JPS625943A - フエノキシアセチルアミド誘導体,その製法及び用途 - Google Patents

フエノキシアセチルアミド誘導体,その製法及び用途

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JPS625943A
JPS625943A JP12349585A JP12349585A JPS625943A JP S625943 A JPS625943 A JP S625943A JP 12349585 A JP12349585 A JP 12349585A JP 12349585 A JP12349585 A JP 12349585A JP S625943 A JPS625943 A JP S625943A
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carbon atoms
alkyl group
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hydrogen atom
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JP12349585A
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Takaharu Tanaka
隆治 田中
Naoki Higuchi
直樹 樋口
Masayuki Saito
雅之 齊藤
Masaki Hashimoto
昌樹 橋本
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Suntory Ltd
Original Assignee
Suntory Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式(1) (式中R1は水素原子または炭素数1〜4のアルキル基
を表わしR2はへロr7原子を表わし、R5は水素原子
、水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜8の分枝鎖
状アルキル基又はエチレン基、エポキシ基、ニトログア
ニジノ基、炭素数3〜5の環状アルキル基もしくはN 
−(A?ラハロrノフェノキシアセチル)−1−アミノ
−1−カルがキフル基で置換された炭素数1〜8の直鎖
状アルキル基、Aはホルミル基、ヒドロキシメチル基、
カルが千シル基または炭素数1〜4のアルキルカルがン
酸エステル基を表わし R1とR3けそれらが結合して
いる炭素原子と一緒になって環を形成してもよい、但し
R’ # R’は同時には水素原子とならない)を有す
るフェノキシアセチルアミド誘導体及びその農薬におい
て許容される塩運びにその製造法および用途に関する。
さらに詳しく述べれば、前記一般式(すで表わされる新
規フェノキシアセチルアミド誘導体は強い殺草活性を有
しているので農薬として広く利用される化合物である。
〔従来の技術〕
従来よシ2.4−ジクロルフェノキン酢酸、2−メチル
−4−クロルフェノキシ酢酸、4−クロル−0−)ルオ
千シ酢酸等の一連の7工ノキシ系化合物は農園芸上、重
要な除草剤希として使用されてきた。これらフェノキシ
系除草剤の作用性は、生体内オー中シンのバランス喪失
を第一義とし、分裂異常、形態異常、葉緑素形成阻害、
細胞膜の滲透圧増大など植物の基本的、生理活性の撹乱
現象によシ、除草活性を発現するものである。オーキシ
ンホルモン型除草剤は、土壌処理能力のみならず茎葉処
理能力を持ち、植物体内を自由に移行するため、他の除
草剤では防除困難とされている多年性水田雑草に対して
も効力を示すほか、防除した雑草の再生能力の抑制も極
めて高いなど数多くの特徴を有している。しかし、これ
らフェノ中シ型除草剤は有用作物であるイネ、コムギ、
またはオオムギなどに薬害を生起すると共に、一部多年
性雑草に効果を示さないため、適用場面、使用法などが
極めて限定されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者は、これらフェノキシ系除草剤の特性を維持し
ながら、イネ、コムギまたはオオムギなどの有用な作物
に対し薬害の無い、又単子葉、広葉植物に対する選択性
の高い、安定なオーキシンホルモン型除草剤を開発すべ
く研究を進めていた過程で、フェノキシ酢酸と各種アミ
ン、アミノ酸の縮合化合物およびそれらの誘導体に非常
に強く且つ選択性のよい殺草活性化合物を見い出した。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は強力な除草効果を有する新規化合物である、上
記一般式(1)を有する新規な化合物であるフェノキシ
アセチルアミド誘導体またはその農薬において許容され
る塩、その製造法およびその用途である。
本発明の化合物はアミノ酸誘導体、あるいけその類縁化
合物およびフェノキシ基をその骨格に含む点で従来よく
知られている除草剤とは異なっており、そのため生体に
対する毒性も極めて低いものである。
本発明に係る前記一般式(1)を有する新規なフェノキ
シアセチルアミド誘導体およびその塩は以下の方法によ
シ合成することができる。
即ち、一般式(2) (式中Rは水素原子または炭素数1〜4のアルキル基を
表わし、R4は水素原子、水酸基で置換されていてもよ
い炭素数1〜80分枝鎖状アルキル基又はエチレン基、
エポキシ基、ニトログアニジノ基、炭素数3〜5の環状
アルキル基またはα−7建)酸基で置換された炭素数1
〜8の直鎖状アルキル基、RとRはそれらが結合してい
る炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、R5は
水素原子もしくけ炭素数1〜4のアルキル基を表わす、
但しR’ @ R’は同時には水素原子とならない〕を
有するアミノ酸誘導体と一般式(3) (式中Rはハopン原子を表わし、 Bは水酸基、−・
ロダン原子又は活性エステル基を表わす)を有するカル
ボン酸、またtまカルボン酸誘導体を塩基の存在下もし
くは不存在下に反応させることにより一般式(1&) (式中R’ 、 R2,R’およびR5は前記と同一意
義を表わす)を有する本発明化合物が得られる。又は一
般式(3&) (式中R2は前%1シと同一意義を表わす〕を有するカ
ルがン酸無水物を塩基存在下もしくけ不存在下に反応さ
せることによっても前述の一般式(1畠)を有する本発
明化合物が得られる。
j゛」寸余白 この縮合反応条件If(it特に限定F、支ないが、例
えば、水また一〕支有機溶媒中、室温以下の温度で1〜
12時間反応させることにより進行するが、ここで用い
られる塩基としては水酸化アルカリ又はトリアルキルア
ミンを使用するのが好ましい。
また、一般式(2a) (式中Rけ前記と同一意義を表わし、Rは水素原子、水
酸基で置換式れていてもよい炭素数1〜8の分枝鎖状ア
ルキル基又はエチレン基、エポキシ基、ニトログアニジ
ノ基もしくは炭素数3〜5の環状アルキル基で置換され
た炭素数1.〜8の自制状アルキル基を表わし、RとR
はそれらが結合している炭素原子と一緒になって環を形
成してもよ(、Rは炭素数1〜4のアルキル基を表わ−
す、但しB、eRは同時には水素原子とならない)を有
するアミノ酸エステル誘導体と一般式(3a)(12〕 (式中R2は前記と同一意義を表わす)を有するカルd
?ン酸をペグチド合成において一般に用いられている縮
合剤、例えばN−エチル−N/ 、 N/−ノメチルア
ミノノロビル力ルポ・シイミド、ノンクロへキシルカル
Δζジイミド等を用いることにより容易に縮合反応がお
こり一般式(1b) (式中RI F R2,R6およびR7は前記と同一意
義を表わす)を有する本発明化合物を得ることかできる
この縮合反応の代表例としては、容易に入手またけ合成
できる一般式(3b) (式中Rは前記と同一意義を表わす)f廟する酸クロリ
ドと前記一般式(2)を有するアミノ#誘導体を水酸化
アルカリ水溶液中反応をさす方法がある。
かくして得られる本発明化合物(1m)’&−還元剤で
処理すると別の本発明化合物(1c) (式中Rお゛よびI(け前記と同一意義を表わし、R8
は水素原子、水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜
8の分枝鎚状アルキル基、又tまエチレン基、エポキシ
基、ニトログアニジノ基炭素数3〜5の環状アルキル基
もしくはN −(/4’ラハログノフエノキシアセチル
)−1−アミノ−1−ヒドロキシメチル基炭素数1〜8
の直鎖状アルギル基、R1,R8はそれらが結合してい
る炭素原子と一緒に/lc+) なって壇を形成してもよい、但しR,Bit同時には水
素原子と々らない)を有′Iるフェノギシアセチルアミ
ド肋導体を得ることができる。
還元剤と(2てはアミドが還元をれないものであわば良
いが水素化ホウ素す) IJウムが好ましい。
用いられる溶媒itアルコール系及びエーテル系が良く
反応温度は室温々いし100℃以下、特に40〜70℃
が好ましい。最もよい反応条件としては一般式(Ia)
の化合物と過剰の水素化ホウ素ナトリウムを第3ブタノ
ール又はテトラヒドロフランにとかし、加熱下メタノー
ルを滴下する方法である。このとき第3ブタノール又は
テトラヒドロフランと滴下するメタノールの体積比は約
5:1と々るようにするのがよい。
このようにして得られる一般式(IC)の化合物を酸化
することにより別の本発明の化合物(1d)(ltJ) (式中R1およびR2け前記と同一意義を表わし7、R
9は水素伸子、水酸基、ホルミル基もしくはケトン基で
置換されていてもよい炭素数1〜80分4★鎖状アルキ
ル基、エチレン基、エポキシ基、ニトログアニジノ基、
炭素数3〜5の環状アルキル基もしくはN−(〕9ラハ
ログノフエノキシアセチル)−1−アミノ−1−ホルミ
ル基で置換された炭素数1〜8の直鎖状アルキル基、I
t、Rは炭素庫子を通して環を形成してもよい、但しR
1、R9(,1同時には水素原子とならない)で表わさ
れる本発明化合物が得られる。
酸化反応は三酸化イオウ−ピリジン錯体を用いて行うの
が好−ましく、溶媒はジメチルスルホキシドなどを用い
、反応温度は室温でよく、故応時間は10分以内で十分
である。他の用いられる酸化剤としてはクロム酸ナトリ
ウム−硫酸、二酸化マンガン、酸化銀、ジメチルスルホ
キシド−リン酸−ジシクロへキシルカルがジイミドなど
がある。
又前記式(1m)の本発明化合物を水素化ジイソジチル
アルミナ又は水素化リチウムトリーt−シト(]6) キシアルミニウムなどで処理すると前述の本発明化合物
(1d)が得らiする。
かくして得られる本発明化合物は、反応終了後一般的な
精製方法を用いて精製することができる。
一般的な精製法としては例えばカラムクロマトグラフィ
ー、分権薄層クロマトグラフィーなどが挙けられる。
本発明の一般式(1)において、カルがン酸が存在する
場合には、得られた化合物を水酸化アルカリ、例えば水
酸化す) IJウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウ
ムやアンモニア水と処理することにより地が形成場れる
ことはいうまでもない。
このようにして得られる本発明化合物は人体、家畜に対
し毒性が弱く、広葉および単子葉植物に対して極めて特
異的かつ仙力な発育制御活性會示した。このことは本発
明化合物がi4として広く用いられることを示唆してい
る。
本発明の化合物を除草剤として施用するにあたってt」
、一般には適当な担体、例えはクレー、珪そう土等の固
体担体あるいは水、アルコール類、芳香族炭化水素類、
エーテル類、ケトン類、エステル類などの液体担体と混
用して適用することができる。また所望によシ乳化剤、
分散剤、懸濁剤、展着剤、安定剤などを添加し、乳剤、
水利剤、粉剤などと混合施用してもよい。
本発明の実施に当シ、本発明化合物の濃度は広範囲に亘
り変えることができるが、一般には10アール当り20
II−J−y4の範囲で使用するのが好ましい。前記し
た各種製剤を製造するに際しては、有効成分を0.5〜
90%の範囲で含有するように製造することができる。
〔実施例〕
次に実施例および殺草試験によって本発明をざらに具体
的に説明するが本発明がこれら殺草試験および実施例に
よって限定されるものでないことはいうまでもない。
殺草試験方法 合成した化合物の殺草活性の選択性を評価するために、
広葉植物、キューリ、ダイコン、単子葉植物イネ、ムギ
、タイヌビエを使用して、当該化合物を試験した。
試料を二種類、すなわち発芽前および発芽後試験に分類
した。キューリ、ダイコンの発芽前試験は種子を播いた
ばかりの土壌に、供試化合物の液状の調合剤を散布した
。発芽後試験は種をまいたIットを温室内で生育させ、
供試植物が2〜3葉期に生育した時に、供試化合物の液
状の調合剤を散布した。キューリ、ダイコンは、6X1
5X10crnの塩ビtjツクに、種子5粒又は供試植
物2株を移植して、10アールあたり200g、50.
9に々るように化合物を調製し、1パツク60CC相当
量のアセトン水に希釈し散布した。イネ、ムギ、タイ又
ビニは、20X10X64mの塩ビパンクに水田土壌を
詰め、種子又は、温室内で生育させた2−3葉期の植物
を土壌表層約1〜2備に混入し約3cInの深さに湛水
した。その化合物の所定量(107−ルあた!D200
#、50.S+)をア七トン溶液として水で100倍以
上に希釈したものを1ノ皆ツクあたり60Ce湛水中に
処理した。発芽後試験はその代表的化合物についてのみ
お仁なりた。
処理30日後に植物の生育状況を観察し、殺草効果の程
度を5〜0(完全枯死〜効果なし)の6段階で判定し表
1の結果を得た。
以下余白 実施例1 (SHAM 3550の製造)N−()9ラ
クロロフエノキシ)アセチル−I、 −ロイシン L−ロイシン(10ミリモル)を1規定水酸化す) リ
ウム水溶液10m/に俗解し、得られた溶液を水で2(
1+/に希釈した。この水溶液を冷却下攪拌しなから)
にラクロロフエノキシアセチルクロリド(10ミリモル
)をあらかじめベンゼン10m1に溶解した溶液をゆっ
くりと滴下した。その的後にさらに1規定の水酸化ナト
リウム水溶液を10rnl加え、室温にもどしたのち室
温で一昼夜攪拌した。
反応終了後、混合物を2回エチルエーテルで洗浄し、未
反応の酸クロリドを除去した。水1−を塩酸酸性にして
沈澱する化合物を酢酸エチルで3回抽出し、溶媒を留去
、残渣を酢酸エチル/ベンゼン/ヘキサンの溶媒系から
再結晶し標記化合物を無色結晶として得た。
実施例2 (SUAM 3551の製造)N−()千う
クρ0フェノキシ)アセチル−イソロイシン実施例1と
同様にL−インロイシン分用い標記化合物を無色結晶と
してイIだ。
実施例3 (S[JAM 3555の製造)N−()量
ラクロロフェノキシ)アセチル−DL−アリルグリシン 実施例1に於いてL −DイシンのがゎりにDL−アリ
ルグリシンを用いることにより標記化合物を無色結晶と
して得た。
N−()fラクロロフェノキシ)アセチル−DL−シク
ロプロピルメチルグリシン 実施例3に於いて得た化合物(SUAM3555゜5ミ
リモル)(r4(1+/のエチルエーテルに溶解した。
この溶液に塩化〕!ラジウムーアセトニトリル錯体を触
媒量加え、ジアゾメタンのエーテル溶液を過剰に加えた
。沈澱を濾過し、F液を濃縮後、残渣をlQm/のメタ
ノールに溶解し、40 tnlの1規定水酸化ナトリウ
ム水溶液を加えた。室温で1時間攪拌後、メタノールを
留去した。水溶液を塩酸酸性にして沈澱する化合物を酢
酸エチルで3回抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥、溶媒
を留去した残渣を酢酸エテル/ヘキサンから再結晶し標
記化合物を無色結晶として得た。
実施例5 (8UAM 3557の製造)N−()量ラ
クロロフェノキシ)アセチル−DL−2−アミノ−4,
5−エポキシペンタン酸実施例3に於いて得た化合物(
S(JAM3555゜5ミリモル)を塩化メチレン50
m1に溶解し、1049モルのメタクロロ過安息香酸を
加えr0室温で一昼夜撹拌したのち、この反応混合液を
濃縮し、残渣を酢酸エチル/ヘキサンがら再結晶し2標
記化合物を無色結晶として得た。
実施例6 (SUAM 3558の製造)N 、 N’
−ジ()臂うクロロフェノキシ) −2、6−ジアミツ
ーDL−ピメリン酸 実施例1と同様に2.6−ジアミツーDL−ピメリン酸
(5ミリモル)′fr用い標記化合物を無色結晶として
、得た。
実施例1と同様にしてサルコシンを用い、標記化合物を
無色結晶として得り。
実施例8 (SHAM 3560の製造)N−(ノマラ
クロロフェノキシ)アセチル−1,−1−ブチルグリシ
ン 実施例1と同様にして■、−1−ブチルグリシンを用い
標記化合物を無色結晶として得た。
実施例9 (SUAM 3561の製造)N−()+ラ
クロロフェノキシ)アセチル−し−プロリン 実施例1と同様にしてL−プロリンを用い標記化合物を
無色結晶として得た。
N−()1ラクロロフエノキシ)アセチル−L−パリン 実施例1と同様にして、■、−バリンを用い標記化合物
を無色結晶として得た。
N−()fラクロロフェノキシ)アセチル−L−パリン
メチルエステル 実施例10で得た化合物(SUAM 3553.10ミ
リモル)をエチルエーテルに溶解しく 10 (1/)
、ジアゾメタンのエーテル溶液を過剰に加えた。減圧下
、濃縮し標記化合物を無色油状物質として得た。
実施例12 (8UAM 3563の製造)N−()臂
うクロロフェノキシ)アセチル−L−パリソール 実施例11で得た化合物(S(JAM3562.5ミリ
モル)と水素化ホウ累ナトリウム(20ミリモル)を第
3ブチルアルコール(20m/)にけん濁させ加熱攪拌
した。次いで還流下無水エタノール(20ミlJモル)
を滴下した。滴下後1時間還流を続け、室温にもどし水
冷下に水(2(1/)を加えた。メタノールとブチルア
ルコールを減圧留去し酢酸エチルで抽出後、飽和木塩水
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留
去して得られる粗生成物をシリカゲルの中圧カラムクロ
マトグラフィーで精製し標記化合物を無色粉末として得
た。
実施例13 (8UAM 3564の製造)N −(t
# ラクロロフェノキシ)アセチル−し−パリナール 実施例12で得た化合物(SUAM3563.2ミリモ
ル)全無水ジメチルスルフオキシド(gm/)に溶解し
、8ミリモルのトリエチルアミンを加えた。攪拌下三酸
化イオウピリジン錯体(8ミリモル)のジメチルスルフ
オキシド溶液(gm/)を加えた。室温で10分攪拌後
、反応液を氷水(100at )に注ぎ、酢酸エチルで
抽出した。これを10係クエン酸水溶液、飽和食塩水、
飽和重曹水、及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し友。溶媒全留去し得られる粗生成物をシ
リカゲルを用いたクロマトグラフィーで精製し標記化合
物を無色粉末として得た。
実施例14 (SUAM 3552の製造)N−()母
うクロロフェノキシ)アセチル−L−スレオニン 実施例1と同様にしてL−スレオニンを用い標記化合物
を無色結晶として得た。
実施例15 (SUAM 3554の製造)N−(t+
ラクロロフェノキシ)アセチル−L−二トロアルギニン 実施例1と同様にしてニトロ−L−アルギニンを用い標
記化合物を無色結晶として得た。
実施例1〜15で得られた化合物の物理データは表2に
示す通シであった。
以下余白 〔発明の効果〕 表2の殺草試験結果よりも明らかなように、本発明化合
物は強力な殺草活性を有している。
就中、SUAM番号3350.3551 、3552.
3554および3564け広葉・単子葉植物に対し強力
な殺草効果があ)除草剤として広く用いられることが明
白である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中R^1は水素原子または炭素数1〜4のアルキル
    基を表わし、R^2はハロゲン原子を表わし、R^3は
    水素原子、水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜8
    の分枝鎖状アルキル基、又はエチレン基、エポキシ基、
    ニトログアニジノ基、炭素数3〜5の環状アルキル基も
    しくはN−(パラハロゲノフェノキシアセチル)−1−
    アミノ−1−カルボキシル基で置換された炭素数1〜8
    の直鎖状アルキル基、Aはホルミル基、ヒドロキシメチ
    ル基、カルボキシル基または炭素数1〜4のアルキルカ
    ルボン酸エステル基を表わし、R^1とR^3はそれら
    が結合している炭素原子と一緒になって環を形成しても
    よい、但しR^1、R^3は同時には水素原子とならな
    い)を有するフェノキシアセチルアミド誘導体およびそ
    の農薬において許容される塩。 2、基R^2がクロル原子又はブロム原子である特許請
    求の範囲第1項記載の化合物。 3、塩がナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩また
    はアンモニウム塩である特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。 4、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1は水素原子または炭素数1〜4のアルキル
    基を表わし、R^4は水素原子、水酸基で置換されてい
    てもよい炭素数1〜8の分枝鎖状アルキル基、又はエチ
    レン基、エポキシ基、ニトログアニジノ基、炭素数3〜
    5の環状アルキル基もしくはα−アミノ酸基で置換され
    た炭素数1〜8の直鎖状アルキル基、を表わし、R^1
    とR^4はそれらが結合している炭素原子と一緒になっ
    て環を形成してもよく、R^5は水素原子もしくは炭素
    数1〜4のアルキル基を表わす、但しR^1、R^4は
    同時には水素原子とならない)を有するアミノ酸誘導体
    と一般式▲数式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^2はハロゲン原子を表わし、Bは水酸基、ハ
    ロゲン原子又は活性エステル基を表わす)を有するカル
    ボン酸、またはカルボン酸誘導体を塩基の存在下もしく
    は不存在下に反応させるか、塩基の存在下もしくは不存
    在下に反応させ、さらに還元させるか、塩基の存在下も
    しくは不存在下に反応させ、還元後さらに酸化させるか
    、または塩基の存在下もしくは不存在下に反応させ、次
    いで農薬上許容される塩基と処理することを特徴とする
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1は水素原子または炭素数1〜4のアルキル
    基を表わし、R^2はハロゲン原子を表わし、R^3は
    水素原子、水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜8
    の分枝鎖状アルキル基又はエチレン基、エポキシ基、ニ
    トログアニジノ基、炭素数3〜5の環状アルキル基もし
    くはN−(パラハロゲノフェノキシアセチル)−1−ア
    ミノ−1−カルボキシル基で置換された炭素数1〜8の
    直鎖状アルキル基、Aはホルミル基、ヒドロキシメチル
    基、カルボキシル基または炭素数1〜4のアルキルカル
    ボン酸エステル基を表わし、R^1とR^3はそれらが
    結合している炭素原子と一緒になって環を形成してもよ
    い、但しR^1、R^3は同時には水素原子とならない
    )を有するフェノキシアセチルアミド誘導体およびその
    農薬において許容される塩の製造法。 5、塩基が水酸化アルカリ又はトリアルキルアミンであ
    る特許請求の範囲第4項記載の製造法。 6、還元剤て水素化ホウ素ナトリウムである特許請求の
    範囲第4項記載の製造法。 7、酸化剤が三酸化イオウ・ピリジン錯体、ジメチルス
    ルホキシド、クロム酸、クロム酸ナトリウム、二酸化マ
    ンガンまたは酸化銀である群から選ばれた一種以上の酸
    化剤である特許請求の範囲第4項記載の製造法。 8、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1は水素原子または炭素数1〜4のアルキル
    基を表わし、R^2はハロゲン原子を表わし、R^3は
    水素原子、水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜8
    の分枝鎖状アルキル基又はエチレン基、エポキシ基、ニ
    トログアニジノ基、炭素数3〜5の環状アルキル基もし
    くはN−(パラハロゲノフェノキシアセチル)−1−ア
    ミノ−1−カルボキシル基で置換された炭素数1〜8の
    直鎖状アルキル基、Aはホルミル基、ヒドロキシメチル
    基、カルボキシル基または炭素数1〜4のアルキルカル
    ボン酸エステル基を表わし、R^1とR^3はそれらが
    結合している炭素原子と一緒になって環を形成してもよ
    い、但しR^1、R^3は同時には水素原子とならない
    )を有するフェノキシアセチルアミド誘導体およびその
    農薬において許容される塩を有効成分とする除草剤。
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