JPS6258200A - 放射性廃棄物格納容器 - Google Patents
放射性廃棄物格納容器Info
- Publication number
- JPS6258200A JPS6258200A JP18100185A JP18100185A JPS6258200A JP S6258200 A JPS6258200 A JP S6258200A JP 18100185 A JP18100185 A JP 18100185A JP 18100185 A JP18100185 A JP 18100185A JP S6258200 A JPS6258200 A JP S6258200A
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- JP
- Japan
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- radioactive waste
- container
- present
- sulfur
- radiation shielding
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、中性子線以外の放射能を有する放射性廃棄物
を格納処分するに好適な容器類（こ関するものである。
を格納処分するに好適な容器類（こ関するものである。
従来の技術
放射性廃棄物の処分方法としては、原子力安全委員会制
定の例えば低レベル放射性廃棄物については、２００を
型ドラム缶の内側に側壁は５ ｃｍ〜１０ｃｍ、蓋、底
盤に５−２９ｃｍのコンクリートを内張すし、又、直径
Ｌ ３ ｍ ＋高さ１．４ｍの中型鉄製容器は内側に４
２ ｃｍのコンクリートを内張りし、破壊強度を増し、
耐熱性とある程度の放射性遮蔽効果と耐水性を与えて使
用する方法が一般的に採用されている− 発明が解決しようとする問題点 上記のコンクリート内張りドラム容器、又は鉄製容器は
十二分の安全性を確保出来るように国（原子力安全委員
会］で定めた規則、告示に従って製作され、国際基準に
充分適合するように次の如く基準が定められている。
定の例えば低レベル放射性廃棄物については、２００を
型ドラム缶の内側に側壁は５ ｃｍ〜１０ｃｍ、蓋、底
盤に５−２９ｃｍのコンクリートを内張すし、又、直径
Ｌ ３ ｍ ＋高さ１．４ｍの中型鉄製容器は内側に４
２ ｃｍのコンクリートを内張りし、破壊強度を増し、
耐熱性とある程度の放射性遮蔽効果と耐水性を与えて使
用する方法が一般的に採用されている− 発明が解決しようとする問題点 上記のコンクリート内張りドラム容器、又は鉄製容器は
十二分の安全性を確保出来るように国（原子力安全委員
会］で定めた規則、告示に従って製作され、国際基準に
充分適合するように次の如く基準が定められている。
１、投棄物はＪＩＳ規格のセメントで、 ＪＩＳ規格の
ドラム缶に固型化すること。
ドラム缶に固型化すること。
２ この投棄物は、１５０ ｋｇ／ ｃｍ 以上の一
軸圧縮強度をもつこと。
軸圧縮強度をもつこと。
＆ 比重が１．２以上であること。
４ 放射能濃度が、一定基準以下であること。
Ｓ 海中沈降時等に、放射性廃棄物が容易に飛散したり
、濁れたりしないこと。
、濁れたりしないこと。
上記に嘔じて作られた一般容器の一例を見ると次の第１
表の如くである。
表の如くである。
第１表
現在、昭和６０年度で放射性廃棄物は２００１ドラム換
算で７０万本が累積され、昭和６５年末で９５万本、昭
和７５年末には１６０万本と推定されている。現在これ
らは原子力発電所等の敷地内の貯蔵庫に保管されている
が、最終的（こ番は陸地処分と海洋処分を合わせ行なう
こと（こなってＱする。
算で７０万本が累積され、昭和６５年末で９５万本、昭
和７５年末には１６０万本と推定されている。現在これ
らは原子力発電所等の敷地内の貯蔵庫に保管されている
が、最終的（こ番は陸地処分と海洋処分を合わせ行なう
こと（こなってＱする。
そのため−〇は、充分な安全性力５確認されるように実
証試験が行なわれている。
証試験が行なわれている。
従って相当長期間にわたり、大量の放射性廃棄物の敷地
内貯尿が必要となり、結果的警こ発電コストの太曝上昇
になっている。
内貯尿が必要となり、結果的警こ発電コストの太曝上昇
になっている。
本発明は、上記の通常容器と異なり、根本的（こ放射線
の′ａ蔽効果を太扁に増大した、耐圧、耐水性の極めて
高い材料１乙よる低コストの新規なタイプの放射線遮蔽
材を用いた容器を提供するものである。
の′ａ蔽効果を太扁に増大した、耐圧、耐水性の極めて
高い材料１乙よる低コストの新規なタイプの放射線遮蔽
材を用いた容器を提供するものである。
問題点を解決するための手段
本発明者は缶機系溶融母材と重金属化合物力）うなる材
料が優れた放射線遮蔽効果を有することを見出し、種々
検討を重ねて本発明を完成するＧこ至ったもので、酸化
鉄は溶融母材として物性的に最も安定し、かつ工業的に
安価に入手でき、また溶解する無機系ベヒクルとして硫
黄が溶融時共有結合性が強く、本反応温度中では単斜硫
黄と平衝になり王冠状のＳ 環の分子を含み、４００±
１０℃で溶融反応を終了したものは冷却鋳型で鋳込する
とゴム状硫黄の反応を生じ若干の弾性を与えベヒクルと
して非常に有益である。また放射線遮蔽＠果を期待する
ための重金属化合物として実用合萬中最も高比重の鉛を
選び、その酸化物を採用したもので、これらの相乗効果
として優れた鋳造性と放射線遮蔽効果を発揮するもので
ある。
料が優れた放射線遮蔽効果を有することを見出し、種々
検討を重ねて本発明を完成するＧこ至ったもので、酸化
鉄は溶融母材として物性的に最も安定し、かつ工業的に
安価に入手でき、また溶解する無機系ベヒクルとして硫
黄が溶融時共有結合性が強く、本反応温度中では単斜硫
黄と平衝になり王冠状のＳ 環の分子を含み、４００±
１０℃で溶融反応を終了したものは冷却鋳型で鋳込する
とゴム状硫黄の反応を生じ若干の弾性を与えベヒクルと
して非常に有益である。また放射線遮蔽＠果を期待する
ための重金属化合物として実用合萬中最も高比重の鉛を
選び、その酸化物を採用したもので、これらの相乗効果
として優れた鋳造性と放射線遮蔽効果を発揮するもので
ある。
本発明に係る放射性廃棄物格納容器は硫黄と酸化鉄粉末
の混合物を加熱溶解し充分に加熱反応せしめた後、該溶
融物に酸化鉛粉粒体を添加し混合分散せしめた溶融混合
物を所定形状に成形してなることを特徴とするものであ
る。
の混合物を加熱溶解し充分に加熱反応せしめた後、該溶
融物に酸化鉛粉粒体を添加し混合分散せしめた溶融混合
物を所定形状に成形してなることを特徴とするものであ
る。
本発明に係る放射性廃棄物格納容器は、硫黄を１１５℃
〜４４０℃の間（こ溶解し、この中に粉状酸化鉄を混合
溶解し、充分混合反応せしめた後、酸化鉛粉粒体を所望
側合に添加し、混合撹拌し、充分溶融母材に分散せしめ
た後、ＩＯＱ、０００〜１，００α０００センチボイズ
の粘性の間で、鋳造し冷却固化せしめ、所定形状、例え
ば円筒型や箱型コンテナまたは遠心鋳造法によりドラム
缶の内張り等に成形し、目的に応じた格納容器とするも
のである。
〜４４０℃の間（こ溶解し、この中に粉状酸化鉄を混合
溶解し、充分混合反応せしめた後、酸化鉛粉粒体を所望
側合に添加し、混合撹拌し、充分溶融母材に分散せしめ
た後、ＩＯＱ、０００〜１，００α０００センチボイズ
の粘性の間で、鋳造し冷却固化せしめ、所定形状、例え
ば円筒型や箱型コンテナまたは遠心鋳造法によりドラム
缶の内張り等に成形し、目的に応じた格納容器とするも
のである。
次に本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例
次の第２表に示す処方により本発明遮蔽用材を作成した
。
。
第２表
酸化鉄は若干のソーダライトを含有するヘマタイト系Ｆ
ｅ２０３ ’ＣＣ純度９火 メッシのものを用い、硫黄は純度９８％，フレーク状の
ものを用い、酸化鉛は純度ＩＬ５％９粒度３００メツシ
から５闘φに分散したものを用Ｑまた。
ｅ２０３ ’ＣＣ純度９火 メッシのものを用い、硫黄は純度９８％，フレーク状の
ものを用い、酸化鉛は純度ＩＬ５％９粒度３００メツシ
から５闘φに分散したものを用Ｑまた。
硫黄を加熱溶解し、これに酸化鉄を添加し温度４００℃
に保持し、３０分間加熱反応せしめた。
に保持し、３０分間加熱反応せしめた。
上記溶融物に酸化鉛を添加し充分撹拌し４１０℃の加熱
下に１０分間保持した後、ドラム缶の内側に鋳込み厚さ
２０団に冷却固化せしめて２０ｍｍの内張層を形成せし
めた。
下に１０分間保持した後、ドラム缶の内側に鋳込み厚さ
２０団に冷却固化せしめて２０ｍｍの内張層を形成せし
めた。
次にこれらの試料について、密度、圧縮強さ。
耐水性、耐薬品性、含水率および放射線遮蔽効果を測定
した。
した。
放射線遮蔽効果は、ドラム内壁に６０Ｃｏ、３＝７ｘ１
０６Ｂｑ（１００μＣｉ ｌを接し、ドラム缶外側表面
及び距ｕ １ ｍ ｔ’の線量をｒＴＪｆＪ定した。
０６Ｂｑ（１００μＣｉ ｌを接し、ドラム缶外側表面
及び距ｕ １ ｍ ｔ’の線量をｒＴＪｆＪ定した。
なお、比較例として、標準コンクリート５０朋内張ドラ
ム缶についての値を併記する。
ム缶についての値を併記する。
第 ３ 表
第３表に示すように本発明に係る放射線遮蔽材は、現在
使用されているｇｒＲフングリートに比較して同一仕様
で約３倍の遮蔽効果を有し、かつ圧縮強さは３３倍であ
る。
使用されているｇｒＲフングリートに比較して同一仕様
で約３倍の遮蔽効果を有し、かつ圧縮強さは３３倍であ
る。
又、展射性廃棄物容器として非常に重要な因子である耐
水性、吸水性については、本発明遮蔽材はコンクリート
に比較して３００倍以上の疎水性を有し、又、耐酸性も
約２０倍の能力を有している。
水性、吸水性については、本発明遮蔽材はコンクリート
に比較して３００倍以上の疎水性を有し、又、耐酸性も
約２０倍の能力を有している。
発明の効果
本発明（こ係る放射線遮蔽用材は上述の如く慶れた遮蔽
効果を有すると同時に、廃棄物処理容器として重要な因
子である強度および疎水性、耐酸性に優れている。従っ
て、本発明容器を用いて深層投棄を行なった場合でも長
期埋蔵中地下水により容器が破損せず、また地下水を汚
染するおそれがない。さらに放射性廃棄物処理容器とし
て使用する際、ドラム缶内張りや各種コンテナーの内張
を施工する昏こ際し、収納すべき廃棄物の放射線量（こ
応じた厚みの本発明遮蔽用材を内張すすることにより、
従来のコンクリート内張り（こ比較して次の第４表の如
く有効容積率を大幅（こ増加することが出来、廃棄物処
理費用のトータルコストを減することが出来る。
効果を有すると同時に、廃棄物処理容器として重要な因
子である強度および疎水性、耐酸性に優れている。従っ
て、本発明容器を用いて深層投棄を行なった場合でも長
期埋蔵中地下水により容器が破損せず、また地下水を汚
染するおそれがない。さらに放射性廃棄物処理容器とし
て使用する際、ドラム缶内張りや各種コンテナーの内張
を施工する昏こ際し、収納すべき廃棄物の放射線量（こ
応じた厚みの本発明遮蔽用材を内張すすることにより、
従来のコンクリート内張り（こ比較して次の第４表の如
く有効容積率を大幅（こ増加することが出来、廃棄物処
理費用のトータルコストを減することが出来る。
第 ４ 表
従って本発明の遮蔽用材（こよる内張り施工により、充
分な強度および耐水性を与えながら最小限の内張り厚み
を以て従来のコンクリートと同等又はそれ以上の放射線
遮蔽効果を得ることが出来、ドラム缶や各種コンテナー
の有効！積率を増大することにより大部なコスト低減に
役立ち、工業的価値の大きな、又、放射性廃棄物を安全
をこ格納処理出来る社会的（こ極めて意義の大きな発明
である。
分な強度および耐水性を与えながら最小限の内張り厚み
を以て従来のコンクリートと同等又はそれ以上の放射線
遮蔽効果を得ることが出来、ドラム缶や各種コンテナー
の有効！積率を増大することにより大部なコスト低減に
役立ち、工業的価値の大きな、又、放射性廃棄物を安全
をこ格納処理出来る社会的（こ極めて意義の大きな発明
である。
Claims (1)
- １、硫黄と酸化鉄粉末の混合物を加熱溶解し充分に加熱
反応せしめた後、該溶融物に酸化鉛粉粒体を添加し混合
分散せしめた溶融混合物を所定形状に成形してなる放射
性廃棄物格納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18100185A JPS6258200A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | 放射性廃棄物格納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18100185A JPS6258200A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | 放射性廃棄物格納容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6258200A true JPS6258200A (ja) | 1987-03-13 |
| JPH0556479B2 JPH0556479B2 (ja) | 1993-08-19 |
Family
ID=16092996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18100185A Granted JPS6258200A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | 放射性廃棄物格納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6258200A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04121669U (ja) * | 1991-04-16 | 1992-10-30 | 日立電線株式会社 | 端子台 |
| JP2017521661A (ja) * | 2014-07-10 | 2017-08-03 | ピーアンドティー グローバル ソリューションズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 放射性廃棄物の遮蔽梱包システム |
| JP2021183907A (ja) * | 2020-03-17 | 2021-12-02 | 勝 狩野 | 放射線廃棄物保管容器およびその製造方法 |
-
1985
- 1985-08-20 JP JP18100185A patent/JPS6258200A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04121669U (ja) * | 1991-04-16 | 1992-10-30 | 日立電線株式会社 | 端子台 |
| JP2017521661A (ja) * | 2014-07-10 | 2017-08-03 | ピーアンドティー グローバル ソリューションズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 放射性廃棄物の遮蔽梱包システム |
| JP2021183907A (ja) * | 2020-03-17 | 2021-12-02 | 勝 狩野 | 放射線廃棄物保管容器およびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0556479B2 (ja) | 1993-08-19 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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