JPS6253166B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6253166B2
JPS6253166B2 JP24592483A JP24592483A JPS6253166B2 JP S6253166 B2 JPS6253166 B2 JP S6253166B2 JP 24592483 A JP24592483 A JP 24592483A JP 24592483 A JP24592483 A JP 24592483A JP S6253166 B2 JPS6253166 B2 JP S6253166B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
towel
roller
fixed
plate
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP24592483A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60144264A (ja
Inventor
Kiminobu Nishama
Haruo Nishimura
Katsuji Nakano
Tatsuo Ozaki
Teruo Yamada
Koichi Nakagawa
Akira Kitamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakagawa Sangyo Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Nakagawa Sangyo Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakagawa Sangyo Co Ltd, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Nakagawa Sangyo Co Ltd
Priority to JP24592483A priority Critical patent/JPS60144264A/ja
Publication of JPS60144264A publication Critical patent/JPS60144264A/ja
Publication of JPS6253166B2 publication Critical patent/JPS6253166B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K10/00Body-drying implements; Toilet paper; Holders therefor
    • A47K10/24Towel dispensers, e.g. for piled-up or folded textile towels; Toilet-paper dispensers; Dispensers for piled-up or folded textile towels provided or not with devices for taking-up soiled towels as far as not mechanically driven
    • A47K10/28Towel dispensers, e.g. for piled-up or folded textile towels; Toilet-paper dispensers; Dispensers for piled-up or folded textile towels provided or not with devices for taking-up soiled towels as far as not mechanically driven dispensing a clean part and taking-up a soiled part, e.g. using rolls; with dispensers for soap or other detergents; with disinfecting or heating devices

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタオル配与機に係り、さらに詳しくは
ロール状のタオルを収容するタオル受けを本体側
に回動自在に取付け、このタオル受け本体側に供
給ローラを取付けることによりタオルの装着およ
び送出しを容易に、かつ確実に行なうことができ
るように構成したタオル配与機に関するものであ
る。
ロール状のタオルを収容しこのタオルを利用者
が使用し得る位置に引出し、使用済のタオルを自
動的に巻取るタオル配与機が各種知られている。
従来のこの種のタオル配与機においてはタオル
は本体内に固定的に配置されたタオル受け内に収
容され、このタオルを引出し本体の左右の側板間
に横架された供給ローラに巻掛けた後、装置本体
の手前側下方に導きループを形成した後同じく本
体側に設けられた巻取ローラに巻取らせる構造と
なつている。
しかし、従来のこの種のタオル配与機にあつて
は供給ローラはタオル受けとは別個に設けられて
おり、かつタオル受けも固定的であつたためタオ
ルの装着は狭い空間内で行なうしかなく、極めて
困難であり、タオルの装着作業を嫌う利用者が多
かつた。
本発明は以上のような従来の欠点を除去するた
めに成されたもので、タオル受けを本体側に対し
回動自在に設け、かつこのタオル受け側に供給ロ
ーラを取付けることによりタオルの装着動作を容
易にすると共にタオルの送出しを確実に行なうこ
とができるように構成したタオル配与機を提供す
ることを目的としている。
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳
細を説明する。
本発明に成るタオル配与機1は装置本体2と、
この装置本体2の手前側下方に回動自在に取付け
られたタオル受け3と、装置本体2の上端に開閉
自在に取付けられた配与機の前面を覆うことがで
きるカバー4と、配与機の本体を取付ける取付板
5とから構成されている。
以下、各部の詳細について説明する。
装置本体2は左右対称な側板6,6を有するほ
ぼコ字状の枠体7を基準に組立てられている。
枠体7の上端部の後方には側板6,6を外側か
ら挟むようにして下方に向かつて開いたコ字状の
支持枠8が配置されている。
この支持枠8の手前側の端縁には複数個の蝶番
9が取付けられており、この蝶番9には細長い取
付板10を介してカバー4の上端が開閉自在に連
結される。
カバー4は後述するタオル受けをも含め装置本
体の上端から前面および左右を囲むことができる
形状を有し、背面と下方が開いた枠体として形成
されており、その前面の下端には切欠部4aが形
成されている。
枠体7の側板6,6の外側で、かつ後方に寄つ
た位置には細長いL字状の長孔11が形成されて
いる。
この長孔11の下端には手前側に向かつて屈曲
部11aが連続して形成されている。
この長孔11の上端部近傍には側板6,6間に
回転軸12の両端部が回転自在に嵌合されてい
る。
また、各長孔11を覆うようにして側板6,6
の外側には支持板13が配置される。
この支持板13の上端は前記支持枠8の両端に
形成された折曲部8aの外側に固定され、折曲部
8aに形成された透孔8bを貫通して導かれてき
た回転軸12の端部が嵌合される透孔13aが形
成されている。
支持板13の透孔13aを貫通して導かれてき
た回転軸12の外方端にはチエーンスプロケツト
14が固定される。
また、支持板13の下端には四辺形の枠体13
bが形成されているが、この枠体13b内におい
てもう1つのチエーンスプロケツト15が回転自
在に軸承されており、このチエーンスプロケツト
15と前記チエーンスプロケツト14との間には
ラダーチエーン16が張架されている。
ラダーチエーン16には金具17がそれぞれ固
定されており、これら金具17,17間には前記
ガイド孔11中に摺動自在に嵌合されたタクシー
ローラ18の両端側が連結される。
一方の支持板13即ち正面より見て右側の支持
板13の外側には取付金具19を介してモータ2
0が固定されている。モータ20の出力軸に固定
されたウオームギヤ21は第5図に示すようにウ
オームホイール22と噛合しており、これと同軸
のギヤ23が一方のチエーンスプロケツト14と
一体のギヤ24と噛合しており、モータ20の回
転が回転軸12に伝達される。
回転軸12が回転するとチエーンスプロケツト
14を介してラダーチエーン16が走行し、タク
シーローラ18を長孔11に沿つて上下させる。
また、一方の支持板13即ち正面より見て左側
の支持板13の上下端には断面がL字状の取付板
25,26が長孔25a,26aを介してねじ2
7によつてそれぞれ固定されており、各取付け板
25,26には前記金具17と接触し得る位置に
おいてマイクロスイツチ28,29が固定されて
いる。
これらマイクロスイツチ28,29は金具17
と接触し、タクシーローラ18の上限位置および
下限位置を検出する。
また、支持板13の手前側の側縁の途中には巻
取ローラ30の両端が回動自在に連結されてい
る。
巻取ローラ30の両端は側板6,6に形成され
た円弧状の長孔31中に回転自在に嵌合されてお
り、巻取ローラ30の後方には側板6,6間に軸
31aが横架されている。
また、支持板13の外側にはカバー32が固定
される。
カバー32はその上端の折曲部32aを支持板
13の上端縁に当て、下端部近傍に突設された突
片33を支持板13の下端の突片13cに固定さ
れる。
従つて、支持板13、支持枠8、およびカバー
32は一体となつてラダーチエーン16と共に回
転軸12を支点として長孔31の範囲内で回動す
ることができる。
一方、側板6,6の外側面で、かつ下端部近傍
には回転板34の途中がねじ35によつて回動自
在に軸承されている。この回転板34の奥側の端
部には張力検知ローラ36の端部がそれぞれ回転
自在に軸承されている。張力検知ローラ36の両
端はそれぞれ側板6,6に形成された長孔37中
に摺動自在、かつ回転自在に嵌合されている。
また、回動板34の手前側の端部には上下方向
に長い長孔34aが形成されており、この長孔3
4a中にはねじ38が嵌合されている。
回動板34の長孔34a側の端部の上端と側板
6,6の側面で、回動板34より上方に突設され
たピン39との間にはスプリング40が張架され
ており、回動板34に対し長孔34a側が常に上
方へ回動される力が与えられている。
なお、回動板34は側板6と支持板13との間
に位置している。
回動板34の上方には長孔34a側に寄つた位
置においてマイクロスイツチ41が固定されてい
る。
ところで、側板6,6の一方の側の上端にはカ
バーが閉じたことを検出するカバースイツチ42
が固定されている。
一方、側板6,6の途中には対向した位置にお
いて手前側が高くなる傾斜した長孔43がそれぞ
れ形成されている。
この長孔43の下端は前記巻取ローラ30の近
傍にまで達しており、上端は側板6,6の手前側
の端縁側に開放される屈曲部43aに連続してい
る。この長孔43中にはタオルの巻取芯44の両
端が回転自在、かつ摺動自在に嵌合される。
長孔43の途中に臨まされた状態で側板6の外
側にはタオルの巻取量を検出するマイクロスイツ
チ45が固定されている。
なお、符号46で示すものはタオル巻取用のモ
ータで、減速用のギヤボツクス46aを介して巻
取ローラ30の一端即ち正面より見て右方の端部
に連結されている。
また、側板6,6の一方の手前側の端縁に形成
された前記マイクロスイツチ42が固定された折
曲部6aの内側には支持板47が固定されいお
り、この支持板47には制御回路基板47が固定
されており、その外側にはカバー49が取付けら
れる。
一方、タオル受け3は次のように構成されてい
る。
すなわち、タオル受け3は断面が円弧状に形成
され、上方が開いた筐体50を元に組立てられて
いる。
筐体50の左右の両端には側板51がそれぞれ
固定されており、各側板51の手前側の端縁には
外側に向かつて折曲げられた折曲部51aが形成
されている。
この筐体50内にはロール状に巻かれたタオル
52が収容される。
左右の側板51,51の手前側の端部で、かつ
筐体50の上端部近傍には供給ローラ53が回転
自在に軸承されている。この供給ローラ53の一
端は一方の側板51の外側に固定されたモータ5
4と一体の減速機55に接続されている。
供給ローラ53の他端側にはボス56が嵌合さ
れており、Cリング57によつて抜止めが施され
ている。Cリング57の外側にはカラー58が嵌
合され、側板51の外側においてベアリング59
が供給ローラ53の軸を回転自在に軸承した状態
で固定されている。
そして、このベアリング59の外側において供
給ローラ53の軸端にはギヤ60が固定されてい
る。
ギヤ60が設けられた側の側板51の折曲部5
1aの上端部にはZ字状の開口部61,62が上
下に並んで配置されており、これら開口部61,
62を介して断面がL字状の支持板63がねじ6
4によつて固定される。
ねじ64はZ字状の開口部61,62内に嵌合
されるため、支持板63はねじ64がZ字状の開
口部61,62のどの位置にあるかによつて上下
方向および左右方向の取付位置を調整できる。
支持板63には軸65が回転自在に軸承されて
おり、この軸65には円板66、大ギヤ67、小
ギヤ68が固定されている。この大ギヤ67、小
ギヤ68は前記供給ローラ53の軸端のギヤ60
の下方に位置し、支持板63の取付位置の移動に
より夫々噛合を交代できるものである。
また、支持板63には円板66の下方において
マイクロスイツチ69が固定されており、このマ
イクロスイツチ69は円板66の周縁に形成され
た凹部66aの位置を検出する。
なお、供給ローラ53のモータ54側の端部に
はボス70がピン71により固定されており供給
ローラ53の支軸53aには板ばね72が嵌合さ
れている。板ばね72は渦巻状に延びる複数本の
腕73を有し、この腕73が供給ローラ53に固
定したボス70の内周面に接し、ワンウエイクラ
ツチを構成している(第14図参照)。
すなわち、図中時計方向の回転は供給ローラ5
3に伝達されないが、反時計方向の回転は伝達し
得る構成とされている。
すなわち、供給ローラ53は支軸53aと一体
の板ばね72を介してモータ54からの回転が伝
達される構造となつている。
モータ54の出力軸には第13図に示すように
ウオームギヤ74が固定されており、減速機55
内に配置されたウオームホイール75がこれと噛
合している。
ウオームホイール75と一体にピニオンギヤ7
6が固定されており、このピニオンギヤ76が中
間ギヤ77と噛合しており、これには支軸53a
に固定されたギヤ78が噛合している。
なお、前記支持板63の下方において側板6の
折曲部6aには電源側への接続端子79が固定さ
れている。
ところで、断面が円弧状の筐体50の手前側の
側壁には水平方向に所定間隔で長孔50aが形成
されており、この長孔50aには断面がほぼL字
状の支持金具80がその垂直部の上端に突設され
た突片80a化を介して固定されている。
この支持金具80の中央部にはマイクロスイツ
チ81が固定されており、このマイクロスイツチ
81を覆うようにして支持金具80の両端部を介
してスイツチレバー82が軸83により回転自在
にその上端を軸承されている。
支持金具80とスイツチレバー82との間には
スプリング84が配置されており、スイツチレバ
ー82が押されない限りマイクロスイツチ81と
スイツチレバー82とが接触しないように構成さ
れている。
また、筐体50の背面側には水平方向に所定間
隔で長孔50bが複数個形成されている。
これら長孔50b中には支持金具85が取付け
られる。
支持金具85は第10図に示すように断面がL
字状に形成されており、その垂直部に突設された
突片85aが長孔50b中に嵌合され固定され
る。
支持金具85の水平部の中央にはマイクロスイ
ツチ86が固定されている。
そして、このマイクロスイツチ86を覆うよう
にしてスイツチレバー87の両端で、かつ手前側
寄りの部分が支持金具85に対し軸88を介して
回動自在に軸承されている。
また、支持金具85の水平部の底面の下側との
間にはスプリング89が配置されており、スイツ
チレバー87の自由端側がマイクロスイツチ86
と接触しないように構成されている。
筐体50の奥側の上端縁には蝶番90が復数個
固定されており、これら蝶番90を介してタオル
受けのカバー91の前端が開閉自在に取付けられ
ている。カバー91の断面は筐体50の左右の側
板51,51の上端縁の形状と同一の形状をして
いる。
また、カバー91の後端部には手前側に向かつ
て開いた断面が円弧状の突片92が固定されてい
る。この突片92はタオルの糸くずや水滴などを
受け止める機能を果たす。
ところで、筐体50の左右の側板51の外側面
のほぼ中央部には軸93が突設されており、この
軸93は装置本体側の側板6,6に形成された長
孔94内に摺動自在に嵌合されている。長孔94
の内奥端は下側に向かう屈曲部94aとなつてい
る。
また、側板51,51の外側面の下端には前記
軸93と対向した状態で軸95が突設されてお
り、この軸95は本体側の側板6,6の下端部
で、前記屈曲部94aと対向して形成された上下
方向に長い長孔96中に嵌合されている。
ところで、前記軸93の外方端にはそれぞれレ
バー97の一端が回転自在に連結されており、レ
バー97の他端は前記支持板13の下端の枠体1
3bに回動自在に連結されている。
一方、取付板5は第1図に示すように上板98
と下板99とから構成されている。上板98は横
方向に長い四辺形の板として形成され、下板99
は上下方向に長い四辺形の板として形成されてお
り、両者は軸100を介して回動自在に連結され
ている。
上板98の上端部は折曲部98aとなつて折返
されており、この折曲部をも含めて上板98の上
端部の中央には段付ピン101が貫通して固定さ
れている。この段付ピン101は装置本体側の枠
体7の背面壁の上端部に形成された鍵穴状の開口
部7a中に嵌合される。
この上板98はねじ等によつて壁面に対し完全
に固定される。
一方、下板99の下端には外側でかつ上側に向
かつて円弧状の折曲部99aが形成されており、
この折曲部99aは装置本体の背面壁の下端を受
ける役目を果たす。
なお、本体側の枠体7の側板6,6の外側に配
置されるカバー32に形成された透孔32b中に
は支持板13側に固定された発光ダイオードなど
から成る警告ランプ102の一端が臨まされてお
り、後述するように未使用タオルの残量が少なく
なつた場合点灯され、タオルの交換を促す。
次に、以上のように構成されたタオル配与機の
動作について説明する。
使用開始時にあつては、まずカバー4を蝶番9
を中心として手前側から上方に向かつて開き、支
持枠8の上面にカバー4の上面が接した状態とす
る。
この状態でタオル受け3を第3図、第17図に
示すように手前側に引出す。この時、軸93およ
び95が長孔94の屈曲部94aから抜出すよう
にやや上方に引上げつつ回動させる。
すると、軸93は長孔94に沿つて移動し、軸
95は長孔96の上端部に位置することになる。
この状態でカバー91を開き筐体50内にロー
ル状のタオル52を嵌合させる。
そしてタオル52の先端を供給ローラ53の上
側に掛けてから下方に引出しタオル受け3の下側
に導く。
この時、第3図、第17図に示すようにあらか
じめ長孔11の下端部に下がつているタクシーロ
ーラ18は、タオル受け3が手前側に回動される
結果レバー97を介して支持板13が回転軸12
を介して手前側に引かれるため、長孔11の下端
の屈曲部11aの先端側に導かれている。
この状態で引出されたタオル52の先端を第3
図に示すようにタクシーローラ18と張力検知ロ
ーラ36との間を通し、巻取ローラ30の近傍に
位置する固定軸31aの後方上側へ導き、タオル
巻取芯44に複数回巻付けた後、巻取芯を本体の
側板6,6に形成された長孔43に沿つて下方に
押下げ、巻取ローラ30と接触させる。
このようにしてタオル52の先端を装着した
後、タオル受け3のカバー91を閉じタオル受け
3全体を回動させて押込む。
この動作により軸93は長孔94に沿つて奥側
に移動し、やがて屈曲部94aに落込み、軸95
も長孔96の下端に移動し、タオル受け3の位置
決めが終わる。
同時に、レバー97を介して支持板13の下端
が押され、支持板13は第18図に示すように垂
直状態となる。
なお、タオル受け3が手前側に引出されている
状態では支持板13はその下端が手前側に引かれ
ているため、これと一体の支持枠8も回転軸12
を中心として第3図中反時計方向に回動され、支
持枠8上にその一部を重ねられた状態にあるカバ
ー4も壁面側に向かつて傾斜された状態になり、
カバー4の重心が後方に移動し、タオルの装着動
作時においてカバー4が手前側に倒れるような不
都合は生じない。
支持板13が垂直になるとタクシーローラ18
は長孔11の垂直部の下端に位置する。
この状態で本体側のカバー4を手前側に向かつ
て回動させて閉じると、カバー4の上面の内側が
第7図に示すように側板6の折曲部6aの上端に
固定されたマイクロスイツチ42に接し、装置は
電気回路をも含めて待機状態となる。
この時には引出されたタオル52は配与機1の
下方でループを形成した状態となつている。
このようにしてタオル52の装填が終了し装置
全体が待機状態になつた後、垂れ下がつているタ
オル52越しにレバー82を押す。
すると、マイクロスイツチ81がオンとなり、
モータ54が作動し供給ローラ53が回転を始
め、この結果円板66も回転を始める。そして、
円板66に形成された凹部66aが1回転し再度
マイクロスイツチ69のアクチユエータが凹部6
6a中に嵌入するまで供給ローラ53が回転しタ
オル52を一定長さl1、例えば21cmだけ送出す。
この送出し長さl1は供給ローラ53と一体のギ
ヤ60が大小のギヤ67,68のいずれと噛合し
ているかどうかで決まる。
すなわち、Z字状の開口部61,62の下部
で、かつ右方にねじ64があれば支持板63は第
15図に示すように下降しており、かつ側板51
側に接近しているためギヤ60と大ギヤ67とが
噛合され、供給ローラ53の回転がギヤ60と大
ギヤ67との比で円板66に減速されて伝わる。
一方、ねじ64がZ字状の開口部61,62の
上端部の左方にあれば第16図に示すように支持
板63は上方で、かつ側板51から離れるためギ
ヤ60は小ギヤ68と噛合され、前述と同様ギヤ
60と小ギヤ68との比で円板66が回転する。
大ギヤ67と小ギヤ68は歯数が異なるため円板
66が一回転する間の供給ローラ53の回転数が
変わることになる。すなわちタオル52の送出し
長さが2通り設定できることになる。
そして、マイクロスイツチ69のアクチユエー
タが円板66の凹部66a中に嵌入するとモータ
54は停止し、タオルの送出しは終わる。
この状態で図示していないタイマーが作動され
一定時間経過するとモータ20が作動され、チエ
ーンスプロケツト14が金具17を上方に移動さ
せる方向に回転しラダーチエーン16を走行させ
る。
この結果タクシーローラ18は長孔11の垂直
部を上昇する、その際張力検知ローラ36より下
方に位置するタオル52をタクシーローラ18が
引掛けた状態にして上昇し、ループを形成してい
たタオル52を所定距離l2だけ上方に移動させ
る。
この状態ではまだループは完全に巻取られては
いない。
すなわち、第20図に示す状態から第21図に
示す状態へと変化するだけで配与機の下方には小
さなループが存在する。
タクシーローラ18が上端にまで達すると上側
に位置するマイクロスイツチ28と金具17が接
触しモータ20は停止する。
同時に巻取用のモータ46が作動され、巻取ロ
ーラ30の回転が始まる。
この結果巻取ローラ30と摩擦接触している巻
取芯44が回転されタオル52が巻取られ始め
る。
そして、タオル52の巻取りが進むとタオる5
2の内面は第22図に示すようにレバー87の先
端に接しこれを押上げるためマイクロスイツチ8
6がオンとなり、モータ46の回転が停止し、タ
オルの巻取りは終わる。
この状態では第22図に示すようにタオル52
はループを形成しておらずタオル52と外気との
接触は少なく極めて衛生的である。
また、ループが見えないため外観上体裁も良
い。
このようにしてループが巻取られた後からが通
常の使用状態となる。
すなわち、利用者はタオル52越しにレバー8
2を押せば良く、レバー82が押されると前述し
たと同様にマイクロスイツチ81がオンとなり、
供給ローラ53が回転しタオル52が所定長さだ
け送出されて止まる。
同時に、今まで上方に位置していたタクシーロ
ーラ18が下降を始め配与機内に送込まれていた
使用済タオルがl2、すなわちタクシーローラ18
の上下端間の距離だけ自重により垂れ下がり、タ
オル52が第20図に示すように大きなループを
形成し、送出された新しいタオルの長さl1の部分
を利用して手を拭き易くする。
タクシーローラ18が下限位置に達すると金具
17が下側のマイクロスイツチ29と接触しタク
シーローラは停止する。
この状態で手を拭くのに十分な長さだけ時間が
経過すると前述したようにタイマーがカウントア
ツプしタクシーローラ18が上昇し、上側のマイ
クロスイツチ28がオンとなると巻取用のモータ
46が作動され使用済のタオルを巻取り、レバー
87が押されるとモータ46は停止しタオル52
はループを完全に巻取られた状態となる。
以下、同様の動作を繰返して使用が続けられ
る。
ところで、上述した使用状態において送出され
たタオル52は一定時間経過すると巻取られてし
まうが、利用者が何らかの理由で使用しないうち
に巻取られ始めると利用者は慌てて使用済タオル
の部分を手で握り巻取られないようにしようとす
る動作が発生する。
すると、タクシーローラ18に対し下方への力
が加わりタクシーローラ18を停止させてしま
う。
この状態ではタオル52の上端部近傍は張力検
知ローラ36の下側に接しているためタオルが下
方に引かれると張力検知ローラ36を長孔37に
沿つて上方に引上げる。この結果張力検知ローラ
36と一体の回動板34が第23図に示すように
ねじ35を中心として図中時計方向へ回動し回動
板34の他端がマイクロスイツチ41から離れ
る。
この結果モータ20が停止しモータ20に対す
る過負荷が加わることがない。
また、タクシーローラ18が上限に移動し終わ
つた時はタクシーローラ18用のモータ20は停
止しており、巻取ローラ30のみが回転している
が、この場合でもマイクロスイツチ41がオフと
なるためモータ46は停止されたモータ46に対
する過負荷も生じず安全である。
なお、ロール状に巻かれたタオル52がなくな
り、タオル52の後端がループを形成することな
く配与機1の後方に吊り下がつた状態では、前述
したようにタクシーローラ18は上方に移動した
後巻取ローラ30が回転されタオル52が巻取ら
れるが、この時にはレバー87に対し力が加わら
ないため巻取ローラ30は所定時間回転し続けた
後タイマーによつて自動的に停止しタオル52の
終端は完全に巻取られる。
一方、使用中において未使用タオルがわずかに
なつた場合にはすでに巻取芯44に巻取られてい
るタオル52の直径は第24図に示すように大直
径となつており、かつ巻取ローラ30と接してい
るため巻取芯44は傾斜した長孔43中を上方に
移動しマイクロスイツチ45をオンとさせる。
この結果発光ダイオードに電流が流れ警告ラン
プ102を点灯し未使用タオルの少なくなつたこ
とを警告する。
警告手段は発光ダイオードなどのランプばかり
でなくブザーなどの音を利用しても良い。
ところで、タオル52の利用は必らずしもルー
プが巻取られた後に順序良く行なわれるとは限ら
ず、タオル52がループを形成し停止している途
中において次の利用者が再度レバー82を押圧す
る状態が生じる。
すると、供給ローラ53は直ちに回転を始め未
使用タオルを所定長さ繰出す。
同時に、巻取ローラ30も供給ローラ53とそ
の回転時数を同じくして回転し、使用済タオルを
繰出された未使用タオルの長さと同じ長さだけ巻
取り、連続的にタオルを使用することができる。
この時には、タクシーローラ18は作動せずタ
オル52は使用し易いように長いループを保つた
ままである。
このように連続使用ができるように供給ローラ
53と巻取ローラ30の直径、回転数は同一にし
てある。
一方、レバー82を押さずに手動式のタオル配
与機と同様に手前側に位置する未使用タオルの部
分を手によつて引出そうとした場合供給ローラ5
3には第14図に示したように板ばね72からな
る1方向クラツチを介してモータ54と連結さ
れ、モータ54が停止していてもタオルの引出方
向には供給ローラ53は容易に回転しタオルを送
出すことができるため、モータ54および減速機
55の破損が防止できると共に壁面に固定してあ
る本件配与機自体を下方へ引き落そうとする力も
タオルを送り出すことで緩和され脱落することを
防止でき利用者がケガをする危険性がなくなるも
のである。
以上の説明から明らかなように本発明によれ
ば、タオル受けを本体側に回動自在に設け、この
タオル受けの手前側の上端部に供給ローラを設け
た構造を採用しているため、タオルの装着は容易
であり、広い空間を利用して装着作業を行なうこ
とができ、しかもタオルを確実に送出すことがで
きるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するもので、第1
図は全体斜視図、第2図は第1図のA−A線断面
図、第3図はカバー及びタオル受を回動させて開
いた状態の縦断側面図、第4図は第1図のB−B
線断面図、第5図はタクシーローラ駆動モータに
よる駆動機構の説明図、第6図は巻取ローラ部分
の縦断正面図、第7図はカバーを取外した状態の
斜視図、第8図は本体の分解斜視図、第9図はタ
クシーローラの取付構造を説明する斜視図、第1
0図はタオル受の分解斜視図、第11図は供給ロ
ーラの駆動機構を示す縦断正面図、第12図は未
使用タオルの送出し長さ調節機構の取付構造を示
す正面図、第13図はタオル供給モータの説明
図、第14図は供給ローラの一方向クラツチを示
す分解斜視図、第15図及び第16図は未使用タ
オルの送出し長さ調節機構の動作説明図、第17
図はカバーを開きタオル受を手前側に引出した状
態の縦断側面図、第18図はタオル受を納めた状
態の縦断側面図、第19図はカバーを閉じた状態
の縦断側面図、第20図は未使用タオルが送出さ
れた状態の縦断側面図、第21図はタクシーロー
ラが上昇した状態の縦断側面図、第22図はタオ
ルを巻込んだ状態の縦断側面図、第23図は未使
用タオルを繰込み動作中、タクシーローラの上昇
に抗して引つぱつた状態を示す縦断側面図、第2
4図は未使用タオルが少なくなつた状態を示す一
部破断側面図、第25図はタオルのセツト状態を
示す縦断側面図である。 1……タオル配与機、2……装置本体、3……
タオル受、4……カバー、5……取付板、6……
側板、7……枠体、8……支持枠、11……ガイ
ド孔、13……支持板、14,15……チエーン
スプロケツト、16……ラダーチエーン、17…
…金具、18……タクシーローラ、20,46,
54……モータ、28,29……マイクロスイツ
チ、30……巻取ローラ、34……回動板、36
……張力検知ローラ、42……カバースイツチ、
43……長孔、44……巻取芯、48……制御回
路基板、50……筐体、52……タオル、53…
…供給ローラ、61,62……開口部、66……
円板、67……大ギヤ、68……小ギヤ、72…
…板ばね、82,87……レバー、93……軸、
98……上板、99……下板、102……警告ラ
ンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 装置本体を構成する枠体7の左右の側板6,
    6の下方の手前側にロール状のタオル52を収容
    するタオル受け3を回動自在に設け、このタオル
    受け3の左右の側板51,51の手前側の上端部
    にタオル受け3側に固定されたモータ54によつ
    て回転される供給ローラ53を横架したことを特
    徴とするタオル配与機。
JP24592483A 1983-12-29 1983-12-29 タオル配与機 Granted JPS60144264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24592483A JPS60144264A (ja) 1983-12-29 1983-12-29 タオル配与機

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JP24592483A JPS60144264A (ja) 1983-12-29 1983-12-29 タオル配与機

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Publication Number Publication Date
JPS60144264A JPS60144264A (ja) 1985-07-30
JPS6253166B2 true JPS6253166B2 (ja) 1987-11-09

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ID=17140868

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JP24592483A Granted JPS60144264A (ja) 1983-12-29 1983-12-29 タオル配与機

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