JPS6258527A - ブレ−ク型リ−ドスイツチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、常時接点は閉じられており外部磁界が与えら
れると接点が開かれるブレーク型リードスイッチに関す
るものである。

（従来の技術） 従来からブレーク型リードスイッチは多くの電気回路に
多用されている。

第２図はこの種のブレーク型リードスイッチの一例を示
す構成図である。

この図に示されるように、絶縁性チューブ３中には磁性
金属片１及び２が対向して配設され、絶縁性デユープ３
の両端は封止されている。その絶縁性チューブ３の外側
にはバイアス用マグネット５が配設され、その磁界によ
り磁性金属片１．　２が磁化されて磁気吸引力が働き接
点部４が閉となっている。また、この一対の磁性金属片
１，２はバイアス用マグネット５が無い状態では接点部
４は開の状態になるように構成されている。

そこで、このブレーク型リードスイッチに外部よりバイ
アス用マグネット５の磁界を相殺する方向に十分な磁界
を与えると、接点部４に作用する磁気吸引力は弱まり、
磁性金属片１．　２の機械的復元力により接点部４は開
の状態になる。また、外部磁界を十分小さくすると、バ
イアス用マグネット５の磁界により接点部４に磁気吸引
力が作用し、再び閉の状態に戻るようになっている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記構成のブレーク型リードスイッチで
は、外部磁界がバイアス用マグネット５の磁界を相殺す
る方向でしか使用できないという欠点があり、更に、外
部磁界が必要以上に大きくなってしまった場合はその磁
界により磁性金属片が磁化され、接点部４が閉の状態に
なる、所謂、再メークと呼ばれる問題があった。

本発明は、上記問題点を除去し、構造が簡素化され、し
かも再メータを防止し得るブレーク型リードスイッチを
提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、上記問題点を解決するために、絶縁性チュー
ブ内に磁性金属片を対向させ、外部磁界に応動して電気
回路を閉状態から開状態へ移行するブレーク型リードス
イッチにおいて、対向する磁性金属片の一方の先端部に
は絶縁性膜を形成すると共に非磁性金属片を分岐して並
設し、これらの絶縁性膜を有する先端部と非磁性金属片
との間にもう一方の対向する磁性金属片を移動可能に配
設するようにしたものである。

（作用） 本発明によれば、ブレーク型リードスイッチの対向する
磁性金属片の一方の先端部には絶縁性膜を形成すると共
に非磁性金属片を分岐して並設し、これらの絶縁性膜を
存する先端部と非磁性金属片との間にもう一方の対向す
る磁性金属片を移動可能に設け、予め非磁性金属片とも
う一方の対向する磁性金属片とを接触させて電気回路を
閉じて置き、外部磁界に応動して電気回路を開くことが
できるようにしている。

（実施例） 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。

第１図は本発明に係るブレーク型リードスイッチの構成
図である。

図中、１１．１２はそれぞれの先端部が対向するように
配置された一対の磁性金属片、１３はガラスなどの絶縁
性チューブ、１４は磁性金属片１１の先端部に分岐する
ように取り付けられる非磁性金属片、１５は磁性金属片
１１の先端に形成される絶縁性膜、１６は磁性金属片１
２と非磁性金属片１４との接点部である。

まず、このブレーク型リードスイッチの構成について説
明する。

図に示されるように、対向した一対の磁性金属片１１．
１２は絶縁性チューブ１３の内部にその先端部をある重
なりと空隙を有するように配置され、絶縁性チューブ１
３の両端は封止される。

これらの磁性金属片の一方、この実施例においては磁性
金属片１１の先端部に非磁性金属片１４を分岐させるよ
うに接着、溶着、圧着などの方法で取り付ける。他方の
磁性金属片１２の先端部は磁性金属片１１の先端部と前
記非磁性金属片１４との間に配置される。そして、その
際、磁性金属片１２の先端部は予め機械的パイアスカを
与えることにより、非磁性金属片１４に接触し、両者間
に電気回路を閉路することができるように構成されてい
る。

一方、磁性金属片１１の先端部には絶縁性膜工５が形成
されるが、その膜の形成は、例えば、ガラス溶着、或い
は絶縁ペイントの塗布など一般的な方法で行うことがで
きる。

次に、このブレーク型リードスイッチの動作について説
明する。

まず、外部磁界が印加されると、磁性金属片１１゜１２
が磁化され、磁気吸引力が生じ磁性金属片１２は非磁性
金属片１４を離れ、ｔｎ性金属片１１の先端部に当接す
る。しかし、磁性金属片１１の先端部には絶縁性膜１５
が形成されているために磁性金属片１１゜１２の間には
電気的導通は無く、かつ、接点部１Ｇは開いているため
、このブレーク型リードスイッチは開の状態となる。そ
して、外部磁界を小さくすると、磁気吸引力が減少し、
対の磁性金属片１１゜１２の機械的復元力によって磁性
金属片１２はト５主性金属片１１を離れて、非磁性金属
片１４と接触し、再び元の状態に戻り、このブレーク型
リードスイッチは閉の状態になる。

このように構成されるので、従来のように外部にバイア
ス用マグネットを設ける必要はなく、しかもそれによっ
て生じる磁界の相殺を行わなくて済み、かつ、外部磁界
による再メークを防止することができる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。

（発明の効果） 以上、詳細番こ説明したように本発明によれば、絶縁性
チューブ内に磁性金属片を対向させ、外部６ｆ［に応動
して電気回路を閉状態から開状態へ移行するブレーク型
リードスイッチにおいて、前記磁性金属片の一方の先端
部に絶縁性膜を形成すると共に該磁性金属片から分岐し
て非磁性金属片を並設し、該非磁性金属片と前記絶縁性
膜が形成される先端部間を移動可能なもう一方の磁性金
属片を配設するようにしたので、 （１）ブレーク型リードスイッチの構造を簡素化するこ
とができる。

（２）ブレーク型リードスイッチの再メータを防止する
ことができる。

このように本発明は種々の利点を有し、それによっても
たらされる効果は著大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るブレーク型リードスイッチの構成
図、第２図は従来のブレーク型リードスイッチの構成図
である。 １１、１２・・・磁性金属片、１３・・・絶縁性チュー
ブ、１４・・・非磁性金属片、１５・・・絶縁性膜、１
６・・・接点部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 絶縁性チューブ内に磁性金属片を対向させ、外部磁界に
   応動して電気回路を閉状態から開状態へ移行するブレー
   ク型リードスイッチにおいて、前記磁性金属片の一方の
   先端部に絶縁性膜を形成すると共に該磁性金属片から分
   岐して非磁性金属片を並設し、該非磁性金属片と前記絶
   縁性膜が形成される先端部間を移動可能なもう一方の磁
   性金属片を配設するようにしたことを特徴とするブレー
   ク型リードスイッチ。