JPS6261829B2 - - Google Patents

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JPS6261829B2
JPS6261829B2 JP54132695A JP13269579A JPS6261829B2 JP S6261829 B2 JPS6261829 B2 JP S6261829B2 JP 54132695 A JP54132695 A JP 54132695A JP 13269579 A JP13269579 A JP 13269579A JP S6261829 B2 JPS6261829 B2 JP S6261829B2
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JP
Japan
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valve body
shaft
valve
clearance
valve seat
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JP54132695A
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English (en)
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JPS5659065A (en
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Ichita Sogabe
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5659065A publication Critical patent/JPS5659065A/ja
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流体の流量をソレノイドによつて駆動
されるスプール弁により制御する車両用流量制御
弁に関するものである。
最近の制御システムにおける流量制御弁は弁体
の操作部も含めて広い流量範囲において流量の微
調整が可能な制御精度の高い比例制御弁が要望さ
れている。
流量制御精度の高い制御弁はニードル弁である
が流量制御範囲が狭く、広い流量範囲で制御可能
な制御弁はバタフライ弁、座弁であるが、アクチ
ユータの操作荷重とバネ荷重とのバランス点で弁
体を静止させ流量制御する方式においては弁体に
流体圧力の影響を受け、弁体に荷重が加わること
により弁体位置が変動し、精度の高い流量制御は
困難な点が多い。
前述の負圧の影響を少なくすることが可能で、
広い流量範囲で流量制御精度の高い制御弁とし
て、スプール弁が適している。
しかし、スプール弁においては、流体が油系以
外の場合全閉時の弁部漏れ流量を極力小とするた
めに、あるいは作動耐久性を向上させるためにO
リング、ピストンリングが必要となるが、該Oリ
ング、ピストンリングを用いることにより弁体摺
動荷重が増加し、流体の増減の制御時、ヒステリ
シスの増加の原因となり、又作動耐久性が問題と
なり流量制御精度の高い制御弁は望めない。
又、流量制御弁の全閉時の弁部漏れ流量が極力
小さいことを望むスプール弁においては弁体と弁
座間のクリアランスは弁体の摺動に支障のない範
囲で(0.02〜0.1〔mm〕)で小さくする必要があ
る。
しかし、2ケ所の軸受部により弁体を保持する
スプール弁においては弁体と弁座間のクリアラン
スは弁部におけるこじり荷重の発生防止のため弁
部を構成する各部品の寸法のバラツキ、及び偏心
による軸受間の軸中心のズレ量(0.3〜0.5
〔mm〕)以上の値に前記弁体と弁座間のクリアラン
スを大きくする必要があるが、これでは全閉時の
弁部漏れ流量が増加する。
又、弁体を軸とし、弁座側を軸受として弁体を
保持する構造の流量制御弁は弁体と弁座間のクリ
アランスを小さくでき、弁部の全閉時漏れ流量は
満足するが被制御流体が油以外の特に油を使用し
ない気体の流量制御弁においては使用頻度が高い
作動耐久性を要求される場合、弁部の耐摩耗性に
問題がある。
前記の耐摩耗性のある摺動部材を弁部に使用し
ても、流量を確保するための弁体、弁座の開口部
の製作、加工が材料的に困難な場合が多い。特に
アクチユエータにソレノイドを使用した場合、ソ
レノイド吸引面のエアギヤツプのアンバランスに
よる偏荷重が生じ、この荷重は軸受部にこじり荷
重として作用しこの値は大きく無視できない値と
して軸受荷重となり軸受材の耐摩耗性が問題とな
る。
本発明は耐摩耗性に優れており、弁体摺動を円
滑にするためにこじり荷重の発生を防止し得るソ
レノイドで駆動される車両用流量制御弁を提供す
ることを目的とするものである。
以下本発明弁の一実施例を図面に示して説明す
る。
この実施例は上記の目的を達成するために、弁
体を、弁体とは別に設けた少なくとも1ケ所の軸
受部で保持し、軸受荷重が弁体に加わるのを防止
し、弁体がシヤフトに対してラジアル方向に移動
できるようにし、弁体が調心作用をなすように構
成している。
第1図および第2図において1はハウジング、
1a,1bはそれぞれハウジング1と1体化した
インレツトボート1a、アウトレツトボート1b
である。2は弁座であり、ハウジング1に固定さ
れている。3は弁体、2aは弁体3の位置により
流量を制御する弁座2の開口部である。尚、本図
の弁体3の位置は全閉時の位置を示す。
シヤフト4は弁体3を駆動して弁座2内を摺動
させる操作用の駆動軸であり、2ケ所の軸受5,
17によりハウジング1に対して摺動可能に保持
されている。弁体3のシヤフト4への保持構造が
本発明の特徴とする点であり、弁体3はバネ材
6、ワツシヤ7、サークリツプ8、スラストワツ
シヤ9の構成部品によりシヤフト4に保持されス
トローク方向にはシヤフト4に設けたシヤフト段
部4aとシヤフト4の凹部4bに埋設されたサー
クリツプ8との間に生じる間げきにバネ材6を挿
入し、弁体3はバネ荷重以下の荷重には軸方向に
移動しない様固定されている。
しかし、シヤフト4の外径D1に対する弁体3
の内径側3aの内径D2のクリアランスg1は0.3〜
0.5〔mm〕と大きくなつており、シヤフト4と弁
体3は、相対的に該クリアランスg1分だけラジア
ル方向に移動可能な寸法関係となつている。そし
て、このラジアル方向の移動荷重を安定させるた
めスラストワツシヤ9を弁体3両端面に取りつけ
ている。
尚、弁体3、弁座2間のクリアランスg2は0.02
〜0.1〔mm〕となつており弁体3の中心位置は弁
座2の内径2bにより決まることになる。又、弁
体3の摺動荷重を小とする目的で弁体の外径3b
は低摩擦材よりなる摺動部材(第1図の破線部お
よび第2図の2点鎖線部)がコーテイングされて
いる。
11は弁体3操作用のソレノイドであり、ソレ
ノイド11の吸引力とスプリング12とのバラン
ス点により弁体3は静止し、ソレノイド11の吸
引力を電気的入力信号により可変とすることによ
り、弁体3の静止位置を可変とし、電気的入力信
号により流量を比例制御している。尚スプリング
12は弁体3を全閉方向に付勢している。ソレノ
イド11の構成部品である可動鉄心13はシヤフ
ト4と1体に固定され弁体3と可動鉄心13は1
体で摺動する。14はコイル、15は固定鉄心で
あり該固定鉄心15の内径15aはシヤフト4が
摺動可能に非干渉の寸法関係を保つている。16
はスプール、18はカバーである。スプール16
の内径と可動鉄心13の外径とは摺動可能に非干
渉の寸法関係を保つている。
以上の構成において、本発明の目的とする弁座
2の内径2bと弁体外径3b間のクリアランスg2
を弁体摺動可能の範囲で極力小とし弁部漏れ流量
を小さくした場合、「(1)弁部に軸受荷重が加わら
ない。(2)弁体3の摺動に支障となる軸受5,17
間の偏心、軸受5,17と弁座2内径2b間の偏
心による弁体外径3bでのこじり荷重の発生防
止」の2点の効果を発揮する。以下、具体的に説
明する。
図面に示す構成で組立られたスプール弁部1
0、ソレノイド11において、軸受17はソレノ
イド11の固定鉄心15に固定され、軸受5は弁
部10の弁座2に固定されている。又、この軸受
5,17の夫々の中心軸(センターライン)は、
弁座2の凹部2bとソレノイド11のコイル14
の内側に挿入されたスプール16外径とが凹凸嵌
合により組立てられる事により決まる。
ここで従来の制御弁の欠点を図面を緩用して更
に説明する。従来においては、シヤフト4と弁体
3とを一体に固定した時、シヤフト4、弁座2の
2a,2b部間、スプール16の内外径、軸受
5,17の内外径、及び固定鉄心15の外径に対
する軸受固定部15b間の偏心と軸受5,17の
内径とシヤフト4の外径間、及び弁座2の凹部2
bとスプール16外径間の凹凸嵌合部のクリアラ
ンスにより、シヤフト4に固定された弁体3の中
心位置は相対的に大きく振れが生じ、弁体外径3
bと弁座2の外径2b間にこじり荷重が発生し、
弁体3の円滑な摺動は望めない。又円滑な摺動が
得られたとしても弁座内側2bには軸受荷重が加
わり弁体3、弁座2の材料の耐摩耗性が問題とな
る。
一方、本発明になる図示の構造で弁体3とシヤ
フト4とを相対的にラジアル方向にシヤフト4と
弁体3の内径3a間のクリアランス量だけ移動可
能に弁体3を保持することにより、弁体3の中心
位置は弁座2の内径2bにより決り、それに対し
てシヤフト4の中心位置は軸受5,17の位置に
より決まるが、この弁体3の中心とシヤフト4の
中心位置のズレはシヤフト4と弁体3の内径3a
間のクリアランスg1により弁体3に対してシヤフ
ト4が相対的に自在に動く調心作用を行なうため
に吸収され、弁体3には軸受荷重が印加されず、
又、こじり荷重の発生を防止することができる。
尚、弁体3のラジアル方向の移動荷重はバネ材
6のセツト荷重により決り、このセツト荷重を小
さくすることにより弁体3の摺動荷重は小さくな
り、さらに弁体3の外径3bを低摩擦材よりなる
摺動部材で構成するか又はテフロン等の摺動部材
をコーテイングすることにより更に弁体3の摺動
荷重を小さくできる。又、弁体3の内径3aとシ
ヤフト4とのクリアランスg1は前述の構成部品の
偏心等による弁体3に対するシヤフト4の最大振
れ量以上に取つている。
上述のように上記一実施例においては、弁部1
0、ソレノイド11の各構成部品の軸中心に対す
る傾きにより弁体3の全閉時と全開時の位置にお
いて弁体3の中心位置とシヤフト4の中心位置の
ズレ量は変化するが、弁体3のどの位置において
も調心作用により該ズレ量は吸収され弁体3の全
閉から全開にいたる摺動を円滑に行うことができ
る。
特にソレノイド11の吸引力は吸引面のエアー
ギヤツプのアンバランスにより、軸受5,17部
分をこじらす方向の偏向重が必ず生じ、この荷重
が大きく弁体3の摺動を円滑に行うためには、軸
受5,17の材料の選定と同時に弁体3、シヤフ
ト4、プランジヤ13等の偏心による弁体3での
こじり荷重の発生防止に十分配慮する必要があ
り、この点上記調心作用は重要な役割を果たす。
又、上記調心作用により弁体3、弁座2、シヤ
フト3、固定鉄心15その他の構成部品の寸法公
差、偏心量、垂直度の精度を低くすることが可能
となり構成部品コストを低減できる。又、前述の
作用をさらに有効に発揮させ弁体摺動荷重の低減
と摺動の安定をはかるために弁体外径3b又は弁
座内径2bに低摩擦材よりなる摺動部材を用いる
か、又は摺動部材をコーテイングすることによ
り、弁体3には軸受荷重は加わらず、接触圧のみ
であり、耐摩耗性を考えなくても樹脂系の摺動部
材で成形するか又は摺動部材をコーテイングする
程度で目的をはたすことができる。
又、摺動部材をコーテイングする場合、複雑な
形状の弁体3弁座2を摺動部材で成形製作する必
要がなくなり部品は安価となる。
なお、本発明においては、シヤフト4の細径部
に摺動自在に弁体3を取り付けているため、次の
ような作用効果を発揮する。第3図は、本発明の
構成を模式的に図示したものであり、シヤフト4
の細径部、すなわち外径D1を有する部分上に弁
体3が摺動自在に挿入されている状態を図示して
いる。そして、弁体3は、細径部と大径部との境
界部に位置するシヤフト段部4aによつて位置決
めされている。このように、細径部上に弁体3を
保持する構成は、第4図のように細径部を設けな
いシヤフト上に弁体を取り付ける構成に比べ、シ
ヤフト4が軸受5内で傾いた場合、弁体とシヤフ
トとが当接してこじりが発生し、弁体の動きが悪
くなるといつたことのないようにすることができ
る。第4図は比較例として図示したものであり、
シヤフト4には細径部がなく、したがつてシヤフ
ト4の途中に溝fを設け、この溝の中にスナツプ
ワツシヤgを取り付けることによつて、弁体3の
動きを規制するものである。そして、この第4図
の比較例に示したような構造においては、シヤフ
ト4の細径部先端b′点から軸受5の中心d′点まで
の直線距離が第3図の直線距離よりも大きくなる
という特徴がある。すなわち、本発明に関わる第
3図において、直線距離はb点とd点とを結ぶ距
離であり、一方、比較例を示す第4図における直
線距離は、b′点とd′点とを結ぶ直線距離である。
この場合、第3図のa点とb点とを結ぶ直線距離
と、第4図のa′点とd′点とを結ぶ直線距離とは、
互いに等しいのと、角度θが角度θより大き
いため、必然的に直線距離b′、d′は直線距離b、
dより大きくなるのである。したがつて、第3
図、第4図のような状態において、軸受5の中心
dもしくはd′点を中心として、シヤフト4が傾く
現象が発生すると(この傾き現象は軸受5とシヤ
フト4との間にクリアランスが存在すること、お
よびアクチユエータが可動鉄心と固定鉄心とを持
つたものであるということから、必然的に発生す
る)、シヤフト4の先端部分bもしくはb′点が弁
体3に当接し、摩擦力によつて弁体3のスムーズ
な左右の動きが損なわれるという問題がある。こ
の場合、第3図のものよりも、第4図の構造の方
が弁体3の動きが大きく損なわれる。この理由
は、直線寸法b,dが直線寸法b′,d′より小さい
からである。第5図はこの状態を説明する説明図
であり、軸受5の中心d,d′から点b、もしくは
b′点までの直線距離を示しており、分かりやすく
するために、b′がbよりかなり前方に位置するも
のとして図示してある。このような状態におい
て、シヤフト4が所定の角度デルタθだけ傾く
と、点bは新たな位置(b)へ移動するが、この移動
距離b(b)は、移動距離b′(b′)よりも小さくなる
ことが判明する。すなわち、第3図においてシヤ
フト4がある微少角度デルタθだけ傾いた場合、
シヤフト4の先端部b点が移動する距離よりも、
第4図において同様に傾いた場合に、シヤフト4
の先端部b′点が移動する距離の方が大きいのであ
る。逆い言えば、b→c、b′→c′移動に必要な角
度θ、θはθ>θとなる。このことは、
弁体3とシヤフト4との間に同じ量のクリアラン
スg1を与えたとしても、第4図の方がシヤフト4
が弁体3に当接する確率が大きいということであ
り、シヤフト4のわずかな傾きによつて第4図に
おいては、弁体3の左右への移動が損なわれる。
すなわち、シヤフト4が弁体3に当接し、このた
め、弁体3が弁体2の内壁部分2bに押し付けら
れ、弁体3が弁座内壁2b内で左右に動くことが
妨げられるのである。
したがつて本発明のように、シヤフト4に細径
部を設け、この細径部上に弁体3を挿入して組み
付けることにより、シヤフト4が傾いた場合に、
同じクリアランスを与えた状態であつても、より
一層弁体3のこじりによる摺動不良を防止できる
という作用効果のあることが明らかである。
以上述べたように本発明においては弁体3と軸
受5とアクチユエータ11とが一直線上に配列さ
れているので、アクチユエータ11としてソレノ
イドを使用すると、吸引面の傾きにより、軸受5
を中心として弁体3が弁座2に対して、こじれる
ことになるが、シヤフト4と弁体3との間のクリ
アランスg1を、クリアランスg2に比し、0.3〜0.5
〔mm〕の如く大きくしたため、弁体3の半径方向
への移動すなわち調心作用が得られ、こじり荷重
が発生せず弁体3の全閉から全開にいたる摺動作
用を円滑に行うことができるという効果がある。
又、弁体3つまりスプール弁の近傍にシヤフト4
を支持する軸受5を設けているため、シヤフト4
の直線性が精度の悪化により損なわれても、弁体
3が弁座2との間で大きな摺動摩擦を生じること
がないという効果もある。さらに、シヤフトに細
径部を設け、この細径部上に弁体3を摺動自在に
取り付け、この細径部と大径部の境界であるシヤ
フト段部4aにて弁体3の位置決めをしているか
ら、弁体3の中を貫通するシヤフトの径を小さく
できるため、軸受5からシヤフト細径部先端まで
の寸法を極力小さくすることができ、シヤフトが
軸受を中心に傾いても、シヤフト細径部先端が弁
体3に衝突する度合が少なくなり、シヤフトの傾
き、つまりこじりにより、弁体3のスムーズな動
きが損なわれることのない流量制御性能の優れた
車両用流量制御弁が得られるという優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる流量制御弁の一実施例を
示す縦断面図、第2図は第1図図示弁の一部拡大
図である。第3図ないし第5図は本発明装置の作
用を説明するための模式図である。 1……ハウジング、1a……インレツトポー
ト、1b……アウトレツトポート、2……弁座、
3……弁体、4……シヤフト、D1……シヤフト
4の外径、D2……弁体3の内径、g1……クリア
ランス、2b又は3b……弁体3と弁座2との摺
動面、11……アクチユエータとなるソレノイ
ド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 インレツトポート1aとアウトレツトポート
    1bとを有するハウジング1、 該ハウジング1内に設けられた弁座2、 該弁座2と共にスプール弁を構成し、該弁座2
    内に摺動自在に設けられた弁体3、 該弁体3を貫通し、かつ、該弁体3と一体とな
    つて前記ハウジング1内の前記スプール弁近傍に
    固定された軸受5内を摺動する一直線状のシヤフ
    ト4、および 前記軸受5の反弁体3側において前記シヤフト
    4に結合され該シヤフト4に摺動力を付与するア
    クチユエータ11を備え、 該アクチユエータ11は前記シヤフト4に固定
    された可動鉄心13と、該可動鉄心13とエアー
    ギヤツプを介して相対向する固定鉄心15と、こ
    れらの鉄心同志を吸引させるコイルとを持つたソ
    レノイドから成り、前記可動鉄心と前記固定鉄心
    間で発生するアクチユエータの操作荷重とバネ荷
    重とのバランス点で前記弁体を静止させ、流量制
    御する車両用流量制御弁において、 前記弁体3と弁座2間の第2のクリアランスg2
    を0.02〜0.1〔mm〕に設定し、かつ前記シヤフト
    4の細径部上に前記弁体3を取り付け、該シヤフ
    ト4の細径部と大径部の境界に位置するシヤフト
    段部4aにて前記弁体3の一方の動きを規制し、
    前記シヤフト4の前記細径部の外径D1に対する
    前記弁体3の内径D2の第1のクリアランスg1
    0.3ないし0.5〔mm〕と前記第2のクリアランスg2
    よりも大きく設定し、前記第1のクリアランスg1
    分だけ前記弁体3に対し前記シヤフト4の中心が
    該シヤフト4の半径方向に相対的に移動可能とし
    たことを特徴とする車両用流量制御弁。 2 前記弁体3と前記弁座2との摺動面2b又は
    3bに合成樹脂よりなる低摩擦材を配設したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用
    流量制御弁。
JP13269579A 1979-10-15 1979-10-15 Flow rate control valve for vehicle Granted JPS5659065A (en)

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