JPS6257869B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6257869B2 JPS6257869B2 JP11433978A JP11433978A JPS6257869B2 JP S6257869 B2 JPS6257869 B2 JP S6257869B2 JP 11433978 A JP11433978 A JP 11433978A JP 11433978 A JP11433978 A JP 11433978A JP S6257869 B2 JPS6257869 B2 JP S6257869B2
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- JP
- Japan
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- metal foil
- heat insulating
- insulating material
- foil pieces
- heat
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- Expired
Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L59/00—Thermal insulation in general
- F16L59/08—Means for preventing radiation, e.g. with metal foil
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L59/00—Thermal insulation in general
- F16L59/04—Arrangements using dry fillers, e.g. using slag wool which is added to the object to be insulated by pouring, spreading, spraying or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は断熱材に関し、特に特定の面積を有す
る金属箔片を特定量混入した断熱効果のすぐれた
金属箔片含有断熱材に関する。
る金属箔片を特定量混入した断熱効果のすぐれた
金属箔片含有断熱材に関する。
近年、断熱材は建築、建装分野において極めて
重要視され、特に建造物の壁、床、天井等に広く
使用されている。また、熱を発する電気製品、ガ
ス製品、湯の配管等の断熱、保温の目的でも断熱
材が使用されている。
重要視され、特に建造物の壁、床、天井等に広く
使用されている。また、熱を発する電気製品、ガ
ス製品、湯の配管等の断熱、保温の目的でも断熱
材が使用されている。
熱が伝わる現象として、一般的に輻射、伝導、
対流があるが、断熱材に要求されるのはこのうち
輻射と伝導による熱移動を遮断することにあると
いわれている。
対流があるが、断熱材に要求されるのはこのうち
輻射と伝導による熱移動を遮断することにあると
いわれている。
従来から熱の伝導を悪くするため、できるだけ
熱伝導率の低いもの、またできるだけ嵩高で空隙
率の大きいものが断熱材として選ばれ、熱伝導の
面では十分効率の良いものが知られている。
熱伝導率の低いもの、またできるだけ嵩高で空隙
率の大きいものが断熱材として選ばれ、熱伝導の
面では十分効率の良いものが知られている。
しかしながら、輻射熱による熱移動を防ぐ方法
は検討が遅れており、せいぜい断熱材の外側に金
属箔を貼りつけるとか、配管のラツギングの場合
などは管に金属箔を巻きつけるなどの方法がとら
れている程度であつた。金属箔を断熱材とは別に
貼りつけたり、巻きつけたりする方法は輻射熱を
防ぐ方法としてはすぐれており効率も良いが、施
工に手間がかかること、比較的大きな金属箔が必
要であること、またこの金属箔のみが破れやすい
などの欠点があつた。
は検討が遅れており、せいぜい断熱材の外側に金
属箔を貼りつけるとか、配管のラツギングの場合
などは管に金属箔を巻きつけるなどの方法がとら
れている程度であつた。金属箔を断熱材とは別に
貼りつけたり、巻きつけたりする方法は輻射熱を
防ぐ方法としてはすぐれており効率も良いが、施
工に手間がかかること、比較的大きな金属箔が必
要であること、またこの金属箔のみが破れやすい
などの欠点があつた。
本発明の金属箔片混入断熱材は、上記従来の欠
点を解消するためになされたものであり、断熱素
材と、該断熱素材中に混入した金属箔片とからな
り、該金属箔片は0.2〜15cm2の表面積を有し、全
断熱材に対して0.1〜20重量％混合され、前記断
熱素材を介して相互の接触を避けつつ無作為に前
記断熱素材中に分散していることを特徴とするも
のである。
点を解消するためになされたものであり、断熱素
材と、該断熱素材中に混入した金属箔片とからな
り、該金属箔片は0.2〜15cm2の表面積を有し、全
断熱材に対して0.1〜20重量％混合され、前記断
熱素材を介して相互の接触を避けつつ無作為に前
記断熱素材中に分散していることを特徴とするも
のである。
つまり、通常、断熱材としては不適当と考えら
れる熱伝導率の高い金属箔片をあえて断熱素材に
混入し、従来、あまり検討されていなかつた輻射
熱を遮断しようとするものであり、輻射線を反射
するに最適な金属箔片の大きさと混合率を見出
し、これを規定したものである。
れる熱伝導率の高い金属箔片をあえて断熱素材に
混入し、従来、あまり検討されていなかつた輻射
熱を遮断しようとするものであり、輻射線を反射
するに最適な金属箔片の大きさと混合率を見出
し、これを規定したものである。
本発明における金属箔片とはアルミ、スズなど
の箔状金属、これらの箔を紙、合成樹脂フイルム
に貼着、又は蒸着したいわゆる銀紙、金紙又は二
枚の合成樹脂フイルムの中間に金属箔をサンドウ
イツチにしたものなどを総称するものである。
の箔状金属、これらの箔を紙、合成樹脂フイルム
に貼着、又は蒸着したいわゆる銀紙、金紙又は二
枚の合成樹脂フイルムの中間に金属箔をサンドウ
イツチにしたものなどを総称するものである。
本発明においてはこの金属箔片の面積が0.2〜
15cm2の範囲にある必要がある。0.2cm2より小さい
金属箔片の場合、これを断熱素材と混合して施工
すると、通常断熱素材の層に厚みがあるため、金
属箔片の方向がランダムになり、輻射熱の移動方
向に対して金属箔片の面が直角になりにくく、輻
射熱の移動を防ぐ効率が悪くなる。したがつて、
従来から装飾用壁として使われている、非常に微
細な金属箔片又は雲母のような光沢物を混入した
壁材は断熱効果が小さく、本発明から除外され
る。
15cm2の範囲にある必要がある。0.2cm2より小さい
金属箔片の場合、これを断熱素材と混合して施工
すると、通常断熱素材の層に厚みがあるため、金
属箔片の方向がランダムになり、輻射熱の移動方
向に対して金属箔片の面が直角になりにくく、輻
射熱の移動を防ぐ効率が悪くなる。したがつて、
従来から装飾用壁として使われている、非常に微
細な金属箔片又は雲母のような光沢物を混入した
壁材は断熱効果が小さく、本発明から除外され
る。
また金属箔片が15cm2より大きい場合は断熱素材
との混合が困難であるばかりでなく、混合したと
き金属箔片が折りたたまれたり、しわが入つた
り、また混合の方法によつてはだんご状になつて
しまい、輻射熱を防ぐことができなくなり、かえ
つて熱伝導を上げてしまう可能性があり、使用で
きない。
との混合が困難であるばかりでなく、混合したと
き金属箔片が折りたたまれたり、しわが入つた
り、また混合の方法によつてはだんご状になつて
しまい、輻射熱を防ぐことができなくなり、かえ
つて熱伝導を上げてしまう可能性があり、使用で
きない。
金属箔片の形状は特に限定されず矩形、リボン
状、テープ状または一定形状ではなく、ランダム
に裁断したものでも良い。
状、テープ状または一定形状ではなく、ランダム
に裁断したものでも良い。
金属箔片の混入量は全断熱材に対して0.1〜20
重量％である必要がある。0.1重量％より少ない
と輻射熱の断熱効果が小さすぎるし、また20重量
％を越えると、金属箔片が接触し、かえつて熱伝
導を良くしてしまう結果となる。しかし、金属箔
を合成樹脂フイルムでサンドウイツチしたものを
使用した場合は、互いに接触しても樹脂フイルム
が介在するため、接触による熱伝導をかなり悪く
することができる。したがつて、このような金属
箔片の場合、20重量％程度まで混入することがで
きるが通常は１〜10重量％が好ましい。
重量％である必要がある。0.1重量％より少ない
と輻射熱の断熱効果が小さすぎるし、また20重量
％を越えると、金属箔片が接触し、かえつて熱伝
導を良くしてしまう結果となる。しかし、金属箔
を合成樹脂フイルムでサンドウイツチしたものを
使用した場合は、互いに接触しても樹脂フイルム
が介在するため、接触による熱伝導をかなり悪く
することができる。したがつて、このような金属
箔片の場合、20重量％程度まで混入することがで
きるが通常は１〜10重量％が好ましい。
図は本発明の金属箔片混入断熱材を示す図であ
り、１は金属箔片、２は断熱素材を示すが、理解
しやすいように透明な状態で描いてある。そして
ＡとＢはそれぞれ異なつた温度の領域である。
り、１は金属箔片、２は断熱素材を示すが、理解
しやすいように透明な状態で描いてある。そして
ＡとＢはそれぞれ異なつた温度の領域である。
今領域Ａの方が温度が高い場合、熱はＡからＢ
に移動しようとするが、輻射線は金属箔片の面に
当つて反射される。この図からも理解できるよう
に金属箔片は、互いに接触しない程度に、かつで
きるだけ全面に広がつており、更に熱移動方向に
対して直角に面が向いていることが好ましいので
ある。そしてこの条件を満たす要件として金属箔
片の含有量と大きさ（厳密には断熱材の厚さとの
相関的な大きさ）が重要な因子となるのである。
に移動しようとするが、輻射線は金属箔片の面に
当つて反射される。この図からも理解できるよう
に金属箔片は、互いに接触しない程度に、かつで
きるだけ全面に広がつており、更に熱移動方向に
対して直角に面が向いていることが好ましいので
ある。そしてこの条件を満たす要件として金属箔
片の含有量と大きさ（厳密には断熱材の厚さとの
相関的な大きさ）が重要な因子となるのである。
本発明に使用する断熱素材の種類は特に限定さ
れず、紙、パルプ、繊維、ガラス、アスベスト、
合成樹脂などが使用できるが、金属箔片との混合
のしやすさから紙を裁断したものが好ましい。混
合の方法も特に限定されず、通常の混合槽で撹拌
混合する方法又は空気を利用してノズルから吹き
出させながら混合する方法を採用することができ
る。本発明にかかる断熱材を施工する場合には、
たとえば上記のように断熱素材と金属箔片を混合
槽で混合して得られた断熱材を、壁の外壁と内壁
との間の空間にノズルから吹き出させて充填した
り、天井板上に降らせて断熱材の層をつくる。こ
の場合、バインダーは使用せず、本発明の断熱材
のみをノズルから吹き出させることによつて施工
目的を達成することができる。
れず、紙、パルプ、繊維、ガラス、アスベスト、
合成樹脂などが使用できるが、金属箔片との混合
のしやすさから紙を裁断したものが好ましい。混
合の方法も特に限定されず、通常の混合槽で撹拌
混合する方法又は空気を利用してノズルから吹き
出させながら混合する方法を採用することができ
る。本発明にかかる断熱材を施工する場合には、
たとえば上記のように断熱素材と金属箔片を混合
槽で混合して得られた断熱材を、壁の外壁と内壁
との間の空間にノズルから吹き出させて充填した
り、天井板上に降らせて断熱材の層をつくる。こ
の場合、バインダーは使用せず、本発明の断熱材
のみをノズルから吹き出させることによつて施工
目的を達成することができる。
以上述べたように本発明の断熱材は、たとえば
混合槽で断熱素材と金属箔片を混合することによ
り容易に製造することができ、これをノズルから
施工部に吹き出させることによつて容易に使用す
ることができる。
混合槽で断熱素材と金属箔片を混合することによ
り容易に製造することができ、これをノズルから
施工部に吹き出させることによつて容易に使用す
ることができる。
図は本発明の金属箔片含有断熱材を示す図であ
る。 １……金属箔片、２……断熱素材、Ａ，Ｂ……
互いに温度の異なる領域。
る。 １……金属箔片、２……断熱素材、Ａ，Ｂ……
互いに温度の異なる領域。
Claims (1)
- １ 断熱素材と、該断熱素材中に混入した金属箔
片とからなり、該金属箔片は0.2〜15cm2の表面積
を有し、全断熱材に対して0.1〜20重量％混合さ
れ、前記断熱素材を介して相互の接触を避けつつ
無作為に前記断熱素材中に分散していることを特
徴とする金属箔片混入断熱材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11433978A JPS5540362A (en) | 1978-09-18 | 1978-09-18 | Adiabatic material contained metal leaf piece |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11433978A JPS5540362A (en) | 1978-09-18 | 1978-09-18 | Adiabatic material contained metal leaf piece |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5540362A JPS5540362A (en) | 1980-03-21 |
| JPS6257869B2 true JPS6257869B2 (ja) | 1987-12-03 |
Family
ID=14635296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11433978A Granted JPS5540362A (en) | 1978-09-18 | 1978-09-18 | Adiabatic material contained metal leaf piece |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5540362A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015076098A1 (ja) * | 2013-11-19 | 2015-05-28 | 日本碍子株式会社 | 断熱膜、および断熱膜構造 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62166906A (ja) * | 1986-01-21 | 1987-07-23 | Matsushita Electric Works Ltd | 締め付け具 |
| JPS6335896U (ja) * | 1986-08-22 | 1988-03-08 | ||
| JPS63308599A (ja) * | 1988-02-10 | 1988-12-15 | Hitachi Ltd | 原子炉の蒸気排出装置 |
-
1978
- 1978-09-18 JP JP11433978A patent/JPS5540362A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015076098A1 (ja) * | 2013-11-19 | 2015-05-28 | 日本碍子株式会社 | 断熱膜、および断熱膜構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5540362A (en) | 1980-03-21 |
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