JPS6259780A - シヤツタ−錠 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば雨戸シャッターなどに適用されるシャ
ッター錠に関し、特に左右勝手違いを解消したシャッタ
ー錠に係るものである。

〔従来の技術〕

一般に雨戸シャッター、すなわち個々のスラット部材を
一連に係合してなる雨戸シャッターなどにおいては、対
象とする窓開口部などを閉ざした状態で、このシャッタ
ー内側の左右各支持部材を同時に施錠開錠する必要があ
る。このため、従来から利用されているシャッター錠に
は、左右のラッチに連動すべく操作摘みを連結させて、
同時に施錠・解錠させるようにしたものがあるがこのも
のは、内障子などの左右開き勝手に応じて操作摘みの取
付位置金、その都度現場で選択して取付けなければなら
ず、このため、シャッター・錠の取付作業に手数がかか
り、効率よく作業ができない欠点があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、従来の欠点全−掃すべく創案され念ものであ
って、特に、操作摘みの取付勝手違いを解消し、しかも
、左右それぞれに設けた操作摘みの、いずれかの操作摘
みの操作により、左右のラッチを同時に施錠・解錠がで
きるシャッター錠を得ることを目的とするものである、 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、前記目的を達成させるため、次のような技術
手段を採用した。すなわち、錠本体内で軸上の側面にそ
れぞれ欠円平面部を対向形成したビニオン歯車を軸装さ
せ、かつこのビニオン歯車の左右に横断面コ字状部を相
互に対向配置させた一対の支持部材を設けると共に、左
右釜支持部材のコ字状部の上下谷内面間に上下一対の板
ノ々坏ヲ介装保持させて、これらの各板バネにより各欠
円平面部全圧接させ、また錠本体内で左右方向摺動自在
に嵌装される左右一組のラック板金ビニオン歯車に相対
向して噛合させ、さらにそれぞれに操作摘みを有して、
基端部を左右各ラック鈑にそれぞれ連繋固定させ、先端
部にラッチをそれぞれ形成した左右一組のラツテノクー
ヲ設け、これら左右各うツチノ々−のラッチをラッチ受
け具に対向位置させたものである。

従って本発明では、ビニオン歯車の各欠円平面部に対す
る各板バネの弾圧力によって、左右各うツチノ々−を、
施錠位置と解錠位置との二つの態様に規制して拘束保持
させることができ、左右いずれかの操作摘みの手動操作
により、各欠円平面部に対する各板／々ネの影響下で、
左右釜ラッチ・々−のラッチをラッチ受け具に保合、離
脱させて、施錠、解錠作動を同時に、しかも節度的に行
ない得るのである。

〔実施列〕

以下、本発明に係るシャッター錠の一実施例を第１図な
いし第４因を参照して詳細に説明する。

第１図および第２図はシャッター錠単体の内部機構を示
す施錠状態および解錠状態の正面図であυ、また第３図
および第４図は同上シャッター錠をシャッター座板に装
着させた状態での縦断面図および端面図であって、これ
らの実施例各図において、錠機構を内装する錠本体１は
、横断面コ字状をなす左右方向に細長い筐体２と、この
筺体２の正面開口部に被嵌される表鈑３とからなってい
て、これらの筺体２および表鈑３内の中央部中心位置に
は、上下側面に対向してそれぞれ欠円平面部＋ａ、４ｂ
ｉ形成した横断面欠円カム型のピニオン軸４を回転自在
に軸装させ、このビニオン軸４上にピニオン歯Ｍ５全一
体的に係合させてあり、またその間隔をおいた左右位置
には、棲断面コ字状部６ａ、７ａｋ相互に対向させた左
右一対の支持部材６，７を配置させて、同各部材６，７
全介しこれらの筺体２と表鈑３とを強固にカシメ付は止
着させ、さらに前記筺体２の左右両端開口部内側には、
必要に応じて左右のストツＡ片８，９を折曲突設させで
ある。

また前記筐体２内には、正面り字状をなす左右一組のラ
ック鈑１０．ｌｌ全、それぞれ左右方向に摺動自在なよ
うに相対向して嵌装させると共に、その対向位置で前記
ビニオン歯車５に両側から相互に噛合させて、それぞれ
左右異なる方向に連動し得るようにしてあり、さらに、
これらの左右各ラック鈑１０．１１にあって、左側ラッ
ク鈑１ｏの左端折曲部１０ａと、右側ラック鈑１１の右
端折曲部１１ａとには、それぞれ止めビス１４．１５に
よって左側取付は板１２と右側取付は板１３を止着させ
である。

そして前記左右一対からなる支持部材６，７の横断面コ
字状部６ａ、？ａ間には、そのコ字状部６ａ、７ａの上
下缶内面を利用して、前記ピニオン歯４の相互に対向す
る各欠円平面部４ａ、４ｂに対し、上下両側から接する
一対の板、Ｓネ１６，１？ｆｆｉ介装して嵌着保持させ
ておシ、これらの上下各板ノ９ネ１６，１７に与えられ
ている弾圧力によって、同各欠円平面部４ａ、４ｂの回
転角位置ヲ、ひいてはピニオン軸４を介して前記ビニオ
フ歯車５自体の回転角位置を強制的に規制し、同ピニオ
ン歯車５の回転作動に際しては、その回転が１８０°、
つまり半回転毎に節度的かつ強制的になされざるを得な
いようになっている。

すなわち、こ＼では上下各板バネ１６，１７”を各欠円
平面部４ａ、４ｂに弾性的に接圧させた回転規制角位置
から、ビニオン歯車５が回転されると、ピニオン歯４上
での各欠円平面部４ａ、４ｂ以外の外周面部、つまり回
転半径のより大きい外周面部４ｃ、４ｄが、まずこれら
の上下各板バネ１６，１７を、その弾圧力に抗して撓曲
付勢させ、ついで半回転後にこの付勢によって一層増加
された弾圧力で、これらの上下各板バネ１６，１７が再
度各欠円平面部４ａ、４ｂを押圧し、その回転を拘束し
て規制位置に保持させることになる。このため、後述す
るように、錠操作は、第１図に示す矢印入方向に伸張さ
れた施錠位置と、第２図に示す矢印Ｂ方向に収縮された
解錠位置との、二つの状態に節度的に拘束保持されるこ
とになる。

さらに前記左側取付は板１２と右側取付は板１３とには
、それぞれに連杆１８，１９＝を止めビス２０゜２１で
止着づせると共に、これらの各連・杆１８．１９に形成
した左右方向長孔１８ａ、１９ａ’ｉ利用して、それぞ
れ操作摘み２４．２５を有するラッチバー２２，２３ｋ
、共に左右方向長さ調節可能に止めビス２６．２７で止
着させてあり、またこれらの左側ラッチバー２２の左端
部および右側ラッチバー２３の右端部にそれぞれラッチ
２２ａおよび２３ａを設けたものである。

しかして、前記実施列によるシャッター錠は、適用対象
としての、列えは雨戸シャッターに対し、第３図および
第４図に示すように、固定配置して使用する。

すなわち、この実施列は、手動施錠２手動解錠型シャッ
ター錠として使用するために、こ＼では雨戸シャッター
を構成するところの、一連のスラット部材の下端を占め
る座板部材３０の内側内面に対して、一組の欠円形状の
取付は孔３１．３２ｔ−穿設しておき、また横断面欠円
形で端部側にネジ孔３５．３６を螺刻形成した一組の取
付は部材３３゜３４を設ける。ヤして、これらの各取付
は部材３３゜３４全、前記取付は孔３１．３２から前記
筐体２での左右各支持部材６，７の外側部分の空間部内
に挿通させると共に、同各取付は部材３３．３４のネジ
孔３５．３６に、前記表％３を通して一組の取付はネジ
３フ、３８を螺着させることによシ取付けるのであり、
かつまた座板部材３０の左右端部付近には、前記左側ラ
ッチパー２２および右側ラッチ／々−２３をガイＰする
ガイド部材３９　、４０　金設ける。

４１．４２は雨戸シャッターを上下方向に開閉誘導する
左右のがイドレールであって、これら左右のガイドレー
ル４１．４２内での施錠位置、つまり前記雨戸シャッタ
ーを完全に閉じた位置には、前記左右各ラッチ２２ａお
よび２３ａｋ係合させるためのラッチ受け具４３および
４４が設けられている。

紙上のように構成したシャッター錠において、いま、窓
開口部の全開状態から雨戸シャッターを下方へ引き下げ
て、窓開口部を全閉状態としたのち、左右各うツチノ々
−２２，２３上の操作摘み２４゜２５のいずれか全第１
図に示す矢印入方向に操作すると、雨戸シャッターの開
放時にビニオン軸４の各欠円平面部４ａ、４ｂ以外の外
周面部４ｃ、４ｄに撓曲付勢されていた上下各板バネ１
６．１７が、ビニオン歯車５の回転により各欠円平面部
４ａ、４ｂに弾性的に接圧され、これに伴って左右各ラ
ック＆１０．１１がピニオン歯＊５を介して相互に連動
され、左右各うツチノ々−２２，２３’ｅ同時に伸張さ
せて、各ラッチ２２ａ、２３ａが各ラッチ受け具４３゜
４４の下側に係合して施錠される。

ま九前記シャッター錠を施錠状態から左右各うツチノ々
−２２，２３上の操作摘み２４．２５のいずれか第２図
に示す矢印Ｂ方向に操作すると、雨戸シャッターの施錠
時にビニオン軸４の各欠円平面部４ａ、４ｂに接圧され
ていた上下各板バネ１６，１７が外周面部４ｃ、４ｄに
撓曲付勢され、これに伴って左右各ラック鈑１０．ｉｔ
がビニオン歯車５を介して相互に連動され、左右各ラッ
チパー２２．２３全同時に収縮させて、各ラッチ２２ａ
、２３ａがラッチ受け具４３．４４の下側から抜き出さ
れて解錠される。

〔発明の効果〕

これを要するに本発明によれば、左右いずれか一方の操
作摘みで左右のラッチを同時に施錠解錠ができるように
構成したから、操作摘みの取付勝手違いが解消され、現
場で雨戸シャッターを窓開口部に取付ける際、従来のよ
うに内障子などの左右開き勝手に応じて操作摘みの取付
位置を、その都度変える必要が全くなく、シたがって、
シャツター錠の取付は作業を効率よく行うことができる
と共に、施錠解錠も迅速かつ的確に行うことができる極
めて有用な新規的効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るシャッター錠の一実施例を示すもの
であって、第１図および第２図は錠本体の内部機構２示
すそれぞれ施錠状態および解錠状態の正面図、第３図お
よび第４図は同上シャッター錠をシャッター座板に装着
させた状態を示す縦断面図および端面図である。 １・・・錠本体、４・・・ビニオン軸、４ａ、４ｂ・・
・ビニオン軸の欠円平面部、５・・・ピニオン歯車、８
　、７・・・支持部材、（ｉａ、７ａ・・・支持部材の
コ字状部、１０．１１・・・ラック鈑、１６．１７・・
・板）々ネ、２２゜２３・・・ラッチバー１２２ａ、２
３ａ・・・ラッチ、２４゜２５・・・操作摘み、３０・
・・雨戸シャッターの下端座板部材、４１．４２・・・
ガイドレール、４３，４４・・・ラッチ受け具。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 錠本体内に回転自在に軸装されて、軸上の側面にそれぞ
   れ欠円平面部を対向形成したピニオン歯車と、このピニ
   オン歯車の左右位置に配置させた左右一対の支持部材と
   、錠本体内に左右方向摺動自在に嵌装され、前記ピニオ
   ン歯車に相対向して噛合させた左右一組のラック鈑と、
   前記左右各支持部材のコ字状部の上下各内面間に介装保
   持されて、前記各欠円平面部に圧接させた上下一対の板
   バネと、それぞれに操作摘みを有して、基端部を前記左
   右各ラック鈑にそれぞれ連繋固定させ、先端部にラッチ
   をそれぞれ形成した左右一組のラッチバーと、前記ラッ
   チを係合させるラッチ受け具とを備えたことを特徴とす
   るシャッター錠。