JPH0236654Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0236654Y2 JPH0236654Y2 JP15937682U JP15937682U JPH0236654Y2 JP H0236654 Y2 JPH0236654 Y2 JP H0236654Y2 JP 15937682 U JP15937682 U JP 15937682U JP 15937682 U JP15937682 U JP 15937682U JP H0236654 Y2 JPH0236654 Y2 JP H0236654Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- blade
- width
- blades
- rotary cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Knives (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は切断用回転カツターに関し、その目
的は、回転カツターの切断能力を高めることであ
る。
的は、回転カツターの切断能力を高めることであ
る。
従来のこの種の回転カツターにおいて切削刃
は、すべて同一形状のものを配列するものが多
く、出願人の研究によれば、この種の回転カツタ
ーの切断速度の向上を阻害していることが判明し
た。この切断用回転カツターにおける切断抵抗は
切断深さの増大に比例して大きくなる傾向があつ
て、これは同一刃形の切削刃が連続切削を行なう
と各刃による切削が常に切込み幅の全幅にわたつ
て行われることに起因するものと推定され、本考
案は上記した実用新案登録請求の範囲の構成を要
旨とする回転カツターを新規な技術的思想の下に
案出したものである。
は、すべて同一形状のものを配列するものが多
く、出願人の研究によれば、この種の回転カツタ
ーの切断速度の向上を阻害していることが判明し
た。この切断用回転カツターにおける切断抵抗は
切断深さの増大に比例して大きくなる傾向があつ
て、これは同一刃形の切削刃が連続切削を行なう
と各刃による切削が常に切込み幅の全幅にわたつ
て行われることに起因するものと推定され、本考
案は上記した実用新案登録請求の範囲の構成を要
旨とする回転カツターを新規な技術的思想の下に
案出したものである。
以下、本考案の技術的思想を具体化した一つの
実施例を図面によつて説明する。
実施例を図面によつて説明する。
図面において、円形状の回転刃盤１は風車状に
等間隔をおいた刃受片２〜２を複数個（本例は６
個である）延出していて、そのうちの一対の点対
称位置（図面では左右の位置にしてある）の刃受
片２，２に中間切削刃３，３が固着されている。
そして、第４図に示すようにこの中間切削刃３は
その中央に切刃４を有し、第２図及び第３図に示
すようにその刃幅Ｗ１は切り込み幅Ｗ０のほぼ中
央部分のみを切削しうる刃幅（図は切り込み幅Ｗ
０のほぼ３分の１にしてある）を有している。
等間隔をおいた刃受片２〜２を複数個（本例は６
個である）延出していて、そのうちの一対の点対
称位置（図面では左右の位置にしてある）の刃受
片２，２に中間切削刃３，３が固着されている。
そして、第４図に示すようにこの中間切削刃３は
その中央に切刃４を有し、第２図及び第３図に示
すようにその刃幅Ｗ１は切り込み幅Ｗ０のほぼ中
央部分のみを切削しうる刃幅（図は切り込み幅Ｗ
０のほぼ３分の１にしてある）を有している。
各外側切削刃５〜５は前記中間切削刃３を除く
図示４個であつて、それぞれ切り込みＷ０の両側
のみを切削しうるように一対の切刃６，６が形成
されていて、その中央には除肉部（非切削部分と
なる）７が凹設され、その除肉幅Ｗ２は前記中間
切削刃３の刃先４の刃幅Ｗ１より若干小さくして
ある。
図示４個であつて、それぞれ切り込みＷ０の両側
のみを切削しうるように一対の切刃６，６が形成
されていて、その中央には除肉部（非切削部分と
なる）７が凹設され、その除肉幅Ｗ２は前記中間
切削刃３の刃先４の刃幅Ｗ１より若干小さくして
ある。
回転カツターの中心孔８は回転カツター軸９に
締着されている。
締着されている。
つづいて、上記構成の回転カツターの作用と効
果を具体的に説明する。
果を具体的に説明する。
さて、本例の回転カツターは実用新案登録請求
の範囲に記載された要旨に基づいて構成されてい
るため、この回転カツターの切削刃の配列は図示
のように外側切削刃５，５、中間切削刃３、外側
切削刃５，５、中間切削刃３と配列されている
（第３図参照）。
の範囲に記載された要旨に基づいて構成されてい
るため、この回転カツターの切削刃の配列は図示
のように外側切削刃５，５、中間切削刃３、外側
切削刃５，５、中間切削刃３と配列されている
（第３図参照）。
次にこの回転カツターでワーク（鉄材又は木材
等がある）１０を切断すると、第２図に示すよう
に外側切削刃５で切り込み幅Ｗ０のうち、両側の
みが切断され、その中間に残置される切断残部１
１が次の中間切削刃３で切削される。
等がある）１０を切断すると、第２図に示すよう
に外側切削刃５で切り込み幅Ｗ０のうち、両側の
みが切断され、その中間に残置される切断残部１
１が次の中間切削刃３で切削される。
このように、切り込み幅Ｗ０の全幅を一枚の刃
先で切削するものと異なり、本例では全幅の両側
を切断したり、中間を切断したりするため、一枚
の刃先当りの切削抵抗が従来のものと異なり、減
少されることになり、結局、切断速度を高める特
徴が認められる。
先で切削するものと異なり、本例では全幅の両側
を切断したり、中間を切断したりするため、一枚
の刃先当りの切削抵抗が従来のものと異なり、減
少されることになり、結局、切断速度を高める特
徴が認められる。
ところで、本考案は上記の作用効果を示す中間
切削刃３及び外側切削刃５の取付けを確保するた
めに、次の手段が施してある。すなわち、第４図
に示す第１実施例においては、前記各刃受片２の
先端の取付面１２にカツターの半径方向に沿つて
位置決め溝部１３を設け、この位置決め溝部１３
に対し、この位置決め溝部１３に嵌着可能な位置
決め突条１４を前記中間切削刃３及び外側切削刃
５の後面１５，１６にそれぞれ設けてあるため、
前記中間切削刃３及び外側切削刃５の固着位置が
確保される。
切削刃３及び外側切削刃５の取付けを確保するた
めに、次の手段が施してある。すなわち、第４図
に示す第１実施例においては、前記各刃受片２の
先端の取付面１２にカツターの半径方向に沿つて
位置決め溝部１３を設け、この位置決め溝部１３
に対し、この位置決め溝部１３に嵌着可能な位置
決め突条１４を前記中間切削刃３及び外側切削刃
５の後面１５，１６にそれぞれ設けてあるため、
前記中間切削刃３及び外側切削刃５の固着位置が
確保される。
次に第５図に示す第２実施例においては各刃受
片２の取付面１７に、カツターの軸心方向にほぼ
平行するように位置決め溝部１８を設け、この位
置決め溝部１８に嵌着可能な位置決め突条１９を
前記中間切削刃３及び外側切削刃５の後面２０，
２１にそれぞれ設けてあるため、これもまた前記
第１実施例の位置決め手段と同様の作用効果が得
られる。
片２の取付面１７に、カツターの軸心方向にほぼ
平行するように位置決め溝部１８を設け、この位
置決め溝部１８に嵌着可能な位置決め突条１９を
前記中間切削刃３及び外側切削刃５の後面２０，
２１にそれぞれ設けてあるため、これもまた前記
第１実施例の位置決め手段と同様の作用効果が得
られる。
さて、本考案は実用新案登録請求の範囲に記載
された構成を要旨とし、この構成により、上記の
作用効果を示し、もつて巧みに達成するので、本
考案はまことに好ましい考案である。
された構成を要旨とし、この構成により、上記の
作用効果を示し、もつて巧みに達成するので、本
考案はまことに好ましい考案である。
図面は本考案の一つの実施例を示すもので、第
１図は回転カツターの正面図、第２図は側断面
図、第３図は各切削刃の配列状態を略示する展開
図である。第４図は第１実施例の位置決め手段を
分解して示す説明図、第５図は第２実施例の位置
決め手段を分解して示す説明図である。 １……回転刃盤、３……中間切削刃、４，６…
…刃先、５……外側切削刃、１２，１７……取付
面、１３，１８，２２……位置決め溝部、１４，
１９……位置決め突条、１５，１６，２０，２１
……後面。
１図は回転カツターの正面図、第２図は側断面
図、第３図は各切削刃の配列状態を略示する展開
図である。第４図は第１実施例の位置決め手段を
分解して示す説明図、第５図は第２実施例の位置
決め手段を分解して示す説明図である。 １……回転刃盤、３……中間切削刃、４，６…
…刃先、５……外側切削刃、１２，１７……取付
面、１３，１８，２２……位置決め溝部、１４，
１９……位置決め突条、１５，１６，２０，２１
……後面。
Claims (1)
- 回転刃盤１の外周に中間切削刃３及び外側切削
刃５を複数個設け、少なくとも２個の中間切削刃
３を点対称位置に配置してなる回転カツターにお
いて、前記中間切削刃３の刃先４の刃幅Ｗ１はワ
ーク１０の切り込み幅Ｗ０のほぼ中央部分のみを
切削しうるように断面凸型に形成し、一方、前記
中間切削刃３を除く、残部の外側切削刃５にはそ
れぞれ切り込み幅Ｗ０の両側のみを切削しうる一
対の刃先６を断面凹型に形成するとともに、両刃
先６の中間部分に凹設された除肉部７の除肉幅Ｗ
２を前記中間切削刃３の刃先４の刃幅Ｗ１より小
さく設定したことを特徴とする切断用回転カツタ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15937682U JPS5962921U (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | 切断用回転カツタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15937682U JPS5962921U (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | 切断用回転カツタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5962921U JPS5962921U (ja) | 1984-04-25 |
| JPH0236654Y2 true JPH0236654Y2 (ja) | 1990-10-04 |
Family
ID=30350853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15937682U Granted JPS5962921U (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | 切断用回転カツタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5962921U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996027470A1 (fr) * | 1995-03-08 | 1996-09-12 | Amada Company, Limited | Lame de scie |
-
1982
- 1982-10-21 JP JP15937682U patent/JPS5962921U/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996027470A1 (fr) * | 1995-03-08 | 1996-09-12 | Amada Company, Limited | Lame de scie |
| CN1064877C (zh) * | 1995-03-08 | 2001-04-25 | 阿曼德有限公司 | 锯齿 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5962921U (ja) | 1984-04-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0236654Y2 (ja) | ||
| JPS61192802U (ja) | ||
| JPS5973220A (ja) | 切断用回転カツタ− | |
| JPH01163921U (ja) | ||
| JPS6295811U (ja) | ||
| JPS6053505U (ja) | 切断用回転カツタ− | |
| JPS61192801U (ja) | ||
| JPS6313613U (ja) | ||
| JPS5946613U (ja) | 総形カツタ− | |
| JPH0452418U (ja) | ||
| JPS6239842U (ja) | ||
| JPH01149299U (ja) | ||
| JPS628031U (ja) | ||
| JPS61192803U (ja) | ||
| JPS6051955U (ja) | 農用カツタ− | |
| JPS62156416U (ja) | ||
| CA2077866A1 (en) | Atherectomy cutter with a positive attack angle | |
| JPS6187022U (ja) | ||
| JPS63134701U (ja) | ||
| JPS5979242U (ja) | 文書細断機 | |
| JPH029503U (ja) | ||
| JPS6050955U (ja) | 回転式電気かみそり | |
| JPS6227489U (ja) | ||
| JPH0396119U (ja) | ||
| JPS62144605U (ja) |