させてそれぞれの頂部を噛合させ
る。この噛合によつて2個の抑え片の各頂部の裏
側に形成される貫通穴に固定軸を挿通すると2個
の抑え片にフラツトケーブルが挾持されて固定さ
れる。
さらにこの発明の他の形態のものにおいては両
連続部に接触子が少なくともその一端で取付けら
れている。フラツトケーブルの挾持固定時におい
て2個の抑え片を互に接近させてそれぞれの頂部
を噛合させ貫通穴に固定軸を挿通すると、各連続
部に取付けられた接触子はそれぞれ対向する相手
側山形棧上に配設される導体と電気的に接触する
ような構成とされる。
以下この発明のフラツトケーブル端末処理具を
その実施例に基ずき図面を使用して詳細に説明す
る。
第3図、第4図はこの発明のフラツトケーブル
端末処理具の実施例の構成を示す図で、フラツト
ケーブルの横断面幅に等しい幅以上の幅を有する
二つの連続部間にフラツトケーブルの導体のピツ
チの2倍の間隔を有し、その中央部近傍に頂部を
有する複数個の山形棧が連結されて構成される2
個の抑え片が設けられる。
即ちフラツトケーブル12の横断面幅dに等し
い幅以上の幅Dを有するほぼ長方体状の連続部1
9−1,19−2間にフラツトケーブルの導体1
4−1〜14−nのピツチPの2倍の間隔lを有
しその中央部近傍に頂部20−11,20−12
……20−1nを有する山形棧21−11〜21
−1nが一体的に連結形成される。この連続部1
9−1,19−2及び山形棧21−11〜21−
1nで形成される抑え片Aは絶縁材、例えば可撓
性合成樹脂材を使用し例えばモールド加工の手段
によつて形成される。この山形棧21−11〜2
1−1n間の相互の溝幅Sは山形棧21−11〜
21−1nの幅l−sよりも大に設定される。又
連続部19−1,19−2には山形棧21−11
〜21−1nの突出方向側の面にその長手方向に
平行に突条22−1,22−2が形成される。こ
の発明においては同一形状の抑え片がA,Bと2
個設けられる。
両抑え片A,Bの頂部によつてフラツトケーブ
ル12の各導体を保持することによりフラツトケ
ーブル12を挾持固定する固定軸23が設けられ
る。即ちフラツトケーブル12の端部においてそ
の被覆13を除去しフラツトケーブル12に封入
されている導体14−1〜14−nを露出させ
る。この露出された導体14−1〜14−nを挾
むようにして2個の抑え片A,Bをそれぞれの山
形棧21−11〜21−1n及び21−21〜2
1−2nの頂部20−11〜20−1n及び20
−21〜20−2nが対向するように互に配設す
る。抑え片A及びBを相互に近付けてそれぞれの
頂部20−11〜20−1n及び20−21〜2
0−2nが互に相手山形棧21−21〜21−2
n及び21−11〜21−1n間の溝に挿入され
るように配置する。
この時フラツトケーブル12の各導体14−1
〜14−nが2個の抑え片A,Bのそれぞれの頂
部20−11〜20−1n及び20−21〜20
−2nに一致するように設定する。即ち実施例に
おいては導体14−1,14−3……14−(n
−1)が抑え片Aの頂部20−11,20−12
〜20−1nにそれぞれ一致して配設され導体1
4−2,14−4……14−nが抑え片Bの頂部
20−21,20−22〜20−2nにそれぞれ
一致して配設されている。この場合各頂部20−
11〜20−1n及び20−21〜20−2nの
先端に導体14−1〜14−nを保持するために
第5図Cに示すように保持溝24−11〜24−
1n及び24−21〜24−2nを形成しておく
と導線が安定に保持される。
この状態でそれぞれの頂部20−11〜20−
1n及び20−21〜20−2nを相手山形棧2
1−21〜21−2n及び21−11〜21−1
n間の溝にさらに挿入させる。このようにして2
個の抑え片A,Bの頂部20−11〜20−1n
及び20−21〜20−2nを噛合させ両頂部2
0−11〜20−1n及び20−21〜20−2
nの裏側間に形成される貫通穴25に例えば合成
樹脂材の円柱状の固定軸23を挿通する。第5図
D,Eに示すようにこの固定軸23の挿入によつ
て貫通穴25が広げられ、導体14−n,14−
(n−1)がその長さ方向に強く展張され連続部
19−1,19−2,19−3,19−4がフラ
ツトケーブル12の被覆13に平行になるように
押しつけられ、被覆13が突条22−1,22−
2,22−3,22−4によつて両面から挾持さ
れるようにしてフラツトケーブル12が固定され
る。
この状態でフラツトケーブル12の導体14−
1〜14−nは各山形棧上でそのピツチPの2倍
の間隔でフラツトケーブル端末処理具により挾持
配列される。このように相互間の距離がフラツト
ケーブルの2倍に拡大され等間隔で配列された露
出導体14−1〜14−nに、半田付などの手段
によつて他の電気装置に接続される接続用端子を
容易に接続することが可能である。この場合フラ
ツトケーブル12の導体14−1〜14−nは材
質や表面仕上げの状態から各種の電気装置に接続
されるコネクタ端子との直接接続には適していな
いので、第6図に示すような中継ブロツク26を
使用するとフラツトケーブル12の導体14−1
〜14−nをそれぞれ電気装置に接続される接続
用端子に接続するのに便利である。
中継ブロツク26としては例えば合成樹脂材の
ほぼ直方体状の筐体27の一面が開放面29とさ
れ、その開放面29から筐体27内部にフラツト
ケーブル端末処理具が挿入される嵌合室28が形
成される。この嵌合室28内に開放面29からフ
ラツトケーブル12を挾持固定した状態でこの発
明のフラツトケーブル端末処理具が挿入される。
一方筐体27の開放面29に対向する閉塞面30
からはそれぞれフラツトケーブル12の導体のピ
ツチPの2倍の間隔で接続用端子31−2,31
−4……31−n及び31−1,31−3……3
1−(n−1)が上下に二列に分割配列されて筐
体27内部に挿入配設されている。この接続用端
子31−2,31−4……31−n及び31−
1,31−3……31−(n−1)は筐体27内
部でそれぞれフラツトケーブル端末処理具に挾持
固定されたフラツトケーブル12の導体14−
2,14−4……14−n及び14−1,14−
3……14−(n−1)にそれぞれ対向して接触
する位置に配設される。
従つてフラツトケーブル12を挾持固定したフ
ラツトケーブル端末処理具を中継ブロツク26の
筐体27の開放面29から筐体27内部に嵌合室
28の端面9迄挿入しそれぞれ互に接触して配設
されるフラツトケーブル12の各導体と接続用端
子とを圧接接続させることができる。このように
してフラツトケーブル12の各導体が対応する接
続用端子から取出されることになる。この接続を
より完全に行わせる必要がある場合には筐体27
内に配設される各接続用端子31−1〜31−
(n−1)及び31−2〜31−nの筐体27内
の端部に予備半田35−1〜35−(n−1)及
び35−2〜35−nを付しておくと便利であ
る。即ちこのようにしておくとフラツトケーブル
端末処理具と中継ブロツク26とを嵌合した後に
赤外線加熱もしくは高温槽への浸設などの方法で
簡単に半田接続を行わせることができる。
第6図の例では筐体27の閉塞面30からは同
図Cに示すように二列上下方向にフラツトケーブ
ル12の導体14−1〜14−nのピツチPの2
倍の間隔で各接続用端子31−2,31−4……
31−n及び31−1,31−3……31−(n
−1)が取出される。例えば第7図に示すように
各導体14−1〜14−(n−1)及び14−2
〜14−nを接続用端子31−1〜31−(n−
1)及び31−2〜31−nに対しケーブル12
の導体14−1〜14−nのピツチPの1/2ずら
せば第7図Bに示すように上下二列の接続用端子
の取出し位置を上下方向に一直線上にそろえるこ
とができる。
第8図にその構成を示すものはこの発明のフラ
ツトケーブル端末処理具の他の実施例であり、す
でに説明した実施例と同一部分には同一符号を付
してある。又第8図にはフラツトケーブル端末処
理具の互に噛合される一組の山形棧21−1n,
21−2nとその周辺部のみが示されている。第
8図に示す実施例ではそれぞれ相手側の山形棧2
1−2n及び21−1n上に配設されるフラツト
ケーブルの導体14−n,14−(n−1)をそ
れぞれ山形棧上に押しつけて支持する支持部32
−1〜32−4がそれぞれの連続部19−1〜1
9−4の山形棧21−1n,21−2n側に形成
されている。
第8図の実施例では前述の実施例における突条
22−1〜22−4に代えてこの支持部32−1
〜32−4によつてフラツトケーブル12の各導
体14−n,14−(n−1)をそれぞれの山形
棧21−2n,21−1n上に固定する。この支
持部32−1〜32−4は2個の抑え片のそれぞ
れの山形棧の頂部を相手山形棧の溝に挿入した状
態で相手方の導体上に位置して配設されるような
任意の形状とされ、固定軸を挿通した時に各導体
をそれぞれの山形棧上に弾性的に押し付けて固定
する。
第9図及び第10図においてすでに説明した各
実施例と同一部分に同一符号を付して示すもの
は、この発明の他の形態のものの構成を示すもの
で、互に噛合される2個の山形棧21−1n,2
1−2n部分とその周辺部のみを示している。
この発明の第9図、第10図に示す形態のもの
では各連続部19−1〜19−nにそれぞれ接触
子40−1n,40−2nの一端が取付けられ
る。即ち弾性電導材の板状接触子40−1n,4
0−2nの一端が屈曲されそれぞれ連続部19−
2,19−4の対応位置に形成された切溝内に挿
入固定される。連続部19−2,19−4に一端
が固定された各接触子40−1n,40−2n
は、その両連続部19−1,19−2,19−
3,19−4間にそれぞれ連結される各山形棧2
1−1n,21−2nの頂部20−1n,20−
2nに対応する位置で、この頂部と反対方向に凸
に僅かに屈曲される。更に各接触子40−1n,
40−2nの他端はそれぞれの連続部19−1,
19−3上に位置され、接触子自身の弾性力によ
つてそれぞれの連続部19−1,19−3上に圧
接されている。
フラツトケーブル12の導体14−1n,14
−(n−1)の挾持固定時においては相手方の山
形棧21−2n,21−1n上に位置する導体1
4−n及び14−(n−1)と、接触子40−1
n,40−2nがそれぞれ接触した状態とされ
る。次いで貫通穴25に固定軸23が挿入される
と、各接触子40−1n,40−2nが導体14
−n及び14−(n−1)に圧接され、導体と対
応する接触子が面接触状態におかれ相互が電気的
に接続される。
図示していないがこの接触子40−1n,40
−2nの表面は例えば金、銀、錫など電気的接続
時の特性の優れた材質で表面処理され、例えば予
め電気装置に接続される各接続用端子をこの接触
子40−1n,40−2n設けておけば直接この
接触子を介してフラツトケーブルの各導体を電気
装置に接続することも可能である。この場合必要
に応じて第9図、第10図に示すように、接触子
40−1n,40−2nの導体14−n,14−
(n−1)と接触する面側に予備半田25−1
n,25−2nを付しておいてフラツトケーブル
を挾持後フラツトケーブル端末処理具に赤外線加
熱を行い或はこれを高温槽へ浸設することによ
り、各端子と接触子とを半田付可能にしておくと
半田接続が容易となる。
又この形態のものにおいて第10図に示す中継
ブロツク26を使用してフラツトケーブル12の
導体14−1〜14−nをそれぞれ電気装置への
接続用端子に接続することができる。即ちこの場
合には接触子40−1n,40−2nには直接電
気装置に接続される各接続用端子は設けず、フラ
ツトケーブル12を挾持した状態で抑え片の&連
続部19−1,19−3側から抑え片を中継基板
26の開放面29から内部の嵌合室28にその端
面まで挿入する。中継基板26の筐体27の閉塞
面30にはフラツトケーブル12の導体のピツチ
の2倍の間隔で接続用端子31−2,31−4…
…31−n及び31−1,31−3……31−
(n−1)が上下二列に分割配列されている。こ
の接続用端子31−2,31−4……31−n及
び31−1,31−3……31−(n−1)が筐
体27内部でそれぞれフラツトケーブル端末処理
具に挾持固定されたフラツトケーブル12の導体
14−2,14−4……14−n及び14−1,
14−3……14−(n−1)に対向してそれぞ
れ接触子を介してこれらに圧接して相互が電気的
に接触される。
この場合には接続用端子と接触子とをそれぞれ
互に圧接された状態で相互にその面接触電気特性
のよい材質として選択し、フラツトケーブルの導
体と接触子とも互にその面接触電気特性の良好な
材質として選択しておくとよい。第10図に示す
ような中継ブロツク26を使用する場合には接触
子40−1n,40−2nは導体14−n,14
−(n−1)の機械的な保護体としての機能も有
することになる。なお必要に応じて接触子40−
1n,40−2nの導体14−n,14−(n−
1)側の面にすでに述べた実施例と同様に予備半
田25−1n,25−2nを付しておき、赤外線
加熱や高温槽への浸設によつて簡単に半田付可能
な構造とすることもできる。このようにすると簡
単な処理で接触子をそれぞれ対応する導体に半田
付してその電気的接触を完全にすることができ
る。又連続部19−2,19−4の端部に挾持さ
れるフラツトケーブル12の面に直角方向に突出
延長してつまみ部を形成しておくと抑え片を中継
基板26内に挿入する際に便利である。
以上詳細に説明したようにこの発明のフラツト
ケーブル端末処理具は、簡単な構造でフラツトケ
ーブルの各導体を接続用端子との接続部において
ケーブルの導体ピツチの2倍のピツチで等間隔に
拡大して保持固定することにより電気装置に接続
される各接続用端子へのフラツトケーブルの接続
を容易且つ確実に行うことができる。従つてフラ
ツトケーブルの導体のピツチが小さい場合にもフ
ラツトケーブルの封入導体を対応する更に高密度
に配列された接続用端子に導き接続することが可
能となる。
この発明のそれぞれの形態のものは各実施例に
おいて説明した構造に限ることなく、例えばフラ
ツトケーブルの保持も必ずしもその被覆部で行わ
ず直接露出された導体部分で保持するようにして
もよい。又第6図及び第10図に示す中継ブロツ
クも実施例に説明した構造のものに限らず、例え
ば嵌合されたフラツトケーブル端末処理具に挾持
された各導体と取出される中継ブロツクの接続用
端子との取出し方向が互に直角方向となる構造の
ものも構成可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のフラツトケーブルの
端末処理を示す図、第3図及び第4図はこの発明
のフラツトケーブル端末処理具の実施例の構成を
端末処理されるフラツトケーブルとの関係で示す
図、第5図A〜Eはこの発明のフラツトケーブル
端末処理具の実施例を用いたフラツトケーブルの
端末処理法を示す図で、それぞれAはフラツトケ
ーブルの処理前の状態、Bはフラツトケーブルの
被覆を除去した状態、Cは露出された導体を挾ん
で抑え片を配置した状態、Dは2個の抑え片を互
に接近させた状態、Eは抑え片でフラツトケーブ
ルを挾持した状態を示す図、第6図A〜Cはこの
発明のフラツトケーブル端末処理具と組合せて使
用する中継ブロツクの構成を示す図で、Aは抑え
片が挿入されない状態を示す図、Bは抑え片が挿
入された状態を示す図、Cはその接続用端子面を
示す図、第7図A,Bは中継ブロツクの接続用端
子の取出し方法の他の例を示す図で、Aは導体と
接続用端子との接合状態を示す図、Bは接続用端
子面を示す図、第8図はこの発明のフラツトケー
ブル端末処理具の他の実施例の構成を示す図、第
9図はこの考案の他の形態の実施例の構成を示す
図、第10図は第9図の実施例で中継ブロツクを
使用する場合の両者の配置状態を示す図、第11
図は第9図の実施例の構成を端末処理されるフラ
ツトケーブルとの関係を示す図である。 12:フラツトケーブル、13:被覆、14−
1〜14−n:導体、19−1〜19−4:連続
部、20−11〜20−1n,20−21〜20
−2n:頂部、21−11〜21−1n,21−
21〜21−2n:山形棧、23:固定軸、2
5:貫通穴、22−1〜22−4:突条、32−
1〜32−4:支持片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一定間隔で平行に導体が封入されたフラツト
    ケーブルの横断面の幅以上の幅を有する連続部を
    両側に具備し、これら連続部間に前記導体のピツ
    チの2倍の間隔を有しその中央部近傍に頂部を有
    する山形棧が連結されて構成され、その棧間の溝
    幅が前記山形棧の幅より大きい2個の抑え片と、
    これらの抑え片をそれぞれの山形棧の頂部が対向
    する向きでそれぞれの頂部が互に相手山形棧の溝
    に挿入されるように配置し、被覆を剥いで露出さ
    せたフラツトケーブルの各導体を前記2個の抑え
    片のそれぞれの頂部と一致させるようにフラツト
    ケーブルを配置し、前記2個の抑え片を互に接近
    させてそれぞれの頂部を噛合させた時に、前記両
    頂部の裏側間に形成される貫通穴に挿通されて前
    記両抑え片に前記フラツトケーブルを挾持固定す
    る固定軸とを有するフラツトケーブル端末処理
    具。 2 一定間隔で平行に導体が封入されたフラツト
    ケーブルの横断面の幅以上の幅を有する連続部を
    両側に具備し、これら連続部間に前記導体のピツ
    チの2倍の間隔を有しその中央部近傍に頂部を有
    する山形棧が連結されて構成され、その棧間の溝
    幅が前記山形棧の幅より大きい2個の抑え片と、
    これらの抑え片をそれぞれの山形棧の頂部が対向
    する向きでそれぞれの頂部が互に相手山形棧の溝
    に挿入されるように配置し、被覆を剥いで露出さ
    せたフラツトケーブルの各導体を前記2個の抑え
    片のそれぞれの頂部と一致させるようにフラツト
    ケーブルを配置し、前記2個の抑え片を互に接近
    させてそれぞれの頂部を噛合させた時に前記両頂
    部の裏側間に形成される貫通穴に挿通されて前記
    両抑え片に前記フラツトケーブルを挾持固定する
    固定軸と、前記両連続部に少なくとも一端が取付
    けられ、前記棧間の溝内に位置して前記両連続部
    間に延長して配設され、前記両連続部に連結され
    た山形棧と逆方向に彎曲されてなり、前記2個の
    抑え片を互に接近させてそれぞれの頂部を噛合さ
    せ前記貫通穴に前記固定軸を挿通して前記両抑え
    片に前記フラツトケーブルを挾持した状態で相手
    方の山形棧上の導体と電気的に接触する接触子と
    を有するフラツトケーブル端末処理具。
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