JPS6260987B1 - - Google Patents

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JPS6260987B1
JPS6260987B1 JP57219745A JP21974582A JPS6260987B1 JP S6260987 B1 JPS6260987 B1 JP S6260987B1 JP 57219745 A JP57219745 A JP 57219745A JP 21974582 A JP21974582 A JP 21974582A JP S6260987 B1 JPS6260987 B1 JP S6260987B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
sheet
polyolefin
laminated
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57219745A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Funato
Isamu Hayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keiwa Shoko KK
Original Assignee
Keiwa Shoko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keiwa Shoko KK filed Critical Keiwa Shoko KK
Priority to JP57219745A priority Critical patent/JPS6260987B1/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は袋内への充填に際して加圧空気と共に
充填されるセメント、肥料、小麦粉あるいは合成
樹脂レジン等の粉粒状物資の収納に最適する粉粒
状物資収納袋の製造方法に関する。
(従来技術) 上記粉粒状物質を収納するための袋としては従
来、たとえば、実願昭51−115718号(以下、先行
技術という)に開示されたような袋がある。この
袋はクロス層の内面にクラフト紙を設けた筒状の
袋本体の袋底部および袋口部をミシン縫いで閉塞
した袋において、クロス層とクラフト紙とを接着
する合成樹脂層の紙層側に袋本体の全長にわたる
多数の排気通路を形成した構成からなるものであ
り、内容物の吹込み充填時に袋本体内から空気が
容易に抜けることを期待したものである。
そして、この袋の上記排気通路の形成手段は製
袋前の袋用原反の製造にあたつて、紙層とクロス
層を押出ラミネーシヨン(押出貼合わせ)する際
に、ラミネーシヨン前のクラフト紙にあらかじ
め、水や水にアルコールを添加した液を筋状にコ
ーテイングしておいて押出ラミネーシヨンを行う
ものであり、この手段によれば、Tダイから押出
されたポリエチレンなどの溶融樹脂はクラフト紙
側の水塗布部分が急冷され、クラフト紙側では水
塗布部分のみで接着せず、クロス側が全面に接着
されることによつてクラフト紙側のみに筋状の排
気通路を形成しようというものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、先行技術による袋には、つぎの
ような欠点があつた。
すなわち、上記排気通路の形成手段によつて得
られる従来の袋には往々にして排気通路が部分的
に閉塞していたり、あるいは完全に閉塞していて
脱気効果を奏しないものがある。すなわち、この
袋の製袋前の袋用原反の製造における排気通路形
成手段において、ラミネーシヨン装置の雰囲気が
一般に比較的に高温であることから作業条件を厳
密に管理していなければ、水などを塗布したクラ
フト紙がラミネーシヨンに供されるまでに塗布水
分が蒸発してしまつたり、あるいは塗布水分が部
分的に蒸発してしまうおそれが多分にあり、水分
が完全にあるいは部分的に蒸発した状態でクラフ
ト紙がラミネーシヨンに供されると、部分的に排
気通路が形成されないか、あるいは最悪の場合に
は排気通路が全く形成されない袋用原反となり、
このような原反でもつて製袋されると、所期する
ところの脱気効果を袋に期待できない。したがつ
て、先行技術によれば、完全に満足のいく脱気効
果を奏する袋を確実に得ることは不可能であつ
た。
本発明は上述の問題点にかんがみ、発明された
ものであつて、完全なる脱気効果と防湿効果が期
待できる粒状物資収納袋の製造方法を提供しよう
というものである。
(問題点を解決するための手段) 以下、本発明の構成について説明する。
片面上にポリオレフインがラミネートされた防
湿性・強靭性に優れた基材シートと通気性シート
とを押出ダイから垂下する溶融ポリオレフインフ
イルムでもつて押出ラミネートするに際してラミ
ネート前の前記溶融ポリオレフインフイルムに針
突刺をおこなつて帯状連続破裂口を形成して結果
的に細幅ポリオレフインフイルムを形成してお
き、該細幅ポリオレフインフイルムでもつて前記
基材シートと通気性シートをラミネートして複合
シートとし、ついで、この複合シートを前記通気
性シート側が袋内側となるようにして常法によつ
て弁付き両側ミシン縫い形に製袋することを特徴
とする粉粒状物資収納袋の製造方法、にある。
つぎに、本発明の実施例について説明する。
(実施例) つぎに、本発明粉粒状物資収納袋の製造方法の
一手順について説明する。
本発明粉粒状物資収納袋の袋用原反を製造す
る。具体的には、押出ラミネーシヨン(押出貼
り合わせ)に供する袋原反用素材として片面上
にポリオレフインがラミネートされた防湿性・
強靭性に優れた基材シートと適度の通気性を具
備する通気性シート(たとえば、クラフト紙な
ど)を用意する。
つぎに、これらの袋用原反素材を押出ダイか
ら溶出する溶融ポリオレフインフイルムでもつ
て押出ラミネートするにあたつて押出ダイから
溶出した直後の溶融ポリオレフインフイルムに
針突刺によつて同フイルムの膜割れ現象(ネツ
クイン現象によつて生じる)を生ぜしめて連続
した帯状連続破裂口を形成しつつ、結果的に形
成された細幅ポリオレフインフイルムを介して
積層一体化し、複合シートを得る。この複合シ
ートは片面上にポリオレフインがラミネートさ
れた防湿性・強靭性に優れた基材シートのポリ
オレフインラミネート面を外側にして積層一体
化すれば第2図に図示するような複合シートと
なり、基材シートのポリオレフインラミネート
面を外側にして積層一体化すれば第3図に図示
するような複合シートとなる。なお、第2図な
らびに第3図はいずれも本発明において使用す
る複合シートの一部拡大断面図であつて、第2
図は基材シートのポリオレフイン面側をラミネ
ート面とした場合を、第3図は基材シートの扁
平状織地側をラミネート面とした場合を示す。
符号2は複合シートであり、これはポリオレフ
インのフラツトヤーンで織成した扁平状織地5
の片面にポリオレフイン6がラミネートされた
基材シート3がラミネート面上(あるいは扁平
状織地面上)に細幅ポリオレフインフイルム4
が多数、適宜間隔をおいて平行に列設され、該
細幅ポリオレフインフイルム4と基材シート3
及び通気性シート7とによつて脱気路8が形成
された構成である。
かくして、得られた複合シート2を本発明に
おいて袋用原反として利用し、これの通気性シ
ート7側を袋内側とし、基材シート3側を袋外
側となるようにし、常法によつて第1図(本発
明により製造される粉粒状物資収納袋の一部切
欠概観図)に示すように弁付き両側ミシン縫い
形に製袋することにより本発明で目的とすると
ころの粉粒状物資収納袋が得られる。
なお、第1図において、1は袋本体であり、
3は基材シート、7は通気性シート、8は脱気
路、9は充填口である。
なお、本発明において使用する袋用原反である
複合シートを製造する方法としては、本出願人が
特願昭51−62133号(特公昭57−22829号:特許第
1178209号)あるいは特願昭51−87912号(特公昭
57−22830号:特許第1132163号)に開示した通気
性包装材料の製造方法の応用によつて製造するの
が望ましい。
(作 用) つぎに、本発明により得られる粉粒状物資収納
袋の作用について粉粒状物資の充填に際しての脱
気機構を第4図にもとづいて述べる。
本発明により提供された所定形状に形成された
袋本体1の充填口9から袋内へ加圧空気と共に粉
粒状物資Bを充填していくと、袋本体1内に充填
中ならびに袋封後に袋内に残留する残存空気Aは
矢印で示すように通気性シート7を全面にわたつ
て透過し、ついで、脱気路8に侵入して最終的に
袋のミシン縫合部または紙端部より袋外へすみや
かに脱気される。脱気は袋の防湿性を全く損なう
ことなく行われる。
(発明の効果) 以上のように構成される本発明製造方法によれ
ば、つぎのような特有の効果を奏する。
すなわち、本発明製造方法によれば、先行技術
によりつくつたこの種袋では袋用原反の製造段階
で、紙に塗布した水がラミネート前に蒸発してし
まうことに起因して脱気路が形成されないか、も
しくは脱気路の部分的閉塞という事態が発生しや
すいことから、脱気効果が少ないかもしくは脱気
効果のない不良品が出現しがちであつたのに対
し、製袋前の袋構成材料である複合シートが基材
シートと通気性シートとが細幅ポリオレフインフ
イルムでもつて貼合されたものであつて基材シー
トと通気性シートと細幅ポリオレフインフイルム
とによつて囲まれた部分は脱気路として確実に形
成されるので、この複合シートでもつて製袋した
場合には所期の脱気効果を奏する袋を確実に得る
ことができる。したがつて、本発明製造方法によ
れば、先行技術のように不良品が出現するおそれ
が全く、粉粒状物資を充填する際に袋内に残留す
る残存空気を充填時ならびに袋封後においても確
実かつ完全に袋外へ放散できる脱気性という機能
と袋封後の充填物資を袋外の湿気侵入から完全に
保護する防湿性防水性という機能を兼備している
ので、湿気を嫌い、かつ加圧空気と共に充填する
セメント、肥料、小麦粉等の粉粒状物質の収納作
用袋としてきわめて効果的に利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により製造される粉粒状物資収
納袋の一部切欠概観図、第2図ならびに第3図は
いずれも本発明において袋原反用材料として用い
る複合シートの断面図、第4図は本発明による袋
への粉粒状物資の充填に際して通気機構を示す説
明図である。 1……袋本体、2……複合シート、3……基材
シート、4……細幅ポリオレフインフイルム、5
……扁平状織地、6……ポリオレフイン、7……
通気性シート、8……脱気路、9……充填口、A
……残存空気、B……粉粒状物資(充填内容
物)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 片面上にポリオレフインがラミネートされた
    防湿性・強靭性に優れた基材シートと通気性シー
    トとを押出ダイから垂下する溶融ポリオレフイン
    フイルムでもつて押出ラミネートするに際してラ
    ミネート前の前記溶融ポリオレフインフイルムに
    針突刺をおこなつて帯状連続破裂口を形成して結
    果的に細幅ポリオレフインフイルムを形成してお
    き、該細幅ポリオレフインフイルムでもつて前記
    基材シートと通気性シートをラミネートして複合
    シートとし、ついで、この複合シートを前記通気
    性シート側が袋内側となるようにして常法によつ
    て弁付き両側ミシン縫い形に製袋することを特徴
    とする粉粒状物資収納袋の製造方法。
JP57219745A 1982-12-14 1977-05-17 Pending JPS6260987B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57219745A JPS6260987B1 (ja) 1982-12-14 1977-05-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57219745A JPS6260987B1 (ja) 1982-12-14 1977-05-17

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6260987B1 true JPS6260987B1 (ja) 1987-12-18

Family

ID=16740322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57219745A Pending JPS6260987B1 (ja) 1982-12-14 1977-05-17

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JP (1) JPS6260987B1 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5335712B2 (ja) * 1975-03-26 1978-09-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5335712B2 (ja) * 1975-03-26 1978-09-28

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