JPS6255850A - カラ−受像管 - Google Patents
カラ−受像管Info
- Publication number
- JPS6255850A JPS6255850A JP19485685A JP19485685A JPS6255850A JP S6255850 A JPS6255850 A JP S6255850A JP 19485685 A JP19485685 A JP 19485685A JP 19485685 A JP19485685 A JP 19485685A JP S6255850 A JPS6255850 A JP S6255850A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane
- aluminum
- phosphor
- blackened
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はカラー受像管の構造に関する。
一般にカラー受像管の構造は第3図に示す通りであり、
ファンネル■、パネル■、蛍光体面■、電子銃(へ)、
シャドウマスク■で構成されている。
ファンネル■、パネル■、蛍光体面■、電子銃(へ)、
シャドウマスク■で構成されている。
第4図による蛍光体面■をさらに詳しくみてみるとパネ
ルの、蛍光体層(11)、樹脂膜(12)、アルミ膜(
13)、アンチドーミングダグ(14)から構成されて
いる。アルミ膜は一般に真空蒸着法によって形成され、
形成されたアルミ膜は特有の光沢をしており1通常の金
属膜と同様に光を反射する特性をもっている。一方マス
ク■は通常黒化処理して使用されている。これは動作中
の放熱特性を良くしマスクの温度上昇をおさえるためで
ある(マスクは通常電子により加熱され、熱膨張し、管
特性を変化させる)、シかしながらマスクに近接して前
記アルミ膜があるため、マスクの放熱効率は極端に低下
してしまう。この対策としてAD(アンチドーミング)
−ダグガアルミ膜上に塗布され(黒化され)、マスクの
放熱効率が改善をはかっている。しかしながらAD−ダ
グは炭素粉が主成分で、塗布された後の表面積は大きく
、ここからガス放出量は非常に多くなり間層である。
ルの、蛍光体層(11)、樹脂膜(12)、アルミ膜(
13)、アンチドーミングダグ(14)から構成されて
いる。アルミ膜は一般に真空蒸着法によって形成され、
形成されたアルミ膜は特有の光沢をしており1通常の金
属膜と同様に光を反射する特性をもっている。一方マス
ク■は通常黒化処理して使用されている。これは動作中
の放熱特性を良くしマスクの温度上昇をおさえるためで
ある(マスクは通常電子により加熱され、熱膨張し、管
特性を変化させる)、シかしながらマスクに近接して前
記アルミ膜があるため、マスクの放熱効率は極端に低下
してしまう。この対策としてAD(アンチドーミング)
−ダグガアルミ膜上に塗布され(黒化され)、マスクの
放熱効率が改善をはかっている。しかしながらAD−ダ
グは炭素粉が主成分で、塗布された後の表面積は大きく
、ここからガス放出量は非常に多くなり間層である。
マスクの放熱効率を向上させるためにアルミ膜上にAD
−ダグに塗布することにより表面積が極端に大きくなる
。そして、ここからのガス放出量も多くなる。
−ダグに塗布することにより表面積が極端に大きくなる
。そして、ここからのガス放出量も多くなる。
これから放出されるガスはエミション特性を悪くし、そ
の寿命を短かくする。
の寿命を短かくする。
ブラウン管の製造条件は経済上の面から排気時間の短縮
化、排気温度の低温化が望まれており、この様にガス放
出源が多いことは即エミション特性、寿命特性を悪化さ
せる。
化、排気温度の低温化が望まれており、この様にガス放
出源が多いことは即エミション特性、寿命特性を悪化さ
せる。
ガス放出量の多いAD7ダグを使用せずにしかも従来の
機能を損なわないカラーブラウン管の構造を提案する。
機能を損なわないカラーブラウン管の構造を提案する。
蛍光体上に低圧(数Torr=10−”Torr)の不
活性ガス雰囲気中で黒化アルミ膜を形成し、この黒化ア
ルミ膜が従来の導電体としての役割をすると共にAD−
ダグに代る役割(マスクよりの放射熱を効率良く吸収す
る。)をも行なう事を特徴とするカラーブラウン管。
活性ガス雰囲気中で黒化アルミ膜を形成し、この黒化ア
ルミ膜が従来の導電体としての役割をすると共にAD−
ダグに代る役割(マスクよりの放射熱を効率良く吸収す
る。)をも行なう事を特徴とするカラーブラウン管。
アルミを不活性ガスの低圧中で蒸発させると蛍光体面に
蒸着する前にアルミ原子同士が衝突し微粒子となり蛍光
体面に付着する。このアルミ膜はアルミの微粒子から形
成されているために黒色を呈している。
蒸着する前にアルミ原子同士が衝突し微粒子となり蛍光
体面に付着する。このアルミ膜はアルミの微粒子から形
成されているために黒色を呈している。
従がってこのアルミ膜は通常のアルミ蒸着膜と同様に電
気伝導性をもち、又、黒色を呈していることからマスク
から放出する熱を容易に吸収する。
気伝導性をもち、又、黒色を呈していることからマスク
から放出する熱を容易に吸収する。
しかしながらこの膜は通常のアルミ膜と比べて蛍光体の
密着性が悪く1時として膜ハガレ不良を起すことがある
。これはアルミ蒸発源として1〜15重量%のSiを含
有したアルミを選ぶことによって対策できる。含有され
ているSiによって蛍光体とアルミ膜の密着性が大幅に
改善され時として問題となった膜ハガレは皆無となった
。
密着性が悪く1時として膜ハガレ不良を起すことがある
。これはアルミ蒸発源として1〜15重量%のSiを含
有したアルミを選ぶことによって対策できる。含有され
ているSiによって蛍光体とアルミ膜の密着性が大幅に
改善され時として問題となった膜ハガレは皆無となった
。
本提案を第1図を用いて説明する。パネル■、蛍光体層
(11)、樹脂膜(12)、アルミ膜(23)より構成
されており、従来使用されていたAD−ダグは設けられ
ていない。
(11)、樹脂膜(12)、アルミ膜(23)より構成
されており、従来使用されていたAD−ダグは設けられ
ていない。
蛍光体層(11)は通常の蛍光体塗布法によるためここ
では記述しない。蛍光体を形成後アルミ蒸着装置にその
パネルをセットする。
では記述しない。蛍光体を形成後アルミ蒸着装置にその
パネルをセットする。
このアルミ蒸着装置は通常のアルミ蒸着装置に不活性ガ
ス導入システムを設けたものである。不活性ガス導入シ
ステムはリークバルブと不活性ボンベ、導入パイプより
構成されている。蒸着源としてはSiの固溶限界に近い
約11%のSiを含有したアルミwire又はリボンを
用い、所定量を蒸発用タングステンコイルに載せる。
ス導入システムを設けたものである。不活性ガス導入シ
ステムはリークバルブと不活性ボンベ、導入パイプより
構成されている。蒸着源としてはSiの固溶限界に近い
約11%のSiを含有したアルミwire又はリボンを
用い、所定量を蒸発用タングステンコイルに載せる。
パネルを一旦10−’ Torrまで排気したのち、リ
ークバルブにて不活性ガス(ここではN2ガスを使用)
を導入し圧力を5 Torrに調整する。つぎに蒸着用
タングステンコイルに通電し所望の膜厚を蒸着する。蒸
着後しばらく冷却した後パネルを蒸着装置より取りはず
す。
ークバルブにて不活性ガス(ここではN2ガスを使用)
を導入し圧力を5 Torrに調整する。つぎに蒸着用
タングステンコイルに通電し所望の膜厚を蒸着する。蒸
着後しばらく冷却した後パネルを蒸着装置より取りはず
す。
アルミ蒸着が済んだパネルを通常−のブラウン管製造工
程(AD−ダグ塗布工程は除く)に流しブラウン管を作
り評価を行なった。
程(AD−ダグ塗布工程は除く)に流しブラウン管を作
り評価を行なった。
これらのブラウン管の初期特性を下表に示す。
表から分る様に陰極効率はやはり提案タイプが良く、特
にカソード温度の低い時5.Ovφに効果が著しい。
にカソード温度の低い時5.Ovφに効果が著しい。
次にこれらの管のライフ特性を第2図に示すがやはり強
制ライフテスト3000時間後の結果では60’ H%
!T%(SI ON 60秒後ノエミション能力/初期
値に対する残在率)で約10%の改善が認められた。
制ライフテスト3000時間後の結果では60’ H%
!T%(SI ON 60秒後ノエミション能力/初期
値に対する残在率)で約10%の改善が認められた。
以上詳述した様に提案の構造によりカラーブラウン管は
従来タイプより低価格で製造でき、しかもエミション特
性(初期、ライフ特性)が良好のものとなる。
従来タイプより低価格で製造でき、しかもエミション特
性(初期、ライフ特性)が良好のものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラーブラウン管の部分断面図、第2
図は本発明のカラーブラウン管のライフ特性図、第3図
は一般のカラーブラウン管の斜視図、第4図は従来のカ
ラーブラウン管の部分断面図である。 ■・・・ガラスパネル ■・・・蛍光体■・・・ア
ルミ膜 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 大胡典夫 第1図 第2図
図は本発明のカラーブラウン管のライフ特性図、第3図
は一般のカラーブラウン管の斜視図、第4図は従来のカ
ラーブラウン管の部分断面図である。 ■・・・ガラスパネル ■・・・蛍光体■・・・ア
ルミ膜 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 大胡典夫 第1図 第2図
Claims (3)
- (1)ガラスパネルと、このガラスパネル上に形成され
る蛍光膜と、この蛍光膜上に直接又は樹脂膜を介して形
成される黒化アルミ膜とを有することを特徴とするカラ
ー受像管。 - (2)前記黒化アルミ膜がSiを含有していることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラー受像管。 - (3)前記黒化アルミ膜中のSi含有量は黒化アルミ膜
全重量の1〜15%の範囲内にあることを特徴とする特
許請求の範囲第2項記載のカラー受像管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19485685A JPS6255850A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | カラ−受像管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19485685A JPS6255850A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | カラ−受像管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6255850A true JPS6255850A (ja) | 1987-03-11 |
Family
ID=16331422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19485685A Pending JPS6255850A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | カラ−受像管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6255850A (ja) |
-
1985
- 1985-09-05 JP JP19485685A patent/JPS6255850A/ja active Pending
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