JPS6260301A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

Info

Publication number
JPS6260301A
JPS6260301A JP20005085A JP20005085A JPS6260301A JP S6260301 A JPS6260301 A JP S6260301A JP 20005085 A JP20005085 A JP 20005085A JP 20005085 A JP20005085 A JP 20005085A JP S6260301 A JPS6260301 A JP S6260301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflecting mirror
thermal
reflection mirror
rigidity
frame structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20005085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0644688B2 (ja
Inventor
Masahiro Minoke
蓑毛 正洋
Kohei Ohata
浩平 大幡
Yuji Tsutsumi
堤 勇二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP20005085A priority Critical patent/JPH0644688B2/ja
Publication of JPS6260301A publication Critical patent/JPS6260301A/ja
Publication of JPH0644688B2 publication Critical patent/JPH0644688B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Aerials With Secondary Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は例えば人工衛星等に搭載されるアンテナ装置
に係り、−特にその反射鏡面の熱変形を防止することが
できるように改良したものに関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 従来より、開口面アンテナ装置にあっては、第6図(a
)、(b)の側面図及び正面図に示すように、反射鏡1
1が曲面あるいは平面状をしたコアaの両側面にスキン
bl、b2を接着したサンド 5イッチ構造体で形成さ
れている。そのスキンbl。
b2には熱膨脹係数の小さいCF RP (Corbo
n・F 1er−Reinforced −P 1as
tlc)等が採用され、これによって剛性が高く、熱歪
の小さな反射鏡となっている。また、上記反射[11の
底部には鏡面支持機構12が設けられ、これによって所
定方向に開口面を向けるように支持されている。しかし
ながら、近年になってアンテナに対して高性能化が要求
されるのに伴い、パラボラアンテナ装置も反射鏡面を大
口径にすると共にその剛性、強度、面精度に対しても従
来の小口径の場合と同等もしくはそれ以上の性能が要求
されるようになってきている。こうした厳しい状況の中
で、従来では主としてサンドイッチ構造におけるスキン
材の材質、積層構成、繊維配向を改良することによって
、上述した剛性あるいは強度に対する要求を満足するよ
うになされてきたが、これは必ずしも熱歪が最も小さく
なるように材質、繊維配向等を選定したものとは一致し
ないのが通例である。このため、従来のアンテナ装置の
構造では、いくら製造時に反射鏡面の精度を高くしても
実際の運用時には熱歪によって精度悪化をまぬがれない
という欠点を有していた。
[発明の目的コ この発明は上記のような問題を改善するためになされた
もので、軽量で剛性強度が高く、かつ非常に熱歪みの少
ないアンテナ装置を提供することを目的とする。
[発明の概要コ すなわち、この発明に係るアンテナ装置は、反射鏡を薄
いサンドイッチ構造体または薄膜で形成し、この反射鏡
と対向して同等の面を形成するように骨材を結合してな
る骨組構造の支持枠に前記反射鏡を取付けるもので、前
記骨材及びフィッティングの材質及び繊維配向を熱膨脹
による伸縮方向が互いに異なる方向となる様に選定して
熱歪を低減するようにしたことを特徴とするものである
さらに、前記反射鏡を、複数に分割した分割反射鏡をそ
れぞれ前記複数の結合材で前記支持枠に取付けて組合わ
せることによって形成し、各分割反射鏡の熱歪が互いに
影響を及ぼさないようにしたことを特徴とするものであ
る。
[発明の実施例] 以下、第1図を参照してこの発明の一実施例を詳細に説
明する。但し、第1図において第6図と同一部分には同
一符号を付して示し、ここでは主に異なる部分について
のみ説明する。
第1図はその構成を示すもので、(a)図は側面図、(
b)図は正面図である。すなわち、このアンテナ装置は
反射鏡11を薄膜または薄いサンドイッチ構造体で形成
し、これを多数の長さ可変な結合材で鏡面全体に対向し
、剛性が高く、強度も充分な骨組構造で形成された鏡面
支持枠14に取付けたものである。上記鏡面支持枠14
の骨組構造は、第2図に示すように多数のチューブ等を
用いた骨材15をフィティング材16によって左右、上
下及び斜めに結合し、支持枠14の骨組を形成したもの
である。そして、前記鏡面支持機構12はこの支持枠1
4に取付けられる。上記反射鏡11は第4図に示すよう
に複数個に分割され、各分割反射鏡はそれぞれ複数個の
鏡面調整機構13を通じて上記支持枠14に取付けられ
る(第3図参照)。これによって、反射鏡11は分割反
射鏡毎に自由に位置、角度を調整することができる。
すなわち、この構造によれば、剛性及び強度については
鏡面を支持している骨組構造の支持枠14゛ が受持つ
。この場合、反射鏡11は低剛性で宇宙空間において仮
に熱歪を生じても、剛性強度が高く、熱歪の小さい骨組
構造の支持枠14によって熱変形が拘束されるため、自
由な変形ができない。つまり、支持枠14の骨組構造を
非常に熱歪の小さな構造にしてやればアンテナ全体の熱
歪を押えることが可能となり、反射鏡面の高精度化を達
成することができる。上記−骨組構造はそれを構成する
骨材として使用されるチューブ15の材質、積層構成、
チューブ径、肉厚を剛性、強度、熱歪、重量とのマツチ
ングをとって最適設計を行なうことが従来のサンドイッ
チ構造体のみで形成された反射鏡に比べて非常に容易で
ある。そして、熱歪が小さな積層構成、繊維配向を持つ
チューブ15を選択した上で、チューブ15とフィッテ
ィング16を組合わせたときに等価的に熱膨脹係数がゼ
ロに近くなるようにフィッティング16の材質、積層構
成、鐵釘ト配向を考慮してやれば、上記骨組構造の低熱
歪化を達成することができる。
例えば、上記フィッティング16にはクロス材でなるC
FRPを用い、例えばチューブ15には一方向材でなる
CFRPを用いる。つまり、現状のCFRPの一般的特
性としては一方向材は忍度上 昇に伴って収縮するのに
対しクロス材は膨張するのて、互いに伸縮方向が異なる
。これを利用して上記トラスチューブ15及びフィッテ
ィング16の熱膨脹係数のマツチングをとれば、はぼ完
全に骨組構造全体としての熱歪をなくすことが可能であ
る。
また、上記反射鏡11は、もし1枚で形成されていると
すれば、鏡面が縮んだ場合には第5図(a)破線で示す
ように鏡面に反りが生じようとするが、剛性が高く熱歪
の小さい骨m構造の支持枠14によって熱変形をかなり
拘束することができる。逆に伸びた場合には、剛性が高
く熱歪の小さい支持枠14によって鏡面が拘束されるた
め同図(b)に示すように鏡面調整機構13の間で波を
打った状態になるが、このような局所的な誤差はビーム
軸方向の誤差に大きな影響を与えない。こうした場合必
要に応じて第4図に示したように反射鏡11を複数に分
割すれば、鏡面が収縮しても各分割反射鏡は互いに影響
しなくなり、歪が分散され、分割鏡面の位置精度をより
良好に保つことができる。さらに、大口径の反射鏡を1
枚で形成した場合成形加工時に高精度に製造することが
困難であるが、反射鏡を分割すれば個々の分割反射鏡を
高精度に製造することが比較的容易であり、また多少の
歪については支持枠取付は時に結合材によって調整する
ことができるので、より高精度な反射鏡11を容易に製
造することが可能である。尚、この場合、上記反射鏡1
1自身の熱歪を小さくするために重量の許される範囲で
材質、積層構成、繊維配向を配慮することは無論のこと
である。
したがって、上記のように構成したアンテナ装置は、熱
変形によるビーム軸方向の誤差を小さく押えることがで
きるため、アンテナ系として配分されたアライメント誤
差配分値を他のアンーテナ系コンポーネントに対して大
きく配分することができるので、アンテナ系インテグレ
ーション上の困難さを軽減することができると共に、長
い年月にわたって宇宙空間で受ける熱サイクルに対して
非常に安定した高精度な反射鏡面を維持することができ
る。
尚、上記実施例ではアンテナ装置の反射鏡面の低熱歪化
について述べたが、例えば宇宙空間で使用される一般の
宇宙構造物に対しても骨材とこれを結合する結合部材と
の熱膨脹係数を適切に選択し、全体の熱変形を小さくす
ることにより、構造物が大型になった場合でも非常に熱
変形の小さいものを提供することができる。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、軽量で剛性強度
が高く、かつ非常に熱変形の小さいアンテナ装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るアンテナ装置の一実施例を示す
構成図、第2図は第1図のA部拡大図、第3図は第1図
のB部拡大図、第4図は同実施例に用いられる反射鏡の
構造を示す構成図、第5図は同実施例において反射鏡が
熱歪を生じた場合の様子を示す図、第6図は従来のアン
テナ装置の構成を示す構成図である。 11・・・反射鏡、12・・・反射鏡支持機構、13・
・・鏡面調整機構、I4・・・反射鏡支持枠、15・・
・骨材、16・・・フィッティング、a・・・コア材、
bl・・・フロントスキン、b2・・・バックスキン。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図  第3図  第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薄いサンドイッチ構造体または薄膜で形成される
    曲面あるいは平面状の反射鏡と、この反射鏡と対向して
    同等の面を形成するように繊維強化複合材料製のチュー
    ブあるいは棒状部材等の骨材を繊維強化複合材料製のフ
    ィッティングで結合して骨組みするものでこれらの骨材
    及びフィッティングの各材質、繊維配向を熱膨脹による
    伸縮方向が互いに異なる方向となるように選択した骨組
    構造の支持枠と、この支持枠に前記反射鏡を長さ可変な
    複数の結合材を用いて取付ける手段とを具備したことを
    特徴とするアンテナ装置。
  2. (2)前記反射鏡は、複数に分割した分割反射鏡をそれ
    ぞれ前記複数の結合材で前記支持枠に取付けて組合わせ
    ることによって形成されるようにしたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のアンテナ装置。
JP20005085A 1985-09-10 1985-09-10 アンテナ装置 Expired - Lifetime JPH0644688B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20005085A JPH0644688B2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10 アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20005085A JPH0644688B2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10 アンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6260301A true JPS6260301A (ja) 1987-03-17
JPH0644688B2 JPH0644688B2 (ja) 1994-06-08

Family

ID=16417992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20005085A Expired - Lifetime JPH0644688B2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10 アンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0644688B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01195702A (ja) * 1988-01-30 1989-08-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 衛星搭載用アンテナ鏡面
CN110518330A (zh) * 2019-09-18 2019-11-29 北京无线电测量研究所 馈源支架、天线和电子设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01195702A (ja) * 1988-01-30 1989-08-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 衛星搭載用アンテナ鏡面
CN110518330A (zh) * 2019-09-18 2019-11-29 北京无线电测量研究所 馈源支架、天线和电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0644688B2 (ja) 1994-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6214773B2 (ja) 大型ミラー用の最適な運動学的マウント
US9337544B2 (en) Configurable backing structure for a reflector antenna and corrective synthesis for mechanical adjustment thereof
CN108594396A (zh) 一种准零膨胀空间光学遥感器支撑结构及方法
US4550319A (en) Reflector antenna mounted in thermal distortion isolation
US4613870A (en) Spacecraft antenna reflector
CN103969788A (zh) 一种空间光学遥感器圆形反射镜的侧面柔性支撑结构
CN112130278B (zh) 适用于高分辨空间相机的次镜支撑结构
US5877905A (en) Mount for telescope mirrors
CN110989130A (zh) 一种应用于同轴反射式光学系统的自适应镜头
JPS6260301A (ja) アンテナ装置
JPH02500559A (ja) 反射器表面調節構造
Bittner et al. SOFIA primary mirror assembly: structural properties and optical performance
JPS63138802A (ja) アンテナ装置
JP7102802B2 (ja) 光学系支持機構
JP2702444B2 (ja) 展開構造物
JP2008306567A (ja) メンブレンリフレクタ
Stumm et al. Graphite/epoxy material characteristics and design techniques for airborne instrument application
JPS63148703A (ja) 人工衛星搭載用アンテナタワ−
CN115016095B (zh) 一种具有新型Bipod柔性支撑结构的大口径空间反射镜
Kasl et al. A critical review of ultralightweight composite mirror technology
JPH0829697A (ja) 衛星搭載用光反射望遠鏡
JPH01223805A (ja) アンテナリフレクタ
JP2023059349A (ja) アンテナ用の反射部材、アンテナ用の反射部材の製造方法、及びテラヘルツ観測用アンテナ
JPH01200803A (ja) アンテナ鏡面構造
JPH10290114A (ja) 宇宙用アンテナ反射鏡