JPS625184A - 横加速度検出装置 - Google Patents

横加速度検出装置

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JPS625184A
JPS625184A JP14383985A JP14383985A JPS625184A JP S625184 A JPS625184 A JP S625184A JP 14383985 A JP14383985 A JP 14383985A JP 14383985 A JP14383985 A JP 14383985A JP S625184 A JPS625184 A JP S625184A
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acceleration
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vehicle
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acceleration sensor
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JP14383985A
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Taketoshi Kawabe
川辺 武俊
Takeshi Ito
健 伊藤
Kenichi Tanaka
兼一 田中
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両における横加速度を、ロール運動によ
る影響を排除し゛C1正確に検出できるようにした横加
速度検出装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、車両の操安性や乗心地の改善等を行うために、マ
イク四コンピュータ等の制御回路を用いて、運動特性を
解析し゛C1サスペンションやステアリング系の制御を
行う技術が言々提案されている。
このような車両の運動特性の解析を行うのに用いられる
運動変数のひとつに、車両の横加速度がある。
従来、この横加速度を検出する方法として、第5図に示
すように、車両のバネ上2に、重心4の真上に位置する
ように加速度センサ1を取付け、車軸5に平行な方向の
加速度、すなわち t?、?加速度αを検出する方法が
一般に用いられていた。
′ (発明が解決しようとする問題点)しかしながら、
上記従来の横加速度検出装置は、車両のロール運動によ
る影響を考慮していないため、その検出値には誤差が生
じていた。
すなわち、車両が旋回運動をする場合には、バネ下3の
上でバネ上2がロールするた・め、バネ上2に設けられ
ている加速度センサ1の感知方向がロール角φだけ傾く
ことになる。
すると、このときの加速度センサlで検出される加速度
(以下「加速度検出値」とする)α8は、真の横加速度
α(Y軸方向に生じる加速度であり、α−F/M、 但
t、、Fはコーナリングフォース、Mは車両質量である
)の分力成分αCOSφに加え、重力加速度gの分力成
分gsinφが含まれる直になってしまう。すなわち、 α8−αCO8φ+gsinφ 叩・・・・・・曲・曲
・・(1)である。
ここで、ロール角φは、大きくても5°円度と小さな角
度であるため、Cosφ”’ 1 、Sinφシφトす
れば、上記(1)式は、 α8ごα+gφ   ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・(2)と表わせる。
すなわち、加速度センサ1で得られる加速度検出値α8
は、真の横加速度成分に、車両のロール運動に伴う重力
加速度の分力成分gφが混入した直になり、正確な値で
あるとは言えない。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本発明は、車両バネ上の
所定位置に取付けられて、車軸に平行な方向に生じる加
速度を検出する加速度センサと、該加速度センサから得
られる加速度検出値から、車両のロール運動に伴って前
記加速度検出値に混入する重力加速度の分力成分を除去
する混入成分除去手段とを備えるものである。
(作用) 上記加速度センサで得られる加速度センサは、前記(2
)式で示されるように、重力加速度の分力成分が混入し
ているため、上記混入成分除去手段により、この重力加
速度の分力成分を除去することにより、正曙な横加速度
の検出が行える。
(実施例) 本発明の第1実施例を第1図に示す。
加速度センサ1は、前記従来例と同様に、第5図に示さ
れる如く、車両のバネ上2の・重心4の真上立遣に取付
けられ、車軸5に平行な方向に生じる加速度を検出する
混入成分除去回路10は、ローパスフィルタ11と、乗
算器12、および乗算器12の出力を加速度センサ1の
出力から差引く減算器13とから講説されている。
上記ローパスフィルタ11の伝達特性りは、であるよう
に設計さnている。
ここで、 Ix:車両のロー、/I/皿注上注モーメント:ダンピ
ング係数 Cφ:バネ係数 Hgs:胃−ル軸と重心点の距離 M二車側質量 である。
上記式(8)は、次のようにし°C導かれたものである
車両のロール運動は、ロール角φの関数で表わすと次式
(荀のようになる。
工x〆+にφ≠+Cφφ−Hgs・M・α・・・・・・
・・・・・・・・・(4)この式(4)をラプラス変換
し゛C1前記(2)式を加えて整理すると、 となり、ローパスフィルタ11の伝達特性Lt−(5)
式の右辺で表わされる値とすれば、 φ−L(α/)  ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・(6)と書直せる(但しα8′はα8の関数である
)。
従って、上記ローパスフィルタ11に、加速度センサ1
の出力α8を入力することにより、ロール角φが得られ
ることになる。
ソシテ、このローパスフィルタ11の出力ヲ乗算器12
でg倍(gは重力加速度)すれば、乗算器12の出力は
gφになる。
よって、減算器13によって、加速度センサ1の出力と
乗算器12の出力との差を求めることにより、 C8−gφ     ・・・・・・・・・・・・・・・
・−・・・・(7)なる演算が行われることになる。こ
の演算は、前記(2)式からαを求める演算に等しいこ
とから、結果として減算器13の出力は、真の横加速度
αに相当するものになる(但し、第1図に示す回路から
は、負の値として出力される)。
第2図は、上記混入成分除去回路10の具体的回路の構
成例を示す図である。
ローパスフィルタ14は、オペアンプ15を用いたフィ
ルタ回路であり、伝達関数りは、抵抗R0〜R8と容盪
C工、C2によって表わすと、となり、これが前記式(
3)に等しくなるように各抵抗値と容量が選択されてい
る。
差動増幅器16は、前記乗算器12と減算器13の働き
を行うもので、抵抗R8と抵抗Rgの値を設定すること
で、出力に、−(C8−gφ)が得られるものである。
そして、この混入成分除去回路10は、加速度センサ1
からの加速度検出値α8を電圧君号として入力し、真の
横加速度αを反転した電圧信号として出力する。問、前
記横加速度αの反転出力は、図示しないコンピュータの
制御回踏内で更に反転させてαとし処理すればよい。
次に第8図に、本発明の第2実施例を示す。
前記第1実施例では、ロール角φを求めるのに、所定の
伝達関数を有するローパスフィルタ11を用いて、加速
度検出値α8から求める構成とした例を示したが、本実
施例は、レート積分ジャイロ21を用いて、ロール角φ
を直接に検出するようにしたものである。
そし”C1本実施例における混入成分除去回路20は、
レート積分ジャイロ21の出力を乗算器22でg倍する
ことでgφを形成し、減算器2aにおいて、C8−g=
j (−α)を求める構成になつCいる。
第4図は、本発明の第3実施例を示す図であり、本実施
例では、ロール角φを直接検出するために、超音波式ロ
ール角センサ31を用いている。
この超音波式ロール角センサ31は、対路面距爆を求め
る超音波式距離センサを、バネ上2に、車軸5に平行な
直線上に並ぶように2つ配置し、両センサで検出さnる
対路面距雅の差からロール角φを求めるものである。
そして、本実施例における混入防止除去回路30は、上
記超音波式ロール角センサ81の出力を乗算器32でg
倍し、減算器83によってC8−gφ(−α)を求める
構成になっている。
なお、上記実施例では、アナログ回路を用いた例を示し
たが、これは、例えば、加速度センサ1の出力をA/D
変換した後、デジタル量として処理する回路(マイクロ
コンピュータを含む)で実現することも可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明は、車両のバネ上の
所定位置に加速度センサを取付けて、車軸に平行な方向
に生じる加速度を検出するとともに、この加速度センサ
から得られる加速度検出値から、車両のロール運動に伴
って前記加速度検出値に混入する重力加速度の分力成分
を除去するようにしたことによって、車両のロール運動
の影響を受けずに、常に正確な横加速度を検出すること
が可能になる。
また、本発明の横加速度検出装置を、車両の運動特性の
解析等を行う制御装置等の検出器として適用することに
より、制?A精度をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の構成図、第2図は第1図
中の混入成分除去回路の具体的構成を示す回路図、 第8図は本発明の第2実施例の構成図、第4図は本発明
の第3実施例の構成図、第5図は加速度センサの取付は
位置と車両のロール時に生じる力を示す模式図である。 1・・・加速度センサ    2・・・バネ上。 4・・・重心        5・・・車軸10.20
.30・・・混入成分除去回路11.14・・・ローパ
スフィルタ 12.22.32・・・乗3!器    13,23,
3a・・・減算器16・・・差動槽、@器      
α8・・・加速度センサα・・・(真の)横加速度  
g・・・重力加速度φ・・・ロール角 第1図 第2図 p彎 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両バネ上の所定位置に取付けられて、車軸に平行
    な方向に生じる加速度を検出する加速度センサと、 該加速度センサから得られる加速度検出値から、車両の
    ロール運動に伴って前記加速度検出値に混入する重力加
    速度の分力成分を除去する混入成分除去手段とを具備す
    ることを特徴とする横加速度検出装置。 2 前記混入成分除去手段は、 前記車両のロール運動によって生じる重力加速度の分力
    成分に等価な出力を得るためのローパスフィルタと、 前記加速度センサの出力を前記ローパスフィルタに入力
    して得られる重力加速度の分力成分値を、前記加速度セ
    ンサの出力値から差引く減算器とからなることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の横加速度検出装置。
JP60143839A 1985-07-02 1985-07-02 横加速度検出装置 Expired - Lifetime JPH067135B2 (ja)

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JPH067135B2 (ja) 1994-01-26

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