JPS6261639A - オレフイン重合用触媒、その製造方法およびその触媒を使用したオレフインの重合方法 - Google Patents

オレフイン重合用触媒、その製造方法およびその触媒を使用したオレフインの重合方法

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JPS6261639A
JPS6261639A JP60203204A JP20320485A JPS6261639A JP S6261639 A JPS6261639 A JP S6261639A JP 60203204 A JP60203204 A JP 60203204A JP 20320485 A JP20320485 A JP 20320485A JP S6261639 A JPS6261639 A JP S6261639A
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JP
Japan
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oxide
catalyst
tungsten
catalyst component
weight
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JP60203204A
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English (en)
Inventor
チヤールズ アルフレツド ドレイク
ロバート アーネスト リユサー
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Phillips Petroleum Co
Original Assignee
Phillips Petroleum Co
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Publication date
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 背景 本発明の分野 本発明は、触媒に関する。−態様によれば、本発明はオ
レフィンの不均化のための触媒に関する。
別の態様において、本発明はオレフィンを転化するため
の方法に関する。別の態様において、本発明はオレフィ
ン状炭化水素の不均化のための方法に関する。さらに別
の態様において、本発明は、触媒の製造方法に関する。
オレフィンの不均化(disproportionat
ion)または複分解(metathesia)は、1
種またはそれ以上のオレフィン化合物が分子量の異なる
別のオレフィンに転換する反応である。オレフィン自体
が不均化してそれより分子量の高いオレフィンまたはそ
れより低い分子量のオレフィンを生成することも自己−
不均化と呼ばれる。例えば、プロピレンは、エチレンと
シス−およびトランス−2=i、f ンに不均化するこ
とができる。他の型の不均化には2種の異なるオレフィ
ンの交叉(oross )−不均化によってさらに別の
オレフィンの形成が含まれる。−例は1分子の2−ブテ
ンと1分子の6−へキセノとの反応によって2分子の2
−ペンテンが生成される反応であろう。
本明細書全般に亘って、「不均化」または「複分解」の
語は、供給物のオレフィン状(すなわち不飽和の〕炭化
水素を、供給物炭化水素とは異った炭素原子数のオレフ
ィン状(すなわち不飽和のン炭化水素の混合物九転化さ
せることを意味する。
不均化用として多数の触媒が開発されている。
例えば、触媒量の金属または金g酸化物を含有する無機
醗化物を含む触媒が、オレフィンの連続、固定床転化用
として広く使用されている。
かような触媒の1種には、シリカ支持体およびタングス
テンの酸化物が含まれる。本発明は、かような触媒の活
性度を改善させる方法の発見に基づくものである。
本発明の目的 本発明の目的は、オレフィンの転化の際反応体の選択率
および生成物の収率の向上が得られる触媒および方決で
ある。
本発明の他の目的は、オレフィンの不均化の際反応体の
選択率および生成物収率の向上が得られる触媒および方
法である。
本発明のこれらの目的および他の目的は明細書並びに特
許請求の範囲を読むことによって明らかになるであろう
本発明忙よって、 (a)(+)  シリカ支持体 (1)  タングステンの酸化物またはタングステンの
酸化物の前駆物質、および、 (lii)  第1族酸化物または該酸化物に転化しう
る化合物 が含まれる第1触媒成分;および、 (b)  前記の第1触媒成分との緊密な混合によって
二重結合異性化用触媒なWII成する第2触媒成分が含
まれていることを%徽とする組成物が提供される。
本発明の別の態様において、オレフィン状炭化水素と本
明細書に前記したような不均化用触媒とを接触させるこ
とによるオレフィン状炭化水素の不均化のための方法が
提供される。
本発明のさもに別の態様において、本明細書に前記した
ような触媒組成物の製造方法が提供される。
触  媒 本発明の実施に際して使用される第1触媒成分の製造に
使用されるシリカ支持体は、通常主要量のシリカを含有
する。好ましいシリカ支持体は、実質的比率のシリカ例
えば90重量%のシリカ、好ましくは99重t*のシリ
カを含有するかさらに大きい比率のシリカでも使用でき
る。特に好ましいシリカ支持体は、高純度シリカ支持体
、すなわち、ナトリウム(Na20として測定して)お
よびアルミニウム(Ax2o3として測定して)の非常
に低い含量のシリカ支持体である。例えば特に好ましい
シリカ支持体は、ナトリウムおよびアルミニウムがそれ
ぞれ約0.2重量慢またはそれ以下のものである。一般
に、シリカ支持体は、少なくとも101シ9の表面積ビ
有する。好ましくは少なくとモ5011127Iの表面
積であり、そして、最も好ましくは使用される支持体は
高表面積シリカ、すなわち、約10014を超える表面
@を有する支持体であろう。他の重要な配慮は、支持体
粒子の寸法である。例えば約101またはそれ以下の比
較的小さい触媒粒度を使用したとき、一般に比較的大き
い触媒活性度、すなわち供給物の転化率が得られる。
前記のシリカ支持体を処理するために使用されるタング
ステンの酸化物は、タングステンのm化物または■焼和
よってタングステンの酸化物に転化される酸化タングス
テンの前駆物質の水性溶液またはサスペンションである
。好適な酸化タングステンまたは酸化物前駆物質は、例
えばハライド酸化物、硫化物、硫酸塩、硝酸塩、酢酸塩
などおよびそれらの任意の2種またはそれ以上の混合物
のような燻焼条件下で酸化物形tlsK転化しうる化合
物である。
タングステン化合物の代表的例には、五臭化タングステ
ン、二塩化タングステン、四塩化タングステン、六弗化
タングステン、三酸化タングステン、タングステンジオ
キシジクロライド、三硫化タングステン、メタタングス
テン酸、オルトタングステン酸、燐タングステン醸アン
モニウム、メタタングステン酸アンモニウムなどおよび
それらの任意の2種もしくはそれ以上の混合物が含まれ
る。
シリカ支持体と組合される酸化タングステンまたは酸化
物前駆物質の比率は、相当変化しうるが、一般には、前
記の支持体ヲ1、その酸化物として計算され、酸化タン
グステンとシリカ支持体との総合重量に基づいて少なく
とも約0.1重量%の前記の金属を含有するであろう。
一般に、前記の支持体は、その酸化物として計算して、
および酸化タングステンとシリカ支持体との総合重量に
基づいて約40重量%までの前記の金属の上限を含有す
るであろう。その酸化物として計算して約0.2〜約4
0重t%の前記の金属の量が好ましく、酸化物として計
算して約2〜約20重量%の前記の金属量が、すぐれた
触媒活性度並びに生成物選択率が得られるので特に好ま
しい。
シリカ支持体に酸化タングステンまたは酸化タングステ
ン前駆物質を適用するのに加え℃、本発明によってシリ
カ支持体は第■族醗化物または該酸化物形11K転化し
つる化合物でさらに処理される。好適な化合物には、第
1族酸化物、水酸化物、炭醗塩、炭酸水素塩、硝酸塩、
酢酸塩などおよびそれらの任意の2種またはそれ以上の
混合物が含まれる。ナトリウムおよびカリウム化合物が
、それらの入手が容易なことおよび水のような普通に使
用される溶剤に易溶性のために好ましい。同様な理由に
よって殊に好ましいのは、例えば水酸化カリウムのよう
なナトリウムおよびカリウムの水酸化物である。
シリカ支持体と組合せる第1族酸化物またはその酸化物
形態に転化しうる化合物の比率はかなり変化しうるが、
一般には前記の支持体はその酸化物として計算し、そし
て、第1[!化物とシリカ支持体との総合重量に基づい
て少なくとも約0.01重量%の第■族金属を含有する
であろう。その酸化物として計算して約0.01〜約1
0重aSの前記の金属量が一般に有用であり、その酸化
物として計算して約0.05〜約5重量%の前記の金稿
量が触媒性能に著しい改善が観察されるため好ましい。
その酸化物として計算して約0.1〜約1重量%の前記
の金属の量が、触媒性能がすぐれており、薬剤費が最小
であるため特に好ましい。
前記のシリカ支持体−処理溶液に配合したい他の改質剤
または前記の支持体を酸化タングステンまたは酸化タン
グステン前駆物質および(または)第1[!化物または
該酸化物に転化しうる化合物を含有する処理溶液と接触
させる前または後に前記の支持体に適用したい他の改質
剤も使用することができる。
シリカ支持体は、好適す酸化タングステンまたは酸化タ
ングステン前駆物質を含有する処理溶液で処理し、次い
で好適な第■族醗化物または該酸化物形態に転化しうる
化合物を含有する処理溶液で処理するように別個に処理
することができろ。
あるいはまた支持体を第1族酸化物または該酸化物形態
に転化しうる化合物で最初に処理し、次いで、酸化タン
グステンまたは酸化タングステン前駆物質で処理するこ
ともできる。触媒製造の容易さからは、噌化タングステ
ンまたは酸化タングステン前駆物質と第1族酸化物また
は該酸化物に転化しうる化合物との両者を含有する支持
体処理溶液で一度に処理するのが好ましい。
シリカ支持体と支持体処理浴液とは任意の好適な方法で
接触させることができる。例えばシリカ支持体と支持体
処理溶液とを開放容器中で混合し、次い°乙過剰の液体
をデカンテーションまたは濾過によって除去してもよい
。あるいはまた、初期湿I4(1noipient w
etneas)法を使用することもできる、これによっ
てシリカ支持体を残留液体がなく完全に湿らせることが
できる。従って、シリカ支持体が吸収できるに足りるだ
けの支持体処理溶液を使用することができる。この方法
には、例えば支持体処理溶液を回転しているパンフル付
ドラム中で回転しているシリカに噴霧することによって
行うことができる。かような処理は、開放容器中に入っ
ている計量した量のシリカに予め測った支持体処理溶液
を単に注入することによって行うことができる。あるい
はまた、支持体処理溶液が、添加されたシリカ支持体に
よって全部吸収されるような量の前記溶液中に計量した
シリカ支持体を添加することもできる。当業者の公知の
他の方法も使用することができる。例えばある量のシリ
カ支持体をチューブ反応器中に入れ、ある容積の支持体
処理溶液乞通過させ、次いで必要ならば別の処理または
活性化を行ってもよい。
シリカ支持体/支持体処理溶液接触の条件は必須ではな
い。任意の温度および時間が好適である。
便宜上、接触は一般に、はぼ室温で行なわれるが、これ
より高いか低い温度も使用できる。いずれにしても支持
体と薬剤とが緊v!!vc接触するために十分な時間が
必要である。例えばシリカ支持体と支持体処理溶液とを
都合によって数秒の短時間から数時間またはそれ以上接
触させることができろ。
シリカ支持体と支持体処理溶液との接触に続いて、例え
ばデカンテーション、濾過などのような適当な方法によ
って任意の過剰の液体を除去する。
処理された支持体を、次いで乾燥させて吸収されている
溶剤を除去する。当業者の公知の任意の好適な方法例え
ば炉乾燥、処理された支持体上へ乾燥(水分のない)ガ
スの劇しい流れを通すなどの方法を使用することができ
る。例えば、第1触媒成分は、該触媒成分上に窒素のよ
うな不活性気体を通過させて例えば約200℃またはそ
れ以上の高められた温度で加熱することによって乾燥で
きる。この乾燥は反応器または他の好適な触媒製造用装
置中で行うことができる。
使用する場合の■焼は、金jI4cl!化物乞活性化す
るため、または存在する金属化合物を活性化された酸化
物形態に転化させるために十分な条件で、例えば空気の
ような酸素含有気体の存在下で処理された触媒ヲ皿熱す
ることによって行なわれる。
かような■焼には、約350°〜約800℃の範囲内の
温度が一般に十分である。第1触媒成分t・■焼に処す
る時間は、該第1触媒成分を活性化するのに十分な時間
である。数分から数時間が好適である。典型的には、約
15分〜約20時間の■焼で十分であろう。反応装置の
最も効率的使用のためには、第1触媒成分を約30分−
約6時間の■焼に処することであろう。典型的には、比
較的高い温度であれば・■焼時間は短かく、温度が低け
れば時間は長く要する。・暇焼後、第1触媒成分は、所
望により例えば−酸化炭素、水素または炭化水素による
ような還元条件下約400〜750℃の範囲内の温度で
処理して第1触媒成分の不均化活性度を促進させる。か
ような還元処理は、約1〜約6時間の妥当な短い活性化
時間で良好な触媒活性度が得られるため約500〜65
0℃で好ましく行なわれる。かような所望の還元処理は
約1分〜約!10時間で好適に行なわれる。所望ならば
前記のように■焼された第1触媒成分を、転化工程で使
用する前に、窒素のような不活性気体で処理して不均化
反応のようなその後の反応に有害な影響Y及ぼすおそれ
のある物質を触媒から除去することもできる。
広い範囲の各種の二重結合異性化用触媒が本発明の実施
における第2触媒成分として使用できる。
好ましい触媒は、重合または分解活性が殆んどまたは全
く無い触媒、および選択された不均化用触媒を使用した
不均化生成物を得るために好適な条件下で二重結合異性
化用として活性である触媒である。好適な触媒は、例え
ば、インダス) IJアルアンド エンジニアリングケ
ミストリー(工11(1゜& 1eng、Ohem、)
 45巻551頁(1953年6月)にエッチ、エヌ・
ダニング(H,N、Dunning)による「オレフィ
ン異性化の概観J (Revi・w ofO1efin
工somarization)に示されている二重結合
異性化用触媒のような当業界で入手できる触媒の中から
選択することができる。好適な異性化用触媒の若干の例
には、支持された燐酸、ボーキサイト、支持されたアル
カリ金属、アルミナに支持された酸化コバルト、酸化鉄
または酸化マンガンが含まれる。入手性の容易なことB
よびすぐれた結果が得られるため、酸化亜鉛、酸化マグ
ネシウム(マグネシア)、酸化カルシウム、酸化セリウ
ム、酸化トリウム、酸化チタンなどおよびそれらの任意
の2種またはそれ以上の混合物が好ましい。酸化マグネ
シウムですぐれた結果が得られている。
本発明で使用するために好適なマグネシアは、当業界で
公知の任意の好適な活性化物質でよい。
この物質は、通常、少なくとも1m2/!Iの表面積を
有する。マグネシアは、鉱物ブルース石(Brudit
e )のような天然産物または好適な方法によって合成
することもできる。シリカ、アルミナなどのような少量
成分が存在してもよ込が、好ましい物質は主として酸化
マグネシウムから成る。
オレフィン転化反応に使用される接触方法によって、活
性化されたマグネシウムはペレット、押出物、凝集塊ま
たは微粉末の形態でもよい。工程で使用する前に酸化マ
グネシウムは、例えば酸素含有気体の流動流中約250
〜約800℃で約1〜30時間加熱するような好適な方
法で活性化される。妥当な短い時間で良好な結果を得る
ためには300〜約300℃の温度が好ましい。燻焼後
、酸化マグネシウムな所望によつ℃上記に示した第1触
媒成分に関する処理条件と類似の還元条件下で処理する
。例えば、酸化マグネシウムを約400〜750℃の範
囲内の温度で一酸化炭素、水素または炭化水素のような
還元用気体で処理して酸化マグネシウムの活性度を増進
させる。かような還元処理は、約1〜6時間の妥当な短
い時間ですぐれた触媒活性が得られるため好ましくは約
500〜650℃で行なわれる。かような所望の還元処
理は、好適には約1〜6時間時間の範囲の時間で行うこ
とができる。活性化の後に不活性気体で触媒をフラッシ
ュして吸着されている酸素または他の気体を酸化マグネ
シウムから除失する処理を行うことがときどき得策であ
る。酸化マグネシウム触媒の再生は、一般にこの物質の
活性化と同様な方法によって行なわれ、そして、酸化マ
グネシウムと共に使用されている第1触媒成分の再生お
よび活性化と同時に行うことができる。
第1触媒成分と第2触媒成分との混合床を準備するとき
、第1触媒成分の粒子と第2触媒成分の粒子をほぼ同じ
粒度で混合した万がよい。あるいはまた、第1触媒成分
と第2触媒成分とを例えば粉砕によって緊密に混合し、
次いで形成された粉末をペレット、錠剤、凝集体、押出
物などのような他の形状に形成し、触媒帯域中の各粒子
が2種の触媒成分の緊密な混合から成るようにすること
もできる。
2種の触媒成分の複合体を得るための他の適当な方法を
使用することができる。
複合触媒中の第2触媒成分:第1触媒成分の比率は広い
範囲で変化できる。第1触媒成分各1重量部当り少なく
とも約0.1重量部の第2触媒成分が存在すべきである
。存在できる第2触媒成分の量に対しては理論的上限は
ない。触媒混合のために好ましい比率は、第1触媒成分
1!!L量部当り約0.5〜約20重量部の第2触媒成
分である。第1触媒成分1友量部当り約2〜約10重量
部の第2触媒成分比が、すぐれた触媒性能が得られるた
めに特に好ましい。
本発明による触媒は、例えばオレフィンの不均化または
オレフィンの複分解反応によってオレフィンを転化する
ために有用である。
反応体 本発明の方法は、1分子当り少なくとも6個の炭素原子
を有する非環式七ノーおよびポリエンおよびそれらのシ
クロアルキルおよび了り−ル訊導体;1分子当り少なく
とも4個の炭素原子を有する環式上ノーおよびポリエン
およびそれらのアルキルおよびアリール誘導体;上記オ
レフィンの2種またはそれ以上の混合物:およびエチレ
ンと不均化な行うことができる1種またはそれ以上の上
記オレフィンとの混合物から成る群から選ばれる少なく
とも1種のオレフィンと、本発明によって製造された触
媒とを接触させることから成る。これに限定はされない
が、比較的長い鎖長のオレフィンは、約30個の炭素原
子またはこれより炭素原子の少ないオレフィンより取扱
いが困難であるから、本発明の実施に際しては約30個
までの炭素原子を有するオレフィンを使用するのが好ま
しいであろう。上記のオレフィンとエチレンとの混合物
を不均化反応条件に処する場合には、エチレン:オレフ
ィンのモル比が少なくとも2であることが望ましい。好
ましくは、エチレン:オレフィン比が約4=1またはこ
れより高い比を使用すれば良結果が得られるであろう。
本発明の反応のために好適なオレフィンの若干の特定の
例は、プロピレン、1−ブテン、2−ブテン、1−ペン
テン、2−ペンテン、2.4.4− )ジメチル−2−
ペンテンおよび2.4.4−トリメチル−1−ペンテン
(ジイソブチレン異性体)、1−ヘキセン、1.4−へ
キサジエン、2−ヘプテン、1−オクテン、2.5−オ
クタジエン、2−ノネン、1−ドデセン、2−テトラデ
セン、1−へキサデセン、1−フェニル−2−ブテン、
4−オクテン、3−エイコセン、3−ヘキセン、ビニル
シクロヘキサン、1.4−ペンタジェン、1.4.7−
ドデカトリエン、2−メチル−4−オクテン、4−ビニ
ルシクロヘキセン、1.7−オクタジエン、1.5,9
゜10.17−オクタデカペンタエン、8−シクロペン
チル−4,5−ジメチル−1−デセン、6.6−シメチ
ルー1,4−オクタジエンおよび3−ヘプテンなどおよ
びそれらの任意の2種またはそれ以上の混合物が含まれ
る。
本発明の反応のために好適な環式オレフィンの若干の特
定の例は、シクロブテン、シクロペンテン、シクロヘプ
テン、シクロオクテン、5− n −プロピルシフ田オ
クテン、シクロデセン、シクロドデセン、0.3,5.
5−テトラメチルシクロノネン、0.4.5.6.7−
ペンタエチルシクロデセン、1.5−シクロオクタジエ
ン、1.5.9−シクロデカトリエン、1.4,7.1
0−シクロドデカテトラエン、6−メチル−6−エチル
−1,4−シクロオクタジエンなどおよびそれらの任意
の2種またはそれ以上の混合物である。
不均化反応条件 該酸化物に転化しうる化合物が含まれる第1触媒成分と
前記したような第2触媒成分とを混合して成る組合せ触
媒は、例えばオレフィンの不均化反応によるオレフィン
の転化用として有用である。
反応温度は使用される触媒および供給物並びに所望する
反応生成物によって変化しうる。典型的には、不均化は
約0〜約300℃の範囲内の温度で行なわれる;比較的
短い反応時間で良好な転化率を得るためには約20〜約
500℃の温度が使用される。
不均化反応は、不均化されるべきオレフィンと前記の組
合せ触媒とを、オレフィンの構造および分子量によって
液相または気相中において接触さ0.1〜500気圧の
圧力が好適であるが、容易に入手できる装置を使用して
良好な転化率が得られるため約1〜40気圧の間の圧力
が好ましい。
この反応を液相で行なう場合には、反応体のための溶剤
または希釈剤が使用できる。例えばペンタン、ヘキサン
、シクロヘキサン、ドデカンのような脂肪族飽和炭化水
素およびベンゼンおよびトルエンのような芳香族炭化水
素が好適である。反応を気相で行う場合には、例えばメ
タン、エタンのような飽和脂肪族炭化水素および(また
は)窒素およびアルデンのような実質的に不活性な気体
も存在できる。生成物の高収量を得るためKは、不均化
灰石を水および酸素のような失活させる物質の有意量の
不存在下で行うことが好ましい。
不均化生成物の妥当な収量を得るために必要な接触時間
は、組合せ触媒の活性度、温度、圧力および不均化され
るべきエチレン状不飽和化合物の構造のよ5な数種の因
子によって決まる。不均化されるべきオレフィン状不飽
和化合物が触媒と接触している時間は0.1秒〜24時
間と都合良く変化しうるが、これより長いおよび短い接
触時間も使用できる。反応装置の効率的使用のためには
、約1秒〜約1時間の接触時間の使用が好ましい。
本発明の方法は、固定触媒床、スラリー化触媒、流動床
または他の慣用の接触方法を使用してバッチ式または連
続式で行うことができる。
生成物 本発明のオレフィン生成物は、合成ニジストマ−として
有用なエチレン−プロビレ−ターポリマーの第6成分と
してのようなポリマーの前駆物質としての使用を含めて
用途は確立されている。オゾン化によるようなポリオレ
フィン生成物のエチレン状二重結合の開裂では、例えば
ヘキサメチレンジアミンのようなジアミンと反応して合
成縁雑において有用なポリアミYを形成するシーまたは
ポリカルボン酸を生成する。オレフィン生成物は、硫酸
を触媒とする水和作用によって第二および第三アルコー
ルに転化される。あるいはまた、オレフィン生成物は、
慣用の「オキソ」法によってアルテヒyK転化され、こ
れは慣用の触媒を使用して水素化され相当するアルコー
ルに転化される。
かようにして生成されたC12〜C20アルコールは、
例えば水酸化ナトリウムのような塩基性触媒の存在下の
エチレンオキサイドとの反応によるようにエトキシ化さ
れて慣用の洗剤を形成し、そして、低級アルコールは、
フタル酸のような多塩基性酸との反応によってエステル
化されポリ塩化ビニル用の可塑剤を形成する。
本発明およびその利点をさらに理解するため本発明を次
の実施例を参照して説明する。
実施例! (触媒の製造) 低ナトリウム、低アルミニウム、高表面積シリカ〔デー
ピッy (Davison ) G 57シリカ、30
0m2/g;0.1重量%のNa2Oe O−05ft
%のAl2O3〕とシリカ19)当り0.08 gのメ
タタングステン酸アンモニウム((NH4)2W401
3・8H20]で含没することによってシリカに基づい
て7.2重1%のWO,を含有する触媒成分Aを製造し
た。含浸は前記のシリカをメタタングステン酸アンモニ
ウムの水性溶液で処理することによって行った。
含浸させたシリカは、空気中568℃で8時間で過乾燥
させ、そして■焼した。20メツシユパス、40メツジ
オンの篩分部分を使用のために得た。
シリカ19)当り0.002 &の水酸化カリウムをメ
タタングステン酸アンモニウム含有処理用溶液に添加し
たのを除いては触媒Aの製法と同様にして触媒成分Bを
製造した。この最終触媒は7.2重量%のWO3および
約0.2重ft%のに20を含有した。
シリカ11当り僅か0.001 gの水酸化カリウムを
使用したのを除いて触媒成分Bの製法と同1にして触媒
成分Cを製造した。この最終触媒は7.2重量%のWO
3および約0.1重1%のに20を含有した。
触媒成分りは、商業用として製造されたシリカ支持触媒
(デーピソン化学会社製、 SMR−9−1413; 
246m2// ; 0.08重t%のNa2O:0.
09重瀘%のAl2O,)であり、7.0本漬%のWO
3を含有した。
触媒成分Eは、触媒成分りを水酸化カリウムの水性溶液
で含浸し、最終触媒を得た。・戚焼後、約0.1重ft
%のに20を含有した。
実施例I エチレン+ジイソデチレンの不均化 温度制御された電気炉中に設置した垂直パイプ反応器(
直径1/2インチ、長さ20インチ)中をエチレンとジ
イソブチレン異性体混合物(2)4゜4−トリメチル−
1−ペンテンおよび2,4.4−トリメチル−2−ペン
テン)とを下方に通過させることによって全実験を行っ
た。熱電対を触媒床中に入れ反応温度を監視した。
ガラスクールの層に支持されたパイプ反応器の底に約5
インチの深さにα−アルミナ粒子を入れた。α−アルミ
ナ粒子の床には、4.0.FのW03/5102と10
.;lの活性化された(538’Cで)MgOとが支持
された。この上部を別のガラスウールで栓をし、残余の
反応器空間にα−アルミナを充填した。前記の触媒は、
流動空気中538℃で8時間加熱し、次いで流動−酸化
炭素中568℃で30分処理することによって活性化さ
れた。
反応に使用されるエチレンは、13Xモルシープドライ
ヤー(mol 5ieve drier )を通過させ
、使用したジイソブチレンを酸化マグネシウムガードベ
ラ)’ (guard bed )上を通過させた。供
給物を約673°Gおよび400 psigの圧力に維
持されている反応器中に導入した。約2=10モル此の
エチレン:ジイソブチレンを、約6重量空間速度(wH
sv)のジイソブチレンの供給量で導入した。生成物試
料を高圧注射器中に集め、クロモソルプ(Chromo
sorb ) P [イリノイ州、デイヤーフイールP
、アプライドサイエンス(AppliedScienc
e )社製赤色珪藻土]上の10%の0V101(ペン
シルベニア州、ベルホンテ、スペルコ(5upelco
 )社製ジメチルシリコーン)を充填しりl/8“×2
・0′カラムを使用し、ヒユーレットパッカー)’ (
Hevlett Packard )モデル5840ガ
スクロマトグラフ中で分析した。反応結果を第1表に要
約する。第1表に示したジイソブチレンの転化率および
ネオヘキサンに対する選択率値は、全反応器流出物の重
t%として計算した第1表 /478.9  48−1  79.7  85.51
 ”/4  81−8  61.4  83−6  8
9.42V478.3  30.4  80.6  9
0.93’/a   75−8  48.2  78,
4  86.8第1表のデータから本発明の触媒組成物
(実験2)が、従来技術の触媒組成物(実験1〕に比較
して全般的に改善された転化率および劇的に改善された
選択率を示すことが分かる。
実施例層 エチレン+2−ブテンの不均化 温度制御された電気炉中に設置された垂直パイプ反応器
(直径l/2“、長さ20インチ)中をエチレンとシス
−およびトランス−2−ブテンの混合物とを下方に通過
させてすべての実験を行った。
熱電対を触媒床中に入れ、反応温度を監視した。
石英ウールの層によって支持されているパイプ反応器の
底に約6インチの深さに石英チップ(−9+12メツシ
ユ)を入れた。
第1表に示したような約4.5yの第2触媒成分と混合
された約1.51のシリカに支持されたWO3触媒を含
む組合せ触媒用の支持物として石英ウールの別の層を前
記の石英チップの上部に置いた。
これを石英ウールの別の層を上に置き反応器の残余の空
間に石英チップを充填した。組合せ触媒を流動空気中5
68℃で6時間、次いで流動−酸化炭素中同温度で約1
5分活性化し、最後に該触媒を流動窒素下で反応温度に
まで冷却した。
反応に使用したエチレンは13Xモルシープドライヤー
を通過させ、ブテン供給原料は使用前に13Xモルシー
プ、アルミナ、最後に酸化マグネシウム中をパーコレー
トさせた。反応器に導入される供給物は、約400 p
sigの圧力および約350°(K維持した。約7.5
重址空間速度(wHsv)の量で導入される2−ブテン
と共に約1〇二1のエチレン:ブテンのモル比で検討し
た。
熱反応器流出物をフードに放出し二層期的に全流出物を
改良された、加熱されたシリースA−2サンプルロック
シリンジ(5eries A −2Sample−LO
K Syringθ〔ダイナチクサンプリング社(Dy
natech SamplingCorporatio
n ) )を使用して試料採取した。分析は200℃ま
でプログラムが作られているl/8“X 20’ OV
 −101力5ムな用い当初温度50℃で行った。反応
結果を第1表に要約する。Midに示されている2−ブ
テンの転化率およびプロピレンに対する選択率は重量%
で計算されている。
第亘表 1   85.3 95.8  94.2  99.1
11/285,4 96.5  −−−NS  −−−
1/   40.7  98,6  94,5 98.
21   −−−NS  −−−94,099”11/
248.0   97.9   94.2 99.2辛
NS試料採取せず 実験6と実験4との比較では、発明触媒組成物の方が高
い転化率および選択率結果を立証している。同様に触媒
成分Cと骨格異性化(skeletaliaomeri
zation ) (二重結合異性化ではな()に対し
て活性であることが公知の第2触媒成分、すなわちα−
A1203との混合物を使用した実験5と触媒成分とM
gOとの混合物から成る発明触媒組成物を使用した実験
6との比較では、実IA5の方がはるかに低い供給棒転
化率を示した。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)(i)シリカ支持体、 (ii)タングステンの酸化物またはタングステンの酸
    化物の前駆物質、および (iii)第 I 族酸化物または該酸化物に転化しうる
    化合物 が含まれる第1触媒成分、および、 (b)前記の第1触媒成分と混合された二重結合異性化
    用触媒から成る第2触媒成分 が含まれていることを特徴とするオレフィン重合用触媒
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載の触媒において、前
    記のシリカ支持体が、少なくとも10m^2/gの表面
    積、Al_2O_3として測定して約0.2重量%また
    はそれより少ないアルミニウム、およびNa_2Oとし
    て測定して約0.2重量%またはそれより少ないナトリ
    ウムを有する前記の触媒。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項に記載の触媒
    において、前記のタングステンの酸化物またはタングス
    テンの酸化物の前駆物質が、その酸化物として計算し、
    そして、酸化タングステンとシリカ支持体との総合重量
    に基づいて少なくとも約0.1重量%の前記金属の量で
    存在する前記の触媒。
  4. (4)特許請求の範囲第1項〜第3項の任意の1項に記
    載の触媒において、前記のタングステンの酸化物がWO
    _3である前記の触媒。
  5. (5)特許請求の範囲第1項〜第4項の任意の1項に記
    載の触媒において、前記の第 I 族酸化物または該酸化
    物に転化しうる化合物が、ナトリウムまたはカリウムの
    化合物である前記の触媒。
  6. (6)特許請求の範囲第5項に記載の触媒において、前
    記のナトリウムまたはカリウムの化合物が酸化物、水酸
    化物、炭酸塩、炭酸水素塩、硝酸塩、酢酸塩またはそれ
    らの任意の2種もしくはそれ以上の混合物である前記の
    触媒。
  7. (7)特許請求の範囲第1項〜第6項の任意の1項に記
    載の触媒において、前記の第 I 族酸化物または該酸化
    物に転化しうる化合物が、その酸化物として計算し、そ
    して、第 I 族酸化物およびシリカ支持体の総合重量に
    基づいて約0.01〜約10重量%の前記金属の量で存
    在する前記の触媒。
  8. (8)特許請求の範囲第1項〜第7項の任意の1項に記
    載の触媒において、前記の第2触媒成分が酸化マグネシ
    ウム、酸化カルシウム、酸化セリウム、酸化トリウム、
    酸化チタン、酸化亜鉛、またはそれらの任意の2種もし
    くはそれ以上の混合物である前記の触媒。
  9. (9)特許請求の範囲第8項に記載の触媒において、前
    記の第2触媒成分が酸化マグネシウムである前記の触媒
  10. (10)特許請求の範囲第1項〜第9項の任意の1項に
    記載の触媒において、前記の第1触媒成分と前記の第2
    触媒成分とが、約1:0.5〜約1:20の重量比で存
    在する前記の触媒。
  11. (11)特許請求の範囲第1項〜第10項の任意の1項
    に記載の触媒において、前記の組成物が酸素含有気体の
    存在下約350℃〜約800℃で約15分〜約20時間
    処理されたものである前記の触媒。
  12. (12)特許請求の範囲第11項に記載の触媒において
    、前記の組成物が還元条件下約400〜750℃で約1
    分〜約30時間処理されたものである前記の触媒。
  13. (13)1分子当り少なくとも3個の炭素原子を有する
    非環式モノ−もしくはポリエンまたはそれらのシクロア
    ルキルもしくはアリール誘導体;1分子当り少なくとも
    4個の炭素原子を有する環式モノ−もしくはポリエンま
    たはそれらのアルキルもしくはアリール誘導体;上記オ
    レフィンの2種またはそれ以上の混合物;またはエチレ
    ンと不均化を起こすことができる1種またはそれ以上の
    上記のオレフィンとの混合物である少なくとも1種のオ
    レフィンを、 (a)(i)シリカ支持体、 (ii)タングステンの酸化物またはタングステンの酸
    化物の前駆物質、および、 (iii)第 I 族酸化物または該酸化物に転化しうる
    化合物 が含まれる第1触媒成分、および (b)前記の第1触媒成分と混合された二重結合異性化
    用触媒から成る第2触媒成分が含まれる組合せ触媒と接
    触させることを特徴とするオレフィンの重合方法。
  14. (14)特許請求の範囲第13項に記載の方法において
    、前記の組合せ触媒と前記の少なくとも1種のオレフィ
    ンとを接触させる前に、前記の組合せ触媒を酸素含有気
    体の存在下、約350℃〜約800℃で約15分〜約2
    0時間処理する前記の方法。
  15. (15)特許請求の範囲第14項に記載の方法において
    、前記の組合せ触媒と前記の少なくとも1種のオレフィ
    ンとを接触させる前に、前記の組合せ触媒を還元条件下
    約400〜750℃で、約1分〜約30時間さらに処理
    する前記の方法。
  16. (16)特許請求の範囲第13項〜第15項の任意の1
    項に記載の方法において、前記のタングステンの酸化物
    またはタングステンの酸化物の前駆物質がその酸化物と
    して計算し、そして、酸化タングステンとシリカ支持体
    との総合重量に基づいて、少なくとも0.1重量の前記
    の金属の量で存在する前記の方法。
  17. (17)特許請求の範囲第13項〜第15項の任意の1
    項に記載の方法において、前記のタングステンの酸化物
    がWO_3である前記の方法。
  18. (18)特許請求の範囲第13項〜第17項の任意の1
    項に記載の方法において、前記の第 I 族酸化物または
    該酸化物に転化しうる化合物が、ナトリウムまたはカリ
    ウムの酸化物、水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩、硝酸塩
    、酢酸塩またはそれらの任意の2種またはそれ以上の混
    合物である前記の方法。
  19. (19)特許請求の範囲第13項〜第18項の任意の1
    項に記載の方法において、前記の第 I 族酸化物または
    該酸化物に転化しうる化合物がその酸化物として計算し
    て、そして、前記の第 I 族酸化物とシリカ支持体との
    総合重量に基づいて約0.01〜約10重量%の前記の
    金属の量で存在する前記の方法。
  20. (20)特許請求の範囲第13項〜第19項の任意の1
    項に記載の方法において、前記の第2触媒成分が酸化マ
    グネシウム、酸化カルシウム、酸化セリウム、酸化チタ
    ン、酸化亜鉛またはそれらの任意の2種またはそれ以上
    の混合物である前記の方法。
  21. (21)特許請求の範囲第13項〜第20項の任意の1
    項に記載の方法において、前記の少なくとも1種のオレ
    フィンがエチレンとシス−2−ブテンおよびトランス−
    2−ブテンの混合物から成る前記の方法。
  22. (22)特許請求の範囲第13項〜第20項の任意の1
    項に記載の方法において、前記の少なくとも1種のオレ
    フィンが、エチレンとジイソブチレン異性体の混合物(
    2,4,4−トリメチル−1−ペンテンおよび2,4,
    4−トリメチル−2−ペンテン)との混合物から成る前
    記の方法。
  23. (23)(i)シリカ支持体を、 (a)タングステンの酸化物またはタングステンの酸化
    物の前駆物質と、 (b)第 I 族酸化物または該酸化物に転化しうる化合
    物 とで処理して第1触媒成分を生成させ;そして、(ii
    )前記の第1触媒成分と二重結合異性化用触媒から成る
    第2触媒成分とを混合して触媒を形成する ことを特徴とするオレフィン重合用触媒の製造方法。
  24. (24)特許請求の範囲第23項の方法において、(i
    ii)前記の触媒を酸素−含有気体の存在下、約350
    °〜800℃で約15分〜約20時間■焼する工程をさ
    らに含む前記の方法。
  25. (25)特許請求の範囲第24項に記載の方法において
    、 (iv)前記の触媒を、約400〜750℃で約1分〜
    約30時間還元条件に処する 工程をさらに含む前記の方法。
  26. (26)特許請求の範囲第23項〜第25項の任意の1
    項に記載の方法において、前記のシリカ支持体が少なく
    とも10m^2/gの表面積、Al_2O_3として測
    定して約0.2重量%またはそれより少ないアルミニウ
    ムおよびNa_2Oとして測定して約0.2重量%また
    はそれより少ないナトリウムを有する前記の方法。
  27. (27)特許請求の範囲第23項〜第26項の任意の1
    項に記載の方法において、前記のタングステンの酸化物
    がWO_3であり、そして、その酸化物として計算し、
    前記の酸化タングステンとシリカ支持体との総合重量に
    基づいて少なくとも0.1重量%の前記の金属の量で存
    在する前記の方法。
  28. (28)特許請求の範囲第23項〜第27項の任意の1
    項に記載の方法において、前記の第 I 族酸化物または
    該酸化物に転化しうる化合物が、ナトリウムまたはカリ
    ウムの酸化物、水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩、硝酸塩
    、酢酸塩、またはそれらの2種もしくはそれ以上の混合
    物であり;前記のナトリウムまたはカリウムの化合物が
    、その酸化物として計算し、そして、ナトリウムまたは
    カリウムの酸化物とシリカ支持体との総合重量に基づい
    て約0.01〜約10重量%の量で存在する前記の方法
  29. (29)特許請求の範囲第23項〜第28項の任意の1
    項に記載の方法において、前記の第2触媒成分が酸化マ
    グネシウム、酸化カルシウム、酸化セリウム、酸化トリ
    ウム、酸化亜鉛またはそれらの任意の2種もしくはそれ
    以上の混合物である前記の方法。
  30. (30)特許請求の範囲第23項〜第29項の任意の1
    項に記載の方法において、前記の第1触媒成分および前
    記の第2触媒成分が、約1:0.5〜1:20の重量比
    で存在する前記の方法。
JP60203204A 1985-08-21 1985-09-13 オレフイン重合用触媒、その製造方法およびその触媒を使用したオレフインの重合方法 Pending JPS6261639A (ja)

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