JPS6261575B2 - - Google Patents

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JPS6261575B2
JPS6261575B2 JP54170546A JP17054679A JPS6261575B2 JP S6261575 B2 JPS6261575 B2 JP S6261575B2 JP 54170546 A JP54170546 A JP 54170546A JP 17054679 A JP17054679 A JP 17054679A JP S6261575 B2 JPS6261575 B2 JP S6261575B2
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JP
Japan
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biphenol
reaction
dealkylation
substituted
catalyst
Prior art date
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Application number
JP54170546A
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English (en)
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JPS5592332A (en
Inventor
Nikanoo Kaadenasu Jooji
Toomasu Raikuru Uorutaa
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BP Corp North America Inc
Original Assignee
BP Corp North America Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by BP Corp North America Inc filed Critical BP Corp North America Inc
Publication of JPS5592332A publication Critical patent/JPS5592332A/ja
Publication of JPS6261575B2 publication Critical patent/JPS6261575B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C37/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C37/11Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by reactions increasing the number of carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C37/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C37/50Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by reactions decreasing the number of carbon atoms

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はp,p′−ビフエノールの製法に関す
る。
ビフエノールそして特に置換ビフエノールは殺
菌剤、化学中間体、共重合体及び酸化防止剤とし
て広く有用であることが見出されている。例え
ば、ビフエノール特に2,6−ジ置換フエノール
からのビフエノールは、動物性又は植物性油脂、
ガソリン、潤滑油、ゴム組成物等のような物質を
安定化するのに用いられている。更に、p,p′−
ビフエノールのような未置換ビフエノールは各種
の重合体樹脂例えばポリエステル樹脂及びポリカ
ーボネート樹脂の製造に関心があることが判つ
た。この場合、ビフエノールはホスゲンと、或は
二塩基性酸類、ポリエポキシド類、ポリウレタン
類などと反応するジヒドロキシ化合物として使用
される。また、優れた酸化及び溶媒抵抗性と組み
合わされた優秀な物理的及び機械的諸性質を発揮
する完全に芳香族の樹脂を製造するのに使用する
こともできる。しかしながら、過去においては、
複雑な処置が要求され、望ましくない副生成物を
生ずる傾向があり、また樹脂の用途に望まれる純
度及び色特性を有する生成物を得ることの困難性
のために、ビフエノールは製造するのが寧ろ難か
しく且つ費用がかさんだ。その結果としては、ビ
フエノールは、期待されたかも知れないポリエス
テル及びポリカーボネートのような樹脂の製造に
おいて広範な用途が見出されなかつた。
従来、多置換ビフエノールは、一般にまず金属
又は高濃度の強アルカリ性の触媒の存在下におい
て種々の置換フエノール反応体を酸化的に二量重
合して対応するジフエノキノンを生成させること
によつて製造した。このキノンを回収し、次いで
水素又は過剰の置換フエノールのような還元剤に
より相当する置換ビフエノールに還元することが
できる。
ザウエスキイ(Zaweski)氏に与えられた米国
特許第3562338号明細書においては、置換フエノ
ールの酸化の間に生成された中間反応生成物を、
ジフエノキノンが置換ビフエノールに変換される
最終反応段階の前に分離することの必要性を取り
除く方法が開示されている。しかしながら、この
方法は所望の置換ビフエノールを製造するのに更
に2種の方法工程を包含している。この方法で
は、置換フエノールは、実質的にすべての置換フ
エノールがジフエノキノンに酸化されるまで高濃
度のアルカリ金属水酸化物触媒の存在下に酸素含
有ガスと反応させる。次いで、別部の置換フエノ
ールを加え、その反応混合物を酸素の実質的不存
在下に約100℃〜350℃の温度に加熱し、実質的な
量の置換ビフエノールを含有する反応性成物が生
成するまでこの温度に保持する。
又、最近例えばルトレツジ(Rutledge)氏に
与えられた米国特許第4085124号及び第4096190号
の各明細書には、アルキルフエノール等を酸化カ
ツプリングしてその二量体を直接製造する方法が
記載され、この方法では種々のアルカリ物質及
び/またはアミンまたは金属錯体触媒の存在下水
性媒体中でカツプリング反応が行なわれる。この
方法は一般に一工程反応により置換ビフエノール
を直接製造すると記載されているが、それにより
生成された生成物は置換ビフエノール、置換ジフ
エノキノン及び重合体の混合物を含有し、次にそ
れから所望の置換ビフエノールを分離しなければ
ならない。
酸化カツプリング反応系によつて直接にp,
p′−ビフエノールを製造することは不可能であ
る。何故ならば、フエノールそれ自体は相当する
ビフエノール及び/またはジフエノキノンに酸化
され得ないからである。p,p′−ビフエノールそ
れ自体を製造するには、米国特許第2368361号明
細書に開示されているように、ジフエニルから出
発し、これをスルホン化して相当するp,p′−ジ
スルホン酸となし、続いてアルカリ熔融と次に酸
性化してビフエノールを製造することが一般に必
要であつた。しかしながら、このような方法は、
所望しない無機副生成物を多量に生成し、反応器
に対して高価な構築材料を使用することが必要で
ある。
また、例えばハイ(Hay)氏に与えられた米国
特許第3631208号明細書に開示されているよう
に、脱アルキル化を起させるために、当業界に公
知の条件及び触媒を使用して、種々の置換ビフエ
ノールを脱アルキル化することによつてp,p′−
ビフエノールを製造することも提案された。しか
しながら、このような特許においては、或る種の
4,4′−ビス(2,6−ジ置換フエノール)をア
ルミニウムイソプロポキシドまたはアルミニウム
フエノキシドの触媒の存在において上昇した温度
においてのみ、そしてその間イソブチレン及び/
または他のオレフイン性副生成物を連続的に留去
しながら脱アルキル化することが示されている。
更に、この脱アルキル化法によつて製造したp,
p′−ビフエノールは一般的に公知の結晶化法によ
つて主として回収されることが示されている。
ベンゼン環に核的に結合した水酸基以外の置換
基を有するフエノールを使用する多数の脱アルキ
ル化法が当業界に公知である。一般に、多数の
種々の触媒系の存在において熱的条件の下で置換
フエノールを脱アルキル化することが最も広く使
用されており、1種または数種の置換基の型及び
それらのベンゼン環上の位置並びに所望の脱アル
キル化の程度は、使用する温度と触媒との特定の
組み合わせによつて決まる。更に、これらの方法
は気相脱アルキル化法もまた公知で使用されるけ
れども、溶媒を使用し液体状態で一般に遂行され
る。例えば、レストン(Leston)氏に与えられ
た米国特許第3091646号明細書には、触媒の助け
なしにジ−第3級アルキルフエノールを熱的脱ア
ルキル化することは非効率的であることが判明
し、そして当業界の研究者等は接触脱アルキル化
反応に頼つたことが指摘されている。また、液相
脱アルキル化反応が一般的に好ましかつたことが
特許権者によつて開示された。
触媒の使用はアルキルフエノールの効果的脱ア
ルキル化反応に必須であると一般に信じられ、多
数の触媒が公知であるけれども、任意触媒を使用
することなしに、そして最も有利にはこの方法を
溶媒の必要なしに遂行することが出来るならば、
このような脱アルキル化反応を遂行することは、
生成物の純度及びプラント実施の見地から好まし
いことである。更に、公知の方法はベンゼン環を
1個だけ有する置換フエノールを脱アルキル化す
るのに一般に使用され、そのような方法を1個よ
りも多くのベンゼン環を有する置換ビフエノール
またはフエノールについて使用するための適用可
能性は確かではなく、更に評価される必要性があ
る。
例えば、ヘトソン氏等(Hoatson et al.)に与
えられた米国特許第2792427号明細書には、触媒
の不在において、選択的部分熱時脱アルキル化法
を使用して、特定の単核第3級アルキルフエノー
ルを製造する方法が開示されている。しかしなが
ら、これらの特許権者の方法は、選択された型の
単核第3級アルキルフエノールの部分熱時脱アル
キル化反応に単に関するものであつて、脱アルキ
ル化工程の間に留出した反応体の混合物を適当な
再循環手順の使用を介して、ジ置換単核フエノー
ルのモノ置換フエノールえの実質的に完全な変換
を達成させることより成る連続的系統の脱アルキ
ル化工程に関する。従つて、ヘトソン氏等は、触
媒の不在において、選択されたジ置換単核フエノ
ールを熱的脱アルキル化すると、種々の置換され
たフエノール成分の混合物を含有する生成物を生
じ、そして所望の部分的脱アルキル化を達成する
ことが出来るのは適当な再循環手順を使用しての
みのことであることを開示している。
先に指摘したとおり、二核フエノールに水酸基
以外の基を含有しないp,p′−ビフエノールを容
易に且つ経済的に製造するのに使用することがで
きる方法の開発は極めて所望された。特に有利な
のは、改良された純度と色との特徴を有する4,
4′−ビフエノールを製造するのに使用することが
できる方法である。
本発明によれば次の工程より成るp,p′−ビフ
エノールを製造する方法を提供するにある。
1 一般式 で表わされる2,6−ジ−第3ブチルフエノー
ルを、酸素または酸素含有ガスと、アルカリ金
属水酸化物、弱酸のアルカリ金属塩、アルカリ
土類金属水酸化物、弱酸のアルカリ土類金属
塩、アミン塩基及びそれらの混合物より成る群
から選択される触媒の触媒量の存在において、
上昇した温度例えば約50℃.ないし約240℃.
で、該フエノールに対して化学量論的量までそ
して好ましくは化学量論的量よりも少い量の酸
素と反応するに必要な時間に亘つて接触させて
実質的量の4,4′−ビス(2,6−ジ−第3ブ
チルフエノール)を含有する反応生成物を生成
させ、 2 該ビフエノールから水酸基以外の第3ブチル
基を、触媒の不在において、脱アルキル化して
実質的量のp,p′−ビフエノールを含有する反
応生成物を製造し、次いで 3 該p,p′−ビフエノールを回収する。
この酸化二量重合反応は容易に進行して、所望
のp,p′ビフエノールを生成し、一方反応生成物
は驚くべきことに、また予期に反してジフエノキ
ノンを実質的に含まない。
この脱アルキル化反応は、酸化カツプリング反
応の完了後、それによつて生成した置換ビフエノ
ールを任意更に処理することなしに行われ、或は
ビフエノールを酸化反応器から取り出して、脱ア
ルキル化用の別の反応器に仕込んだ後に行つても
よい。好ましくは、使用する脱アルキル化法は
4,4′−ビス(2,6−ジ−第3ブチルフエノー
ル)を不活性な非反応性雰囲気の下で触媒の不在
において、p,p′−ビフエノールの分解温度より
も低い昇温した温度例えば約250℃.ないし約500
℃.に加熱し、この間好ましくは実質的な量の
p,p′−ビフエノールを含有する反応生成物を得
るのに必要な時間に亘つて、生成オレフイン副生
成物を、連続的に除去することより成る。p,
p′−ビフエノールの回収は蒸発法及び凝縮法を使
用することによつて最も有利に行われる。
4,4′−ビス(2,6−ジ−第3ブチルフエノ
ール)は、式: で表わされる。
本発明による置換ビフエノールの脱アルキル化
は例えば適当な置換ビフエノールを反応器に仕込
み、次にp,p′−ビフエノールの分解温度以下、
但し置換ビフエノールの脱アルキル化を行うに充
分高い温度に加熱することによつて行う。脱アル
キル化反応を遂行し且つ高純度のp,p′−ビフエ
ノール反応生成物を得るのに重要なことは、反応
容器内の雰囲気が酸素または酸素含有ガスを実質
的に含有しないこと、そして好ましくは脱アルキ
ル化反応を不活性の非反応性雰囲気中で行うこと
である。窒気または二酸化炭素ガスのブランケツ
ト(blanket)の下で脱アルキル化反応を行うこ
とが殊に有利である。
本発明の脱アルキル化反応は、イソブチレンの
ようなオレフイン副生成物を反応容器から除去
し、そして好ましくは脱アルキル化反応の過程の
間に生成時に連続的に駆出すると促進される。
上述のように、脱アルキル化反応は、p,p′−
ビフエノールの分解温度より低い広範な温度範囲
に亘つて行うことができる。一般に、適当な置換
ビフエノールの熱時脱アルキル化は、約250℃な
いし約500℃、そして好ましくは約290℃ないし約
400℃の温度範囲に亘つて、触媒の不在の下で遂
行することができる。
脱アルキル化反応を遂行することができる圧力
は、厳密に臨界的ではなく、一般に、約200mm/
Hgのように低い減圧の下で、或は約500psigま
での一層高い圧力において遂行することができ
る。最し有用な圧力範囲は約1ないし約2気圧の
ゲージ圧である。不活性の非反応性雰囲気を反応
器に保持することを保証するためには、反応器内
に、また反応器を通して適当なガスを流すことに
よつて調節することができる。反応器からオレフ
イン副生成物の除去は、反応器を介して不活性ガ
スの調節した流れによつて、或はまた反応器の周
期的なまたは連続的な排気によつても達成するこ
とができる。
脱アルキル化すべき置換ビフエノール用または
p,p′−ビフエノール反応生成物用の溶媒の使用
は、本発明によれば、有利には、必要ではない。
一般に、触媒の不在の下での熱時脱アルキル化反
応は、置換ビフエノール原料の融点以上の温度に
おいて遂行し、それによつて、脱アルキル化反応
を溶媒の必要なしに液体状態において行い、そし
て有利なことには、所望の反応生成物から溶媒及
び触媒を除去する必要がない。更に所望により脱
アルキル化反応のオレフイン副生成物は慣用の方
法によつて回収することができる。
脱アルキル化反応は置換ビフエノール原料の実
質的に総てをp,p′−ビフエノールに変換するの
に充分な時間に亘つて行うべきである。置換ビフ
エノール原料の実質的に完全な脱アルキル化を達
成するのに必要とする時間の長さは、操作温度及
び原料として使用する置換ビフエノールの型によ
つて主として決まる。一般に、オレフイン副生成
物生成の速度は、使用する操作温度を決定するた
めの因子でもある。何故ならば、任意特定の操作
温度において生成した副生成物を除去する可能性
は、脱アルキル化反応を遂行するのに使用する条
件を制限することがあり得るからである。4,
4′−ビス(2,6−ジ−第3ブチルフエノール)
の場合、約300℃の温度においてビフエノールを
熱時脱アルキル化することは、イソブチレンの生
成の穏和な速度となり、そして実質的に完全な脱
アルキル化を達成させるための脱アルキル化反応
時間は約3時間である。しかしながら、約330℃
の脱アルキル化反応温度を使用すると一般にイソ
ブチレン生成が極めて大きい速度となり、そして
脱アルキル化反応循環は約2時間で完了する。
本発明の熱時脱アルキル化反応を、置換ビフエ
ノール原料の実質的に完全な脱アルキル化を達成
するのに必要な時間に亘つて行うこと、すなわ
ち、p,p′−ビフエノールに少くとも約95%の変
換を達成させることは好ましいことである。何故
ならば、所望の末置換ビフエノールの蒸気圧に近
い蒸気圧を有する中間体である置換ビフエノール
を実質的な割合で含有する反応混合物から、所望
のp,p′−ビフエノール生成物を蒸発法または蒸
留法によつて回収することは困難だからである。
脱アルキル化反応が完了すると、粗製の反応生
成物はp,p′−ビフエノールを主として含有す
る。しかしながらp,p′−ビフエノール反応生成
物の純度及び色は、ポリエステル、ポリカーボネ
ートなどのような重合体を生成させるための重合
反応用単量体として直接使用するには一般に好適
ではない。所望純度のp,p′−ビフエノールの回
収は、蒸留、分別結晶などのような周知の方法に
よつて得ることができる。
慣用の結晶化法によつて重合反応用単量体とし
て使用するのに所望される純度(99%以上)及び
色特性を有するp,p′−ビフエノールを回収する
のは複雑であり、一連のプロセス・ステツプを必
要とする。蒸留法は若干複雑が少いので、好まし
い。しかしながら、本発明によれば、p,p′−ビ
フエノールを回収する特に好ましい方法は、p,
p′−ビフエノール反応生成物を含有する反応器内
の圧力を低圧(約40mm/Hgまたはそれ以下)に
降下させ、この間温度を少くとも約290℃に保持
し、そして次にガスを約50℃に冷却し、精製した
生成物を別の受器に集めることによる蒸気相から
の沈殿法によりp,p′−ビフエノールを回収する
ところの蒸発及び凝縮法による。かくして、重合
反応用単量体として直接使用するのに好適な99%
以上の純度及び雪白色(純白色)を有するp,
p′−ビフエノール生成物は高収率にて容易に得ら
れる。
本発明に従いp,p′−ビフエノールを製造する
のに使用する原料として好適な置換ビフエノール
は、当業界において公知の種々の方法によつて製
造し得る。
本発明方法によれば、反応混合物の重要な成分
は、触媒量の触媒であり、適当な触媒はアルカリ
金属水酸化物、弱酸のアルカリ金属塩、アルカリ
土類金属水酸化物、弱酸のアルカリ土類金属塩、
アミン塩基及びそれらの混合物よりなる群から選
ばれる。適当な触媒を例示すると、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム、水酸化
ルビジウム、炭酸セシウム、炭酸ルビジウム、亜
硫酸カリウム、ホウ酸ナトリウム、酢酸カリウ
ム、ピリジン及び1,4ジアザビシクロ−(2,
2,2)−オクタン(DABCO)がある。
使用する触媒の量は厳密に臨界的なものではな
く、フエノールの二量化を促進するにはほんの少
量で十分である。一般に、その使用量は、約1重
量%までの量が有効であり、かつ所望によりそれ
以上の量を使用することもできるけれども、約
0.1重量%のように少量である。
本発明方法の望ましい態様においては、反応混
合物に、少なくとも少量の水又はエチルまたはメ
チルアルコールのようなヒドロキシル基含有低級
アルキル化合物を添加する。本発明者等は研究の
結果、酸化二量重合の誘導時間を排除するために
はこれらの添加剤を反応混合物の少なくとも0.01
重量%量存在させれば充分であるが、所望に応じ
それ以上の量でもよいことを見出した。
本発明の実施に際してフエノールに対する酸素
の使用量は極めて臨界的である。一般に、ジ置換
フエノールの対応するビフエノールへの直接酸化
二量重合に対し化学量論的に必要な量までの酸素
量だけを使用すべきであるが、化学量論的に必要
な量より少ない量を使用することが好ましい。
反応は、例えば、酸素そして好ましくは空気の
ような酸素含有ガスを、反応物と緊密に接触させ
るために撹拌しながら反応容器中の反応混合物に
通過させることにより行なう。反応は、大気圧下
又はそれより高い圧力下で行なうことができ、約
21Kg/cm2ゲージ圧(約300psig)までの適度の圧
力が好ましい。最も有用な圧力範囲は約3.5Kg/
cm2ゲージ圧(約50psig)〜約14Kg/cm2ゲージ圧
(約200psig)である。フエノールと反応する酸素
量が化学量論的に必要な量を越えないことを確実
にするために、フエノールと接触する酸素量は一
般に反応容器を通過する又は反応容器中に入るガ
スの流れを制限することにより調節することがで
きる。或はまた、存在するフエノール量に対して
化学量論的に必要な量より多い酸素含有ガス量を
導入し、かつ反応物間の接触時間の制御及び(又
は)触媒の型及び濃度及び反応温度の選択によ
り、フエノールと実際に反応する酸素量を制限す
ることが往々有利である。
反応は、約50℃〜約240℃の温度、そして好ま
しくは反応混合物の溶融温度(一般に約175℃〜
180℃)〜約200℃の範囲の温度で行なうことがで
きる。
本発明の方法は、実質的にすべてのフエノール
反応物が、対応するビフエノールに転化するのに
十分な時間行なうべきである。最適の収量を得る
時間の長さは反応温度、触媒の型及び量並びに反
応誘導期間のいかんにより決定される。一般に、
約30分〜約1時間で優れた収率で置換ビフエノー
ルが得られる。
本発明の実施により置換フエノールの対応する
ビフエノールへの転化は実質的に副生成物の生成
をもたらさず、ジフエノキノン類は実質的に生成
されない。
置換ビフエノールを脱アルキル化してp,p′−
ビフエノールを製造するには、次に、当業界に公
知の脱アルキル化法の任意のものを用いて行うこ
とができる。脱アルキル化反応には、置換ビフエ
ノールを最初回収することは必要ない。ただし、
所望によりビフエノールは、必要なビフエノール
から未反応のフエノール及び若干の水を一般に分
離するだけで反応混合物から容易に回収すること
ができる。
好ましい具体化においては、本発明の脱アルキ
ル化法の条件を使用して、所望のp,p′−ビフエ
ノールを製造する。このような場合には、脱アル
キル化反応は、上述の本発明の実施に従いプロセ
ス・ステツプ及び条件を使用して遂行される。
酸化二量化反応が完結したらば、置換ビフエノ
ール反応生成物を、反応容器内に不活性の非反応
性雰囲気を保持しながら、触媒の不在において、
所望の脱アルキル化温度に加熱する。反応容器か
らオレフイン副生成物を回収するには、所望によ
り間欠的に或は連続的に遂行することができる。
脱アルキル化反応は実質的に全部の置換ビフエノ
ールがp,p′−ビフエノールに変換されるまで行
い、そして次にこのp,p′−ビフエノールを上述
の方法を使用して、該反応混合物から回収する。
所望により、本発明の方法は、或はまた、置換
ビフエノールを高収率で連続的に生成するように
行うことができ、しかもそれによつて生成した置
換フエノールはバツチ式(回分式)ゃたは連続的
脱アルキル化方法のいずれかによつてp,p′−ビ
フエノールに脱アルキル化される。
本発明は次の実施例と共に考察すれば一層明瞭
となるであろう。しかし、これらの実施例は本発
明を単に例示するために掲げたものであり、いず
れにせよ、本発明を限定するために意図したもの
ではない。別段の脂示がない限り、すべての部及
び百分率は重量によるものである。
2,6−ジ−第3級ブチルフエノール200g
(0.968モル)と、水酸化カリウムの50%水溶液2
gとの混合物を、磁気駆動式撹拌機と温度調節器
とを具備するオートクレブ反応器にて製造した。
この反応器を密閉し、約180℃の温度にもたらし
た。純粋な酸素を100psigの内圧まで入れ、この
間この混合物に撹拌(約460rpm)をほどこし
た。最初、穏やかな発熱反応が起り(温度は約
200℃に上昇した)、急速な酸素圧力降下(75psig
まで)が伴なつた。圧力は、35分間の反応時間内
に酸素を数回添加することによつて100psigに戻
した。
35分間の反応時間の後に、反応器を窒素でパー
ジ(清掃)し、内容物をガスクロマトグラフ法に
よつて分析した。置換フエノールの約75%が相当
する二量体に変換された。次にこの物質の温度を
300℃に上昇させ、未反応の2,6−ジ−第3級
ブチルフエノールを反応器から蒸留した。脱アル
キル化反応が進行するにつれて、温度を320℃に
上昇し、イソブチレン副生成物を排出した。4時
間の反応時間の後に、粗製のp,p′−ビフエノー
ルを、真空の下で蒸留した。蒸留したp,p′−ビ
フエノールは雪白色を有し、優れた品質を有し
た。
この実施例から、熱的脱アルキル化反応により
p,p′−ビフエノールを製造するに先立つて、酸
化二量体反応の反応生成物から2,6−ジ−第3
級ブチルフエノール二量体を回収することは必要
ないことを理解することができる。
参考例 この参考例は、実施例で製造した精製p,p′−
ビフエノールが重合体級の単量体(polymer
grade monomer)であることを説明するもので
ある。ポリフエニルスルホン縮合ポリマーの製造
は、原料を下記の割合で使用して行う。
p,p′−ビフエノール(実施例1)
37.43g(0.20モル) ジクロロジフエニルスルホン
57.44g(0.20モル) 炭酸カリウム 41.46g(0.30モル) ジメチルアセトアミド(DMAC) 170ml トルエン 70ml 頭部(overhead)機械式撹拌機、窒素挿入
管、温度計、ジーン・スターク(Dean−Stark)
トラツプ及び還流凝縮器を具備した250mlの三頚
フラスコに、ジクロロジフエニルスルホン、
K2CO3(無水物、粉末)、トルエン及びDMACを
仕込んだ。
この反応混合物に室温で窒素を散布(スパー
ジ)し、p,p′−ビフエノールを添加し、窒素散
布を更に10分間継続した。反応温度を136℃に上
昇させ、この温度で水/トルエンの共沸混合物を
ジーン・スターク・トラツプに集めた。
トルエン共沸混合物により水を連続的に除去す
ることによつて、温度を更に160℃に上昇させ
た。6時間(全加熱時間)の後、重合体は櫂式撹
拌機のまわりにまとい始めた。反応混合物を
DMACで希釈し、該溶液中に130℃において15分
間泡立たせる塩化メチルによつて、重合体を末端
化させた。この重合体を100℃で過してカリウ
ム塩を除去し、液を修酸で酸性化した。こうし
て得られる80℃の溶液を水(水対重合体溶液5:
1)から凝固させ、過し、1時間熱湯中でスラ
リー化し、再過し、再びメタノールで洗浄し
た。湿潤した重合体を真空の下で100℃において
一夜乾燥した。こうして得られる重合体は換算粘
度0.69(これはN−メチル−ピロリドンの2g/
100mlの濃度において、25℃で測定)を有する。
この重合体を圧縮成型した試料は揺錘衝撃190フ
イート・ポンド/立方インチ、引つ張り強度
10000psi、モジユラス290000psi及びガラス転移
温度216℃を示した。実施例のp,p′−ビフエノ
ールを用いて製造した重合体試料により得たこれ
らの優れた機械的及び物理的諸性質は重合体級の
単量体としてのその適用性及び性能を明らかに証
明するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 一般式 で表わされる2,6−ジ−第3ブチルフエノー
    ルを、酸素または酸素含有ガスと、アルカリ金
    属水酸化物、弱酸のアルカリ金属塩、アルカリ
    土類金属水酸化物、弱酸のアルカリ土類金属
    塩、アミン塩基及びそれらの混合物より成る群
    から選択される触媒の触媒量の存在において、
    上昇した温度で、該フエノールに対して酸素が
    化学量論的量まで反応するのに必要な時間に亘
    つて接触させて実質的量の4,4′−ビス(2,
    6−ジ−第3ブチルフエノール)を含有する反
    応生成物を生成させ、 (b) 該ビフエノールから水酸基以外の第3ブチル
    基を触媒の不在の下で脱アルキル化して実質的
    量のp,p′−ビフエノールを含有する反応生成
    物を製造し、次いで (c) 該p,p′−ビフエノールを回収する ことより成る、p,p′−ビフエノールを製造する
    方法。 2 脱アルキル化工程が、p,p′−ビフエノール
    反応生成物を不活性非反応性雰囲気の下で、触媒
    の不在の下で、p,p′−ビフエノールの分解温度
    以下の昇温した温度に充分な時間に亘つて加熱
    し、この間生成したオレフイン副生物を除去しな
    がら、実質的量のp,p′−ビフエノールを含有す
    る反応生成物を得ることより成る、特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
JP17054679A 1979-01-02 1979-12-28 Manufacture of high purity p*p**biphenol Granted JPS5592332A (en)

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US06/000,120 US4205187A (en) 1979-01-02 1979-01-02 Process for preparing p,p'-biphenol of high purity

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JPS5592332A JPS5592332A (en) 1980-07-12
JPS6261575B2 true JPS6261575B2 (ja) 1987-12-22

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CA1149820A (en) 1983-07-12
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