JPS6252462A - 疎水性バリヤ−含有試薬試験具及びその製法 - Google Patents

疎水性バリヤ−含有試薬試験具及びその製法

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JPS6252462A
JPS6252462A JP61172927A JP17292786A JPS6252462A JP S6252462 A JPS6252462 A JP S6252462A JP 61172927 A JP61172927 A JP 61172927A JP 17292786 A JP17292786 A JP 17292786A JP S6252462 A JPS6252462 A JP S6252462A
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    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/52Use of compounds or compositions for colorimetric, spectrophotometric or fluorometric investigation, e.g. use of reagent paper and including single- and multilayer analytical elements
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/805Test papers

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は支持体に貼付された疎水性バリヤーにより離隔
された試薬パッドからなる試薬試験具に関し、より詳細
には、試薬パッドとバリヤーパッドが同一の厚さを有す
るような試験具、およびそのような試験具を製造する方
法に関する。支持体上に試薬パッドとバリヤーパッドを
交互に装着することにより、使用中に試薬が相互に汚染
されるのを防ぎ、またはそれを最小限にし、さらには試
薬パッドの損傷をも最小限にする。
分析化学の技術は、それが初期の未開拓の科学分野とし
て出現して以来大きな進歩を遂げ、種々の問題を解決す
るために益々複雑な分析方法と器具が要求されている。
同様に、医療業は分析化学の成長を促進し、分析結果を
得るに際して高い精度と速さの双方がなくてはならない
ものになっている。
医療業の需要と同様に、醸造産業や化学製造業などの他
の発展しつつある技術の需要も満たすために、いわゆる
゛′浸漬−読取り″型試薬試験具をはじめとする無数の
分析手法、組成物ならびに装置が発達してきている。試
薬試験具は、その比較的低いコストと、扱い易さと、結
果が出る速さのゆえに、多くの分析用途、特に生物学的
流体の化学分析に広く用いられている。たとえば医学に
おいては、種々の生理学的機能は試薬片の試験具を単に
尿や血液等の身体からの流体に浸して、試験具から反射
し、またはこれに吸収された光の色の変化またはその量
の変化等の検知可能な反応を観察するすだけでモニター
できる。
身体の流体組成物を検出するための゛′浸漬−読取り″
型試験具の多くは、定量的、少なくとも半定量的測定が
可能である。したがって、一定時間後の反応を測定する
ことによって、分析者は試験試料中の特定の成分の存在
を明確に知ることができるばかりでなく、その成分がど
れだけ存在しているかを推定することもできる。そのよ
うな試験具によって、医師には、軽便な診断具と同時に
、疾病または身体の不調の程度を計る能力が与えられる
ことになる。
現在用いられているそのような試験具の実例となるもの
としては、マイルス・ラボラトリ−社エイムス・デヴイ
ジョンより入手可能な、CLINISTIX、MULT
ISTIX、KETO8TIX、N−MULTISTI
X、DIASTIX。
DEXTRO3TIX、等の商標名の製品がおる。
これらの試験具は、通常、吸収紙等の一または二双上の
キャリヤーマトリックスからなり、その中に、特殊な試
黍試料成分の存在下に検知可能な反応(例えば色変化)
を示す特定の試薬ないし反応体システムを含有せしめて
いる。特定のマトリックスに含有させた反応体システム
に応じて、これらの試験具によってグルコース、ケトン
体、ビリルビン、ウロビノーゲン、潜血、亜硝酸塩およ
びその他の物質の有無を検知することができる。試験具
を試料に接触せしめたのちの一定の時間帯内に観測され
る色′a度の特殊な変化は、その試料中における特定の
成分の存在および/またはその濃度を示す。これら試験
具とその試薬システムのいくつかは米国特許第3,12
3,443号、第3゜212.855号および第3.8
.14,668号に記載されている。
このように、試薬試験具は二双上の試薬保持キャリヤー
マトリックスを有し、それぞれの試薬保持キャリヤーマ
トリックスが流体試料中の特定の成分を検知することが
できるのが通例でおる。例′えば、ある試薬試験具は、
尿中のグルコースに反応を示す試薬保持キャリヤーマト
リックス、および、このグルコースに反応するマトリッ
クスに一定間隔をおいて隣接し、アセト酢酸エチルのよ
うなケトン類に反応を示すマトリックスから成っている
。この様な製品はマイルス・ラボラトリ−社エイムス・
デヴイジョンからKETO−DIASTIXなる商標名
で市販されている。別の試薬試験具で、マイルス・ラボ
ラトリ−社エイムス・デヴイジョンから市販されている
N−MULTISTIXなるものは、pH1蛋白質、グ
ルコース、ケトン類、ビリルビン、潜血、亜硝酸塩およ
びウロビリノーゲンの分析測定を行なう8種の試薬を隣
接させて組込んだマトリックスから威っている。
これらのような複合型の試薬試験具には、明白な、経験
的に証明された利点があるにもかかわらず、誤った用い
方により誤った情報をもたらすことがありうる。これら
の複合型分析器具は複雑な化学的、触媒的システムから
成り、それぞれの試薬マトリックスはその特定の分析物
に反応を示す独特の反応システムを有している。したが
って、試薬試験具が誤用されると、薬品が、分析しよう
とする流体試料によって、試薬試験具申の或マトリック
スから他のマトリックスへ運ばれることが必りうる。そ
のようなことが生じると、或キャリヤーマトリックスか
らの試薬が、それに接触する他のマトリックスを妨害す
ることがありうる。試薬試験具の業界においては、この
ような問題をいかに少なくするかについての詳細な指示
、すなわち、過剰な流体の吸取りにより試薬試験具を正
しく操作するための指導を与えているのが普通であるに
もかかわらず、そのような指示を無視したり、それに無
関心であったりすることにより、試薬が或マトリックス
から他のマトリックスへあふれてしまうことがある。相
互汚染は間違った結果をもたらす。本発明が主にめざす
ところは、この″あふれ(ランオーバー)″問題を回避
することである。
ランオーバーを取除くことは長年の要望であり、広範な
研究努力を積重ねたた結果、本発明はこの問題を極めて
有効に解決するものである。また、本発明は、試薬パッ
ドの保存ならびに使用中の磨耗によって生じる損傷を少
なくするものである。
特許文献においては、このランオバー削減のための無数
の試みがいかに多くなされているかを見ることができ、
主に二つの基本概念に重点が向けられている。即ち、試
薬試験具の試薬保持層の下に配置された吸収層によって
ランオーバーを吸収すること、および、一定間隔をおい
たマトリックスの間に疎水性のバリヤーを設けることで
ある。
前者は一応の成功を得ているが、後者は未だそのように
はなっていない。
多層型の試薬試験具について、米国特許状筒4゜160
.008号には試薬組成物を含有する複数のキレリヤー
マトリックスに、試料不浸透性バリヤ一層により離隔さ
れた吸収性下部層を設けて成る試験具が記載されている
。それぞれのマトリックスは、したがって、バリヤ一層
がマトリックスと吸収性下部層の間に配置されて成る積
層複合材の上部層を形成し、その複合材はプラスチック
製支持体のような適当な支持体に固定されている。
この試験具を流体試料に浸漬させると、ほかの場合なら
或マトリックスから他のマトリックスへとあふれるであ
ろう一部の試料は、その大部分が、露出した側面を通し
て後者の下部層に吸収されるとともに、複合材のバリヤ
一層は、吸収されたランオーバーが上部の試薬層に達す
るのを防ぐ。
米国特許状筒4,301,115号には、複数個の、一
定間隔をおいた試薬マトリックスが固定された疎水性バ
リヤ一層で被覆された支持体部材から成る試験具が記載
され、かつクレームされている。この方法は、多重式試
薬試験具の隣接した試薬域間における相互汚染を実質的
に除去するが、疎水性の材料を、試薬試験具の支持体部
材に取付けるという余分な手順を踏む必要がおる。
試薬マトリックス間におけるバリヤーおよび/またはバ
リヤー材に関しては、特許文献は多くのことを教示して
おり、すくなくとも理論上はランオーバー問題を克服す
るかのように見える。
米国特許状筒3,418,083号には、ワックス、油
、あるいはそれらと同様の″疎水性″薬剤で処理した指
示薬含浸吸収キャリヤーマトリックスが開示されている
。そこには、血液試料をその試薬試験具上に置いたとき
に、無色の液体組成寝のみがそれを透過し、蛋白質の着
色した血液成分は、その表面に残り、そこで取除かれる
、ということが述べられている。したがってそこには、
分析物(分析対象物)を含んでいる液体部分は試薬マト
リックスのパッドを透過し、着色妨害は防止されること
が教示されている。
更に他の特許文献として、米国特許第3.00走 1.915には、−以上の試料成分ごとに一定間隔をお
いた試薬含浸試験域を有する吸収紙試薬試験具であって
、それぞれの試験域が非吸収性バリヤ一部によって他の
試薬含浸試験域と離隔されているものが記載されている
。このバリヤーは、ポリスチレン、ロジン、パラフィン
および種々のセルロースエステル等の材料を紙片に含浸
させることによって設けられている。この文献によれば
、試験片は、紙片の一部に感グルコース性試薬システム
を含浸ざぜることによって得られる。乾燥時、−または
それ以上のバリヤー材料を含む溶液が感グルコース性部
位に隣接する紙に用いられる。更に乾燥の後、懸張白質
性試薬システムが用いられ、この操作が繰返されて、試
薬とバリヤー溶液の塗布と、中間の乾燥工程とが交互に
行なわれる。
更に先特許である米国特許第2,129,754@には
、濾紙にパラフィンワックスを含浸させることによって
一定の試薬域を非含浸状態にし、これらの試薬域を特定
の分析物の指示薬システムで処理することが記載されて
いる。
米国特許状用3.006,735@では、試薬試験具に
おける各試薬域間にバリヤー材を含浸させる考え方を一
歩前進させて、水の硬度の、異なった度数に反応する試
薬域を連続して設けている。
油、ワックス、シリコーンおよび印刷ワニス等の撥水剤
をこれらの試薬試験域の間に含浸させている。先の二つ
の特許と同様に、この引用例は、試薬とバリヤー材とを
一様に試験具に沿って逐次含浸させた紙またはそれと同
様の吸収性材料に限定される。
ランオーバーの除去を考慮したこれら文献によって説か
れてはいるものの、問題点が以前として存在していると
いう事実は残っている。米国特許状用4,160,00
8号および第4,301゜115号に開示されている手
法は、このランオーバー問題の除去に最も関連が深い。
ワックス、油、シリコーンおよびそれと同様の材料を用
いる従来の試みでは、臨床上有意義な程度までにランオ
ーバーを取除いてはいない。また、多少の進歩があった
としても、そのような試みにつきものの重大な欠点によ
り相殺されてしまう程度のものである。例えば、疎水性
の材料を試薬域の隙間にのみ用いることは、特に現在の
、浸漬−読取り型試験具を製造する技術と比べたとぎ、
技術的な問題点が生じる。この隙間方式により、明らか
に余剰なステップが必要とされるのに加えて、疎水性材
料のいくつかが試薬域と重複して、それにより試薬試験
具の最も重要な目的が妨害されてしまう恐れがある。そ
の上、従来技術で教示されている物質には一接着のため
に適した表面をもたらすものは何もない。
上記の各欠点がとうてい許されないほどのものではない
にしても、従来の粗水性物質は、ランオーバーをふせぐ
のに必要な疎水性の度合が不足している。それらによっ
ては、必要な疎水性を実現するための十分な接触角は与
えられないし、それらを支持体表面上に直接塗布する場
合、吸収性マトリックスか試薬それ自体のいずれかを結
合させるために適した表面も与えられない。
従来の、試験片の各試薬域の間に″バリヤー″を設けよ
うとする努力と異なり、本発明は、試験片の酸部分に含
浸または被覆を行なうことによってバリヤー域を設けよ
うとするものではない。事実、本発明のバリヤー材は試
薬パッドを形成するのに用いられる材料とは全く異なる
タイプのものから作ることができる。いずれにしても、
本発明の試験具のように構成することによって、バリヤ
ー材をすべて疎水性材料で作るか、あるいは、試験具を
形成するまえに疎水性の配合剤で十分に飽和させ、それ
によりバリヤー材が酸試薬パッドから他の試薬パッドへ
の通路となる可能性を防ぐことができる。
本発明により、多重式試薬試験具マトリックスの隣接す
る試薬域間の相互汚染がなくなる。この結果は真に議論
の余地のないものであって、この問題を解決することに
より成し遂げられた成功が意味するところのものは、米
国特許状用4,301.115号に開示されている疎水
性バリヤ一層の用途の改良である。更に、本発明は、最
終製品の外観が結果的に優れるという利点を有する。即
ち、試薬試験具の表面が平滑で、各試薬パッド間に影が
できないこと;試薬試験具はよりパ剛い″ので、高さの
偏差による器具読取りの偏差が減少することによって試
薬試験具がより使い易く、かつ、より正確になること;
バリヤーパッドが試薬パッドと同じ高さなので、運搬中
の各試薬域間の磨耗が実質的に減少するとともに、使用
中の試薬パッド域の損傷が著しく減少する。
本発明の目的は、試薬試験具上のそれぞれの試薬パッド
の間に疎水性バリヤーを挿入することによってランオー
バー問題を除くことにある。
本発明の他の目的は、各試薬パッドの間に、これらと同
じ高さのバリヤー域を挿入することによって、使用中の
試薬パッドの損傷を少なくすることにある。
本発明の更に他の目的は、試薬パッド間に挿入されたバ
リヤー材を有する試薬試験片であって、当該バリヤー材
が試薬パッドとは異なる材料で構成され、バリヤー材が
試薬パッド間のランオーバーを効果的に除くような試薬
試験片を提供することにある。
本発明によれば、多重試薬パッドからなる試薬試験具は
、それぞれの試薬パッドを離隔する個々の疎水性バリヤ
ーパッドで形成され、このバリヤーパッドは、保存なら
びに使用中の磨耗其他の損傷から試薬パッドが保護され
るように、各試薬パッドと同じ高さに保たれている。本
発明の試験具は、支持体を、湾曲状態から解除されたと
きに試薬パッドとバリヤーパッドとの間に間隙ないしは
空間がなくなるような凸面状態に保ちながら、試薬パッ
ドと疎水性バリヤーパッドを支持体に個々に積層させる
ことにより、好ましい手順にしたがって形成することが
できる。
本発明の他の更なる目的、利点および特徴が当業者に明
らかになるように、以下、添附の図面に依拠しつつ、本
発明の詳細な説明する。
本発明によれば、試薬試験具は、試薬パッドとバリヤー
パッドを、それらパッド間に空隙が無く、かつそれらパ
ッドの全てが同一の高さになるように交互に支持体に貼
付させることによって作製される。
図面に関し、第1図は本発明にしたがって作製された試
験具10を示す。試薬試験具10は、バリヤーパッド1
7.18により離隔された3個の試薬パッド13.14
.15を有する支持体からなる。ざらに、バリヤーパッ
ド19が試験具10の端部にあり、もう一つのバリヤー
パッド20が、試薬パッド15の、バリヤーパッド18
より反対側にある。試薬パッド13〜15およびバリヤ
ーパッド17〜20は、それぞれのパッドを支持体12
へ接合する糊または接着剤22〜28によって、支持体
12へ個々に接着される。
得られた試験具により、試薬パッド間にバリヤーパッド
を有しない従来の試験具よりも剛性のある、より硬質の
試験具が提供されることがわかるであろう。この特徴が
、試験具を反射率の値を調べる器具類へ供することを容
易にし、かつ、試験具の全体的な外観と精度の向上に貢
献するのである。試験具の上面は平坦であるので、各試
薬パッドの端部にははっきりした境界線が見えないし、
いかなる影も存在しない。そのうえ、表面が平坦である
ことは、瓶や容器の中での保存中、運搬中および使用に
際して試薬パッドが磨耗するのを最小限にするという点
で有利である。従来の試験具では、試薬パッドが支持体
表面の上方に出ているので、保存や運搬中に試薬パッド
が磨耗にさらされ、このパッドの露出端が他のパッドや
、分析中に用いられる器具類に触れたときに、試薬パッ
ドに圧力がかかる。たとえ、従来の試薬試験具において
試薬パッドが完全に破損したりしないとしても、試薬パ
ッドの表面が僅かに変形しただけで、反射率の機器読取
りにおいて実質的な歪みが生じうるのであるから、試薬
パッドの表面や端部の変形や状態変化をもたらすいかな
る接触も最小限にするのは重要なことである。
試薬パッドを離隔するバリヤーパッドは、これを形成し
て貼付する手順が、バリヤーパッドに用いられる全ての
材料が疎水性になるように行なわれるので、試薬試験パ
ッド間に配置される従来のパバリャー″よりもはるかに
効果的でありうる。
好ましくは、バリヤーパッドは試薬パッドとはまったく
異なる材料で形成される。このようにして、含浸試薬パ
ッドと含浸バリヤーパッド域の双方に同一の材料を用い
ようとする試みに付随する諸問題が回避される。その諸
問題の一つには、疎水性バリヤー材の実質的な含浸を達
成し、その含浸をバリヤーパッド域に限定させて、含浸
試薬間における妨害がないようにしようという試みの問
題が含まれる。過去においては、なんらかの含浸を達成
するために、親水性の材料をバリヤー材として用いるこ
とがしばしば必要であった。
また、本発明により、試薬試験具に記号その他の名称を
印刷したり、試薬パッドに隣接するバリヤーパッドに゛
背景色″をつけたりしやすくもなり、それら記号や色に
よって、得られる試薬試験具を正確に使用することが容
易になる。
第2図は第1図の試薬試験具の好ましい形成方法を示す
。試薬パッドとバリヤーパッドは互いに、その中間に隙
間がないように隣接させることが重要であり、また、試
薬パッドとバリヤーパッドは分離して貼付されなければ
ならないので、順次または同時に支持体12を僅かに湾
曲させて凸面を形成せしめることにより、これらの試薬
パッドとバリヤーパッドを、可撓性支持体12が凸面状
態から解放されたときに試薬パッドとバリヤーパッドの
上端部がそれらの間に空隙が残らないような状態で互い
に隣接して貼付することが容易になる。
支持体12は、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエ
チレン、ポリカーボネート等をはじめとする適当な材料
で形成することができる。好ましくは、支持体12は、
上記の方法にしたがって作製しやすいように、可撓性の
あるものである。具体的には、試験具10は、支持体1
2の一端30が、分析しようとする試験流体に試験具を
浸漬または接触させるときの取手として用いることがで
きるような、伸長した支持体から成るであろう。 好ま
しい材料は、ダウ・ケミカル社製のポリスチレンである
トライサイト(Trycite>でおる。
試薬パッドとバリヤーパッドを支持体12に接合するの
に用いる糊または接着剤材料は、これらパッドを支持体
に結合させ、異なった材料同士を容易に接着させること
ができるような適当な材料であればよい。好ましくは、
スリーエム社製のダブルスチック(Doub l e−
3t i ck) で知られる両面接着テープである。
試薬パッド13.14.15は適当な材料で形成するこ
とができる。米国特許状筒3,846,247号には、
フェルト、多孔性セラミック材料、および、ガラス繊維
織布またはガラスマットを用いることが教示されている
。更に、米国特許状筒3゜552.928号には、木、
布、スポンジ材料および粘土質物質を用いることが教示
されている。
また、キャリヤーマトリックス材料としてガラス繊維フ
ェルトに合成樹脂フリースを用いることが英国特許第1
,369,139号に提案されている。別の英国特許第
1,349,623号には、細いフィラメントの光透過
性メツシュワークを下地のペーパーマトリックスのカバ
ーとして用いることが提案されている。仏画特許第2,
170゜397号にはポリアミド繊維が教示されている
しかし、これらに種々教示されてはいるものの、従来、
試薬パッド用のキャリヤーマトリックスとして圧倒的に
用いられている材料であって本発明で特に有用なものは
、濾紙のような吸収性の紙および多孔質の疎水性フィル
ムである。試薬パッドは、通常、試薬パッドを接着剤を
用いて支持体に接合するまえに試薬を含浸させる。自明
のことながら、試薬パッド13.14.15に含浸させ
るのに用いられる試薬は異なったものでよいし、またそ
れが普通である。
バリヤー域の幅は自明のことながら変動しうる。
バリヤー域の有効性のために、これらバリヤーパッドが
試薬パッド13〜15と同じ幅である必要はない。これ
により、試薬パッドの数は、自明のことながら1から1
0またはそれ以上にすることができるのであるから、一
つの試薬試験具の上に多数の試薬パッドをのせることが
容易になる。具体的には、試薬試験具は8X0.5cm
の寸法になり、この大きさは変動できるのであるが、い
くつかの検定を同時に取扱い実行するときにかかわる実
際的な観点からすると、試薬パッドの数の上限は自づと
決まり、それは特定の試験具に実際に含ませることがで
きる数である。
バリヤーパッドに用いられる材料ば試薬パッドに用いら
れるものと同一でよいが、通常はそうではない。バリヤ
ーパッドには、ワックス類、シリコーン材料等をはじめ
とする適当な材料を含浸させてよい。本発明に特に有用
なワックス類は熱可塑性で、撥水性で、組織がなめらか
で、非毒性で、かつ、不快な臭いや色のないものである
。用いることができるワックス類の主なものとして、動
物蝋、蜜蝋、鯨蝋、ラノリン、セラックワックス等の天
然蝋:カルナバ、カンデリラ、ベイベリ、サトウキビ等
の植物蝋:オゾケライト、モンタン、モンタンなどの化
石蝋または土蝋:およびパラフィン、ミクロクリスタリ
ンワックス、ペトロラタム等の石油蝋:ならびにカルボ
ワックス(Carbowax)などのエチレン重合体や
ポリオールエステル類、ソルビトール、へロワックス(
Halowax)などの塩素化ナフタレン等の合成ワッ
クスおよびその他の炭化水素蝋が挙げられる。
好ましいワックスは、ミシガン州、カラマゾーのH,B
、フラー社製のWWO404で、それは次の特性を有し
ている: 融点(ASTM  D127)82℃±4%
、疎水性、不活性、曲げ性、および乾燥状態で粘着性な
し。凝固点(ASTMD938)は76℃±4%、粘度
(B型サーモカル)は17.5 cps、 93℃で、
色度(ASTMD1550)は1.0セイボルトである
バリヤーをバリヤーパッドに含浸させるのに用いる材料
が何であれ、本発明において重要なことは、含浸はバリ
ヤーパッドを支持体12へ貼付する前に行なわれる、即
ち、含浸はバリヤー材の全ての側から行なわれ、これに
よりバリヤーパッドに疎水性材料が完全に含浸するとい
うことである。
従来の試験具、特に、塗布材料または含浸材料を材料の
表面に塗ることによって、特定の試薬域とバリヤー域を
同じ材料で作製しようすることが試みられていた紙材料
に伴なう諸問題のうちの一つは、隣接域間の境界線の鮮
明な線を得るようにコントロールするのが困難なことで
あった。また、含浸させようとする材料に、望ましい含
浸材料を均一に含浸させるのを確実にするのも困難であ
った。バリヤーパッドは、それが試験具の支持体に結合
されて最終的に試験片を形成するまえに完全に含浸させ
られるので、すべてのバリヤーパッドが疎水性である。
好ましい態様において、このバリヤーパッドは、疎水性
の、非多孔質で非吸収性の材料で、試薬マトリックス域
を形成するのに具体的に用いられる親水性材料とは性質
が全く異なるもので形成される。好ましい材料としては
、ポリスチレン、ポリエステル、ポリ弗化ビニル、およ
びシリカ粒子含有アクリル系共重合体が挙げられる。
バリヤーパッド19.20の幅は特に限定されないが、
これらのパッドが存在することが試薬パッド13.14
それぞれに対する磨耗や損傷を防ぐことに資するのであ
る。
上記かられかるように、本発明は、自明な、システムに
固有の他の利点とともに前記のすべての目的を達成する
のに十分適している。例えば、本発明は、便利である、
簡単でおる、比較的低価格である、ポジティブである、
効果的である、耐久性がある、正確度が高いおよび作用
が直接的である点において優れている。また、本発明は
、多重式試薬試験具において長年にわたって問題視され
てきたランオーバーにかかわる諸問題を実質的に克服す
るものである。試験片は、それがより剛であるゆえに最
小限の曲率を有し、その曲率が最小限であることにより
、目視読取りと器具読取りの双方がより扱い易くなる。
全てのパッドの高さが同一であることにより、試験シス
テムの検定信頼度がより高まり、読取りに際しての分解
能がより大きくなる。その上、試薬パッドのいかなる側
においても影ができず、また、試薬パッドとバリヤーパ
ッドの間における色分けが明白であることにより優れた
外観がもたらされるので、外観の点でも改良が見られた
。本発明の非常に重要な特徴は、バリヤーパッドが試薬
パッドを保護するのに役立つので、保存や運搬中に試薬
パッドが損傷をうけるのを最小限にしたことである。全
てのパッドの高さが均一であることはまた、試薬パッド
を読みやすくするために適当なバックグラウンドやネガ
カラーや記号をバリヤーパッド上に用いるのが可能にな
ることにより、改善された目視読出しを容易にする。 
自明のことながら、以上に述べた通りの発明について、
その精神と範囲から逸脱することなく、他の多くの変種
ならびに変法が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る試験具の概略断面図、および、第
2図は本発明に係る試験具の概略図で、試薬パッドとバ
リヤーパッドを支持体に貼付するための好ましい方法を
示す。 、10 FIG、2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体の一方の面に一定の間隔をおいて貼付された
    複数個の試薬キャリヤーマトリックスから成り、当該試
    薬キャリヤーマトリックスと同一の高さを有する疎水性
    バリヤーパッドが、支持体の同一面において各試薬キャ
    リヤーマトリックスの間に、かつ、各試薬キャリヤーマ
    トリックスに隣接して貼付され、それにより試薬キャリ
    ヤーマトリックスを磨耗から保護し、かつ、間隔をおい
    て近接するキャリヤーマトリックス間の液あふれを防止
    することを特徴とする試薬試験具。 2、試薬キャリヤーマトリックスとバリヤーパッドが接
    着剤によって支持体に貼付された特許請求の範囲第1項
    に記載の試薬試験具。 3、試薬キャリヤーマトリックスが濾紙である特許請求
    の範囲第1項に記載の試薬試験具。 4、試薬キャリヤーマトリックスが多孔性の親水性フィ
    ルムである特許請求の範囲第1項に記載の試薬試験具。 5、支持体がポリスチレン製である特許請求の範囲第1
    項に記載の試薬試験具。 6、支持体がポリ塩化ビニル製である特許請求の範囲第
    1項に記載の試薬試験具。 7、バリヤーパッドがポリスチレン製である特許請求の
    範囲第1項に記載の試薬試験具。 8、バリヤーパッドがシリカ含有アクリル重合体である
    特許請求の範囲第1項に記載の試薬試験具。 9、支持体に貼付した複数個の試薬キャリヤーマトリッ
    クスと、隣接する試薬キャリヤーマトリックスおよび個
    々に間隔をおいて近接するキャリヤーマトリックスと同
    一の高さを有するバリヤーパッドから成る試薬試験片を
    製造する方法において、支持体用材料を湾曲させて凸面
    を形成せしめた後、たがいに隣接する試薬キャリヤーマ
    トリックスとバリヤーパッドを支持体の当該凸面上に貼
    付し、次いで当該支持体を元の非凸面状態に復帰させる
    ことによって、隣接する試薬キャリヤーマトリックスと
    バリヤーパッドを有する試験具を製造する方法。
JP61172927A 1985-08-30 1986-07-24 疎水性バリヤ−含有試薬試験具及びその製法 Granted JPS6252462A (ja)

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