JPS6256025A

JPS6256025A - 信号品質検出方式

Info

Publication number: JPS6256025A
Application number: JP19393285A
Authority: JP
Inventors: Mikiro Eguchi; 江口　幹郎
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1985-09-04
Filing date: 1985-09-04
Publication date: 1987-03-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、データ変復調装置で、データ回線の歪を等イ
ヒするために用いられている自動等化器における信号品
質検出方式に関する。

〔従来の技術〕

伝送路を通過した通信信号は、伝送路の振幅歪および遅
延歪により歪が生じて受信端に到着する。

このため受信装置には、この歪を補償するための等化器
が設けられる。このような等化器として、近年は、高速
度データ伝送には受信信号について一定のタイムスロッ
ト毎にリアルタイム演算処理を行ないフィードバック系
により自動等化を行なう自動等化器が利用されるような
っている。

第４図は、この種の従来例を示すブロック図である。図
において、１は受信データをシフトするだめの受信デー
タレジスタ、２は等化修正量を蓄える修正量レジスタ、
３は受信データレジスタ】を構成する各ニレメン）ｌａ
〜ＩＣの出力と修正量レジスタ２を構成する各ニレメン
）・２ａ〜２Ｃから出力さハる各等化修正量との乗算を
行なう等仕掛算器、４は各等化修正量を修正するための
修正回路、５は等化掛算器３を構成する各掛算器３ａ〜
３ｅの出力を加算して等化補償された等化データとして
の受信データＲＤ’を出力する等化加算器、６は受信デ
ータＲＤ’　と理想値とを比較するだめの識別回路であ
る。

〔発明が解決しようとする問題点３以上のような装ａにおいて、従来、信号品質マージン（
８ｅＭ）を検出するためには、前記識別回路６から得ら
ハ、る理想値と比較された誤差量の値が用いらハでいる
。しかし、このような誤差量を用いる方法では、等化器
の判定エリアの特性によっては本来の信号品質マージン
と正しい対応がとれないという問題があった。

例として、第５図に８φ位相変調方式におけるＳＱＭ検
出方式を示す。図中８点の丸印１０〜１７が、本来受信
されるべきデータ基準点を示す。また、放射状の破線で
区切られた領域が受信データの判定エリアを示し、この
エリアを越えた場合エラーピット発生となる。一方、誤
差量についてＳＱＭが「良」か「不良」かを判定するだ
めのある範囲を定めた場合、上記丸印を囲む斜線を付し
た判定エリア１０ａが誤差量を用いた場合の８ｅＭ検出
エリアとなる。

この場合、例えば振幅方向に対して伝送路変動があった
とき、すなわち丸印１０の中心から外部へ放射する方向
である点１０ｂへ受信データが移動したときは、受信デ
ータは破線で示した判定エリア内であるためエラーピッ
トとならないにもかかわらず、ＳＱＭ判定エリアを越え
るため、品質は「不良」と見なされてしまう。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、修正量レジスタの出力を２乗する２乗器と、
各２乗器の出力をある定めた値と比較する比較器とを設
けたものである。

〔作用〕

大きな回線歪がある場合、修正量レジスタのエレメント
数が限られることから等化器が生ずるようになる。つま
りＳＱＭが小さくなるが、そのような場合には、修正量
レジスタの各エレメント出力は増大し、各比較器から各
エレメント出力が所定値を越えたことを示す出力が送出
される。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。図
中１〜６は第４図と同様で、受信データＲＤは、受信デ
ータレジスタ１に与えられ、その受信データの１タイム
スロット毎に受信データレジスタ１の内部を各エレメン
ト１ａ＋１ｂ＋１ｃ＋１ｄｔｉｅの順にシフトする。修
正量レジスタ２には等化修正量が各エレメント２ａ１２
ｂ１２ＣＦ２ｄ、２ｅに蓄えられていて、受信データレ
ジスタ１の各エレメントと修正量レジスタ２の各エレメ
ントとの内容は等化掛算器３で演算されて等化加算器５
に与えられる。

等化加算器５の出力は等化補償された受信デーｊＩＲＤ
′であり、出力として利用される。受イ８データＲＤに
対する等化結果は、ニレメン）１２〜１ｅの値をＸ−１
、Ｘ−１、Ｘｏ　、　Ｘｉ　、　Ｘｚとシエレメント２
３〜２ｅの値をＣ２，、Ｃ−１，Ｃｏ　、Ｃｔ　、Ｃｏ
とで理想値と比較して誤差量が得られる。この誤差量は
、加算器４８〜４ｅからなる修正回路４に送られて、修
正量レジスタ２の各エレメントから出力される等化修正
ｉｉ　Ｃｎがさらに最適値に修正される。この動作の繰
り返しによυ、装置から出力される受信データＲＤ’は
タイムスロット毎に誤差量が最小化され、定常時に最小
の誤差量の等化を行なうことができる。

ここで、等化修正量を蓄えた修正ｉレジスタ２の各ニレ
メン）２３〜２ｅの値は、データ回線の歪によって生じ
る符号量干渉を補償する値となっておυ、通常符号量干
渉が少ない場合には、第２図に示したように２ｂｒ２ｃ
＋２ｄのみに修正値をもち、２ａ、２ｅは修正量がＯと
なっている。この状態では、自動等化器のもつ修正量に
まだ余裕がおり、回線歪を十分等化しており（すなわち
等化器がない）、良好な信号品質を得るだめのマージン
は十分にあると一君える。

次に、回線の歪が増加し、符号量干渉が大きくなった場
合、修正量レジスタの内容は第３図に示１〜たよりに変
化する。すなわち、大きな回線歪を等化するために自動
等化器の修正値が大きくなるにつれ％　２ｂ、２Ｃ＃２
ｄの各エレメントの修正値が大きくなるとともに、２ａ
および２ｅの各両端エレメントにおいても修正値を′も
つようになる。この場合、歪を十分等化するためには、
図中の破線で示したように修正値をもつべきエレメント
が本来さらに配置さｈ、でいるべきでおるが、実際には
存在しないため、この分等化残となって１−まり。

つまり、良好な信号品質を得るだめのマージンが少なく
なっている。

このことから、ＳＱＭは、修正量レジスタの値（絶対値
）ｆ：、６る定めた値に対して比較することによシ評価
できることがわかる。また、その場合特に両端部の工１
／メントに着目して比較を行なうことが最も効果的であ
る。

そこで、本実施例では修正量レジスタの両端のエレメン
トの値をまず符号（正負）の影響を除去するために２乗
器７ａ　、７ｂに入力し、その出力をそれぞれ比較器＄
ａ、８ｂにおいて所定の基準値と比較する。比較器８ａ
＋ａｂは、そｉｌ、ぞれ２乗器？ａ、７ｂの出力が」二
記基準値よシ大きい場合に「１」を出力する。本実施例
では、両端のエレメントのうちいずｉｌの修正値が所定
の値を越えでも８ＱＭが悪いと判断するものとし、論理
和回路９によって両比較器９ａ、＠ｂの出力の論理和を
どっている。すなわち、この論理和回路９の出力が「１
」であれば８ＱＭが悪い、またｒＯＪでおればＳＱＭが
良いと判定できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、修正量レジスタ
の等化修正量をそれぞれ２乗し、その結果をある定めた
値と比較することによシ、ＳＱＭ判定エリアの形等に影
響さｉｌ−ることなく正しくＳＱＭを検出できる効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す自動等化器のブロック
図、第２図および第３図はその信号品質検出の原理を説
明するためＣ）図、第４図は従来例を示すブロック図、
第５図はその信号品質検出方法を説明するだめの図であ
る。１・や−管受信データレジスタ、ｌａ〜ＩＣ１１・φ争
受信データレジスタの各エレメント、２伊豐・φ修正量
レジスタ、２ａ〜２６　＊　＊　ｅ　惨修正量レジスタ
の各エレメント、３・−・Φ等化掛算器、３ａ〜３ｅ・
・・・掛算器、４・・・・修正回路、５＠・・・等化加
算器、６・・・・識別回路、７ａ＋７ｂ　＊　１１　＠
　Ｉ　２乗器、５ａｔｓｂ＠−蕾・比較器、９拳・争・
論理和回路。

Claims

【特許請求の範囲】

受信データを１タイムスロット毎にシフトする受信デー
タレジスタと、等化修正量を蓄える修正量レジスタと、
受信データレジスタを構成する各エレメントの１タイム
スロット毎の出力に修正量レジスタを構成する各エレメ
ントから出力される各等化修正量を乗算する等化掛算器
と、この等化掛算器を構成する各掛算器の出力を加算し
て等化データを得る等化加算器と、得られた等化データ
と理想値との誤差量を出力する識別回路と、各等化修正
量を誤差量に応じて変更する修正回路とを備えた自動等
化器において、前記等化修正量を蓄える修正量レジスタ
の各エレメント出力をそれぞれ２乗する２乗器と、これ
ら各２乗器の出力をそれぞれ所定値と比較する比較器と
を設けたことを特徴とする自動等化器の信号品質検出方
式。