JPS6257448A - フツ素樹脂組成物 - Google Patents
フツ素樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6257448A JPS6257448A JP19495685A JP19495685A JPS6257448A JP S6257448 A JPS6257448 A JP S6257448A JP 19495685 A JP19495685 A JP 19495685A JP 19495685 A JP19495685 A JP 19495685A JP S6257448 A JPS6257448 A JP S6257448A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluororesin
- modified
- group
- composition
- functional group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特定の変性フッ素樹脂と、特定の変性オレフ
ィン系重合体とよシなる、両樹脂の特性を併せ有する均
一微細に分散されたフッ素樹脂組成物に関する。
ィン系重合体とよシなる、両樹脂の特性を併せ有する均
一微細に分散されたフッ素樹脂組成物に関する。
フッ素樹脂は、一般に耐溶剤性に優れ、吸水性も全くな
く、耐候性、耐熱性、耐摩耗性、非粘着性等がグラステ
ックスの中でも非常に優れている。
く、耐候性、耐熱性、耐摩耗性、非粘着性等がグラステ
ックスの中でも非常に優れている。
例えば、ポリテトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）は、
このフッ素樹脂の代表的なポリマーであり、耐熱性が高
く、耐溶剤性に優れる点から化学装置の配管の内面防食
やノセツキング等として、また、誘電率や誘電損失が低
く抵抗率が高い点から電線ケーブルの絶縁材料として、
更に、表面の潤滑性に優れる点から無給油の軸受や摺動
材として使用されているが、融点が高く、加熱溶融しに
くい定め、成形性が悪く、通常焼結法にて成形しなけれ
ばならない欠点を有している。、そのため、テトラフル
オロエチレン以外のフッ素含有不飽和単量体や他の不飽
和単量体を用いたテトラフルオロエチレンとの共重合体
あるいはテトラフルオロエチレンを用いないフッ素樹脂
によシ、ＰＴＦＥの成形性を改良し、熱可塑性でしかも
ＰＴＦＥの特性を持つ念もの４得られるようになってき
た。
このフッ素樹脂の代表的なポリマーであり、耐熱性が高
く、耐溶剤性に優れる点から化学装置の配管の内面防食
やノセツキング等として、また、誘電率や誘電損失が低
く抵抗率が高い点から電線ケーブルの絶縁材料として、
更に、表面の潤滑性に優れる点から無給油の軸受や摺動
材として使用されているが、融点が高く、加熱溶融しに
くい定め、成形性が悪く、通常焼結法にて成形しなけれ
ばならない欠点を有している。、そのため、テトラフル
オロエチレン以外のフッ素含有不飽和単量体や他の不飽
和単量体を用いたテトラフルオロエチレンとの共重合体
あるいはテトラフルオロエチレンを用いないフッ素樹脂
によシ、ＰＴＦＥの成形性を改良し、熱可塑性でしかも
ＰＴＦＥの特性を持つ念もの４得られるようになってき
た。
ところが、これらフッ素樹脂は、上記の特性に優れるも
のの高価であるため、汎用には安価な素材との複合が有
用になると考えられる。
のの高価であるため、汎用には安価な素材との複合が有
用になると考えられる。
しかしながら、フッ素樹脂は、相溶性の目安とされる溶
解性パラメータが、他の樹脂に比べ非常に低いため、他
の樹脂との相溶が困難である。特に、安価で汎用かつ機
械的特性や加工性に優れたオレフィン重合体との相溶は
ほとんど検討されていない。
解性パラメータが、他の樹脂に比べ非常に低いため、他
の樹脂との相溶が困難である。特に、安価で汎用かつ機
械的特性や加工性に優れたオレフィン重合体との相溶は
ほとんど検討されていない。
フッ素樹脂とある程度相溶性がある樹脂としては熱可塑
性？リウレタンやポリアルキルメタクリレート類が知ら
れているが、いずれもオレフィン重合体に比して高価で
あるか、あるいは機械的特性として重要なポイントとな
る引張り伸びの低下がみられ、材料としては十分なもの
ではない。ま之、アルキルメタクリレートとオレフィン
との共重合体と配合する方法も考えられるが、これは、
汎用的ではなく、且つ相溶性への効果も十分でない。
性？リウレタンやポリアルキルメタクリレート類が知ら
れているが、いずれもオレフィン重合体に比して高価で
あるか、あるいは機械的特性として重要なポイントとな
る引張り伸びの低下がみられ、材料としては十分なもの
ではない。ま之、アルキルメタクリレートとオレフィン
との共重合体と配合する方法も考えられるが、これは、
汎用的ではなく、且つ相溶性への効果も十分でない。
本発明者は、安価で汎用的なオレフィン系重合体とフッ
素樹脂とを容易に均一に混合させることにより、両樹脂
の特性を併せ有する樹脂組成物を提供することを目的に
鋭意検討を重ねた。
素樹脂とを容易に均一に混合させることにより、両樹脂
の特性を併せ有する樹脂組成物を提供することを目的に
鋭意検討を重ねた。
その結果、下記変性フッ素樹脂囚と下記変性オレフィン
系重合体をブレンドすることにより、上記目的が達成さ
れることを見い出し、かかる知見に基づいて本発明を達
成した。
系重合体をブレンドすることにより、上記目的が達成さ
れることを見い出し、かかる知見に基づいて本発明を達
成した。
すなわち本発明は、（４）カル−キシル基、水酸基およ
びエポキシ基から選ばれた官能基（ａ）を含有するフッ
素樹脂５〜９５重ｌ１１１％および（Ｂ）上記官能基群
から選ばれ且つ上記官能基（＆）とは異なる官能基（ｂ
）を含有するオレフィン系重合体９５〜５重量％からな
ることを特徴とするフッ素樹脂組成物である。
びエポキシ基から選ばれた官能基（ａ）を含有するフッ
素樹脂５〜９５重ｌ１１１％および（Ｂ）上記官能基群
から選ばれ且つ上記官能基（＆）とは異なる官能基（ｂ
）を含有するオレフィン系重合体９５〜５重量％からな
ることを特徴とするフッ素樹脂組成物である。
本発明の組成物は、両樹脂が容易に均一微細に分散され
る九め、両樹脂成分の有する特性が損なわれることなく
発揮され、成形した場合でも層分離がなく、多くの分野
での応用が期待される。
る九め、両樹脂成分の有する特性が損なわれることなく
発揮され、成形した場合でも層分離がなく、多くの分野
での応用が期待される。
以下に本発明を詳述するに、本発明の上記囚成分として
変性に用いられるフッ素樹脂としては、例えばポリフッ
化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ｙＪ” リフｔ＝＋
＊ ） ＩＪフルオロエチレン、エチレン−テトラフ
ルオロエチレン共重合体、エチレン−クロロトリフルオ
ロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン
−プロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−７４
＆フルオロアルキルビニル工−テル共重合体等市販のも
のが適宜使用されるが、中でもポリフッ化ビニル、４リ
フフ化ビニリデン等が好ましい。更に、フッ素樹脂と相
溶性のある他の重合体をブレンドして用いる事も可能で
あシ、この様な亀のの例としてはポリフッ化ビニリデン
とポリメチルメタクリレートとの配合物が知られている
。もちろん通常配合される各種無機フィラー、添加剤や
顔料等を配合することも可能・である。
変性に用いられるフッ素樹脂としては、例えばポリフッ
化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ｙＪ” リフｔ＝＋
＊ ） ＩＪフルオロエチレン、エチレン−テトラフ
ルオロエチレン共重合体、エチレン−クロロトリフルオ
ロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン
−プロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−７４
＆フルオロアルキルビニル工−テル共重合体等市販のも
のが適宜使用されるが、中でもポリフッ化ビニル、４リ
フフ化ビニリデン等が好ましい。更に、フッ素樹脂と相
溶性のある他の重合体をブレンドして用いる事も可能で
あシ、この様な亀のの例としてはポリフッ化ビニリデン
とポリメチルメタクリレートとの配合物が知られている
。もちろん通常配合される各種無機フィラー、添加剤や
顔料等を配合することも可能・である。
本発明組成物の（４）成分は、上記のフッ素樹脂に、カ
ルメキシル基、水酸基およびエポキシ基よりなる群から
選ばれた官能基（＆）を含有させたものである。
ルメキシル基、水酸基およびエポキシ基よりなる群から
選ばれた官能基（＆）を含有させたものである。
かかる樹脂に官能基（ａ）を導入する変性方法としては
、フッ素樹脂に相溶性を有する、官能基（ａ）を含有す
る熱可塑性重合体をブレンドする方法；官能基（ａ）を
有する重合性モノマーをフッ素樹脂を構成スるモノマー
とランダム、ブロックあるいはグラフト共重合する方法
；フッ素樹脂内に存在する反応性基と官能基（ａ）を含
む化合物または反応によシ官能基（ａ）を生成する化合
物とを反応させる方法；酸化や加水分解、熱分解等の変
性による方法等があるが、中でも共重合による方法、加
水分解や熱分解による方法等が簡便に官能基（ａ）を導
入でき、且つその導入量のコントロールも容易で好まし
い。
、フッ素樹脂に相溶性を有する、官能基（ａ）を含有す
る熱可塑性重合体をブレンドする方法；官能基（ａ）を
有する重合性モノマーをフッ素樹脂を構成スるモノマー
とランダム、ブロックあるいはグラフト共重合する方法
；フッ素樹脂内に存在する反応性基と官能基（ａ）を含
む化合物または反応によシ官能基（ａ）を生成する化合
物とを反応させる方法；酸化や加水分解、熱分解等の変
性による方法等があるが、中でも共重合による方法、加
水分解や熱分解による方法等が簡便に官能基（ａ）を導
入でき、且つその導入量のコントロールも容易で好まし
い。
さらに相溶性が少量の官能基の導入で改良される点およ
び変性に用いる樹脂の物性を大きく損なわない点で共重
合が好ましい。
び変性に用いる樹脂の物性を大きく損なわない点で共重
合が好ましい。
フッ素樹脂に相溶性を有する官能基（ａ）を含有する熱
可塑性重合体としては、官能基（ａ）を有するモノマー
と、フッ素樹脂と相溶性を有する重合体のモノマー、例
えばメタクリル酸エステル系またはアクリル酸エステル
系モノマーとの共重合体である。
可塑性重合体としては、官能基（ａ）を有するモノマー
と、フッ素樹脂と相溶性を有する重合体のモノマー、例
えばメタクリル酸エステル系またはアクリル酸エステル
系モノマーとの共重合体である。
カル−キシル基を有するモノマーとしては、例えばアク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、ハイ
ミック酸あるいはこれらの無水物等があり、中でもアク
リル酸と無水マレイン酸が接着性の点で好まし込。
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、ハイ
ミック酸あるいはこれらの無水物等があり、中でもアク
リル酸と無水マレイン酸が接着性の点で好まし込。
エポキシ基を有するモノマーとしては、例えばアクリル
酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル。
酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル。
エチルアクリル酸グリシジル、イタコン酸グリシジル等
があり、中でもアクリル酸グリシジルとメタクリル酸グ
リシジルが反応性の点で好ましい。
があり、中でもアクリル酸グリシジルとメタクリル酸グ
リシジルが反応性の点で好ましい。
水酸基については、酢酸ビニル、７°ロピオン酸ビニル
等のビニルエステルを同様に共重合した後に加水分解す
るか、またはアクリル酸、メタクリル酸と２価アルコー
ルとのモノエステル等の不飽和アルコールを共重合して
導入するのが好ましい。
等のビニルエステルを同様に共重合した後に加水分解す
るか、またはアクリル酸、メタクリル酸と２価アルコー
ルとのモノエステル等の不飽和アルコールを共重合して
導入するのが好ましい。
本発明の前記ω）成分として変性に用いられるオレフィ
ン系重合体としては、エチレン、プロピレン、ブテン、
ヘキセン、オクテン、デセン等α−オレフィンの単独重
合体および共重合体であり、例、ｔば、ｄ ＋７エチレ
ン、／リプロピレン、エチレンープロピレン共重合体、
エチレン−ブテン−１共重合体、エチレン−４−メチル
ペンテン−１共重合体、プロピレン−ブテン−１共重合
体、ポリブテン−１、上記のα−オレフィンと少量のジ
オレフィン、不飽和のカル？ン酸エステル等との共重合
体、例えばエチレン−ブタジェン共重合体、プロピレン
−ブタジェン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体
、エチレン−アクリル酸エチル共重合体ならびにこれら
各種の単独重合体および共重合体から選ばれる２種以上
を組合せてなる組成物であって、好ましくは結晶性の樹
脂である。
ン系重合体としては、エチレン、プロピレン、ブテン、
ヘキセン、オクテン、デセン等α−オレフィンの単独重
合体および共重合体であり、例、ｔば、ｄ ＋７エチレ
ン、／リプロピレン、エチレンープロピレン共重合体、
エチレン−ブテン−１共重合体、エチレン−４−メチル
ペンテン−１共重合体、プロピレン−ブテン−１共重合
体、ポリブテン−１、上記のα−オレフィンと少量のジ
オレフィン、不飽和のカル？ン酸エステル等との共重合
体、例えばエチレン−ブタジェン共重合体、プロピレン
−ブタジェン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体
、エチレン−アクリル酸エチル共重合体ならびにこれら
各種の単独重合体および共重合体から選ばれる２種以上
を組合せてなる組成物であって、好ましくは結晶性の樹
脂である。
もちろん通常配合される各種無機フィラー、添加剤や顔
料等を配合することも可能である。
料等を配合することも可能である。
本発明組成物の（Ｂ）成分は、上記オレフィン系重合体
に、カルブキシル基、水酸基およびエポキシ基よりなる
群から選ばれ、且つ前記官能基（ａ）とは異なる官能基
（ｂ）を含有させたものである。
に、カルブキシル基、水酸基およびエポキシ基よりなる
群から選ばれ、且つ前記官能基（ａ）とは異なる官能基
（ｂ）を含有させたものである。
ポリオレフィンに官能基（ｂ）を導入する方法としては
、官能基（ｂ）を含んだ重合性モノマーをオレフィン系
モノマーとランダム、ブロックあるいけグラフト共重合
する方法；ポリオレフィン系樹脂内に存在する反応性基
と官能基（ｂ）を含む化合物または反応により官能基（
ｂ）を生成する化合物とを反応させる方法：酸化や加水
分解、熱分解等の変性による方法等があるが、中でも共
重合による方法、加水分解や熱分解による方法等が簡便
に官能基（ｂ）を導入でき、且つその導入量のコントロ
ールも容易で好ましい。さらに相溶性′が少量の官能基
の導入で改良される点および変性に用いる樹脂の物性を
大きく損なわない点で共重合が好ましい。
、官能基（ｂ）を含んだ重合性モノマーをオレフィン系
モノマーとランダム、ブロックあるいけグラフト共重合
する方法；ポリオレフィン系樹脂内に存在する反応性基
と官能基（ｂ）を含む化合物または反応により官能基（
ｂ）を生成する化合物とを反応させる方法：酸化や加水
分解、熱分解等の変性による方法等があるが、中でも共
重合による方法、加水分解や熱分解による方法等が簡便
に官能基（ｂ）を導入でき、且つその導入量のコントロ
ールも容易で好ましい。さらに相溶性′が少量の官能基
の導入で改良される点および変性に用いる樹脂の物性を
大きく損なわない点で共重合が好ましい。
カルボキシル基、水酸基およびエポキシ基を有するモノ
マーとしては、前述した官能基（ａ）を有するモノマー
の中から適宜選んで用いる事ができる。
マーとしては、前述した官能基（ａ）を有するモノマー
の中から適宜選んで用いる事ができる。
変性フッ素樹脂（Ａ）または変性オレフィン系重合体（
Ｂ）中に含まれる官能基は、相互の分散性の点からｌＸ
ｌ０−３モル／１００＃（Ａ）または／および（Ｂ）以
上必要であり、また成形性、物性（耐衝撃性−剛性バラ
ンス等）、同種の未変性樹脂との相溶性の点から０．３
モル／Ｚｏｏ、９（Ａ）ｔたは／および（Ｂ）未満、好
ましくは５×１０〜０．２モル／１００ＩＩ（１）また
は／および（Ｂ）、特に好ましくはＩ Ｘ １０−２〜
０．１モルフ１００．９囚または／および（Ｂ）である
。この範囲であれば、変性樹脂は同種の未変性樹脂で希
釈して用りることができる。
Ｂ）中に含まれる官能基は、相互の分散性の点からｌＸ
ｌ０−３モル／１００＃（Ａ）または／および（Ｂ）以
上必要であり、また成形性、物性（耐衝撃性−剛性バラ
ンス等）、同種の未変性樹脂との相溶性の点から０．３
モル／Ｚｏｏ、９（Ａ）ｔたは／および（Ｂ）未満、好
ましくは５×１０〜０．２モル／１００ＩＩ（１）また
は／および（Ｂ）、特に好ましくはＩ Ｘ １０−２〜
０．１モルフ１００．９囚または／および（Ｂ）である
。この範囲であれば、変性樹脂は同種の未変性樹脂で希
釈して用りることができる。
本発明の組成物を構成する上記（４）、（均２種の樹脂
に導入される官能基の好ましい組合せは、例えば、（１
）カルブキシル基とエポキシ基、水酸基から選ばれた基
との組合せ、（２）エポキシ基と水酸基との組合せであ
る。
に導入される官能基の好ましい組合せは、例えば、（１
）カルブキシル基とエポキシ基、水酸基から選ばれた基
との組合せ、（２）エポキシ基と水酸基との組合せであ
る。
特に好ましい混合の組合せは、（１）カルブキシル基含
有オレフィン系重合体とエポキシ基含有フッ素樹脂との
組成物および（２）エノキシ基含有オンフィン系重合体
とカルゼキシル基含有フッ素樹脂との組成物である。
有オレフィン系重合体とエポキシ基含有フッ素樹脂との
組成物および（２）エノキシ基含有オンフィン系重合体
とカルゼキシル基含有フッ素樹脂との組成物である。
以上のような（Ａ）および（Ｂ）樹脂成分の配合割合は
、（４）変性フッ素樹脂５−〜９５重量％、好ましくけ
１０〜９０ｊｉ１％および（Ｂ）変性オレフィン系重合
体９５〜５を量チ、好ましくは９０〜１０重量％が適当
である。
、（４）変性フッ素樹脂５−〜９５重量％、好ましくけ
１０〜９０ｊｉ１％および（Ｂ）変性オレフィン系重合
体９５〜５を量チ、好ましくは９０〜１０重量％が適当
である。
これらの範囲をはずれる場合は、良好な機械的物性を有
する組成物が得られな−。
する組成物が得られな−。
本発明においては配合割合により期待し得る効果が異な
る。例えばフッ素樹脂を主体として、オレフィン重合体
の添加効果を求める場合は、柔軟性、特に伸びの向上等
が重要である。逆に、オレフィン重合体を生体として、
フッ素樹脂を添加する場合は、むしろ、オレフィン重合
体の欠点である耐熱性等の向上が重要となる。
る。例えばフッ素樹脂を主体として、オレフィン重合体
の添加効果を求める場合は、柔軟性、特に伸びの向上等
が重要である。逆に、オレフィン重合体を生体として、
フッ素樹脂を添加する場合は、むしろ、オレフィン重合
体の欠点である耐熱性等の向上が重要となる。
本発明の樹脂組成物は積層物としても用いられ、これに
積層される他の層として基材となり得るものは、例えば
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロダン系樹
脂；アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン樹脂、ポ
リスチレン等のスチレン系樹脂；ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン系樹脂；アクリロニトリル
−ブタジェンゴム、スチレン−ブタジェンゴム等の各種
ゴム；アルミニウム、鉄等の金属；不飽和ポリエステル
、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂；熱可
塑性ポリエステル、ポリカーボネート、ナイロン等のエ
ンジニアリング樹脂等がある。
積層される他の層として基材となり得るものは、例えば
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロダン系樹
脂；アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン樹脂、ポ
リスチレン等のスチレン系樹脂；ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン系樹脂；アクリロニトリル
−ブタジェンゴム、スチレン−ブタジェンゴム等の各種
ゴム；アルミニウム、鉄等の金属；不飽和ポリエステル
、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂；熱可
塑性ポリエステル、ポリカーボネート、ナイロン等のエ
ンジニアリング樹脂等がある。
本発明の組成物にはさらに本発明の効果を損わない範囲
で他の樹脂を配合することができる。
で他の樹脂を配合することができる。
他の樹脂としては、例えば上記の基材になり得るものの
中から適宜選んで用いることができる。
中から適宜選んで用いることができる。
次に実施例だよって本発明を更に具体的に説明する。な
お１例中、各フッ素樹脂組成物の破断伸びを次の方法に
より測定し、相溶性の目安とした。
お１例中、各フッ素樹脂組成物の破断伸びを次の方法に
より測定し、相溶性の目安とした。
破断伸び： ＪＩＳ Ｋ−７１１３だより引張速度５ｏ
電／分にて測定した。
電／分にて測定した。
実施例１（ａ＝ｔ）
フン化ビニリデン系重合体（ＰＶＤＦ ：ベンウォルト
社製カイナー７３０．２８２０’）とメタクリル酸メチ
ル−メタクリル酸グリシジル共重合体（ＴｈＡ −ω法
典重合体：エポキシ基含ｔ０．３５モル／１００．９）
とをそれぞれ８０重量部、２０重量部の割合でブレンド
し、２１０℃にて混練して変性フッ素樹脂組成物を得た
。
社製カイナー７３０．２８２０’）とメタクリル酸メチ
ル−メタクリル酸グリシジル共重合体（ＴｈＡ −ω法
典重合体：エポキシ基含ｔ０．３５モル／１００．９）
とをそれぞれ８０重量部、２０重量部の割合でブレンド
し、２１０℃にて混練して変性フッ素樹脂組成物を得た
。
得られ、比変性フッ素樹脂組成物と無水マレイン酸変性
エチレン−酢酸ビニル共重合体（変性ＥＶＡ ：ＭＦＲ
５９７１０分、酢酸ビニル含８１８重量％、カル♂キシ
ル基含有０．０１６モル／１００．９）ｔたは無水マレ
イン酸変性ポリプロピレン（変性ｐｐ ： ＭＦＲ５＃
／１０分、密度０．９１１７ｔＷ１” 、 力ｋ Ｎ
−ＩＰ シル基含量０．０３４モル／ｌｏｏ、９）とを
種々の割合でブレンドし、２１０℃にて混練して組成物
を得た。得られた組成物に付いて評価し念結果を＠１表
に示す。
エチレン−酢酸ビニル共重合体（変性ＥＶＡ ：ＭＦＲ
５９７１０分、酢酸ビニル含８１８重量％、カル♂キシ
ル基含有０．０１６モル／１００．９）ｔたは無水マレ
イン酸変性ポリプロピレン（変性ｐｐ ： ＭＦＲ５＃
／１０分、密度０．９１１７ｔＷ１” 、 力ｋ Ｎ
−ＩＰ シル基含量０．０３４モル／ｌｏｏ、９）とを
種々の割合でブレンドし、２１０℃にて混練して組成物
を得た。得られた組成物に付いて評価し念結果を＠１表
に示す。
比較例１（ａ−ｂ）
実施例１で用いたフン化ビニリデン系重合体とエチレン
−酢酸ビニル共重合体（未変性ＥＶＡ：ＭＦＲ１５，９
／１０分、酢酸ビニル含量１８重量％）またはポリプロ
ピレン（未変性ｐｐ ： ＭＦＲｓｉ／ｌ ｏ分、密度
０．９１ ｆｊ／ａｎ” ）を用いる外は、実施例１と
同様にして評価した結果を第１表に示す。
−酢酸ビニル共重合体（未変性ＥＶＡ：ＭＦＲ１５，９
／１０分、酢酸ビニル含量１８重量％）またはポリプロ
ピレン（未変性ｐｐ ： ＭＦＲｓｉ／ｌ ｏ分、密度
０．９１ ｆｊ／ａｎ” ）を用いる外は、実施例１と
同様にして評価した結果を第１表に示す。
実施例２（ａ＝ｂ）
実施例１と同様にしてフン化ビニリデン系重合体（）ン
ウォルト社壓カイナー７２０ ）８０重量部とメタクリ
ル酸メチル−メタクリル酸グリシジル共重合体２０重量
部とを混練し、エポキシ基含量０．０７Ｑモル／１００
，９の変性フッ素樹脂組成物を得た。
ウォルト社壓カイナー７２０ ）８０重量部とメタクリ
ル酸メチル−メタクリル酸グリシジル共重合体２０重量
部とを混練し、エポキシ基含量０．０７Ｑモル／１００
，９の変性フッ素樹脂組成物を得た。
得られた変性フッ素樹脂組成物６５重量部と無水マレイ
ン酸変性ポリエチレン（変性ＰＥ ： ＭＦ″Ｒ１，５
！Ｉ／１０分、密度０．９３，９／備３、カルボキシル
基金量０．０１０モル／１００ＩＩ） または無水マ
レイン酸変性ポリプロピレン（変性ＰＰ ： ＭＦＲ１
，５Ｆ／１０分、密度０．８９１／１ｙｎ３、力ｋ ＆
＊ シ、Ｉｔ／基含ｔ０．００５−ｅル／１００，９
） ３５重量部とを混練し、得られた組成物の評価結
果を第１表に示す。
ン酸変性ポリエチレン（変性ＰＥ ： ＭＦ″Ｒ１，５
！Ｉ／１０分、密度０．９３，９／備３、カルボキシル
基金量０．０１０モル／１００ＩＩ） または無水マ
レイン酸変性ポリプロピレン（変性ＰＰ ： ＭＦＲ１
，５Ｆ／１０分、密度０．８９１／１ｙｎ３、力ｋ ＆
＊ シ、Ｉｔ／基含ｔ０．００５−ｅル／１００，９
） ３５重量部とを混練し、得られた組成物の評価結
果を第１表に示す。
以上に説明したとおり、本発明はフッ素樹脂と安価で汎
用的なオレフィン系重合体を容易に均一微細に分散混合
させることにより、両樹脂成分の優れた特性を併せ有す
る樹脂組成物を比較的安価に提゛供することができる。
用的なオレフィン系重合体を容易に均一微細に分散混合
させることにより、両樹脂成分の優れた特性を併せ有す
る樹脂組成物を比較的安価に提゛供することができる。
Claims (1)
- （Ａ）カルボキシル基、水酸基およびエポキシ基から選
ばれた官能基（ａ）を含有するフッ素樹脂５〜９５重量
％および（Ｂ）上記官能基群から選ばれ且つ上記官能基
（ａ）とは異なる官能基（ｂ）を含有するオレフィン系
重合体９５〜５重量％からなることを特徴とするフッ素
樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19495685A JPS6257448A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | フツ素樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19495685A JPS6257448A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | フツ素樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6257448A true JPS6257448A (ja) | 1987-03-13 |
Family
ID=16333123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19495685A Pending JPS6257448A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | フツ素樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6257448A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994013738A1 (en) * | 1992-12-10 | 1994-06-23 | Daikin Industries, Ltd. | Thermoplastic resin composition |
| EP0976804A1 (fr) * | 1998-07-27 | 2000-02-02 | SOLVAY (Société Anonyme) | Adhésif polymérique et structures à couches polymériques multiples, leur procédé de préparation et leur utilisation |
| FR2876698A1 (fr) * | 2004-10-19 | 2006-04-21 | Arkema Sa | Composition barriere et resistante au choc a base de polymere fluore |
| FR2876697A1 (fr) * | 2004-10-19 | 2006-04-21 | Arkema Sa | Composition barriere et resistante au choc a base de polymere fluore |
| WO2006045637A1 (en) * | 2004-10-19 | 2006-05-04 | Arkema France | Fluoropolymer-based impact-resistant barrier composition |
| EP1922364A4 (en) * | 2005-08-09 | 2010-04-21 | Univ North Carolina | METHODS AND MATERIALS FOR MANUFACTURING MICROFLUIDIC DEVICES |
| US8211977B2 (en) | 2006-06-26 | 2012-07-03 | Solvay (Societe Anonyme) | Polymeric compositions with adhesive properties |
| JP2013241587A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-12-05 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 樹脂組成物及びその用途 |
-
1985
- 1985-09-05 JP JP19495685A patent/JPS6257448A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6054537A (en) * | 1992-12-10 | 2000-04-25 | Daikin Industries, Ltd. | Thermoplastic resin composition |
| US5869574A (en) * | 1992-12-10 | 1999-02-09 | Daikin Industries, Ltd. | Thermoplastic resin composition |
| US7087679B2 (en) | 1992-12-10 | 2006-08-08 | Daikin Industries, Ltd. | Thermoplastic resin composition |
| WO1994013738A1 (en) * | 1992-12-10 | 1994-06-23 | Daikin Industries, Ltd. | Thermoplastic resin composition |
| US6552127B1 (en) | 1992-12-10 | 2003-04-22 | Daikin Industries, Ltd. | Thermoplastic resin composition |
| JP2000096016A (ja) * | 1998-07-27 | 2000-04-04 | Solvay & Cie | ポリマ―接着剤および多数のポリマ―層を含む構造、その製法並びに使用 |
| BE1012088A3 (fr) * | 1998-07-27 | 2000-04-04 | Solvay | Adhesif polymerique et structures a couches polymeriques multiples, leur procede de preparation et leur utilisation. |
| EP0976804A1 (fr) * | 1998-07-27 | 2000-02-02 | SOLVAY (Société Anonyme) | Adhésif polymérique et structures à couches polymériques multiples, leur procédé de préparation et leur utilisation |
| EP0976804B1 (fr) * | 1998-07-27 | 2010-06-02 | SOLVAY (Société Anonyme) | Structures à couches polymériques multiples, leur procédé de préparation et leur utilisation |
| FR2876698A1 (fr) * | 2004-10-19 | 2006-04-21 | Arkema Sa | Composition barriere et resistante au choc a base de polymere fluore |
| FR2876697A1 (fr) * | 2004-10-19 | 2006-04-21 | Arkema Sa | Composition barriere et resistante au choc a base de polymere fluore |
| WO2006045637A1 (en) * | 2004-10-19 | 2006-05-04 | Arkema France | Fluoropolymer-based impact-resistant barrier composition |
| EP1922364A4 (en) * | 2005-08-09 | 2010-04-21 | Univ North Carolina | METHODS AND MATERIALS FOR MANUFACTURING MICROFLUIDIC DEVICES |
| US8211977B2 (en) | 2006-06-26 | 2012-07-03 | Solvay (Societe Anonyme) | Polymeric compositions with adhesive properties |
| JP2013241587A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-12-05 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 樹脂組成物及びその用途 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0462264B2 (ja) | ||
| Gaylord | Compatibilizing agents: structure and function in polyblends | |
| CN101213246B (zh) | 包含酸酐接枝聚烯烃的组合物 | |
| WO1990002153A1 (en) | Surface blush-resistant, fire-retardant polyolefin resin composition | |
| EP0761757B1 (en) | Fluorine-containing polymer alloy, and method for its preparation and method for its molding | |
| KR950008115A (ko) | 플루오르화된 및 비-플루오르화된 열가소성 중합체로 이루어지는 다층 구조 | |
| US4575533A (en) | Thermoplastic fluorine-containing resin blend composition | |
| JPS6257448A (ja) | フツ素樹脂組成物 | |
| US4588642A (en) | Thermoplastic fluorine-containing resin laminate | |
| TW469286B (en) | Polycarbonate blend compositions | |
| WO2009070557A1 (en) | An impact modifier composition, an impact resistant composition, method of producing the same, and articles made therefrom | |
| JP2679147B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH09118802A (ja) | 含フッ素ポリマーアロイとその製造方法および成形方法 | |
| JPS63145026A (ja) | 熱可塑性ハロゲン含有樹脂積層体 | |
| JP3779614B2 (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
| JPS61168644A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
| JPH02206632A (ja) | 表面白化を改良した難燃性オレフィン重合体樹脂組成物 | |
| JP2009084324A (ja) | 難燃性樹脂材料 | |
| US3365519A (en) | Olefin polymers containing graft copolymers of aziridines onto polyolefin substrates | |
| JPH02178339A (ja) | 耐熱性ポリオレフィン樹脂組成物および樹脂成形物 | |
| JPS63141741A (ja) | 熱可塑性ハロゲン含有樹脂積層体 | |
| JPS61185546A (ja) | オレフイン系重合体組成物 | |
| JPS6046243A (ja) | 熱可塑性フツ素樹脂積層体 | |
| JPH07103281B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
| JPS6216137A (ja) | 多重積層体 |