JPS6260448B2 - - Google Patents

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JPS6260448B2
JPS6260448B2 JP14016179A JP14016179A JPS6260448B2 JP S6260448 B2 JPS6260448 B2 JP S6260448B2 JP 14016179 A JP14016179 A JP 14016179A JP 14016179 A JP14016179 A JP 14016179A JP S6260448 B2 JPS6260448 B2 JP S6260448B2
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JP
Japan
Prior art keywords
piston
cylinder
pulse
movement
divided
Prior art date
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Expired
Application number
JP14016179A
Other languages
English (en)
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JPS5665916A (en
Inventor
Osamu Takeuchi
Masao Kamya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP14016179A priority Critical patent/JPS5665916A/ja
Publication of JPS5665916A publication Critical patent/JPS5665916A/ja
Publication of JPS6260448B2 publication Critical patent/JPS6260448B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Reciprocating Conveyors (AREA)
  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Tunnel Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は製鉄所の鋼片、鋼材の加熱炉として使
用される台車分割型のウオーキングビーム式加熱
炉の駆動装置に関するものである。
従来の台車分割型のウオーキングビーム炉の駆
動装置は、第1図に示す如く、例えば3分割した
ウオーキングビームa,b,cを、炉d外の各々
独立した台車eに載せ、各台車eは、各々独立し
た昇降シリンダfの作動により連結ロツド9、レ
バーh、ローラiを開し独立して昇降動作できる
ようにしてあると共に、隣接台車同志は、上下方
向には自由に移動させ得られる連結器jで機械的
に連結して、前進シリンダkと後進シリンダlに
より前後進させられるようにしてある。mは鋼材
である。
しかし、上記従来の装置では、各台車eの連結
器jに上下方向の自由度を持たせることにより上
下動は同調することなく独立して移動させること
ができたが、前後進は同調して正確に台車eが同
一速度で動く必要があるため機械的に連結されて
いるものであるため、逆に自由度に乏しく、独立
動作はできなかつた。更に従来は複数個の台車を
同調又は独立に切換え運転を行う方法がなかつ
た。
本発明は、分割された各台車の独立運転、任意
台車との同調運転を機械的連結なしで行えるよう
にし、更に精度の向上を図り自動化することを目
的とするもので、少なくとも炉長手方向に数分割
したウオーキングビームの分割台車に、ピストン
の内部に切換弁を内蔵し該切換弁を電気パルスモ
ータの回転で制御してピストンの移動量、移動速
度を決めるようにしてなる電気、油圧ステツピン
グシリンダから成る前後進用シリンダ及び昇降用
シリンダを独立に備え、且つ上記各前後進用シリ
ンダ、昇降用シリンダにパルス信号を与えてピス
トンの動きを設定させるパルス設定器と各シリン
ダとを、独立動作、同調動作の切換用スイツチを
介し接続したことを特徴とするものである。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第2図及び第3図に示すように、ウオーキング
ビーム炉1内に、該炉1の長手方向に例えば3分
割して独立させたウオーキングビーム2a,2
b,2cを固定ビーム3と平行状態に配置し、炉
外にあつて同様に炉の長手方向に3分割された台
車4a,4b,4cに、上記各ウオーキングビー
ム2a,2b,2cを載せ、更に各分割された台
車4a,4b,4cを各々幅方向にも例えば図示
の如く2分割して、ウオーキングビーム2a,2
b,2cを各々左右別々に独立させ、各台車4
a,4b,4cの上昇、前進、下降、後進の矩形
運動により固定ビーム3上の鋼材5をウオーキン
グビーム2a,2b,2cで受けて抽出側へ運び
再び固定ビーム3上に受け渡すという動作を繰り
返し、鋼材5を順次搬送するようにした構成にお
いて、本発明の駆動装置は、炉1の長手方向及び
幅方向に分割された各台車4a,4b,4cの下
側に、本実施例では2組づつの台車昇降の駆動装
置を設置すると共に1個づつの台車前後進の駆動
装置を設置し、台車の昇降、前後進を各々独立し
て、あるいは任意の台車を同調させて駆動させる
ようにする。
詳述するに、各台車4a,4b,4cの昇降駆
動装置は、基礎6上の支持台7に中間部を支持さ
せた複数個のレバー8の各一端(上端)にローラ
9を取り付けると共に各他端(下端)を台車の長
手方向に平行に配したロツド10に連結し、1台
の台車に対して2本の連結ロツド10の各一端を
それぞれ昇降シリンダ11に連結し、機械的連結
なしの各分割台車が各昇降シリンダ11の作動で
昇降させられるようにしてあり、又各台車4a,
4b,4cの前後進駆動装置は、各台車ごとに前
後進シリンダ12を連結し、各前後進シリンダ1
2の作動で各台車が前後進させられるようにして
あり、更に上記各台車を独立又は同調させて昇
降、前後進させるため、上記昇降シリンダ11及
び前後進シリンダ12として電気、油圧ステツピ
ングシリンダを使用する。上記電気、油圧ステツ
ピングシリンダは、第4図に詳細を示すような構
成としてある。即ち、13は油圧シリンダ本体
で、この内部に中空のロツド15付きのピストン
14が収納させてある。16は油圧シリンダ本体
13に軸受、シール装置を介し支持され先端がピ
ストン14及びロツド15の中に挿入させられ且
つ先端がシール用ピースでロツド15の内壁に摺
動自在に支持されているねじ棒、18はねじ棒1
6のねじ部17に螺着されている切換弁スプール
で、ピストン14の中空部に軸方向にのみ移動で
きるよう係合されている。20は油圧源19から
のピストン14の前面側xに通ずる供給油口、2
1はねじ棒16の中空部で形成される油路から油
圧源19へ通ずる戻り油口、22はピストン14
の前面側xと切換弁スプール18部分とを連通す
る油路、23はピストン14の後面側yと切換弁
スプール18部分とを連通する油路、24はねじ
棒16の中空部で形成される油路と切換弁スプー
ル18部分とを連通する油路、25はねじ棒16
に連結させてある電気パルスモータであり、上記
電気パルスモータ25によりねじ棒16を回転さ
せて切換弁スプール18の位置を制御することに
より、供給油口20から供給される高圧油が油路
22,23を経てピストン14の後面側yへ入
り、又切換弁スプール18の位置を制御すること
により、ピストン14の後面側yの圧油が油路2
3,24を経てねじ棒16内を通り戻り油口21
から油圧源19へ導かれるようにしてあると共
に、(供給油圧)×(ピストン14の前面側x受圧
面積)と、切換弁スプール18を経てピストン1
4の後面側yに入る油により生ずる(負荷圧)×
(ピストン後面側y受圧面積)が力平衝状態とな
つてピストン14がバランスしており、ピストン
14の位置が上記平衡状態となるよう切換弁スプ
ール18の位置に追従して動くように構成してあ
る。
上記構成の電気、油圧ステツピングシリンダの
電気パルスモータ25と、該電気パルスモータ2
5にデジタルパルス信号を与えるように各台車に
対応させて設けてあるパルス設定器26とを、独
立、同調動作の切換用スイツチ27を介し接続
し、且つ各シリンダ同志も上記切換用スイツチ2
7の切り換えにより同調させられるよう互に接続
し、各台車の昇降動作と前後進動作を独立又は同
調させて行わせるようにする。
上記構成としてあるので、今、各台車4a,4
b,4cを独立して前後進させる場合は、台車毎
のパルス設定器26からのデジタルパルス信号
が、各々の台車の前後進シリンダ12として用い
られている電気、油圧ステツピングシリンダの電
気パルスモータ25に入力されるよう、切換用ス
イツチ27を第2図で接点A,A′,A″側に切り
換える。これにより台車の付属せる前後進シリン
ダ12は各々独立したパルス設定器26からのパ
ルス信号に応じて独立に前後進運転する。即ち、
パルス設定器26からのデジタルパルス信号によ
り電気パルスモータ25がパルス数に応じた回転
角(量)を出力し、ねじ棒16を介し切換弁スプ
ール18を回転角に応じて軸方向に変位させ弁を
切り換える。これによりピストン14のバランス
がくずれてピストン14がバランスするまで、即
ち、切換弁スプール18の移動量だけピストン1
4は追従して動く。この際、電気パルスモータ2
5の回転角は、パルス設定器26からのパルス信
号により定まり、電気パルスモータ25の回転に
より切換弁スプール18の移動量(即ち、ピスト
ン14の移動量)が定まる関係であるから、結
局、パルス合計数でピストン14の移動量が決定
され、ピストン14の移動量、移動速度、加減速
度をパルス設定器26により正確に設定できる。
尚、ねじ棒16はボールねじが精度、耐久性より
みて適当であり、又1パルス当りの移動量は、移
動精度上0.01〜0.5mmとする。本発明では、前後
進シリンダ12のピストンを0.01〜0.5mm/パル
スの精度で移動し、すべて電気パルス信号のみで
制御するようにしているので、電気信号のみによ
りパルス設定器26でピストンの移動量、移動速
度、加減速度が自由に設定できる。又台車同志の
衡突防止のためには各パルス設定器26間に電気
的インターフエースを取ればよい。
次に、各台車4a,4b,4cの前後進を同調
させる場合には、切換用スイツチ27を第2図に
おいて接点B,A′,A″に切り換えれば、装入側
(左側)の2つの台車4a,4bの前後進を台車
4bに対応するパルス設定器26の1台のみで同
調制御でき、又切換用スイツチ27を接点A,
B′,A″に切り換えれば、右側の2台の台車4
b,4cを台車4cの対応したパルス設定器26
の1台で同調させることができ、更に、切換用ス
イツチ27の接点B,B′,A″に切り換えれば、
全台車4a,4b,4cを台車4cに対応するパ
ルス設定器26のみで機械的連結なしに連動させ
ることができる。即ち、電気、油圧ステツピング
シリンダを使用した各前後進シリンダ12への信
号を各々独立したパルス設定器26で送れば、各
台車を独立に動作でき、1台のパルス設定器26
の信号を2〜3台の台車の前後進シリンダ12に
送れば同調動作できる。
又、各台車の昇降動作も、上記の前後進動作と
同様に各台車毎の昇降シリンダ11と各台車に対
応させてあるパルス設定器26とを切換用スイツ
チを介して接続すると共に、各台車の昇降シリン
ダ11間も切換用スイツチを介し接続させ、各台
車4a,4b,4cをパルス設定器26からの信
号のみで独立又は同調させて昇降動作させる。
各台車が第3図の如く幅方向にも分割してある
場合は、左右の分割台車間を独立又は同調させて
前後進、昇降できるように電気的に接続し、前記
した前後の台車の独立又は同調動作のほかに左右
でも独立又は同調動作できるようにする。この場
合、左右の各台車に備えてある2組づつの昇降シ
リンダ11は同調させるために互に1台のパルス
設定器26に接続すると共に、該別々のパルス設
定器26に左右の前後進シリンダ12を接続し、
且つ左右の各シリンダ間を切換用スイツチを介し
連絡し、図示の如き幅広の鋼材5の搬送の場合は
左右の台車を同調させて昇降、前後進の動作をさ
せ、曲つた鋼材を修正したり、鋼材を左右別々に
搬送する場合、等では左右の台車を独立して動作
させる。この場合の電気信号系統は、例えば第5
図に示すようにし、切換用スイツチ27の選択に
より全部又は任意の台車を同期させたり、あるい
は全く独立させて作動させることができる。尚、
28はパルスモータ駆動回路である。又図中4
a,4b,4cは炉の長手方向に分割した台車を
指すものであり、11,11′はそれぞれ幅方向
に分割された台車に対応させた昇降シリンダを指
す。
尚、上記実施例では、ウオーキングビーム及び
台車を炉1の長手方向に3分割した場合を示した
が、2分割以上であれば何分割でもよい。
以上述べた如く本発明の装置によれば、 (i) 電気パルスのみで移動量を決定できるために
設備がシンプルで故障も少なく、設備費も安
い。
(ii) 電気パルスで制御させるため、誤差は少なく
(1パルス差0.01〜0.5mm)、精度の良い設定が
でき、全自動駆動ができる。
(iii) パルス設定器の切り換えのみで独立、同調運
転ができ、自由度が大きい。
(iv) 炉長手分割の場合、昇降、前後進とも機械的
連結なしに全同調、全独立運転ができる。
(v) 幅方向分割も上記(iv)と同様となるため、鋼材
を幅方向に2分割して炉内に入れ、独立搬送が
できる。又鋼材が斜めになつたとき左右の台車
の動きで修正ができる。
(vi) 電気パルスのみで加減速が自由に又任意の位
置で行えるため、ウオーキングビームと固定ビ
ーム間の鋼材の受け渡しにシヨツクを生ずるこ
とがなく、鋼材に傷をつけることがなく、更に
ビームの耐火材の寿命が長くなる。
等の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の台車分割型ウオーキングビーム
炉の駆動装置の概略図、第2図は本発明の駆動装
置の実施例を示す側面図、第3図は第2図の切断
正面図、第4図は本発明の装置におけるシリンダ
の断面図、第5図は昇降シリンダの電気信号系統
を示す説明図である。 1……ウオーキングビーム炉、2a,2b,2
c……ウオーキングビーム、4a,4b,4c…
…台車、5……鋼材、8……レバー、11……昇
降シリンダ、12……前後進シリンダ、14……
ピストン、18……切換弁スプール、25……電
気パルスモータ、26……パルス設定器、27…
…切換用スイツチ、28……パルスモータ駆動回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも炉長手方向に数分割したウオーキ
    ングビームの分割台車に、ピストンの内部に切換
    弁を内蔵し該切換弁を電気パルスモータの回転で
    制御してピストンの移動量、移動速度を決めるよ
    うにしてなる電気、油圧ステツピングシリンダか
    ら成る前後進用シリンダ及び昇降用シリンダを独
    立に備え、且つ上記各前後進用シリンダ、昇降用
    シリンダにパルス信号を与えてピストンの動きを
    設定させるパルス設定器と各シリンダとを、独立
    動作、同調動作の切換用スイツチを介し接続した
    ことを特徴とするウオーキングビーム炉の駆動装
    置。
JP14016179A 1979-10-30 1979-10-30 Driving device of walking beam furnace Granted JPS5665916A (en)

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JP14016179A JPS5665916A (en) 1979-10-30 1979-10-30 Driving device of walking beam furnace

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JPS5665916A JPS5665916A (en) 1981-06-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102288033A (zh) * 2011-07-18 2011-12-21 青岛赛瑞达设备制造有限公司 步进式平板烧结炉

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CN102288033A (zh) * 2011-07-18 2011-12-21 青岛赛瑞达设备制造有限公司 步进式平板烧结炉

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JPS5665916A (en) 1981-06-04

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