JPS6250634A - 半導体圧力センサ - Google Patents

半導体圧力センサ

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Publication number
JPS6250634A
JPS6250634A JP19144585A JP19144585A JPS6250634A JP S6250634 A JPS6250634 A JP S6250634A JP 19144585 A JP19144585 A JP 19144585A JP 19144585 A JP19144585 A JP 19144585A JP S6250634 A JPS6250634 A JP S6250634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring pattern
diaphragm
thickness
thermal expansion
ratio
Prior art date
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Pending
Application number
JP19144585A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Tanigawara
谷川原 進二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
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Publication of JPS6250634A publication Critical patent/JPS6250634A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は零点温度変動の減少を図った半導体圧力セン
サに関する。
「従来の技術」 周知のように、半導体圧力センサは、Siダイヤプラム
に形成したゲージ抵抗の抵抗値の変化に基づいて圧力を
検出するしので、零点温度特性と感度温度特性の2種類
の温度特性がある。零点温度特性とは、測定圧力が零の
場合の周囲温度変化に基づく検出出力の変化特性であり
、また、感度温度特性とは、周囲温度変化に基づく検出
感度の変化特性である。そして、この発明は、特に零点
温度特性の改良に関する。
零点温度変動が発生する原因として、次の5つの原因が
考えられる。
(1)Siセンサチップ、台座、これらを接合する接着
剤の各々の熱膨張係数の差 (2)基準室内のガスの熱膨張 (3)ゲージ抵抗の不純物濃度の不均一(4)p−n接
合の逆方向リーク電流 (5)S iダイヤフラム上に形成された5iOz保護
膜およびAI配線パターンの各熱膨張係数の差以下、こ
れらの各原因について考察する。
(1)Siセンサチップ、台座、接着剤の各熱膨張係数
の間に差があると、周囲温度の変化に応じてSiセンサ
チップに熱応力が発生し、このため検出出力が変化する
。しかし、この温度変動は、台座および接着剤として、
Siとほぼ等しい熱膨張係数をもつ材料を使用したり、
あるいは、接着剤を用いず、直接Siセンサチップと台
座とを静電接着することにより、はぼ解決されている。
(2)絶対圧型センサの場合、Siダイヤフラム下部の
気密室内に、ある温度TIにおいて基皇圧力P1のガス
を封じ込め、そこを基準室としている。
この場合、周囲温度が変化すると、ボイル・シャルルの
法則にしたがって基準室内の圧力Pが次式のように変化
する。なおこの時、体積変化は無視することができる。
P=(T/T I)P 1 すなわち、周囲温度の変化に基づいて基準室内の圧力が
変化し、したがって、圧力センサの検出出力が変化する
。しかし、この温度変動は、基準室内の圧力を敗T o
rr程度にすれば、実質的に無視できる程度に小さくし
得る。
(3)4個のゲージ抵抗の不純物濃度が不均一であると
、ゲージ抵抗の温度係数が各々異なり、この結果、周囲
温度の変化に応じて検出出力が変化する。しかし、この
温度変動は、ゲージ抵抗を拡散する際の拡散源として、
イオンインプランテーションを用いたり、あるいは、4
個のゲージ抵抗を互いに近接して各ゲージ抵抗の不純物
濃度を均一にすることにより改善することができる。
(4)ゲージ抵抗とSiダイヤフラムとは、p−n接合
によって絶縁分離されているが、僅かなリーク電流が流
れる。このリーク電流は、温度の上昇と共に指数関数的
に増加し、したがって、高温で圧力センサを動作させる
場合は注意が必要である。
すなわち、高温で圧力センサを動作させると、リーク電
流が増加するため、ゲージ抵抗に流れる電流が減少し、
感度が低下する。また、4個のゲージ抵抗の各リーク電
流が、温度変化に対し不均等に変化すると、零点温度変
動が発生する。しかし、100℃以下の環境においては
、接合面積にもよるが、リーク電流がnAオーダであり
、したがって、通常の使用状態ではほとんど問題になら
ない。
以上のように、前述した零点温度変動の各原因のうち、
(1)〜(4)についてはそれぞれなんらかの解決策が
ある。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、原因の(5)については、未だ有効な解
決策がないのが現状である。
そこでこの発明は、原因の(5)に基づく零点温度変動
を解決した半導体圧力センサを提供することを目的とし
ている。
「問題点を解決するための手段」 第1図は半導体圧力センサのセンサチップの構成例を示
す断面図であり、この図において、lはSi基板、2は
Siダイヤフラム、3は拡散によって形成されたゲージ
抵抗、4はS i Ox保護膜(絶縁膜)、5はA1配
線パターンである。このA1配線パターンは、ゲージ抵
抗3をブリツノ回路に接続し、あるいは、電極パッドま
で信号を引き出すためのものである。 この図に示すよ
うに、Siダイヤフラム2の上面には5iOz保護膜4
およびAI配線パターン5が形成され、これらS i 
Oを保護膜4.AI配線パターン5およびSiダイヤフ
ラム2の各熱膨張係数が各々異なることから、周囲温度
変化に基づく検出出力の温度変動が発生する。
ところで、Si、AI、5iOt各熱膨張係数は各々、
S i + 3.4 X I O−8(’C−’)Al
 : 23.4X10″″’(’C−’)SiOx :
 o、ax l O″″8(0C−’)であり、Sin
、の熱膨張係数はSiのそれより1桁小さく、一方、A
1の熱膨張係数はSiのそれより1桁大きい。このこと
は、5iOz保護膜4の熱膨張に基づく出力変化の温度
係数と、AI配線パターン5の熱膨張に基づく出力変化
の温度係数の極性が逆になることを意味する。具体的に
は、5iO7保護膜4の熱膨張が検出出力を負方向へ変
化させ、一方、AI配線パターン5の熱膨張が検出出力
を正方向へ変化させる。また、5iOz保護膜4および
AI配線パターン5の各々が零点温度特性に与える影響
は、各膜厚およびSiダイヤフラム2上に占める面積に
応じて決まる。なお、第2図は、AI配線パターン5の
膜厚(横軸)と、温度が1℃変化した時発生する熱応力
の圧力換算値(縦袖)との関係を示す図であり、この図
は5iOz保護膜4の厚さが0.6μm、Al配線パタ
ーン5がSiダイヤフラム2上に占める面積の割合か2
6%の場合である。
以上の結果、5iOy保護膜4の面積、厚さおよびAl
配線パターン5の面積、厚さを各々適切に選べば、両者
に基づく温度変動が相殺され、前述した原因(5)に基
づく温度変動をほぼ零のすることが可能になる。
この発明は上記の点に着目してなされたもので、配線パ
ターンがダイヤフラム上に占める面積の割合または配線
パターンの厚さと絶縁膜の厚さの比を、零点温度変動が
零となる値に選択したことを特徴としている。
「実施例」 第3図は、Al配線パターン5がSiダイヤフラム2上
に占める面積を26%(一定)とし、Al膜厚/ S 
i O*膜厚 なる比を種々変化させて実験した場合における零点温度
変動量(50°Cにおける検出出力と−10℃における
検出出力との差)を示す図である。なお、この実験にお
いては、前述した原因(1)の影響を完全に除くため、
センサチップと台座の接着を行なっていない。また、原
因(3)の影響を除くため、41のゲージ抵抗の値およ
びその温度係数がほぼ等しいセンサチップを使用してい
る。 この図から明らかなように、Al配線パターン5
の占めろ面積が26%の場合は、rAI膜厚/ S r
 Oを膜厚」を約0.8とすることにより、零点温度変
動量をほぼ零とすることができる。
第4図は、rA1膜厚/ S i Oを膜厚」を一定と
し、Al配線パターン5かSiダイヤフラム2上に占め
る面積を変化させて実験した場合における零点温度変動
量(同前)を示す図である。ここで、実線L1 、L 
2 、L 3は各々、rAl膜厚/ S i Oを膜厚
」の値が6.6.3.3.0.83の場合である。この
図から明らかなように、Al配線パターン5がSiダイ
ヤフラム2上に占める面積を、 Al膜厚/ S i Oを膜厚=6.6の場合→約lO
%Ala厚/ S i Oを膜厚−3,3の場合→約1
5%At膜厚/ S iOを膜厚=0.83の場合−約
25%とすれば、零点温度変動をほぼ零とすることがで
きる。
「発明の効果」 この発明によれば、配線パターンが半導体ダイヤフラム
上に占める面積の割合、または配線パターンの厚さと絶
縁膜の厚さの比を、零点温度変動がほぼ零となる値に選
択したので、配線パターン、絶縁膜、ダイヤフラムの間
の熱膨張係数の相違に基づく零点温度変動をほぼ零とす
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は半導体圧力センサの構成例を示す断面図、第2
図はAI配線パターンの膜厚と、温度が1 ’C変化し
た時発生する熱応力の圧力換算値との関係を示す図、第
3図はAl膜厚/Sin、膜厚の値を変化させた場合に
おける零点温度変動量を示す図、第4図はA1配線パタ
ーンがダイヤプラム上に占める面積を変化させた場合に
おける零点温度変動暑木云す回で凧ス− 2・・・・・・Siダイヤフラム、3・・・・・・ゲー
ジ抵抗、4・・・・・・Sin、保護模、5・・・・・
・A1配線パターン。 第2図 Aノ賎厚(μm) 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 半導体ダイアヤラムにゲージ抵抗を形成すると共に、前
    記半導体ダイヤフラム上に絶縁膜および配線パターンを
    形成してなる半導体圧力センサにおいて、前記配線パタ
    ーンが前記半導体ダイヤフラム上に占める面積の割合ま
    たは前記配線パターンの厚さと前記絶縁膜の厚さの比を
    、零点温度変動がほぼ零となる値に選択してなる半導体
    圧力センサ。
JP19144585A 1985-08-30 1985-08-30 半導体圧力センサ Pending JPS6250634A (ja)

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JP19144585A JPS6250634A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 半導体圧力センサ

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JP19144585A JPS6250634A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 半導体圧力センサ

Publications (1)

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JPS6250634A true JPS6250634A (ja) 1987-03-05

Family

ID=16274737

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JP19144585A Pending JPS6250634A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 半導体圧力センサ

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JP (1) JPS6250634A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0476429A (ja) * 1990-07-18 1992-03-11 Mitsubishi Electric Corp 半導体圧力センサ
JP2014119426A (ja) * 2012-12-19 2014-06-30 Denso Corp 物理量センサ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0476429A (ja) * 1990-07-18 1992-03-11 Mitsubishi Electric Corp 半導体圧力センサ
JP2014119426A (ja) * 2012-12-19 2014-06-30 Denso Corp 物理量センサ

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