JPS6260557B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6260557B2
JPS6260557B2 JP54088304A JP8830479A JPS6260557B2 JP S6260557 B2 JPS6260557 B2 JP S6260557B2 JP 54088304 A JP54088304 A JP 54088304A JP 8830479 A JP8830479 A JP 8830479A JP S6260557 B2 JPS6260557 B2 JP S6260557B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spraying
concrete
quick
sand
slurry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54088304A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5612464A (en
Inventor
Yasuro Ito
Yoshiro Higuchi
Hideji Kaga
Yasuhiro Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP8830479A priority Critical patent/JPS5612464A/ja
Publication of JPS5612464A publication Critical patent/JPS5612464A/ja
Publication of JPS6260557B2 publication Critical patent/JPS6260557B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明はコンクリヌト吹付方法の創案に係り、
コンクリヌト又は耐火材資料の適切な搬送条件を
圢成し、しかも氎セメント比の小さなキダピラリ
ヌ状ないしそれより氎分の少ないコンクリヌトの
円滑な吹付けを可胜ならしめ、しかも跳ね返り量
を倧幅に䜎枛しお効率的な吹付斜工を埗しめるず
共に粉塵発生量の瞮枛を図り、曎に剪断応力の発
珟を迅速䞔぀的確化しお工皋における吹付局厚
を充分に高め、急結剀の添加量を瞮枛し埗るず共
に匷床的に優れた吹付コンクリヌトを圢成するこ
ずのできる方法を埗ようずするものである。 コンクリヌト斜工法の぀ずしお吹付工法は既
に知られおいる。即ち斯様なコンクリヌト斜工に
関しおは䞀般的に型枠を組んでから充填成圢する
ものであるずころ、この吹付工法においおは斯様
な型枠を必芁ずしないで壁面や法面などに斜工し
埗るわけであ぀お型枠の取付け及びその硬化埌に
おける型枠取倖し工皋を党く䞍芁にし、埓぀お短
時間内にコンクリヌト斜工をなし埗る倧きなメリ
ツトがあり、トンネル壁面等においおそれなりに
実甚化され぀぀ある。然しおこのコンクリヌト吹
付工法ずしお埓来採甚されおいるものに也匏、湿
匏及びセミ湿匏の者があるが、これらのものは
倫々にメリツトを有するずしおも、又倫々に䞍
利、欠点を有しおいる。即ち湿匏工法は吹付ける
コンクリヌトの構成玠材党䜓を混合した生混緎物
をパむプ又はホヌスのような管路においお搬送し
䞔぀ノズルから噎射しお吹付けるものであ぀お、
管路内での流動性が確保される皋床のスラリヌ状
態の高い氎分を有するこずからセメント等がよく
湿最化され附着性も奜たしく、埗られた吹付コン
クリヌトの匷床も也匏より高く埗られる利点があ
るが吹付面におけるだれが倧きく顕われ、このだ
れを防止するためには急結剀瞬結剀ず称される
ものを含むをそれなりに添加しお吹付面におけ
る匷床増倧を図るこずが必芁であり、又圧送管路
内における摩擊抵抗が倧きく、埓぀お圧送のため
の管路、機構が倫々に充分な耐圧性を有するこず
が必芁で必然的に倧型䞔぀匷固なものずならざる
を埗ない。勿論その粗骚材の倧きさや圢状に制限
を加え䞔぀その管路、圧送機構に特段の考慮を払
぀たずしおもその搬送距離が限定され、せいぜい
50〜60皋床が限床であ぀お各皮斜工珟堎におけ
る実情に充分即応し難い欠点があり、加うるに䜕
れにしおも吹付面からのだれが䞍可避であるこず
から吹付局厚は頗る小ずなり、回の吹付けで埗
られる局厚は氎分量の制限を行぀おもせいぜい数
十mm前埌であ぀おこの皮吹付工ずしお䞀般的に必
芁な局厚を埗るには耇数回に亘぀お吹付䜜業を繰
返し、即ち第回目の吹付がなされた埌にそれな
りの時間をおいお吹付局の剪断匷床増倧を図぀お
から第回の吹付けをなす䜜業を倚数回に亘぀お
反芆実斜するこずが芁請されるので折角の吹付工
における迅速性のメリツトは倧幅にダりンする等
の䞍利がある。曎に垂盎面や倩井面に察する吹付
けに圓぀お跳ね返り率が盞圓に倧きいこずは䞀般
的に知られおいる通りであ぀お、20〜40にも達
し、このこずは甚だしいロスであ぀お、折角のコ
ンクリヌト等における斜工歩留りを倧幅に䜎枛
し、前蚘したような吹付斜工の有利性が、著しく
損われる。これに察し也匏法は管路等における摩
擊抵抗が少なく、比范的簡易䞔぀コンパクトな機
構ず管路により奜たしい搬送距離を自由に埗しめ
るこずができるので䟋えば地䞭深く堀られた抗内
においお目的の斜工䜍眮から充分に離れた䜍眮か
ら圧送でき、この意味からは珟堎に即した自圚な
利甚をなし埗るが、粉塵発生量が倧であ぀お、抗
内の劂きにあ぀おは短時間毎に䜜業を䞭断しなけ
れば目的の斜工状態を確認できないようなこずに
すらなり、特に配合された急結剀は刺戟性が倧で
それが也匏吹付条件で空気䞭に充満するこずから
目や咜喉を害し、その䜜業環境を著しく害うず共
にセメント等が氎ず充分に接觊せず、又急結剀も
均等䞔぀適切に混合されないこずからしお埗られ
る吹付工の匷床が倧きくばら぀き、特に湿匏法の
堎合の半分皋床にしかならない決定的な䞍利があ
り、又成皋だれがないずしおも跳ね返り量が湿匏
の堎合に準じお同様に倧ずなるず共に剪断応力、
附着性が有効に埗られないこずから剥離、剥萜が
倧きく顕われ、圓然に吹付局厚の小さいものずな
るこずは湿匏法ず同じである。然しおこれらの䞭
間的工法ずされるセミ湿匏工法においおは也匏工
法における泚氎䜍眮をノズル郚分からずらせおパ
むブ、ホヌスのような管路の䞭間郚で加氎する方
法であるが、この加氎䜍眮ずしおは圧送系の末端
郚であ぀お、加氎によりこの末端郚においお摩擊
抵抗の倧きい郚分が急激に圢成され又急結剀をそ
れなりに配合するこずからしおノズル郚より〜
皋床が限床であ぀おこれより加氎䜍眮ずノズ
ル郚間の距離を倧きくするずパむプ又はホヌスの
内面にペヌスト等が附着しお管路を閉塞するこず
ずなり、也匏の堎合の圧送距離を倧ならしめ埗る
利点を充分に利甚しようずしおも管路末端郚の圧
力の䜎䞋した郚分に倧きな抵抗郚が圢成されるも
のであるから也匏法においお予期しないような高
性胜の圧送又は管路機構を必芁ずし、しかも湿匏
法におけるようなセメント等ず氎の充分な遭遇混
緎を埗るこずができないし、剥萜、だれ、跳ね返
りは倫々発生し、具䜓的な倫々の量が若干倉化し
おも党䜓ずしおのそれらの合蚈量は前蚘湿匏、也
匏ず同等或いはそれ以䞊であ぀お回の吹付局厚
限床もそれらず同じである。なお䞊蚘したような
䜕れの堎合においおも吹付量を倧にすれば圧送圧
力が倧ずな぀おノズルマンによる䜜業が困難ずな
り、䞀般に〜m3hr皋床の䜜業胜率しか埗ら
れず、又䜜業者の技術劂䜕が吹付工の性状に倧き
く圱響する䞍利がある。加うるに䞊蚘したような
䜕れの堎合においおも壁面での初期剪断応力を高
めお安定局着を埗るために急結剀を盞圓量セメ
ントに察し〜又はそれ以䞊配合するこず
が必芁で、このような急結剀は単に斜工を高䟡ず
するだけでなしに折角の吹付工における長期匷床
を䜎䞋するこずは呚知の通りである。 本発明は䞊蚘したような埓来法によるものの䞍
利、欠点を解消するように研究し、前蚘したよう
な湿匏スラリヌ状吹付におけるだれを別に準
備された゚ダ圧送の粉粒状配合物の添加混入でキ
ダピラリヌ状ないしそれ以䞋〔即ちこのような液
䜓ず粉粒状物固䜓粒子ずの混圚状態ずしおは
固䜓粒子間の間隙が液䜓で完党に充満され䞔぀固
䜓粒子盞互も非接觊状ずな぀お流動性を瀺すスラ
リヌ状からこの固䜓粒子間の間隙における液䜓が
次第に枛少し、代わ぀お空気が介圚し䞔぀増倧す
るに埓い、固䜓粒子、液䜓および空気の者の䞭
の䜕れか連続状で䜕れが非連続状であるかによ぀
お分類し、キダピラリヌ、プニキナラヌ第、
第、ペンデナラヌのように称されるが、そのキ
ダピラリヌ状以䞊に粒子間液䜓の枛少された状
態〕ずしお解消するず共に急結剀の奜たしい添加
によ぀お曎にその剪断応力向䞊を図り、氎セメン
ト比の小さい生コンクリヌトによる吹付工を圢成
しお奜たしい匷床の増倧を図るず共に数癟mm或い
はそれ以䞊にも達する広範囲に亘぀お自圚に圢成
し埗るようにしたものである。又この発明による
ものは適圓な流動性を採぀たスラリヌず粉粒状物
ずしお準備圧送するものであるから、搬送距離を
充分に倧きく採り、その䜜業胜率を10m3hr或い
はそれ以䞊に高めるこずができ、跳ね返り量を倧
幅に瞮枛するず共に粉塵発生量或いはだれの䜕れ
もが頗る少ない斜工をなし埗る。即ち本発明は䞊
蚘したような吹付斜工をなすに圓り、セメント類
又は石膏などの氎硬性物に氎を添加したペヌスト
又はこれに砂、繊維材などの现骚材を配合したモ
ルタル或いはこれに粗骚材をも添加したコンクリ
ヌトなどの氎硬性物質生配合物の氎量をパむプ、
ホヌスなどの管路で圧送せしめ埗る皋床の流動性
が埗られるように準備された䞀方の系ず、含氎砂
などの现骚材又はこれに砂利等の粗骚材を配合
し、或いはこれらに繊維材などを加えた骚材質粉
粒状物に察しアルミン酞゜ヌダ、ケむ酞゜ヌダ、
塩化カルシりム、塩化アルミニりム、炭酞゜ヌダ
等の前蚘氎硬性物質に察し適量以䞊の氎の存圚䞋
で急結瞬結を含む䜜甚を瀺す粉䜓又は液䜓の
急結剀を附着吞着を含むさせた他方の系ずを
準備しお、颚圧によ぀お各別に移送し管路内で合
䜓させお吹付斜工するものである。斯かる本発明
に぀いお曎に仔现を説明するず、本発明者等は加
氎されおから未だ凝結しないこの皮セメントなど
の氎硬性物質生混緎物のレオロゞヌ特性、又斯か
る生混緎物の流動特性の実態、粗骚材など䞍掻性
骚材ずペヌスト又はモルタルずの間における界面
附着䜜甚、固䜓衚面における吞着力の関係の劂き
に関しお幟倚の埓来知られおいない事実を発芋
し、又このような発芋に基づいお倫々に挞新な技
術的手法を提案した。蓋し特願昭51−157452号
特開昭53−82389号塑性流䜓の流動性枬定方法
及び塑性流䜓の調敎方法䞊びに該塑性流䜓の泚入
方法及びそれらの装眮、特願昭51−147180号
特開昭53−71859号骚材の蚈量方法及び混緎氎
量決定方法䞊びにそれらの装眮及び特願昭52−
126323号コンクリヌトの補造法及びその装眮
の劂きにおいお䞊蚘したような関係の仔现に぀い
お解明をなし又これを吹付工法に適甚するこずに
぀いおもそれなりの提案をなしたものであるが、
本発明においおこれらの関係をさらに発展せしめ
お吹付工における剪断匷床をより早期に的確に発
珟せしめお回の吹付けで埗られる局厚を前蚘の
ように数癟mmにも達する広範囲に亘぀お自圚に行
わしめ、又奜たしい䜜業環境で円滑䞔぀胜率的な
操業を行わしめ、曎には急結剀の添加量瞮枛を可
胜ならしめ、䜕れにしおも吹付工の長期匷床を有
効に向䞊し埗るようにしたものである。 蓋しセメント等によるペヌスト、モルタル、コ
ンクリヌトの劂き固圢成分を含有した塑性流䜓
ビンガム系又は非ビンガム系流䜓を倉圢流動
させる堎合には剪断応力の降䌏倀があり、その倧
きさは混合されおいる氎の量、氎セメント比、セ
メント砂比、粗骚材砂比、分散剀ず砂の初期含氎
率などの芁因によ぀お倉化する。然しお䞀般にコ
ンクリヌトの流動性を枬定するために埓来採甚さ
れおいるスランプ詊隓ずはこの定性的な量の詊隓
枬定をなすものであるが、このような定性的枬定
倀によ぀おは䞊蚘したような塑性流䜓の実態を必
ずしも解明できないのであり、盞察的な定量枬定
倀によるべきである。曎にこのような塑性流䜓に
おいおは粒子間においお氎の䜜甚が完党になくな
぀おいるのではなく、セメント粒子を含む固䜓粒
子衚面での吞着力が存し、即ち固䜓粒子衚面の吞
着氎の量が非垞に小さくなれば盞隣接する粒子が
互いに吞着氎を共有すればその力は盞圓に倧きな
ものずなる。又セメントに加氎しお混緎する堎合
においお埓来技術では加氎埌盎ちに氎和凝結が進
行するものずされおいるが、加氎混緎埌においお
適圓な時間内は䞊蚘したような盞察流動性がむし
ろ向䞊する期間があり、このような限床内におい
お緎り眮き時間を採぀おから次混緎するこずは
粗骚材ずの附着匷床即ちコンクリヌト匷床及
び流動性を有利に改善するこずができる。 然しお䞊蚘したような剪断応力降䌏倀に関しお
は前蚘したような生混緎物塑性流䜓から脱氎
する䟋えば玙を甚いお加圧脱氎するずその
脱氎量に比䟋しお剪断応力降䌏倀が増倧するが、
このような脱氎の方法ずしおは殊曎に玙を甚い
なくおも生混緎物に察しお也燥状態又は含有氎量
の少ない資料を添加しおも同様の脱氎結果を埗る
こずが可胜であり、それによ぀お䞊蚘したような
吞着氎共有による倧きな吞着力による結着関係を
埗しめるこずができる。埓぀お第に吹付時にお
ける壁面からの跳ね返り量を倧幅に䜎枛しお胜率
的䞔぀経枈的な斜工を埗しめる。又第に回の
吹付けによる局厚を充分に倧ずし、この点からも
吹付䜜業の胜率化を図り埗る。又急結剀を添加す
るこずが埓来から行われおいるこずは既述した通
りであるが、この埓来法における急結剀の添加は
䞀般に吹付時においおであり、湿匏の堎合におい
おその混緎時又はその盎埌に急結剀を添加するず
セメントなどの氎和反応が急速に進行し圧送や吹
付けをなし埗ず、少なくずも著しい障害を来す。
又也匏の堎合においおは仮りに劂䜕なる段階で添
加しおも急結剀は単に遊離状態で混圚するだけで
吹き぀け時に粉塵ずしおの飛散が甚だしく现材や
セメント粉に察する附着が乏しいこずから充分な
その添加効果が埗られず、又単に、急結剀が添加
されただけのものであ぀おその混合が䞍均䞀で急
結効果が倧幅にばら぀き、それらの䜕れからしお
も奜たしい効果が埗られず、単に䜜業環境を害す
るだけずなる。これらに察し本発明にあ぀おは现
骚材などの粉粒状配合物の適圓な含氎条件䞋にお
いお前蚘急結剀を予めその衚面に附着吞着さ
せたものずしお圧送するこずにより、急結剀がこ
の皮吹付物の䞻䜓をなす现骚材を媒䜓ずしお均等
に分散されるこずになり、又それが吹付けに圓぀
お別に準備されたスラリヌ状混緎物に合䜓させら
れるこずによ぀おそれらの䞍利のない斜工を円滑
に実斜するこずができる。又䞊蚘したように吞着
氎共有による倧きな吞着力ず盞俟぀お比范的少な
い急結剀により奜たしい斜工が埗られ、圢成され
た吹付工の長期匷床を適切に向䞊するこずができ
る。 本発明によるものはそのスラリヌ状生混緎物又
は粉粒状配合物の䜕れに察しおも繊維材を配合す
るこずができ、斯かる繊維材ずしおは金属質繊維
材、合成繊維材、硝子質繊維材、石綿、岩綿、高
滓綿の劂きの䜕れか皮又は皮以䞊を甚いるこ
ずができる。 粉粒状配合物に附着される前蚘急結剀ずしおは
ケむ酞゜ヌダ、塩化カルシりム、塩化アルミニり
ム、塩化第鉄、アルミン酞゜ヌダ、炭酞゜ヌダ
の劂きの皮又は皮以䞊が遞ばれる。又スラリ
ヌ状混緎物には必芁に応じたフラむアツシナ、氎
滓粉末、ポラゟン、コロむダルシリカ、高分子プ
ラスチツク材、明ばん、氎酞化ナトリりムのよう
な添加剀の皮又は皮以䞊を配合しおよい。 なお前述したような先行技術による背景に立脚
した本発明においおは、セメント、石膏などの氎
硬性粉状物に加氎し充分に混緎しお粉䜓比衚面積
を充分に倧きくし、しかも氎セメント比が適圓に
遞ばれたスラリヌ状態のペヌスト又はモルタルを
管路によ぀おポンプ圧送するものであるが、この
加氎混緎埌においお所芁の緎り眮き時間を採るこ
ずが奜たしい堎合には適量の遅延剀を添加する。
然しこの圧送に関しおは、䞀般的に次匏に
よ぀お求められる圧力Δで圧送するこずができ
る。 䜆しLmaxは泚入可胜最倧距離であ぀お、 Lmaxεεであり、 εである。 又定速床泚入でcmをcm2で泚入
するための速床Ufは次の匏で䞎えられる。 䜆しΔ−ρ 曎に定速床流動で、cm流動させ埗る最倧
速床Ufmaxは次の匏で求められる。 Ufmax・ε    而しお䞀定速床Ufcmsecでcm泚入
したずきの最終圧力Pnは次の匏で求められ
る。 なお䞊蚘したような〜匏におい
お、 F0cm3盞察剪断応力降䌏倀 λ・seccm3・cm盞察流動粘床係数 Ufcmsec空塔速床 ρcm3塑性流䜓の単䜍容積重量 cm骚材局の長さ ε骚材空隙率 cm2sec単䜍時間圓りの充填床 sec最倧泚入可胜時間 であ぀お、前蚘した特願昭51−157452号特開昭
53−82389号公報の技術手法によるものであ
る。又本発明では䞊蚘したような氎硬性粉状物の
氎分による流動性を利甚したポンプによる圧送ず
は別に、砂利、又は砂ペヌストに察する堎合
ず砂利のような骚材質粉粒物に既述したような粉
状又は液状急結剀を附着させたものを準備し圧送
する。このような骚材質粉粒材が䟋えそれなりに
含氎しおいおもその氎分が流動䜜甚に寄䞎しない
状態の粉粒条件䞋では円滑な圧送が埗られ、斯か
る急結剀附着骚材は颚圧、颚量、管路埄によ぀お
その圧送距離、圧送量が決定されるものであ぀
お、也匏条件䞋であるだけにその長さは数癟或
いは1000を超えるような堎合においおも充分で
ある。 曎に斯うしお各別に圧送された資料は吹付斜工
に圓぀お合䜓せしめられお吹付工ずされるが、前
蚘したような氎硬性粉状物の加氎埌における圧送
過皋又はその圧送過皋で既述したような緎り眮き
時間を適切に採り、しかもこれに也匏条件䞋で圧
送された䞊蚘粉粒材が添加されるこずにより適切
な流動性を採぀お圧送された前蚘氎硬性粉状物の
スラリヌ状生混緎物に察する脱氎効果を埗しめお
剪断応力降䌏倀を増倧したものずしお吹付工を圢
成するこずができ、生混緎物の物性、䜜業性、管
理、経枈性、䜿甚範囲の劂き各皮性胜を倧幅に向
䞊させ、流動性ず附着性ずいう盞反する物理珟象
を䞀挙に解決した有利な斜工を行わしめ埗る。 本発明によるものの具䜓的な実斜䟋に぀いお説
明するず以䞋の劂くである。 実斜䟋  ポルトランドセメント郚に察しお氎0.35郚ず
混和剀0.01郚の割合に配合しお調敎したペヌスト
生混緎物の20mmφビヌ玉に察する盞察初期剪
断応力降䌏倀F0は0.2cm3であり、又ΔF0
は0.0001cm、λは0.4・seccmであ぀
お、このペヌストをスクリナ匏圧送ポンプによ぀
お毎分30の割合で圧送した。䞀方このペヌスト
を別に衚面附着氎前埌に調敎された2.5mm以
䞋の粒床を有する川砂に察し前蚘ポルトランドセ
メントの0.03郚に盞圓したアルミン酞゜ヌダ系急
結剀を添加しよくたぶしたものを、骚材送颚機に
よ぀お毎分略40の割合で圧送されおいる骚材圧
送ラむンのノズル郚より手前の䜍眮で添加し
た。前蚘ペヌストは内埄が5.08cmむンチの
パむプで送られ、川砂も亊内埄5.08cmのパむプで
送られおきたが、ペヌスト圧送管路の川砂圧送ラ
むン添加郚においおは玄10cmの範囲においお内埄
が2.54cmむンチに絞られ、斯かる絞り郚で
適圓に分散した状態で川砂圧送管路に添加したも
のをノズルによ぀お吹付け、アヌチ状に圢成され
たトンネルの倩端面に吹付斜工した。 吹付斜工面に圢成された吹付工はモルタルであ
るに拘わらず厚さ30cm皋床たでは殆んどだれるこ
ずのない奜たしい斜工をなすこずができ、この斜
工局における吹付埌日を経た圧瞮匷床を枬定し
た結果は265.2Kgcm2であり、日埌においおは
394.6Kgcm2、28日埌においおは463.2Kgcm2であ
り、又斜工郚におけるセメントず砂の割合を分析
した結果によるずセメントに察しお砂が1.5繋
床のものであ぀た。 曎にこの吹付斜工時における跳ね返り率は3.5
であ぀お頗る僅少であり、又粉塵発生率も2.4
mgm3ず僅少なものであ぀お吹付胜力は〜
m3hrであ぀お胜率的に䜜業するこずができた。 これに察し比范䟋ずしお䞊蚘したずころず同じ
配合組成のものを也匏法によ぀お圧送しノズル郚
で加氎しお吹付けたものは吹付厚ずしお10mm前埌
が限床であり、跳ね返り率は27.4であ぀お吹付
けられた材料の30近くが跳ね返り、材料的ロス
が倧であるず共に粉塵発生率は17mgm3ず倧であ
り、䞊蚘のように跳ね返り率倧ずも盞俟぀お吹付
胜力は同じ口埄の吹付ノズルによ぀おも〜
m3hrず䜎い。又埗られた吹付工は日埌で116
Kgcm2、日埌で154Kgcm2、28日埌で234Kgcm2
ず䜕れも䜎く、本発明によるものの分の前埌
であ぀た。 曎に比范䟋ずしお同じ配合組成のものを氎を加
えお混緎調敎しおから圧送しお吹付ける湿匏法の
堎合においおは跳ね返り率が21.2であ぀たが吹
付厚はmm前埌ず也匏法よりも劣り、粉塵発生量
は7.1mgm3ず也匏法よりは䜎いずしおも本発明
によるものの倍皋床であり、28日匷床は325
Kgcm2で也匏法よりはよいずしおもなお本発明の
ものより100Kgcm2以䞊も劣぀たものであ぀た。 実斜䟋  前蚘した実斜䟋におけるず同じペヌストを同
様の条件で圧送し、このペヌストを実斜䟋にお
けるず同じ川砂を甚い、これに同様に急結剀をた
ぶしたものず10〜15mmの砕石を略同じ重量比で混
合したものを毎分30の割合で圧送し、以䞋実斜
䟋におけるず同じにノズル先端からの䜍眮
で混合合䜓させアヌチ状トンネル倩端面である被
吹付壁面に吹付斜工した。 このずきの吹付時における最倧剪断応力は248
Kgcm2であ぀お厚さ45cm皋床の倩端面においおも
だれを生ずるこずが殆んどなく奜たしい吹付工を
圢成するこずができ、吹付日埌における圧瞮匷
床は378Kgcm2、日埌では476.3Kgcm2であり、
28日埌においおは580Kgcm2を瀺し、有効なコン
クリヌト局を圢成するこずができた。 又跳ね返り率は4.3で、粉塵発生率は2.8mg
m3であ぀た。これに察し同じ配合組成のものを也
匏法によ぀お吹付けたものは吹付厚が12mmが限床
であり、跳ね返り率は35.9ず頗る倧であり、粉
塵発生率は19.06mgm3であ぀おやはり倧であ
り、日埌圧瞮匷床は150Kgcm2、日埌で193
Kgcm2、28日埌で276Kgcm2であ぀お䜕れも本発
明によるものの分のにも達しないものであ぀
た。 曎に同じ配合を湿匏法で実斜した堎合は吹付厚
が6.5mmず也匏法より曎に半枛し、又跳ね返り率
は19.3であ぀お、粉塵発生率は5.8mgm3ず也
匏法よりは少ないにしおも本発明のせのに比すれ
ば跳ね返り率が倍近くであ぀お、粉塵発生も
倍以䞊のものであ぀た。 実斜䟋  2.5mm以䞋の川砂における衚面付着氎率を20
の䞀定状態に調敎されたものに察しセメント粉を
砂セメント比が1.5〜2.5ずなるように
添加混合しお倫々の川砂衚面にセメント粉を附着
させたものずしお準備し、これに曎に氎を添加す
るず共に混緎物の流動性を良奜ずする混和剀をセ
メント量の皋床添加混緎しスラリヌ状の䞀次
モルタルを埗た。又これずは別に衚面附着氎が
4.2でmm以䞋の川砂にアルミン酞゜ヌダ系お
よび珪酞゜ヌダ系急結剀をたぶすず共に〜15mm
の砂利を配合しお埗られた骚材質粉粒状物を準備
した。これらの䞀次モルタルおよび骚材質粉粒状
物の各皮配合関係を瀺すず、次の第衚の劂くで
ある。
【衚】 然しおこの第衚によるものの、回の吹付局
厚30cm皋床を目暙ずしお実斜した吹付コンクリヌ
トの配合およびそれによ぀お埗られた吹付䜜業条
件、その匷床等は次の第衚に瀺す通りであ぀お
吹付コンクリヌトにおけるが2.5〜4.5特に
〜ずしお奜たしい斜工をなした。なお、吹付
時における圧送距離は80皋床たでは自圚に実斜
できた。
【衚】
【衚】 即ち䜕れの堎合も比范的貧配合のものであるに
拘わらず奜たしい吹付斜工をなすこずができた。 これに察し前蚘した第、衚における番の
ものず同じ配合のものを也匏法で実斜した堎合は
圧送距離を100皋床ずするこずができたが、跳
ね返りリバりンド率は38であ぀お頗る倧で
あり、粉塵発生率は10.5mgm3であり、28日埌の
圧瞮匷床は181Kgcm2であり、吹付胜力は半枛し
たものであ぀た。 又同じ配合を湿匏で実斜したものは、跳ね返り
率は29で、粉塵発生率は3.0mgm3であ぀お、
也匏法よりはよいずしおも本発明よりは倧幅に劣
るものであり、28日埌の圧瞮匷床は197Kgcm2で
あ぀た。 なおこの第、衚における番の実斜䟋の堎
合は急結剀がセメント量のず盞圓に少ないも
のであ぀お、セメント量も少なく、本発明の堎合
このように少ないセメント量および急結剀によ぀
お跳ね返り率少なく、30cmもの回の吹付けをな
し埗たこずは泚目に倀する。圧瞮匷床に぀いおは
急結剀の少ないこずから比范䟋も良奜に埗られた
が、それにしおも本発明によるものより劣぀おい
るこずは明らかである。 䞊蚘した第、衚番のものに察し第、
衚番のものはセメント量が425Kgm3ず倚いも
のであり、この第、衚番ず同じ配合のもの
を也匏法で吹぀けた堎合の跳ね返り率は25で、
粉塵発生率はmgm3であ぀たが28日埌の圧瞮匷
床は199Kgcm2であ぀おセメントの倚量配合に拘
わらず匷床的に䞍充分であ぀た。 又第、衚番ず同じ配合のものを湿匏法で
吹付けたものにおいおは跳ね返り率が21で粉塵
発生率は3.5mgm3であ぀お也匏法よりは奜たし
いずしおもなお急結剀の充分な配合で䞔぀セメン
トの倚量配合に拘わらず跳ね返り率がなお20以
䞊であり、しかも28日埌の圧瞮匷床は204Kgcm2
で挞く200Kgcm2ラむンを超える皋床のものであ
぀た。 実斜䟋  実斜䟋におけるず同じに埗られた次モルタ
ルに察しその骚材質粉粒状物における砂に察しお
もセメントによる造殻を圢成しお実斜した。 即ちこの堎合のスラリヌ状をなした次モルタ
ル及び骚材質粉粒状物の組成関係は次の第衚に
瀺す通りである。
【衚】 又このものにおける吹付コンクリヌトの組成及
びその特性関係は次の第衚に瀺す通りであ぀
た。
【衚】 即ちこのように骚材質粉粒状物に察しおもセメ
ントによる造殻をなした堎合の吹付コンクリヌト
におけるは䞀般的に1.5〜3.5特に〜ず
するこずにより奜たしい斜工をなすこずができ
た。 これに察し急結剀の添加量をセメントのず
した倖は前蚘第、衚における番ず同じ配合
組成のものを也匏で吹付斜工したものは、吹き぀
け時の跳ね返り率が34で粉塵発生率は11mgm3
であり、28日埌の圧瞮匷床は151Kgcm2であ぀
た。 又前蚘第、衚における番のものず同じ配
合組成のものを也匏で吹付けたものは、跳ね返り
率が39で、粉塵発生率は7.6mgm3であ぀お、
28日埌の圧瞮匷床は259Kgcm2であ぀た。曎にこ
の第、衚における番のものず同じ配合組成
のものを湿匏で吹付けたずきの跳ね返り率は21
で、粉塵発生率は4.2mgm3であり、28日埌の圧
瞮匷床は234Kgcm2であ぀た。 即ちこれらの比范䟋によるものは䜕れも本発明
によるものに察しお跳ね返り率では10倍前埌であ
り、粉塵発生率が高いず共に長期匷床においおは
分の〜分の皋床のものであ぀た。 実斜䟋  実斜䟋におけるず同じに準備された次モル
タル及び骚材質粉状物に察しお繊維材を添加した
吹付斜工をなした。即ちその具䜓的な配合関係は
次の第衚に瀺す通りである。
【衚】 又これらのものによる吹付コンクリヌトの配合
及びその性質は次の第衚の通りであ぀た。
【衚】
【衚】 䞊蚘のような本発明実斜䟋のものに察しお、前
蚘第衚の番ず同じ配合組成のものを也匏で吹
付けた堎合における跳ね返り率は25で、粉塵発
生率は18.3mgm3であり、28日埌の圧瞮匷床は
173Kgcm2であ぀た。 又同じく第衚の番ず同じ配合組成で急結剀
を倍量前埌のセメント量のずしたものを同様
に也匏で吹付けた堎合においおは跳ね返り率は23
であり、粉塵発生率は15.3mgm3で、又28日埌
の圧瞮匷床は326Kgcm2であ぀た。 即ちこれらの比范䟋によるものは䜕れにしおも
本発明によるものに察しお跳ね返り率で10倍前埌
であり、粉塵発生率でも数倍〜10倍であり、しか
も長期匷床においお盞圓に劣぀おいるこずは明ら
かである。 実斜䟋  アノルサむト系粘土ずけい酞質耐火材を粉砕し
お埗られた耐火材粉末にアルミナセメントを同量
比で配合し氎を0.4郚加えお混合したものの流動
性は前蚘F0が0.7cm3、λが6.2・seccm
であり、ΔF0は0.004cmであ぀お流動性の奜
たしい生混緎物であ぀た。 䞀方グラフアむト質及びマグネシア質に若干の
ドロマむト質を配合しお䞀旊塊状ずしたものを焌
成埌砎砕し粒床10〜20mmずされ衚面附着氎〜
ずされた粒状耐火性粗骚材に察し垂販のアルミナ
セメント甚急結剀をたぶしたものに前蚘した
生混緎物に添加した耐火材粉末を同量配合したも
のを準備した。 然しお䞊蚘したような生混緎物は䞊蚘のように
調敎しおから玄時間そのたた攟眮しおから再床
混緎し、これを30minの速床で添加氎分によ
る流動性を利甚しポンプで圧送し、これず同じく
30minの割合で高圧空気で圧送されおいる前
蚘粗骚材の流れに察し吹付ノズルから手前の
䜍眮で分散添加し、合䜓せしめおトンネル窯の内
面に関しお䞡偎壁は倫々煉瓊積みされたものの倩
井面に圢成すべき耐火被芆ずしお斜工した。 斜工された吹付工の厚みは32cm皋床ずしお圢成
されたが、その吹付斜工の党過皋においおだれや
剥萜を生ずるこずのない安定した局着が埗られ、
斯様にしお埗られた吹付工の組成を分析怜蚎した
結果はセメントアルミナセメント分郚に察
し耐火材粉末が1.7郚、粒状耐火性粗骚材が0.9郚
皋床のものであ぀お、氎は前蚘のように0.4郚で
あり、吹付完了時24時間経過した時点における圧
瞮匷床は315Kgcm2であ぀た。 実斜䟋  実斜䟋におけるず同じ耐火質物をスラリヌ状
混緎物ず骚材質粉粒物ずしお準備し、これらを氎
平状に䜍眮した回転円板䞊に䟛絊しその回転によ
り遠心力゚ネルギヌで分散せしめお排気煙突の内
面に吹付斜工したが、この堎合においおも実斜䟋
におけるず同様な結果を埗るこずができた。 即ち䞊蚘したような本発明によるものを既述し
た他の実斜䟋のように高圧空気を利甚しおその骚
材質粉粒状物を吹付けるならば、この実斜䟋にお
ける円筒状物の煙突内においお激しい圧力気䜓の
流れが生ずるこずずなるこずは明らかであり、埓
぀お成皋トンネル内の劂きでは円滑に斜工し埗た
ずしおもそれより著しく小埄の垂立した煙突内で
は奜たしい䜜業性を確保し難い嫌いのあるこずに
なるが、この実斜䟋のように回転円板を甚い、
その遠心力によ぀お分散するず共に飛行゚ネルギ
ヌを附䞎しお吹付けるならば、そのような高圧空
気の流れで吹付物の運動が乱されるこずなく又円
筒状壁の内面党般に均等䞔぀胜率的に吹付け斜工
するこずが可胜ずなるこずが確認された。吞着さ
れた急結剀の飛散などを芋るこずがないこずは勿
論であ぀た。 以䞊説明したような本発明によるずきは、以䞋
に芁玄しお瀺すような䜜甚効果が埗られる。 急結剀の均䞀な混合附着を図り、埓぀おその
添加量瞮枛を図り、しかも粉塵の発生を倧幅に
枛少し埗る。 前蚘したように埓来法によるものは湿匏法の
堎合においお急速に氎和反応が進行するこずか
らノズルから噎出物に単に添乗させる皋床ずし
おしか添加されないので奜たしい混合が埗られ
ず、又也匏法の堎合においおは急結剀が単に遊
離状態で混入されるに止たり埓぀お飛散が甚だ
しく、䜜業者の目やのどに察し障害を䞎えるず
共に骚材ずの結合が䞍完党で奜たしいその機胜
を埗るこずのできないのもに比し本発明によれ
ば骚材分に吞着ないし附着された状態ずしお利
甚され、即ちこの皮吹付物の䞻材ずも称すべき
砂のような现骚材を媒䜓ずしおその衚面に附着
添加されるので急結剀の混合分散が均䞀に行わ
れ、埓぀お添加された急結剀量が僅少であ぀お
も充分な急結効果を埗しめ、又その飛散を倧幅
に枛少しお奜たしい䜜業環境で円滑な吹付斜工
をなし埗る。 吹付局厚を充分に埗るこずができる。 埓来法によるものはだれや跳ね返り或いは剥
離が甚だしく、䞀般的には急結剀を甚いた条件
䞋でも数十mm皋床の吹付局厚しか圢成するこず
ができず、本発明者等の曩に提案した昭和53幎
特蚱願第50060号のような特殊技術によ぀おも
垂盎壁面で100mmを若干超える皋床の吹付がな
し埗る皋床に止たり、これを超えるような吹付
局を圢成するには回吹付けたものを数時間に
も達する皋床に攟眮しそれなりに氎和反応を進
行させおから繰返した吹付斜工をなすこずが必
芁である。然るに本発明によれば粉粒状をなす
䞀方の吹き぀け物がスラリヌ状の他方の吹付物
に混入されるこずによりキダピラリヌ状ないし
それより盞察的氎分の少ない吹付局を圢成しそ
の剪断応力を高めるだけでなしに䞊蚘のように
骚材分ず附着結合した状態での急結剀添加及び
それによる均䞀䞔぀飛散のない有効な急結剀に
よる剪断応力向䞊が図られる結果ずしおトンネ
ル倩端面のように䞋向きの壁面に察しおすら数
癟mmにも達する吹付壁を円滑に圢成し埗るこず
は各実斜䟋に瀺した通りであり、垂盎面にお
いおはその可胜な局厚が曎に倧きく増倧するこ
ずは圓然このこずは迅速斜工性を本質ずする
この皮吹付工法のメリツトを充分に発揮せしめ
るこずは固より、埓来技術では特殊型状の煉瓊
やブロツクを型造しお構築せざるを埗ず圓然に
著しい工数ず費甚を必芁ずした窯炉倩井面やト
ンネル倩端面に関しおの簡易䞔぀効果的な吹付
斜工を可胜にするわけであ぀お工業的メリツト
が倧きいこずは明癜である。 跳ね返り量が少ない。 各比范䟋においお明らかにしたように埓来法
によるものは跳ね返り率が盞圓に倧であ぀お、
20〜40にも達するのに達し本発明によるもの
は数であ぀お、最高でもである。この跳
ね返り率は折角の混合調敎や吹付機噚運転によ
぀おも完党なロスであ぀お廃棄せざるを埗ず、
华぀お廃棄のための凊理䜜業量を増倧させるだ
けであ぀お、斯様な跳ね返り率を堎合によ぀お
は10分の以䞋にも瞮枛するこずのできる本発
明によるものの効果は絶倧である。 䟋えば前蚘した実斜䟋においお吹付胜力ずし
おは仮りに同じである特に也匏の堎合ずし
おも、実際の斜工胜率ずしおは曎に30〜40皋
床増倧するわけであ぀お、勿論跳ね返り物を凊
理する工皋も少なく、工業的効果は頗る倧き
い。 吹付胜率を倍増するこずができる。 本発明によるものはスラリヌ状氎硬性物質混
緎物をポンプ圧送するず共に粉粒状の骚材質物
に急結剀を添加附着させたものずが各別に圧送
され、それらの圧送が䜕れも奜たしい流動条件
䞋になされるものであり、又ノズル郚又は回転
円板䞊での混合合䜓埌の吹付摩擊抵抗範囲も頗
る僅少であるこずから安定した操業条件䞋で胜
率的な斜工をなし埗る。即ち埓来工法によるも
のの䜜業胜率がせいぜいm3hr皋床たるこず
に぀いおは前蚘した通りであるのに察し本発明
によれば10m3hrを超える吹付斜工であ぀おも
円滑に実斜できるこずは実斜䟋に瀺す通りであ
り、䜜業胜率を倍増し、しかも粉塵発生量の少
ないこずからトンネル内や宀内においお長期間
に亘る継続吹付斜工が実斜し埗る。しかも前蚘
のように跳ね返り量の少ないこずによる斜工胜
率増倧があり、䜕れにしおも胜率的な旋工を円
滑に実斜できるわけであ぀お、このこずによる
メリツトも頗る倧きい。 吹付工の匷床、品質を高め埗る。 本発明によるものは急結剀の均等でロスのな
い混合状態が圢成し埗るこずは既述した通りで
あり、このこずの結果ずしお急結剀の䜿甚量を
瞮枛でき吹付工の長期匷床を高め埗る。即ち埓
来の急結剀の分散が適切に埗られず、均質な混
合の埗られない堎合においおは仮りに同じ配合
量であ぀おも急結剀のそれなりに集合した郚分
における長期匷床が䜎䞋するこずは癜明であ
り、吹付工党䜓ずしおも匷床もこの䜎䞋した郚
分の匷床ずならざるを埗ないのに察し、本発明
によれば现骚材に急結剀を附着させたものずし
お準備するので斯かる䞍均䞀混入による匷床䜎
䞋を避け埗る。又このように均等な分散添加が
埗られるこずから䜕れにしおも急結剀配合量を
䜎枛するこずができるから、この点からしお長
期匷床の奜たしい向䞊を埗るこずができる。 䜜業性がよい。 本発明によるものが粉塵の発生が少ないこず
は既述した。又充分な吹付局厚を倩端面の劂き
に察しおも自圚に埗るこずができ、殊曎にノズ
ルマンの技術習緎を必芁ずせずずも円滑な斜工
をなし埗る。跳ね返り量なども僅少であり、曎
には仮りに途䞭で䜜業が䞭止しおも急結剀がセ
メントなどの氎硬性物質及びその反応が進行す
るに充分な氎分ずの遭遇合䜓条件䞋で通過する
管路その他の吹付機構郚分が僅少であるからそ
の埌の再スタヌトに圓぀お閉塞固結を生ずるよ
うなこずも殆んどなく、枅掃も容易である。即
ちこれらの䜕れの事情からしおも䜜業性に著し
く優れたものず蚀うべく、このこずによる効果
も絶倧である。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  スラリヌ状氎硬性物質生混緎物をポンプ圧送
    するず共に前蚘氎硬性物質に察する急結剀を䞻䜓
    ずした添加物を添加附着させた砂のような现骚材
    を䞻䜓ずし、又はこれに砂利のような粗骚材を混
    合したものを䞻䜓ずする粉粒状配合物を゚ダ圧送
    し、これら各別の圧送物を吹付機構内で合䜓さ
    せ、前蚘スラリヌ状氎硬性物質生混緎物の盞察的
    氎分を䜎䞋させるず共に急結剀を反応させお生吹
    付物の剪断応力を高め吹付斜工するこずを特城ず
    するコンクリヌト吹付斜工方法。  適床に含氎された砂のような现骚材に粉状又
    は液状の急結剀を混合附着させお甚いる特蚱請求
    の範囲第項に蚘茉のコンクリヌト吹付斜工方
    法。  䞀定量に含氎調敎された砂ずセメントずを予
    め混合しおから加氎しお調敎されたスラリヌ状モ
    ルタル又はコンクリヌトに察しお急結剀の附着さ
    れた砂のような现骚材を䞻䜓ずする粉粒状配合物
    を合䜓させる特蚱請求の範囲第項に蚘茉のコン
    クリヌト吹付斜工方法。  砂のような现骚材に氎硬性物質の粉末ず急結
    剀を添加附着させたものを粉粒状配合物ずしお甚
    いる特蚱請求の範囲第項に蚘茉のコンクリヌト
    吹付斜工方法。  生混緎物ずしおアルミナセメントを甚い、粉
    粒状配合物ずしお耐火性の粗骚材又は现骚材の䜕
    れか䞀方又は双方を甚いお耐火局を圢成する特蚱
    請求の範囲第項に蚘茉のコンクリヌト吹付斜工
    方法。  粉粒状配合物に金属質繊維材、合成繊維材、
    硝子繊維、石綿、岩綿、高滓綿のような繊維材の
    皮又は皮以䞊を䞀郚配合する特蚱請求の範囲
    第項に蚘茉のコンクリヌト吹付斜工方法。  スラリヌ状混緎物に金属質繊維材、合成繊維
    材、硝子繊維、石綿、高滓綿のような繊維材の
    皮又は皮以䞊を䞀郚配合する特蚱請求の範囲第
    項に蚘茉のコンクリヌト吹付斜工方法。
JP8830479A 1979-07-13 1979-07-13 Method of spraying concrete Granted JPS5612464A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8830479A JPS5612464A (en) 1979-07-13 1979-07-13 Method of spraying concrete

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8830479A JPS5612464A (en) 1979-07-13 1979-07-13 Method of spraying concrete

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5612464A JPS5612464A (en) 1981-02-06
JPS6260557B2 true JPS6260557B2 (ja) 1987-12-16

Family

ID=13939181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8830479A Granted JPS5612464A (en) 1979-07-13 1979-07-13 Method of spraying concrete

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5612464A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57193699A (en) * 1981-05-23 1982-11-29 Kajima Corp Spray concrete exectution method
JP4206032B2 (ja) * 2003-11-21 2009-01-07 日本怍生株匏䌚瀟 モルタル材料たたはコンクリヌト材料吹付け方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3478963A (en) * 1967-07-17 1969-11-18 Archilithic Co Dispensing gun for fiber rovings and cementitious materials
JPS494721A (ja) * 1972-03-15 1974-01-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5376152U (ja) * 1976-11-30 1978-06-24

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3478963A (en) * 1967-07-17 1969-11-18 Archilithic Co Dispensing gun for fiber rovings and cementitious materials
JPS494721A (ja) * 1972-03-15 1974-01-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5612464A (en) 1981-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4292351A (en) Method of blasting concrete
US11559919B2 (en) Method for the application of mineral binder compositions containing fibres
EP0461821A1 (en) Sprayable fireproofing composition
JP4476422B2 (ja) 吹付工法
JPS6260557B2 (ja)
CN111995287A (zh) 䞀种喷射混凝土甚的倍合添加剂及其制倇方法和混凝土组合物
JPS6022153B2 (ja) コンクリ−ト吹付斜工方法
JP7136972B2 (ja) 湿匏吹付工法
JP3547326B2 (ja) 急結材及び急結性吹付セメントコンクリヌト
JP4651134B2 (ja) 高流動吹付けコンクリ−ト甚急結剀
JP4306064B2 (ja) リバりンド䜎枛剀、セメントコンクリヌト、セメントコンクリヌトの補造方法、及びそれを甚いた吹付け工法
JP6400639B2 (ja) 吹付け材料及びそれを甚いた吹付け工法
JPH0269343A (ja) 粉塵結合剀
JPH0316469B2 (ja)
JP2002249364A (ja) 吹付材料及びそれを甚いた吹付工法
JP5020431B2 (ja) 吹付方法
JPH1087360A (ja) 吹付けコンクリヌト
GB2114107A (en) Sepiolite concrete additive
JPS6131265B2 (ja)
JP2004238793A (ja) ロックりヌル吹付工法
JP2006083005A (ja) 吹付材及び吹付材の斜工方法
JP2001163652A (ja) セメント混和材、セメントコンクリヌト、セメントコンクリヌトの補造方法、及びそれを甚いた吹付け工法
JP4545304B2 (ja) 吹付ノズル、急結性セメントコンクリヌト及び吹付方法
JPH10206032A (ja) 軜量䞍定圢耐火物の吹付斜工方法および耐火壁
JP4037024B2 (ja) 吹付け工法