JPS6253776A - 塗膜形成方法 - Google Patents

塗膜形成方法

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Publication number
JPS6253776A
JPS6253776A JP18946285A JP18946285A JPS6253776A JP S6253776 A JPS6253776 A JP S6253776A JP 18946285 A JP18946285 A JP 18946285A JP 18946285 A JP18946285 A JP 18946285A JP S6253776 A JPS6253776 A JP S6253776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
coating film
coating
ultraviolet
paint
Prior art date
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Pending
Application number
JP18946285A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Kataoka
好則 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP18946285A priority Critical patent/JPS6253776A/ja
Publication of JPS6253776A publication Critical patent/JPS6253776A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、塗膜形成方法に係り、特にゆず肌状の塗膜
面を平滑にする塗膜形成方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に、塗膜の平滑性は、塗装法と塗膜形成時のレベリ
ング状態により決まる。溶剤形の塗装では、塗布後すぐ
にレベリングし、塗料の粘度や塗装方法などを調整する
ことである程度平滑にすることができる。しかし粉体塗
装の場合は、塗布された粉体が熱により溶融して混じり
合い、レベリングして連続した塗膜を形成するが、溶融
粘度が高いので、ゆず肌でない面にすることはきわめて
むつかしい。
しかし、粉体塗装は、(イ)溶剤を含まない無公害塗装
であること、(ロ)1コート、1ベークで塗膜を形成す
ることができ、省力省エネルギ形であること、(ハ)塗
膜性能がすぐれていること、などの利点が有る。
ところで塗膜がゆず肌になると、外観がよくないばかり
でなく、塗膜にピンホールが多く、耐食性が不十分とな
り、また耐汚染性にも欠ける。そのため、冷蔵庫やクー
ラなどに対しては、膜厚を厚くしたり、あるいは基板に
亜鉛処理鋼板を使用するなど種々の工夫が施されている
。また、塗膜表面を平滑にするために、粉体塗料そのも
のの改良も研究されているが、溶融粘度を低くするため
に樹脂の分子量を小さくすると、塗膜性能が低下する傾
向があるなど多くの問題がある。
〔発明の目的〕
この発明は、粉体塗装などで形成されたゆず肌状の塗膜
面を容易に平滑面にすることにある。
〔発明の概要〕
基体に所定塗料を塗布してゆず肌状に形成された塗膜上
に紫外線硬化形樹脂の塗料を塗布し、この紫外線硬化形
樹脂の塗膜上にラミネートフィルムを貼布して、この紫
外線硬化形樹脂の塗膜の厚さを上記所定塗料の塗膜の表
面粗さの1.5倍以上に調整したのち、この紫外線硬化
形樹脂の塗膜に紫外線を照射して硬化し、その後、ラミ
ネートフィルムを剥離することにより、塗膜面を平滑に
するようにした。
〔発明の実施例〕
以下、この発明を実施例に基づいて説明する。
まず、粉体塗装法により基体に所定塗料の塗膜を形成す
る。つぎに、この塗膜上にローラコート。
スプレー、カーテンフローコータなどにより、紫外線硬
化形樹脂塗料を塗布する。この紫外線硬化形樹脂塗料の
塗膜の厚さは、後述する加圧処理により所要の膜厚にす
ることができる厚さとする。
つぎにこの紫外線硬化形樹脂の塗膜上に、ラミネータに
よりたとえばPET (ポリエチレンテレフタレート)
をラミネートし、上記紫外線硬化形樹脂の塗膜の厚さが
上記所定塗料の塗膜の表面粗さの1.5倍程度になるよ
うに加圧調整する。この目的に用いるラミネートフィル
ムとしては、若干弾力があるものがよく、またフィルム
が薄くなると、紫外線硬化形樹脂の塗膜表面がその下部
の所定塗料の塗膜のゆず肌にならうので好ましくなく、
通常厚さ50〜150μ論のものがよい。
上記膜厚の調整した状態で一定時間放置したのち、この
ラミネートフィルムを介して紫外線を照射し、上記紫外
線硬化形樹脂の塗膜を硬化させ、その後ラミネートフィ
ルムを剥離する。上記紫外線照射は、好ましくは熱線を
カットした方がよいが、短時間照射であれば、カットし
なくてもよい。
後述する一例では、365nmの光を゛照度300+m
w/ciで15秒照射したが、この紫外線照射は、紫外
線硬化形樹脂の種類により適正な条件があり、また塗膜
の要求性能によっても異なるので、適宜変更が必要であ
る。
下記表に、粉体塗装により基体に表面粗さ5〜7μ票の
所定塗料の塗膜を形成し、この!a模膜上上記方法によ
り膜厚5〜10μmの紫外線硬化形樹脂のv1膜を形成
した場合の表面粗さを示す、測定は、測定器“Ta1y
surf 4”を使用し、先端形状0.8mmHのサフ
フイヤ製触針に 〜10gfの圧力を加えておこなった
表から明にかなように、粉体塗装面上に紫外線硬化形樹
脂層を形成すると、その膜厚が5μmでも、粉体塗装で
形成された塗膜の表面粗さより平滑化することができる
が、特に紫外線硬化形樹脂の膜厚を8μm程度にすると
、1μm以下にすることができる。これは、ラミネート
フィルムを介して加えられる加圧により、粉体塗装によ
り形成された塗膜の表面の凹部に紫外線硬化形樹脂が埋
めこまれ、全体がラミネートフィルムの表面粗さを転写
した構造になるためである。
なお上記実施例では、基体に粉体塗装により塗膜を形成
したが、この発明は、基体に他の塗装法により塗膜を形
成した場合にも適用できる。
〔発明の効果〕
基体に塗布形成されたゆず肌状の塗膜上に紫外。
線硬化形樹脂の塗膜を形成し、この紫外線硬化形樹脂の
塗膜上にラミネートフィルムを貼布して。
この紫外線硬化形樹脂の塗膜をその下部塗膜の表面粗さ
の1.5倍径度に調整したのち、紫外線を照射して硬化
し、その後、ラミネートフィルムを剥離して塗膜を形成
するようにしたので、ゆず肌状塗膜の表面の凹部に紫外
線硬化形樹脂を埋めこみ、かつラミネートフィルム面に
したがって塗膜の表面を平滑にすることができるように
なった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体に所定塗料の塗膜を形成する工程と、上記所
    定塗料の塗膜上に紫外線硬化形樹脂の塗膜を形成する工
    程と、上記紫外線硬化形樹脂の塗膜上にラミネートフィ
    ルムを貼布して上記紫外線硬化形樹脂の塗膜の厚さを上
    記所定塗料の塗膜の表面粗さの1.5倍程度に調整する
    工程と、上記調整された紫外線硬化形樹脂の塗膜に上記
    ラミネートフィルムを介して紫外線を照射して硬化させ
    る工程と、上記紫外線硬化形樹脂の塗膜を硬化させたの
    ち上記ラミネートフィルムを剥離する工程とからなるこ
    とを特徴とする塗膜形成方法。
  2. (2)ラミネートフィルムは弾性を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の塗膜形成方法。
  3. (3)ラミネートフィルムは50〜150μmの厚さを
    有することを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の塗膜形成方法。
JP18946285A 1985-08-30 1985-08-30 塗膜形成方法 Pending JPS6253776A (ja)

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JP18946285A JPS6253776A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 塗膜形成方法

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JPS6253776A true JPS6253776A (ja) 1987-03-09

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JP (1) JPS6253776A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63270582A (ja) * 1987-04-27 1988-11-08 Sharp Corp 塗装材の製造方法
JPS647978A (en) * 1987-06-30 1989-01-11 Hitachi Ltd Surface treatment of powder painted steel sheet

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JPS63270582A (ja) * 1987-04-27 1988-11-08 Sharp Corp 塗装材の製造方法
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