JPS6257594A - 布団の洗濯装置 - Google Patents

布団の洗濯装置

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JPS6257594A
JPS6257594A JP3672486A JP3672486A JPS6257594A JP S6257594 A JPS6257594 A JP S6257594A JP 3672486 A JP3672486 A JP 3672486A JP 3672486 A JP3672486 A JP 3672486A JP S6257594 A JPS6257594 A JP S6257594A
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JP
Japan
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futon
cotton
washing
drying
injection
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Pending
Application number
JP3672486A
Other languages
English (en)
Inventor
浪内 敬一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOKUKOUSHIYA KK
Original Assignee
HOKUKOUSHIYA KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は布団の洗濯装置に係り、特に布団を原型のまま
丸洗いすることのできる布団の洗濯装置に関する。
(発明の技術的背景とその問題点〕 従来、布団の洗濯方法としては、布カバーと内部の布団
綿とを分離してそれぞれ別個に洗濯し、乾燥させた後再
び縫製する方法、あるいは原型のまま布団の表面に洗剤
液を吹き付はブラッシングして洗浄し乾燥する方法など
がとられているが、前者の方法では解体、縫製作業が面
倒でありコストが高くつくとともに綿U&雑の損傷を生
ずることがあり、後者の方法では作業は簡単であるが内
部の布団綿の洗浄が不十分であるとともに復元性ら悪い
という欠点がある。
従来、布団を原型のまま丸洗いする方法は開発されてお
らず、せいぜい布団の表面に洗浄液を吹き付はブラッシ
ングする表面洗浄が実施されているにすぎない。
これは、一般の洗濯物と異なり、布団綿の洗浄が難しい
ということに基因している。布団綿は原綿であり、製綿
工程において綿花の有している天然カールの力により綿
花一本一本が結合しあって一枚の薄い綿となり、その薄
く結合した綿を何枚か重ね合せて綿として製品化したも
のである。そのため、綿に水が吸収されると縮みが生じ
、同時に綿そのものが硬くなるという性質がある。また
、いったん水を吸収して縮んだ綿を、その状態で乾燥し
ても元の状態にはならない。また綿の芯は、綿に保温性
、弾力性の性質に与える空洞を有しており、この空洞に
水、洗剤液などを浸透させないで洗浄することが重要で
ある。これはいったん空洞内に水、洗剤液などが浸透す
ると、これを完全に取除くことはきわめて困難であるか
らである。
このためには綿の表面に対し水、洗剤液を迅速に通過さ
せて洗浄作用を行う必要がある。
〔発明の目的〕
本発明は、このような布団綿の有する性質を十分考慮し
てなされたものであり、布団寝具類を原型のまま表面か
ら布団内部の布団綿まで十分洗浄することができるとと
もに、布団綿を元のような状態に良好に復元することの
できる布団の洗濯装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、布団を丸洗いすることのできる布団の洗濯装
置に係り、洗剤液またはすすぎ水の供給源に対し切替弁
を介して接続され、先端部に噴射ノズルの設けられた注
入バイブが、回転内胴内に挿通配設されている遠心分離
機と、布団を搬入配置する乾燥室と、この乾燥室内への
温風尋人手段とを備えた布団乾燥装置と、内部に半径方
向突起が設けられ布団が投入される中空回転胴と、この
中空回転胴内への高温風導入手段とを備えた復元礪との
組合せからなることを特徴としている。
本発明によれば、布団を原型のまま、表面のみならず布
団内部の布団綿をも十分洗浄することができるとともに
、布団綿を元のような状態に良好に復元することができ
る。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。
第1図は布団の表面洗浄工程において用いられる表面洗
浄装置の一例を示す側断面図である。図において符号1
1は洗い台を構成するコンベアベルトであり、一対のプ
ーリ12に対し水平に巻掛けされ、モータ(図示せず)
により矢印方向に駆動されている。コンベアベルト11
の後上方には洗浄装置13が配設され、コンベアベルト
11により移送されてくる布団Bの表面を洗浄しうるよ
うになっている。洗浄装置13は高圧水を噴射する水ス
プレー14と中性洗剤液を噴射する洗剤液噴射スプレー
15とを備えており、この水スプレー14および洗剤液
噴射スプレー15の付近には布団の表面をブラッシング
するブラシ16が配設されている。符号13aは洗剤液
などの飛散を防止づるためのカバーである。水スプレー
14がらの噴射水圧は約5幻/ ci、洗剤液噴射スプ
レー15からの洗剤液は約12%のアルコール性中性洗
剤であることが望ましく、またブラシ16は豚毛程度の
硬さを有することが望ましい。
第2図は、布団の内部洗浄、すすぎおよび脱水工程を行
うための遠心分離機を示す断面図である。
遠心分離機17は、底部付近に排出口17dの設けられ
ている外IM17cと、この外m17c内に回転可能に
配設された内胴17aとを右している。
内胴17aは側壁に多数の微小孔が穿設された中空円筒
状をしており、底部に回転駆動用のモータ(図示せず)
の出力軸17eが連結されている。
このモータは回転数制御可能であることが望ましく、急
激な回転変動を吸収し、布団綿の破IE!iを防止する
ために遠心クラッチ(図示せず)が取付けられている。
符号17 bは遠心分離機17の蓋であり、この蓋17
bを挿通して内ff1i17aの中心部まで延びる注入
バイブ19が配設されている。
この注入バイブ19の先端部は二股状に分岐され、それ
ぞれの分岐先端部には複数個の噴射ノズル18が設けら
れている。注入バイブ19は、洗剤液またはすすぎ水の
貯留されたそれぞれのタンクユニット(図示せず)に開
閉弁を介して接続されている。それぞれのタンクユニッ
トは、遠心分離機17とは別置にされ、開閉弁を切替制
御することにより、注入バイブ19に対し所定の注入液
を選択的に供給することができるようになっている。
第3図は布団乾燥装置20の一例を示す概略断面図であ
る。図において符号21は布団Bが搬入配置される乾燥
室であり、この乾燥室21に対し温風を導入するための
熱交換器ユニット22および送風ファン23が付設され
ている。乾燥室21には排気用ファン24とともに排気
孔25が設けられ、導入された温風を一部、熱交換器ユ
ニット22および送風ファン23を介して循環させ得る
ようになっている。布団Bの搬入は、例えば複数のフト
ン掛は用バー26を備えたワゴン27を用いて行うこと
ができる。
第4図は布団綿の復元を行うための復元機である。この
復元11130は、通常、ランドリー工場等で乾燥機と
して用いられているものを流用できる。
図において符号31は本体ケーシングであり、本体ケー
シング31の上部に高温風を導入するためのヒータ32
、下部に排気用ファン33が配設されている。本体ケー
シング31の中央部に、側壁に多数の孔が穿設されてい
る中空回転胴34が、回転軸を水平に向けて回転可能に
配設されている。
回転胴34内には複数の突起35が半径内方向に向()
て設参りられている。ヒーター32には、例えば熱交換
用スチームのライン32a、32bが接続されている。
布団の洗)8装首は、前述した表面洗浄装置、遠心分離
機17、乾燥装置20、復元1130の組合せから構成
されている。
次にこのような構成からなる本実施例の作用について説
明ブ“る。
第5図は本実施例による布団の洗濯装置を用いて布団を
洗)lする場合の洗)R工程を示すブロック図である。
まず1yJ処理工程においては、布団の表面からとじ糸
を挿通して適宜な箇所を糸とじし、布団綿をカバー布に
対し固定する。次にカバー布に油汚れ等のシミがある場
合には、公知のシミ扱き機、例えば超音波式シミ抜き機
を用いてシミ抜きを行う。
このような前処理工程を行った後、布団の表面洗浄工程
に入る。布団の表面洗浄は主にカバー布の洗浄を行うた
めのもので、第1図に示す表面洗浄装置を用いて行われ
る。
矢印方向に駆動されているコンベアベルト11上に布団
Bを載せ、洗浄装置13内に移送すると、洗浄装置13
内において水スプレー14から高圧水が噴射され、さら
に洗剤液噴射スプレー15から中性洗剤液が噴射される
。この場合、噴射水圧は約5 K’j / ci、洗剤
液は約12%のアルコール中性洗剤であることが望まし
い。布団Bの表面は、高圧水および洗剤液の噴射ととも
に、ブラシ16によるブラッシングにより効果的に洗浄
される。
このようにして表面洗浄装置により表面を洗浄された布
団Bは、第2図に示すような遠心分離機17内に、その
表面を遠心分I11機17の内fji17aに密接させ
て入れられる。
布団Bを遠心分離機17内に入れた後、約4 Kg/c
iの圧力で約7%のアルコール性中性洗剤液を注入バイ
ブ19を通して噴射ノズル18から噴射し、70PPM
程度の低回転数で約1分間回転駆動する。これにより洗
剤液が内部の布団綿まで十分に浸入する。
次に洗剤液の噴射を中止し遠心分111117の回転数
を70ORPM程度まで上昇させ約1分間回転駆動し、
内部に浸入した洗剤液を排出口17dより排出する。続
いて同一の回転数を維持しながら噴射ノズル18から約
5 Kg/ ciの温水を噴射する。この噴射は約2〜
3分間行われ、これにより洗剤液のすすぎがなされる。
このすすぎ工程が終ると、約5分間同一の回転数を保持
して脱水2行う。この一連の工程により布団は内部に至
るまで十分に洗浄され、汚れが完全に除去される。
脱水が終わると、700PPMの回転数を保持しつつ約
4 K9 / ctiの圧力で柔軟剤液を噴射ノズルか
ら約1分間噴射することが望ましい。この柔軟剤液とし
てはカオチン活性剤を主成分とするランドリー用の柔軟
剤液が用いられる。この柔軟剤液の噴射が終わると約3
分間継続回転させて、柔軟剤液の完全浸透と余分の伍の
排出とを行う。
遠心分#tti3117の回転数制御、駆動時間制御等
はタイマーなどを備えた制t205!J(図示せず)に
より行われる。また注入バイブ19への注入液は、別置
のそれぞれの注入液の貯留されたタンクユニット(図示
せず)の開閉弁を切替制御することにより、選択的に供
給することができる。
このような工程で遠心弁@機17内で処理された布団B
は、遠心分離機17から取り出されて乾燥工程に入る。
この乾燥工程は自然乾燥で行うか、第3図に示すように
布団乾燥装置20に入れて低温で乾燥される。乾燥室2
1内に搬入配置された布団Bに対し、熱交換器ユニツ1
へ22および送風ファン23を用いて温風を吹き付け、
60〜70℃の温度で約3〜4時間乾燥する。このよう
に低温度で乾燥するのは、もし高温度で急激に乾燥する
と、布団綿の水分が@激に発散し、綿が蒸れて変質した
り、カバー布の表面から出てぎて先端が切れ小さな火玉
状になって布団表面に付着することがあるからである。
特に化繊綿の場合には著しく綿の復元力を失ってしまう
。この乾燥工程により、布団綿中の重傷水分が約20〜
25%程度となる。
このように低温乾燥された布団は、次に第4図で示ずよ
うな復元130に入れられ、布団綿の復元がなされる。
復元41[30の回転w434内に入れられた布団Bは
、回転胴34を20〜30RPM程度の低回転数で回転
しつつ、この回転胴34内にヒータ32およびファン3
3により100〜120℃の高温風を送り込むことによ
り乾燥される。回転1ji34内の布団Bは、突起35
により上方向へ持ち上げられ自然落下を行い、この自然
落下移動により布団綿の復元が促進される。このように
復元礪内で布団を約15分〜30分間回転乾燥すること
により、布団綿内の水分が完全に除去されるとともに、
自然落下による落差を利用して布団綿を完全に復元する
ことができる。
このように本実施例によれば、布団寝具類を、解体する
ことなく原型のまま丸洗いすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、布団を洗濯する際にお
いて生ずる諸々の問題点を考慮し、これらを解決する技
術的手段を提供したものであり、本発明によれば布団寝
具類を、解体することなく原型のままで丸洗いすること
ができ、従来の洗)1方法に比べ作業が容易で迅速に行
えるとともに、コス1〜を安くすることができる。また
、カバー布だけでなく内部の布団綿も完全に洗浄するこ
とができ、きわめて衛生的である。また布団綿の復元も
良好に行われ、布団寝具類を新品同様に再生することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は表面洗浄装置の一例を示ず概略側断面図、第2
図は遠心分離機の一例を示す側断面図、第3図は乾燥装
置の一例を示す概略側断面図、第4図は復元機の一例を
示す正断面図、第5図は本発明による洗濯装置を用いて
布団を洗濯する工程を示すブロック図である。 11・・・コンベアベルト(洗い台〉、13・・・洗浄
装置、15・・・洗剤液噴射スプレー、17・・−遠心
分離機、18・・・噴射ノズル、19・・・注入バイブ
、20・・・乾燥装匠、21・・・乾燥室、30・・・
復元機、34・・・回転胴、B・・・布団。 出願人代理人  佐  藤  −雄 図面の浄書(内容に変更なし) 第1図 す 第3図 第5目 手続補正書く方式) %式% 1、事件の表示 昭和61年 特許願 第36724号 2、発明の名称 布団の洗濯装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 有限会社  北  光  舎 4、代 理 人 (郵便番号100) 東京都千代田区丸の内三丁目2番3号 電話東京(211)2321人代表 昭和61年8月6日 (発送日 昭和61年8月26日) 6、補正の対象 図面 7、補正の内容              ・、′−
′/)′−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 洗剤液またはすすぎ水の供給源に対し切替弁を介して接
    続され先端部に噴射ノズルの設けられた注入パイプが、
    回転内胴内に挿通配設されている遠心分離機と; 布団を搬入配置する乾燥室と、この乾燥室内への温風導
    入手段とを備えた布団乾燥装置と;内部に半径方向突起
    が設けられ布団が投入される中空回転胴と、この中空回
    転胴内への高温風導入手段とを備えた復元機と; の組合せからなる布団の洗濯装置。
JP3672486A 1986-02-21 1986-02-21 布団の洗濯装置 Pending JPS6257594A (ja)

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JP3672486A JPS6257594A (ja) 1986-02-21 1986-02-21 布団の洗濯装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4918185A (ja) * 1972-04-14 1974-02-18
JPS5125372A (ja) * 1974-08-26 1976-03-01 Mitsubishi Electric Corp Sentakutokansoookonausochi

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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