JPS625285Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS625285Y2 JPS625285Y2 JP11098882U JP11098882U JPS625285Y2 JP S625285 Y2 JPS625285 Y2 JP S625285Y2 JP 11098882 U JP11098882 U JP 11098882U JP 11098882 U JP11098882 U JP 11098882U JP S625285 Y2 JPS625285 Y2 JP S625285Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- blade
- hair
- cutters
- spacer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 13
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Knives (AREA)
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、電動工具用の溝幅調整型溝突カツ
ターに関するものであつて、従来の円鋸による装
置を、木工機械用カツターと同じく左右一対の組
合せカツターで形成してなるものである。
ターに関するものであつて、従来の円鋸による装
置を、木工機械用カツターと同じく左右一対の組
合せカツターで形成してなるものである。
ところで、本来の木工機械用カツターの一つと
して広く使用されている溝幅調整型溝突カツター
は、第5図に示すように中心孔を挟んで底刃イ,
イおよび毛引刃ロ,ロを各有する左カツターハ
(第5図A)と、同じく底刃イ′,イ′および毛引
刃ロ′ロ′を有し上記左カツターを同形状で側方に
突出する各刃体の突出方向のみ左右逆になる右カ
ツターハ′からなる左右一対のカツターの間に所
要厚さの円板体である間座ニ・・・を介挿し、第
5図Bのように重合固定して使用するものであ
り、組み合わされた左カツターハ、右カツター
ハ′は第5図Bのように側面及び前後方向よりみ
れば動バランス(動的釣合)上支障ないが、これ
をそのまゝ小型化して電動工具用とした場合は、
刃数が多すぎるため電動工具特有の高速回転およ
び取付条件の点から切削抵抗が大きすぎて不向き
であると共にコストが高すぎて不適である。
して広く使用されている溝幅調整型溝突カツター
は、第5図に示すように中心孔を挟んで底刃イ,
イおよび毛引刃ロ,ロを各有する左カツターハ
(第5図A)と、同じく底刃イ′,イ′および毛引
刃ロ′ロ′を有し上記左カツターを同形状で側方に
突出する各刃体の突出方向のみ左右逆になる右カ
ツターハ′からなる左右一対のカツターの間に所
要厚さの円板体である間座ニ・・・を介挿し、第
5図Bのように重合固定して使用するものであ
り、組み合わされた左カツターハ、右カツター
ハ′は第5図Bのように側面及び前後方向よりみ
れば動バランス(動的釣合)上支障ないが、これ
をそのまゝ小型化して電動工具用とした場合は、
刃数が多すぎるため電動工具特有の高速回転およ
び取付条件の点から切削抵抗が大きすぎて不向き
であると共にコストが高すぎて不適である。
また、現在市販されている電動工具用カツター
においては、一般木工機械用カツターと構造を異
にし、カツターを形成する円鋸を前方よりみて一
方に若干傾斜させて回転軸に取りつけ、回転によ
る円鋸の軸方向の横振れを利用して溝幅を広く切
削する構造となつている。しかし、この方法は溝
幅を広くするほど振れ幅が大きくなるため、前後
方向からみた動バランスが保たれず、振動によつ
てモーターに無理がかかるとともに、切削寸法な
らびに切削仕上りに対して充分の信頼が得られぬ
不利があり、したがつて、この装置は荒削り加工
に用いられているにすぎない。
においては、一般木工機械用カツターと構造を異
にし、カツターを形成する円鋸を前方よりみて一
方に若干傾斜させて回転軸に取りつけ、回転によ
る円鋸の軸方向の横振れを利用して溝幅を広く切
削する構造となつている。しかし、この方法は溝
幅を広くするほど振れ幅が大きくなるため、前後
方向からみた動バランスが保たれず、振動によつ
てモーターに無理がかかるとともに、切削寸法な
らびに切削仕上りに対して充分の信頼が得られぬ
不利があり、したがつて、この装置は荒削り加工
に用いられているにすぎない。
これに対し、この考案は間座を介挿して重合す
る左右一対のカツターを、その具有する刃数を必
要最少限とし、しかも動バランスが常に保持され
るようにした電動工具用カツターであつて、この
考案の実施例を第1図乃至第4図について説明す
ると、第1図Aは左カツターを示す。この左カツ
ター1は、周面に互に隣接して底刃2、毛引刃3
が突成され、中心孔を挟んで毛引刃3と対応位置
にバランスウエイト4を有している。このバラン
スウエイト4は毛引刃3と釣合う大きさに、形成
されている。
る左右一対のカツターを、その具有する刃数を必
要最少限とし、しかも動バランスが常に保持され
るようにした電動工具用カツターであつて、この
考案の実施例を第1図乃至第4図について説明す
ると、第1図Aは左カツターを示す。この左カツ
ター1は、周面に互に隣接して底刃2、毛引刃3
が突成され、中心孔を挟んで毛引刃3と対応位置
にバランスウエイト4を有している。このバラン
スウエイト4は毛引刃3と釣合う大きさに、形成
されている。
第2図は右カツター1′であつて、左カツター
1と同形状でたヾ刃体の側方に突出する方向のみ
左右が逆になる形状に作られ、底刃2′、毛引刃
3′、バランスウエイト4′を有している。
1と同形状でたヾ刃体の側方に突出する方向のみ
左右が逆になる形状に作られ、底刃2′、毛引刃
3′、バランスウエイト4′を有している。
第3図は、左カツター1と右カツター1′を重
合し、皿ネジ5を挿通して固定した状態を示し、
左右カツターのバランスウエイト4,4′はそれ
ぞれ各毛引刃3′,3と重合している。
合し、皿ネジ5を挿通して固定した状態を示し、
左右カツターのバランスウエイト4,4′はそれ
ぞれ各毛引刃3′,3と重合している。
この考案は上記構造であつて、左右カツター
1,1′のバランスウエイト4,4′は、左右カツ
ター1,1′の胴部厚さと同じ厚さであるととも
に全体的に各毛引刃3′,3に重合して位置し、
かつ重合する毛引刃と等重量に形成されているか
ら、重合された左右カツター1,1′は、その間
に挟在すべき間座6(第4図参照)を介挿した場
合、その介挿厚さに関係なく前後方向からみて動
バランスは常に均等に保持され、もちろん側方よ
りみた動バランスも均等である。なお、間座
6・・・はその外径を左右カツター1,1′の胴
径と等しくしておくことにより各カツター間に切
削屑がつまることを防ぐことができる。また第4
図に示すように間座6・・・のほかに、皿孔を有
する厚肉の間座7を用意して、両カツター間に介
挿した残りの間座6と共にカツターの一側に添当
するようにしておくと、皿ネジ5,5をその都度
変える必要がない。
1,1′のバランスウエイト4,4′は、左右カツ
ター1,1′の胴部厚さと同じ厚さであるととも
に全体的に各毛引刃3′,3に重合して位置し、
かつ重合する毛引刃と等重量に形成されているか
ら、重合された左右カツター1,1′は、その間
に挟在すべき間座6(第4図参照)を介挿した場
合、その介挿厚さに関係なく前後方向からみて動
バランスは常に均等に保持され、もちろん側方よ
りみた動バランスも均等である。なお、間座
6・・・はその外径を左右カツター1,1′の胴
径と等しくしておくことにより各カツター間に切
削屑がつまることを防ぐことができる。また第4
図に示すように間座6・・・のほかに、皿孔を有
する厚肉の間座7を用意して、両カツター間に介
挿した残りの間座6と共にカツターの一側に添当
するようにしておくと、皿ネジ5,5をその都度
変える必要がない。
この考案は以上説明したように、周面に各1個
の底刃2,2′、毛引刃3,3′、バランスウエイ
ト4,4′を有する円板状の左カツター1および
右カツター1′の一組を互に重合固定することに
より、それぞれ対称位置に底刃、毛引刃、バラン
スウエイトを有する一つのカツターが形成される
ものであつて、最少限の刃数で、かつ側面、前後
面のいずれの方向に対しても動バランスが保持さ
れた形状であるから、高速回転に対して切削抵抗
ならびに振動が少なく電動工具に用いて好適であ
り、しかも構造簡単で安価に製造できる等多くの
利点がある。
の底刃2,2′、毛引刃3,3′、バランスウエイ
ト4,4′を有する円板状の左カツター1および
右カツター1′の一組を互に重合固定することに
より、それぞれ対称位置に底刃、毛引刃、バラン
スウエイトを有する一つのカツターが形成される
ものであつて、最少限の刃数で、かつ側面、前後
面のいずれの方向に対しても動バランスが保持さ
れた形状であるから、高速回転に対して切削抵抗
ならびに振動が少なく電動工具に用いて好適であ
り、しかも構造簡単で安価に製造できる等多くの
利点がある。
第1図乃至第4図はこの考案のカツターを示
し、第1図Bは左カツターの側面図、同A,Cは
第1図Bを左側よりみた背面図、右側よりみた正
面図、第2図Aは右カツターの側面図、同Bは第
2図Aを右側よりみた正面図、第3図Aは左右カ
ツターを組み合わせた側面図、同Bは第3図Aを
右側よりみた正面図、第4図は第3図AのX−X
線を基線としてみた各カツター、間座の正面図、
第5図A乃至Dは従来使用されている木工用溝突
カツターを示し、同Aはその左カツターの側面
図、同Bはその左右カツターの組み合わされた状
態の側面図、同Cは同Bの間座未挿入状態のY−
Y線断面図、同Dは同Bの間座挿入状態のY−Y
線断面図である。 図中の符号、1は左カツター、1′は右カツタ
ー、2,2′は底刃、3,3′は毛引刃、4,4′
はバランスウエイト、5は皿ネジ、6は間座、7
は厚肉の間座を示す。
し、第1図Bは左カツターの側面図、同A,Cは
第1図Bを左側よりみた背面図、右側よりみた正
面図、第2図Aは右カツターの側面図、同Bは第
2図Aを右側よりみた正面図、第3図Aは左右カ
ツターを組み合わせた側面図、同Bは第3図Aを
右側よりみた正面図、第4図は第3図AのX−X
線を基線としてみた各カツター、間座の正面図、
第5図A乃至Dは従来使用されている木工用溝突
カツターを示し、同Aはその左カツターの側面
図、同Bはその左右カツターの組み合わされた状
態の側面図、同Cは同Bの間座未挿入状態のY−
Y線断面図、同Dは同Bの間座挿入状態のY−Y
線断面図である。 図中の符号、1は左カツター、1′は右カツタ
ー、2,2′は底刃、3,3′は毛引刃、4,4′
はバランスウエイト、5は皿ネジ、6は間座、7
は厚肉の間座を示す。
Claims (1)
- 胴部周面に互に隣接して一側に突出する各1個
の底刃2、毛引刃3ならびに中心を挟んで上記毛
引刃3と対応位置に毛引刃3と釣合うバランスウ
エイト4を有する円板状の左カツター1および同
じく各1個の底刃2′、毛引刃3′、バランスウエ
イト4′を有し、側面がこの左カツターと同じ輪
郭で、側方に突出する各刃体の突出方向のみ左右
逆になる形状の右カツター1′と、これら左右カ
ツター1,1′の間に介挿すべき円板状の間座6
…よりなる電動工具用溝幅調整型溝突カツター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11098882U JPS59184601U (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 電動工具用溝幅調整型溝突カツタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11098882U JPS59184601U (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 電動工具用溝幅調整型溝突カツタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59184601U JPS59184601U (ja) | 1984-12-08 |
JPS625285Y2 true JPS625285Y2 (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=30257902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11098882U Granted JPS59184601U (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 電動工具用溝幅調整型溝突カツタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59184601U (ja) |
-
1982
- 1982-07-23 JP JP11098882U patent/JPS59184601U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59184601U (ja) | 1984-12-08 |
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